JP2007057274A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 極めて省電力表示ができて、アナログ指針の稼動範囲に表示パネルの表示機能の自由度が連動して視認性・利便性が高い計測表示が行える電子機器。
【解決手段】 アナログ指針12を備えるとともに、このアナログ指針12の背面に配置され針移動量を示す目盛を表示する表示パネル14を備える。アナログ指針12は、被測定物に応じて稼動範囲を設定可能な構成であり、表示パネル14は、表示保持性を有する表示パネルで構成される。この表示保持性を有する表示パネル14は、前記アナログ指針の稼動範囲に連動した少なくとも目盛表示を含む一の表示態様の表示を行う構成であり、特に、原点検出ができて表示下限及び表示上限を任意に調整できる構造を有し被測定物に応じて稼動範囲を設定可能な構成とした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、指針対象に応じて稼動範囲を設定可能であるアナログ指針を備えるとともに、針移動量を示す目盛を前記アナログ指針の稼動範囲に対応して表示する表示パネルを備える電子機器に関する。
従来、指針対象に応じて稼動範囲を設定可能であるアナログ指針を備えるとともに、このアナログ指針の背面または前面に配置され前記アナログ指針の稼動範囲に対応する針移動量を示す目盛を表示する表示パネル(例えば車載用速度メータのメータパネルあるいは時計の文字板)を備える電子機器は、表示パネルが単なるパネル材の表面に目盛を印刷したものであり、専用設計であったので、好みの表示形態を選ぶことは制限されていた。しかも多機能の指針計、例えば被測定物に応じて稼動範囲を設定可能であるアナログ指針を有し、抵抗と電流と電圧の3種類の値を一台で計測できるマルチテスタやその類の電子機器では、1つの針で表示パネルに針が同一に振れる範囲に例えば10mA、100mA、1Aといった目盛と最大値等が多重に印刷されていて、計測に際し、針は多重のインデックス目盛を指し示すから、測定者は沢山の目盛の中から必要な目盛を選択して指し示している量を読み取る必要があるので、本来の目的以外の負担になる。
また従来、例えば目盛表示が印刷されてなる指針式テスタの表示パネルにあっては、インデックス目盛、並びにその属性の線の太さや付随するフォントの種類やサイズ等の表示形態が固定されており、また電流(A),電圧(V),重量(Kg)等の測定単位、並びにその位置,サイズ,文字の表示形態が固定されており、さらに表示パネルの色が固定されていた。
そこで、指針と表示保持性を有する表示器とを組み合わせ必要なときにのみ整列されたインデックスや表示文字、記号やピクチャーワードを表示・非表示できるように選択可能な機能を有する車載表示装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−233093号公報
しかしながら、特許文献1に記載された車載表示装置は、セグメント形状の表示、非表示のみを制御するのであって、視認性の良い表示形態に変更できないという問題点がある。また、指針は予め決められた範囲を稼動するだけであるから目盛の位置も固定である。
本発明の目的は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、アナログ指針の稼動範囲の自由度とその稼動範囲での表示パネルの表示機能の自由度を融合させ視認性・利便性が高く、省電力が図れる計測表示が行える電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、アナログ指針を備えるとともに、このアナログ指針の背面または前面に配置され前記アナログ指針の移動量を示す目盛を表示する表示パネルを備える電子機器において、前記表示パネルは、全部または一部を表示保持性を有する表示パネルで構成され、少なくとも目盛表示を含む一の表示態様を変更可能に表示する構成であることを特徴とする。
上記構成において、前記表示パネルが目盛ピッチの変更を伴って表示態様を変更する場合、それに応じて前記アナログ指針が回動ピッチを変更する構成とするのが好ましい。
この構成によれば、アナログ指針の稼動の自由度とその稼動範囲での表示パネルの表示機能の自由度を融合させることが可能となり、ユーザの要望に沿った表示が行えて、視認性・利便性が著しく向上する。
この構成によれば表示保持性を有する表示パネルには、例えば、テスタに適用した場合、従来のように0mA〜10mA、0mA〜100mA、0mA〜1Aまでの3段階のインデックス目盛を並列に同時表示するのではなくて、選択した測定レンジと前記アナログ指針の稼動範囲に連動したひとつの表示態様のみを表示をすることで、視認性・利便性が高い計測表示が行える。また時計に適用した場合、表示保持性を有する表示パネルで表示する略字の配列を、例えば12時間表示から24時間表示に、さらに24時間表示から不等ピッチ24時間表示に、フレキシブルに変更表示することができ、その目盛表示のピッチに応じて、指針の回動ピッチを連動させることで多様な表示態様が実現できる。
さらに、この構成によれば、前記表示パネルの表示範囲を全部または一部としているが、たとえば前記表示パネルの全部で構成した場合は表示面積が極めて大きくなるが、この表示パネルは表示保持性を有するためダイナミック駆動する必要がないから極めて省電力となる。
上記構成において、前記アナログ指針を、前記表示パネルに表示される時刻表示を指し示す場合は時刻表示針とすることができる。その際前記表示パネルに表示される時間目盛または暦目盛のピッチが変更する場合、それに応じて前記アナログ指針の回動ピッチを変更する構成であることが一層望ましい。
目盛の間隔やサイズについての視認性は人それぞれに相違しているので、目盛の間隔やサイズを任意に変えられる表示機能を備えていると、測定者が、好みの目盛の間隔やサイズを選択できることが可能となり視認性・利便性が向上する。
また、上記構成において、前記アナログ指針を、前記表示パネルに表示される測定量表示目盛における測定値を指し示す場合は測定値表示針とすることができる。
その応用として例えば、
前記表示パネルが、規格範囲を有する被測定対象の規格範囲の下限または上限、あるいはユーザが定める特定値が前記アナログ指針の上方回動位置となるように目盛表示可能に構成し、前記アナログ指針は、前記その目盛表示に応じて回動ピッチを変更する構成とする、また前記表示パネルは、前記アナログ指針の振れのピーク値が水平回動位置または上方回動位置となるように目盛表示可能に構成し、前記アナログ指針は、前記その目盛表示に応じて回動ピッチを変更する構成とする。
また前記表示パネルは、前記アナログ指針の水平回動位置を表示下限とする選択と、上方回動位置をピーク値あるいは規格上限とする選択と、のいずれか一を選択できるように目盛表示可能に構成し、前記アナログ指針は、前記その目盛表示に応じて回動ピッチを変更する構成とする。
前記表示保持性を有する表示パネルは、表示態様を設定できる表示内容設定画面が表示できるようになっており、この画面への入力を通じて表示態様を任意に設定可能であるように構成され、前記アナログ指針は、前記その目盛表示に応じて回動ピッチを変更する構成とすることができる。またその表示内容設定画面にて回動ピッチを設定変更可能とすることもできる。
前記アナログ指針は、基準点を検出できて稼動範囲を任意に調整できる構造を有し前記表示パネルに表示される指針対象に応じて稼動範囲を変更する構成とすることができる。
前記表示保持性を有する表示パネルは、前記アナログ指針の振れのピークレベルあるいは振れの平均値との標準偏差をグラフィカルにあるいは数値で表示する表示機能を備えた構成とする。
上記構成によれば、表示保持性を有する表示パネルに表示する表示内容設定画面への入力を通じて、アナログ指針の0位置及び最大振れ位置に連動してインデックス目盛の規格最小値、規格最大値(測定最大値)などの表示態様を任意に設定可能であるからユーザの好みに応じた表示が行えて、視認性・利便性が非常に高まる。
アナログ指針は、ステッピングモータにより駆動される構成であると、フレキシブルな設定ができる。人間の視覚で容易に認知できるアナログ指針位置として垂直に振れた位置(上方回動位置)、または水平に振れた位置が存在するが例えば、メータの表示でアナログ指針の振れのピークレベルあるいは振れの平均位置などを上方回動位置、または水平回動位置に合わせたいとの要望に対し、本発明は、上記のように、前記表示保持性を有する表示パネルが、インデックスなどの最小位置、最大位置などの決め方が前記アナログ指針の位置に連動して任意に設定可能である表示機能を備えていることで、アナログ指針の振れのピークレベルをアナログ指針が水平に振れた位置に合わせることができるので、視認性・利便性が一層向上する。
前記表示保持性を有する表示パネルは電気泳動表示装置であってもよい。
表示パネルが電気泳動表示装置であると、偏向板が不要であり視野角を狭めることがないので視認性に優れるので好ましい。また、液晶よりも電極に倣いにくい性質から表示にジャギー(ぎざぎざ感)が出にくいためその隙間が埋まって見えることが利点になる。
本発明は、針移動量を示す目盛を表示する表示パネルが表示保持性を有するためダイナミック駆動する必要がないから極めて省電力となり、アナログ指針の稼動の自由度とその稼動範囲での表示パネルの表示機能の自由度を融合させることで表示態様が多様化し好みに応じた表示態様を選択することができ、視認性・利便性が高い表示が行える。
以下、本発明の電子機器の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
この実施形態は、テスタに適用した場合である。
図1は、電子機器10の正面図であり、図2は、図1におけるII−II断面図である。この電子機器10は、図2に示すように、装置本体11内に、アナログ指針12と表示パネル14とステッピングモータ15と制御用基板20とを収容しており、前側開口を透明パネル21で密閉し、後側開口を裏蓋22で密閉し、装置本体11の前面下部に第1スイッチ23と、第2スイッチ24と、第3スイッチ25と、測定許可ランプ26を備えるとともに、側面に測定端子(プローブ)29a、29bの接続ジャックを差し込み接続するプラス側接続端子(プラグ)27とマイナス側接続端子(プラグ)28を備えている。
前記表示パネル14は、前記アナログ指針12の背面に配置される支持パネル13の上面に近接または密接して重ねられ前記アナログ指針12の稼動範囲に対応する針移動量を示す目盛を表示する。
前記ステッピングモータ15は、軸15aを前記支持パネル13及び前記表示パネル14に開けた孔に通して前記支持パネル13の下面中央部に支持され軸15aで前記アナログ指針12を支持し回動する。
ステッピングモータ15は、原点検出ができて0位置及び最大振れ位置を任意に調整できる構造を有し被測定物に応じて稼動範囲を設定可能な構成である。ステッピングモータ15は、ダイレクト駆動方式と非ダイレクト駆動方式のいずれであっても良い。ダイレクト駆動方式の場合、ステップ角未満の制御はできないが、ステップ角を単位とした論理的駆動が可能になる。ステッピングモータ15は、減速機と組み合わせると緻密な回動を刻むことができる。減速機として歯車減速機またはCVT構造のベルト式減速機を用いることができる。ステッピングモータ15の0位置検出に、相対方式または絶対方式の、及び無接点方式または有接点方式のいずれか一のロータリーエンコーダを採用することができる。
前記制御用基板20は、前記ステッピングモータ15を駆動するモータドライバ16と、前記表示パネル14を制御して目盛表示を行うディスプレイドライバ17と、測定量計算部18と、装置全体を制御するMPU19とを搭載している。
装置本体11と裏蓋22は、真鍮製、ステンレス等の金属製又は樹脂製であり、透明パネル21は、ガラスまたはプラスチック製である。
表示パネル14は、表示保持性を有する表示パネルの1つとして、本実施形態では、電気泳動表示装置よりなり、アナログ指針の稼動範囲に連動した少なくとも目盛表示を含む一の表示態様の表示を行う。
電気泳動表示装置14は、例えば、図3の概略断面図に示すように、実装基板14aの上面に画素電極14bを備えてなる表示コントーロールパネルと、ガラスまたはプラスチックからなる透明基板14cと、透明基板14cの内面(下面)に形成した透明電極(共通電極)14dと、画素電極14bと透明電極14dの隙間に挟入された電気泳動層14eを備えてなる。
この電気泳動層14eは、例えば、プラスに帯電された複数の画素となる黒粒子14fと白色の電気泳動分散液14gを封入したマイクロカプセル14hの敷き詰め層(いわゆる1粒子系)であり、MPU19に記憶されたプログラムソフトの働きでディスプレイドライバ17を介して画素電極14bと透明電極14dとの間で駆動電圧を印加して生起する電界によりカプセル内の黒粒子14fが電気泳動して分布状態が変わり白色の電気泳動分散液14gとの間で表示色が2色変化して表示を行う。
マイクロカプセルの敷き詰め層である電気泳動層14eは、表示用ドライバ17から駆動電圧を透明電極14dと各画素電極14bに供給すると、マイクロカプセルに封入された電気泳動分散液14gに電界が付与され、この電気泳動分散液中にプラス極性に帯電している黒粒子14fが電気泳動して表面側に移動するときは電気泳動表示装置は黒色を呈し、裏面側に移動するときは電気泳動表示装置は電気泳動分散液14gで白色を呈する。
詳述すると、透明電極14dが0V電位(アース電位)に保持され、画素電極14bがプラス電位になると、プラス電位の画素電極14bから0V電位の透明電極14dに向かう電界が発生し、プラスに帯電した黒粒子14fが透明電極14d側に移動し、これに伴って、白色の電気泳動分散液が画素電極14b側に移動する。この結果、表面側から見るマイクロカプセル14hは黒色を呈する。これとは逆に図3では図示していないが、透明電極14dがプラス電位、画素電極14bが0V電位に保持されると、プラスに帯電した黒粒子14fが画素電極14b側に移動し、この結果、表面側から見るマイクロカプセル14hは白色の電気泳動分散液14gにより白色を呈する。また、透明電極14dと画素電極14bとの間に電位差を生じない場合には、黒粒子14fの移動が生じないため、画素の表示色は変化せずに以前の状態が維持される。すなわち、電気泳動表示装置は、表示に保持性を有している。
今、透明電極14dをプラス電位、全ての画素電極を0V電位とすれば、全てのマイクロカプセル14h内の黒粒子14fが後面側へ移動して電気泳動表示装置は表示画面全面が白色表示になり、また反対に、透明電極14dを0V電位、全ての画素電極をプラス電位とすれば、全てのマイクロカプセル14h内の黒粒子14fが前面側へ移動して電気泳動表示装置は表示画面全面が黒色表示になる。
周囲を白く、文字や数字や線を黒く表示するには、表示画面全面を白色表示した状態から、透明電極14dをプラス電位から0V電位に切り替えるとともに、表示しようとする文字や数字や線に対応する画素電極を0V電位からプラス電位に切り替える。
電気泳動表示装置は、文字や数字や線等をフレキシブルに表示するために、画素電極14bに替えて、パッシブマトリクス電極またはアクティブマトリクス電極であるのが好ましい。なお、上記とは別の方法で表示を切り替えても良い。
前記MPU19は、システムソフトウエアが格納されていてシステム全体を統合的に制御する。
図4は、この実施形態の電子機器10の制御回路のブロック図を示す。
図4において、MPU19は、モータドライバ16に制御信号を出力し、このモータドライバ16は、制御信号に基づいてステッピングモータ15を駆動し、このステッピングモータ15はアナログ指針12を回動する。
またMPU19は、ディスプレイドライバ17に制御信号を出力し、このディスプレイドライバ17は、制御信号に基づいて電気泳動表示装置14の表示制御を行う。
さらにMPU19は、測定量計算部18に制御信号を出力し、この測定量計算部18は、制御信号に基づいて電気泳動表示装置14の表示制御を行う。
図5は、この実施形態にかかるシステムソフトウエアの概略のフロー図を示す。
以下、このフロー図と、図4のブロック図と、計測時の表示状態を示している図1と、図6(a)、(b)を用いて一層詳細に説明する。
この実施形態の電子機器は、電流測定計と電圧測定計と抵抗値測定計と択一的に選択できる装置である。
電源スイッチである第1スイッチ23をオンすると(図5のステップS101)、MPU19に格納されたシステムソフトウエアがスタートして、図1に示すように、表示パネル14に、「測定対象」の文字31と、ウインドウ32と、測定対象を選択する選択ボタン33とを含む測定対象選択画面(図1の表示パネル14に表示されている画面)が表示される(図5のステップS102)。
測定対象選択画面の初期画面では、この図示例では、測定対象種類名としてウインドウ32に「電流測定」の文字が選択表示されるようになっており、そして、選択ボタン33をプレスすると、電流測定と電圧測定と抵抗値測定の文字が並ぶ択一選択テーブル34がプルダウン表示されるので、電流測定に替えて電圧測定または抵抗値測定を選択することができる(図5のステップS103,104,105)。
測定対象選択画面で、例えば、電流測定を選択(図5のステップS103)すると、例えば、図6(a)に示す電流測定用目盛を所望にデザインするための設定画面が表示される(図5のステップS106)。
図6(a)に示す電流測定用目盛の設定画面は、先進な設定画面表示の一例であり、表示パネル14の上半部に規定の扇形のインデックス目盛35が表示されるとともに、表示パネル14の下半部に前記インデックス目盛35をデザインするための必要な入力項目が表示される。
この入力項目は、例えば、表示下限の電流値を入力するウインドウ36と、表示下限角度αを入力するウインドウ37と、表示上限の電流値を入力するウインドウ38と、インデックス目盛角度βを入力するウインドウ39と、目盛ピッチを入力するウインドウ40と、規格下限の電流値を入力するウインドウ41と、規格上限の電流値を入力するウインドウ42とが含まれることで、前記インデックス目盛35を十分に自由にデザインできる。なお、インデックス目盛35のデザインは、例えば、図6(a)に示すように、座標aを基準に座標cのオフセット位置を極座標として座標dを入力値によって計算して描画することができる。
そこで、入力ウインドウ36〜42に所望数値を入力する。この数値入力は、テンキー入力でも良いが、この実施例では、入力ウインドウが順次に選択されるようになっていて、第3スイッチ25を使ってプルダウンされる数値選択ボックスから例えば表示上限の電流値であれば120の数値を選択する(図5のステップS107)。
電流測定用目盛の設定画面には、選択した測定対象が電流であることが表示43に明示される。入力項目には、ほかに図に示すように、ピーク値(同種の被測定物の測定値の最も多い分布に対応する値)表示や平均値(同種の被測定物の測定値の平均値)表示を表示または非表示として選択するチェックボックスを設けることができて、チェックボックスをチェックしたときには前記アナログ指針12の振れのピークレベルあるいは振れの平均値との標準偏差をグラフィカルにあるいは数値で表示する表示機能を備えているものとする。
図6(a)に示す電流測定用目盛の設定画面の入力項目には、入力項目を全て入力した後にチェック記号を入力するチェックボックス44が含まれる。
このチェックボックス44にチェック記号を入力すると、図5のステップS108を終了し、MPU19は、表示パネル14に入力した全ての値を内部メモリに記憶し、そして、必要な演算を順次に行ってから、ディスプレイドライバ17に制御信号を出力し、このディスプレイドライバ17が、図6(b)に示すように、表示パネル14に表示信号を出力して、表示パネル14に電流測定用目盛が表示される(図5のステップS109)。電流測定用目盛には表示下限のマークと表示上限のマークが表示される。また、平均値(標準値に対する偏差)と測定値が表示される。電流測定中の文字を点滅表示しても良いが、測定許可ランプ26が点灯するので差し支えない。
次に、図6(a)に示す電流測定用目盛の設定画面において、規格下限41と規格下限42の入力値に応じて、図6(b)に示す電流測定用目盛45に、「下限値」の文字とそのマーク46を表示するとともに、「上限値」の文字とそのマーク47を表示する。
次に、MPU19は、モータドライバ16に制御信号を出力し、このモータドライバ16がステッピングモータ15を駆動し、このステッピングモータ15がアナログ指針12を、図6(b)に示す表示パネル14に表示したインデックス目盛45の測定下限位置に合わせるように回動する(図5のステップS110)。
もしも、図6(a)に示す電流測定用目盛の設定画面の入力において、表示下限が0でないときは、アナログ指針12を表示下限よりも低い値の側に位置するように、MPU19は、モータドライバ16に制御信号を出力する。
次に、MPU19は、測定量計算部18の測定単位系を調整する(図5のステップS111)。例えば、図6(a)に示す電流測定用目盛の設定画面において、表示下限を0mA、表示上限を120mA、インデックス目盛角度βを120°として入力すると、MPU19は、測定量計算部18に対して、アナログ指針12が120°の角度を回動するためのパルスを0mAから120mAまでの測定レンジに比例して出力する演算を行うように調整するための制御信号を出力する。
測定量計算部18は、MPU19からの制御信号に基づいて、例えば、抵抗と電流と電圧の3種類の値を択一選択的に計測できるように構成されている。例えば、電流測定について、0mA〜10mA、0mA〜100mA、0mA〜1Aといった測定レンジをMPU19からの制御信号に基づいて切り替えられる。また、電圧測定について、0(V)〜10(V)、0(V)〜100(V)、0(V)〜200(V)といった測定レンジをMPU19からの制御信号に基づいて切り替えられる。これらの切り替えは、可変抵抗器を使った電流の分流や電圧の分圧を用いて行うことができる。
これらの切り替えは、メカニズムによる切り替えであっても良いが、電気的な調整であることが望ましい。
以上で、測定準備が完了するので、MPU19は、LEDからなる測定許可ランプ26を点灯する(図5のステップS112)。これ以降、測定者は、図6(b)に示すプラス接続端子27とマイナス接続端子28に差し込み接続した図4の測定端子のプラス端子のプローブ29aとマイナス端子のプローブ29bとを被測定物の2接点に圧着して2接点間に流れる電流を測定することができる(図5のステップS113)。
上記測定が行われると、測定部計算部18で測定電流値が計算され、測定部計算部18が、測定電流値に比例してステッピングモータ15を回転するためのパルス量にしてMPU19に出力する(図5のステップS114)。そして、MPU19は、このパルス入力に基づいて、モータドライバ16に必要な制御信号を出力し、これによって、モータドライバ16が、ステッピングモータ15に測定電流値に比例したパルス量を与え、ステッピングモータ15が測定電流値に比例した回転をして図6(b)に示すように、アナログ指針12が表示パネル14が表示したインデックス目盛45の測定電流値を指し示す(図5のステップS115)。なお、アナログ指針12の移動量だけグラフィック表示されると視認性が向上する。
図6(a)の設定画面で、測定レンジを0mA〜120mAとし、振れ角度βを120°にすると、目盛に1ピッチは10mAであるから、規格上限の100mAを上方回動位置に来させるには、表示下限角度を−10°として入力する。そうすると、図6(b)では、規格上限の100mAが上方回動位置に来るので、測定者は、アナログ指針12が垂直を超えるか否かを検知し易い。また、規格下限の75mAをチェックすることを重視したいならば、規格下限の75mAを上方回動位置に来るように、図6(a)の設定画面で調整することができる。同じように、ピーク値または平均値をアナログ指針12の水平回動位置に持ってくることもできる。この場合も、視認性が向上する。
以上で測定表示が終了する。
続いて、図1に示す測定対象選択画面で電圧測定を選択した場合(図5のステップS104)、図7(a)に示す電圧測定用目盛の設定画面が表示される。この設定画面でも、上述した電流測定用目盛の設定画面への入力設定と同様に入力設定を行うと、図7(b)に示す電流測定用目盛48が表示される(図5のステップS116)。
ステップS116以降のステップは、電流測定を選択した場合のステップS107以降のステップと同様であるので図5ではステップを省略している。
電流測定用目盛の設定画面も電圧測定用目盛の設定画面も目盛をデザインするための1例の入力画面に過ぎない。
また、図1に示す測定対象選択画面で抵抗値測定を選択した場合(図5のステップS105)、抵抗値測定用目盛の設定画面が表示される(図5のステップS117)。ステップS117以降のステップも、電流測定を選択した場合のステップS107以降のステップと同様であるので図5ではステップを省略している。
上記構成の実施形態によれば、アナログ指針の稼動範囲の自由度と表示パネルの表示機能の自由度が融合した視認性・利便性が高い計測表示が行える。そして、表示パネル14に表示保持性を有する表示パネルを採用したので、文字板をダイナミック駆動する必要がなく、画像が劣化したときだけに再描画することから、再描画インターバルが長くなるほど電池寿命を延ばすことが可能になり極めて省電力となる。中でも、電気泳動表示装置を採用したので、偏向板が不要であり、液晶よりも電極に倣いにくい性質から表示にジャギー(ぎざぎざ感)が出にくいためその隙間が埋まって見える利点がある。
上記構成の実施形態によれば、アナログ指針を採用しているので、表示パネルにアナログ指針をイメージした描画を行う場合に比べて、アナログ指針がリアルタイムで動き、さらに信号のゆれや変化の速度がアナログ指針の挙動となって感知できる。
上記構成の実施形態によれば、表示保持性を有する表示パネル14が、インデックス目盛の最小位置、最大位置などの決め方がアナログ指針12の位置に連動して任意に設定可能である表示機能を備えており、他方、アナログ指針12は、ステッピングモータ15により回動される構造であり、原点検出ができて表示下限と表示上限を任意に調整できる構造を有し被測定物に応じて稼動範囲(測定レンジ)を設定可能な構成であるので、前記アナログ指針12を規格下限または規格上限を人間の視覚で感知できる上方回動位置に来るように調整でき、あるいは、ピーク値を同様に人間の視覚で感知できる水平回動位置に来るように調整でき、さらには、さらに、前記アナログ指針は、水平回動位置を表示下限とする選択と、上方回動位置をピーク値あるいは規格上限とする選択とのいずれかを選択できて、前記表示保持性を有する表示パネル14もアナログ指針12の稼動範囲に合わせて目盛を表示できるので、視認性・利便性が高い。
例えば、メータなら規格上限をメータ指針最上部したいとの要望があるが、この構成の実施形態によれば、アナログ指針12の測定下限を、水平位置では無くて、水平位置よりも下側に角度を持った位置に来るようにするとともに、アナログ指針12の規格上限を真上位置に来るようにして、かつ、目盛表示もそのように対応させられる。
具体的には、一の被測定物については0(V)〜100(V)の測定レンジであり許容最大値が90(V)であるときにアナログ指針12が前上位置の90(V)を指すように目盛表示でき、また他の被測定物については0(V)〜80(V)の測定レンジであり許容最大値が70(V)であるときにアナログ指針が前上位置の70(V)を指すように目盛表示を切り替えられるので、視認性・利便性が向上する。
なお、本発明において、上方回動位置とは表示パネル14を立面にしたときに針先が真上を指し示す場合を示す。
(第2実施形態)
この実施形態は、時計に適用した場合である。
図8は、腕時計の正面図であり、図9は、腕時計の縦断側面図である。この腕時計50は、装置本体51と、装置本体51に連結された時計バンド52とを備えて構成されている。
装置本体51は、時計ケース53を備え、この時計ケース53の内部に、ムーブメント54と、このムーブメント54の上側に中央の設けた貫通孔に前記ムーブメント54の中央に備える三重軸構造の針取付体(時針取付体、分針取付体、秒針取付体)55を通している文字板を構成する表示パネル(表示パネル)56と、表示パネル56の上側に針取付体55に取着される表示指針(アナログ指針//時針57a、分針57b、秒針57c)等を収容し、時計ケース53の表側開口を透明カバー60で閉じられ、また裏側開口を裏蓋61で閉じられて内部の密封性や防水性が確保され、透明カバー60を通して表示パネル56と表示指針57a〜57cを視認可能である(図9参照)。
透明カバー60は、圧入リング62を介して時計ケース53に圧入固定されている。表示パネル56は、時計ケース53に設けた円形張出部53aの裏面側端面との間にスペーサ63を当てがいかつ裏面外周部に押圧リング64を当てがい、封止部材65を挟んで裏蓋61の時計ケース53への螺締めによって固定されている。
時計ケース53及び裏蓋61は、真鍮製、ステンレス等の金属製又は樹脂製であり、透明カバー60は、ガラス製又は樹脂製であり、圧入リング62は、金属製又は樹脂製である。
図8に示すように、時計ケース53には、3時位置に対応する側面に竜頭58が設けられ、また、反対側の側面に第1操作子59a、第2操作子59b、第3操作子59cが設けられている。
竜頭58は、押し込まれた状態ではフリー回転し、一段階引き出した状態では運針機構内の輪列を介して分針57bと係合するようになっており、従って、竜頭58を回すことで分針57bを回して位置調整できるように構成されている。さらに、竜頭58は、二段階引き出した状態では運針機構内の輪列を介して時針57aと係合するようになっており、従って、竜頭58を回すことで時針57aを回して位置調整できるように構成されている。
表示パネル56は、アナログ時計の文字板に相当する構成要素であり、表示保持性を有する表示パネルで構成されていて、表示部全体を構成していて、図10及び図11に示す略字79の可変表示と、暦(本例では七曜と六曜)の可変表示等を行う。
本実施形態の表示パネル56は、図2及び図3に示す表示パネル14と同様に、電気泳動表示装置を用いてフレキシブルなグラフィックディスプレイとして構成されている。電気泳動表示装置の構成・表示原理は既述したので説明を省略する。
この表示パネル55は、第1操作子59aと第2操作子59bと第3操作子59cを押し込み操作することにより、後述する制御回路72の制御プログラムによって可変表示できる。
第1操作子59aは、押し込み操作を行う毎に、表示パネル56が図10の(a)→(b)→(c)→(d)→(a)のように循環式に略字配列を可変表示できるように構成されているものとする。詳述する。
図10(a)に示す12時間表示が行われているときに、第1操作子59aを押し込むと、図10(b)に示す24時間表示に略字の配列表示を変更できるように構成されている。次に、図11(b)に示す24時間表示が行われているときに、第1操作子59aを押し込むと、図10(c)に示すように、18時から6時までの12時間を中心角が120°となり上側左右対称に配置される不等ピッチ24時間表示に略字の配列表示を変更できるように構成されている。次に、図10(c)に示す不等ピッチ24時間が行われているときに、第1操作子59aを押し込むと、図10(d)に示すように、18時から6時までの12時間を中心角が120°となりかつ18時位置が上側に配置される不等ピッチ24時間表示に略字の配列表示を変更できるように構成されている。次に、図10(d)に示す不等ピッチ24時間が行われているときに、第1操作子59aを押し込むと、図10(a)に示すように、12時間表示に略字の配列表示を変更できるように構成されている。
表示パネル56は、第2操作子59bの押し込み操作により、図10の(a)→(b)→(c)→(a)のように循環式に七曜(日、月、・・・金、土の表示態様と、S、M、・・・F、Sの英字頭文字の表示態様)及び六曜(先負、友引、・・・大安、赤口)を可変表示するように構成されている。
すなわち、図10(a)に示すように、漢字の七曜が表示されているときに、第2操作子59bの押し込み操作を行うと、図10(b)に示すように、七曜の英語頭文字の表示に切り替わる。さらに、図10(b)に示す七曜表示が行われているときに、第2操作子59bの押し込み操作を行うと、図10(c)に示すように、六曜の表示に切り替わる。さらに、第2操作子59bの押し込み操作を行うと、漢字の七曜表示に切り替わるように構成されている。
表示パネル56は、図10(a)、(b)に示すように、曜日針76の旋回角度90°の範囲に七曜(日、月、・・・、金、土)を15°間隔で表示するように構成されている。これに対応して、曜日針76は、毎日午前零時になるときに、日→月→火→水→木→金→土と移動するときは、反時計周りに15°回転し、土→日と移動するときは、時計周りに90°回転するように構成されている。
さらに、表示パネル56は、第3操作子59cの押し込み操作により、図11の(a)→(b)→(c)→(a)のように循環式に時差が1時間ずつ異なるワールドタイムを可変表示できるように構成されている。
時差が日本時間よりも1時間遅い中国の時間表示をするときは、図11(a)に示す日本時間の表示から第3操作子59cを1回押し込み操作する。すると、窓エリア81にTKY(東京)の表示からCHINA(中国)の表示に切り替わるとともに、略字が時計回りに30°ずれた表示にすることができ、日本時刻よりも1時間遅い表示にすることができる。
また、時差が日本時間よりも1時間遅いオーストラリアのときは、図11(a)に示す日本時間の表示から第3操作子59cを11回押し込み操作して、すると、窓エリア81にSYD(シドニー)の表示に切り替わるとともに、略字が時計回りに330°回転した表示にすることができ、日本時刻よりも1時間早い表示にすることができる。なお、第3操作子59cを1回押し込み操作する毎に、略字が反時計回りに動くようにすることは制御プログラムを変えることで可能である。
上述してきたように、本発明では、表示パネル56がフレキシブルに可変表示できるようになっており、これに対応して時針57aと曜日針76も表示パネル56の可変表示に連動するようになっている。この点については、図12に示す腕時計51の電気的構成を示すブロック図を用いて説明する。
発振回路66は、振動子66aを発振させて例えば32kHzの基準クロック信号CL0を出力する。
分周回路67は、複数の分周器が直列に接続された構成であり、基準クロック信号CL0を入力して、分周を多段に行い、最終において1Hzまで分周するように構成されていて、この1Hzのパルスを秒針57cを駆動するための秒針駆動用基準クロック信号CL1として制御回路72に出力するように構成されている。また、分周回路67は、中途位置の分周器から引き出される例えば720Hzに分周されたパルスを720秒毎に1パルス出力(12分毎に1パルス出力)する時針駆動用クロック信号CL2として前記秒針駆動用基準クロック信号CL1と並列して制御回路72に出力するように構成されている。さらに、分周回路67は、さらに上流の中途位置の分周器から引き出される例えば86400Hzに分周されたパルスを86400秒毎に1パルス出力(24時間毎に1パルス出力)する曜日駆動用クロック信号CL3として、前記秒針駆動用基準クロック信号CL1及び前記秒針駆動用基準クロック信号CL2と並列して制御回路72に出力するように構成されている。
制御回路72は、この装置本体52を中枢的に制御するものであり、CPU、ROM、RAM等を有し、CPUがROMに記憶された制御プログラムを実行することにより、上述したように、装置本体52の各部を制御する。制御回路72は、略字や暦を可変表示させる場合は、可変表示する略字情報や暦情報を画像メモリ82に書き込むことによって、ディスプレイドライバ83により表示パネル56に略字や暦等を可変表示させる。
この制御回路72は、ソフトウェア処理或いはハードウェア(カウンタ等)により、上記分周回路67から出力された所定周波数の信号を計数して暦(時刻を計時してよい)を計時する計時手段を備えていても良い。
制御回路72は、1Hzのクロック信号CL1を入力すると、モータドライバ68に対して信号qを送り、これによって、モータドライバ68は、分秒モータ(ステップモータ)70に対して秒針57cを6°回転させるための駆動パルスSK1を供給して運針機構75を駆動させて秒針57cを1秒間当たり6°(=秒針57cが1秒単位で進む角度)回動させるように構成されている。
分針57bは、運針機構75において秒針57cと輪列で連結されていて秒針57cの1/60の減速比で回転駆動する。
制御回路72は、クロック信号CL2を入力すると、モータドライバ68に対して信号mを送り、これによって、モータドライバ68は、時モータ69に対して駆動パルスSK2を供給して、時針57aを表示パネル56により略字79の12時間表示態様や24時間表示態様等と関連させた駆動を行う。モータドライバ68は、時針57aを例えば12分毎に細かく移動させて5回移動させると1時間分の移動量となる時針駆動を行わせるために、時モータ(ステップモータ)69を12分毎に回転させる。
このときの時針57aを回転させる角度は、図10(a)の12時間表示では、12分毎に時針57aを6°回転させて1時間5回で都合30°進める必要があり、図10(b)の24時間表示では、12分毎に時針57aを3°回転させて1時間5回で都合15°進める必要がある。
図10(c)の不等ピッチの24時間表示の6時から18時までの間では、12分毎に時針57aを4°回転させて1時間5回で都合20°進める必要がある。図10(c)の不等ピッチの24時間表示の18時から6時までの間では、12分毎に時針57aを2°回転させて1時間5回で都合10°進める必要がある。分周回路67から12分毎に出力するクロック信号CL2を入力するタイミングで駆動パルスSK2=SKt×2となるように、制御信号mで選択して時モータ69に対して駆動パルスSK2を供給する。
なお、図10(a)〜(d)において、時針57aを30°、15°、20°、または10°の角度を1時間に1回行わせるようにしてもよい。
時モータ69に基準駆動パルスSKtを供給すると時針57aを1°回転させることができるものとした場合、図10(a)の12時間表示では、12分毎に時針57aを6°回転させて1時間5回で都合30°進めるために、分周回路67から12分毎に出力するクロック信号CL2を入力するタイミングで駆動パルスSK2=SKt×6となるように、制御信号mを決定して時モータ69に対して供給する。
図10(b)の24時間表示では、12分毎に時針57aを3°回転させて1時間5回で都合15°進めるために、分周回路67から12分毎に出力するクロック信号CL2を入力するタイミングで駆動パルスSK2=SKt×3となるように、制御信号mで選択決定して時モータ69に対して供給し、図10(c)の不等ピッチの24時間表示の6時から18時までの間では、12分毎に時針57aを4°回転させて1時間5回で都合20°進めるために、分周回路67から12分毎に出力するクロック信号CL2を入力するタイミングで駆動パルスSK2=SKt×4となるように、制御信号mを決定して時モータ69に対して供給する。
図10(c)の不等ピッチの24時間表示の18時から6時までの間では、12分毎に時針57aを2°回転させて1時間5回で都合10°進めるために、分周回路67から12分毎に出力するクロック信号CL2を入力するタイミングで駆動パルスSK2=SKt×2となるように、制御信号mを決定して時モータ69に対して供給する。
針位置検出器77は、ロータリーエンコーダよりなり、時針57aの位置を検出する信号を制御回路72に送るようになっていて、図10の(a)の時間表示→(b)の時間表示→(c)の時間表示→(d)の時間表示→(a)の時間表示にそれぞれ変更するときに、制御回路72は、移動すべき位置との角度を算出してその角度だけ時針モータ69を回転させるための必要な信号をモータドライバ68に出力することにより、時針57aの針位置を移動する。
さらに、制御回路72は、クロック信号CL3を入力すると、モータドライバ68に対して信号nを送り、これによって、モータドライバ68は、曜日モータ(ステップモータ)71を一日毎に何度いずれの方向に回転させるかを決定するための、この曜日モータ71に対して供給する駆動パルスSK3のパルス数を、制御回路72から入力する制御信号nに基づいて曜日モータ71に対して供給して、曜日針76を、表示パネル56の曜日表示80(図8、図10参照)の態様と関連させた駆動を行う。
図10(a)、(b)、(d)に示すように、曜日針76の旋回角度90°の範囲に七曜(日、月、・・・、金、土)を15°間隔で表示する場合には、曜日針76は、一日に15°回転する。
そこで例えば、前記と同様に、曜日モータ71に基準駆動パルスSKtを供給すると時針57aを1°回転させることができるものとした場合、日曜日から土曜日までは、駆動パルスSK3=SKt×15となるように、制御信号nを決定して曜日モータ71に対して午前零時に供給するようになっていて、もって、曜日針76を反時計周りに15°回転させて七曜表示を指し示すように構成されている。そして、土曜日から日曜日になるときは、図12に示す針位置検出器78で曜日針76が土曜日を指し示す位置に来ていることを検知して検知信号を制御回路72に入力して、制御回路72から内容の異なった制御信号nをモータドライバ68に出力し、これによって、駆動パルスSK3=SKt×90となるように、曜日モータ71に対して午前零時に供給するようになっていて、もって、曜日針76を時計周りに90°回転させて日曜を指し示すように構成されている。
第2操作子59bの押し込み操作により、図10(c)に示すように、六曜が表示される場合には、七曜表示における土曜位置に曜日針76が移動しないように制御される。また、六曜表示は、予め決定している六曜についての月日と対応した順序を制御回路72のROMに書き込んでおいて、読み出して順序で曜日針76の回転角度と回転方向を決定して制御回路72から制御信号nをモータドライバ68に出力し、これによって、分周回路67からクロック信号CL3を入力するタイミング(午前零時)で、パルス数の駆動パルスSK3を曜日モータ71に対して供給し、曜日針76を回転させて六曜を正しい順序で指し示すように構成されている。
なお、六曜表示を、七曜表示のときと同様に、曜日針76の旋回角度90°の範囲に分配表示する場合には、曜日針76は、一日に18°回転するように制御するように構成する。
操作検出部73は、第1操作子59a、第2操作子59b、第3操作子59cの押し込み操作による信号を制御回路72に通知する。
操作検出部74は、竜頭58を引き抜き操作して回転するときの、引き抜き位置と回転量を制御回路72に通知する。制御回路72は、操作検出部74から通知される竜頭58の回転量から、日付が変更になるか否かを判断し、日付が変更になる場合には、画像メモリ82に日付変更データを出力する。なお、竜頭58の回転量検出は、回転検出器を用いる方法に代えて、光学的或いは電気的に検知する方法(無接点方式、接点方式)を用いてもよい。
この実施形態は、略字の数や配列ピッチなどをフレキシブルに変更表示できるとともに時針を変更表示した時間表示に連動させることができる。
以上、図面を参照して本発明の電子機器の実施形態を詳述してきたが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲の種々の設計変更を含むものである。
上記第1実施形態では、測定レンジを自動切替する構成を例示したが、これに限らず、例えば、アナログ指針の最大振れ位置(最大回動位置)を10mA、100mA、1Aの3段階の測定レンジに切り替えるための摘みを設け、この摘みにより設定された測定レンジでアナログ指針を駆動するように構成してもよい。
上記第1実施形態では、アナログ指針の0位置及び最大振れ位置等を任意に調整できる構成を例示したが、各位置を予め設定した複数位置のいずれかの位置に選択可能に構成してもよい。
上記第1実施形態において、表示パネルの前面の一部、又は、アナログ指針と表示パネルとの間の間隙に、アナログ指針の先端の移動軌跡に沿って配置される例えば円弧形状の鏡を配置してもよい。鏡を配置すると、この鏡に映ったアナログ指針の像と、アナログ指針との重なりを見て指針の読み取り誤差を低減できる。また、本発明は、上記表示パネルに透過性の表示パネルを採用することで、アナログ指針の前面に表示パネルを配置した構成とする場合も含む。このようにすると、指針とこの指針の影が重なるときの目盛を読み取ることで指針の読み取り誤差を低減できる。
上記第1及び第2実施形態では、表示パネルの全部を表示保持性を有する表示パネルで構成しているが、表示保持性を有する表示パネルは、目盛表示を含む一の表示態様の表示を行う部分にのみ設けても良い。
上記第1及び第2実施形態では、表示保持性を有する表示パネルとして、1粒子タイプの電気泳動表示装置を採用した場合を示しているが、表示保持性を有する表示パネルとしては、例えば、2粒子タイプの電気泳動表示方式、ツイストボール表示方式、磁気泳動表示方式、電子粉流表示方式、帯電トナー型表示方式、液晶表示方式(強誘電性、高分子分散型、コレステリック、光書き込み)、電解析出表示方式、エレクトロクロミック表示方式、フィルム移動表示方式など透過性、非透過性の両方のものがあり、これらのいずれかを採用した場合も含む。
上記第1及び第2実施形態では、アナログ指針を備えるテスタ及び腕時計に本発明を適用する場合について例示したが、これに限らず、置時計、壁掛時計、柱時計、懐中時計、電波時計等の各種時計、医療機器、温湿度計、タイマー、体重計、オーディオのUVメータ、楽器のチューニングメータ、自動車の各種メータ、ストップウオッチ等のアナログ指針を備える電子機器に広く適用することができる。
上記第1及び第2実施形態における操作装置は、スイッチに限らず、キーボード、ポインティングデバイス、あるいはタッチパネルを適用してもよい。また、上記第1実施形態のテスタにおいて、電流測定用目盛等の表示領域を小さくした場合は、電流測定用目盛等の設定項目を同一画面で入力する構成に代えて、例えば一項目単位で設定項目の入力画面を順次表示する構成を採用することが好ましい。
上記第1及び第2実施形態において、目盛の間隔やサイズを任意に変更可能に構成してもよい。この場合、目盛の間隔やサイズについての視認性は人それぞれに相違しているので、目盛の間隔やサイズを任意に変えられる表示機能を備えていると、測定者が、好みの目盛の間隔やサイズを選択でき視認性・利便性が向上する。車載用スピードメータにしても目盛の粗さ加減が人によって直感的に判断し易いことはある。10Km単位が好きな人、5Kmあるいは1Km単位が好きな人もいるので、目盛の間隔やサイズを任意に変えられる表示機能がありアナログ指針の稼動範囲が連動する構成であれば、所望のレンジが選択表示できることで、視認性・利便性が一層向上する。
上記第2実施形態の時計において、不等ピッチインデックス時計の目盛表示機能は、例えば、12時または0時が時針の上方回動位置とは限らずユーザの選択肢に任せられ、例えば、ステッピングモータで駆動する指針が24時間で1回転し、表示も24時間表示である場合に、ギヤ比の変更を時間管理して、例えば、人の一般的な活動時間帯である8時から20時までの12時間分を中心角が270°となって表示位置が上側部分に来るとともに、人の一般的な休息時間帯である20時から8時までの12時間分を中心角が90°となって表示位置が下側部分に来る、時間表示を行うことが、本発明によって達成できて、視認性・利便性が一層向上する。
また、上記第1及び第2実施形態における駆動源は、一次電池、二次電池又は商用電源で駆動する構成してもよい。二次電池を使用する場合、発電装置を設け、この発電装置の発電電力により二次電池を充電可能に構成してもよい。この発電装置には、例えば、時計内に回転錘を設け、この回転錘を、ユーザの腕振り等の運動エネルギーで旋回させて発電する自動巻式発電装置、上記回転錘を竜頭等で巻上可能なゼンマイの力で旋回させて発電するゼンマイ式発電装置、ある部位と他の部位との温度差(熱エネルギー)で発電する熱発電装置、又は、ソーラ発電装置等の発電装置を広く適用することが可能である。
上記第2実施形態では、分秒モータ70で運針機構75を介して秒針57cを駆動し、分針57bは運針機構75で秒針57cと連結され駆動される構成を示したが、秒針57cと分針57bを各別のステップモータで駆動する構成としても良い。
上記第1及び第2実施形態では、インデックス目盛の属性の線の太さや付随するフォントの種類の選択等については言及していないが、本発明は、表示保持性を有する表示装置を採用しかつマトリックスディスプレイを採用して、インデックス目盛の属性の線の太さや付随するフォントの種類やサイズ等の表示や、電流,電圧,Kg等の測定単位、並びにその位置,サイズ,文字の表示形態や、さらには表示パネルの色や、取り扱い説明、あるいはピーク値や平均値や標準偏差などの各種表示を行うようにした構成も含むものである。
本発明は、アナログ指針が測定レベル表示針又は時刻表示針であり、このアナログ指針が、前記表示保持性を有する表示パネルが指針対象の表示態様を変更しても前記アナログ指針の回動ピッチを変更しない構成を含む。
第2実施形態の図12のブロック図において、時モータ69を外して時針57aと分針57bと秒針57cとを運針機構75の輪列を介して連結している構成の場合には、モータドライバ68は分周回路67から入力するパルスに対応して電気レベルの異なるパルスを出力する構成として、分周回路67で時針モータ69を所望回転させるためのパルス数をモータドライバ68へ出力するように構成しても良い。例えば、図10(a)の12時間表示では21600Hz出力し、図10(b)の24時間表示では10800Hz出力し、図10(c)と(d)の不等ピッチの24時間表示の18時から6時までの間では7200Hz出力し、6時から18時までの間では、14400Hz出力させる構成とし、モータドライバ68は分周回路67から入力するパルスに対応して電気レベルの異なるパルスを出力する構成することによっても、表示パネル56の可変表示に時針57aを連動させることができる。
本発明の電子機器をテスタに適用した第1実施形態の正面図である。 図1におけるII−II断面図である。 本発明の実施形態にかかる電子機器の要部拡大断面図である。 本発明の実施形態にかかる電子機器の制御を示すブロック図である。 本発明の実施形態にかかる電子機器の制御を示すフロー図である。 目盛等設定画面を表示した図1の電子機器の正面図である。 他の目盛等設定画面を表示した図1の電子機器の正面図である。 本発明の電子機器を時計に適用した第2実施形態の正面図である。 図8におけるIX−IX断面図である。 図8の時計の表示パネルの表示形態の移り変わりを示す図である。 図8の時計の表示パネルの別の表示形態の移り変わりを示す図である。 図8の時計の制御を示すブロック図である。
符号の説明
10…電子機器、11…装置本体、12…アナログ指針、14…表示パネル、15…ステッピングモータ、16…モータドライバ、17…ディスプレイドライバ、18…測定量計算部、19…MPU、50…腕時計、53…時計ケース、54…ムーブメント、56…表示パネル、57a〜57c…表示指針(アナログ指針)、68…モータドライバ、83…ディスプレイドライバ、69…時モータ、70…分秒モータ、71…曜日モータ、72…制御回路、76…曜日針。

Claims (12)

  1. アナログ指針を備えるとともに、このアナログ指針の背面または前面に配置され前記アナログ指針の移動量を示す目盛を表示する表示パネルを備える電子機器において、
    前記表示パネルは、全部または一部を表示保持性を有する表示パネルで構成され、少なくとも目盛表示を含む一の表示態様を変更可能に表示する構成であることを特徴とする電子機器。
  2. 前記表示パネルが目盛ピッチの変更を伴って表示態様を変更する場合、それに応じて前記アナログ指針が回動ピッチを変更する構成であることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記アナログ指針を、前記表示パネルに表示される時刻表示を指し示す時刻表示針とすることを特徴とする請求項1または2記載の電子機器。
  4. 前記表示パネルに表示される時間目盛または暦目盛のピッチが変更する場合、それに応じて前記アナログ指針が回動ピッチを変更する構成であることを特徴とする請求項3記載の電子機器。
  5. 前記アナログ指針を、前記表示パネルに表示される測定量表示目盛における測定値を指し示す測定値表示針とすることを特徴とする請求項1または2記載の電子機器。
  6. 前記表示パネルが、規格範囲を有する被測定対象の規格範囲の下限または上限、あるいはユーザが定める特定値が前記アナログ指針の上方回動位置となるように目盛表示可能に構成され、前記アナログ指針は、前記その目盛表示に応じて回動ピッチを変更する構成であることを特徴とする請求項5記載の電子機器。
  7. 前記表示パネルは、前記アナログ指針の振れのピーク値が水平回動位置または上方回動位置となるように目盛表示可能に構成され、前記アナログ指針は、前記その目盛表示に応じて回動ピッチを変更する構成であることを特徴とする請求項5記載の電子機器。
  8. 前記表示パネルは、前記アナログ指針の水平回動位置を表示下限とする選択と、上方回動位置をピーク値あるいは規格上限とする選択と、のいずれか一を選択できるように目盛表示可能に構成され、前記アナログ指針は、前記その目盛表示に応じて回動ピッチを変更する構成であることを特徴とする請求項5記載の電子機器。
  9. 表示態様を設定できる表示内容設定画面が表示できるようになっており、この画面への入力を通じて表示態様を任意に設定可能であるように構成され、前記アナログ指針は、前記その目盛表示に応じて回動ピッチを変更する構成であることを特徴とする請求項5記載の電子機器。
  10. 前記アナログ指針は、基準点を検出できて稼動範囲を任意に調整できる構造を有し前記表示パネルに表示される指針対象に応じて稼動範囲を変更する構成であることを特徴とする請求項5乃至9のいずれか一項記載の電子機器。
  11. 前記表示保持性を有する表示パネルは、前記アナログ指針の振れのピークレベルあるいは振れの平均値との標準偏差をグラフィカルにあるいは数値で表示する表示機能を備えていることを特徴とする請求項5記載の電子機器。
  12. 前記表示保持性を有する表示パネルは電気泳動表示装置であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項記載の電子機器。

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