JP2013122988A - 部品実装用装置及び部品実装用装置の入力管理方法 - Google Patents

部品実装用装置及び部品実装用装置の入力管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】作業装置の運転状態がオペレータ以外の他者によって誤って変更されてしまうことを防止しつつ、他者でも作業装置の現在の運転状態を把握することができるようにした部品実装用装置及び部品実装用装置の入力管理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】制御装置27は、入力制限操作部(「画面ロック」ボタン61a)から入力制限操作が行われた場合に、タッチパネル40から行われる入力操作の受け付けを制限するとともに、入力操作の受け付けを制限している旨の注意喚起表示を作業装置の運転状態の表示に重ねてタッチパネル40に表示させる。また、入力操作の受け付けを制限している状態で、入力制限解除操作部(「レベル1」ボタン64a)から入力制限解除操作が行われた場合に、タッチパネル40から行なわれる入力操作の受け付けの制限を解除するとともに、タッチパネル40に表示させた注意喚起表示を消去させる。
【選択図】図9

Description

本発明は、部品実装関連の作業を行う部品実装用装置及び部品実装用装置の入力管理方法に関するものである。
液晶パネルのモジュール製造ラインを構成する部品圧着装置等のように部品実装関連の作業を行なう部品実装用装置では、作業装置の運転状態の設定の入力操作をタッチパネルから行うことができ、作業装置の実際の運転状態は同じくタッチパネルに表示されるようになっている。
このような部品実装用装置では、主としてひとりのオペレータがその部品実装用装置全般の管理に当たり、作業装置の最適な運転に必要な入力操作を自身の判断で行っている。このためオペレータにとっては自分が設定した運転状態を他者によって変更されることは好ましくなく、オペレータは近傍にタッチパネルが設けられている通常の作業位置から離れるときにはタッチパネルの表示をオフにして他者が運転状態の変更操作を行うことができないようにしていた。
特開2003−273567号公報
ところで、部品実装用装置を用いた実際の生産現場では、オペレータはタッチパネルに作業装置の運転状態の異常が表示されていないかどうか等を監視する比較的単純な作業を自分以外の他者に頼んでその間に自分は通常の作業位置を離れて他の重要な作業(例えば緊急に行うべきメンテナンス作業等)を並行的に行いたいと考える場合がある。しかしながら、このような場合にタッチパネルの表示をオフにしてしまうと他者は作業装置の運転状態を把握することができず、その一方でタッチパネルの表示をオフにしなければ他者が誤ってタッチパネルを触ってしまって現在の最適な運転状態が変更されてしまうおそれが生じる。
そこで本発明は、作業装置の運転状態がオペレータ以外の他者によって誤って変更されてしまうことを防止しつつ、他者でも作業装置の現在の運転状態を把握することができるようにした部品実装用装置及び部品実装用装置の入力管理方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の部品実装用装置は、部品実装関連の作業を行なう作業装置と、作業装置の運転状態の設定のための入力操作が行われるタッチパネルと、タッチパネルから行われた入力操作に応じて作業装置の制御を行うとともに、作業装置の運転状態をタッチパネルに表示させる制御部と、入力制限操作が行われる入力制限操作部と、入力制限解除操作が行われる入力制限解除操作部とを備え、制御部は、入力制限操作部から入力制限操作が行われた場合に、タッチパネルから行われる入力操作の受け付けを制限するとともに、入力操作の受け付けを制限している旨の注意喚起表示を作業装置の運転状態の表示に重ねてタッチパネルに表示させ、入力操作の受け付けを制限している状態で、入力制限解除操作部から入力制限解除操作が行われた場合に、タッチパネルから行なわれる入力操作の受け付けの制限を解除するとともに、タッチパネルに表示させた注意喚起表示を消去させる。
請求項2に記載の部品実装用装置は、請求項1に記載の部品実装用装置であって、制御装置は、入力制限解除操作が行われる前にパスワードの入力を要求する。
請求項3に記載の部品実装用装置の入力管理方法は、部品実装関連の作業を実行する作業装置と、作業装置の運転状態の設定のための入力操作が行われるタッチパネルと、タッチパネルから行われた入力操作に応じて作業装置の制御を行うとともに、作業装置の運転状態をタッチパネルに表示させる制御部と、入力制限操作が行われる入力制限操作部と、入力制限解除操作が行われる入力制限解除操作部とを備えた部品実装用装置の入力管理方法であって、入力制限操作部から入力制限操作が行われた場合に、タッチパネルから行われる入力操作の受け付けを制限するとともに、入力操作の受け付けを制限している旨の注意喚起表示を作業装置の運転状態の表示に重ねてタッチパネルに表示させる工程と、入力操作の受け付けを制限している状態で、入力制限解除操作部から入力制限解除操作が行われた場合に、タッチパネルから行なわれる入力操作の受け付けの制限を解除するとともに、タッチパネルに表示させた注意喚起表示を消去させる工程とを含む。
請求項4に記載の部品実装用装置の入力管理方法は、請求項3に記載の部品実装用装置の入力管理方法であって、入力制限解除操作が行われる前にパスワードの入力を要求する。
本発明では、入力制限操作部から入力制限操作が行われた場合には、タッチパネルから行なわれる入力操作の受け付けが制限されるが、タッチパネルによる作業装置の運転状態の表示は維持されるため、作業装置の運転状態がオペレータ以外の他者によって誤って変更されてしまうことを防止しつつ、他者でも作業装置の現在の運転状態を把握することができるようにすることができる。また、タッチパネルから行なわれる入力操作の受け付けが制限されている状態ではその旨(入力操作の受け付けが制限されている旨)の注意喚起表示がタッチパネルに表示されるので、他者は作業装置が現在運転状態を変更することができない状態にあることを容易に把握することができる。
本発明の一実施の形態におけるモジュール製造ラインの構成図 本発明の一実施の形態におけるモジュール製造ラインによるパネルのモジュール製造過程を示す図 本発明の一実施の形態におけるモジュール製造ラインを構成する本圧着装置の斜視図 本発明の一実施の形態における本圧着装置の側面図 本発明の一実施の形態における本圧着装置が備えるタッチパネルの画面の一例を示す図 本発明の一実施の形態における本圧着装置が備えるタッチパネルの画面の一例を示す図 本発明の一実施の形態における本圧着装置が備えるタッチパネルの画面の一例を示す図 本発明の一実施の形態における本圧着装置が備えるタッチパネルの画面の一例を示す図 本発明の一実施の形態における本圧着装置が備えるタッチパネルの画面の一例を示す図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1に示す液晶パネルのモジュール製造ライン1は、基板としての長方形のパネル2の長辺及び短辺それぞれの端部に設けられた複数の端子2aのそれぞれに駆動回路等の電子部品3(図2も参照)を装着するモジュール製造工程を実行するものであり、端子洗浄装置11、ACF貼付装置12、仮圧着装置13、2台の本圧着装置14(第1の本圧着装置14aと第2の本圧着装置14b)及び検査装置15がこの順で連結されて成る。これらの装置11,12,13,14a,14b,15はホストコンピュータ16によって統合制御されて動作し、ホストコンピュータ16から生産指令が出されているとき、上記装置11,12,13,14a,14b,15の各々はモジュール製造工程の中における各担当分の生産工程を実行する。
モジュール製造ライン1を構成する端子洗浄装置11は、外部から投入されたパネル2を受け取り、各端子2aの洗浄を行ったうえで、そのパネル2を下流側のACF貼付装置12に搬出する。
ACF貼付装置12は、上流側の端子洗浄装置11から搬出されたパネル2を受け取り、各端子2aに図2に示すようにACF(Anisotropic Conductive Film:異方性導電膜)4を貼付したうえで、そのパネル2を下流側の仮圧着装置13に搬出する。
仮圧着装置13は、ACF貼付装置12から搬出されたパネル2を受け取り、各端子2aに貼付されたACF4上に電子部品3を装着(仮圧着)したうえで、そのパネル2を下流側の第1の本圧着装置14aに搬出する。
第1の本圧着装置14aは、仮圧着装置13から搬出されたパネル2を受け取り、パネル2の長辺側の各端子2aに仮圧着された電子部品3を熱圧着(本圧着)したうえで、そのパネル2を下流側の第2の本圧着装置14bに搬出する。
第2の本圧着装置14bは、第1の本圧着装置14aから搬出されたパネル2を受け取り、パネル2の短辺側の各端子2aに仮圧着された電子部品3を熱圧着(本圧着)したうえで、そのパネル2を下流側の検査装置15に搬出する。
検査装置15は、第2の本圧着装置14bから搬出されたパネル2を受け取り、パネル2の各端子2aに本圧着された電子部品3の外観検査を行ったうえで、パネル2を外部に搬出する。
次に、上記モジュール製造ライン1を構成する本圧着装置14(第1の本圧着装置14a及び第2の本圧着装置14b)の構成について説明する。図3において本圧着装置14は、基台21上に設けられた直交座標系ロボットから成るパネル移動機構22、パネル移動機構22によって移動されるパネル保持テーブル23、基台21上に設けられてパネル保持テーブル23に保持されたパネル2の一辺を下方から支持するバックアップステージ24、基台21上のパネル移動機構22とバックアップステージ24の間の領域に撮像視野を上方に向けて設けられた2つのカメラ25、バックアップステージ24の上方に設けられた作業装置(圧着部)26及び基台21内に設けられて上記各部の作動制御を行う制御装置27を有して構成されている。
図3及び図4において、作業装置26は、基台21上に設けられた門型フレーム31、門型フレーム31に設けられた昇降モータ32により回転駆動されるボール螺子機構33によって昇降される昇降ベース34、昇降ベース34に設けられた複数の加圧シリンダ35及び各加圧シリンダ35によって昇降される複数の圧着ツール36を有して成る。各圧着ツール36及びバックアップステージ24にはそれぞれヒータ37が設けられている。
図3において、制御装置27にはタッチパネル40が接続されている。このタッチパネル40は、オペレータOPの通常の作業位置の近傍に設けられている。
図5はタッチパネル40の画面41の一例を示したものであり、タッチパネル40の画面41上には、作業装置26の現在の運転状態を表示するステータス表示エリア51、種々の機能選択及び操作レベルの設定を行う機能操作エリア52、現在のパネル2の生産状況の情報を表示する生産情報表示エリア53、作業装置26の運転状態のモード選択を行うモード選択エリア54、作業装置26の各部について設定されている情報を表示する設備詳細情報表示エリア55及び設備詳細情報表示エリア55に表示される画面内容の選択を行う画面選択エリア56が設けられている。ここでは機能操作エリア52、モード選択エリア54及び画面選択エリア56はオペレータOPによる入力操作が行われる入力操作エリアであり、ステータス表示エリア51、生産情報表示エリア53及び設備詳細情報表示エリア55は制御装置27によって作業装置26の運転状態が表示される表示エリアである。
オペレータOPはタッチパネル40の画面41上の入力操作エリアから入力操作を行って作業装置26の運転状態の設定を行い、制御装置27はタッチパネル40から行われた入力操作に応じて作業装置26を含む各部の作動制御を行うとともに、作業装置26を含む各部の運転状態をタッチパネル40に表示させる。
本圧着装置14がパネル2に載置(仮圧着)された電子部品3をパネル2上に本圧着する作業を行う場合、本圧着装置14の制御装置27は先ず、2つのヒータ37の温度制御を行って各ヒータ37の温度を所定の温度に保持させる。このときのヒータ37の温度は、オペレータOPがタッチパネル40の画面41の入力操作エリアから所定の操作を行って予め設定しておく。
制御装置27は、ヒータ37の温度が所定の温度に保持されるようにした後、上流側の装置(第1の本圧着装置14aであれば仮圧着装置13、第2の本圧着装置14bであれば第1の本圧着装置14a)からパネル2が送られてきたことを検知したときには、パネル移動機構22の作動制御を行ってパネル保持テーブル23を移動させ、パネル保持テーブル23の上面にパネル2を保持させた後、更にパネル保持テーブル23を移動させてパネル2の一辺(端子2aが並んで設けられた一辺)がバックアップステージ24側に向き、かつバックアップステージ24と平行になるようにしたうえで(図3)、パネル2の両端に設けられた2つの位置決めマーク(図示せず)がそれぞれカメラ25の撮像視野内に入るようにパネル2の位置決めを行う(図4)。そして、位置決めマークの撮像が済んだらパネル2をバックアップステージ24側に移動させて、端子2aが並んで設けられた一辺がバックアップステージ24に載置されるようにパネル2を移動させる。
本圧着装置14の制御装置27は、端子2aが並んで設けられたパネル2の一辺がバックアップステージ24に載置されるようにパネル2を移動させたら、昇降ベース34を下降させるとともに、各加圧シリンダ35を作動させて圧着ツール36を下降させる。これにより端子2aに仮圧着されていた各電子部品3が端子2aごとバックアップステージ24に押し付けられ、電子部品3がパネル2に圧着(本圧着)される。なお、このとき圧着ツール36が電子部品3をパネル2に押し付ける荷重等は、オペレータOPがタッチパネル40の画面41の入力設定エリアから所定の操作を行って予め設定しておく。
制御装置27は、電子部品3の圧着が終了したら、パネル移動機構22の作動制御を行ってパネル保持テーブル23を移動させ、パネル2を下流側の装置(第1の本圧着装置14aであれば第2の本圧着装置14b、第2の本圧着装置14bであれば検査装置15)に搬出する。
このように本圧着装置14は、部品実装関連の作業である電子部品3の圧着作業を行う作業装置26、作業装置26の運転状態の設定のための入力操作が行われるタッチパネル40、タッチパネル40から行われた入力操作に応じて作業装置26の制御を行うとともに、作業装置26の運転状態をタッチパネル40に表示させる制御部としての制御装置27を備えたものとなっているが、本圧着装置14には更に、オペレータOPが通常の作業位置を離れるとき(例えば、ヒータ37の温度を変更する設定を行った後、圧着ツール36及びバックアップステージ24の温度が安定するまでの間などには別の作業を行うことができる時間が十分にある)、オペレータOP以外の他者が誤ってタッチパネル40を触ってしまっても作業装置26の現在の運転状態が変更されないようにするための入力管理を行うことができる構成が組み込まれており、以下にその説明を行う。
オペレータOPは、通常の作業位置を離れるときなど、自分以外の他者によるタッチパネル40からの入力操作を制限したい場合には、タッチパネル40の画面41上の機能操作エリア52内に用意された「機能」ボタン52a(図5)を操作する。制御装置27は、「機能」ボタン52aが操作された場合には、図6に示すようにプルダウンメニュー61を表示する。この「機能」ボタン52aのプルダウンメニュー61には種々の機能の選択を行う「機能1」、「機能2」、・・・等のボタンのほか、「画面ロック」ボタン61aが用意されており、オペレータOPがこの「画面ロック」ボタン61aを操作すると、制御装置27は、「メンテナンス中/ロックを解除するためには操作レベルを変更してください」という文字列から成る注意喚起表示を含む透明のシートを模擬した画像(以下、透明シート画像62と称する)を生産情報表示エリア53、モード選択エリア54、設備詳細情報表示エリア55及び画面選択エリア56の領域にオーバーライドして表示する(図7)。
制御装置27によってタッチパネル40の画面41上に透明シート画像62が表示された場合、その透明シート画像62によって覆われた領域内にある入力操作エリア(モード選択エリア54及び画面選択エリア56)からの入力操作は禁止され(操作を行っても無効となる)、透明シート画像62によって覆われていない入力操作エリアである機能操作エリア52からの入力操作のみが可能となる。
これは、オペレータOPが通常の作業位置を離れている状態において、オペレータOP以外の他者はタッチパネル40に表示された作業装置26の運転状態を把握することはできるが、その他者による操作入力は制限されており、事実上、運転状態の変更操作は一切禁止されている状態である。
このように、制御装置27は、オペレータOPがタッチパネル40の画面41に表示させた入力制限操作部である「画面ロック」ボタン61aが、オペレータOPによってタッチされた(入力制限操作が行われた)場合には、タッチパネル40から行われる入力操作の受け付けを制限するとともに、その入力操作の受け付けを制限している旨の注意喚起表示(「メンテナンス中/ロックを解除するためには操作レベルを変更してください」という文字列の表示)を作業装置26の運転状態の表示を行う生産情報表示エリア53及び設備詳細情報表示エリア55における表示に重ねてタッチパネル40に表示するようになっている(入力操作制限及び注意喚起表示工程)。
制御装置27は、上記のように入力操作の受け付けを制限し、透明シート画像62をタッチパネル40の画面41に表示させている状態で、オペレータOPによって機能操作エリア52内の「操作レベル」ボタン52bの操作がなされた場合には、タッチパネル40の画面41上にパスワードの入力を促すパスワード入力用ダイアログボックス63を表示する(図8。パスワード入力要求工程)。そして、制御装置27は、オペレータOPによってパスワード入力用ダイアログボックス63からパスワードの入力がなされたときには、そのパスワードが予め登録されたものと一致するかどうかの判断を行い、入力されたパスワードが予め登録されたものと一致した場合には「操作レベル」ボタン52bのプルダウンメニュー64を表示する(図9)。
「操作レベル」ボタン52bのプルダウンメニュー64にはタッチパネル40から行うことができる入力操作の種類を制限するレベル(操作レベル)を段階的に選択する3つのボタン(「レベル1」ボタン64a、「レベル2」ボタン64b、「レベル3」ボタン64c)が用意されており、オペレータOPがこれら3つのボタンのいずれかを操作(タッチ)すると、制御装置27は、オペレータOPが操作したボタンに対応する操作レベルを設定する。
本実施の形態では、「レベル1」ボタン64aの操作によって選択される「レベル1」は、透明シート画像62を非表示にして(したがって注意喚起表示は消去される)、タッチパネル40から行なわれる入力操作の受け付けの制限を全て解除するレベルであり、「レベル2」ボタン64bの操作によって選択されるレベル2は入力操作の受け付けを「機能」ボタン52aのプルダウンメニュー61から「画面ロック」ボタン61aを操作した場合よりは緩和した程度で制限するレベル(透明シート画像62の範囲は縮小する)である。また、「レベル3」ボタン64cの操作によって選択されるレベル3は「画面ロック」ボタン61aを操作したときと同レベルに入力操作の受け付けを制限するレベル(透明シート画像62の範囲は「画面ロック」ボタン61a操作時と同じ)である。
したがって、オペレータOPは、「機能」ボタン52aのプルダウンメニュー61から「画面ロック」ボタン61aを操作することによってタッチパネル40から行う入力操作を制限した後であっても、「操作レベル」ボタン52bのプルダウンメニュー64から「レベル1」ボタン64aを操作することによってその入力操作の制限を解除することができる。
このように、制御装置27は、入力操作の受け付けを制限している状態で、入力制限解除操作部である「操作レベル」ボタン52bのプルダウンメニュー64の中の「レベル1」64aボタンの操作(入力制限解除操作)が行われた場合に、タッチパネル40から行なわれる入力操作の受け付けの制限を解除するとともに、タッチパネル40に表示させた注意喚起表示を消去させるようになっている(入力操作制限解除及び注意喚起表示消去工程)。
以上説明したように、本実施の形態における本圧着装置14(部品実装用装置)は、入力制限操作が行われる入力制限操作部(「機能」ボタン52aのプルダウンメニュー61の中の「画面ロック」ボタン61a)及び入力制限解除操作が行われる入力制限解除操作部(「操作レベル」ボタン52bのプルダウンメニュー64中の「レベル1」ボタン64a)を備え、制御装置27(制御部)は、入力制限操作部から入力制限操作が行われた場合に、タッチパネル40から行われる入力操作の受け付けを制限するとともに、入力操作の受け付けを制限している旨の注意喚起表示を作業装置26の運転状態の表示に重ねてタッチパネル40に表示させ、入力操作の受け付けを制限している状態で、入力制限解除操作部から入力制限解除操作が行われた場合に、タッチパネル40から行なわれる入力操作の受け付けの制限を解除するとともに、タッチパネル40に表示させた注意喚起表示を消去させるようになっている。
また、本実施の形態における本圧着装置14の入力管理方法は、入力制限操作部から入力制限操作が行われた場合に、タッチパネル40から行われる入力操作の受け付けを制限するとともに、入力操作の受け付けを制限している旨の注意喚起表示を作業装置26の運転状態の表示に重ねてタッチパネル40に表示させる工程(前述の入力操作制限及び注意喚起表示工程)と、入力操作の受け付けを制限している状態で、入力制限解除操作部から入力制限解除操作が行われた場合に、タッチパネル40から行なわれる入力操作の受け付けの制限を解除するとともに、タッチパネル40に表示させた注意喚起表示を消去させる工程(前述の入力操作制限解除及び注意喚起表示消去工程)を含むものとなっている。
本実施の形態における本圧着装置14及びその入力管理方法では、入力制限操作部から入力制限操作が行われた場合には、タッチパネル40から行なわれる入力操作の受け付けが制限されるが、タッチパネル40による作業装置26の運転状態の表示は維持されるため、作業装置26の運転状態がオペレータOP以外の他者によって誤って変更されてしまうことを防止しつつ、他者でも作業装置26の現在の運転状態を把握することができるようにすることができる。また、タッチパネル40から行なわれる入力操作の受け付けが制限されている状態ではその旨(入力操作の受け付けが制限されている旨)の注意喚起表示がタッチパネル40に表示されるので、他者は作業装置26が現在運転状態を変更することができない状態にあることを容易に把握することができる。
また、本実施の形態では、制御装置27は、入力制限解除操作が行われる前にパスワードの入力を要求するようになっているので(前述のパスワード入力要求工程)、オペレータOP以外の他者が入力制限解除操作を行うことを禁止する機能は非常に高いものとなっている。なお、上述の実施の形態では、パスワードの入力の要求は、オペレータOPが機能操作エリア52から「操作レベル」ボタン52bの操作を行った直後になされるようになっていたが、このような構成に変えて、プルダウンメニュー64が表示された後、そのプルダウンメニュー64から操作レベルの選択操作を行う際に要求されるようになっていてもよい。
なお、上述の実施の形態では、入力制限操作部(「画面ロック」ボタン61a)と入力制限解除操作部(「レベル1」ボタン64a)はともにタッチパネル40の画面41上に表示されるものであったが、これは必ずしもタッチパネル40の画面41上に表示されるものでなくてもよく、タッチパネル40の外部に専用の装置として設けられていても構わない。
また、上述の実施の形態では、本発明が適用される部品実装用装置として液晶パネルのモジュール製造ライン1を構成する本圧着装置14を例示したが、部品実装用装置は部品実装関連の作業を行なう作業装置を備えていればよく、液晶パネルのモジュール製造ライン1を構成する他の装置(ACF貼付装置12や仮圧着装置13など)のほか、プリント基板に部品を実装する部品実装ラインを構成する各装置(部品装着機やスクリーン印刷機、検査機など)等であってもよい。
作業装置の運転状態がオペレータ以外の他者によって誤って変更されてしまうことを防止しつつ、他者でも作業装置の現在の運転状態を把握することができるようにした部品実装用装置及び部品実装用装置の入力管理方法を提供する。
14 本圧着装置(部品実装用装置)
26 作業装置
27 制御装置(制御部)
40 タッチパネル
61a 「画面ロック」ボタン(入力制限操作部)
64a 「レベル1」ボタン(入力制限解除操作部)

Claims (4)

  1. 部品実装関連の作業を行なう作業装置と、
    作業装置の運転状態の設定のための入力操作が行われるタッチパネルと、
    タッチパネルから行われた入力操作に応じて作業装置の制御を行うとともに、作業装置の運転状態をタッチパネルに表示させる制御部と、
    入力制限操作が行われる入力制限操作部と、
    入力制限解除操作が行われる入力制限解除操作部とを備え、
    制御部は、入力制限操作部から入力制限操作が行われた場合に、タッチパネルから行われる入力操作の受け付けを制限するとともに、入力操作の受け付けを制限している旨の注意喚起表示を作業装置の運転状態の表示に重ねてタッチパネルに表示させ、入力操作の受け付けを制限している状態で、入力制限解除操作部から入力制限解除操作が行われた場合に、タッチパネルから行なわれる入力操作の受け付けの制限を解除するとともに、タッチパネルに表示させた注意喚起表示を消去させることを特徴とする部品実装用装置。
  2. 制御装置は、入力制限解除操作が行われる前にパスワードの入力を要求することを特徴とする請求項1に記載の部品実装用装置。
  3. 部品実装関連の作業を実行する作業装置と、作業装置の運転状態の設定のための入力操作が行われるタッチパネルと、タッチパネルから行われた入力操作に応じて作業装置の制御を行うとともに、作業装置の運転状態をタッチパネルに表示させる制御部と、入力制限操作が行われる入力制限操作部と、入力制限解除操作が行われる入力制限解除操作部とを備えた部品実装用装置の入力管理方法であって、
    入力制限操作部から入力制限操作が行われた場合に、タッチパネルから行われる入力操作の受け付けを制限するとともに、入力操作の受け付けを制限している旨の注意喚起表示を作業装置の運転状態の表示に重ねてタッチパネルに表示させる工程と、
    入力操作の受け付けを制限している状態で、入力制限解除操作部から入力制限解除操作が行われた場合に、タッチパネルから行なわれる入力操作の受け付けの制限を解除するとともに、タッチパネルに表示させた注意喚起表示を消去させる工程とを含むことを特徴とする部品実装用装置の入力管理方法。
  4. 入力制限解除操作が行われる前にパスワードの入力を要求することを特徴とする請求項3に記載の部品実装用装置の入力管理方法。
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