JP2000250696A - 異種キーボード間のデータ変換方法 - Google Patents

異種キーボード間のデータ変換方法

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JP2000250696A
JP2000250696A JP11054043A JP5404399A JP2000250696A JP 2000250696 A JP2000250696 A JP 2000250696A JP 11054043 A JP11054043 A JP 11054043A JP 5404399 A JP5404399 A JP 5404399A JP 2000250696 A JP2000250696 A JP 2000250696A
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keyboard
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management
workstation
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嘉一 佐藤
Katsuhiro Shimizu
克弘 清水
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    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
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  • Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモートコントロールのキーボード遠隔操作
を行うにあたり異種キーボード間のスキャンコード変換
の実装を効果的に実現することのできる異種キーボード
間のデータ変換方法を提供する。 【解決手段】 本発明の異種キーボード間のデータ変換
方法は、ネットワークで接続された情報端末例えばワー
クステーション間で一台の管理ワークステーション1が
他の管理対象ワークステーション2、3、4を遠隔制御
するリモートコントロール技術において、管理ワークス
テーションと管理対象ワークステーションのキーボード
の物理的な種類または論理的なレイアウトが異なる場合
を対象とする。その場合に、管理ワークステーション側
のキーボードが発生する実スキャンコードを一旦仮想ス
キャンコードに変換する。その後、仮想スキャンコード
を管理対象ワークステーション側のキーボードの実スキ
ャンコードに変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークで接
続された情報端末間で一台の管理情報端末が他の管理対
象情報端末を遠隔制御するリモートコントロール技術に
おいて、管理情報端末と管理対象情報端末のキーボード
の物理的な種類または論理的なレイアウトが異なる場合
の異種キーボードのデータ変換方法に関するものであ
る。なお、情報端末としては、ワークステーション、P
C、PDAなどがあるが、以下の説明では、ワークステ
ーションを情報端末の例として説明する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークで接続されたワークステー
ション間において、一台のワークステーションが他のワ
ークステーションを遠隔制御するリモートコントロール
技術は、システム管理における重要な機能の一つである
ヘルプデスク機能として、主要なシステム管理製品には
必ず実装されている。
【0003】この機能を使うことによって、システム管
理者は、手元のワークステーションからネットワークを
介して他のワークステーションの: ・ディスプレイに表示されている画面をモニタする ・キーボードを遠隔操作する ・マウスを遠隔操作する ことができ、離れた場所にあるワークステーションの利
用者へのヘルプデスク機能、トラブルシューティング・
サポート、リモートメンテナンスなどを行うことができ
る。現在リモートコントロールを実装している主なシス
テム管理製品には、Tivoli TME10,IBM NetFinity,Intel
LANDesk,Microsoft System Management Server などが
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のリモートコント
ロールの実装において、キーボードの遠隔操作に関して
は、管理ワークステーションで入力されたキーボード・
スキャンコードを管理対象ワークステーションにそのま
ま送ることで実現している。ところが、両者のキーボー
ドの物理的な種類または論理的なレイアウトが異なる場
合(異種キーボード間の場合)、ある文字に対応する一
つもしくは複数のスキャンコードが両者で異なる場合が
ある。その場合、特定のキーが使用できなかったり、管
理ワークステーション側の意図と異なる文字が管理対象
ネットワーク側のアプリケーションに入力されてしま
う。漢字圏、特に日本・韓国ではその国特有のキーボー
ドが多数存在し(特に日本ではNEC PC98のキーボードも
含めて様々な漢字キーボードが存在する)、管理ワーク
ステーションと管理対象ワークステーション間で異種キ
ーボードの組み合わせになる確率が高い。従ってこれら
の問題の発生する確率も高かった。
【0005】IBMのシステム管理ソフトウェア製品で
ある、SystemView for OS/2 及びその後継製品のNetFin
ity Serverでは、これらの問題に対して、管理ワークス
テーション側で双方のキーボードのタイプ、コードペー
ジ、及び国コードを認識し、管理ワークステーション側
で入力されたキーボード・スキャンコードを管理対象ワ
ークステーション側のキーボードに合わせて変換するこ
とで解決した。すなわち、図5にその一例を示すよう
に、管理ワークステーション51におけるキーボードA
のスキャンコードA群を、認識した管理対象ワークステ
ーション52におけるキーボードBのスキャンコードB
群に変換させ、変換したスキャンコードB群を管理ワー
クステーション51が管理対象ワークステーション52
に供給していた。
【0006】上述した方法で当初の問題は解決したが、
この方法では以下のような課題が存在していた。 ・キーボードAの発生するスキャンコード群からキーボ
ードBのスキャンコードB群への1対1の変換である。 ・プログラムロジックで変換している。 ・N個のキーボードレイアウトのサポートには{N(N
−1)/2}種類の変換ロジックが必要となる(図6の
例を参照)。
【0007】一方、ヨーロッパ圏ではキーボードのハー
ドウェアとしては同じだが、いくつかのキートップが異
なるキーボード、いわゆる論理的なレイアウトが異なる
キーボードがほとんど各国毎に存在し、やはり同様の問
題が生じていた。例えば、管理ワークステーション側が
フランスでFrenchキーボードを使用し、管理対象ワーク
ステーション側がイタリアでItalian キーボードを使用
している場合、両者のキーボードの論理的なレイアウト
が異なるために、ある文字に対応する一つもしくは複数
のスキャンコードが両者で異なる場合があった。その場
合、特定のキーが使用できなかったり、管理ワークステ
ーション側の意図と異なる文字が管理対象ワークステー
ション側のアプリケーションに入力されてしまう問題が
生じていた。
【0008】本発明の目的は上述した課題を解消して、
リモートコントロールのキーボード遠隔操作を行うにあ
たり異種キーボード間のスキャンコード変換の実装を効
果的に実現することのできる異種キーボード間のデータ
変換方法を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の異種キーボード
間のデータ変換方法は、ネットワークで接続されたワー
クステーション間で一台の管理ワークステーションが他
の管理対象ワークステーションを遠隔制御するリモート
コントロール技術において、管理ワークステーションと
管理対象ワークステーションのキーボードの物理的な種
類または論理的なレイアウトが異なる場合を対象とす
る。その場合に、管理ワークステーション側のキーボー
ドが発生する実スキャンコードを一旦仮想スキャンコー
ドに変換する。その後、仮想スキャンコードを管理対象
ワークステーション側のキーボードの実スキャンコード
に変換する。
【0010】本発明では、仮想スキャンコードという概
念を導入し、管理ワークステーション側のキーボードが
発生する実スキャンコードを一旦仮想スキャンコードに
変換し、その後仮想スキャンコードから管理対象ワーク
ステーション側のキーボードの実スキャンコードに変換
を行う。仮想スキャンコードという一意の中間コードに
変換することによって、サポートする異種キーボードが
増加するに伴って必要となる異種キーボード間変換ロジ
ックの増加を最小限に抑えることが可能となる。
【0011】本発明の好ましい態様として、実スキャン
コードと仮想スキャンコードとの変換に変換テーブルを
使用する。その場合は、N個の異種キーボードのサポー
トをN個の変換テーブルで実現可能となる。また、変換
テーブルを使用することによって、プログラムロジック
を変更することなく新たな異種キーボードをサポート可
能となる。さらに、好ましい態様として、変換テーブル
が、インデックス部と変換テーブル部とから構成され
る。その場合は、本発明を実装するにあたって実行速度
を高めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の異種キーボード間
のデータ変換方法の概念を示す図である。図1に示す例
において、一台の管理ワークステーション1がスキャン
コードA群のキーボードAを備え、他の3台の管理対象
ワークステーション2、3、4が、それぞれ、スキャン
コードB群のキーボードB、スキャンコードC群のキー
ボードC、スキャンコードD群のキーボードDを備えて
いる。管理ワークステーション1と管理対象ステーショ
ン2、3、4のキーボードA〜Dの物理的な種類または
論理的なレイアウトは互いに異なり、スキャンコードA
群〜D群は互いに異なっている。そして、管理ワークス
テーション1と、管理対象ワークステーション2、3、
4とは、互いにネットワーク5で接続されている、管理
ワークステーション1が管理対象ワークステーション
2、3、4を遠隔操作するリモートコントロールを行
う。
【0013】以上の前提において、本発明の特徴は、管
理ワークステーション1のキーボードAが発生する実ス
キャンコード(スキャンコードA群のスキャンコード)
を、一旦、仮想スキャンコード群6の仮想スキャンコー
ドに変換し、その後、仮想スキャンコード群6の仮想ス
キャンコードを、管理対象ワークステーション2、3、
4側のキーボードB、C、Dの実スキャンコード(スキ
ャンコードB群、C群、D群のスキャンコード)に変換
することである。この変換は、好ましくは、一個の物理
キーボードまたは論理キーボードにつき一個の実スキャ
ンコードと仮想スキャンコード間の変換テーブルを使用
して実現することができる。変換テーブルの詳細な説明
は後述する。
【0014】上述した変換テーブルを利用した本発明の
データ変換の動作は、図1に示す概念において以下の通
りである。 1)リモートコントロールのセッションが開始された時
点で、管理ワークステーション側及び管理対象ワークス
テーション側の物理キーボードの種類または論理キーボ
ードのレイアウトを検出し変換テーブルを特定する。 2)特定された管理ワークステーション側及び管理対象
ワークステーション側のキーボードの変換テーブルをプ
ログラムの記憶域にロードし変換の準備を整える。 3)管理ワークステーション側キーボードから入力され
た文字の実スキャンコードを受け取る。 4)管理ワークステーション側キーボードの変換テーブ
ルを参照して実スキャンコードから仮想スキャンコード
への変換を行う。 5)管理対象ワークステーション側キーボードの変換テ
ーブルを参照して仮想スキャンコードから実スキャンコ
ードへの変換を行う。 6)管理対象ワークステーションへ変換後の実スキャン
コードを渡す。 7)3)から6)の動作をセッション終了まで繰り返
す。
【0015】図2は本発明を実行する管理ワークステー
ション及び管理対象ワークステーションのデータ処理シ
ステムの一例を示すブロック図である。図2に示す例に
おいて、管理ワークステーション11及び管理対象ワー
クステーション12とも、CPU21、ビデオ表示装置
22、メモリ23、ディスク記憶装置24、キーボード
25、ネットワークアダプタ26を備えている。管理ワ
ークステーション11及び管理対象ワークステーション
12は、それぞれのネットワークアダプタ26を介して
ネットワーク31により接続されている。本発明を利用
したリモートコントロールのセッションが開始される前
は、それぞれの変換テーブル、キーボード・タイプ、キ
ーボード・レイアウト等の必要事項はそれぞれのディス
ク記憶装置24に記憶されている。
【0016】セッションが始まることで、まず、ディス
ク記憶装置24に記憶されたキーボード・タイプ、キー
ボード・セッションから変換テーブルを特定する。特定
された変換テーブルは、管理対象ワークステーション1
2の変換テーブルだけでなく管理ワークステーション1
1の変換テーブルも、コード変換部とともに、管理対象
ワークステーション12のメモリ23にロードされ実行
される。このように、変換に利用する2つの変換テーブ
ルを管理対象ワークステーション12側に集合させるこ
とで、リモートコントロールの対象となる管理対象ワー
クステーション12の数が増加した場合でも、各管理対
象ワークステーション12には高々自分自身の変換テー
ブルと管理ワークステーション11の変換テーブルをメ
モリ23にロードするだけで足りるため、メモリ23の
容量をそれほど必要としない。
【0017】図3は本発明の異種キーボード間のデータ
変換方法の一具体例を説明するためのフローチャートで
ある。上述した説明と若干重複するが、図3に従って本
発明を説明すると、まず、リモートコントロールのセッ
ションが開始される(ステップ1)時点で、管理及び管
理対象ワークステーションのキーボード・タイプまたは
キーボード・レイアウトの検知を行う(ステップ2)。
検知された双方のキーボード・タイプまたはキーボード
・レイアウトの検知結果をコード変換部に通知する(ス
テップ3)。コード変換部は、通知された結果を基に必
要な変換テーブル(管理及び管理対象ワークステーショ
ン用)をディスク装置からメモりに読み込み、それらを
展開する(ステップ4)。
【0018】次に、コード変換部は、管理ワークステー
ションからのキーボード入力によって発生した実スキャ
ンコードを管理ワークステーション用の変換テーブルを
通して仮想コードに変換する(ステップ5)。コード変
換部は、管理対象ワークステーション用の変換テーブル
を通して、仮想コードから管理対象ワークステーション
への実スキャンコードへ変換する(ステップ6)。変換
後のスキャンコードは、管理対象ワークステーションへ
のキーボード入力としてオペレーティング・システムが
処理する(ステップ7)。その後、セッションを継続す
るかどうかを判断し(ステップ8)、継続しない場合は
セッションを終了し(ステップ9)、継続する場合はス
テップ5に戻り、以下ステップ5〜ステップ8の処理を
繰り返す。
【0019】なお、実際のキーボード・タイプまたはキ
ーボード・レイアウトの検知手段の例を以下に例示す
る。 1.Microsoft Windows(TM) 上では ・GetKeyboadLayoutName ・GetKeyboadType 2.OS/2(TM)上では ・Generic IOCtl(7BH:Query Keyboad Code Page Inform
ation) ・Generic IOCtl(77H:Get KBD ID,Category 4)
【0020】図4(a)、(b)は、それぞれ、本発明
で使用する管理ワークステーション側及び管理対象ワー
クステーション側における変換テーブルの一例を示す図
である。図4(a)、(b)において、変換テーブル4
1は、インデックス部42と変換テーブル部43とを備
えている。インデックス部42は、入力された実スキャ
ンコードと変換テーブル部42のインデックスとの関係
を示している。このインデックス部42は、よく利用さ
れる文字の実スキャンコードを上位アドレスに位置させ
ることで、実装した際の変換速度を高めることができ
る。変換テーブル部43において、各インデックスに
は、個々の実スキャンコードと、その実スキャンコード
の位置におけるShift キーを押さないベース状態、Shif
t キーを押したシフト状態、さらには必要に応じてAlt
キーと組み合わせた状態などの仮想コードを、各列にそ
れぞれの状態を定義することで記憶している。なお、図
4(b)に示す例では、説明の都合上インデックス部4
2を記載していないが、必要に応じて、変換テーブル4
1としてインデックス部42を有するよう構成すること
ができる。
【0021】以下、図4(a)、(b)を参照して、ス
キャンコード変換手順の一例を説明する。本例におい
て、管理ワークステーションのキーボードが漢字106
キーボード、また、管理対象ワークステーションのキー
ボードが英語101キーボードで構成されているとす
る。この場合、管理ワークステーションから”@”(ス
キャンコードは'1A'H)が入力されたとする。以上の場
合のスキャンコード変換手順は以下の通りである。
【0022】1)コード変換部は、入力されたスキャン
コード'1A'Hを管理ワークステーションの変換テーブル
41のインデックス部42を参照して、変換テーブル部
43のインデックス'02'Hを得る(図4(a))。 2)コード変換部は、変換テーブル部43のインデック
ス'02'Hに格納されている仮想コード、ここではシフト
状態のオン/オフ制御コードが付加されていないためベ
ース状態の仮想コード'0040'Hを得る。 3)コード変換部は、仮想コード'0040'Hを管理対象ワ
ークステーションの変換テーブル部43(図4(b))
から探し、これに相当する実スキャンコード'03'Hを、
シフト状態の仮想コードの列から得る。そのため、この
実スキャンコード'03'Hが管理対象ワークステーション
のキーボードがシフト状態で出力される必要があること
が分かる。 4)コード変換部は、得られた結果から、'2A'H(シフ
ト状態オンの実スキャンコード)、'03'H、'AA'H(シ
フト状態オフの実スキャンコード)を出力する。 5)管理対象ワークステーションに”@”が表示され
る。
【0023】なお、管理ワークステーションのキーボー
ドと管理対象ワークステーションのキーボードとが同一
の場合は、本発明の対象外であるが、上述した本発明を
そのまま適用できることはいうまでもない。もちろん、
管理ワークステーションのキーボードと管理対象ワーク
ステーションのキーボードとが同一と判断された時点
で、本発明のように変換テーブルを利用せず、直接実ス
キャンコードを送るよう構成することもできる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、仮想スキャンコードという概念を導入し、管
理ワークステーション側のキーボードが発生する実スキ
ャンコードを一旦仮想スキャンコードに変換し、その後
仮想スキャンコードから管理対象ワークステーション側
のキーボードの実スキャンコードに変換を行っているた
め、仮想スキャンコードという一意の中間コードに変換
することによって、サポートする異種キーボードが増加
するに伴って必要となる異種キーボード間変換ロジック
の増加を最小限に抑えることが可能となる。
【0025】また、実スキャンコードと仮想スキャンコ
ード間の変換に変換テーブルを使用した場合は、N個の
異種キーボードのサポートをN個の変換テーブルで実現
することができる。さらに、変換テーブルを使用するこ
とによって、プログラムロジックを変更することなく新
たな異種キーボードをサポートすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の異種キーボード間のデータ変換方法の
概念を示す図である。
【図2】本発明を実行する管理ワークステーション及び
管理対象ワークステーションのデータ処理システムの一
例を示すブロック図である。
【図3】本発明の異種キーボード間のデータ変換方法の
一具体例を説明するためのフローチャートである。
【図4】(a)、(b)はそれぞれ本発明で使用する管
理ワークステーション側及び管理対象ワークステーショ
ン側における変換テーブルの一例を示す図である。
【図5】従来のリモートコントロールの一例を説明する
ための図である。
【図6】従来のリモートコントロールにおいて必要な変
換ロジックの数を説明するための図である。
【符号の説明】
1、11 管理ワークステーション、2、3、4、12
管理対象ワークステーション、5、31 ネットワー
ク、6 仮想スキャンコード群、21 CPU、22
ビデオ表示装置、23 メモリ、24 ディスク記憶装
置、25 キーボード、26 ネットワークアダプタ、
41 変換テーブル、42 インデックス部、43 変
換テーブル部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 克弘 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 Fターム(参考) 5B020 CC07 CC12 FF11 FF22

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークで接続された情報端末間で
    一台の管理情報端末が他の管理対象情報端末を遠隔制御
    するリモートコントロール技術において、管理情報端末
    と管理対象情報端末のキーボードの物理的な種類または
    論理的なレイアウトが異なる場合、管理情報端末側のキ
    ーボードが発生する実スキャンコードを一旦仮想スキャ
    ンコードに変換し、その後、仮想スキャンコードを管理
    対象情報端末側のキーボードの実スキャンコードに変換
    することを特徴とする異種キーボード間のデータ変換方
    法。
  2. 【請求項2】 前記実スキャンコードと仮想スキャンコ
    ードとの変換に変換テーブルを使用する請求項1記載の
    異種キーボードのデータ変換方法。
  3. 【請求項3】 前記変換テーブルが、インデックス部と
    変換テーブル部とから構成される請求項2記載の異種キ
    ーボードのデータ変換方法。
  4. 【請求項4】 前記変換テーブルを使用したデータ変換
    方法が、 1)リモートコントロールのセッションが開始された時
    点で、管理情報端末側及び管理対象情報端末側の物理キ
    ーボードの種類または論理キーボードレイアウトを検出
    し変換テーブルを特定し、 2)特定された管理情報端末側及び管理対象情報端末側
    のキーボードの変換テーブルを記憶領域にロードし、 3)管理情報端末側キーボードから入力された実スキャ
    ンコードを受け取り、 4)管理情報端末側キーボードの変換テーブルを参照し
    て実スキャンコードから仮想スキャンコードへの変換を
    行い、 5)管理対象情報端末側キーボードの変換テーブルを参
    照して仮想スキャンコードから実スキャンコードへの変
    換を行い、 6)管理対象情報端末へ変換後の実スキャンコードを渡
    す、ことで実行される請求項2または3記載の異種キー
    ボードのデータ変換方法。
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