JP2007051762A - 連結シャフト及び連結シャフトを用いた角度センサ - Google Patents

連結シャフト及び連結シャフトを用いた角度センサ Download PDF

Info

Publication number
JP2007051762A
JP2007051762A JP2006060515A JP2006060515A JP2007051762A JP 2007051762 A JP2007051762 A JP 2007051762A JP 2006060515 A JP2006060515 A JP 2006060515A JP 2006060515 A JP2006060515 A JP 2006060515A JP 2007051762 A JP2007051762 A JP 2007051762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
drive shaft
tip
case
angle sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006060515A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4918993B2 (ja
Inventor
Keita Momose
慶太 百瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2006060515A priority Critical patent/JP4918993B2/ja
Publication of JP2007051762A publication Critical patent/JP2007051762A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4918993B2 publication Critical patent/JP4918993B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Abstract

【課題】実作業の厳しい環境において、シャフトに対し大きな荷重が加わっても破損することなく機器の性能を保つことのできるシャフト構造および角度センサの角度検出部の破損を防止し誤差を発生させない構造を提供することにある。
【解決手段】回動可能なようにケースに保持され凸部先端を有する駆動シャフトと、凹部先端を有して先の凸部先端と空間を介して嵌め合い構造で回動方向に変位を伝達し軸方向の変位は伝達しないように結合される被駆動シャフトとを具備する連結シャフトとし、さらにこの連結シャフトの被駆動シャフトの先端側に角度検出部を設けて先の駆動シャフトの回動変位を検出する角度センサとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、バルブ開度を調節するためのポジショナなどに搭載される回動変位を伝達する連結シャフト及びこれを用いた角度センサに係り、特にシャフトに力がかかっても信頼性を維持できるように改良された回動変位を伝達する連結シャフト及びこれを用いた角度センサに関するものである。
図7、図8はポジショナなどに搭載される従来の角度センサを模式的な構成として示した説明図である。図7は、側面図を、図8は断面図をそれぞれ示している。
ケース1は概略円筒状をなしており、その中央部にはシャフト2をガイドするための円筒部3が一体に突出して形成されている。この円筒部3を貫通して軸孔4が開けられている。
シャフト2の外端側にはシャフト2にシャフト2が回転しすぎるのを防止する回転ストッパー5が固定されている。一方、シャフト2の内端側のケース1の内部には凹部6が形成されており、この凹部6に、シャフト2の内端側の先端にシャフト2の回動変位を検出する角度検出部7が固定されて角度センサを構成している。
角度検出部7は、図9に示すように、一対のフェライト片8A、8B、およびプリント基板9などで構成されている。フェライト片8A、8B、は断面がコ字状をなしており、シャフト2に対して左右に分かれて固定されている。
プリント基板9は、シャフト2の軸を中心としてコイル10A、10Bが左右にプリントされており、これらのコイル10A、10Bを上下で挟むようにフェライト片8A、8Bで覆っている。
磁束密度B中に一対のコイル10A、10Bと一対のフェライト片8A、8Bが配置されているが、これらのコイル10A(10B)とフェライト片8A(8B)の交差している交差面積をSとし、コイル10A(10B)には一定の電流Iが流されており、そのときの相互インダクタンスMは、式(1)と表現できる。但し、BS=φ(φ:磁束)
M=BS/I (1)
交差面積Sは回動角度によってリニアに変化するように構成されているので、コイル10A(10B)とフェライト片8A、8Bとが交差する交差面積Sが回動角度と共にリニアに変化し、相互インダクタンスMを変化させ、出力信号から回動角度を検出する。
下記特許文献1には、軸方向の移動変位量を吸収して、緩衝することが可能な回転駆動力伝達用の連結継手が開示されている。
また、下記特許文献2には、インダクタンスの変化による非接触形の回転角度センサが記載されている。
特開平11−93965号公報 特開平7−139905号公報 特開2000−251357号公報 特開平8−297869号公報 特開平9−72367号公報
しかし、このような従来のシャフトおよびこれを用いた角度センサには、次のような問題があった。シャフトの軸方向に荷重が加わると、プリント基板とフェライト片が接触して強度の低いフェライト片が破壊される可能性がある。実作業環境においては取扱い不注意などによりシャフト軸方向に大きな荷重がかかることも想定され、その際には破壊の可能性が増大する。
一方、プラントなどで使用される機器には故障することがないメンテナンスフリー設計が要求されている。従って、シャフトに荷重がかかるような厳しい使用環境においてもプリント基板とフェライト片が接触しない構造が要求されている。
また、フェライト片とプリント基板の間の距離が変化すると誤差の原因になるため、両部品の間隔が常に一定であることが要求されている。
従って本発明の目的は、実作業の厳しい環境において、シャフトに対し大きな荷重が加わっても破損することなく機器の性能を保つことのできるシャフト構造および角度センサの角度検出部の破損を防止し誤差を発生させない構造を提供することにある。
また、本発明の目的は、ガタツキがなく、角度誤差が小さい角度センサを提供することにある。
このような目的を達成する本発明は、次の通りである。
(1)回動可能なようにケースに保持され凸部先端を有する駆動シャフトと、凹部先端を有して前記凸部先端と空間を介して嵌め合い構造で回動方向に変位を伝達し軸方向の変位は伝達しないように結合される被駆動シャフトとを具備することを特徴とする回動変位を伝達する連結シャフト。
(2)前記凸部先端は板状突起を形成し、前記凹部先端は板状溝を形成してなることを特徴とする(1)に記載の連結シャフト。
(3)前記駆動シャフトに形成された鍔部と、前記ケースに形成された段部と、これらの間に介在するスプリングと、前記鍔部が当接するケースに固定されたストッパとを具備することを特徴とする(1)又は(2)に記載の連結シャフト。
(4)回動可能なようにケースに保持され凸部先端を有する駆動シャフトと、凹部先端を有して前記凸部先端と空間を介して嵌め合い構造で回動方向に変位を伝達し軸方向の変位は伝達しないように結合される被駆動シャフトと、前記被駆動シャフトの先端側に設けられた角度検出部とを具備し、前記駆動シャフトの回動変位を検出することを特徴とする連結シャフトを用いた角度センサ。
(5)前記角度検出部は、被駆動シャフトにはフェライト片が固着され、ケースにはコイルがプリントされたプリント基板が前記フェライト片に対向して配置され、前記フェライト片とコイルとの交差面積の回動変位による相互インダクタンスの変化から駆動シャフトの回動変位を検出することを特徴とする(4)記載の連結シャフトを用いた角度センサ。
(6)回転可能にケースに保持される駆動シャフトと、前記駆動シャフトの回転により回転する被駆動シャフトと、前記駆動シャフトの軸方向の変位を吸収する弾性手段と、前記被駆動シャフトに設けられた角度検出部とを備えることを特徴とする連結シャフトを用いた角度センサ。
(7)前記弾性手段は、一端が前記駆動シャフトに固定され、他端が前記被駆動シャフトに固定される板バネであることを特徴とする(6)記載の連結シャフトを用いた角度センサ。
このような課題を達成するために、本発明の実施例は、回動変位を伝達する連結シャフトであって、この連結シャフトは、回動可能なようにケースに保持され凸部先端を有する駆動シャフトと、凹部先端を有して前記凸部先端と空間を介して嵌め合い構造で回動方向に変位を伝達し軸方向の変位は伝達しないように結合される被駆動シャフトとを具備するようにしたものである。
また、本発明の実施例は、連結シャフトにおいて、先の凸部先端は板状突起を形成し、先の凹部先端は板状溝を形成するようにしたものである。
さらに、本発明の実施例は、連結シャフトであって、先の駆動シャフトに形成された鍔部と、先のケースに形成された段部と、これらの間に介在するスプリングと、先の鍔部が当接するケースに固定されたストッパとを具備するようにしたものである。
また、本発明の実施例は、駆動シャフトの回動変位を検出する角度センサであって、連結シャフトを具備し、先の連結シャフトの被駆動シャフトの先端側に角度検出部を設けるようにしたものである。
さらに、本発明の実施例は、駆動シャフトの回動変位を検出する角度センサであって、先の角度検出部は、被駆動シャフトにはフェライト片が固着され、ケースにはコイルがプリントされたプリント基板が先のフェライト片に対向して配置され、先のフェライト片とコイルとの交差面積の回動変位による相互インダクタンスの変化から駆動シャフトの回動変位を検出するようにしたものである。
本発明は、駆動シャフトと被駆動シャフトとで連結シャフトを構成しており、これらのシャフトは隙間空間を介して結合しているので、駆動シャフトの軸方向に印加された大きな荷重は被駆動シャフトには伝達されず、しかも凸部先端と凹部先端が嵌め合い構造で結合しているので、駆動シャフトと被駆動シャフトは共に回動し回動機能は損なわれない効果がある。
本発明は、凸部先端は板状突起とし、凹部先端は板状溝を形成し結合しているので、簡単な構造で回動方向の変位を伝達することができる効果がある。
本記載の発明は、駆動シャフトの鍔部とケースの段部とがスプリングにより伸張されてストッパに固定されているので、駆動シャフトはストッパにより外に飛び出さない一方で、スプリングにより絶えずストッパに押しつけられ、駆動シャフトの軸方向位置は一定している効果がある。
さらに、大きな力が軸方向に印加された場合は、駆動シャフトが被駆動シャフトに当たる前にスプリングを介してケースの段部に当たる構造になっているので、いかなる場合でも被駆動シャフトは軸方向に動くことがない。また、連結シャフトの軸方向の力が除去された場合は、スプリングにより駆動シャフトは元の位置まで戻る効果がある。
本発明は、駆動シャフトの回動変位を検出する角度センサであって、この角度センサは、連結シャフトを具備し、この連結シャフトの被駆動シャフトの先端側に角度検出部を設けた構造を有しているので、連結シャフトの機能は全て備えながら安全に角度検出をすることができる。
従って、連結シャフトの回動機能は維持しながら、軸方向に過大な荷重が加わっても角度検出部には荷重がかからず変位もしないので、角度センサは破損されず、また誤差を発生させることはなく、結果として角度センサの高信頼性を確保することができる。
本発明は、角度センサの角度検出部を具体的な構成として記載したものであるので、効果を有する。さらに詳細にいえば、駆動シャフトに大きな力が軸方向に印加された場合でも連結シャフトの機能により非駆動シャフトにはいかなる場合も力が伝達されないので、フェライト片が破損せず、厳しい作業環境下においても高信頼化を実現することができる。
また、駆動シャフトは、スプリングにより絶えずストッパに押しつけられ、駆動シャフトの軸方向位置は一定しているので、被駆動シャフトの位置も一定しており、この結果、コイルがプリントされたプリント基板の位置も一定している。この結果、フェライト片とプリント基板の間隔が一定し誤差の発生を防ぐことができる。
以下、本発明について図面を用いて詳細に説明する。以下の説明において図7〜図8に示した従来の角度センサと同一の機能を有する部分には同一の符号を付して適宜にその説明を省略する。
図1は本発明に係る角度センサの一実施例を示す模式的な構成図である。図1において、ケース20は概略円筒状をなしており、その中央部には連結シャフト21をガイドするための円筒部22が一体に外部に突出して形成されている。そして、この円筒部22を貫通して軸孔23が開けられている。
ケース20の軸孔23は、ケース20の外部側に直径の大きい軸孔23Aとこの内側にこれに続く直径の小さい軸孔23Bが形成され、軸孔23Aと軸孔23Bとは段状に接続されて段部24が形成されている。
連結シャフト21の内端側のケース20の内部には凹部25が形成されており、この凹部25に、連結シャフト21の内端側の先端に連結シャフト21の回動変位を検出する角度検出部7が配設されている。
連結シャフト21は駆動シャフト26と被駆動シャフト27とから構成され、この連結シャフト21のうち被駆動シャフト27に角度検出部7が結合され、連結シャフト21と角度検出部7とを合わせて角度センサ28が構成されている。
図2は駆動シャフト26の構成を示す。図2(B)は平面図、図2(A)は左側面図、図2(C)は右側面図である。駆動シャフト26は、図2(B)に示すように、円筒部26Aと、この円筒部26Aより直径の大きい円筒状の顎部40と、板状突起29をなす凸部先端30とがこの順序で形成されている。
そして、顎部40は、ケース20の軸孔23Aと回動可能なように保持されると共に、図1に示すように、ケース20の段部24と顎部40との間に挿入されたスプリング31を保持する。
さらに、顎部40は、ケース20の軸孔23Aに外部から挿入されて固定された円筒状のストッパ39にケース20の外部から顎部40の周縁部に当接して、駆動シャフト26が外部に飛び出さないようにする。
図3は被駆動シャフト27の構成を示す。図3(A)は平面図、図3(B)は右側面図、である。被駆動シャフト27は、図3(A)に示すように、左側に円筒部32が、中央にこの円筒部32より直径の大きい円板状の皿部33が、そして右側に皿部33より直径が小さく中央が板状溝34としてすり割り状に形成された円筒として凹部先端35が一体として配設されている。
そして、被駆動シャフト27の板状溝34として形成された凹部先端35には、駆動シャフト26の凸部先端30の板状突起29が、図1に示す空間36を保持して嵌め合い構造で挿入されている。この空間36の存在により駆動シャフト26に大きな軸方向の荷重が印加されたときに被駆動シャフト27に衝撃が伝達されないように遮断することができる。
また、凹部先端35の円筒状の脚部37はベアリング38を介してケース20に固定され、ベアリング38により被駆動シャフト27がスムーズに回転変位するのを助けると共に被駆動シャフト27の軸の中心を正確に保持する。
ケース20の内部に形成された凹部25の中には、被駆動シャフト27の円筒部32の先端に固定された角度検出部7が配設されている。そして、被駆動シャフト27の円板状の皿部33の上に、円筒部32に固定された断面がコ字状のフェライト片8A、8Bが固定されており、このフェライト片8A(8B)のコ字状の間の空間には、ケース20に固定されたプリント基板9が挿入固定されている。
そして、フェライト片8A、8Bは被駆動シャフト27の回動と共に回動し、プリント基板9を挟んで回動し、従来と同じく相互インダクタンスMを回動変位に対応して変化させ出力信号から角度を検出する。
以上の構成によれば、被駆動シャフト27とケース20の間には、ベアリング38が取り付けられているので、被駆動シャフト27は摩擦力を受けることなく回転する。
そして、駆動シャフト26と被駆動シャフト27は凹凸構造になっている部分(29、34)にて組み合わされており、この部分は嵌め合い(隙間ばめ)構造になっているので、摩擦なく駆動シャフト26は軸方向に回動すると共に、凹凸構造を有することから駆動シャフト26の回動はそのまま被駆動シャフト27へと伝達される。
また、駆動シャフト26はストッパ39により外に飛び出さない一方でスプリング31により絶えずストッパ39に押しつけられているので、駆動シャフト26の軸方向は一定している。
そして、駆動シャフト26が軸方向に回動すると、その力は被駆動シャフト27に伝達され、駆動シャフト26の回動角度だけ、被駆動シャフト27が回動する。
ここで、仮に駆動シャフト26に力が加わると、駆動シャフト26は軸方向に動くが、駆動シャフト26と被駆動シャフト27の間に空間36があるので、被駆動シャフト27は軸方向に動くことはない。大きな力が加わった場合は、駆動シャフト26は被駆動シャフト27に当たる前にケース20に当たる構造(24、31、40)になっているので、いかなる場合においても被駆動シャフト27は軸方向に動くことはない。
また、駆動シャフト26の軸方向への力が除去された場合は、スプリング31の力により駆動シャフト26は元の位置まで戻る。
以上説明した連結シャフト21は、バルブ開度を調節するためのポジショナに用いる角度検出部7に結合する一例として説明したが、この構造は様々な製品のシャフト構造に適用可能である。
また、以上説明した角度検出部7は、プリント基板9とフェライト片8A、9Bとを用いる構造の角度検出部を一例として説明したが、これに限らず各種原理で動作する角度検出部を用いることができる。
以下に図4、図5、図6に基づいて本発明を詳細に説明する。図4は本発明に係る角度センサの他の実施例を示す模式的な構成図であり、図5は図4に示す駆動シャフトの構成を示す構成図であり、図6は図4に示す被駆動シャフトの構成を示す構成図である。
図4、図5、図6の構成は、それぞれ図1、図2、図3の構成に対応する。また、図1の実施例と同一の要素には同一符号を付し、説明を省略する。
図4の実施例の特徴は、弾性手段である板バネ53に係る構成にある。
板バネ53の一端は駆動シャフト26に固定され、板バネ53の他端は被駆動シャフト27に固定される。即ち、駆動シャフト26と被駆動シャフト27とは、板バネ53によって連結される。
このため、駆動シャフト26が回転すると、被駆動シャフト27も同期して回転する。具体的には、駆動シャフト26が半回転すると被駆動シャフト27も半回転する。よって、図4の実施例は、ガタツキがなく回転を伝達できる。
このとき、回転方向は、板バネ53をねじる方向であり、板バネ53は高い剛性を有する。よって、板バネ53はねじれることがなく、駆動シャフト26の回転角度と被駆動シャフト27の回転角度とは等しくなる。
また、板バネ53は、駆動シャフト26と被駆動シャフト27とに反発力を生じる。そして、駆動シャフト26はストッパ39に押し付けられる。このような構成により、板バネ53は、駆動シャフト26の軸方向の変位を吸収する。
詳しくは、駆動シャフト26の軸方向に力が加わると、駆動シャフト26は軸方向に変位し、板バネ53が軸方向に縮む。また、駆動シャフト26の軸方向に大きな力が加わると、駆動シャフト26は軸方向に変位し、段部24と顎部40とが当たり、板バネ53の変位が制限され、被駆動シャフト27への荷重は制限される。
したがって、図4の実施例は、被駆動シャフト27に過剰な荷重が加わることがなく、安定した特性を示す。
そして、本発明の構成は、バルブ開度を調節するポジショナに搭載される角度センサにたいして、好適な特性を示す。
また、本発明は、上述の実施例に限定されることなく、その本質を逸脱しない範囲でさらに多くの変更及び変形を含むものである。
本発明に係る角度センサの一実施例を示す模式的な構成図である。 図1に示す駆動シャフトの構成を示す構成図である。 図1に示す被駆動シャフトの構成を示す構成図である。 本発明に係る角度センサの他の実施例を示す模式的な構成図である。 図4に示す駆動シャフトの構成を示す構成図である。 図4に示す被駆動シャフトの構成を示す構成図である。 従来の角度センサの模式的な構成図を示す側面図である。 従来の角度センサの模式的な構成図を示す断面図である。 従来の角度センサの模式的な構成を説明する説明図である。
符号の説明
1、20 ケース
2 シャフト
3、22、32 円筒部
4、23、23A,23B 軸孔
6 凹部
7 角度検出部
8A,8B フェライト片
9 プリント基板
21 連結シャフト
24 段部
25 凸部
26 駆動シャフト
26A 円筒部
27 被駆動シャフト
28 角度センサ
29 板状突起
30 凸部先端
31 スプリング(弾性手段)
32 円筒部
33 皿部
34 板状溝
35 凹部先端
36,54 空間
37 脚部
38 ベアリング
39 ストッパ
40 顎部
51 ベアリング
52 押さえ板
53 板バネ(弾性手段)

Claims (7)

  1. 回動可能なようにケースに保持され凸部先端を有する駆動シャフトと、
    凹部先端を有して前記凸部先端と空間を介して嵌め合い構造で回動方向に変位を伝達し軸方向の変位は伝達しないように結合される被駆動シャフトとを具備する
    ことを特徴とする回動変位を伝達する連結シャフト。
  2. 前記凸部先端は板状突起を形成し、
    前記凹部先端は板状溝を形成してなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の連結シャフト。
  3. 前記駆動シャフトに形成された鍔部と、
    前記ケースに形成された段部と、
    これらの間に介在するスプリングと、
    前記鍔部が当接するケースに固定されたストッパとを具備する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の連結シャフト。
  4. 回動可能なようにケースに保持され凸部先端を有する駆動シャフトと、
    凹部先端を有して前記凸部先端と空間を介して嵌め合い構造で回動方向に変位を伝達し軸方向の変位は伝達しないように結合される被駆動シャフトと、
    前記被駆動シャフトの先端側に設けられた角度検出部とを具備し、
    前記駆動シャフトの回動変位を検出する
    ことを特徴とする連結シャフトを用いた角度センサ。
  5. 前記角度検出部は、
    被駆動シャフトにはフェライト片が固着され、
    ケースにはコイルがプリントされたプリント基板が前記フェライト片に対向して配置され、
    前記フェライト片とコイルとの交差面積の回動変位による相互インダクタンスの変化から駆動シャフトの回動変位を検出する
    ことを特徴とする請求項4記載の連結シャフトを用いた角度センサ。
  6. 回転可能にケースに保持される駆動シャフトと、
    前記駆動シャフトの回転により回転する被駆動シャフトと、
    前記駆動シャフトの軸方向の変位を吸収する弾性手段と、
    前記被駆動シャフトに設けられた角度検出部とを備える
    ことを特徴とする連結シャフトを用いた角度センサ。
  7. 前記弾性手段は、一端が前記駆動シャフトに固定され、他端が前記被駆動シャフトに固定される板バネである
    ことを特徴とする請求項6記載の連結シャフトを用いた角度センサ。

JP2006060515A 2005-07-22 2006-03-07 角度センサ Expired - Fee Related JP4918993B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006060515A JP4918993B2 (ja) 2005-07-22 2006-03-07 角度センサ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005212590 2005-07-22
JP2005212590 2005-07-22
JP2006060515A JP4918993B2 (ja) 2005-07-22 2006-03-07 角度センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007051762A true JP2007051762A (ja) 2007-03-01
JP4918993B2 JP4918993B2 (ja) 2012-04-18

Family

ID=37916338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006060515A Expired - Fee Related JP4918993B2 (ja) 2005-07-22 2006-03-07 角度センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4918993B2 (ja)

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5315434A (en) * 1976-07-23 1978-02-13 Yoshihiro Kuribayashi Production method of skin cosmetics
JPS5332240A (en) * 1976-09-04 1978-03-27 Bosch Gmbh Robert Revolution controller for injection type internal combustion engine
JPS58130266A (ja) * 1982-01-28 1983-08-03 Tanazawa Hatsukoushiya:Kk メツキによる凹凸模様形成方法
JPS6014943Y2 (ja) * 1980-02-08 1985-05-11 日産自動車株式会社 点火配電器の駆動装置
JPH02113125A (ja) * 1988-10-19 1990-04-25 Kayseven Co Ltd たわみ軸継手
JPH07139905A (ja) * 1993-09-24 1995-06-02 Zexel Corp 回転角度センサ
JPH08297869A (ja) * 1995-04-24 1996-11-12 Shin Etsu Chem Co Ltd 基板ホルダー保持装置
JPH0972367A (ja) * 1995-09-04 1997-03-18 Nifco Inc 回転ダンパー
JPH09196228A (ja) * 1996-01-24 1997-07-29 Toko Baretsukusu Kk 弁軸とアクチュエータ駆動軸の結合方法
JPH1193965A (ja) * 1997-09-19 1999-04-06 Fujikura Rubber Ltd 回転駆動力伝達用の連結継手
JP2000251357A (ja) * 1999-02-24 2000-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスククランプ装置
JP2001513251A (ja) * 1997-02-26 2001-08-28 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 電気機械開閉器
JP2002090177A (ja) * 2000-09-14 2002-03-27 Tokyo Cosmos Electric Co Ltd 無接点型変位検出装置
JP2003149064A (ja) * 2001-11-07 2003-05-21 Honda Motor Co Ltd 電動補助自転車の踏力検知装置

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5315434A (en) * 1976-07-23 1978-02-13 Yoshihiro Kuribayashi Production method of skin cosmetics
JPS5332240A (en) * 1976-09-04 1978-03-27 Bosch Gmbh Robert Revolution controller for injection type internal combustion engine
JPS6014943Y2 (ja) * 1980-02-08 1985-05-11 日産自動車株式会社 点火配電器の駆動装置
JPS58130266A (ja) * 1982-01-28 1983-08-03 Tanazawa Hatsukoushiya:Kk メツキによる凹凸模様形成方法
JPH02113125A (ja) * 1988-10-19 1990-04-25 Kayseven Co Ltd たわみ軸継手
JPH07139905A (ja) * 1993-09-24 1995-06-02 Zexel Corp 回転角度センサ
JPH08297869A (ja) * 1995-04-24 1996-11-12 Shin Etsu Chem Co Ltd 基板ホルダー保持装置
JPH0972367A (ja) * 1995-09-04 1997-03-18 Nifco Inc 回転ダンパー
JPH09196228A (ja) * 1996-01-24 1997-07-29 Toko Baretsukusu Kk 弁軸とアクチュエータ駆動軸の結合方法
JP2001513251A (ja) * 1997-02-26 2001-08-28 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 電気機械開閉器
JPH1193965A (ja) * 1997-09-19 1999-04-06 Fujikura Rubber Ltd 回転駆動力伝達用の連結継手
JP2000251357A (ja) * 1999-02-24 2000-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスククランプ装置
JP2002090177A (ja) * 2000-09-14 2002-03-27 Tokyo Cosmos Electric Co Ltd 無接点型変位検出装置
JP2003149064A (ja) * 2001-11-07 2003-05-21 Honda Motor Co Ltd 電動補助自転車の踏力検知装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4918993B2 (ja) 2012-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109278037B (zh) 舵机及机器人
JP5962977B2 (ja) ラック軸支持装置およびこれを用いたステアリング装置
JP4440930B2 (ja) 扉開閉装置
JP2010132281A (ja) 角度位置センサを組み込んだスロットル制御部
JP2005130688A (ja) 磁石埋込型ロータ、及び電動機
JP4918993B2 (ja) 角度センサ
JP2003279827A (ja) ズーム鏡胴
KR102340956B1 (ko) 리밋 스위치
JP2020046015A (ja) クラッチ
JP2007267595A (ja) モータ
JP2006181675A (ja) 回転リミット装置
JP6839968B2 (ja) リミットスイッチ
JP4854625B2 (ja) 負荷感応型切換装置
JP4082699B2 (ja) 情報記録ディスク再生/記録装置
JP2009144730A (ja) ボールねじ装置
JP5041248B2 (ja) セルフロッククラッチ
WO2021100507A1 (ja) 変位量検出装置
JP2017155759A (ja) 回転伝達機構
JP2011067920A (ja) 回転リミット装置
JP4667934B2 (ja) トルクリミッター
JP2020133806A (ja) 雲台装置
JP2013184501A (ja) ステアリング装置
JP2007231994A (ja) モータ駆動式アクチュエータ
JP2006046583A (ja) ヒンジ装置
JPH0749071Y2 (ja) 軸接手

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110324

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees