JP2007050949A - 乗客コンベアの踏板 - Google Patents
乗客コンベアの踏板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007050949A JP2007050949A JP2005235822A JP2005235822A JP2007050949A JP 2007050949 A JP2007050949 A JP 2007050949A JP 2005235822 A JP2005235822 A JP 2005235822A JP 2005235822 A JP2005235822 A JP 2005235822A JP 2007050949 A JP2007050949 A JP 2007050949A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- forming member
- screw
- tread
- mounting groove
- nut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 5
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
【課題】本発明は、ネジの頭を注意標識帯の表面から露出させず、意匠性を向上させることができる乗客コンベアの踏板を得ることを目的とするものである。
【解決手段】踏板本体4の表面の幅方向両端部と前後方向一端部とには、複数の注意標識帯形成部材6がそれぞれ締結されている。また、踏板本体4の注意標識帯形成部材6に対応する位置には、互いに間隔を置いて複数の締結孔4aが設けられている。踏板本体4の表面には、注意標識帯形成部材6が挿入された取付溝4bが設けられている。取付溝4bの底面には、締結孔4aが設けられている。注意標識帯形成部材6の底面の締結孔4aに対応する位置には、凹部6aが設けられている。凹部6a内には、ナット7が固着(モールド)されている。ナット7には、締結孔4aを通してネジ8が螺着されている。即ち、ナット7にネジ8を螺着することにより、注意標識帯形成部材6が踏板本体4に締結されている。
【選択図】図3
【解決手段】踏板本体4の表面の幅方向両端部と前後方向一端部とには、複数の注意標識帯形成部材6がそれぞれ締結されている。また、踏板本体4の注意標識帯形成部材6に対応する位置には、互いに間隔を置いて複数の締結孔4aが設けられている。踏板本体4の表面には、注意標識帯形成部材6が挿入された取付溝4bが設けられている。取付溝4bの底面には、締結孔4aが設けられている。注意標識帯形成部材6の底面の締結孔4aに対応する位置には、凹部6aが設けられている。凹部6a内には、ナット7が固着(モールド)されている。ナット7には、締結孔4aを通してネジ8が螺着されている。即ち、ナット7にネジ8を螺着することにより、注意標識帯形成部材6が踏板本体4に締結されている。
【選択図】図3
Description
この発明は、表面に注意標識帯が設けられた乗客コンベアの踏板に関するものである。
従来のマンコンベアの踏板においては、踏板本体と色彩及び材質が異なる樹脂製標識帯が踏板本体端部に固着されることにより、利用者に対して、マンコンベアの進行方向の段差、及びスカートガードとの間の隙間に巻き込まれないように注意を促している(例えば、特許文献1参照)。
上記のような従来のマンコンベアの踏板においては、樹脂製標識帯が踏板本体端部に取付ネジにより取り付けられていた。しかし、取付ネジは、樹脂製標識帯の表面から踏板本体の裏面へと挿通されているため、取付ネジの頭が踏板注意標識帯本体の表面に露出しており、意匠性が損なわれていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ネジの頭を注意標識帯の表面から露出させず、意匠性を向上させることができる乗客コンベアの踏板を得ることを目的とする。
この発明に係る乗客コンベアの踏板は、表面に取付溝が設けられるとともに、取付溝の底部に締結孔が設けられ、乗客コンベアの踏段上面に固定される踏板本体、底面に凹部を有し、取付溝に挿入される注意標識帯形成部材、凹部に固着されたナット、及び締結孔を通してナットに螺着され、取付溝に注意標識帯形成部材を締結するネジを備えている。
この発明の乗客コンベアの踏板は、注意標識帯形成部材の底面の凹部に固着されたナットと、ナットに螺着されるネジとが、乗客コンベアの踏段に設けられた踏板本体の締結孔を挿通して、踏板本体に注意標識帯形成部材を締結させることにより、ネジの頭を注意標識帯形成部材の表面から露出させず、意匠性を向上させることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエスカレータの踏段を示す側面図である。踏段ブラケット1には、駆動ローラ2と追従ローラ3とが設けられている。駆動ローラ2は、エスカレータ駆動チェーン(図示せず)を介して、駆動装置(図示せず)から動力を受ける。駆動ローラ2及び追従ローラ3は、踏段レール(図示せず)により案内される。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエスカレータの踏段を示す側面図である。踏段ブラケット1には、駆動ローラ2と追従ローラ3とが設けられている。駆動ローラ2は、エスカレータ駆動チェーン(図示せず)を介して、駆動装置(図示せず)から動力を受ける。駆動ローラ2及び追従ローラ3は、踏段レール(図示せず)により案内される。
踏段ブラケット1の上面部には、踏板本体4が固定されている。また、踏段ブラケット1の正面部には、ライザ5が取り付けられている。踏板本体4及びライザ5の表面には、複数のクリートが形成されている。
図2は、図1の踏板本体4を示す平面図である。踏板は、アルミニウム合金製の踏板本体4と、複数の樹脂製の注意標識帯形成部材6とを有している。踏板本体4の表面の幅方向両端部と前後方向一端部とには、複数の樹脂製の注意標識帯形成部材6がそれぞれ締結されている。また、踏板本体4の注意標識帯形成部材6に対応する位置には、互いに間隔を置いて複数の締結孔4aが設けられている。
注意標識帯形成部材6は、踏板本体4と異なる注意表色(例えば黄色)に着色されている。また、注意標識帯形成部材6は、踏段間の段差、及びスカートガード(図示せず)との境界を乗客に示し、注意を喚起させる。さらに、注意標識帯形成部材6の表面には、複数のクリートが形成されている。
また、踏板本体4と注意標識帯形成部材6との締結状態を詳しく説明する。図3は、図2のIII−III線に沿う断面図である。踏板本体4の表面には、注意標識帯形成部材6が挿入された取付溝4bが設けられている。取付溝4bの底面には、締結孔4aが設けられている。注意標識帯形成部材6の底面の締結孔4aに対応する位置には、凹部6aが設けられている。凹部6a内には、ナット7が固着(モールド)されている。ナット7には、締結孔4aを通してネジ8が螺着されている。即ち、ナット7にネジ8を螺着することにより、注意標識帯形成部材6が踏板本体4に締結されている。
ここで、クリートの標準的な深さ寸法は、例えば11mmである。クリート底面部から注意標識帯形成部材6の底面までの厚さ寸法は、例えば7mmである。また、ナット7の厚さ寸法は、例えば2.8mmである。さらに、ネジ8には、例えばM3.5ネジを用いる。
上記のような乗客コンベアの踏板では、注意標識帯形成部材6の底部にナット7を固着させたので、表面にネジ8の頭が露出せず、注意標識帯形成部材6の表面の意匠性を向上させることができる。
実施の形態2.
次に、図4は、この発明の実施の形態2によるエスカレータの踏板を示す断面図である。図において、凹部6aには、ネジ8の頭部が固着(モールド)されている。ネジ8の先端部は、締結孔4aを貫通して踏板本体4の表面から突出している。そして、踏板本体4の表面から突出したネジ8の先端部には、ナット7が螺着されている。即ち、ネジ8にナット7を螺着することにより、注意標識帯形成部材6が踏板本体4に締結されている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
次に、図4は、この発明の実施の形態2によるエスカレータの踏板を示す断面図である。図において、凹部6aには、ネジ8の頭部が固着(モールド)されている。ネジ8の先端部は、締結孔4aを貫通して踏板本体4の表面から突出している。そして、踏板本体4の表面から突出したネジ8の先端部には、ナット7が螺着されている。即ち、ネジ8にナット7を螺着することにより、注意標識帯形成部材6が踏板本体4に締結されている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
上記のようなエスカレータの踏板では、注意標識帯形成部材6の底部にネジ8の頭部を固着させたので、表面にネジ8の頭が露出せず、注意標識帯形成部材6の表面の意匠性を向上させることができる。
なお、実施の形態1,2では、エスカレータの踏板について説明したが、この発明は、動く歩道の踏板にも適用できる。
また、実施の形態1,2では、注意標識帯形成部材6を踏板本体4の前後方向一端部に締結したが、注意標識帯形成部材を踏板本体の前後方向両端部に締結してもよい。
さらに、実施の形態1,2では、踏板本体4の一端部に1枚の注意標識帯形成部材6が締結されていたが、注意標識帯形成部材が長さ方向に複数に分割して締結されてもよい。
さらにまた、踏板本体に設けられた締結孔の数及び配置場所は、この例に限るものではなく、適宜決定してよい。
4 踏板本体、4a 締結孔、4b 取付溝、6 注意標識帯形成部材、6a 凹部、7 ナット、8 ネジ。
Claims (2)
- 表面に取付溝が設けられるとともに、上記取付溝の底部に締結孔が設けられ、乗客コンベアの踏段上面に固定される踏板本体、
底面に凹部を有し、上記取付溝に挿入される注意標識帯形成部材、
上記凹部に固着されたナット、及び
上記締結孔を通して上記ナットに螺着され、上記取付溝に上記注意標識帯形成部材を締結するネジ
を備えていることを特徴とする乗客コンベアの踏板。 - 表面に取付溝が設けられるとともに、上記取付溝の底部に締結孔が設けられ、乗客コンベアの踏段上面に固定される踏板本体、
底面に凹部を有し、上記取付溝に挿入される注意標識帯形成部材、
上記凹部に固着されたネジ、及び
上記締結孔を通して突出した上記ネジに螺着され、上記取付溝に上記注意標識帯形成部材を締結するナット
を備えていることを特徴とする乗客コンベアの踏板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005235822A JP2007050949A (ja) | 2005-08-16 | 2005-08-16 | 乗客コンベアの踏板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005235822A JP2007050949A (ja) | 2005-08-16 | 2005-08-16 | 乗客コンベアの踏板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007050949A true JP2007050949A (ja) | 2007-03-01 |
Family
ID=37915671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005235822A Pending JP2007050949A (ja) | 2005-08-16 | 2005-08-16 | 乗客コンベアの踏板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007050949A (ja) |
-
2005
- 2005-08-16 JP JP2005235822A patent/JP2007050949A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009227352A5 (ja) | ||
JP2009227352A (ja) | 乗客コンベアの欄干 | |
DE60305617D1 (de) | Notrutsche mit Spoiler an der Anströmkante | |
JP2007050949A (ja) | 乗客コンベアの踏板 | |
JP2004216936A (ja) | ゴムクロ−ラ | |
WO2005042362A3 (en) | Pallet arrangement for conveyor | |
EP2098637A4 (en) | BELT FOR SHOE PRESS | |
JP5028029B2 (ja) | 乗客コンベア | |
CN110467100B (zh) | 乘客传送设备的步梯及乘客传送设备 | |
JP5649673B2 (ja) | マンコンベアの踏段 | |
JP4825477B2 (ja) | 乗客コンベヤの内レッジ、乗客コンベヤ、乗客コンベヤの固定サポートの位置決め方法、並びに乗客コンベヤの固定サポート | |
JP2006236179A (ja) | ペダルパッド | |
JP2007161441A (ja) | マンコンベアの踏板 | |
ATE305899T1 (de) | Fahrtreppe oder fahrsteig mit ablenkungsvorrichtung | |
JP2007031113A (ja) | 乗客コンベアの欄干装置 | |
JP4450643B2 (ja) | 乗客コンベアの踏段 | |
JP2008037646A (ja) | 乗客コンベアのビス抜け止め金具 | |
JP2009511353A (ja) | ランニングボードを有する車両 | |
JP2001072366A (ja) | 移動踏板の表示体 | |
JP5738949B2 (ja) | 乗客コンベアの踏段 | |
JP2008068942A (ja) | 乗客コンベアの欄干装置 | |
JP6710112B2 (ja) | エスカレーター | |
JP2005112600A (ja) | マンコンベアの欄干装置 | |
JP2014043305A (ja) | 乗客コンベアの欄干装置 | |
JP2001002359A (ja) | 乗客コンベア踏板 |