JP2007049750A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007049750A
JP2007049750A JP2006291329A JP2006291329A JP2007049750A JP 2007049750 A JP2007049750 A JP 2007049750A JP 2006291329 A JP2006291329 A JP 2006291329A JP 2006291329 A JP2006291329 A JP 2006291329A JP 2007049750 A JP2007049750 A JP 2007049750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
displayed
information
window
processing
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006291329A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4148975B2 (ja
Inventor
Tatsuro Nomura
達郎 野村
Kouki Fukuda
江貴 福田
Shoichiro Yoshiura
昭一郎 吉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2006291329A priority Critical patent/JP4148975B2/ja
Publication of JP2007049750A publication Critical patent/JP2007049750A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4148975B2 publication Critical patent/JP4148975B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【目的】必要な情報をユーザに対して的確に通知するとともに、他の操作指示に悪影響を与えることを防止できるようにする。
【構成】 このコピー予約操作の際に紙詰まりが発生すると、制御部19は、その紙詰まりがコピー予約操作を行っている処理に影響するかどうかを判断し、影響がない場合にはLCD12に表示されているコピー予約画面32内のキーと重ならない位置(非重複位置)にラブルアイコン33を表示し、影響を与える場合にはコピー予約画面32の略中央に、エラーの内容を示す報知ウインドウ34を表示する。また、このトラブルアイコン33がユーザによってタッチされた場合にも、制御部19は、LCD12の略中央に、エラーの内容を示す報知ウインドウ34を優先的に(最前面に)表示する。
【選択図】図6

Description

本発明は、コピー、ファックス、プリンタ等の複数の画像処理に関する情報を表示画面に表示するように設定されている画像処理装置に関するものである。
近年、コピー、ファックス、プリンタ等の複数の機能(モード)を有し、1台で複数種類の処理を行える印刷装置(デジタル複合機)が開発されている。また、このようなデジタル複合機では、動作状況をモード別にユーザに案内表示する表示画面や、ユーザの指示を受け付けるための入力装置を備えた操作パネルが使用されている。
最近のデジタル複合機に搭載される操作パネルでは、必要に応じてより多くの情報を表示するために、表示画面として、ドットマトリックス型の液晶表示画面(LCD)が多用されている。また、LCDに表示された各種の情報に基づいて、装置に対して指示を入力できる操作指示装置(透明タブレット)も開発されている。
また、このような操作パネルでは、デジタル複合機の動作状況をユーザに理解しやすく伝えるために、各種のアドバイス情報(ガイダンス情報)をLCD上に表示するようになっている。このようなアドバイス情報は、表示画面の表示能力・サイズによって表示形態は変わるものの、基本的には、大サイズの表示画面では、表示画面の一部にウインドウ形式により表示される。また、小サイズの表示画面では、表示画面の略全面を用いて表示されることが多い。
ところで、最近のデジタル複合機は、モード種類の増大により、その構造・機能が複雑化している。このため、操作パネルの表示画面上に大量の情報が表示されることとなり、ユーザの操作性をかえって悪化させてしまうことがあった。
例えば、スキャナ、プリンタおよび通信装置としての機能を同時に使用できるデジタル複合機では、あるユーザ(第1ユーザー)の指示に応じた印刷ジョブがプリンタで行われているときに、別のユーザ(第2ユーザー)が、スキャナで入力した画像情報に対する新たな処理(印刷や送信)の予約指示を操作パネルを用いて行うこともある。
このとき、プリンタでエラーが発生すると、エラーを伝えるウインドウ(エラー画面)が表示画面の全体やガイダンス表示エリア(ユーザの指示とは無関係の情報を示す画面領域)に表示されることとなる。
例えば、ファクシミリ装置では、操作中にエラーが発生した場合、エラーの発生を示すアドバイス情報を、表示画面の中央付近にウインドウ表示するように設定されているものがある(例えば、特許文献1参照)。また、エラーの発生時に、表示画面における上端部領域の表示を潰して、エラー表示画面として用いるようになっているものもある(例えば、特許文献2参照)。
特許第3031793号 特開平8−235080号公報
すなわち、このような場合、第2ユーザーに、第1ユーザーの画像に関するエラーを指摘することとなり、第2ユーザーを戸惑わせるとともに、その予約作業を妨害してしまう。また、第2ユーザーは、エラーの原因となっている処理の内容を知らないため、エラーの解消を図ることも不可能である。また、エラーが解消されるまでエラー画面を表示し続けるように設定されている場合、より優先的に表示されるべき他の情報を表示できないことがあり、結果的に、ユーザの操作性を著しく悪化させてしまう。
そこで、本発明は、上記のような従来の問題点を解決するために成されたものであり、その目的は、必要な情報をユーザに対して的確に通知するとともに、他の操作指示に悪影響を与えることを防止できる画像処理装置を提供することにある。
本発明の第1の要旨に係る画像処理装置は、複数種類の画像に関する処理を実行可能とする処理部と、各処理の情報を表示する表示部と、各部を制御する制御部とを備え、ユーザに指示された画像に関する複数処理を実行する画像処理装置において、前記制御部は、前記表示部に入力処理のための情報を表示する処理情報ウインドウを表示させ、前記処理情報ウインドウにユーザが前記入力処理に関する条件情報を入力するための入力部を表示させ、前記ウインドウが表示されている際にユーザに知らせるべき報知情報がある場合、該報知情報が表示されている前記処理情報ウインドウの処理内容に関するものでないと、該報知情報を示す報知アイコンを前記入力部と重ならないように表示させ、該報知情報が表示されている前記処理情報ウインドウの処理内容に関するものであると、報知ウインドウを前記処理情報ウインドウに重ねて表示することを特徴とする。
本発明の第2の要旨に係る画像処理装置は、複数種類の画像に関する処理を実行可能とする処理部と、各処理の情報を表示する表示部と、各部を制御する制御部とを備え、ユーザに指示された画像に関する複数処理を実行する画像処理装置において、前記制御部は、前記表示部に入力処理のための情報を表示する処理情報ウインドウを表示させ、前記処理情報ウインドウにユーザが前記入力処理に関する条件情報を入力するための入力部を表示させ、前記ウインドウが表示されている際にユーザに知らせるべき報知情報がある場合、該報知情報が表示されている前記処理情報ウインドウの処理内容に関するものでないと、該報知情報を示す報知アイコンを前記入力部と重ならないように表示させ、該報知アイコンが操作されると報知ウインドウを前記処理情報ウインドウに重ねて表示し、該報知情報が表示されている前記処理情報ウインドウの処理内容に関するものであると、報知ウインドウを前記処理情報ウインドウに重ねて表示することを特徴とする。
本発明においては、制御部が報知情報をウインドウかアイコンにより表示する。ユーザは、適宜、その報知情報の表示形態を変えることもできる。アイコン表示の場合は、操作に必要な画面を隠してしまうことなく、表示すべきエラー情報のあることをユーザに示すことが可能となる。ウインドウ表示の場合は、報知情報の詳しい内容をユーザに示すことが可能となる。
また、ユーザが入力部を通じて操作指示を入力する場合、その操作画面(処理情報ウインドウ)と報知情報が関連するか否かを制御部が判断して、表示形態を決定するようにしてもよい。この場合は、ユーザが表示形態を選択する必要もなく、操作性が向上する。さらに、操作を進めた場合にも、その操作画面に応じて制御部が報知情報との関連性を判断して表示形態を決定していく。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る画像処理装置であるデジタル複合機の一実施形態を示すブロック図である。
本実施の形態にかかるデジタル複合機10は、複写機、スキャナ、プリンタおよびファクシミリ装置としての機能を有するものであり、操作パネル11、スキャナ部14、プリント部15、記憶部16、通信部17、制御部19を備えている。
本複合機10は、スキャナ部14によって読み込んだ画像をプリント部15によって印刷するモード(コピーモード)、通信部17を介して外部から入力された画像データをプリント部15によって印刷するモード(プリンターモード)、スキャナ部14によって読み込んだ画像を通信部17および電話回線18を介して外部に出力するモード(画像送信モード)、通信部17および電話回線18を介して入力された画像データをプリント部15によって印刷するモード(画像受信モード)を、それぞれ並行実施できるように制御部19が各部の制御を行う。
また、操作パネル11は、動作状況をモード別にユーザに案内表示する表示画面(LCD12)と、ユーザの指示を受け付けるための入力装置(操作キー13)とを備えている。スキャナ部14で読み込んだ画像データ、通信部17で入出力する画像データ、LCD12に表示する表示画面のデータ等は、制御部19の指示により、一旦、記憶部16に記憶され、それを制御部19が読み出して各処理を行う。
図2は、この操作パネル11を示す全体図である。この図に示すように、操作パネル11は、左半分に配置されたLCD12と右半分に配置された操作キー13とから構成されている。
LCD12は、グラフィック表示の可能なタッチパネルLCD(透明タブレットを含むLCD)であり、表示部に遷移表示される情報に基づいて種々の条件を設定したり、所望とする表示内容を選択したりする透明タブレット(タッチキー)を有している。
例えば、図2に示すLCD12は、コピー予約を行うための画面となっており、両面印刷/片面印刷を選択するための両面キー、出力シートをソートするためのソートキー、コピー濃度を設定するためのコピー濃度キー、シート(記録用紙)の種類を選択するための用紙キー、コピー倍率を設定するための倍率キー、その他の詳細な機能の設定を行う機能キーが表示されるようになっている。そして、ユーザは、タッチキーを指で直接押圧することで、各種条件の設定・選択を行うようになっている。
操作キー13のテンキー21は、数値(複写枚数等)を入力するために使用するキーである。スタートキー26は、複写動作の開始を指示するためのキーである。クリアキー25は、LCD12に表示される複写条件の設定をクリアする、あるいは、複写動作の中断を行うキーである。全解除キー23は、複写条件の設定をデフォルト値に戻すためのキーである。
また、プリンタ、ファックス、コピーの各キー22a,22b,22cは、モードを選択するためのものであり、このモード選択キーにより選択されたモードが分かるように、キー自身が発光するようになっている。さらに画面切り換えキー24は、LCD12に表示される各種モードのウインドウ画面中から所望するモードのウインドウを事前に表示させるように切り換えるものである。
次に、デジタル複合機の表示部であるLCD12の表示の実施形態について詳しく説明する。以下に説明する第1〜第4実施形態は、デジタル複合機10において複数の処理が実行されている場合に、ある処理にトラブル生じた際の表示形態を説明する。
〔第1実施形態〕
第1実施形態は、LCD12の全面に処理内容を示す一つのウインドウを表示させ、さらにトラブル情報を表示する場合にその表示形態をユーザが変更可能としたものであり、第1〜第4実施例はその具体例である。
<第1実施例>
第1実施例は、デジタル複合機10においてユーザがコピー予約操作を行っている時に、紙詰まり(シートジャム)のエラー(トラブル)が発生し、それをLCD12にどのように表示するかを示している。
図3は、コピー予約操作時にエラー(紙詰まり)が発生した場合におけるガイダンス表示を示す第1実施例の説明図である。
図3(a)に示すように、本複合機10において、ユーザがコピー予約操作を行うときは、LCD12にコピー予約画面32が全面表示されている。コピー予約画面32は、コピー予約処理のための情報を表示する処理情報ウインドウである。
このコピー予約操作の際に紙詰まりが発生すると、図3(b)に示すように、LCD12にトラブルアイコン(報知アイコン)33が表示される。このトラブルアイコン33は、コピー予約処理とは別の処理で発生しているトラブルであるが、コピー予約画面32に表示することによってユーザに報知することができる。この図に示すように、制御部19は、トラブルアイコン33が、LCD12の左端下方で、LCD12に表示されている他のウインドウやキーと重ならない位置(非重複位置)に表示されるように配置する。
また、このトラブルアイコン33がユーザによってタッチされると、制御部19は、LCD12の略中央に、エラーの内容を示す報知ウインドウ34を優先的に(最前面に)表示する。
<第2実施例>
第2実施例は、デジタル複合機10においてユーザがファックス送信操作を行っている時に、紙詰まり(シートジャム)のエラー(トラブル)が発生し、それをLCD12にどのように表示するかを示している。
図4は、ファックス送信時に紙詰まりが発生した場合におけるガイダンス表示を示す第2実施例の説明図である。
図4(a)に示すように、本複合機10では、ユーザがファックス送信を行うときは、LCD12にファックス送信予約画面37が全面表示されている。このファックス送信画面37は、ファックス送信処理のための情報を表示する処理情報ウインドウである。
このファックス送信の際に紙詰まりが発生すると、図4(b)に示すように、LCD12の左端下方に上記と同様のトラブルアイコン33が表示される。このトラブルアイコン33は、ファックス送信とは別の処理で発生しているトラブルであるが、ファックス送信画面37に表示することによってユーザに通知することができる。
さらに、このトラブルアイコン33がタッチされると、図4(c)に示すように、LCD12の略中央に、エラーの内容を示す報知ウインドウ34を優先的に(最前面に)表示する。そして、この報知ウインドウ34内の「OK」キー35がタッチされると、図4(b)の表示に戻るように設定されている。
次に、第1及び第2実施例における制御部19によるガイダンス表示処理の動作について説明する。
図5は、制御部19による報知アイコンを報知ウインドウよりも先に表示するガイダンス表示動作の流れを示すフローチャートである。
制御部19は、プリント部15にエラー(トラブル)の発生した場合、前述のようにLCD12の予約画面32,37の非重複位置に、トラブルアイコン33を表示させる(S1)。ユーザによってトラブルアイコン33がタッチされた場合(S2)、制御部19は、LCD12の略中央で最前面に、詳細ガイダンス情報を報知ウインドウ34に表示させる(S3)。そして、ユーザがガイダンス情報を確認して、このウインドウ内の「OK」キー35をタッチすると(S4)、アイコン表示に戻るように設定されている(S5)。
ユーザによってトラブルアイコン33がタッチされなかった場合(S2)、制御部19は、ユーザによってトラブルが解除されたことを確認する(S6)。トラブルが解除されていれば、制御部19は、トラブルアイコン33をLCD12から消去し(S7)、処理を終了する。トラブルが解除されていなければ、S12に戻り、「OK」キー35がタッチされたかを確認する。
以上のように、第1及び第2実施例では、予約操作において、プリント部15にトラブルが発生した場合、そのトラブルの発生したことを報知するアイコン33を、処理情報表示であるウインドウ・キーと重ならないようにLCD12に表示する。そして、このアイコン33がタッチされた段階で、トラブルの内容を具体的に報知ウインドウ34に表示するように設定されている。
これにより、操作に必要な画面を隠してしまうことなく、表示すべきエラー情報のあることをユーザに示すことが可能となり、ユーザによる操作を妨害することなく、トラブルの発生を報知できる。
また、エラー情報(詳細ガイダンス情報)をユーザの所望のタイミングで報知ウインドウ34に表示でき、ユーザは必要なときに、その詳しい内容を確認することができる。
<第3実施例>
第1実施例においては、スキャナ部14の操作中にプリント部15にエラーが生じたとき、まず、アイコン33を表示し、アイコンがタッチされたときに、エラーの内容を報知ウインドウ34に表示する。しかしながら、これに限らず、まず、エラーの内容を報知ウインドウ34に表示し、その後、アイコン33を表示するように設定してもよい。
図6は、コピー予約時にエラー(紙詰まり)が発生した場合におけるガイダンス表示を示す第3実施例の説明図である。
この場合、第1実施例と同じく図6(a)に示すように、ユーザがコピー予約操作を行うときは、LCD12にコピー予約画面32が全面表示されている。このコピー予約操作の際に紙詰まりが発生すると、図6(b)に示すように、LCD12の略中央に、エラーの内容を示す報知ウインドウ34が優先的に(最前面に)表示される。そして、このウインドウ34内の「OK」キー35がタッチされると、図6(c)に示すように、左端下方にトラブルアイコン33が表示されるようになる。
<第4実施例>
第4実施例においても、第3実施例と同様にエラーの内容を報知ウインドウ34に表示し、その後、アイコン33を表示する。図7は、ファックス送信時に紙詰まりの発生した場合におけるガイダンス表示を示す第4実施例の説明図である。
図7(a)に示すように、LCD12にファックス送信画面37が全面表示されている。この状態で紙詰まりが発生すると、図7(b)に示すように、LCD12の中央に、エラーの内容を示す報知ウインドウ34が表示される。そして、このウインドウ内の「OK」キー35がタッチされると、図7(c)に示すように、左端下方にトラブルアイコン33が表示されるようになる。
次に、第3及び第4実施例における制御部19によるガイダンス表示処理の動作を説明する。
図8は、制御部19による報知ウインドウをアイコンよりも先に表示するガイダンス表示動作の流れを示すフローチャートである。
この図に示すように、制御部19は、プリント部15にエラー(トラブル)が発生した場合、LCD12の予約画面32,37の略中央で最前面に、優先的に詳細ガイダンス表示を報知ウインドウ34に表示させる(S11)。ユーザによって「OK」キー35がタッチされた場合(S12)、制御部19は、LCD12の左端下方にアイコン33を表示させる(S13)。ここで、トラブルが解除されておらず(S14)、ユーザが、このアイコン33をタッチすると(S15)、S11に戻って、詳細ガイダンス情報が報知ウインドウ34に表示される。
一方、S12あるいはS13の後に、ユーザによってトラブルが解除されたことが確認された場合(S14,S16)、制御部19は、トラブルアイコン33をLCD12から消去し(S17)、処理を終了する。
こうして、エラーが発生した時点で詳細ガイダンス情報を表示する報知ウインドウが最前面に表示されるので、詳しい情報をユーザが得ることができ、ユーザは対応処理を行うことができる。そのユーザが当面対応する必要がないトラブルであれば、ユーザは、報知アイコンとして他の表示情報に重ならないように表示させることができる。こうして、当面の処理を妨げない表示とすることができると共に、他のユーザにも警告報知をすることができる。
〔第2実施形態〕
第1実施形態は、LCD12処理内容を示す複数のウインドウを重ねずらして表示させ、さらにトラブル情報を表示する場合にその表示形態をユーザが変更可能としたものであり、第5〜第8実施例はその具体例である。
<第5実施例>
第5実施例は、デジタル複合機10においてユーザがコピー予約操作を行っている時に、紙詰まり(シートジャム)のエラー(トラブル)が発生し、それをLCD12にどのように表示するかを示している。
図9は、コピー予約操作時にエラー(紙詰まり)が発生した場合におけるガイダンス表示を示す第5実施例の説明図である。
図9(a)に示すように、本複合機10において、ユーザがコピー予約操作を行うときは、LCD12にコピー予約画面32がプリンタ状況画面31よりも優先的に表示されている。すなわち、コピー予約画面32がプリンタ状況画面31上にずらして重ね表示され、プリンタ状況画面31の一部が露出表示されている。この露出部分の左端上方に第1及び第2プリントジョブのアイコンが表示されており、すでにプリント処理が予約されていることがわかる。この表示状況において、プリント部15に紙詰まりが発生すると、ユーザに報知するため、図9(b)に示すように、LCD12にトラブルアイコン33がプリンタ状況画面31の露出部分の左端下方に表示される。
この図に示すように、トラブルアイコン33は、LCD12に表示されるプリンタ状況画面31の左端下方で、LCD12に表示されている他の表示情報やキーと重ならない位置(非重複位置)に表示されるように配置されている。
また、このトラブルアイコン33がユーザによってタッチされると、制御部19は、図9(c)に示すようにLCD12に表示されているコピー予約画面32よりも優先的(手前)に、トラブルの内容を示す情報(詳細ガイダンス情報)を報知ウインドウ34に表示する。
この詳細ガイダンス情報は、アイコン33に対応付けされて記憶部16に記憶されており、アイコン33がタッチされると、制御部19が報知ウインドウ34に表示する。
<第6実施例>
第2実施例は、デジタル複合機10においてユーザがファックス送信操作を行っている時に、紙詰まり(シートジャム)のエラー(トラブル)が発生し、それをLCD12にどのように表示するかを示している。
図10は、ファックス送信時に紙詰まりが発生した場合におけるガイダンス表示を示す第6実施例の説明図である。
図10(a)に示すように、本複合機10では、LCD12においてファックス送信状況画面36とファックス送信予約画面37が表示されている。ファックス送信予約画面37がファックス送信状況画面36より優先的(手前)に表示されている。すなわち、ファックス送信予約画面37がファックス送信状況画面36上にずらして重ね表示され、ファックス送信状況画面36の一部が露出表示されている。この露出部分の左端上方に第1及び第2送信ジョブのアイコンが表示されており、すでに送信処理が予約されていることがわかる。この表示状況において、プリント部15において紙詰まりが発生すると、図10(b)に示すように、LCD12のファックス送信状況画面36の露出領域に上記と同様のトラブルアイコン33が表示される。さらに、このトラブルアイコン33がタッチされると、図10(c)に示すように、エラーの内容を示すウインドウ34を表示する。そして、このウインドウ34内の「OK」キー35がタッチされると、図10(b)の表示に戻るように設定されている。
次に、第5及び第6実施例においての制御部19によるガイダンス表示処理の動作について、図5を用いて説明する。
この図に示すように、制御部19は、プリント部15にエラー(トラブル)が発生した場合、LCD12の状況画面32,36の所定の位置に、トラブルアイコン33を表示させる(S1)。
その後、ユーザによってトラブルアイコン33がタッチされた場合(S2)、制御部19は、LCD12の略中央の最前面に詳細ガイダンス情報を報知ウインドウ34に表示させる(S3)。そして、ユーザが、このウインドウ34内の「OK」キー35をタッチすると(S4)、アイコン表示に戻るように設定されている(S5)。
トラブルアイコン33がタッチされなかった場合(S2)、S6において、ユーザによってトラブルが解除されたかを確認する。確認された場合、制御部19は、トラブルアイコン33をLCD12から消去し(S7)、処理を終了する。
以上のように、本複合機では、コピー予約モード、ファックス送信予約モードにおいてスキャナ部14を利用しているときにプリント部15にトラブルの発生した場合、そのトラブルの発生したことを報知するアイコンを、新たな予約指示を行っている操作指示画面の表示(ウインドウ・キー)と重ならないようにLCD12に表示する。そして、このアイコンがタッチされた段階で、トラブルの内容を具体的にウインドウ表示するように設定されている。
これにより、予約モードの操作指示に必要な画面を隠してしまうことなく、表示すべきエラー情報が存在することをユーザに示すことが可能となる。これにより、ユーザによる操作を妨害することなく、トラブルの発生を報知できる。
また、エラー情報(詳細ガイダンス情報)をユーザの所望のタイミングで表示でき、ユーザは、必要なときに詳しいエラー情報を参照できる。
<第7実施例>
第5実施例では、コピー予約モード、ファックス送信予約モードなどスキャナ部14の操作中にプリント部15にエラーが生じたとき、まず、アイコン33を表示し、アイコンがタッチされたときに、エラーの内容を報知ウインドウ34に表示するように設定されている。しかしながら、これに限らず、まず、エラーの内容を報知ウインドウ34に表示し、その後、アイコン33を表示するように設定してもよい。
図11は、コピー予約時にプリント部において紙詰まりが発生した場合におけるガイダンス表示を示す第7実施例の説明図である。
この場合、第5実施例と同じく図11(a)に示すように、コピー予約画面32がプリンタ状況画面31上にずらして重ね表示され、プリンタ状況画面31の一部が露出表示されている。この状態で紙詰まりが発生すると、図11(b)に示すように、LCD12の中央に、エラーの内容を示すウインドウ34が優先的に(最前面に)表示される。そして、このウインドウ34内の「OK」キー35がユーザによりタッチされると、制御部19は、記憶部16からウインドウ34に対応付けたアイコン33のデータを読み出し、図11(c)に示すように、プリンタ状況画面31の左端下方にトラブルアイコン33を表示する。
<第8実施例>
第4実施例においても、第3実施例と同様にエラーの内容を報知ウインドウ34に表示し、その後、アイコン33を表示する。図12は、ファックス送信時に紙詰まりが発生した場合におけるガイダンス表示を示す第8実施例の説明図である。
この場合、第6実施例と同じく図12(a)に示すように、ファックス送信予約画面37がファックス送信状況画面36上にずらして重ね表示され、ファックス送信状況画面36の一部が露出表示されている。この表示状況において、LCD12においてファックス送信予約画面37が優先的に表示されている際に紙詰まりが発生すると、図12(b)に示すように、LCD12の中央に、エラーの内容を示す報知ウインドウ34が最優先で表示される。そして、このウインドウ34内の「OK」キー35がタッチされると、図12(c)に示すように、ファックス送信状況画面36の左端下方にトラブルアイコン33として表示されるようになる。
第7及び第8実施例においての制御部19によるガイダンス表示処理の動作について、前述の図7に示すフローチャートを用いて説明する。
この図に示すように、制御部19は、プリント部15にエラー(トラブル)の発生した場合、LCD12の略中央の最前面に、優先的に詳細ガイダンスを報知ウインドウ34に表示させる(S11)。その後、ユーザによって「OK」キー35がタッチされた場合(S12)、制御部19は、LCD12においてウインドウ画面31,36の左端下方にアイコン33を表示させる(S13)。そして、ユーザが、このアイコン33をタッチすると、詳細ガイダンス情報の報知ウインドウ34に戻るように設定されている(S15)。
ユーザによって「OK」キー35がタッチされない場合(S12)、S16において、ユーザによってトラブルが解除されたことを確認する。制御部19は、トラブルアイコン33をLCD12から消去し(S17)、処理を終了する。
こうして、エラーが発生した時点で詳細ガイダンス情報を表示する報知ウインドウが最前面に表示されるので、詳しい情報をユーザが得ることができ、ユーザは対応処理を行うことができる。そのユーザが当面対応する必要がないトラブルであれば、ユーザは報知アイコンとして、後方に表示される処理情報ウインドウの露出部分に表示させるので、他のどの処理にエラーが発生しているかが他のユーザにはすぐわかる。しかも、当面の処理を妨げない表示とすることができる。
〔第3実施形態〕
第3実施形態は、エラーが生じた場合、制御部19が、LCD12に優先的に表示されている処理情報ウインドウに関連しているエラーかどうかを判断し、エラーの表示形態を選択するものであり、第9〜第11実施例はその具体例である。
<第9実施例>
第9実施例は、デジタル複合機10において、ユーザがコピー予約操作を行っている時に、紙詰まり(シートジャム)のエラー(トラブル)が発生し、それをLCD12にどのように表示するかを示している。
この表示形態については、図6を用いて説明する。
図6(a)に示すように、本複合機10において、ユーザがコピー予約操作を行うときは、LCD12にコピー予約画面32が全面表示されている。このときに紙詰まりが発生すると、新たなコピー予約を指示したとしても効率よくプリント処理されない。制御部19は、このエラーが、コピー予約処理に関係して影響を与えると判断し、図6(b)に示すように、LCD12にトラブルの内容を示す情報(詳細ガイダンス情報)が、報知ウインドウ34に、大きく目立つように表示される。
ここで、制御部19がどのようにエラーと現在の処理画面との関係を判断するかを説明する。まず、予め処理情報ウインドウである各処理画面と、エラーの報知情報の関連付けが設定され、記憶部16に、この関連付けデータが記憶されている。制御部19は、処理部であるスキャナ部14やプリント部15でトラブルが発生した時点で、そのトラブルによる報知情報と記憶部16から読み出した関連付けデータから現在表示されている処理画面の処理と報知情報が関係するかを判断する。
この図に示すように、ウインドウ形式による報知情報の表示は、LCD12に表示されているコピー予約画面32の略中央に重ねて表示される。そして、この報知ウインドウ表示34の中に設けられた「OK」キー35をユーザが操作すると、コピー予約画面32の左端下方で、LCD12に表示されている他のウインドウやキーと重ならない位置(非重複位置)に、その装置の状態を表わすトラブルアイコン33として表示される。
さらに、このトラブルアイコン33がユーザによってタッチ操作されると、制御部19は、LCD12に表示されているコピー予約画面32の略中央に、再びトラブルの内容を示す情報(詳細ガイダンス情報)を報知ウインドウ34により表示するように設定される。こうして、いつでもそのトラブルアイコン33の詳細ガイダンス情報を表示して確認することができる。
<第10実施例>
第10実施例は、デジタル複合機10において、ユーザがファックス送信操作を行っている時に、紙詰まり(シートジャム)のエラー(トラブル)が発生し、それをLCD12にどのように表示するかを示している。
この表示形態については、図4を用いて説明する。
図4(a)に示すように、本複合機10において、ユーザがファックス送信操作を行うときは、LCD12に送信予約画面37が全面表示されている。このときに、プリント部15において紙詰まりが発生しても、直接送信の予約指示に対しては影響がない。制御部19は、記憶部16に記憶されている関連付けデータに基づいて、このエラーがファックス送信処理には影響がないと判断し、図4(b)に示すように、LCD12に表示されている送信予約画面37の左端下方に、上記と同様のトラブルアイコン33が表示する。さらに、このトラブルアイコン33がタッチされると、図4(c)に示すように、エラーの内容を示すウインドウ34により表示する。そして、このウインドウ34による表示内の「OK」キー35がタッチされると、図4(b)のアイコン33に戻るように設定されている。
<第11実施例>
第11実施例は、第9実施例と同様に、デジタル複合機10において、ユーザがコピー予約操作を行っている時に、紙詰まり(シートジャム)のエラー(トラブル)が発生し、それをLCD12にどのように表示するかを示している。
この表示形態については、図11を用いて説明する。
図11(a)に示すように、本複合機10では、LCD12にコピー予約画面32がプリンタ状況画面31よりも優先的(手前)に表示されている。すなわち、コピー予約画面32がプリンタ状況画面31上にずらして重ね表示され、プリンタ状況画面31の一部が露出表示されている。この表示状況において、プリント部15において紙詰まりが発生すると、新たなコピー予約を指示したとしても効率よくプリント処理されない。制御部19は、このエラーが、コピー予約処理に関係していると判断し、図11(b)に示すように、LCD12に表示されているコピー予約画面(ウインドウ)32に対してトラブルの内容を示す情報(詳細ガイダンス情報)がウインドウ34に、大きく目立つように表示される。
この図に示すように、ウインドウ形式による報知表示は、LCD12に表示されているコピー予約画面32の略中央に重ねて表示される。また、この報知ウインドウ34の表示の中に設けられた「OK」キー35をユーザが操作すると、プリンタ部15に関する報知情報アイコン33として表示される。すなわち、プリンタ状況画面(ウインドウ)31の左端下方等、LCD12に表示されている他のウインドウやキーと重ならない非重複位置で且つ露出位置に、その装置の状態を表わすトラブルアイコン33として退避して表示される。
こうして、プリント部15に関するトラブルアイコン33として、プリンタの状況を表わす画面(ウインドウ)31内に退避して表示されるので、ユーザにとってもプリント部15において何らかの警告すべき状況が存在することが確認できる。
さらに、このトラブルアイコン33がユーザによってタッチされると、制御部19は、LCD12に表示されているコピー予約画面(ウインドウ)32の略中央に、再びトラブルの内容を示す情報(詳細ガイダンス情報)をウインドウ34により表示するように設定されており、いつでもそのトラブルアイコン33の詳細ガイダンス情報を表示して確認することができる。
<第12実施例>
第12実施例は、第10実施例と同様に、デジタル複合機10において、ユーザがファックス送信操作を行っている時に、紙詰まり(シートジャム)のエラー(トラブル)が発生し、それをLCD12にどのように表示するかを示している。
この表示形態については、図10を用いて説明する。
図10(a)に示すように、ユーザがファックス送信操作を行うときは、本複合機10では、LCD12にファックス送信予約画面37がファックス送信状況画面36よりも優先的(手前)に表示されている。すなわち、ファックス送信画面37がファックス送信状況画面36上にずらして重ね表示され、ファックス送信状況画面36の一部が露出表示されている。この表示状況において、プリント部15において紙詰まりが発生しても、直接送信の予約指示に対しては影響がない。制御部19は、記憶部16に記憶されている関連付けデータに基づいて、このエラーがファックス送信処理には影響がないと判断し、図10(b)に示すように、LCD12に表示されている送信予約画面37の左端下方に、上記と同様のトラブルアイコン33が表示する。さらに、このトラブルアイコン33がタッチされると、図10(c)に示すように、エラーの内容を示すウインドウ34により表示する。そして、このウインドウ34による表示内の「OK」キー35がタッチされると、図10(b)のアイコン33に戻るように設定されている。
このように第9〜第12実施において、例制御部19は、LCD12に表示されている操作に影響を与えるトラブルであるかを判断して、アイコンやウインドウという表示形態を選択している。
第3実施形態(第9〜第12実施)における制御部19の表示処理動作を図13及び図14のフローチャートを用いて説明する。
図13に示すように、例えば、プリント部15にエラー(トラブル)の発生した場合、制御部19は、LCD12に優先的に表示されている画面(処理情報ウインドウ)の処理に影響を与えるトラブルかを判断する。処理情報ウインドウは、上記第9〜第12実施例に示すように、全面に表示されるもの(第9、10実施例)や重ね表示で手前に表示されるもの(第11、第12実施例)がある。記憶部16に各処理情報ウインドウと各トラブルの関連付けデータを記憶されており、制御部19がこのデータに基づいて判断する(S21)。表示処理ウインドウの処理に影響を与えるものである時は(第9、第11実施例)、LCD12の略中央の最前面に、優先的に詳細ガイダンスをウインドウ34に表示させる(S22)。その後、ユーザによって「OK」キー35がタッチされた場合(S23)、制御部19は、LCD12の左端下方にアイコン33として表示させる(S24)。そして、このトラブルを解除することなく(S25)、ユーザが、このアイコン33をタッチすると(S25)、詳細ガイダンス情報のウインドウ表示(S22)に戻るように設定されている。
一方、制御部19が、ユーザによってトラブルが解除されたことを確認した場合(S25,S28)、制御部19は、ウインドウ34による詳細ガイダンス情報、もしくはトラブルアイコン情報33をLCD12から消去し(S26,S28)、処理を終了する。
トラブルが表示処理ウインドウの処理に影響を与えるものでない時は(第10、第12実施例)、制御部19は、LCD12の表示画面の左端下方に小さくアイコン33として表示させる(S31)。その後、ユーザが、このトラブルアイコン33をタッチすると(S32)、制御部19は、LCD12の中央に、優先的に詳細ガイダンス表示をウインドウ34により表示するように設定されている(S33)。そして、ユーザによってウインドウ34による表示内の「OK」キー35がタッチされた場合(S34)、再びLCD12の左端下方に小さくアイコン33として表示させる(S35)。
一方、ユーザによってトラブルが解除されたことを確認した場合(S36,38)、制御部19は、トラブルアイコン33、もしくはウインドウ34によるガイダンス情報をLCD12から消去し(S37,S39)、処理を終了する。
以上のように、本実施形態(第9〜第12実施例)の複合機10では、トラブルが発生すると、現在ユーザが入力中の画面に関する処理がトラブル情報に関係しているか否かで制御部19が自動的に最適なトラブル情報の表示形態を選択する。すなわち、関係している場合は、制御部19がLCD12の画面の中央付近に報知ウインドウを表示し、関係するものでない場合は、制御部19が報知アイコンとして表示する。このように、制御部19がそのトラブルが発生した時点で最適なトラブル情報の表示形態を判断して表示するので、ユーザは処理に必要なときにはトラブルの詳しい報知情報を得ることができるし、トラブル情報が処理に必要でない場合には、送信予約の操作に必要な画面を隠してしまうことなく表示させて操作の妨害とならないようにできる。
また、アイコン表示をした場合には、表示すべきエラー情報が存在する程度の警告をユーザに示すことが可能となる。こうして、制御部19が自動的に最適表示形態を選択するので、操作性を大幅に向上させることができる。
なお、制御部19の制御に関わりなく、ユーザは所望のタイミングで報知情報の表示形態を切り換えられるので、自由度も高い。
〔第4実施形態〕
第4実施形態は、何らかのトラブルが生じている状態で、処理操作を進めていく場合、新たな処理に影響を与えるトラブルかどうかで表示形態を選択するものであり、第13〜第16実施例はその具体例である。
<第13実施例>
第13実施例は、プリント部15において給紙トレイの用紙が切れているなど何らかのトラブルが発生している状況下でコピー予約画面32を開き、新たなコピー予約として指示する際のガイダンス表示を示すものである。本複合機10では、プリント部において用紙切れ等のエラー(トラブル)が発生している状態で、ユーザが操作パネル11から新たな原稿に対するコピージョブの指示を開始した場合に、制御部19が、LCD12の所定領域にプリント部15におけるトラブルガイダンス、もしくはトラブルアイコンを表示するようになっている。
図15は、プリント部15においてエラー(用紙切れ)が発生した状態で、新たなコピー予約を開始した場合におけるガイダンス表示を示す第13実施例の説明図である。図16は、第13実施例における制御部の表示処理動作の流れを示すフローチャートである。
本複合機10において、第1及び第2のプリントジョブが予約されており、プリント部15の第3給紙トレイに用紙切れが発生しているとする。従って、LCD12の表示画面にはプリンタ状況画面が表示されて、その左上には第1及び第2のプリントジョブを示すアイコンと、その左下に用紙切れを示すトラブルアイコン41が表示されている。
この状況下で、ユーザがコピー予約を開始したとする。図15(a)に示すように、本複合機10では、ユーザが操作パネル11の画面切替えキー24を用いてLCD12にコピー予約画面32をプリンタ状況画面31よりも優先的に表示させる。すなわち、コピー予約画面32がプリンタ状況画面31上にずらして重ね表示され、プリンタ状況画面31の一部が露出表示される。この時、プリンタ状況画面31の露出部分の左端下方にはトラブルアイコン41が表示されている。
次に、トラブル情報の表示動作について説明する。
制御部19は、トラブルアイコン41が示す用紙切れが、コピー処理に関係して影響を与えるか否かを判断する(S41)。これは、記憶部16に予め処理に影響をあたえるトラブルのデータが記憶されており、そのデータに基づいて判断する。用紙切れは、新たなコピー予約を指示したとしても効率よくプリント処理されないということで、図15(b)に示すように、LCD12にトラブルの内容を示す情報(詳細ガイダンス情報)が、一旦報知ウインドウ42に大きく目立つように表示される(S42)。すなわち、この図に示すように、ウインドウ42による情報の表示は、LCD12に表示されているコピー予約画面32の略中央に重ねて表示されるように設定されている。
そして、ユーザはガイダンス情報によりプリント部15の状況を確認した段階で、このウインドウ42の中に設けられた「OK」キー43を操作する(S43)。図15(c)に示すように、コピー予約画面32の左端下方等、LCD12に表示されている他のウインドウやキーと重ならない位置(非重複位置)に、その装置の状態を表わすトラブルアイコン41として退避して表示される(S44)。
なお、図16のフローチャートには記載していないが、このトラブルアイコン31がユーザによってタッチ操作されると、制御部19は、図15(b)に示すように、LCD12に表示されているコピー予約画面32の略中央に、再びトラブルの内容を示す情報(詳細ガイダンス情報)を報知ウインドウ42により表示する。こうして、いつでもそのトラブルアイコン41の詳細ガイダンス情報を表示して確認することができる。
そして、プリント部15における状況(ここでは、第3給紙トレイの用紙がないこと)が確認できた上で、ユーザはコピー予約処理条件を入力し、新たな原稿に対するコピージョブを予約する(S45)。コピー予約の指示が完了する(S46)と、図15(d)に示すように、スキャナ部14による原稿を読み取る処理を行った後、プリントジョブの3番目に新たなプリントジョブをアイコン44として追加する(S47)。
なお、ユーザがガイダンス情報を見て、トラブルを解除した場合(S48)、ガイダンス表示はリセットされ(S49)、一切のトラブル表示はされない。
<第14実施例>
第14実施例は、プリント部において第3給紙トレイの用紙が切れているトラブルが発生している状況下でコピー予約画面を開き、新たなコピー予約として第3給紙トレイを用いるジョブを新たなコピー予約として指示する際のガイダンス表示を示すものである。
図17は、プリント部においてエラー(用紙切れ)が発生した状態で、新たなコピー予約を開始した場合におけるガイダンス表示を示す第14実施例の説明図である。図18は、第14実施例における制御部の表示処理動作の流れを示すフローチャートである。
図17(a)に示すように、ユーザがコピー予約を開始したときのLCD12の表示は第13実施例の表示と同じである。次に、トラブル情報の表示動作について説明する。
図17(b)に示すように、ユーザがコピー予約処理条件を入力し始め(S51)、用紙選択画面45を開き、新たなコピー予約として用紙切れとなっている第3給紙トレイを選択する(S52)。
制御部19は、この時点でプリンタ状況画面31のトラブルアイコン41が示す用紙切れが、コピー処理に影響を与えるか否かを判断する(S53)。この状況下では指示した用紙によるプリント処理は効率よく処理されないということで、図17(c)に示すように、LCD12にトラブルの内容を示す情報(詳細ガイダンス情報)が一旦ウインドウ42に大きく目立つように表示される(S54)。
なお、この説明では、用紙切れになっている第3の給紙トレイを選択した段階でガイダンス表示に切り換えるように説明したが、用紙選択画面を開いた段階、もしくは原稿サイズと複写倍率から自動的に確定された用紙サイズが用紙切れのものと同一であった場合に、ガイダンス表示に切り換えてユーザに警告を促すようにすることも可能である。
図21(c)に示すように、報知ウインドウ42による情報の表示は、LCD12に表示されているコピー予約画面32の略中央に重ねて表示される。
そして、ユーザはガイダンス情報によりプリント部15の状況を確認した段階で、このウインドウ表示の中に設けられた「OK」キー43を操作すると(S55)、図17(b)に示すように、コピー予約画面の左端下方であって、LCD12に表示されている他のウインドウやキーと重ならない位置(非重複位置)に、その装置の状態を表わすトラブルアイコン41として退避して表示される(S56)。
なお、第13実施例でも説明したように、このトラブルアイコン41がユーザによってタッチ操作されると、制御部19は、図17(c)に示すように、LCD12に表示されているコピー予約画面の略中央に、再びトラブルの内容を示す情報(詳細ガイダンス情報)をウインドウ42により表示する。こうして、いつでもそのトラブルアイコン41の詳細ガイダンス情報を表示して確認することができる。
プリント部15におけるトラブル状況(ここでは、第3給紙トレイの用紙がないこと)を確認したユーザは、第3給紙トレイに対する用紙の補充して(S59)、ガイダンス表示をリセットすることができる(S60)。
また、ユーザは、コピー予約を完了すると(S57)、図17(d)に示すように、スキャナ部14による原稿を読み取る処理を行った後、プリントジョブの3番目に新たなプリントジョブをアイコン44として追加する(S58)。こうして、新たに予約したコピーのプリントジョブは効率よく処理されることとなる。
<第15実施例>
第15実施例は、プリント部に連設されたステープルフィニッシャにおいてステープル針が切れているトラブルが発生している状況下でコピー予約画面を開き、新たなコピー予約としてステープルフィニッシャを用いるジョブを新たなコピー予約として指示する際のガイダンス表示を示すものである。本複合機では、プリント部に連設された用紙後処理装置(ステープルフィニッシャなど)おいて、用紙に対する後処理部材切れ(ステープル針切れ)等のエラー(トラブル)が発生している状態である。ユーザが操作部から新たな原稿に対するコピージョブとして、画像が記録された用紙に対する後処理を用いるようなジョブの指示をした場合に、制御部19が、LCD12の所定領域にプリント部におけるトラブルガイダンス、もしくはトラブルアイコンを表示するようになっている。
例えば、図19は、プリント部15においてエラー(ステープル針切れ)が発生した状態で、新たなコピー予約を開始した場合におけるガイダンス表示を示す第14実施例の説明図である。図20は、第15実施例における制御部の表示処理動作の流れを示すフローチャートである。
本複合機10において、第1及び第2のプリントジョブが予約されており、用紙後処理装置(ステープルフィニッシャ)のステープル針切れが発生しているとする。従って、LCD12の表示画面にはプリンタ状況画面31が表示されて、その左上には第1及び第2のプリントジョブを示すアイコンと、その左下にステープル針切れを示すトラブルアイコン46が表示されている。
次に、トラブル情報の表示動作について説明をする。
この状況下で、ユーザがコピー予約を開始したとする。図19(a)に示すように、本複合機10では、ユーザが操作パネル11の画面切替えキー24を用いてLCD12にコピー予約画面32をプリンタ状況画面31よりも優先的に表示させる。すなわち、コピー予約画面32がプリンタ状況画面31上にずらして重ね表示され、プリンタ状況画面31の一部が露出表示される。この時、プリンタ状況画面31の露出部分にはトラブルアイコン46が表示されている。
図19(b)に示すように、ユーザがコピー予約処理条件を入力し始め(S61)、ユーザが用紙後処理設定画面47を開き、新たなコピー予約としてステープル針切れとなっているステープル47を選択する(S62)。
制御部19は、この時点でプリンタ状況画面31のトラブルアイコン46が示すステープル針切れが、コピー処理に影響を与えるか否かを判断する(S63)。この状況下では指示した用紙に対するステープル処理は効率よく処理されないということで、図19(c)に示すように、LCD12にトラブルの内容を示す情報(詳細ガイダンス情報)が、一旦報知ウインドウ49に大きく目立つように表示される(S64)。
なお、今回の説明では、用紙後処理装置設定画面47の中でステープル処理48を選択した段階でガイダンス表示に切り換えるように説明したが、用紙後処理装置設定画面47を開いた段階でガイダンス表示に切り換えてユーザに警告を促すようにすることも可能である。
この図に示すように、報知ウインドウ49による情報の表示は、LCD12に表示されているコピー予約画面32の略中央に重ねて表示されるように設定されている。そして、ユーザはガイダンス情報により用紙後処理装置の状況を確認した段階で、この報知ウインドウ49の中に設けられた「OK」キー50を操作する(S50)。そして、図19(b)に示すように、コピー予約画面32の左端下方であって、LCD12に表示されている他のウインドウやキーと重ならない位置(非重複位置)に、その装置の状態を表わすトラブルアイコン46として退避して表示される(S66)。
なお、このトラブルアイコン46がユーザによってタッチ操作されると、制御部19は、図19(c)に示すように、LCD12に表示されているコピー予約画面32の略中央に、再びトラブルの内容を示す情報(詳細ガイダンス情報)をウインドウ48により表示するように設定されており、いつでもそのトラブルアイコン46の詳細ガイダンス情報を表示して確認することができる。
用紙後処理装置(ステープルフィニッシャ)におけるトラブル状況(ここでは、ステープル針がないこと)を確認したユーザは、ステープル装置に対するステープル針の補充して(S69)、ガイダンス表示をリセットすることができる(S70)。
また、ユーザは、コピー予約を完了すると(S67)、図19(d)に示すように、スキャナ部14による原稿を読み取る処理を行った後、プリントジョブの3番目に新たなプリントジョブをアイコン51として追加する(S68)。こうして、いずれにせよ新たに予約したコピーのプリントジョブは効率よく処理されることとなる。
<第16実施例>
第16実施例は、プリント部においてトラブルが発生している状況下で送信予約画面を表示部に表示して、新たな送信予約を指示する際のガイダンスを示すものである。
図21は、プリント部15においてエラーが発生している状態で、ユーザがファックス、電子メールなどの新たな送信ジョブを予約する場合に、制御部19が、LCD12の所定額域にプリント部におけるトラブルアイコン表示、あるいは、ガイダンス表示を示す説明図である。図22は、第16実施例における制御部の表示処理動作の流れを示すフローチャートである。
本複合機10において、第1及び第2のファックスジョブが予約されており、プリント部15の第3給紙トレイに用紙切れが発生しているとする。従って、LCD12の表示画面にはファックス送信状況画面36が表示されて、その左上には第1及び第2のファックスジョブを示すアイコンと、その左下に用紙切れを示すトラブルアイコン41が表示されている。
次に、トラブル情報の表示動作について説明する。
上記表示状況下で、ユーザがファックス送信予約を開始したとする。図21(a)に示すように、本複合機10では、ユーザが操作パネル11の画面切替えキー24を用いてLCD12にファックス送信予約画面37をファックス送信状況画面36よりも優先的に表示させる。すなわち、ファックス送信予約画面37がファックス送信状況画面36上にずらして重ね表示され、ファックス送信状況画面36の一部が露出表示される。この時、ファックス送信状況画面36の露出部分にはトラブルアイコン41が表示されている。
図21(b)に示すように、ユーザがコピー予約処理条件を入力し始めると(S71)、制御部19は、この時点でファックス送信状況画面36のトラブルアイコン41が示す用紙切れが、ファックス送信に影響を与えるか否かを判断する(S72)。これは、記憶部16に予め処理に影響をあたえるトラブルのデータが記憶されており、そのデータに基づいて判断する。送信予約画面37の操作では、プリント部15における画像の出力、およびプリント部の状況については基本的に関わる問題もないので、トラブルアイコン41をそのまま表示する(S73)。そのまま入力を続けて、通常の送信予約の指示が完了すると(S78)、図21(d)に示すように、スキャナ部14による原稿を読み取る処理を行った後、送信ジョブリストの3番目に新たな送信ジョブとしてアイコン52を追加する(S79)。
トラブルアイコン41の内容を確認するため、ユーザがトラブルアイコン41にタッチした場合(S74)、ガイダンス情報を報知ウインドウ42に表示する(S75)図21(c)に示すように、報知ウインドウ42による情報の表示は、LCD12に表示されているファックス送信予約画面37の略中央に重ねて表示される。
そして、ユーザはガイダンス情報によりプリント部15の状況を確認した段階で、このウインドウ表示の中に設けられた「OK」キー43を操作すると(S76)、図21(b)に示すように、ファックス送信状況画面36の左端下方であって、LCD12に表示されている他のウインドウやキーと重ならない位置(非重複位置)に、その装置の状態を表わすトラブルアイコン41として退避して表示される(S77)。
なお、ユーザがガイダンス情報を見て、トラブルを解除した場合(S80)、ガイダンス表示はリセットされ(S81)、一切のトラブル表示はされない。
以上のように、本実施形態(第13〜第16実施例)の複合機10では、何らかのトラブルが発生している中で、新たな処理に進んだ時(コピージョブ、送信ジョブを予約指示)、その新たな処理がトラブル情報に関係しているか否かで制御部19が自動的に最適なトラブル情報の表示形態を選択する。すなわち、関係している場合は、制御部19がLCD12の画面の中央付近に報知ウインドウを表示し、関係するものでない場合は、制御部19が報知アイコンとして表示する。従って、ユーザが最適表示画面を選択する必要がなく、操作性を大幅に向上させることができる。なお、制御部19の制御に関わりなく、ユーザは所望のタイミングで報知情報の表示形態を切り換えられるので、ユーザの表示選択の自由度も高い。
報知情報がアイコン表示された場合は、操作に必要な画面を隠してしまうことなく、表示すべきエラー情報があることをユーザに示すことが可能となって、ユーザによるコピー予約の利用を妨害することなく、トラブルの発生を報知できる。
また、本実施の形態では、エラーとして用紙切れ、ステープル針切れの生じた場合について説明しており、上記アイコンの模様(図柄)は、用紙切れとステープル針切れの様子を表すイラストである。しかしながら、これに限らず、本複合機では、その他のエラー、例えば、トナーエンプティ,紙詰まり等のエラーが生じた場合でも、同様に、アイコン表示・ウインドウ表示を行うようになっている。また、このような場合、エラーの種類に応じて、アイコンの模様も変化する。
また、本実施の形態では、プリント部にエラーの生じた場合におけるガイダンス表示ついて説明しているが、スキャナ部や通信部にエラーの生じた場合でも、同様に、アイコン表示・ウインドウ表示を行える。
さらに、上記の例では、2つの処理情報ウインドウの重ね表示を示したが、それ以上のウインドウ表示であってもよい。この場合、少なくとも下側のウインドウの一つは、報知アイコンの表示ができる程度の露出部分を設け、そこに報知アイコンを表示する。
本発明によれば、制御部が、報知情報を示す報知アイコンを処理情報表示と重ならないように処理情報ウインドウに表示させてユーザに知らせるので、操作に必要な画面を隠してしまうことなく、表示すべきエラー情報のあることをユーザに示すことが可能となり、ユーザによる操作を妨害することなく、トラブルの発生を報知できる。
また、本発明によれば、ユーザの指示により、報知アイコンの代わりに報知ウインドウを、処理情報ウインドウの上に重ね表示させるので、報知情報をユーザの所望のタイミングで報知ウインドウに表示でき、ユーザは必要なときに、その詳しい内容を確認することができる。
また、本発明によれば、制御部が、報知情報を表示した報知ウインドウを、処理情報ウインドウの上に重ね表示させてユーザに知らせるので、詳しい情報をユーザが得ることができ、ユーザは対応処理を行うことができる。
また、本発明によれば、ユーザの指示により、報知ウインドウの代わりに、報知情報を示す報知アイコンを処理情報表示と重ならないように処理情報ウインドウに表示させるので、そのユーザが当面対応する必要がないトラブルであれば、ユーザは、報知アイコンとして他の表示情報に重ならないように表示させることができる。こうして、当面の処理を妨げない表示とすることができると共に、他のユーザにも警告報知をすることができる。
本発明によれば、制御部が、ユーザに知らせるべき報知情報が発生した場合、あるいは、既に発生した報知情報が発生している場合、報知情報が表示されている前記処理情報ウインドウの処理に関するものであると、前記報知情報を表示した報知ウインドウを、前記処理情報ウインドウの上に重ね表示させ、表示されている前記処理情報ウインドウの処理に関するものでないと、前記処理情報ウインドウに処理情報表示と重ならないように前記報知情報を示す報知アイコンを表示させる。従って、ユーザが最適表示画面を選択する必要がなく、操作性を大幅に向上させることができる。
さらに、報知ウインドウを表示部の中央の最前面に表示することによって、ユーザの注意を喚起するとともに、ユーザが内容を見易い状態にする。ユーザが操作を行う場合の処理内容を、前面に表示される処理情報ウインドウに表示することによって、ユーザはその処理に関係する報知情報を知ることができ、操作を進めるうえで装置状態を知ることができる。報知情報がトラブル情報であれば、ユーザは直ちに対処すべきか、そのままで処理を進めることができるかの判断情報を提供されるので、結果的に操作性を向上できる。
さらに、報知ウインドウを表示部の中央の最前面に表示することによって、ユーザの注意を喚起するとともに、ユーザが内容を見易い状態にする。ユーザが操作を行う場合の処理内容を、前面に表示される処理情報ウインドウに表示することによって、ユーザはその処理に関係する報知情報を知ることができ、操作を進めるうえで装置状態を知ることができる。報知情報がトラブル情報であれば、ユーザは直ちに対処すべきか、そのままで処理を進めることができるかの判断情報を提供されるので、結果的に操作性を向上できる。
本発明に係る画像処理装置であるデジタル複合機の一実施形態を示すブロック図である。 デジタル複合機の操作パネルを示す全体図である。 コピー予約操作時に紙詰まりが発生した場合におけるガイダンス表示を示す第1実施例の説明図である。 ファックス送信時に紙詰まりが発生した場合におけるガイダンス表示を示す第2及び第10実施例の説明図である。 制御部19による報知アイコンを報知ウインドウよりも先に表示するガイダンス表示動作の流れを示すフローチャートである。 コピー予約時に紙詰まりが発生した場合におけるガイダンス表示を示す第3及び第9実施例の説明図である。 ファックス送信時に紙詰まりの発生した場合におけるガイダンス表示を示す第4実施例の説明図である。 制御部19による報知ウインドウをアイコンよりも先に表示するガイダンス表示動作の流れを示すフローチャートである。 コピー予約操作時に紙詰まりが発生した場合におけるガイダンス表示を示す第5実施例の説明図である。 ファックス送信時に紙詰まりが発生した場合におけるガイダンス表示を示す第6及び第12実施例の説明図である。 コピー予約時にプリント部において紙詰まりが発生した場合におけるガイダンス表示を示す第7及び第11実施例の説明図である。 ファックス送信時に紙詰まりが発生した場合におけるガイダンス表示を示す第8実施例の説明図である。 第3実施形態における制御部の表示処理動作の流れを示すフローチャートである。 図13に続いて第3実施形態における制御部の表示処理動作の流れを示すフローチャートである。 プリント部において用紙切れが発生した状態で、新たなコピー予約を開始した場合におけるガイダンス表示を示す第13実施例の説明図である。 第13実施例における制御部の表示処理動作の流れを示すフローチャートである。 プリント部において用紙切れが発生した状態で、新たなコピー予約を開始した場合におけるガイダンス表示を示す第13実施例の説明図である。 第14実施例における制御部の表示処理動作の流れを示すフローチャートである。 プリント部においてステープル針切れが発生した状態で、新たなコピー予約を開始した場合におけるガイダンス表示を示す第14実施例の説明図である。 第15実施例における制御部の表示処理動作の流れを示すフローチャートである。 プリント部において用紙切れが発生した状態で、新たな送信ジョブ予約を開始した場合におけるガイダンス表示を示す第16実施例の説明図である。 第16実施例における制御部の表示処理動作の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 デジタル複合機
11 操作パネル
12 LCD
13 操作キー
14 スキャナ部
15 プリント部
16 記憶部
17 通信部
18 電話回線
19 制御部
31 プリンタ状況画面
32 コピー予約画面
33,41,46 トラブルアイコン
34,42,49 報知ウインドウ
35,43 OKキー
36 ファックス送信状況画面
37 ファックス送信予約画面

Claims (2)

  1. 複数種類の画像に関する処理を実行可能とする処理部と、各処理の情報を表示する表示部と、各部を制御する制御部とを備え、ユーザに指示された画像に関する複数処理を実行する画像処理装置において、
    前記制御部は、前記表示部に入力処理のための情報を表示する処理情報ウインドウを表示させ、
    前記処理情報ウインドウにユーザが前記入力処理に関する条件情報を入力するための入力部を表示させ、
    前記ウインドウが表示されている際にユーザに知らせるべき報知情報がある場合、
    該報知情報が表示されている前記処理情報ウインドウの処理内容に関するものでないと、該報知情報を示す報知アイコンを前記入力部と重ならないように表示させ、
    該報知情報が表示されている前記処理情報ウインドウの処理内容に関するものであると、報知ウインドウを前記処理情報ウインドウに重ねて表示することを特徴とする画像処理装置。
  2. 複数種類の画像に関する処理を実行可能とする処理部と、各処理の情報を表示する表示部と、各部を制御する制御部とを備え、ユーザに指示された画像に関する複数処理を実行する画像処理装置において、
    前記制御部は、前記表示部に入力処理のための情報を表示する処理情報ウインドウを表示させ、
    前記処理情報ウインドウにユーザが前記入力処理に関する条件情報を入力するための入力部を表示させ、
    前記ウインドウが表示されている際にユーザに知らせるべき報知情報がある場合、
    該報知情報が表示されている前記処理情報ウインドウの処理内容に関するものでないと、該報知情報を示す報知アイコンを前記入力部と重ならないように表示させ、
    該報知アイコンが操作されると報知ウインドウを前記処理情報ウインドウに重ねて表示し、
    該報知情報が表示されている前記処理情報ウインドウの処理内容に関するものであると、報知ウインドウを前記処理情報ウインドウに重ねて表示することを特徴とする画像処理装置。
JP2006291329A 2006-10-26 2006-10-26 画像処理装置 Expired - Fee Related JP4148975B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006291329A JP4148975B2 (ja) 2006-10-26 2006-10-26 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006291329A JP4148975B2 (ja) 2006-10-26 2006-10-26 画像処理装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001151145A Division JP3886342B2 (ja) 2001-05-21 2001-05-21 画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007049750A true JP2007049750A (ja) 2007-02-22
JP4148975B2 JP4148975B2 (ja) 2008-09-10

Family

ID=37852150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006291329A Expired - Fee Related JP4148975B2 (ja) 2006-10-26 2006-10-26 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4148975B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009210683A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Sharp Corp 画像形成装置
JP2011223450A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Oki Data Corp 複合装置
JP2012238053A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Konica Minolta Business Technologies Inc ジョブ処理システム及びエラー表示制御プログラム
JP2013122988A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Panasonic Corp 部品実装用装置及び部品実装用装置の入力管理方法
JP2015145923A (ja) * 2014-01-31 2015-08-13 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置、画面表示制御方法及び画面表示制御プログラム
WO2015137240A1 (ja) * 2014-03-10 2015-09-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2017083485A (ja) * 2015-10-22 2017-05-18 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP7434957B2 (ja) 2020-02-03 2024-02-21 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 機器及びプログラム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009210683A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Sharp Corp 画像形成装置
JP2011223450A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Oki Data Corp 複合装置
US8482753B2 (en) 2010-04-13 2013-07-09 Oki Data Corporation Techniques for displaying malfunctions of the multifunction printer to users
JP2012238053A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Konica Minolta Business Technologies Inc ジョブ処理システム及びエラー表示制御プログラム
JP2013122988A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Panasonic Corp 部品実装用装置及び部品実装用装置の入力管理方法
JP2015145923A (ja) * 2014-01-31 2015-08-13 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置、画面表示制御方法及び画面表示制御プログラム
WO2015137240A1 (ja) * 2014-03-10 2015-09-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
US9924057B2 (en) 2014-03-10 2018-03-20 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming device that can be operated from a terminal device
JP2017083485A (ja) * 2015-10-22 2017-05-18 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP7434957B2 (ja) 2020-02-03 2024-02-21 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 機器及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4148975B2 (ja) 2008-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3886342B2 (ja) 画像処理装置
JP4148975B2 (ja) 画像処理装置
JP5249262B2 (ja) 操作機器、その操作機器を備えた電子機器および画像処理装置
JP5147139B2 (ja) 操作機器、その操作機器を備えた電子機器および画像処理装置、ならびにその操作機器における情報表示方法
JP5448765B2 (ja) 画像形成装置、制御方法、プログラム
JP4736663B2 (ja) 電子機器及び操作画面の表示方法
JP2008234000A (ja) 設定受付方法及びコンピュータプログラム
JP2006272904A (ja) 画像処理装置、制御方法、プログラム、ジョブ処理システム、ジョブ処理方法、及び記憶媒体
JP2007279131A (ja) 画像形成装置
JP2015070406A (ja) 表示入力装置、画像形成装置
JP4895613B2 (ja) 操作表示ユニット、画像形成装置及びプログラム
JP2014174611A (ja) 画像形成装置
JP2018074364A (ja) 情報処理装置、プログラム及び記憶媒体
US9535383B2 (en) Image forming apparatus
JP5609450B2 (ja) 表示制御装置、サービス処理装置、及び表示制御プログラム
US20170085729A1 (en) Multifunction peripheral
JP6654016B2 (ja) 画像形成装置
JP5887932B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、および制御プログラム
JP2008234001A (ja) 設定受付方法及びコンピュータプログラム
JP2007142638A (ja) 画像形成装置
JP6741640B2 (ja) 表示制御装置及びプログラム
JP2009033263A (ja) 画像形成装置の表示制御装置
JP6237817B2 (ja) 表示制御装置、サービス装置、及びプログラム
JP2006043896A (ja) 画像形成装置
JP6115666B2 (ja) 表示制御装置、サービス装置、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080422

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080624

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080624

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4148975

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130704

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees