JP2007056586A - 工事用作業装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トンネルの建設において、支保工の建て込み作業とコンクリートの吹付け作業とを行うことが可能であると共に、これらの作業に必要な機材を搭載可能な工事用作業装置を提供する。
【解決手段】ベースマシン2と、ステージ3と、エレクターブーム4と、バスケットブーム5と、ロボットブーム6とを備え、各ブームはその基部をステージ3の前端部に固定されると共に、ステージ3の前端部から前方に向けて設けられる。ステージ3の上には、電動コンプレッサー33、34、急結剤供給装置、急結剤補給装置等を搭載することができる。

【選択図】図1

Description

本発明は、トンネルの建設工事において支保工の搬入及び建て込み作業を行うと共にコンクリートの吹付け作業を行う工事用作業装置に関する。
トンネルの建設工事では、掘削したトンネルの壁面にアーチ状の支保工を一定の間隔で建て込む作業が行われ、エレクターと呼ばれる作業装置が用いられている。すなわち、自走可能なベースマシンに、支保工を把持して所定の位置に固定するエレクターブームと、作業者用のバスケットブームとを備えた装置である。また、支保工の建て込みを行った後には、トンネルの壁面に急結剤を混合したコンクリートを吹付ける作業が行われ、コンクリートの吹付けを自動的に行うロボットブーム及び必要な機材を搭載した作業装置が用いられている。
建設作業を合理化するために、新しい型式の作業装置がいくつか提案されている。例えば、特許文献1には、支保工の搬入と建て込みの両方の作業を行う機能を備える作業装置が提案されている。そして、特許文献1にはノズルを備えたブームも記載されており、この作業装置がコンクリート吹付け機能を備えていることを示唆している。また、特許文献2には、ロックボルトの打設作業、支保工の建て込み作業、及びコンクリート吹付け作業を行う作業装置が提案されている。
しかしながら、コンクリートの吹付け作業は、非常に多くの機材を必要とする作業である。例えば、ミキサー車からコンクリートを受け入れると共にノズルに圧送するコンクリート吹付装置、コンクリートに急結剤を添加するための急結剤供給装置、急結剤の補給装置、圧送用等の空気を作る電動コンプレッサー、電源用ケーブルリール等の機材である。そして、上記の特許文献に記載された作業装置においては、これらの機材を搭載するスペースを確保することができず、これらの機材を搭載するための台車を別途用意する必要がある。
すなわち、上記の作業装置においては、自走するクローラ式のベースマシンの上にエレクターブーム等のブームが搭載されているのであるが、これらのブームはベースマシンの上面に敷設されたレールの上を前後に移動可能とされており、このためベースマシンへの機材の搭載が大きく制限されるのである。
したがって、上記の特許文献に記載された作業装置は、1台で支保工の建て込み作業とコンクリートの吹付け作業とを行うことができるとは言っても、多くの機材を搭載した補助台車を必ず伴わなければならず、人員的にも、時間的にも、それほど効率的な装置とは言い難いものである。
特開平10−26000号公報 特開平7−217392号公報
本発明は上記の課題を解決したものであり、支保工の建て込み作業とコンクリートの吹付け作業とを行うことが可能であると共に、コンクリートの吹付け作業に必要な多くの機材を搭載可能な工事用作業装置を提供することを目的とする。そして、従来の作業装置と比較して、人員的にも、時間的にも、非常に効率的な工事用作業装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1に係る工事用作業装置は、トンネル内において支保工の建て込み作業とコンクリートの吹付け作業を行う工事用作業装置であって、自走可能なベースマシンと、該ベースマシンの上に設けられたステージと、支保工を把持するガイドを備えたエレクターブームと、作業者用のデッキを備えたバスケットブームと、吹付け用のノズルを備えたロボットブームとを備え、前記全てのブームが、その基部を前記ステージの前端部に固定されると共に、前記ステージの前端部から前方に向けて設けられている手段を採用している。
また、本発明の請求項2に係る工事用作業装置は、請求項1に記載の工事用作業装置であって、前記ステージの上に、電動コンプレッサー、急結剤供給装置及び急結剤補給装置が搭載されている手段を採用している。また、本発明の請求項3に係る工事用作業装置は、請求項1又は2に記載の工事用作業装置であって、前記ベースマシンが、ゴムクローラ式である手段を採用している。
本発明の工事用作業装置は、上記の手段を採用することによって、支保工の建て込み作業とコンクリートの吹付け作業とを行うことが可能であると共に、コンクリートの吹付け作業に必要な多くの機材を搭載することができる。その結果、従来の作業装置と比較して、人員的にも、時間的にも、非常に効率的な作業装置とすることができる。
以下、添付の図1〜3を参照して、本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の工事用作業装置1を示す概略側面図であり、図2は概略平面図、図3はクローラ部を拡大して示す概略側面図である。
本発明の工事用作業装置1は、自走可能なベースマシン2と、このベースマシン2の上に設けられて種々の機材を搭載することができるステージ3と、2基のエレクターブーム4、4と、2基のバスケットブーム5、5と、コンクリート吹付け用のロボットブーム6等によって構成されている。
エレクターブーム4、4、バスケットブーム5、5、及びロボットブーム6は、各ブームの基部が何れもステージ3の前端部に固定され、ステージ3の前端部から前方に向けて設けられている。すなわち、各ブームはステージ3の前端部に固定されて移動せず、後方に向けられることもないので、ステージ3の上には広いスペースが生まれることになる。なお、各ブームを使用する際には、アウトリガー7を用いて機体を安定に保持することができる。
広いフラットなステージ3には、コンクリートの吹付け作業に必要な、多くの機材を搭載することができる。具体的には図示のように、ケーブルリール32、電動コンプレッサー33、34、コンクリート吹付装置35、急結剤供給装置36、急結剤補給装置37等である。
ベースマシン2はゴムクローラ式であり、駆動輪22、従動輪23及び転輪24の周りにゴム製のクローラベルト25を装着している。そして、エンジン31の動力が駆動輪22を介して無端ベルトであるクローラベルト25に伝達され、ベースマシン2を走行させることができる。
本工事用作業装置1の重量は、クローラフレーム21に取付けられた複数の転輪24を介してクローラベルト25に掛かるようになっている。転輪24は揺動プレート27に回転自在に取付けられ、揺動プレート27はクローラフレーム21に揺動軸26を介して揺動自在に取付けられている。そして、クローラベルト25は、油圧シリンダー等を用いて常に最適な張力が加わるようになっている。
このような構成により、ゴムクローラ式のベースマシン2は斜路や不整地での走行性に優れると共に、走行時の衝撃を少なくして、ステージ3に搭載された機材の消耗を少なくすることができる。また、エンジン31が履体の中間に収まるため、全体の高さを低く抑えることができると共に、フラットなステージを広くすることができる。
エレクターブーム4は、4〜8m程度の間で伸縮自在であると共に、60〜70度程度の旋回が可能であり、70〜80度程度の起伏が可能であるように構成されている。また、エレクターブーム4の先端には支保工を把持するガイド41が設けられている。ガイド41はブームに対して旋回、起伏及び回転が可能であり、支保工を搬入する際には、支保工の円弧平面が進行方向に平行になるように把持し、建て込みの際には90度旋回させて、円弧平面がトンネルの断面と平行となるようにして、支保工の建て込み作業を正確に行うことができる。
バスケットブーム5は、6〜11m程度の間で伸縮自在であると共に、60度程度の旋回と70度程度の起伏が可能であるように構成されている。また、バスケットブーム5の先端には、作業員が操作を行うためのデッキ51が設けられている。デッキ51は、バスケットブーム5の起伏に対して、常時水平が保たれるようになっている。
ロボットブーム6は、6〜11m程度の間で伸縮自在であると共に、100度程度の旋回と70度程度の起伏が可能であるように構成されている。また、ロボットブーム6の先端には、コンクリート吹付け用のノズル61が設けられている。ノズル61はブームに対して旋回、起伏及び回転が可能であり、トンネルの壁面に対するコンクリートの吹付け作業を自動的に行うことができる。
ミキサー車で搬入されたコンクリートは、コンクリート吹付装置35に受け入れてホースでノズル61に送られる。そして、急結剤供給装置36から送られる急結剤と混合された後ノズル61から放出される。また、急結剤補給装置37に所定量の急結剤を準備しておくことにより、吹付け作業を効率的に行うことができる。
本発明の工事用作業装置の一例を示す概略側面図である。 本発明の工事用作業装置の一例を示す概略平面図である。 図1のクローラ部を拡大して示す概略側面図である。
符号の説明
1 工事用作業装置
2 ベースマシン
3 ステージ
4 エレクターブーム
5 バスケットブーム
6 ロボットブーム
7 アウトリガー
21 クローラフレーム
22 駆動輪
23 従動輪
24 転輪
25 クローラベルト
26 揺動軸
27 揺動プレート
31 エンジン
32 ケーブルリール
33、34 電動コンプレッサー
35 コンクリート吹付装置
36 急結剤供給装置
37 急結剤補給装置
41 ガイド
51 デッキ
61 ノズル

Claims (3)

  1. トンネル内において支保工の建て込み作業とコンクリートの吹付け作業を行う工事用作業装置であって、
    自走可能なベースマシンと、該ベースマシンの上に設けられたステージと、
    支保工を把持するガイドを備えたエレクターブームと、
    作業者用のデッキを備えたバスケットブームと、
    吹付け用のノズルを備えたロボットブームとを備え、
    前記全てのブームが、その基部を前記ステージの前端部に固定されると共に、前記ステージの前端部から前方に向けて設けられていることを特徴とする工事用作業装置。
  2. 前記ステージの上に、電動コンプレッサー、急結剤供給装置及び急結剤補給装置が搭載されていることを特徴とする請求項1に記載の工事用作業装置。
  3. 前記ベースマシンが、ゴムクローラ式である請求項1又は2に記載の工事用作業装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011026943A (ja) * 2009-06-26 2011-02-10 Kajima Corp トンネル内の吹付施工装置および吹付施工方法
CN109736844A (zh) * 2019-01-25 2019-05-10 蓝传雯 一种隧道初期支护快速施工方法

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