JP2007050901A - 液体供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は液種の異なる液体を連続して供給する際の液種判定を簡略化することを課題とする。
【解決手段】 液体供給装置10は、軽油を給油する第1の計量機12と、尿素水を供給する第2の計量機14とを有する。計量機12の給油ノズル20を当該車両の燃料タンクの給油口に挿入すると、液種判定が行なわれる。この液種判定結果が液種一致の場合には、軽油の給油が開始される。計量機14の補給ノズル34を当該車両の尿素タンク(図示せず)の供給口に挿入すると、計量機12の液種判定結果が液種一致の場合には、第2の液体としての尿素水の供給が許可され、尿素水の供給が開始される。そのため、第2の計量機14には、液種判定機能が設けられていないので、その分第2の計量機14の構成の簡略化が図れると共に、メンテナンスの手間も減らすことが可能になっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は液体供給装置に係り、特に関連して使用される種別の異なる液体を供給するよう構成された液体供給装置に関する。
例えば、自動車等の燃料タンク(被供給体)に燃料(ガソリンや軽油)を給油する給油装置などの液体供給装置では、燃料タンク内の油蒸気(ベーパ)濃度を検知して当該燃料タンクの液種判定を行い、液種判定結果が液種一致の場合に給油が許可されるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
近年、軽油を燃料とするディーゼルエンジンが搭載された車両の排気ガス対策として、ディーゼルエンジンから排出された排気ガスを尿素水によって浄化する方式が開発されつつある。この排気ガス対策車では、軽油用の燃料タンクと尿素タンクとが搭載されており、給油所等で燃料タンクに軽油を給油する際に尿素タンクに尿素水を補給するようにしている。
特開平5−262208号公報
従来の液体供給装置においては、種別の異なる液体を供給する2つの供給系統を用いて各タンクへ供給する場合、各供給系統ごとに供給されるタンクの液種を判定するためのセンサを設けてコンタミネーション(異液種混合事故)を防止することが検討されている。
しかしながら、各供給系統毎にセンサを夫々設けると、その分、部品点数が増加して構成が複雑化するばかりか点検や修理などのメンテナンスにもより多くの労力が必要となるという問題が生じる。
そこで、本発明は上記課題を解決した液体供給装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
請求項1記載の発明は、第1の液体を第1の被供給体に供給するための第1の供給系統と、
第2の液体を第2の被供給体に供給するための第2の供給系統と、
前記第1の被供給体に貯留されている液体の液種判定を行う液種判定手段と、
前記液種判定手段により判定された液種と前記第1の液体の液種とが一致すると判定された場合に前記第1および第2の供給系統からの液体の供給を許可し、前記液種判定手段により判定された液種と前記第1の液体の液種とが不一致であると判定された場合には前記第1および第2の供給系統からの液体の供給を禁止する制御手段と、
を有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記第1の供給系統は、軽油を供給する軽油供給手段であり、
前記液種判定手段は、前記被供給体に貯留されている液体が軽油であるか否かを判定する軽油判定手段であり、
前記第2の供給系統は、尿素水を供給する尿素水供給手段であり、
前記制御手段は、前記軽油判定手段により判定された液種が軽油であると判定された場合に前記軽油供給手段および尿素水供給手段からの軽油および尿素水の供給を許可し、前記軽油判定手段により判定された液種が軽油でないと判定された場合には前記経由供給手段および前記尿素水供給手段からの軽油および尿素水の供給を禁止することを特徴とする。
本発明によれば、液種判定手段により判定された液種と第1の液体の液種とが一致すると判定された場合に第1および第2の供給系統からの液体の供給を許可し、液種判定手段により判定された液種と第1の液体の液種とが不一致であると判定された場合には第1および第2の供給系統からの液体の供給を禁止するため、各供給系統に液種判定用のセンサを夫々設ける必要がないので、構成の簡略化を図ることができると共に、メンテナンスの負担も軽減することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本発明になる液体供給装置の一実施例を示す構成図である。図1に示されるように、液体供給装置10は、軽油(第1の液体)を給油する第1の計量機(第1の供給系統)12と、尿素水(第2の液体)を供給する第2の計量機(第2の供給系統)14とを有する。
第1の計量機12は、ノズル掛け18に掛止された軽油用の給油ノズル20と、液種及び給油量等を設定する設定部22と、給油量及び給油金額を表示する表示部24と、筐体内に収納された計装部25と、計装部25の流量計からの流量パルスを積算して給油ポンプ及び電磁弁(共に図示せず)を制御する制御部26と、液種判定をせずに給油する際に操作される液種判定解除用スイッチ28とを有する。尚、第1の計量機12には、軽油用の給油ノズル20のみを図示してあるが、これ以外の燃料(例えば、ガソリンや灯油など)を供給する給油ノズルを並列に設ける構成としても良い。
また、第1の計量機12は、給油ノズル20を介して車両に搭載された燃料タンク(図示せず)内のベーパを吸引するベーパ吸引ポンプと、ベーパ濃度を検知する液種検知センサ(液種検知手段)とが筐体内部に設けられている。尚、ベーパ吸引ポンプ及び液種検知センサを周知技術であるので、ここではその説明を省略する(例えば、特開平8−217200公報参照)。
第2の計量機14は、筐体の下部に液体(尿素水)を貯蔵する貯蔵タンク30と、貯蔵タンク30の上方に設けられた計装部32とを有する。また、第2の計量機14は、筐体前面に、ノズル掛け33に掛止された尿素水用の補給ノズル34と、供給量を設定する設定部36と、供給量及び供給金額を表示する表示部38と、計装部32に設けられた流量計からの流量パルスを積算して補給ポンプ及び電磁弁(共に図示せず)を制御する制御部40と、液種判定をせずに尿素水を補給する際に操作される液種判定解除用スイッチ42とを有する。
第1の計量機12の制御部26と第2の計量機14の制御部40は、マイクロコンピュータなどからなり、通信ケーブル44を介してPOS装置46と通信可能に接続されている。また、制御部26と40も通信ケーブル44を介して通信可能に接続されている。尚、本実施例では、計量機12と14が別体に設けられた構成であるが、計量機12と14を同一の筐体に設ける構成としても良い。
図2は第1の計量機12の各機器を示すブロック図である。図2に示されるように、制御部26には、上記設定部22、表示部24、液種判定解除用スイッチ28、給油ポンプ50、電磁弁52、流量計53、ベーパ吸引ポンプ54、液種検知センサ56、ノズルスイッチ58、通信ユニット59などが接続されている。
図3は第2の計量機14の各機器を示すブロック図である。図3に示されるように、制御部40には、上記設定部36、表示部38、液種判定解除用スイッチ42、補給ポンプ60、流量計61、電磁弁62、ノズルスイッチ64、通信ユニット66などが接続されている。従って、第2の計量機14には、液種判定機能が設けられていないので、その分第2の計量機14の構成の簡略化が図れると共に、メンテナンスの手間も減らすことが可能になっている。
ここで、液体供給装置10を用いて給油所の係員(または運転者)が行う操作手順について説明する。
(手順1)ディーゼルエンジンが搭載された車両が到着すると、まず、設定部22により給油する液種の設定及び給油量を入力操作して第1の液体供給条件の設定を行なう。
(手順2)計量機12の給油ノズル20を当該車両の燃料タンク(図示せず)の給油口に挿入する。これにより、液種判定(給油ノズル20より供給可能な油液(軽油)と燃料タンク内に貯留されている液体の液種が一致するか否かの判定)が行なわれる。液種判定結果が液種一致の場合には、軽油の給油を開始する。
(手順3)設定した給油量が燃料タンクに給油され、軽油の給油が終了すると、給油ノズル20を計量機12のノズル掛け18に戻す。
(手順4)設定部36により尿素水の供給量を入力操作して第2の液体供給条件の設定を行う。
(手順5)計量機14の補給ノズル34を当該車両の尿素タンク(図示せず)の供給口に挿入する。計量機12の液種判定結果(前述の手順2における液種判定結果)が液種一致の場合には、第2の液体としての尿素水の供給が許可され、尿素水の供給が開始される。
(手順6)設定した供給量が尿素タンクに供給される。そして、設定された供給量の供給が終了すると、補給ノズル34を計量機14のノズル掛け33に戻す。これで、軽油及び尿素水の供給が終了する。
ここで、上記構成とされた液体供給装置10において、第1の計量機12の制御部26が実行する第1の液体供給制御処理1について図4に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、給油所の係員(または運転者)は、設定部22の操作により液種及び供給量を入力し、その後第1の計量機12のノズル掛け18から給油ノズル20が外され、車両の燃料タンクに挿入される。第1の計量機12の制御部26は、図4に示すS1-1において、給油ノズル20がノズル掛け18から外されてノズルスイッチ58がオフになると、S1-2に進み、設定部22の操作により入力された液種及び供給量を第1の液体供給条件として設定する。
次のS1-3では、液種判定解除用スイッチ28がオンに操作されたか否かをチェックする。このS1-3において、液種判定解除用スイッチ28がオフであるときは、S1-4に進み、ベーパ吸引ポンプ54を起動させる。これにより、給油ノズル20を介して燃料タンクに残留するベーパが吸引されて液種検知センサ56に供給される。
また、上記S1-3において、液種判定解除用スイッチ28がオンであるときは、何らかの理由により液種判定を解除して軽油の供給を行う必要があるので、S1-4〜S1-6の処理を省略してS1-7に進む。
S1-5では、液種検知センサ56から出力されたベーパ濃度計測値と予め登録された規定値とを照合してベーパ濃度計測値が規定値と一致するか否かをチェックする。このS1-5において、ベーパ濃度計測値が規定値と一致した場合には、当該燃料タンクが軽油(第1の液体)用であることを判定し、S1-6に進む。
このS1-6では、ベーパ濃度計測値が規定値と一致したことを条件として液種確認OK信号を第2の計量機14に送信する。そして、S1-7では、POS装置46から第1の液体供給許可信号を受信しているか否かをチェックする。POS装置46では、ノズルスイッチ58がオフになると、カウンタとして供給許可信号を出力する。
上記S1-7において、POS装置46から第1の液体供給許可信号を受信した場合には、S1-8に進み、給油ポンプ50を起動させると共に、電磁弁52を開弁させて軽油の供給を開始する。続いて、S1-9では、流量計53から出力された流量パルスを積算して軽油の供給量を積算する。
次のS1-10において、軽油の流量計測値が予め設定された設定値に達したか否かをチェックする。そして、軽油の流量計測値が予め設定された設定値に達していないときは、S1-11に進み、ノズルスイッチ58がオンか否かをチェックする。S1-11において、ノズルスイッチ58がオンでないときは、まだ給油中であるので、上記S1-9に戻り、S1-9以降の処理を再度実行する。
また、S1-10において、軽油の流量計測値が予め設定された設定値に達したとき、あるいはS1-11において、ノズルスイッチ58がオンになったときは、軽油の供給が終了したため、S1-12に進み、給油ポンプ50を停止させると共に、電磁弁52を閉弁させて軽油の供給を停止する。これで、今回の処理が終了する。
また、上記S1-5において、ベーパ濃度計測値が規定値と一致しない場合には、当該燃料タンクが軽油用ではないので、S1-13に進み、第2の計量機14に供給停止信号を送信する。続いて、S1-14では、液種エラー(液種不一致)を表示部24に表示すると共に、液種エラーであることを音声で報知する。
そして、S1-15において、ノズルスイッチ58がオンか否かをチェックする。S1-15において、ノズルスイッチ58がオンのときは、給油ノズル20がノズル掛け18が戻されたため、今回の処理が終了する。
図5は第2の計量機14の制御部40が実行する第2の液体供給制御処理1のフローチャートである。まず、第2の計量機14の設定部36の操作により供給量を入力し、その後第2の計量機14のノズル掛け33から補給ノズル34が外され、車両の尿素タンクに挿入される。第2の計量機14の制御部40は、図5に示すS2-1において、補給ノズル24がノズル掛け33から外されてノズルスイッチ64がオフになると、S2-2に進み、設定部22の操作により入力された供給量を供給条件として設定する。
次のS2-3では、液種判定解除用スイッチ42がオンに操作されたか否かをチェックする。このS2-3において、液種判定解除用スイッチ42がオフであるときは、S2-4に進み、第1の計量機12から供給開始許可信号を受信したか否かをチェックする。また、上記S2-3において、液種判定解除用スイッチ42がオンであるときは、何らかの理由により液種判定を解除して尿素水の補給を行う必要があるので、S2-4の処理を省略してS2-5に移行する。
また、上記S2-4において、第1の計量機12からの液種確認OK信号を受信した場合には、S2-5に進み、POS装置46から第2の液体供給許可信号を受信しているか否かをチェックする。POS装置46では、ノズルスイッチ64がオフになると、カウンタとして供給許可信号を出力する。
S2-5において、POS装置46から供給許可信号を受信した場合には、S2-6に進み、補給ポンプ60を起動させると共に、電磁弁62を開弁させて尿素水(第2の液体)の供給を開始する。続いて、S2-7では、流量計61から出力された流量パルスを積算して軽油の供給量を積算する。
次のS2-8において、尿素水の流量計測値が予め設定された設定値に達したか否かをチェックする。そして、尿素水の流量計測値が予め設定された設定値に達していないときは、S2-9に進み、ノズルスイッチ64がオンか否かをチェックする。S2-9において、ノズルスイッチ64がオンでないときは、まだ給油中であるので、上記S2-7に戻り、S2-7以降の処理を再度実行する。
また、S2-8において、尿素水の流量計測値が予め設定された設定値に達したとき、あるいはS2-9において、ノズルスイッチ64がオンになったときは、尿素水の供給が終了したため、S2-10に進み、補給ポンプ60を停止させると共に、電磁弁62を閉弁させて尿素水の供給を停止する。これで、今回の処理が終了する。
このように、実施例1では、液種判定を行った第1の計量機12から送信された液種確認OK信号が第2の計量機14で受信された場合に第2の液体の供給が可能になるため、第2の計量機14に液種判定機能を設ける必要がないので、その分第2の計量機14の構成の簡略化が図れると共に、メンテナンスの手間も減らすことができる。
液体供給装置10の実施例2では、第1の計量機12の液種判定結果が液種一致の場合に液種確認OK信号をPOS装置46に送信し、POS装置46から第2の計量機14に第2の液体供給許可信号を出力するように構成されている。
図6は第1の計量機12の制御部26が実行する第1の液体供給制御処理2のフローチャートである。図6に示すS3-1〜S3-5は、前述した図4に示すS1-1〜S1-5の処理と同様であるので、その説明を省略する。
S3-6では、ベーパ濃度計測値が規定値と一致したことを条件として液種確認OK信号をPOS装置46に送信する。そして、S3-7では、POS装置46から第1の液体供給許可信号を受信しているか否かをチェックする。POS装置46では、第1の計量機12からの第1の液体液種確認OK信号を受信すると、第1の計量機12に対して第1の液体供給許可信号を出力する。
上記S3-7において、POS装置46からの第1の液体供給許可信号を受信した場合には、S3-8に進む。尚、S3-8〜S3-15の処理は、前述した図4に示すS1-8〜S1-15の処理と同様であるので、その説明を省略する。
図7は第2の計量機14の制御部40が実行する第2の液体供給制御処理2のフローチャートである。図7に示すS4-1〜S4-3は、前述した図5に示すS2-1〜S2-3の処理と同様であるので、その説明を省略する。
S4-3において、液種判定解除用スイッチ42がオンであるときは、何らかの理由により液種判定を解除して尿素水の補給を行う必要があるので、S4-4に進み、POS装置46へ液種判定が不要であることを通知する。
次のS4-5では、POS装置46から供給許可信号を受信しているか否かをチェックする。また、上記S4-3において、液種判定解除用スイッチ42がオフであるときは、S4-4の処理を省略してS4-5に移行する。
尚、S4-6〜S4-10の処理は、前述した図5に示すS2-6〜S2-10の処理と同様であるので、その説明を省略する。
図8はPOS装置46が実行する制御処理のフローチャートである。POS装置46は、図8に示すS5-1において、前回の制御処理で記憶した各種情報(例えば、許可送信情報、供給許可設定情報、液種判定の不要情報、液種確認信号情報など)をクリアする。次のS5-2では、第1の計量機12への供給許可設定が完了しているか否かをチェックする。S5-2において、第1の計量機12への供給許可設定が完了している場合には、S5-3に進む。
S5-3では、第1の計量機12へ供給許可信号を送信し、第1の計量機12への供給許可設定を未完了にする。尚、上記S5-2において、第1の計量機12への供給許可設定が完了していない場合には、S5-3の処理を省略する。続いて、S5-4では、第2の計量機14への供給許可設定が完了しているか否かをチェックする。S5-4において、第2の計量機14への供給許可設定が完了している場合には、S5-5に進む。また、S5-4において、第2の計量機14への供給許可設定が完了していない場合には、後述するS5-8に移行する。
次のS5-5では、第2の計量機14から液種判定が不要である信号を受信したか否かをチェックする。このS5-5において、第2の計量機14から液種判定が不要である信号を受信していないときは、S5-6に進み、第1の計量機12から液種確認OK信号を受信したか否かをチェックする。尚、上記S5-5において、第1の計量機12への供給許可設定が完了していない場合には、S5-6の処理を省略する。
S5-6において、第1の計量機12から液種判定OK信号を受信した場合には、S5-7に進み、第2の計量機14へ第2の液体供給許可信号を送信し、第2の計量機14への供給許可設定を未完了にする。S5-6において、第1の計量機12から液種確認OK信号を受信していない場合には、後述するS5-8に移行する。
次のS5-8では、計量機12,14への供給許可信号を送信済みか否かをチェックする。S5-8において、計量機12,14への供給許可信号が送信済みのときは、今回の処理を終了する。しかし、S5-8において、計量機12,14への供給許可信号が送信されていないときは、上記S5-2に戻り、S5-2以降の処理を再度実行する。
このように、実施例2では、POS装置46が計量機12,14へ供給許可信号を送信すると共に、第1の計量機12から液種確認OK信号を受信した場合に第2の計量機14へ第2の液体供給許可信号を出力するため、第2の計量機14に液種判定機能を設ける必要がないので、その分第2の計量機14の構成の簡略化が図れると共に、メンテナンスの手間も減らすことができる。
上記実施例では、燃料タンクのベーパ濃度を検知する液種検知センサ56を用いて燃料タンクに貯留されている液体の液種を検出するようにしているが、これに限らず、例えば、燃料タンクに当該燃料タンク内に貯留すべき液体の液種に関する情報が記憶されたICタグを取り付け、ICタグリーダにより液種情報を読み取ることにより燃料タンクに貯留されている液体の液種を検出する方式を用いても良いのは、勿論である。
また、上記実施例では、第1の供給系統からの液体の供給が終了した後に、第2の供給系統からの液体の供給を許可するようにしているが、必ずしも上記順番で液体の供給を許可する必要はない。例えば、液種判定手段により判定された液種と第1の液体の液種とが一致すると判定された場合に第1および第2の供給系統からの液体の供給を共に許可することにより、第2の供給系統からの液体の供給を第1の供給系統からの液体よりも先に(或いは同時に)行えるようにしても良い。
また、上記実施例では、軽油と尿素水を同時に販売する場合を一例として挙げたが、これに限らず、異なる液体を連続して供給する場合、例えば、ガソリンに混合される添加剤をガソリンと共に販売する場合にも本発明を適用できるのは勿論である。
本発明になる液体供給装置の一実施例を示す構成図である。 第1の計量機12の各機器を示すブロック図である。 第2の計量機14の各機器を示すブロック図である。 第1の計量機12の制御部26が実行する第1の液体供給制御処理1のフローチャートである。 第2の計量機14の制御部40が実行する第2の液体供給制御処理1のフローチャートである。 第1の計量機12の制御部26が実行する第1の液体供給制御処理2のフローチャートである。 第2の計量機14の制御部40が実行する第2の液体供給制御処理2のフローチャートである。 POS装置46が実行する制御処理のフローチャートである。
符号の説明
10 液体供給装置
12 第1の計量機
14 第2の計量機
20 給油ノズル
26,40 制御部
28,42 液種判定解除用スイッチ
34 補給ノズル
46 POS装置
54 ベーパ吸引ポンプ
56 液種検知センサ
50 給油ポンプ
58,64 ノズルスイッチ
60 補給ポンプ

Claims (2)

  1. 第1の液体を第1の被供給体に供給するための第1の供給系統と、
    第2の液体を第2の被供給体に供給するための第2の供給系統と、
    前記第1の被供給体に貯留されている液体の液種判定を行う液種判定手段と、
    前記液種判定手段により判定された液種と前記第1の液体の液種とが一致すると判定された場合に前記第1および第2の供給系統からの液体の供給を許可し、前記液種判定手段により判定された液種と前記第1の液体の液種とが不一致であると判定された場合には前記第1および第2の供給系統からの液体の供給を禁止する制御手段と、
    を有することを特徴とする液体供給装置。
  2. 前記第1の供給系統は、軽油を供給する軽油供給手段であり、
    前記液種判定手段は、前記被供給体に貯留されている液体が軽油であるか否かを判定する軽油判定手段であり、
    前記第2の供給系統は、尿素水を供給する尿素水供給手段であり、
    前記制御手段は、前記軽油判定手段により判定された液種が軽油であると判定された場合に前記軽油供給手段および尿素水供給手段からの軽油および尿素水の供給を許可し、前記軽油判定手段により判定された液種が軽油でないと判定された場合には前記経由供給手段および前記尿素水供給手段からの軽油および尿素水の供給を禁止することを特徴とする請求項1に記載の液体供給装置。
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