JP2007052287A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナー供給口やトナー排出口を、弾性遮断部材付きのシャッタでシール性を確保しながら閉鎖可能とする構成において、シャッタ閉鎖時における弾性遮断部材のめくれを防止して、トナー漏れをなくす。
【解決手段】トナー供給口3が開口された着脱部8と、着脱部8に対してスライド自在に装着されトナー供給口3を開閉可能とするシャッタ7と、シャッタ7の内面に貼着されトナー供給口3の閉鎖時に、トナー通過口3を密閉するスポンジ11と、を備えるトナーカートリッジ1において、トナー供給口3の開放時に、トナー供給口3に対する手前側に位置するスポンジ11の端面11cと、スポンジ11に対する奥側に位置するトナー供給口3の端面3cとが、トナー供給口3の幅方向に沿って、面方向が互いに相反する斜め方向の平面に形成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、トナーカートリッジが着脱自在に設けられる画像形成装置に関する。
従来より、ファクシミリ、コピー機などプリンタを備える画像形成装置には、現像装置にトナーを供給するトナーカートリッジや、廃トナー搬送スクリュー装置から廃トナーを回収する廃トナーBOXが、着脱式で設けられている。
トナーカートリッジにはトナーの供給口が形成され、廃トナーBOXにはトナーの排出口が形成されているが、このようなトナー供給口やトナー排出口は、開閉自在なシャッタで覆われている。例えば、特許文献1に開示される技術である。
また、シャッタにスポンジ(弾性遮断部材)を設け、シャッタを閉鎖した際に、トナー供給口やトナー排出口のシールを確実にして、トナー漏れを防止したものも知られている。例えば、特許文献2に開示される技術である。
特開平7−181793号公報 特開2005−31229号公報
ここで、シール性を高めるべく、シャッタにスポンジを設ける構成において、シャッタがトナー供給口やトナー排出口を閉じる際に、シャッタの内側に貼着されたスポンジがめくれて、トナー供給口やトナー排出口が確実に閉鎖されず、トナー漏れが起こることがある。
図5(a)には、着脱式のトナーカートリッジが画像形成装置に装着された状態において、トナーカートリッジの筒体208に形成されたトナー供給口203が、画像形成装置の現像装置の開口204に対向している状態を図示している。この筒体208には、シャッタ207がスライド自在に設けられ、シャッタ207の内面にはスポンジ211が貼着されている。
図5(b)に示すように、トナーカートリッジが画像形成装置より取り外されて、トナー供給口203がシャッタ207により閉鎖されるとき、スポンジ211はトナー供給口203内に膨れ出そうとする。この膨れ出しを利用して、スポンジ211によるトナー供給口203の密封を行なうものである。
ところが、図3(c)に示すように、スポンジ211の端面211c(開放時にトナー供給口203に対して手前側の端面)と、膨れ出したスポンジ211の端面211cが当接するトナー供給口203の端面203c(開放時にスポンジ211に対して奥側の端面)とが平行に形成されていると、両端面211c・203cが線接触(正確には端面211cの膨れ出し部分の全体が端面203cに面接触)する。接触時に受ける抵抗力は接触面積に比例して大きくなるため、この抵抗力をスポンジ211は端面203cより最大限受けてしまうことになり、スポンジ211がシャッタ207からめくれてしまうという不具合が発生する。
このようにしてスポンジ(弾性遮断部材)がめくれると、トナー供給口やトナー排出口を確実に閉じることができずに、トナー漏れの原因となる。
そこで、解決しようとする課題は、トナー供給口やトナー排出口を、弾性遮断部材付きのシャッタでシール性を確保しながら閉鎖可能とする構成において、シャッタ閉鎖時における弾性遮断部材のめくれを防止して、トナー漏れをなくすことにある。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、
トナーを供給又は排出するためのトナー通過口が開口された容器と、
前記容器に対してスライド自在に装着され、前記トナー通過口を開閉可能とするシャッタと、
前記シャッタの内面に貼着され、前記トナー通過口の閉鎖時に、前記トナー通過口を密閉する弾性遮断部材と、
を備えるトナー収容器が、
着脱自在に設けられる画像形成装置であって、
前記トナー通過口の開放時に、前記トナー通過口に対する手前側に位置する前記弾性遮断部材の端面と、前記弾性遮断部材に対する奥側に位置する前記トナー通過口の端面とが、前記トナー通過口の幅方向に沿って、面方向が互いに異なる方向の平面に形成される、ものである。
請求項2においては、
前記弾性遮断部材の前記端面と、
前記トナー通過口の前記端面とは、
それぞれ、前記トナー通過口の幅方向に沿って、面方向が互いに相反する斜め方向の平面に形成される、ものである。
請求項3においては、
前記弾性遮断部材の前記端面と、
前記トナー通過口の前記端面とは、
それぞれ、前記トナー通過口の幅方向に沿って、面方向が異なる複数の平面を折れ線状に連結して構成される、ものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1、2、3においては、シャッタの開閉作動時に、弾性遮断部材がめくれることなく、トナー漏れを防止できる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
本発明の実施形態である画像形成装置100は、プリンタ装置である。本発明の画像形成装置としては、プリンタの機能を有する装置であれば、複写機、ファクシミリなど、プリンタ機能に加えて他の機能も設けられた複合機であっても良い。
画像形成装置100の機構部の主要構成は、記録紙や原稿の用紙を搬送する用紙搬送部、静電潜像の形成された感光体に引きつけられたトナーを記録紙に転写する作像部、転写されたトナー像を記録紙上に固定する定着部、定着された用紙の記録紙を収納する排紙部、及びこれらを保持し制御する構造体や電送部よりなる。
図1(a)に示すトナーカートリッジ1は、画像形成装置100内の本体フレーム内に対して着脱自在であって、画像形成装置100に備える現像装置にトナーを補給するために用いられるものである。
このトナーカートリッジ1には、トナーが収容される容器本体20と、この容器本体20より外側へ突出する円筒状の着脱部8と、が備えられている。着脱部8の内部と容器本体20の内部とは連通接続されると共に、着脱部8に形成されるトナー供給口3を除いて、着脱部8および容器本体20の内部は外部に対して密閉されている。
容器本体20内から着脱部8内に向けて、容器本体20の内部に収納されたトナーを搬送するアジテータ(攪拌軸)4が設けられている。アジテータ4の駆動により、容器本体20内に収容されているトナーが、着脱部8のトナー供給口3にまで送り出される。
円筒状の着脱部8の同軸上外側には、トナー供給口3を開閉するシャッタ7が装着されている。シャッタ7は、着脱部8の円筒の軸方向に沿ってスライド自在であって、着脱部8と同じく円筒形状である。
シャッタ7と容器本体20との間にはスプリング10が設けられており、シャッタ7はスプリング10により、着脱部8の先端部へ向けて付勢されている。なお、着脱部8の先端部は、シャッタ7の脱落を防止すべく、他の部分よりも径が太く形成されており、シャッタ7が着脱部8より脱落することはない。
図2に示すように、シャッタ7は、外力を加えられない状態では、スプリング10により着脱部8の先端部に押し付けられて、トナー供給口3を閉鎖する位置にある。このため、トナーカートリッジ1が画像形成装置100内の本体フレームから取り外された状態で、トナー供給口3が、勝手に開放されることはない。
一方、図1(a)に示すように、トナーカートリッジ1が画像形成装置100内の本体フレームに装着された状態では、着脱部8が前記本体フレームに形成されるトナー受け入れ開口部5に挿入される。
ここで、シャッタ7の外側面には、シャッタ7よりも大径の係止部材9が突出形成されている。着脱部8がトナー受け入れ開口部5内へ挿入される際には、係止部材9がトナー受け入れ開口部5を形成するフレーム部分に係合して、シャッタ7は着脱部8に追従することが制止される。このようにしてシャッタ7は容器本体20側に押し込まれることになり、トナーカートリッジ1が画像形成装置100内の本体フレームに完全に装着された状態では、トナー供給口3が開放された状態となる。
また、シャッタ7の内面(着脱部8の外面に対向する面)には、着脱部8の外面に圧接し、シャッタ7がトナー供給口3を閉鎖した際に、トナー供給口3を密閉するスポンジ11が貼着されている。
スポンジ11の面積は、トナー供給口3の開口面積よりも大であり、シャッタ7によるトナー供給口3の閉鎖時には、トナー供給口3の全体がスポンジ11により被覆される構成である。
図3を用いて、トナー供給口3およびスポンジ11の形状および、トナー供給口3の開閉時におけるこれらの位置関係を説明する。
図3(a)に示すように、トナー供給口3は、着脱部8に形成された台形状の貫通孔であり、着脱部8の厚み方向(図3の紙面に垂直な方向)の切断面は、四つの端面3a・3b・3c・3dより構成される。端面3b・3dは、着脱部8の軸方向(シャッタ7のスライド方向)と平行に形成される端面である。端面3a・3cは、着脱部8の周方向(トナー供給口3の幅方向)に沿って形成される端面である。特に端面3aは前記周方向と平行に形成されるが、端面3cは前記周方向に対して斜め方向(螺旋方向)に形成されている。
また、図3(a)に示すように、スポンジ11は、厚みが一定の台形状の部材であり、四つの端面11a・11b・11c・11dを有している。端面11b・11dは、着脱部8の軸方向(シャッタ7のスライド方向)と平行に形成される端面である。端面11a・11cは、着脱部8の周方向(トナー供給口3の幅方向)に沿って形成される端面である。特に端面11aは前記周方向と平行に形成されるが、端面11cは前記周方向に対して斜め方向(螺旋方向)に形成されている。
以上構成において、スポンジ11の端面11cと、トナー供給口3の端面3cとは、共に、着脱部8の周方向(トナー供給口3の幅方向)に沿って形成される端面であるが、面方向が互いに相反する斜め方向に形成される端面となっている。
なお、本願において、面方向とは、その面の広がる方向を指すものであり、さらに言えば、その面内に含まれるあらゆる方向の集合体を指す。面方向が異なるとは、一対の面が平行でない状態を指す。また、面方向が双反するとは、一対の面において、何らかの基準線(例えば着脱部8の周方向)もしくは基準面に対する傾斜角度が、同じ角度である状態を指す。
加えて、トナー供給口3の開状態(図3(a))において、スポンジ11の端面11cは、トナー供給口3に対する手前側に位置し、トナー供給口3の端面3cは、スポンジ11に対する奥側に位置している。
図3(a)は、トナー供給口3の開状態を示している。
ここで、スポンジ11の厚さよりも、着脱部8の外面とシャッタ7の内面との隙間の方が狭く形成されており、スポンジ11が着脱部8の外面と重複する位置にあるときは、弾性を有するスポンジ11は、着脱部8の外面に押し付けられて縮んだ状態にある。
一方、図3(b)に示すように、スポンジ11がトナー供給口3側(閉鎖側)へ移動して、スポンジ11の一部がトナー供給口3と重複する状態となると、スポンジ11の有する弾性のため、重複部分のスポンジ11はトナー供給口3内(着脱部8の厚み方向)へと膨れ出すことになる。
また、トナー供給口3がシャッタ7により完全に閉じられてスポンジ11により被覆された状態では、トナー供給口3内にスポンジ11が膨れ出した状態となって、トナー供給口3が完全に密閉され、トナー漏れが防止される。
図3(b)は、トナー供給口3の閉鎖が始まって、スポンジ11の端面11cとトナー供給口3の端面3cとが、接触した状態を示している。
前述したように、スポンジ11の厚みは、着脱部8の外面とシャッタ7の内面との隙間より狭いため、スポンジ11はトナー供給口3内に膨れ出た状態にある。このため、スポンジ11における端面11cの膨れ出し部分が、トナー供給口3の端面3cに必ず接触する。
ここで、端面11cと端面3cとは、互いに相反する斜め方向の端面に形成されているため、端面11cと端面3cとが全面的に面接触(図3の視点で線接触)することはなく、接触部A1で点接触(正確にはスポンジ11の厚み方向での線接触)するのみである。トナー供給口3の閉鎖に伴って、接触部A1の位置が、徐々に着脱部8の先端側に進んで行くが、この間、端面11cと端面3cとは点接触するだけである。
このため、トナー供給口3の閉鎖時に、スポンジ11の端面11cがトナー供給口3の端面3cから受ける力が、端面11c・3c同士が全面的に面接触(図3の視点で線接触)する場合と比べて最小化される。
図4を用いて、第二実施例の画像形成装置におけるトナー供給口103およびスポンジ111の形状および、トナー供給口103の開閉時におけるこれらの位置関係を説明する。
第二実施例の画像形成装置は、第一実施例の画像形成装置におけるトナー供給口3およびスポンジ11の形状を変更したのみで、他の点については同一であり、以下では、両実施例で同一部分の説明は省略する。第一実施例におけるトナー供給口3およびスポンジ11に相当するものは、第二実施例におけるトナー供給口103およびスポンジ111である。
図4(a)に示すように、トナー供給口103は、着脱部108(第一実施例の着脱部8に相当)に形成された貫通孔であり、その形状は矩形の一辺側を三角形状に切り込んで形成されたM字状(内側に凸)の五角形である。トナー供給口103の端面(着脱部108の厚み方向の切断面)は、五つの端面103a・103b・103c・103d・103eより構成される。端面103b・103eは、着脱部108の軸方向(シャッタ7のスライド方向)と平行に形成される端面である。端面103a・103c・103dは、着脱部8の周方向(トナー供給口3の幅方向)に沿って形成される端面である。特に端面103aは前記周方向と平行に形成されるが、端面103c・103dは前記周方向に対して斜め方向(螺旋方向)で、面方向が異なる方向に形成されている。
また、図4(a)に示すように、スポンジ111は、厚みが一定で矩形の一辺側を三角形状に突出させて形成された五角形であり、五つの端面111a・111b・111c・111d・111eを有している。端面111b・111eは、着脱部8の軸方向(シャッタ7のスライド方向)と平行に形成される端面である。端面111a・111c・111dは、着脱部108の周方向(トナー供給口103の幅方向)に沿って形成される端面であり、特に端面111aは前記周方向と平行に形成されるが、端面111c・111dは前記周方向に対して斜め方向(螺旋方向)で、面方向が異なる方向に形成されている。
以上構成において、スポンジ111の端面111cと、トナー供給口103の端面103cとは、共に、着脱部108の周方向(トナー供給口103の幅方向)に沿って形成される端面であるが、面方向が互いに相反する斜め方向に形成される端面となっている。同じく、スポンジ111の端面111dと、トナー供給口103の端面103dとも、共に、着脱部108の周方向(トナー供給口103の幅方向)に沿って形成される端面であるが、面方向が互いに相反する斜め方向に形成される端面となっている。
加えて、トナー供給口103の開状態(図4(a))において、スポンジ111の端面111c・111dは、トナー供給口103に対する手前側に位置し、トナー供給口103の端面103c・103dはスポンジ111に対する奥側に位置している。
図4(a)は、トナー供給口103の開状態を示している。
また、図4(b)は、トナー供給口103の閉鎖が始まって、スポンジ111の端面111cとトナー供給口103の端面103cとが接触し、スポンジ111の端面111dとトナー供給口103の端面103dとが接触した状態を示している。
ここで、端面111cと端面103cとは互いに相反する斜め方向の端面に形成され、端面111dと端面103dとは互いに相反する斜め方向の端面に形成されている。このため、端面111cと端面103cとが全面的に面接触(図4の視点で線接触)することはなく、接触部B1で点接触(正確には厚み方向の線接触)するのみである。また、端面111dと端面103dとが全面的に面接触(図4の視点で線接触)することはなく、接触部B2で点接触(正確には厚み方向の線接触)するのみである。トナー供給口103の閉鎖に伴って、接触部B1・B2の位置が、徐々に着脱部108の先端側に進んで行くが、スポンジ111とトナー排出口103とは二点で点接触(正確には厚み方向の線接触)するだけである。
本実施の形態(第二実施例)では、端面103c・103dの境界線の位置と、端面111c・111dの境界線の位置とは、共に、着脱部108の軸方向の同一線上にあり、端面111cと端面103dとが接触したり、端面111dと端面103cとが接触したりすることはない。
なお、スポンジ111の手前側端面の境界線と、トナー供給口3の奥側端面の境界線の位置とは、必ずしも、着脱部108の軸方向の同一線上に設ける必要はない。
以上構成により、トナー供給口103の閉鎖時に、スポンジ111の端面111c・111dがトナー供給口103の端面3c・3dから受ける力が、端面111c・103c同士が全面的に面接触(図4の視点で線接触)する場合と比べて最小化される。
従来、シャッタ7が開閉作動する際に、スポンジ11(111)とトナー供給口3(103)は線接触しており、スポンジ11(111)が剥がれやすかったが、上述の2つの実施例のように、シャッタ7の閉鎖時に接触する端面同士の面方向を変え、点接触(正確には線接触)させることによって、端面同士の接触によるスポンジ11(111)の剥がれの発生を防止している。
これによって、トナー供給口3・103の閉鎖時に、シャッタ7に取り付けられたスポンジ11・111がめくれることがなく、トナーの漏れを防止することができる。
また、トナー供給口の開放時に、トナー供給口に対して手前側に位置するスポンジの端面と、スポンジに対して奥側に位置するトナー供給口の端面とは、面方向で互いに相反する角度である必要は無く、要は、面方向が異なる角度であればよい。スポンジの手前側の端面(例えば端面11c)とトナー供給口の奥側の端面(例えば端面3c)とが、平行でなく、異なる角度にさえ形成されていれば、シャッタ7のスライドに応じて、これらの両端面(例えば端面11c・3c)が線接触(正確には面接触)することは無く、必ず点接触(正確には厚み方向の線接触)となる。
加えて、第二実施例で示したように、トナー供給口に対して手前側に位置するスポンジの端面は、一つの端面ではなく、面方向で異なる複数の平面を折れ線状に連結して構成されるものであってもよい。同様に、スポンジに対して奥側に位置するトナー供給口の端面も、一つの端面ではなく、複数の異なる角度の平面を折れ線状に連結して構成されるものであってもよい。
また、トナー供給口3がシャッタ7により完全に閉じられた状態において、トナー供給口3内に膨れ出すことでトナー供給口3を密閉する部材としては、スポンジ11・111に限定されるものではなく、樹脂製容器の剛性との比較で弾性を発揮する部材(弾性遮断部材)であれば、他の部材であっても良い。
また、本実施の形態では、トナーカートリッジ1に形成されるトナー供給口と、このトナー供給口を閉鎖するシャッタに設けるスポンジとにおいて、端面形状を前述したような適切な形状としたものであるが、本発明はトナーカートリッジに限定されるものではない。廃トナーが回収される廃トナーBOXにおいて、この廃トナーBOXに形成されるトナー排出口と、このトナー排出口を閉鎖するシャッタに設けるスポンジとにおいて、端面形状を前述したような適切な形状とするものであってもよい。つまり、トナーを供給又は排出するためのトナー通過口が開口された容器と、前記容器に対してスライド自在に装着され、前記トナー通過口を開閉可能とするシャッタと、前記シャッタの内面に貼着され、前記トナー通過口の閉鎖時に、前記トナー通過口を密閉する弾性遮断部材と、を備えるトナー収容器であれば、限定されない。
本発明の第一実施例に係るトナーカートリッジのトナー供給口開状態を示す図であり、(a)図はトナー供給口の開口方向より見た図、(b)図は(a)図のA−A断面図。 本発明の第一実施例に係るトナーカートリッジのトナー供給口閉状態を示す図であり、(a)図はトナー供給口の開口方向より見た図、(b)図は(a)図のB−B断面図。 本発明の第一実施例に係るトナー供給口とスポンジとの位置関係を示す図であり、(a)図はトナー供給口の開状態における図、(b)図はトナー供給口の一部閉鎖状態における図。 本発明の第二実施例に係るトナー供給口とスポンジとの位置関係を示す図であり、(a)図はトナー供給口の開状態における図、(b)図はトナー供給口の一部閉鎖状態における図。 従来構成におけるトナー供給口とスポンジとの位置関係を示す図であり、(a)図はトナー供給口の開状態における側面図、(b)図はトナー供給口の一部閉鎖状態における側面図、(c)図はトナー供給口の開状態における平面図。
符号の説明
1 トナーカートリッジ
3・103 トナー供給口
3c・103c・103d 端面
7 シャッタ
8 着脱部
11・111 スポンジ
11c・111c・111d 端面
100 画像形成装置

Claims (3)

  1. トナーを供給又は排出するためのトナー通過口が開口された容器と、
    前記容器に対してスライド自在に装着され、前記トナー通過口を開閉可能とするシャッタと、
    前記シャッタの内面に貼着され、前記トナー通過口の閉鎖時に、前記トナー通過口を密閉する弾性遮断部材と、
    を備えるトナー収容器が、
    着脱自在に設けられる画像形成装置であって、
    前記トナー通過口の開放時に、前記トナー通過口に対する手前側に位置する前記弾性遮断部材の端面と、前記弾性遮断部材に対する奥側に位置する前記トナー通過口の端面とが、前記トナー通過口の幅方向に沿って、面方向が互いに異なる方向の平面に形成される、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記弾性遮断部材の前記端面と、
    前記トナー通過口の前記端面とは、
    それぞれ、前記トナー通過口の幅方向に沿って、面方向が互いに相反する斜め方向の平面に形成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記弾性遮断部材の前記端面と、
    前記トナー通過口の前記端面とは、
    それぞれ、前記トナー通過口の幅方向に沿って、面方向が異なる複数の平面を折れ線状に連結して構成される、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
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