JP2007052480A - 情報処理装置、切替器、遠隔操作システム、スキャンコード送信方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、切替器、遠隔操作システム、スキャンコード送信方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 キーボードからのキー入力を有効にサーバに認識させることができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】 遠隔地のサーバNとネットワーク接続され、サーバを操作する制御PC100であって、キーボード110から出力されるスキャンコードを、対応するキーコードに変換するキーボードドライバ104と、キーコードをパケット変換するデータ変換部105と、サーバNを操作するアプリケーションソフトウェアが起動すると、スキャンコードの出力先をキーボードドライバ104からデータ変換部105に切り替えるインターフェイス処理部107とを有している。従って、無駄なデータ変換が行われないので、キー入力を有効にサーバに認識させることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ネットワーク接続された複数のサーバをKVM(Keyboard/Video/Mouse)装置を介して制御用のパソコン(以下、制御PCと呼ぶ)によって操作する技術に関する。
ネットワーク上の複数のサーバを、例えば1組の入力装置(キーボードやポインティングデバイスなど)で切り替えて操作する場合、図1に示すようなKVM装置200が用いられる。このシステムにおいて、キーボード110およびポインティングデバイス111を操作することによって発生するデータは、制御PC100でパケット変換され、TCP/IPなどのネットワークによりKVM装置200に送信される。パケットデータを受信したKVM装置200は、パケットデータからキーボードおよびポインティングデバイスのデータを取得してサーバ(1、2、3、・・・N)に送信する。このような処理によって、遠隔地からの操作が実行される。
制御PC100は汎用的なPCであり、キーボード110から入力されたデータは図2のような流れで処理される。キーボード110のキー入力により制御PC100に送信されるキーデータは、スキャンコードと呼ばれ、各キーによって異なるデータ値を持つ。キーボード110から入力されたスキャンコードは、図2に示すように制御PCのインターフェース処理部107で受信し、キーボードドライバ104でキーコードに変換され、OS(Operating System)(コード解析)102に出力される。キーコードとは、あらかじめ定義されたOSの標準コード、すなわちOSで認識、処理可能なコードデータである。スキャンコードは、キーボードによって異なるため(例えばUS101キーボードと、OADG109キーボードの“@”など)その違いを補正するための変換処理が行われ、キーコードとしてOS102に渡される。
OS102で受信したキーコードは、アプリケーションソフトウェアによって実現されるデータ検出モジュール101に送信される。データ検出モジュール101で受信したキーコードは、データ変換部105に出力され、ここでパケットに変換される。そして、通信処理部108に出力され、通信処理部108からネットワークに送信される。
特許文献1は、サーバ装置のキーボード操作によって発生したキー入力を、キーコードに変換してクライアント装置に送信するシステムであって、クライアント装置は、クライアント装置で扱うキーコードと、サーバ装置で扱うキーコードとを対応させたディスプレイキー情報テーブルを、複数のサーバ装置ごとに設けて格納している。さらに、該当するディスプレイキー情報テーブルを参照して、サーバ装置から入力されたキーコードをクライアント装置で扱うキーコードに変換するディスプレイキーライブラリを備えている。
また特許文献2は、ネットワークで接続された情報端末間で、一台の管理情報端末が他の管理対象情報端末を遠隔制御するリモートコントロールに関するものである。管理情報端末と管理対象情報端末のキーボードの物理的な種類または論理的なレイアウトが異なる場合に、管理情報端末端末側のキーボードが発生する実スキャンコードを一旦仮想スキャンコードに変換し、その後、仮想スキャンコードを管理対象情報端末側のキーボードの実スキャンコードに変換している。
特開平6−289971号公報 特開2000−250696号公報
スキャンコードからキーコードへの変換において、Left−shiftキーと、Right−Shiftキーは同じキーコードになる。このようにキーボード入力によるスキャンコードは異なるにも関わらず、同じキーコードに変換されてしまうことがある。
制御PC100で動作するアプリケーションで遠隔地のサーバを操作する場合、キーボードデータは必ず制御PC100のOSを経由して送信される。このため、サーバ側には、キーコードに変換されたデータしか扱うことができないシステムもある。そのようなシステムにおいて、サーバに、Left−shiftキーとRight−Shiftキーの入力を識別させて、異なる機能を実行するアプリケーションがある場合、サーバ側ではこれらのキー入力の識別ができないため、機能を実行できないという問題が生じる。
また、全てのシステムにおいて、Ctrl−Alt−Deleteキーのような特殊キー入力は、制御PC100のOS102で捕捉されるため、制御PC100からサーバには送信されない。このため、KVM装置200を用いたシステムにおいて、制御PC100から特殊キーを遠隔地のサーバに送信するためには、特殊キーボタンのGUIをアプリケーションに持たせ、そのGUIボタンをマウスでクリックすることにより、特殊キーデータを発生させている(例えば、Avocent社製、商品名、DSRシリーズなど)。この方法は、すべてのキー入力をキーボードから実行できないため、ユーザにとっては不便である。
また、特許文献1及び2の開示技術はいずれも、変換テーブルを備えて、一方の端末で発生したキーコードやスキャンコードを、他方の端末で扱うことのできるキーコードやスキャンコードに変換するものである。そのため、変換を担当する装置の資源(リソース)を消費しなければならない。また、変換のための処理に時間を要したり、サーバ側に新たなドライバソフトウェアのインストールが必要になるなどの問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、キーボードからのキー入力を有効にサーバに認識させることができる情報処理装置、切替器、遠隔操作システム、スキャンコード送信方法及びプログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために本発明の情報処理装置は、遠隔地のサーバ装置とネットワーク接続され、該サーバ装置を操作する情報処理装置であって、キーボードから出力されるスキャンコードを、対応するキーコードに変換するコード変換手段と、前記キーコードをパケット変換するデータ変換手段と、前記サーバ装置を操作するアプリケーションソフトウェアが起動すると、前記スキャンコードの出力先を前記コード変換手段から前記データ変換手段に切り替える切替手段とを有する構成としている。このように本発明は、キーボードからのスキャンコードをサーバ装置にそのまま送信することができる。従って、無駄なデータ変換が行われないので、キー入力を有効にサーバに認識させることができる。また、データ変換のためのソフトウェアのインストールが必要なく、サーバ装置および情報処理装置の資源消費を軽減させることができる。さらに、無駄なデータ変換が行われないので、データの信頼性を向上させることができる。また、Ctrl−Alt−Deleteキー等の特殊キーもサーバに送信可能となる。
上記情報処理装置において、前記切替手段は、制御手段のプログラムに従った制御によって実現されるとよい。このプログラムは、既存のドライバ群に追加挿入されたフィルタドライバであるとよい。
上記情報処理装置において、前記切替手段は、表示手段に表示されたカーソル位置に応じて、前記スキャンコードの出力先を切り替えてもよい。また、前記切替手段は、前記アプリケーションソフトウェアによって表示手段に表示したボタンが、ポインティングデバイスによって押下されると、前記スキャンコードの出力先を切り替えてもよい。
本発明の切替器は、1つ以上のサーバ装置を1組のコンソールで操作可能にするための切替器であって、前記サーバ装置と前記切替器との接続仕様情報を記憶する記憶手段と、キーボードからのスキャンコードを、前記接続仕様に応じたデータに変換するデータ変換手段と、前記接続仕様に応じたデータを前記サーバ装置に送信する送信手段と、を有する構成としている。このように本発明は、1つ以上のサーバ装置を操作するための切替器に、接続仕様に応じたデータに変換する機能を設けている。従って、サーバ装置にデータ変換のためのソフトウェアをインストールする必要がなく、サーバ装置の資源消費を軽減させることができる。また、キーボードからのスキャンコードを、接続仕様に応じたデータに変換してサーバ装置に送信しているので、サーバ側でスキャンコードを認識することができないといった問題が生じない。
上記切替器は、前記サーバ装置の電源がオンすると、該サーバ装置とのUSBデバイス接続認識のプロセス中に、該サーバ装置からエニュメレーションデータを取得し、該取得したエニュメレーションデータから前記接続仕様情報を取り出して前記記憶手段に記憶するとよい。また、前記切替器は、前記サーバ装置の電源がオンすると、該サーバ装置との接続確立時に、該サーバ装置からネゴシエーションデータを取得し、該取得したネゴシエーションデータから前記接続仕様情報を取り出して前記記憶手段に記憶してもよい。
本発明の遠隔操作システムは、遠隔地に配置された複数のサーバ装置と、前記複数のサーバ装置と接続され、該複数のサーバ装置を1組のコンソールで操作可能とするための切替器と、前記切替器とネットワーク接続され、前記複数のサーバ装置を操作するためのコンソールを備えた情報処理装置とを有し、前記情報処理装置は、前記複数のサーバ装置と前記切替器との接続仕様情報をそれぞれ記憶する記憶手段と、キーボードからのスキャンコードを、送信先のサーバ装置の前記接続仕様に応じたデータに変換するデータ変換手段と、前記接続仕様に応じたデータを前記切替器に送信する送信手段と、を有する構成としている。
上記切替器は、前記サーバ装置と前記切替器との接続仕様情報を記憶する記憶手段と、キーボードからのスキャンコードを、前記接続仕様に応じたデータに変換するデータ変換手段と、前記接続仕様に応じたデータを前記サーバ装置に送信する送信手段と、を有しているとよい。
また上記情報処理装置は、キーボードから出力されるスキャンコードを、対応するキーコードに変換するコード変換手段と、前記キーコードをパケット変換するデータ変換手段と、前記パケット変換されたデータを前記ネットワーク接続された切替器に送信する送信手段と、前記サーバ装置を操作するアプリケーションソフトウェアが起動すると、前記スキャンコードの出力先を前記コード変換手段から前記データ変換手段に切り替える切替手段と、を有しているとよい。
上記情報処理装置は、スキャンコードを暗号化する暗号化処理手段を有し、前記切替器は、暗号化された前記スキャンコードを復号化する復号化手段を有しているとよい。
本発明のスキャンコード送信方法は、キーボード入力されたスキャンコードを、複数のサーバ装置の中から選択されたサーバ装置に送信するスキャンコード送信方法であって、前記サーバ装置を操作するアプリケーションソフトウェアが起動すると、前記キーボードから出力される前記スキャンコードを、対応するキーコードに変換せずにそのままパケット変換するステップと、パケット変換された前記スキャンコードをネットワーク接続された前記サーバ装置に送信するステップと、を有している。
本発明のスキャンコード送信方法は、1組のコンソールから入力されたスキャンコードを、選択されたサーバ装置に送信するスキャンコード送信方法であって、前記スキャンコードを、前記サーバ装置との接続仕様に応じたデータに変換するステップと、前記接続仕様に応じたデータを前記サーバ装置に送信するステップと、を有している。
本発明のスキャンコード送信プログラムは、キーボード入力されたスキャンコードを、複数のサーバ装置の中から選択されたサーバ装置に送信するスキャンコード送信プログラムであって、前記サーバ装置を操作するアプリケーションソフトウェアが起動すると、前記キーボードから出力される前記スキャンコードを、対応するキーコードに変換せずにそのままパケット変換する処理と、パケット変換された前記スキャンコードをネットワーク接続された前記サーバ装置に送信する処理と、をコンピュータに実行させるとよい。
本発明のスキャンコード送信プログラムは、1組のコンソールから入力されたスキャンコードを、選択されたサーバ装置に送信するスキャンコード送信プログラムであって、前記スキャンコードを、前記サーバ装置との接続仕様に応じたデータに変換する処理と、前記接続仕様に応じたデータを前記サーバ装置に送信する処理と、をコンピュータに実行させるとよい。
本発明は、コンソールからの入力を有効にサーバに認識させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
まず、本実施例の構成について図1を参照しながら説明する。本実施例は、コンソールとしてキーボード110とポインティングデバイス111とを備えた制御PC(本発明の情報処理装置に該当する)100と、制御PC100とネットワークを介して接続したKVM装置(本発明の切替器に該当する)200と、KVM装置200を介してネットワークに接続された複数のサーバ1、2、3・・・N(Nは任意の自然数)とを備えている。
図3を参照しながら制御PC100の構成を説明する。図3に示すように制御PC100は、制御部120、データ変換部105、メモリ106、インターフェイス処理部107、通信処理部108等を主な構成として備えている。制御部120は、制御プログラムを記録したROM、演算装置としてのCPU、CPUのワークエリアとして使用されるRAM等を備えており、ROMから読み出したプログラムに従った演算をCPUで行うことにより、図3に示すデータ検出モジュール(アプリケーションソフトウェア)101、OS(Operating System)102、ポインティングデバイスドライバ103、キーボードドライバ104が実現される。また、制御PC100には、インターフェイス処理部107を介してキーボード110と、ポインティングデバイス111とが接続され、通信処理部108は、ネットワークに接続している。
データ検出モジュール101は、アプリケーションソフトウェアの備える機能の一部であって、データ変換部105に対して指示データを送信する。指示データとは、インターフェイス処理部107がスキャンコードを受信した場合に、データ変換部105に受信したスキャンコードを送信するように指示するフラグ情報である。また、データ検出モジュール101は、OS102から受信したポインティングデバイスデータをデータ変換部105に送信する。さらに、データ検出モジュール101は、データ変換部105にネットワーク送信情報を送信する。ネットワーク送信情報とは、通信処理部108がKVM装置200宛てにパケットデータを送信するための設定情報である。
データ変換部(本発明のデータ変換手段に該当する)105は、データ検出モジュール101から指示データを受け取ると、このデータをインターフェイス処理部107に出力する。また、データ変換部105は、データ検出モジュール101からネットワーク送信情報を受け取ると、この情報を通信処理部108に出力する。さらに、データ変換部105は、インターフェイス処理部107からスキャンコードを受け取ると、このスキャンコードをパケット変換して通信処理部108に出力する。また、データ変換部105は、データ検出モジュール101からポインティングデバイスデータを受け取ると、このデータをパケット変換して通信処理部108に出力する。
インターフェイス処理部(本発明の切替手段に該当する)107は、データ変換部105から指示データを受け取って、このデータをメモリ106に格納する。また、インターフェイス部107は、キーボード110からスキャンコードを受信すると、メモリ106を参照して指示データに従ってスキャンコードを送信する。
指示データには、通常“0”をセットする。指示データが“0”の場合、インターフェイス処理部107は、スキャンコードをキーボードドライバ104に送信する。キーボードドライバ104に出力されたスキャンコードは、ここでキーコードに変換される。また、データ検出モジュール101によって指示データ“1”がセットされた場合には、インターフェイス処理部107はスキャンコードをデータ変換部105へ送信する。データ変換部105でパケット変換され、通信処理部108からネットワークに出力されるので、スキャンコードがそのまま制御PC100から出力されることになる。
さらに、インターフェイス処理部107は、ポインティングデバイスからポインティングデバイスデータを受信すると、このデータをポインティングデバイスドライバ103に送信する。
キーボードドライバ(本発明のコード変換手段に該当する)104は、インターフェイス処理部107からスキャンコードを入力し、このスキャンコードをキーコードに変換してOS102に出力する。ポインティングデバイスドライバ103は、インターフェイス処理部107からポインティングデバイスデータを受信し、OS102に出力する。
OS102は、ポインティングデバイスドライバ103からポインティンングデバイスデータを受け取って、データ検出モジュール101に出力する。また、キーボードドライバ104からキーコードを受け取って、キーコードをデータ検出モジュール101に出力する。
通信処理部108は、データ変換部105からネットワーク送信情報を受信し、このネットワーク送信情報の設定に従って、データ変換部105から受け取ったパケットデータをネットワークに送信する。また、ネットワークからパケットデータを受信し、データ変換部105に出力する。
次に、図4を参照しながらKVM装置200の構成について説明する。図4に示すようにKVM装置200は、通信処理部201と、メイン制御部202と、データ変換部203と、メモリ(請求項6、9に記載の記憶手段に該当する)204と、スキャンコード処理部205と、ポインティングデバイスデータ処理部206とを備えている。
通信処理部201は、ネットワークを介して受信したパケットデータをメイン制御部202に転送する。また、メイン制御部202から転送されたパケットデータをネットワークに出力する。
メイン制御部202は、通信処理部201からパケットデータを受け取って、データ変換部203に出力する。またデータ変換部203によってパケットデータに変換されたデータを通信処理部201に出力する。
データ変換部203は、メイン制御部202からパケットデータを受け取って、このパケットデータからポインティングデバイスデータやスキャンコードを取り出す。取得したスキャンコードデータは、スキャンコード処理部205に出力され、ポインティングデバイスデータは、ポインティングデバイスデータ処理部206に出力される。
スキャンコード処理部205は、データ変換部203から入力したスキャンコードをサーバN(以下では、サーバ1、2、3・・・Nのうちのいずれのサーバであってもよい場合には、代表してサーバNと記す)に送信する。またポインティングデバイスデータ処理部206は、データ変換部203から入力したポインティングデバイスデータをサーバNに送信する。
図5に示すフローチャートを参照しながら制御PC100の動作手順を説明する。制御PC100上で遠隔地のサーバNを操作するためのアプリケーションを起動すると(ステップS1)、アプリケーションのデータ検出モジュール101は、指示データをデータ変換部105に出力する(ステップS2)。データ変換部105は、入力した指示データをインターフェイス処理部107に出力する(ステップS3)。インターフェイス処理部107は、入力した指示データをメモリ106に格納する(ステップS4)。
次に、図6に示すフローチャートを参照しながら、キーボード110によりキー入力があった場合の動作を説明する。
サーバNを操作するためのアプリケーションが立ち上げられると、データ検出モジュール101が指示データ“1”を出力し、メモリ106に指示データ“1”がセットされる。この状態で、キーボード110からキー入力が行われると(ステップS11)、スキャンコードをインターフェイス処理部107から入力する(ステップS12)。インターフェイス部107は、メモリ106に格納された指示データを参照して(ステップS13)、スキャンコードの出力先を決定する。
指示データが“0”であった場合(ステップS14/NO)、インターフェイス処理部107は、図8に示すように指示データに従ってスキャンコードをキーボードドライバ104に出力する(ステップS18)。キーボードドライバ104では、スキャンコードをキーコードに変換し(ステップS19)、変換したキーコードをOS102に出力する(ステップS20)。
また、指示データが“1”であった場合(ステップS14/YES)、インターフェイス処理部107は、図8に示すように指示データに従ってスキャンコードをデータ変換部105に出力する(ステップS15)。データ変換部105は、インターフェイス処理部107から入力したスキャンコードをパケット変換し、通信処理部108に出力する(ステップS16)。通信処理部108は、入力したパケットデータをKVM装置200宛てに送信する(ステップS17)。
遠隔地のサーバNを操作するためのアプリケーションを終了させると、データ検出モジュール101は、指示データ“0”を出力する。この指示データは、上述した手順に従ってメモリ106に格納される。データ検出モジュール101が出力する指示データにより、スキャンコードをキーコードに変換する通常経路と、スキャンコードをキーコードに変換しない経路とに切り替えられる。
次に、図7に示すフローチャートを参照しながらKVM装置200の動作手順を説明する。
KVM装置200は、制御PC100から送信されたパケットデータを通信処理部201で受信する(ステップS21/YES)。通信処理部201は、受信したパケットデータをメイン制御部202に出力する(ステップS22)。メイン制御部202は、パケットデータを受け取って、データ変換部203に転送する(ステップS23)。データ変換部203は、パケットデータを受け取り、そのパケットデータからスキャンコードを取り出す(ステップS24)。取り出したスキャンコードは、スキャンコード処理部205へ転送される(ステップS24)。スキャンコード処理部205はスキャンコードを受け取ると、このコードをサーバNに送信する(ステップS25)。
このように本実施例は、スキャンコードを直接サーバNに送信することができるので、スキャンコードをキーコードに変換し、KVM装置200で再びキーコードをスキャンコードに戻してサーバに渡すという処理を省くことができる。このため、処理時間を短縮し、データの信頼性を高めることができる。また、遠隔地のサーバNを操作する場合に、制御PC100においてスキャンコードはキーボードドライバ104を経由せずにKVM装置200にそのまま送信される。従って、Ctrl−Alt−Deleteキーのような特殊キーもサーバNに送信することが可能となり、サーバへのキー操作をすべて制御PC100のキーボードから行うことができる。
なお、ビデオ信号の送受信に関する構成については詳細な説明を省くが、以下に動作概略を述べる。KVM装置200は、サーバNからのビデオ信号を受信し、そのビデオ信号をアナログ−デジタル変換し、パケットに変換して制御PC100に送信する。また、制御PC100は、KVM装置200からのパケットデータを受信し、そのパケットデータからビデオ信号を取得し、操作ウィンドウ上に表示する。このようにして遠隔地のサーバNのポインティングデバイス動作やキー入力を表示することができる。
なお、上述した実施例では、遠隔地のサーバNを操作するアプリケーションが起動しているか否かによって指示データを切り替えるようにしていた。これ以外に、図9に示すように前述アプリケーションによって起動する操作画面の領域にマウス等のポインティングデバイス111のカーソルがある場合には、スキャンデータをデータ変換部105に出力して、変換を行わないような経路に変更し、操作画面の領域にポインティングデバイス111のカーソルがない場合には、スキャンデータをキーボードドライバ104によってキーコードに変換してから送信する経路に変更するようにしてもよい。
上記判断を行うために、まずポインティングデバイス111で発生するイベントを受け取るようにOS102に登録する。そして、ポインティングデバイス111のカーソルが前述操作画面に存在する状態で発生するイベントを、OS102からデータ検出モジュール101に通知して、データ検出モジュール101が捕捉するようにプログラムする。
図9に示すカーソル位置Aのように、アプリケーションの操作画面上にカーソルがある場合、OS102はデータ検出モジュール101に通知を行う。通知を受けたデータ検出モジュール101は、指示データ“1”をメモリ106にセットする。この手順は上述した通りである。一方、カーソル位置Bのように、アプリケーションの操作画面上からカーソルが外れると、OS102からの通知がデータ検出モジュール101で捕捉されなくなるので、データ検出モジュール101は、指示データ“0”をセットする。このようにして、ポインティングデバイスのカーソル位置に応じて、スキャンコードの送信経路を切り替えることが可能となる。
また、アプリケーションによって提供される操作画面上に切り替えボタンを表示させ、そのボタンがポインティングデバイス111で押下されると、データ検出モジュールは、指示データ“1”をセットするようにしてもよい。
添付図面を参照しながら本発明の第2実施例を説明する。図10には、第2実施例の制御PC100の構成が示されている。
上述した第1実施例では、キーボード110からスキャンコードが入力されると、インターフェイス処理部107によってスキャンコードの出力先を切り替えていた。すなわち、インターフェイス処理部107にスキャンコードの出力先を切り替える機能を設けていた。これに対し本実施例は、図10に示すようにフィルタドライバ(本発明の切替手段に該当)121をインストールして、ソフトウェアの制御によってスキャンコードの出力先を切り替える。キーボードドライバ104等のドライバソフトウェアは、単一ではなく複数のプログラムにより階層化された構造になっており、命令やデータはそれぞれの上位、下位に渡され処理される。このような既存のドライバにフィルタドライバを追加、挿入することで、階層化されたドライバ群の一部の動作を変更することができる。
フィルタドライバ121は、データ検出モジュール101から出力された指示データを、データ変換部105を介して取得し、メモリ106に格納する。フィルタドライバ121は、インターフェイス処理部107からスキャンコードを入力すると、メモリ106に格納した指示データに従って、所定の出力先に出力する。すなわち、指示データが“0”であった場合には、スキャンコードをキーボードドライバ104に出力する。また指示データが“1”であった場合には、スキャンコードをデータ変換部105に出力する。
このように本実施例では、制御PC100に、フィルタドライバ121を追加することで、スキャンコードをキーコードに変換せずにKVM装置200に送信することができる。
添付図面を参照しながら本発明の第3実施例を説明する。
キーボード110からの入力により発生するスキャンコードは、PS/2キーボードのスキャンコードセット1〜3、およびUSBキーボードのスキャンコードなど複数の種類がある。これらのスキャンコードのうち、どのスキャンコードセットが使用されるのかは、使用するサーバの接続状態、BIOSおよびドライバソフトウェアなどに依存する。
例えば、制御PC100側でUSBキーボードによる入力を行った場合、KVM装置200には、USBのスキャンコードが送信される。このとき、サーバNとKVM装置200とがPS/2で接続しており、サーバNはPS/2キーボードのスキャンコードセット1で動作するものとする。このとき、KVM装置200がこのままUSBのスキャンコードをサーバNに送信しても、キーボード110の入力はサーバNで認識されず、実行されない。そこで、サーバNに適したスキャンコードをKVM装置200に送信しなければならない。
図11に、KVM装置200の構成を示す。本実施例のKVM装置200は、図11に示すようにUSBデバイスデータ処理部207が新たに設けられている。USBデバイスデータ処理部207は、メイン制御部202から出力されたUSBスキャンコードをサーバNに送信する。また、USB接続によるサーバNとのエニュメレーション開始時に、サーバNから送信されるエニュメレーションデータを受信して、メイン制御部202に出力する。
サーバNとKVM装置200とがPS/2で接続されている場合、KVM装置200は、PS/2接続のネゴシエーション時にサーバNから送信されるネゴシエーションデータをスキャンコード処理部205で受信する。このネゴシエーションデータは、メイン制御部202に送られる。メイン制御部202は、ネゴシエーションデータに含まれるPS/2スキャンコードセット1〜3のいずれかを取り出し、メモリ204にスキャンコードセット情報(本発明の接続仕様情報に該当する)として保存する。
またサーバNとKVM装置200とがUSBで接続されている場合、KVM装置200は、USB接続のエニュメレーション時にサーバNから送信されるエニュメレーションデータをUSBデバイスデータ処理部207で受信する。このエニュメレーションデータは、メイン制御部202に送られる。メイン制御部202は、エニュメレーションデータに含まれるUSBスキャンコードを取り出し、メモリ204にスキャンコードセット情報として保存する。
データ変換部(請求項6、9記載のデータ変換手段に該当する)203は、メモリ204に格納されているスキャンコードセット情報を参照し、
制御PC100から取得したスキャンコードを、メモリ204に格納されているスキャンコードセット情報が示す形式のデータに変換する。すなわち、KVM装置200とサーバNとの接続仕様に応じたスキャンコードに変換する。変換したPS/2スキャンコードは、メイン制御部202によってスキャンコード処理部205に出力される。また変換したUSBスキャンコードは、メイン制御部202によってUSBデバイスデータ処理部207に出力される。
制御PC100とKVM装置200との間で送受信されるパケットデータのフォーマットの一例を図12に示す。図12に示すようにパケットデータのデータ部には、識別データと、データIDと、データ長と、実データとが含まれている。識別データは、本システムにおける処理によって送信されたことを示す任意のデータである。この識別データが存在しないパケットデータをKVM装置200で受信した場合、KVM装置200は、制御PC100から既存の方法(例えば、RealVNC社製、商品名VNC(Virtual Network Computing)によって送信されたデータであると判定する。
データIDは、制御PC100からKVM装置200に送信するデータの種類を示し、以下のように定義されている。
0x01: PS/2スキャンコードセット1
0x02: PS/2スキャンコードセット2
0x04: PS/2スキャンコードセット3
0x08: USBスキャンコード
0x10: PS/2ポインティングデバイスデータ
0x20: USBポインティングデバイスデータ
0x40: コマンド
データ長は、実データのバイト数を示す。また、実データは、制御PC100からのキーボード、ポインティングデバイスのデータである。すなわち、この実データに、スキャンコードが含まれる。さらに、データIDがコマンドを示す場合の実データには、以下のデータが含まれる。
(1)スキャンコードセットの変更指示
(2)スキャンコードセット情報(KVM装置のメモリに保存しているデータ)
(3)スキャンコードセット情報の送信要求
データIDがコマンドを示し(すなわち、0x40が入力され)、実データが上述した(1)及び(2)のデータであったとする。この場合、KVM装置200で、このパケットデータを受信すると、メイン制御部202でデータID、実データを判断し、メモリ204に保存しているスキャンコードセット情報を変更する。
データIDがコマンドを示し、実データが上述した(3)のデータであったとする。この場合、KVM装置200のメモリ204に保存しているスキャンコードセット情報の送信要求となる。
さらに、KVM装置200から制御PC100へ送信されるパケットデータのデータIDがコマンドを示し、実データが上述した(2)のデータであると、制御PC100は、サーバNのスキャンコードセット情報を取得することができる。
次に、サーバNとKVM装置200とをPS/2で接続している場合のサーバ電源投入時の動作を図13に示すフローチャートを参照しながら説明する。
サーバNの電源がONすると(ステップS31)、PS/2キーボードインターフェイスのネゴシエーション(初期設定)が開始される(ステップS32)。スキャンコード処理部205は、サーバNからネゴシエーションデータを取得し(ステップS33)、メイン制御部202に出力する(ステップS34)。メイン制御部202は、受け取ったネゴシエーションデータから、PS/2スキャンコードセット1〜3のいずれかを取り出し、スキャンコードセットとしてメモリ204に保存する(ステップS35)。この状態で、制御PC100からパケットデータを受信する準備が完了する(ステップS36)。
次に、サーバNとKVM装置200とをUSB装置で接続している場合のサーバ電源投入時の動作を図14に示すフローチャートを参照しながら説明する。
サーバNの電源がONすると(ステップS41)、USBキーボードインターフェイスのエニュメレーションが開始される(ステップS42)。エニュメレーションとは、ホストがバスにどのようなデバイスが接続されたのかを知るためにデバイスから情報を取得し、取得した情報を元にデバイスの設定を行うものである。すなわち、USBデバイスの接続認識のプロセスである。USBデバイスデータ処理部207がサーバNからエニュメレーションデータを取得し(ステップS43)、取得したエニュメレーションデータをメイン制御部202に送信する(ステップS44)。メイン制御部202は、取得したエニュメレーションデータから、USBスキャンコードをスキャンコードセット情報としてメモリ204に保存する(ステップS45)。この状態で、KVM装置200は、制御PCからのパケットデータを受信する準備が完了する(ステップS46)。
なおサーバNとKVM装置200との間をPS/2およびUSBの両方で接続している場合も考えられる。このような場合には、いずれか一方、例えばUSB接続を優先させることもできる。従って、スキャンコードセット情報には、USBスキャンコードを保存する。また、制御PC100側からコマンドを送信することにより、PS/2とUSBの優先順位を切り替えることもできる。切り替えの方法の一例として、制御PCのキーボードからホットキー入力、あるいはアプリケーションソフトウェアによって表示されるGUIボタンによって切り替えることが可能である。
次に、図15に示すフローチャートを参照しながらKVM装置200のデータ処理手順を説明する。
KVM装置200のメイン制御部202は、通信処理部201からパケットデータを受け取ると(ステップS51/YES)、パケットデータから図12に示すデータ部を取り出して、識別データの有無を確認する(ステップS52)。識別データがある場合には(ステップS52/YES)、データIDの確認を行う(ステップS54)。また、識別データがなかった場合には(ステップS52/NO)、本システムによって制御PC100から送信されたデータではないと判断し、既存のプロトコル(例えば、VNCなど)に従った処理を行い(ステップS53)、サーバNにキーボード及びポインティングデバイスのデータを送信する。
次に、メイン制御部202は、パケットデータに含まれるデータIDの判定を行う(ステップS54)。パケットデータに書き込まれたスキャンコードセット情報がPS/2ポインティングデバイスデータであった場合(ステップS55/YES)、メイン制御部202は、ポインティングデバイスデータ処理部206にデータ部から取り出したポインティグデバイスデータを送信する(ステップS56)。ポインティグデバイスデータ処理部206は、受け取ったPS/2ポインティングデバイスデータをサーバNへ送信する(ステップS57)。
また、データIDが、USBポインティングデバイスデータであった場合には(ステップS58/YES)、メイン制御部202は、USBデバイスデータ処理部207にデータ部から取り出したUSBポインティングデバイスデータを送信する(ステップS64)。USBデバイスデータ処理部207は、受け取ったUSBポインティングデバイスデータをサーバNへ送信する(ステップS65)。
パケットデータから取り出したデータIDが、PS/2ポインティングデバイスデータでもなく(ステップS55/NO)、USBポインティングデバイスデータでもなかった場合(ステップS58/NO)、メイン制御部202は、データIDがスキャンコードセット情報と一致しているか否かを判定する(ステップS59)。メモリ204に格納されているスキャンコードセット情報は、KVM装置200とサーバNとの接続に対応したスキャンコードセット情報となる。データIDが、格納されているスキャンコードセット情報と一致していない場合、そのままスキャンコードをサーバNに送信してもサーバNで認識されない。そこで、データIDがスキャンコードセット情報と一致していない場合には(ステップS59/NO)、データ変換部203で対応するデータ形式となるようにデータ変換を行う。データ変換部203でのデータ変換は、メモリ(ROM)に格納している変換表に従って行う。ROMには全スキャンコードセット情報(PS/2のスキャンコードセット1〜3、USBスキャンコードセット)ごとに変換表が格納されている。データ変換部203は、メモリ204に登録されたスキャンコードセット情報が示すデータの形式となるようにパケットから取り出したスキャンコードを変換する(ステップS60)。
データIDとスキャンコードセット情報とが一致する場合(ステップS59/YES)、又はデータ変換が完了すると(ステップS60)、スキャンコードを該当する送信部に出力する。スキャンコードがPS/2スキャンコードであった場合には(ステップS61/YES)、メイン制御部202は、スキャンコード処理部205にPS/2スキャンコードを出力する(ステップS62)。スキャンコード処理部205は、受け取ったPS/2スキャンコードをサーバNへ送信する。またスキャンコードがUSBスキャンコードであった場合(ステップS61/NO)、メイン制御部202は、USBデバイスデータ処理部207へUSBスキャンコードを出力する。USBデバイスデータ処理部207は、受け取ったUSBスキャンコードをサーバNへ送信する(ステップS65)。
このように本実施例は、制御PC100側のキーボード入力がいかなる形式であっても、サーバNに対して適切なスキャンコードに変換して送信することができる。
上述した実施例では、KVM装置200でデータ変換を行ってサーバNに送信していた。本実施例の他の形態として、制御PC100がKVM装置200よりスキャンコードセット情報を取得して、制御PC100側でデータ変換したスキャンコードを送信してもよい。この場合、制御PC100とKVM装置200との間にスキャンコードセット情報取得コマンドを定義し、制御PC100がスキャンコードセット情報を取得できるようにする。
添付図面を参照しながら本発明の第4実施例を説明する。本実施例は、スキャンコードを暗号化し、ネットワークを介してKVM装置200に送信する。KVM装置200は、受信したスキャンコードを復元化して、サーバNに送信する。
図16制御PC100の構成を示し、図17にKVM装置200の構成を示す。図16に示すように制御PC100には暗号化処理部130が新たに設けられ、KVM装置200には復号化処理部208が新たに設けられる。
制御PC100の暗号化処理部130は、データ変換部203から送られたデータを暗号化し、暗号化したデータをデータ変換部203に転送する。データ変換部203は、暗号化されたスキャンコードをパケット変換し、通信処理部108に出力する。通信処理部108によって暗号化されたパケットデータがKVM装置200に送信される。
またKVM装置200は、ネットワークを介して送信されたパケットデータを通信処理部201で受信し、データ変換部203に転送する。データ変換部203では、パケットデータから暗号化されたスキャンコードを取り出す。取り出されたスキャンコードは、復号化処理部208に出力され、ここで復号化処理される。復号化処理されたスキャンコードは、復号化処理部208からデータ変換部203に戻され、データ変換部203からスキャンコード処理部205に出力される。スキャンコード処理部205は、スキャンコードをサーバNに出力する。
このようにして本実施例は、キーボードデータを暗号化してネットワークに出力し、KVM装置200で暗号化されたキーボードデータを復号化してサーバNに送信することができる。従って、情報の漏洩を防止し、安全性を高めることができる。
上述した実施例は本発明の好適な実施例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。例えば、上述したデータ検出モジュール101は、ハードウェアとして構成することも可能であるし、データ変換部105は、ソフトウェアで構成することも可能である。
システム構成を示す図である。 制御PC内でのデータの流れを示す図である。 実施例1の制御PCの構成を示す図である。 実施例1のKVM装置の構成を示す図である。 指示データをメモリに登録する手順を示すフローチャートである。 指示データに従ってスキャンコードをKVM装置に送信するまでの手順を示すフローチャートである。 KVM装置の動作手順を示すフローチャートである。 データの流れを示す図である。 アプリケーションによって提供される画面を示す図である。 実施例2の制御PCの構成を示す図である。 実施例3のKVM装置の構成を示す図である。 パケットのフォーマットを示す図である。 サーバNとKVM装置とをPS/2で接続している場合のサーバ電源投入時の動作を示すフローチャートである。 サーバNとKVM装置とをUSB装置で接続している場合のサーバ電源投入時の動作を示すフローチャートである。 パケットデータを受信したKVM装置の判定手順を示すフローチャートである。 実施例4の制御PCの構成を示す図である。 実施例4のKVM装置の構成を示す図である。
符号の説明
100 制御PC 101 データ検出モジュール
102 OS 103 ポインティングデバイスドライバ
104 キーボードドライバ 105 データ変換部
106 メモリ 107 インターフェイス処理部
108 通信処理部 110 キーボード
111 ポインティングデバイス
120 制御部 121 フィルタドライバ
200 KVM装置 201 通信処理部
202 メイン制御部 203 データ変換部
204 メモリ 205 スキャンコード処理部
206 ポインティングデバイスデータ処理部
207 スキャンコード処理部

Claims (16)

  1. 遠隔地のサーバ装置とネットワーク接続され、該サーバ装置を操作する情報処理装置であって、
    キーボードから出力されるスキャンコードを、対応するキーコードに変換するコード変換手段と、
    前記キーコードをパケット変換するデータ変換手段と、
    前記サーバ装置を操作するアプリケーションソフトウェアが起動すると、前記スキャンコードの出力先を前記コード変換手段から前記データ変換手段に切り替える切替手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記切替手段は、制御手段のプログラムに従った制御によって実現されることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記プログラムは、既存のドライバ群に追加挿入されたフィルタドライバであることを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記切替手段は、表示手段に表示されたカーソル位置に応じて、前記スキャンコードの出力先を切り替えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記切替手段は、前記アプリケーションソフトウェアによって表示手段に表示したボタンがポインティングデバイスによって押下されると、前記スキャンコードの出力先を切り替えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. 1つ以上のサーバ装置を1組のコンソールで操作可能にするための切替器であって、
    前記サーバ装置と前記切替器との接続仕様の情報を記憶する記憶手段と、
    キーボードからのスキャンコードを、前記接続仕様に応じたデータに変換するデータ変換手段と、
    前記接続仕様に応じたデータを前記サーバ装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする切替器。
  7. 前記切替器は、前記サーバ装置の電源がオンすると、該サーバ装置とのUSBデバイス接続認識のプロセス中に、該サーバ装置からエニュメレーションデータを取得し、該取得したエニュメレーションデータから前記接続仕様の情報を取り出して前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項6記載の切替器。
  8. 前記切替器は、前記サーバ装置の電源がオンすると、該サーバ装置との接続確立時に、該サーバ装置からネゴシエーションデータを取得し、該取得したネゴシエーションデータから前記接続仕様の情報を取り出して前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項6記載の切替器。
  9. 遠隔地に配置された複数のサーバ装置と、
    前記複数のサーバ装置と接続され、該複数のサーバ装置を1組のコンソールで操作可能とするための切替器と、
    前記切替器とネットワーク接続され、前記複数のサーバ装置を操作するためのコンソールを備えた情報処理装置とを有し、
    前記情報処理装置は、前記複数のサーバ装置と前記切替器との接続仕様の情報をそれぞれ記憶する記憶手段と、
    キーボードからのスキャンコードを、送信先のサーバ装置の前記接続仕様に応じたデータに変換するデータ変換手段と、
    前記接続仕様に応じたデータを前記切替器に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする遠隔操作システム。
  10. 前記切替器は、前記複数のサーバ装置と前記切替器との接続仕様の情報をそれぞれ記憶する記憶手段と、
    前記キーボードからの前記スキャンコードを、前記接続仕様に応じたデータに変換するデータ変換手段と、
    前記接続仕様に応じたデータを前記サーバ装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする請求項9記載の遠隔操作システム。
  11. 前記情報処理装置は、前記キーボードから出力される前記スキャンコードを、対応するキーコードに変換するコード変換手段と、
    前記キーコードをパケット変換するデータ変換手段と、
    前記パケット変換されたデータを前記ネットワーク接続された前記切替器に送信する送信手段と、
    前記サーバ装置を操作するアプリケーションソフトウェアが起動すると、前記スキャンコードの出力先を前記コード変換手段から前記データ変換手段に切り替える切替手段と、
    を有することを特徴とする請求項9又は10記載の遠隔操作システム。
  12. 前記情報処理装置は、前記スキャンコードを暗号化する暗号化処理手段を有し、
    前記切替器は、暗号化された前記スキャンコードを復号化する復号化手段を有することを特徴とする請求項9から11のいずれか1項記載の遠隔操作システム。
  13. キーボード入力されたスキャンコードを、遠隔地に配置されたサーバ装置に送信するスキャンコード送信方法であって、
    前記サーバ装置を操作するアプリケーションソフトウェアが起動すると、前記キーボードから出力される前記スキャンコードを、対応するキーコードに変換せずにそのままパケット変換するステップと、
    パケット変換された前記スキャンコードをネットワーク接続された前記サーバ装置に送信するステップと、
    を有することを特徴とするスキャンコード送信方法。
  14. 1組のコンソールから入力されたスキャンコードを、複数のサーバ装置の中から選択されたサーバ装置に送信するスキャンコード送信方法であって、
    前記スキャンコードを、前記サーバ装置との接続仕様に応じたデータに変換するステップと、
    前記接続仕様に応じたデータを前記サーバ装置に送信するステップと、
    を有することを特徴とするスキャンコード送信方法。
  15. キーボード入力されたスキャンコードを、遠隔地に配置されたサーバ装置に送信するスキャンコード送信プログラムであって、
    前記サーバ装置を操作するアプリケーションソフトウェアが起動すると、前記キーボードから出力される前記スキャンコードを、対応するキーコードに変換せずにそのままパケット変換する処理と、
    パケット変換された前記スキャンコードをネットワーク接続された前記サーバ装置に送信する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とするスキャンコード送信プログラム。
  16. 1組のコンソールから入力されたスキャンコードを、複数のサーバ装置の中から選択されたサーバ装置に送信するスキャンコード送信プログラムであって、
    前記スキャンコードを、前記サーバ装置との接続仕様に応じたデータに変換する処理と、
    前記接続仕様に応じたデータを前記サーバ装置に送信する処理と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするスキャンコード送信プログラム。
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