JP2007056480A - タイル及びタイルの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイル表面部の周辺が人為的ではなく自然石を割ったような非直線的な自然に蛇行した破断面を有するタイルを提供する。
【解決手段】タイルの裏面に対応する加圧面2aに凸部10を設けた成形型2内にタイルの原料である陶磁器質粉体原料を12を充填し、その後前記成形型1を加圧操作してタイルの生素地9を成形し、その後、該生素地9を脱型し、その後、該生素地9を、前記凸部10によって裏面に形成された凹部に沿って破断し、その後焼成してタイルを得る。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイル及びタイルの製造方法に関する。
従来、図16、図17に示すように、成形されるタイルの側面形状を形成する第1の成形型(金枠)101と、タイルの下面形状を形成する第2の成形型(下型)102と、タイルの上面形状を形成する第3の成形型(上型)103で構成される成形型104内に、タイルの原料である陶磁器質粉体原料105を充填し、第3の成形型103を上方から加圧して生素地を形成し、その後、前記生素地を脱型し、該生素地を焼成してタイルを製造する方法が知られている。
ところで、タイルの側面105bの形状を図17に示すように、タイルの表面側から見て、自然石風に波状に形成することがあるが、前記従来のタイル製造方法により製造したタイルの側面形状は、例えば、図17に示す生素地105aにおいては、第1の成形型101の側型面101aの型面形状通りの均一な形状のタイル側面105bに形成され、その側面105bの形状は人為的である。
また、生素地を第1の成形型101から型抜きする必要があるために、生素地(タイル)の側面の垂直方向の面形状を複雑な形状に形成すると型抜きが困難であり、タイルは垂直な側面形状に限定される。
そのため、タイルの側面形状は人為的なものであり、自然石を割って形成されたタイルのような感じが乏しい。
そこで、本発明は、タイルを表面から見るとその側辺が非直線的で自然に蛇行した破断形状となり、その側面が垂直でない不均一な側面形状を有して、人為的でない自然石風のタイルを提供することを目的とするものである。
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、タイルの生素地の裏面に、該生素地を所定位置で割るための断面が凹状の凹部を連続又は不連続に形成し、該凹部に沿って生素地を破断した後に、その生素地を焼成して成ることを特徴とするタイルである。
請求項2記載の発明は、タイルの生素地の裏面に、該生素地を割るための断面が凹状の凹部を連続又は不連続で、かつ、複数近接して略平行に形成し、この近接する複数の凹部のいずれかに沿って生素地を破断した後に、その生素地を焼成して成ることを特徴とするタイルである。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のタイルにおいて、前記凹部を直線状又は略直線状又はミシン線状または点線状に形成したことを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、タイルの生素地の裏面に、該生素地を所定位置で割るための断面が凹状の凹部を連続又は不連続に形成し、次いで、この凹部に沿って生素地を破断した後に、その生素地を焼成することを特徴とするタイルの製造方法である。
請求項5記載の発明は、タイルの生素地の裏面に、該生素地を割るための断面が凹状の凹部を連続又は不連続で、かつ、複数近接して略平行に形成し、次いで、この複数の凹部のいずれかに沿って生素地を破断した後に、その生素地を焼成することを特徴とするタイルの製造方法である。
請求項6記載の発明は、請求項4又は5記載のタイルの製造方法において、前記凹部を直線状又は略直線状又はミシン線状または点線状に形成したことを特徴とするものである。
請求項7記載の発明は、タイルの裏面に対応する加圧面に連続又は不連続な凸部を設けた成形型内にタイルの原料である粉体を充填し、その後に前記成形型を加圧操作してタイルの生素地を成形し、その後、該生素地を脱型し、その後、該生素地を、前記凸部によって裏面に形成された連続又は不連続の凹部に沿って破断し、その後焼成することを特徴とするタイルの製造方法である。
請求項8記載の発明は、タイルの裏面に対応する加圧面に、凸部を連続又は不連続で、かつ、複数近接して略平行に設けた成形型内にタイルの原料である粉体を充填し、その後に前記成形型を加圧操作してタイルの生素地を成形し、その後、該生素地を脱型し、その後、該生素地を、前記凸部によって裏面に形成された近接する複数の凹部のいずれかに沿って破断し、その後焼成することを特徴とするタイルの製造方法である。
請求項9記載の発明は、請求項7又は8記載のタイルの製造方法において、前記凸部を直線状又は略直線状又はミシン線状または点線状に形成したことを特徴とするものである。
本発明によれば、例えば、タイルの生素地の裏面の凹部を連続又は不連続に形成した場合、タイルの生素地は、その裏面に形成された凹部に沿って破断されるが、その生素地表面は、前記従来技術のタイルとは異なり、人為的でなく非直線的な自然に蛇行した不規則な破断面となり、破断された各生素地を表面から見るとほぼ任意の形状でありながら、側辺が非直線的な自然に蛇行し垂直でない辺形状となる。また、前記破断面は、必要以上に不均一とはならず、程よく不均一な形状を有することから、大量生産やタイル施工時のタイルの割付作業が容易である。
また、タイルの生素地の状態で破断するため、その破断が容易である。また、前記のように生素地の状態で破断するため、この破断部が鋭利となっても、これが焼成で溶融されて角が丸くなり、安全である。
請求項2、5、8記載の発明によれば、更に、生素地を近接する複数の凹部のいずれかで破断することにより、分割された生素地の大きさは不規則となり、より人為的でなく自然石を割ったような形状のタイルを得ることができる。
本発明を実施するための最良の形態を図に示す実施例に基づいて説明する。
図1乃至図6は、実施例1を示す。
タイルの成形型1は、図1に示すように、タイルの生素地9の裏面を成形する第1の成形型2と、生素地9の表面を成形する第2の成形型3と、生素地9の側面を成形する第3の成形型4で構成され、図1に示すように、第1の成形型2は下側に、第2の成形型3は上側に位置するように配置されている。なお、本実施例では、第1の成形型2が下型に、第2の成形型3が上型に、第3の成形型4が金枠になっている。
なお、第1の成形型2と第2の成形型3は図示しない昇降駆動手段で昇降するようになっている。また、第3の成形型4は成形する生素地9の外周形状に沿った型穴(内面)5を有し、この型穴5が側型面になっている。
前記第1の成形型2の内面(加圧面)2a側には、図2、図3に示すように、凸部である横断面形状が楔状の凸条10が第1の成形型2の縦又は横方向の全長に亘って直線状又は略直線状に形成されている。更に、該凸条10は複数本平行して形成されている。該凸条10の中心間の距離L1は、製造するタイルの幅に設定する。また、凸部10の数は、本実施例においては5本としたが、製造するタイルに応じて任意に設定する。
前記第2の成形型3の内面3aは自然石風な不規則な凹凸面に形成され、また第3の成形型4の内面5は、上方から見た形状が自然石を割ったような非直線状で、かつ垂直方向には型抜きが可能な垂直面に形成されている。
次に、タイルの製造方法について説明する。
先ず、前記第1の成形型2を図1の位置に配置し、第2の成形型3を上方へ退避させた状態で、前記成形型2、4で形成される型内に、タイルの原料12である陶磁器質粉体原料を所定量充填し、次いで、第2の成形型3を、図示しない駆動手段により原料12である陶磁器質粉体の上面に位置するように移動(下動)する。
更に、第2の成形型3を図示しない駆動手段で下降して原料12を加圧し、生素地9を成形する。
その後、図示しない駆動手段により前記第1の成形型2と第2の成形型3を上方向に脱型をして生素地9を取り出す。これにより、該生素地9の裏面には、図4(b)、(c)、図5に示すように、前記凸条(凸部)10により形成された凹部である凹条(凹状の割筋)14が、生素地9の縦又は横方向の全長に亘って直線状又は略直線状に形成される。
次に、前記生素地9を、人手又は機械により、生素地9の割筋14を支点として破断し分割する。このとき、焼成前の生素地9を破断するため、焼成後の破断よりその破断作業が容易である。生素地9は、割筋14部ではその割筋に沿って略直線的に破断されるが、破断面13aは、図6に示すように、人為的でなく非直線的な自然に蛇行したものとなる。分割された生素地13は、必要以上に不均一な形状を有さず、程よく不均一な形状を有しているために大量生産に適している。すなわち、タイルの生素地9は、その裏面に形成された凹条の割筋14に沿って略直線的に破断されるが、その生素地9の表面は、前記従来技術のタイルとは異なり、人為的でなく非直線的な自然に蛇行した破断面13aとなり、分割された各生素地13を表面から見るとほぼ任意の形状でありながら、側辺が非直線的な自然に蛇行し垂直でない辺形状となる。また、前記破断面13aは、必要以上に不均一とはならず、程よく不均一な形状を有することから、大量生産が容易である。
なお、図3に示すように、前記楔状の凸条10の高さL2を高くするほど、破断面13aは均一化し、凸条10の高さL2が低いほど、破断面13aは不均一化する傾向にある。また、前記楔状の凸条10の幅L3を広くするほど、つまり、凸条10の側面の角度をが緩やかにするほど破断面13aは不均一化し、凸条10の幅L3が狭いほど、つまり、凸条10の側面の角度θが鋭いほど破断面13aは均一化する傾向にある。製造するタイルの意匠や品質等に応じて凸条10の高さL2、幅L3、凸条10の側面の角度θは任意に設定する。
その後、前記のように分割された生素地13を焼成し、本発明のタイルを得る。
本発明のタイルの側面は、前記工程により製造されることで、従来技術のタイルとは異なり、人為的でなく非直線的な自然に蛇行した形状に成形されている。また、タイルは、必要以上に不均一な形状(大きさ)を有さず、程よく不均一な形状(大きさ)を有しているために、大量生産やタイル施工時のタイルの割付作業等が容易となる。
また、生素地9を焼成後に破断した場合は、破断面が鋭利な形状となる虞があるが、生素地9を破断した後に焼成するために、分割された生素地13の破断面13aが鋭利な形状であっても、焼成中に角が丸くなり安全である。
タイルの側面形状の不均一さの調節は、前記凸部10の高さ、凸部10の幅L3、凸部10の側面の角度θを調節することにより行なうことができる。
図7は、実施例2を示す。
前記実施例1では、凸部である凸条10を下側の第1の成形型2に設けたが、図7に示すように、前記第1の成形型2を上側に、前記第2の成形型3を下側に、つまり、生素地9の裏面が上側に位置するように配置して成形型1を形成してもよい。
このようにすると、下側の第2の成形型3の上面にタイルの表面模様(凹凸面)が形成され、生素地9の成形時に、タイルの表面模様を良好に成形できる。
その他の部材、製造工程は前記実施例1と同様であるため、その説明を省略する。
また、本実施例2においても、前記実施例1と同様の作用、効果を奏する。
図8は、実施例3を示す。
前記実施例1及び2においては、第1の成形型2の内面に形成した凸部あである凸条10の形状を、図2に示すように楔形状に形成したが、この凸条10を図8(a)(b)に示すように、横断面形状を台形形状20、21にしたものや、図8(c)に示すような丸形形状22にしたものにしてもよい。
その他の部材、製造工程は前記実施例1及び2と同様であるため、その説明を省略する。
また、本実施例3においても前記実施例1及び2と同様の作用、効果を奏する。
更に、本実施例3においては、凸条の横断面形状が、台形形状20、21の場合、前記実施例1の楔型形状10のものよりも、破断面13aを不均一化させることができる。また、前記凸条20の台形の上面の長さを、図8(b)に示すように、長くするほど、破断面13aを不均一化させ、図8(a)に示すように、台形の上面の長さ短くするほど、破断面13aを均一化させることができる。
また、凸条の横断面形状を図8(c)に示すように、丸形形状22に形成すると、前記実施例1の楔形形状10のものと比べて、不均一化させることができる。
図9は、実施例4を示す。
前記実施例1乃至3においては、第1の成形型2の内面に形成した凸部である凸条10、20、21、22を、生素地9を破断する位置に対応して縦又は横方向の全長に亘って直線状又は略直線状に1本のみ形成したが、本実施例4においては、図9に示すように、楔形状の凸条25を3本近接して平行又は略平行に形成して凸部を形成したものである。
なお、本実施例4においては、楔形状の凸条25を3本近接して平行又は略平行に連続して形成したが、複数本平行又は略並行に形成すればよく、平行又は略並行に形成する凸条25の数は任意に設定する。
また、本実施例4においては、凸条25の形状を楔形状に形成したが、楔形状以外にも前記実施例3のように、台形形状や丸形形状に形成しても良い。
その他の部材、製造工程は前記実施例1及び2と同様であるため、その説明を省略する。
また、本実施例4においても前記実施例1乃至3と同様の作用、効果を奏する。
更に、本実施例4においては、更に、近接し平行又は略平行に設けた凸条25により生素地9の裏面には、複数の近接し、かつ、平行又は略平行する凹条の割筋からなる凹部が形成される。これにより、生素地9は近接する凹条の割筋のいずれかで破断される。このため、分割された生素地13の大きさは不規則となり、より人為的でなく自然石を割ったような形状となる。
図10は実施例5を示す。
前記実施例1乃至4においては、生素地9の縦又は横方向の全長に亘って凹部である凹条14が形成されるように第1の成形型2の凸部である凸条10、21、22、23、25を形成したが、図10に示すように、生素地30の縦横に凹条31が形成されるように、前記第1の成形型2の凸条10を配置形成してもよい。また、この凸条10は、前記の凸条21、22、23、25を用いてもよい。
その他の部材、製造工程は前記実施例1乃至4と同様であるため、その説明を省略する。
また、本実施例5においても、前記実施例1乃至4と同様の作用、効果を奏する。
図11は実施例6を示す。
前記実施例1乃至4においては、凹部である凹条14の数を5本としたが、図11(a)に示すように、11本など任意の数に設定しても良い。
その他の部材、製造工程は前記実施例1乃至4と同様であるため、その説明を省略する。
また、本実施例6においても、前記実施例1乃至4と同様の作用、効果を奏する。
図12は実施例7を示す。
前記実施例1乃至6においては、前記第3の成形型4の内面5を、上方から見た形状が非直線状で、かつ垂直方向には型抜きが可能な垂直面に形成したが、本実施例7では、前記第3の成形型4の内面5を、上方から見た形状が直線の平面に形成して、図12に示すように、生素地9の側面9aを平面形状に形成し、かつ、生素地9の裏面における4側辺近傍に4側辺と略平行に位置するように凹部である凹条14aを形成したものである。この凹条14aは、前記第1の成形型2に形成した凸条(凸部)10、21、22、23と同様な凸条で形成する。
その他の部材、製造工程は前記実施例1乃至6と同様であるため、その説明を省略する。
本実施例7においては、生素地9の側部に位置し、分割された生素地13は、焼成せずに再利用する。
また、本実施例7においても、前記実施例1乃至6と同様の作用、効果を奏する。
本実施例7においては、更に、次ぎのような作用、効果を奏する。
前記実施例1乃至6においては、第3の成形型4の内面5により成形された生素地9の側辺は、型抜きが可能なように垂直面に形成されていたために、その側面を有する分割された生素地13においては、その表面側から見た場合に、全ての側面において人為的でなく非直線的な自然に蛇行した形状を有していない。
しかし、本実施例7においては、分割された全ての生素地13を表面側から見ると、その4側面全てが非直線的な自然に蛇行した破断面13aを有し、前記実施例により製造されたタイルよりも一層人為的でない自然石風のタイルを得ることができる。
図13は実施例8を示す。
前記実施例1乃至7においては、生素地9、30の縦又は/及び横方向の全長に亘って連続的に凹部である凹条14が形成されるように第1の成形型2の凸部である凸条10、21、22、23、25を形成したが、本実施例8においては、図13に示すように、生素地40の縦又は横方向に、略直線状で不連続なミシン線状に凹部41が形成されるように、前記第1の成形型2の凸部10を配置形成したものである。また、この凸条10は、前記の凸条21、22、23、25を用いてもよい。また、前記実施例5と同様に、凹部を縦及び横方向に形成しても良い。また、前記実施例7と同様に、凹部を複数近接し、かつ、略平行に形成しても良い。
その他の部材、製造工程は前記実施例1乃至7と同様であるため、その説明を省略する。
また、本実施例6においても、前記実施例1乃至7と同様の作用、効果を奏する。
図14は実施例9を示す。
前記実施例8においては、生素地40の縦又は/及び横方向に、略直線状で不連続なミシン線状に凹部41が形成されるように、前記第1の成形型2の凸部10を配置形成したが、本実施例9においては、図14に示すように、生素地50の縦又は横方向に、略直線状で不連続で、かつ、等間隔に、つまり点線状に丸形状の凹部41が形成されるように、前記第1の成形型2の凸部10を配置形成したものである。また、この凸条10は、前記の凸条21、22、23、25を用いてもよい。また、前記実施例5と同様に、凹部を縦及び横方向に形成しても良い。また、前記実施例7と同様に、凹部を複数近接し、かつ、略平行に形成しても良い。
その他の部材、製造工程は前記実施例1乃至8同様であるため、その説明を省略する。
また、本実施例6においても、前記実施例1乃至8と同様の作用、効果を奏する。
図15は実施例10を示す。
前記実施例8、9においては、生素地40、50の縦又は/及び横方向に、ミシン線状又は点線状に凹部41、51が形成されるように、前記第1の成形型2の凸部10を配置形成したが、本実施例10においては、図15に示すように、生素地60の縦又は横方向でかつ、凹部61の一方の側面と、隣接する他の凹部61の他方の側面とが略同一直線に位置して形成されるように、すなわち、凹部61が互い違いに形成されるように、前記第1の成形型2の凸部10を配置形成したものである。また、この凸条10は、前記の凸条21、22、23、25を用いてもよい。また、前記実施例5と同様に、凹部61を縦及び横方向に形成しても良い。
その他の部材、製造工程は前記実施例1乃至9同様であるため、その説明を省略する。
また、本実施例10においても、前記実施例1乃至9と同様の作用、効果を奏する。
本発明の実施例1を示す成形型の側断面で生素地の成形状態を示す。 図1における下側の成形型を示す拡大側断面図。 図2の拡大側面図。 本発明の実施例1におけるタイルの生素地の状態を示すもので、(a)は表面図、(b)は側面図、(c)は裏面図。 図4(b)の拡大側面図。 図4の生素地を分割した状態を示すもので、(a)は表面図、(b)は側面図、(c)は裏面図。 本発明の実施例2を示す成形型を示す側断面図。 本発明の実施例3を示すもので、(a)〜(c)は凸条の3つの変形例を示す。 本発明の実施例4における下側の成形型の凸条の拡大側面図。 本発明の実施例5を示すもので、(a)は生素地の裏面図、(b)は分割した生素地の表面図。 本発明の実施例6を示すもので、(a)は生素地の裏面図、(b)は分割した生素地の表面図。 本発明の実施例7における生素地を示すもので、(a)は側面図、(b)は裏面図。 本発明の実施例8における生素地の裏面図。 本発明の実施例9における生素地の裏面図。 本発明の実施例10における生素地の裏面図。 従来の成形型を示す側断面図。 図16における第3の成形型と生素地の関係を示す平面図。
符号の説明
2、3、4 成形型
9、13、30、40、50、60 生素地
12 原料
10、20、21、22、25 凸部
14、31、41、51、61 凹部

Claims (9)

  1. タイルの生素地の裏面に、該生素地を所定位置で割るための断面が凹状の凹部を連続又は不連続に形成し、該凹部に沿って生素地を破断した後に、その生素地を焼成して成ることを特徴とするタイル。
  2. タイルの生素地の裏面に、該生素地を割るための断面が凹状の凹部を連続又は不連続で、かつ、複数近接して略平行に形成し、この近接する複数の凹部のいずれかに沿って生素地を破断した後に、その生素地を焼成して成ることを特徴とするタイル。
  3. 前記凹部を直線状又は略直線状又はミシン線状または点線状に形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のタイル。
  4. タイルの生素地の裏面に、該生素地を所定位置で割るための断面が凹状の凹部を連続又は不連続に形成し、次いで、この凹部に沿って生素地を破断した後に、その生素地を焼成することを特徴とするタイルの製造方法。
  5. タイルの生素地の裏面に、該生素地を割るための断面が凹状の凹部を連続又は不連続で、かつ、複数近接して略平行に形成し、次いで、この複数の凹部のいずれかに沿って生素地を破断した後に、その生素地を焼成することを特徴とするタイルの製造方法。
  6. 前記凹部を直線状又は略直線状又はミシン線状または点線状に形成したことを特徴とする請求項4又は5記載のタイルの製造方法。
  7. タイルの裏面に対応する加圧面に連続又は不連続な凸部を設けた成形型内にタイルの原料である粉体を充填し、その後に前記成形型を加圧操作してタイルの生素地を成形し、その後、該生素地を脱型し、その後、該生素地を、前記凸部によって裏面に形成された連続又は不連続の凹部に沿って破断し、その後焼成することを特徴とするタイルの製造方法。
  8. タイルの裏面に対応する加圧面に、凸部を連続又は不連続で、かつ、複数近接して略平行に設けた成形型内にタイルの原料である粉体を充填し、その後に前記成形型を加圧操作してタイルの生素地を成形し、その後、該生素地を脱型し、その後、該生素地を、前記凸部によって裏面に形成された近接する複数の凹部のいずれかに沿って破断し、その後焼成することを特徴とするタイルの製造方法。
  9. 前記凸部を直線状又は略直線状又はミシン線状または点線状に形成したことを特徴とする請求項7又は8記載のタイルの製造方法。
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