JP2007054348A - 小物収容容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 収容室内部の清掃や表面のデザインなどの変更を容易に行なえる小物収容容器を提供する。
【解決手段】 底壁部と、底壁部の周囲から立ち上がる筒状側壁部とが備えられた小物収容容器において、前記筒状側壁部が可撓性を備えたシート状板から形成され、このシート状板の左右両端部には、該シート状板を筒状に変形した状態でその両端部を連結するための連結手段が設けられると共に、シート状板の下端部と底壁部との間には、前記連結手段によりその両端部を連結して形成した筒状側壁部の下端部を前記底壁部に係止するための係止手段が設けられ、連結手段により連結された筒状側壁部は、前記底壁部に対して前記係止手段を介して着脱可能である。
【選択図】 図2
【解決手段】 底壁部と、底壁部の周囲から立ち上がる筒状側壁部とが備えられた小物収容容器において、前記筒状側壁部が可撓性を備えたシート状板から形成され、このシート状板の左右両端部には、該シート状板を筒状に変形した状態でその両端部を連結するための連結手段が設けられると共に、シート状板の下端部と底壁部との間には、前記連結手段によりその両端部を連結して形成した筒状側壁部の下端部を前記底壁部に係止するための係止手段が設けられ、連結手段により連結された筒状側壁部は、前記底壁部に対して前記係止手段を介して着脱可能である。
【選択図】 図2
Description
本発明は、例えばトイレ用ブラシやトイレでの汚物を収容するための小物収容容器に関する。
例えばトイレ用ブラシを収容する容器は、底部とこの底壁部の周囲から一体に立ち上がる筒状壁部とから形成された容器本体と、前記筒状壁部に沿って上方に延びて、その上端部にブラシを引っ掛けるためのフックが一体に設けられたブラシ吊り下げ体とから構成され、フックに引掛けたブラシの主としてブラシ部分を筒状壁部内の収容室に収容するようにしている。(特許文献1参照)
ところで以上の収容容器では、収容室の内壁面が汚れ易いにもかかわらず、収容室の内部の清掃が行い難いものであって、収容室内が汚れた場合には、清掃に手間を要して扱い難いものである。
また以上の収容容器では、一度、購入すると表面に施される模様などのデザインを変更することが出来ず、デザインを異なるものに変更したい場合には、収容容器を買い替えねばならないものである。
特開2000−83737
ところで以上の収容容器では、収容室の内壁面が汚れ易いにもかかわらず、収容室の内部の清掃が行い難いものであって、収容室内が汚れた場合には、清掃に手間を要して扱い難いものである。
また以上の収容容器では、一度、購入すると表面に施される模様などのデザインを変更することが出来ず、デザインを異なるものに変更したい場合には、収容容器を買い替えねばならないものである。
本発明は、以上の実情に鑑みて開発したものであって、目的とするところは、収容室内部の清掃や表面の模様などのデザインの変更も容易に行なえる小物収容容器を提供することにある。
以上の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、底壁部と、底壁部の周囲から立ち上がる筒状側壁部とが備えられた小物収容容器において、
前記筒状側壁部が可撓性を備えたシート状板から形成され、このシート状板の左右両端部には、該シート状板を筒状に変形した状態でその両端部を連結するための連結手段が設けられると共に、シート状板の下端部と底壁部との間には、前記連結手段によりその両端部を連結して形成した筒状側壁部の下端部を前記底壁部に係止するための係止手段が設けられ、連結手段により連結された筒状側壁部は、前記底壁部に対して前記係止手段を介して着脱可能であることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の小物収容容器において、筒状側壁部の上端開口を閉鎖するための蓋体が備えられ、この蓋体は、筒状側壁部に対して着脱可能となっていることを特徴とするものである。
前記筒状側壁部が可撓性を備えたシート状板から形成され、このシート状板の左右両端部には、該シート状板を筒状に変形した状態でその両端部を連結するための連結手段が設けられると共に、シート状板の下端部と底壁部との間には、前記連結手段によりその両端部を連結して形成した筒状側壁部の下端部を前記底壁部に係止するための係止手段が設けられ、連結手段により連結された筒状側壁部は、前記底壁部に対して前記係止手段を介して着脱可能であることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の小物収容容器において、筒状側壁部の上端開口を閉鎖するための蓋体が備えられ、この蓋体は、筒状側壁部に対して着脱可能となっていることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、シート状板を連結手段を介して筒状に形成し、その筒状側壁部を連結手段により底壁部に係止するだけで、小物収容容器が形づくることが出来、しかも小物収容容器の使用に伴い、円筒状側壁部の内面や底壁部が汚れた場合には、円筒状側壁部を底壁部から取り外し、連結手段の連結を解除してシート状板を広げることで、このシート状板や底壁部の洗浄が容易に行なえるし、また例えば模様の異なるシート状板を別途用意しておき、この用意されたシート状板により円筒状側壁部を形成して、底壁部に適宜付け替えることで、小物収容容器の模様などのデザインを簡単に変更することが出来る。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、小物収容容器を例えば汚物入れなどにも利用することが出来る。
以下、本発明にかかる小物収容容器を説明する。
(第1実施形態)
先ず図1〜図4において符号1で示す小物収容容器は、トイレ用ブラシBを収容するためのものであって、この小物収容容器1は、基本的には、有底円筒状に形成された底壁部2と、この底壁部2の周囲から立ち上がる円筒状側壁部3と、トイレ用ブラシBを吊り下げ状態で支持するための支持体4とから構成されている。
底壁部2はプラスチック材から形成され、平面視略円形の底壁21と、この底壁21の外周から上方に一体に突出した筒壁22とが備えられており、筒壁22の外面には、支持体4を保持するための3つの保持部23が突設され、これら保持部23には、支持体4の下端部を挿嵌するための挿嵌穴24が設けられている。
円筒状側壁部3は、可撓性を備えたシート状板30、具体的には、正面視横長の長方形としたプラスチック製のシート状板30から形成され、このシート状板30の左右両端部には、該シート状板30を円筒状に変形した状態でその左右両端部を連結するための連結手段5が設けられている。
シート状板30の表面には模様などが適宜印刷されている。
連結手段5は、シート状板30の左端部に形成された3つの連結片51と、シート状板30の右端部に形成されて、前述の連結片51が嵌合可能な3つの嵌合孔52とから構成されている。
またシート状板30の下端部と底壁部2との間には、前記連結手段5によりその両端部を連結して形成される筒状側壁部3を、底壁部2に着脱可能に係止するための係止手段6が設けられている。
図2にも示す係止手段6は、シート状板30の下端部に形成された2個の円形の係合孔61と、筒壁22の内周面から突出して、前記した係合孔61に嵌合可能な2個の円柱状の係合突起62とから構成されている。
支持体4は、アルミ製の細い杆材から形成され、その上端部には、略S字状に屈曲させて成る吊り下げ部41が設けられ、この吊り下げ部41にブラシBを吊り下げるようにしている。
以上の構造から成る小物収容容器を組み立てるには、支持体4の下端部を、底壁部2における任意の保持部23の挿嵌孔24に嵌め込むことで、支持体を底壁部2に立設する。
次に、シート状板30を筒状に曲げて、シート状板30の左端部に形成された連結片51を、シート状板30の右端部に形成された嵌合孔52に嵌め込んで、シート状板30の左右両端部を連結することで、円筒状側壁部3を形成する。
そしてこの円筒状側壁部3の下端部を、底壁部2の筒壁22内に挿入するのであって、挿入に伴い、係合突起62のガイド面63により、筒状側壁部3を構成するシート状板30の下端部が内方に弾性変形し、円筒状側壁部3の下端が底壁部2の底壁21に当接した段階で、係合孔61が係合突起と対応する位置にあれば、係合孔61に係合突起62が直ちに嵌合し、対応する位置に来ていない場合には、係合孔61が係合突起と対応する位置に来るまで、円筒状側壁部3を回転させれば、その段階で係合孔61に係合突起62が嵌合して、円筒状側壁部3が底壁部2上に立設した状態に保持され、図1に示すような小物収容容器が完成する。
一方、以上の小物収容容器1の使用に伴い、円筒状側壁部3の内面や底壁部2内が汚れた場合には、円筒状側壁部3を弾性変形させて、係合孔61と係合突起62との嵌合を解除し、円筒状側壁部3を底壁部2の筒壁22内から引き抜いた後、シート状板30の左右両端部の連結を解除すれば、広げられたシート状板30及び底壁部2内の洗浄が容易に行なえる。
また以上の小物収容容器において、例えば模様の異なるシート状板30を別途用意しておき、この用意されたシート状板30により円筒状側壁部3を形成して、底壁部2に適宜付け替えることで、小物収容容器1のデザインを簡単に変更することが出来る。
(第2実施形態)
図5〜図6において符号10で示す小物収容容器は、トイレで用いる汚物入れとして用いられるものであって、基本的には、有底円筒状に形成された底壁部2と、この底壁部2の周囲から立ち上がる円筒状側壁部3と、持ち運びのための取っ手7と、筒状側壁部3の上端開口を閉鎖するため蓋体8とから構成されている。
(第1実施形態)
先ず図1〜図4において符号1で示す小物収容容器は、トイレ用ブラシBを収容するためのものであって、この小物収容容器1は、基本的には、有底円筒状に形成された底壁部2と、この底壁部2の周囲から立ち上がる円筒状側壁部3と、トイレ用ブラシBを吊り下げ状態で支持するための支持体4とから構成されている。
底壁部2はプラスチック材から形成され、平面視略円形の底壁21と、この底壁21の外周から上方に一体に突出した筒壁22とが備えられており、筒壁22の外面には、支持体4を保持するための3つの保持部23が突設され、これら保持部23には、支持体4の下端部を挿嵌するための挿嵌穴24が設けられている。
円筒状側壁部3は、可撓性を備えたシート状板30、具体的には、正面視横長の長方形としたプラスチック製のシート状板30から形成され、このシート状板30の左右両端部には、該シート状板30を円筒状に変形した状態でその左右両端部を連結するための連結手段5が設けられている。
シート状板30の表面には模様などが適宜印刷されている。
連結手段5は、シート状板30の左端部に形成された3つの連結片51と、シート状板30の右端部に形成されて、前述の連結片51が嵌合可能な3つの嵌合孔52とから構成されている。
またシート状板30の下端部と底壁部2との間には、前記連結手段5によりその両端部を連結して形成される筒状側壁部3を、底壁部2に着脱可能に係止するための係止手段6が設けられている。
図2にも示す係止手段6は、シート状板30の下端部に形成された2個の円形の係合孔61と、筒壁22の内周面から突出して、前記した係合孔61に嵌合可能な2個の円柱状の係合突起62とから構成されている。
支持体4は、アルミ製の細い杆材から形成され、その上端部には、略S字状に屈曲させて成る吊り下げ部41が設けられ、この吊り下げ部41にブラシBを吊り下げるようにしている。
以上の構造から成る小物収容容器を組み立てるには、支持体4の下端部を、底壁部2における任意の保持部23の挿嵌孔24に嵌め込むことで、支持体を底壁部2に立設する。
次に、シート状板30を筒状に曲げて、シート状板30の左端部に形成された連結片51を、シート状板30の右端部に形成された嵌合孔52に嵌め込んで、シート状板30の左右両端部を連結することで、円筒状側壁部3を形成する。
そしてこの円筒状側壁部3の下端部を、底壁部2の筒壁22内に挿入するのであって、挿入に伴い、係合突起62のガイド面63により、筒状側壁部3を構成するシート状板30の下端部が内方に弾性変形し、円筒状側壁部3の下端が底壁部2の底壁21に当接した段階で、係合孔61が係合突起と対応する位置にあれば、係合孔61に係合突起62が直ちに嵌合し、対応する位置に来ていない場合には、係合孔61が係合突起と対応する位置に来るまで、円筒状側壁部3を回転させれば、その段階で係合孔61に係合突起62が嵌合して、円筒状側壁部3が底壁部2上に立設した状態に保持され、図1に示すような小物収容容器が完成する。
一方、以上の小物収容容器1の使用に伴い、円筒状側壁部3の内面や底壁部2内が汚れた場合には、円筒状側壁部3を弾性変形させて、係合孔61と係合突起62との嵌合を解除し、円筒状側壁部3を底壁部2の筒壁22内から引き抜いた後、シート状板30の左右両端部の連結を解除すれば、広げられたシート状板30及び底壁部2内の洗浄が容易に行なえる。
また以上の小物収容容器において、例えば模様の異なるシート状板30を別途用意しておき、この用意されたシート状板30により円筒状側壁部3を形成して、底壁部2に適宜付け替えることで、小物収容容器1のデザインを簡単に変更することが出来る。
(第2実施形態)
図5〜図6において符号10で示す小物収容容器は、トイレで用いる汚物入れとして用いられるものであって、基本的には、有底円筒状に形成された底壁部2と、この底壁部2の周囲から立ち上がる円筒状側壁部3と、持ち運びのための取っ手7と、筒状側壁部3の上端開口を閉鎖するため蓋体8とから構成されている。
尚、底壁部2と円筒状側壁部3の構成は、前記した第1実施形態のものと同一構造であるので、説明を省略する。
取っ手7は、アルミ製の細い杆材を逆U字状に屈曲させて形成したものである。
蓋体8は、筒状側壁部3の上端に嵌め込むリング状保持枠81と、このリング状保持枠81の開口に着脱自由に取り付けられる蓋本体82とから構成され、これらリング状保持枠81及び蓋本体82は、プラスチック材から形成されている。
以上の構造から成る小物収容容器10を組み立てるには、取っ手7の下端部を、底壁部2における2つの保持部23の挿嵌孔24に嵌め込むことで、支持体を底壁部2に立設する。
次に、シート状板30を筒状に曲げて、シート状板30の左端部に形成された連結片51を、シート状板30の右端部に形成され嵌合孔52に嵌め込んで、シート状板30の左右両端部を連結することで、円筒状側壁部3を形成する。
そしてこの円筒状側壁部3の下端部を、底壁部2の筒壁22内に挿入するのであって、第1実施形態の場合と同様、挿入に伴い、係合突起62のガイド面63により、筒状側壁部3を構成するシート状板30の下端部が内方に弾性変形し、円筒状側壁部3の下端が底壁部2の底壁21に当接した段階で、係合孔61が係合突起と対応する位置にあれば、係合孔61に係合突起62が直ちに嵌合し、対応する位置に来ていない場合には、係合孔61が係合突起と対応する位置に来るまで、円筒状側壁部3を回転させれば、その段階で係合孔61に係合突起62が直ちに嵌合して、円筒状側壁部3が底壁部2上に立設する。
続いて、円筒状側壁部3内に例えばビニール製の袋Pを入れて、袋Pの開口部を円筒状側壁部3の外周りに折り返した上で、円筒状側壁部3の上端部に蓋体8のリング状保持枠81を嵌めこみ、このリング状保持枠81の開口に蓋本体82を装着すると、図5に示すような小物収容容器が完成する。
一方、以上の小物収容容器10の使用に伴い、円筒状側壁部3の内面や底壁部2が汚れた場合には、蓋体8を円筒状側壁部3から取り外した上で、円筒状側壁部3を弾性変形させて、係合孔61と係合突起62との嵌合を解除して、円筒状側壁部3を底壁部2の筒壁22内から引き出した後、シート状板30の左右両端部の連結を解除すれば、広げられたシート状板30及び底壁部2内、更には蓋体8の洗浄が容易に行なえる。
また以上の小物収容容器10においても、例えば模様の異なるシート状板30を別途用意しておき、この用意されたシート状板30により円筒状側壁部3を形成して、底壁部2に適宜付け替えることで、小物収容容器10のデザインを簡単に変更することが出来る。
以上の実施形態では、筒状側壁部3を底壁部2に着脱可能に係止するための係止手段6を、シート状板30の下端部に形成された一対の円形の係合孔61と、筒壁22の内周面から突出して、前記した係合孔61に嵌合可能な一対の円柱状の係合突起62とから構成したが、これに限定されるものではなく、例えば、図7及び図8に示すような係止手段60でもよい。
即ち図7、図8に示す係止手段60は、シート状板30の下端からL字状に突出する係合片64と、底壁部2の筒壁22に形成されて前述の係合片64が挿通可能なスリット状の貫通孔65とから構成してもよく、以上の係止手段6では、シート状板30を円筒状にして形成した円筒状側壁部3を筒壁22内に挿入して、係合片64を貫通孔65に挿通した上で、円筒状側壁部3を底壁部2に対して所定角度回転させて、係合片64の先端部を底壁部2に係止させることで、円筒状側壁部3を底壁部2に組み付けることが出来る。
蓋体8は、筒状側壁部3の上端に嵌め込むリング状保持枠81と、このリング状保持枠81の開口に着脱自由に取り付けられる蓋本体82とから構成され、これらリング状保持枠81及び蓋本体82は、プラスチック材から形成されている。
以上の構造から成る小物収容容器10を組み立てるには、取っ手7の下端部を、底壁部2における2つの保持部23の挿嵌孔24に嵌め込むことで、支持体を底壁部2に立設する。
次に、シート状板30を筒状に曲げて、シート状板30の左端部に形成された連結片51を、シート状板30の右端部に形成され嵌合孔52に嵌め込んで、シート状板30の左右両端部を連結することで、円筒状側壁部3を形成する。
そしてこの円筒状側壁部3の下端部を、底壁部2の筒壁22内に挿入するのであって、第1実施形態の場合と同様、挿入に伴い、係合突起62のガイド面63により、筒状側壁部3を構成するシート状板30の下端部が内方に弾性変形し、円筒状側壁部3の下端が底壁部2の底壁21に当接した段階で、係合孔61が係合突起と対応する位置にあれば、係合孔61に係合突起62が直ちに嵌合し、対応する位置に来ていない場合には、係合孔61が係合突起と対応する位置に来るまで、円筒状側壁部3を回転させれば、その段階で係合孔61に係合突起62が直ちに嵌合して、円筒状側壁部3が底壁部2上に立設する。
続いて、円筒状側壁部3内に例えばビニール製の袋Pを入れて、袋Pの開口部を円筒状側壁部3の外周りに折り返した上で、円筒状側壁部3の上端部に蓋体8のリング状保持枠81を嵌めこみ、このリング状保持枠81の開口に蓋本体82を装着すると、図5に示すような小物収容容器が完成する。
一方、以上の小物収容容器10の使用に伴い、円筒状側壁部3の内面や底壁部2が汚れた場合には、蓋体8を円筒状側壁部3から取り外した上で、円筒状側壁部3を弾性変形させて、係合孔61と係合突起62との嵌合を解除して、円筒状側壁部3を底壁部2の筒壁22内から引き出した後、シート状板30の左右両端部の連結を解除すれば、広げられたシート状板30及び底壁部2内、更には蓋体8の洗浄が容易に行なえる。
また以上の小物収容容器10においても、例えば模様の異なるシート状板30を別途用意しておき、この用意されたシート状板30により円筒状側壁部3を形成して、底壁部2に適宜付け替えることで、小物収容容器10のデザインを簡単に変更することが出来る。
以上の実施形態では、筒状側壁部3を底壁部2に着脱可能に係止するための係止手段6を、シート状板30の下端部に形成された一対の円形の係合孔61と、筒壁22の内周面から突出して、前記した係合孔61に嵌合可能な一対の円柱状の係合突起62とから構成したが、これに限定されるものではなく、例えば、図7及び図8に示すような係止手段60でもよい。
即ち図7、図8に示す係止手段60は、シート状板30の下端からL字状に突出する係合片64と、底壁部2の筒壁22に形成されて前述の係合片64が挿通可能なスリット状の貫通孔65とから構成してもよく、以上の係止手段6では、シート状板30を円筒状にして形成した円筒状側壁部3を筒壁22内に挿入して、係合片64を貫通孔65に挿通した上で、円筒状側壁部3を底壁部2に対して所定角度回転させて、係合片64の先端部を底壁部2に係止させることで、円筒状側壁部3を底壁部2に組み付けることが出来る。
また以上の実施形態では、連結手段5を、シート状板30の左端部に形成された連結片51と、シート状板30の右端部に形成されて、前述の連結片51が挿嵌可能な嵌合孔52とから構成したが、これに限定されるものではなく、例えばシート状板の両端部にホック部材を取り付けて、このホック部材を介してシート状板30を円筒状にするようにしてもよい。
1・10 小物収容容器
2 底壁部
21 底壁
22 筒壁
3 円筒状側壁部
30 シート状板
4 支持体
5 連結手段
51 連結片
52 嵌合孔
6・60 係止手段
61 係合孔
62 係合突起
8 蓋体
2 底壁部
21 底壁
22 筒壁
3 円筒状側壁部
30 シート状板
4 支持体
5 連結手段
51 連結片
52 嵌合孔
6・60 係止手段
61 係合孔
62 係合突起
8 蓋体
Claims (2)
- 底壁部と、底壁部の周囲から立ち上がる筒状側壁部とが備えられた小物収容容器において、前記筒状側壁部が可撓性を備えたシート状板から形成され、このシート状板の左右両端部には、該シート状板を筒状に変形した状態でその両端部を連結するための連結手段が設けられると共に、シート状板の下端部と底壁部との間には、前記連結手段によりその両端部を連結して形成した筒状側壁部の下端部を前記底壁部に係止するための係止手段が設けられ、連結手段により連結された筒状側壁部は、前記底壁部に対して前記係止手段を介して着脱可能であることを特徴とする小物収容容器。
- 筒状側壁部の上端開口を閉鎖するため蓋体が備えられ、この蓋体は、筒状側壁部に対して着脱可能となっていることを特徴とする請求項1に記載の小物収容容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005243834A JP2007054348A (ja) | 2005-08-25 | 2005-08-25 | 小物収容容器 |
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JP2005243834A JP2007054348A (ja) | 2005-08-25 | 2005-08-25 | 小物収容容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=37918339
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2007054348A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017217549A (ja) * | 2017-09-25 | 2017-12-14 | ヨコズナクリエーション株式会社 | 洗浄用ブラシセット |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0176801U (ja) * | 1987-11-11 | 1989-05-24 | ||
JPH0687213U (ja) * | 1993-06-01 | 1994-12-22 | 株式会社橋本紙器製作所 | 筒状容器 |
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2005
- 2005-08-25 JP JP2005243834A patent/JP2007054348A/ja active Pending
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Legal Events
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Effective date: 20100727 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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