JP2007049263A - 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 番組を受信する複数のチューナがある場合において、番組の受信予約が可能であるかどうかを、効率良くユーザに提示する。
【解決手段】 番組表作成部91は、チューナにより受信されるデジタル衛星放送信号またはデジタル地上波放送信号に対応する番組の放送スケジュールを示す番組配信情報に基づいて、番組の放送スケジュールを表す電子番組表を作成する。また、チューナ選択部94は、複数のチューナから、受信予約の対象とする番組である予約番組の受信に使用するチューナを選択する。表示制御部78は、電子番組表の予約番組の放送スケジュールを表す位置に、選択されたチューナの使用の予約を表す線枠131乃至134を付加して予約番組表として表示させる。本発明は、例えば、テレビジョン受像機に適用することができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 番組表作成部91は、チューナにより受信されるデジタル衛星放送信号またはデジタル地上波放送信号に対応する番組の放送スケジュールを示す番組配信情報に基づいて、番組の放送スケジュールを表す電子番組表を作成する。また、チューナ選択部94は、複数のチューナから、受信予約の対象とする番組である予約番組の受信に使用するチューナを選択する。表示制御部78は、電子番組表の予約番組の放送スケジュールを表す位置に、選択されたチューナの使用の予約を表す線枠131乃至134を付加して予約番組表として表示させる。本発明は、例えば、テレビジョン受像機に適用することができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラムに関し、特に、番組を受信する複数のチューナがある場合において、番組の受信予約が可能であるかどうかを、効率良くユーザに提示することができるようにした情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラムに関する。
近年、テレビジョン放送等の番組の記録(録画)を予約する装置が、各種多様に実用化されている。なお、以下では、録画予約(受信予約)の対象とする番組を、予約番組という。
例えば、予約番組を録画した記録媒体と、予約番組の録画状態(例えば、正常、頭欠けあり、後ろ欠けありなど)とを、録画履歴一覧に表示させ、ユーザの利便性を向上させる記録装置がある(例えば、特許文献1参照)。
また、予約番組の放送時間が延長される可能性がある場合、または予約番組の放送時間に放送される録画予約済みの他の予約番組がある、即ち録画予約が重複する場合、警告画面を表示させ、録画ミスを防止する記録装置もある(例えば、特許文献2参照)。さらに、録画予約が重複する場合、重複する予約番組のいずれか一方が放送される他の時間を検索し、その一方の録画予約を他の時間にシフトすることにより、予約の重複を防止する情報処理装置もある(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、番組を受信する複数のチューナがある場合において、複数のチューナのうちの少なくとも1つのチューナが予約番組の受信に使用可能であるかどうか、即ち予約番組の受信予約が可能であるかどうかを、効率良くユーザに提示する装置は提案されていなかった。
その結果、ユーザは、実際に予約番組を設定するための操作を行うまで、その予約番組を受信予約することができるかどうかを知ることは困難であった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、特に、番組を受信する複数のチューナがある場合において、番組の受信予約が可能であるかどうかを、効率良くユーザに提示することができるようにするものである。
本発明の一側面の情報処理装置には、番組の第1の種類の電波を受信する複数の第1の受信手段と、前記第1の受信手段により受信される第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを示す番組配信情報に基づいて、前記第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを表す番組表を作成する作成手段と、複数の前記第1の受信手段から、受信予約の対象とする番組である予約番組の受信に使用する第1の受信手段を選択する受信選択手段と、前記作成手段により作成される番組表の前記予約番組の放送スケジュールを表す位置に、前記受信選択手段により選択される第1の受信手段の使用の予約を表す使用予約情報を付加して表示させる表示制御手段とが設けられている。
前記表示制御手段は、さらに、前記番組表の、前記予約番組の放送時間に放送される前記予約番組以外の番組の放送スケジュールを表す位置に、前記受信選択手段により選択される第1の受信手段の使用予約済みを表す使用予約済み情報を付加して表示させることができる。
前記情報処理装置には、前記受信選択手段により選択される第1の受信手段が、前記予約番組の放送時間に、既に他の予約番組の受信に使用する第1の受信手段として選択されている場合、その第1の受信手段において受信予約の対象とする番組を、前記予約番組と前記他の予約番組の一方から他方に切り替える時刻を設定する時刻設定手段と、前記時刻設定手段により設定される時刻に基づいて、前記第1の受信手段に、前記予約番組を受信させる受信制御手段とをさらに設けることができる。
また、前記情報処理装置には、前記放送スケジュールが変更された場合に、前記受信制御手段が、前記時刻に基づいて前記予約番組を受信させるかどうかを設定する受信制御設定手段をさらに設けることができる。
前記情報処理装置には、複数の記録媒体に対する記録を制御する記録制御手段と、複数の前記記録媒体から、前記予約番組を記録する記録媒体を選択する記録選択手段とをさらに設け、前記記録制御手段は、前記記録選択手段により選択される記録媒体への前記予約番組の記録を制御することができる。
また、前記情報処理装置には、前記記録選択手段により選択される記録媒体が、前記予約番組の放送時間に、既に他の予約番組を記録する記録媒体として選択されている場合、その記録媒体の記録対象を、前記予約番組と前記他の予約番組の一方から他方に切り替える時刻を設定する時刻設定手段をさらに設け、前記記録制御手段は、前記時刻設定手段により設定される時刻に基づいて、前記記録媒体に前記予約番組を記録させることができる。
前記情報処理装置には、番組の第2の種類の電波を受信する複数の第2の受信手段をさらに備え、前記作成手段は、前記第1の種類の電波に対応する番組と前記第2の種類の電波に対応する番組の前記番組配信情報に基づいて、前記第1の種類の電波に対応する番組と前記第2の種類の電波に対応する番組の前記番組表を作成し、前記受信選択手段は、前記予約番組が前記第1の種類の電波に対応する番組である場合、複数の前記第1の受信手段から、前記予約番組の受信に使用する第1の受信手段を選択し、前記予約番組が前記第2の種類の電波に対応する番組である場合、複数の第2の受信手段から、前記予約番組の受信に使用する第2の受信手段を選択し、前記表示制御手段は、前記作成手段により作成される番組表の前記予約番組の放送スケジュールを表す位置に、前記受信選択手段により選択される第1または第2の受信手段の前記使用予約情報を付加して表示させることができる。
本発明の一側面の情報処理方法は、番組の第1の種類の電波を受信する複数の第1の受信手段を備える情報処理装置の情報処理方法において、前記第1の受信手段により受信される第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを示す番組配信情報に基づいて、前記第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを表す番組表を作成し、複数の前記第1の受信手段から、受信予約の対象とする番組である予約番組の受信に使用する第1の受信手段を選択し、前記番組表の前記予約番組の放送スケジュールを表す位置に、選択された第1の受信手段の使用の予約を表す使用予約情報を付加して表示させるステップを含む。
本発明の一側面のプログラムは、番組の第1の種類の電波を受信する複数の第1の受信手段を備える情報処理装置を制御するコンピュータに行わせるプログラムにおいて、前記第1の受信手段により受信される第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを示す番組配信情報に基づいて、前記第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを表す番組表を作成し、複数の前記第1の受信手段から、受信予約の対象とする番組である予約番組の受信に使用する第1の受信手段を選択し、前記番組表の前記予約番組の放送スケジュールを表す位置に、選択された第1の受信手段の使用の予約を表す使用予約情報を付加して表示させるステップを含む。
本発明の一側面においては、番組の第1の種類の電波を受信する第1の受信手段により受信される第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを示す番組配信情報に基づいて、前記第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを表す番組表が作成され、複数の前記第1の受信手段から、受信予約の対象とする番組である予約番組の受信に使用する第1の受信手段が選択され、前記番組表の前記予約番組の放送スケジュールを表す位置に、選択された第1の受信手段の使用の予約を表す使用予約情報が付加して表示される。
以上のように、本発明の一側面によれば、番組を受信することができる。
また、本発明の一側面によれば、特に、番組を受信する複数のチューナがある場合において、番組の受信予約が可能であるかどうかを、効率良くユーザに提示することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、発明の詳細な説明に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、発明の詳細な説明に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の詳細な説明中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の情報処理装置は、第1に、
番組の第1の種類の電波(例えば、衛星波)を受信する複数の第1の受信手段(例えば、図1のチューナ31−1と31−2)と、
前記第1の受信手段により受信される第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを示す番組配信情報に基づいて、前記第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを表す番組表を作成する作成手段(例えば、図2の番組表作成部91)と、
複数の前記第1の受信手段から、受信予約の対象とする番組である予約番組の受信に使用する第1の受信手段を選択する受信選択手段(例えば、図2のチューナ選択部94)と、
前記作成手段により作成される番組表の前記予約番組の放送スケジュールを表す位置に、前記受信選択手段により選択される第1の受信手段の使用の予約を表す使用予約情報(例えば、線枠131乃至134)を付加して表示させる表示制御手段(例えば、図2の表示制御部78)と
を備える。
番組の第1の種類の電波(例えば、衛星波)を受信する複数の第1の受信手段(例えば、図1のチューナ31−1と31−2)と、
前記第1の受信手段により受信される第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを示す番組配信情報に基づいて、前記第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを表す番組表を作成する作成手段(例えば、図2の番組表作成部91)と、
複数の前記第1の受信手段から、受信予約の対象とする番組である予約番組の受信に使用する第1の受信手段を選択する受信選択手段(例えば、図2のチューナ選択部94)と、
前記作成手段により作成される番組表の前記予約番組の放送スケジュールを表す位置に、前記受信選択手段により選択される第1の受信手段の使用の予約を表す使用予約情報(例えば、線枠131乃至134)を付加して表示させる表示制御手段(例えば、図2の表示制御部78)と
を備える。
本発明の一側面の情報処理装置は、第2に、
前記表示制御手段は、さらに、前記番組表の、前記予約番組の放送時間に放送される前記予約番組以外の番組の放送スケジュールを表す位置に、前記受信選択手段により選択される第1の受信手段の使用予約済み(例えば、図5の点線枠141乃至144)を表す使用予約済み情報を付加して表示させる(例えば、図12のステップS13の処理)。
前記表示制御手段は、さらに、前記番組表の、前記予約番組の放送時間に放送される前記予約番組以外の番組の放送スケジュールを表す位置に、前記受信選択手段により選択される第1の受信手段の使用予約済み(例えば、図5の点線枠141乃至144)を表す使用予約済み情報を付加して表示させる(例えば、図12のステップS13の処理)。
本発明の一側面の情報処理装置は、第3に、
前記受信選択手段により選択される第1の受信手段が、前記予約番組の放送時間に、既に他の予約番組の受信に使用する第1の受信手段として選択されている場合、その第1の受信手段において受信予約の対象とする番組を、前記予約番組と前記他の予約番組の一方から他方に切り替える時刻を設定する時刻設定手段(例えば、図13のステップS34の処理を実行する図2の重複設定部96)と、
前記時刻設定手段により設定される時刻に基づいて、前記第1の受信手段に、前記予約番組を受信させる受信制御手段(例えば、図2の受信制御部77)と
をさらに備える。
前記受信選択手段により選択される第1の受信手段が、前記予約番組の放送時間に、既に他の予約番組の受信に使用する第1の受信手段として選択されている場合、その第1の受信手段において受信予約の対象とする番組を、前記予約番組と前記他の予約番組の一方から他方に切り替える時刻を設定する時刻設定手段(例えば、図13のステップS34の処理を実行する図2の重複設定部96)と、
前記時刻設定手段により設定される時刻に基づいて、前記第1の受信手段に、前記予約番組を受信させる受信制御手段(例えば、図2の受信制御部77)と
をさらに備える。
本発明の一側面の情報処理装置は、第4に、
前記放送スケジュールが変更された場合に、前記受信制御手段が、前記時刻に基づいて前記予約番組を受信させるかどうかを設定する受信制御設定手段(例えば、図2の予約情報設定部93)
をさらに備える。
前記放送スケジュールが変更された場合に、前記受信制御手段が、前記時刻に基づいて前記予約番組を受信させるかどうかを設定する受信制御設定手段(例えば、図2の予約情報設定部93)
をさらに備える。
本発明の一側面の情報処理装置は、第5に、
複数の記録媒体に対する記録を制御する記録制御手段(例えば、図2の出力制御部76)と、
複数の前記記録媒体から、前記予約番組を記録する記録媒体を選択する記録選択手段(例えば、図2のチューナ選択部94)と
をさらに備え、
前記記録制御手段は、前記記録選択手段により選択される記録媒体への前記予約番組の記録を制御する。
複数の記録媒体に対する記録を制御する記録制御手段(例えば、図2の出力制御部76)と、
複数の前記記録媒体から、前記予約番組を記録する記録媒体を選択する記録選択手段(例えば、図2のチューナ選択部94)と
をさらに備え、
前記記録制御手段は、前記記録選択手段により選択される記録媒体への前記予約番組の記録を制御する。
本発明の一側面の情報処理装置は、第6に、
前記記録選択手段により選択される記録媒体が、前記予約番組の放送時間に、既に他の予約番組を記録する記録媒体として選択されている場合、その記録媒体の記録対象を、前記予約番組と前記他の予約番組の一方から他方に切り替える時刻を設定する時刻設定手段(例えば、図14のステップS54の処理を実行する図2の重複設定部96)
をさらに備え、
前記記録制御手段は、前記時刻設定手段により設定される時刻に基づいて、前記記録媒体に前記予約番組を記録させる。
前記記録選択手段により選択される記録媒体が、前記予約番組の放送時間に、既に他の予約番組を記録する記録媒体として選択されている場合、その記録媒体の記録対象を、前記予約番組と前記他の予約番組の一方から他方に切り替える時刻を設定する時刻設定手段(例えば、図14のステップS54の処理を実行する図2の重複設定部96)
をさらに備え、
前記記録制御手段は、前記時刻設定手段により設定される時刻に基づいて、前記記録媒体に前記予約番組を記録させる。
本発明の一側面の情報処理装置は、第7に、
番組の第2の種類の電波(例えば、地上波)を受信する複数の第2の受信手段(例えば、図1のチューナ32−1と32−2)
をさらに備え、
前記作成手段は、前記第1の種類の電波に対応する番組と前記第2の種類の電波に対応する番組の前記番組配信情報に基づいて、前記第1の種類の電波に対応する番組と前記第2の種類の電波に対応する番組の前記番組表を作成し(例えば、図12のステップS12の処理)、
前記受信選択手段は、前記予約番組が前記第1の種類の電波に対応する番組である場合、複数の前記第1の受信手段から、前記予約番組の受信に使用する第1の受信手段を選択し、前記予約番組が前記第2の種類の電波に対応する番組である場合、複数の第2の受信手段から、前記予約番組の受信に使用する第2の受信手段を選択し(例えば、図13のステップS32の処理)、
前記表示制御手段は、前記作成手段により作成される番組表の前記予約番組の放送スケジュールを表す位置に、前記受信選択手段により選択される第1または第2の受信手段の前記使用予約情報を付加して表示させる(例えば、図12のステップS13の処理)。
番組の第2の種類の電波(例えば、地上波)を受信する複数の第2の受信手段(例えば、図1のチューナ32−1と32−2)
をさらに備え、
前記作成手段は、前記第1の種類の電波に対応する番組と前記第2の種類の電波に対応する番組の前記番組配信情報に基づいて、前記第1の種類の電波に対応する番組と前記第2の種類の電波に対応する番組の前記番組表を作成し(例えば、図12のステップS12の処理)、
前記受信選択手段は、前記予約番組が前記第1の種類の電波に対応する番組である場合、複数の前記第1の受信手段から、前記予約番組の受信に使用する第1の受信手段を選択し、前記予約番組が前記第2の種類の電波に対応する番組である場合、複数の第2の受信手段から、前記予約番組の受信に使用する第2の受信手段を選択し(例えば、図13のステップS32の処理)、
前記表示制御手段は、前記作成手段により作成される番組表の前記予約番組の放送スケジュールを表す位置に、前記受信選択手段により選択される第1または第2の受信手段の前記使用予約情報を付加して表示させる(例えば、図12のステップS13の処理)。
本発明の一側面の情報処理方法は、
番組の第1の種類の電波(例えば、衛星波)を受信する複数の第1の受信手段(例えば、図1のチューナ31−1と31−2)を備える情報処理装置(例えば、図1の受信装置11)の情報処理方法において、
前記第1の受信手段により受信される第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを示す番組配信情報に基づいて、前記第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを表す番組表を作成し(例えば、図12のステップS12)、
複数の前記第1の受信手段から、受信予約の対象とする番組である予約番組の受信に使用する第1の受信手段を選択し(例えば、図13のステップS32)、
前記番組表の前記予約番組の放送スケジュールを表す位置に、選択された第1の受信手段の使用の予約を表す使用予約情報(例えば、図5の線枠131乃至134)を付加して表示させる(例えば、図12のステップS13の処理)。
番組の第1の種類の電波(例えば、衛星波)を受信する複数の第1の受信手段(例えば、図1のチューナ31−1と31−2)を備える情報処理装置(例えば、図1の受信装置11)の情報処理方法において、
前記第1の受信手段により受信される第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを示す番組配信情報に基づいて、前記第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを表す番組表を作成し(例えば、図12のステップS12)、
複数の前記第1の受信手段から、受信予約の対象とする番組である予約番組の受信に使用する第1の受信手段を選択し(例えば、図13のステップS32)、
前記番組表の前記予約番組の放送スケジュールを表す位置に、選択された第1の受信手段の使用の予約を表す使用予約情報(例えば、図5の線枠131乃至134)を付加して表示させる(例えば、図12のステップS13の処理)。
本発明の一側面のプログラムは、
番組の第1の種類の電波(例えば、衛星波)を受信する複数の第1の受信手段(例えば、図1のチューナ31−1と31−2)を備える情報処理装置(例えば、図1の受信装置11)を制御するコンピュータに行わせるプログラムにおいて、
前記第1の受信手段により受信される第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを示す番組配信情報に基づいて、前記第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを表す番組表を作成し(例えば、図12のステップS12)、
複数の前記第1の受信手段から、受信予約の対象とする番組である予約番組の受信に使用する第1の受信手段を選択し(例えば、図13のステップS32)、
前記番組表の前記予約番組の放送スケジュールを表す位置に、選択された第1の受信手段の使用の予約を表す使用予約情報(例えば、図5の線枠131乃至134)を付加して表示させる(例えば、図12のステップS13の処理)。
番組の第1の種類の電波(例えば、衛星波)を受信する複数の第1の受信手段(例えば、図1のチューナ31−1と31−2)を備える情報処理装置(例えば、図1の受信装置11)を制御するコンピュータに行わせるプログラムにおいて、
前記第1の受信手段により受信される第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを示す番組配信情報に基づいて、前記第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを表す番組表を作成し(例えば、図12のステップS12)、
複数の前記第1の受信手段から、受信予約の対象とする番組である予約番組の受信に使用する第1の受信手段を選択し(例えば、図13のステップS32)、
前記番組表の前記予約番組の放送スケジュールを表す位置に、選択された第1の受信手段の使用の予約を表す使用予約情報(例えば、図5の線枠131乃至134)を付加して表示させる(例えば、図12のステップS13の処理)。
以下、図面を参照して本発明を適用した実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した受信装置11の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図1の受信装置11では、チューナ31−1と31−2、チューナ32−1と32−2、CODEC(Coder Decoder)33、信号処理部34、ディスプレイ35、スピーカ36、制御部38、操作入力部39、通信部40、HDD(Hard Disk Drive)41と43、記録部45、並びにドライブ47が、バス37を介して互いに接続されており、受信装置11は、番組(の画像や音声)のデジタル信号の電波を受信し、その番組の画像や音声を出力する。
チューナ31−1と31−2は、制御部38の制御により、図示せぬ放送局から衛星を介して放射される、番組と、番組の放送スケジュールを示す番組配信情報のデジタル信号の電波(衛星波)であるデジタル衛星放送信号を受信し、そのデジタル衛星放送信号を復調する。ここで、番組配信情報とは、例えば、EPG(Electronic Program Guide)、iEPG(商標)(internet Electronic Program Guide)などの電子番組表を作成するための情報である。
チューナ31−1と31−2は、復調の結果得られる番組の画像データおよび音声データ(以下、コンテンツデータという)をCODEC33に供給するか、またはバス37を介して制御部38に供給する。また、チューナ31−1と31−2は、復調の結果得られる番組配信情報を、バス37を介して、制御部38に供給する。
チューナ32−1と32−2は、制御部38の制御により、図示せぬ放送局から放射される、番組と番組配信情報のデジタル信号の地上波(電波)であるデジタル地上波放送信号を受信し、そのデジタル地上波放送信号を復調する。チューナ32−1と32−2は、復調の結果得られる番組のコンテンツデータをCODEC33に供給するか、またはバス37を介して制御部38に供給する。また、チューナ32−1と32−2は、復調の結果得られる番組配信情報を、バス37を介して、制御部38に供給する。
なお、以下では、チューナ31−1と31−2をそれぞれ区別する必要がない場合、それらをまとめてチューナ31という。また、チューナ32−1と32−2をそれぞれ区別する必要がない場合、それらをまとめてチューナ32という。
CODEC33は、チューナ31、チューナ32、または制御部38からバス37を介して供給されるコンテンツデータ(符号化されているコンテンツデータ)を、MPEG2(Moving Picture Experts Group phase 2)などの所定の方式で復号し、信号処理部34に供給する。
信号処理部34は、CODEC34から供給されるコンテンツデータに対して、例えば、コンテンツデータをコンポジット信号などの信号に変換するデータ方式の変換処理、D/A(Digital/Analog)変換処理などの所定の処理を施し、コンテンツデータのうちの画像データを、ディスプレイ35に供給するとともに、音声データをスピーカ36に供給する。
また、信号処理部35は、制御部38から供給される各種の画面を表示するための画像データに対して、例えば、データ方式の変換処理、D/A変換処理などの処理を施し、ディスプレイ35に供給する。
ディスプレイ35は、信号処理部34からの画像データに対応する画像を表示する。スピーカ36は、信号処理部34からの音声データに対応する音声を出力する。
制御部38は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などから構成される組み込み型のマイクロコンピュータにより構成され、操作入力部39から入力される、ユーザの操作を表す操作信号などに対応して、各種の処理を実行する。
例えば、制御部38は、チューナ31、チューナ32、または通信部40から供給される番組配信情報を保持する。また、制御部38は、チューナ31、チューナ32、またはCODEC33から供給されるコンテンツデータを、バス37を介してHDD41、HDD43、または記録部45に供給し、記録させる。
さらに、制御部38は、HDD41、HDD43、または記録部45から供給されるコンテンツデータを取得し、バス37を介してCODEC33に供給する。また、制御部38は、番組配信情報に基づいて、番組の放送スケジュールを表す電子番組表、予約番組を表す予約番組表などの各種の画面を表示するための画像データを作成し、バス37を介して信号処理部34に供給する。
なお、制御部38は、例えば、HDD41に接続されるハードディスク42、あるいはHDD43に接続されるハードディスク44−1または44−2にインストールされたプログラムを実行することにより、各種の処理を行う。また、制御部38は、通信部40によりダウンロードされたプログラムや、ドライブ47に装着された磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリなどのリムーバブルメディア48に記録されたプログラムを必要に応じて、ハードディスク42、あるいはハードディスク44−1または44−2にインストールする。
操作入力部39は、例えば、図示せぬリモートコントローラから送信されてくる指令を受信する受信部、ボタン、キーボード、マウス、スイッチなどから構成され、ユーザの操作を表す操作信号を、バス37を介して制御部38に供給する。
通信部39は、図示せぬインターネットなどのネットワークを介して、各種のデータの送受信を行う。例えば、通信部39は、図示せぬサーバからネットワークを介して番組配信情報を取得し、バス37を介して制御部38に供給する。また、通信部39は、例えば、図示せぬサーバからネットワークを介して所定のプログラムをダウンロードし、制御部38に供給する。
HDD41には、ハードディスク42が装着され、HDD41は、制御部38からバス37を介して供給されるコンテンツデータをハードディスク42に記録する。また、HDD41は、必要に応じて、制御部38(のCPU)が実行するプログラムおよび各種のデータを、ハードディスク42に記録する。さらに、HDD41は、制御部38の制御により、ハードディスク42に記録されているコンテンツデータを読み出し、制御部38に供給する。
HDD43には、ハードディスク44−1と44−2が装着され、HDD43は、HDD41と同様に、制御部38からバス37を介して供給されるコンテンツデータをハードディスク44−1または44−2に記録する。また、HDD43は、必要に応じて、制御部38が実行するプログラムおよび各種のデータを、ハードディスク44−1または44−2に記録する。さらに、HDD43は、制御部38の制御により、ハードディスク44−1または44−2に記録されているコンテンツデータを読み出し、制御部38に供給する。
記録部45には、必要に応じて、ビデオテープ46が装着され、記録部45は、制御部38からバス37を介して供給されるコンテンツデータを、例えば、D-VHS(Data Video Home System)方式でビデオテープ46に記録する。また、記録部45は、制御部38の制御により、ビデオテープ46に記録されているコンテンツデータを読み出し、制御部38に供給する。
ドライブ47には、必要に応じて、リムーバブルメディア48が装着される。ドライブ47は、リムーバブルメディア48を駆動して、そこに記録されているプログラムやデータなどを読み出し、バス37を介して制御部38に供給する。
図2は、図1の制御部38が、所定のプログラムを実行することにより実現する機能の構成例を示すブロック図である。
図2の制御部38は、番組配信情報保持部71、チューナ情報保持部72、出力情報保持部73、予約情報保持部74、予約制御部75、出力制御部76、受信制御部77、および表示制御部78から構成される。
番組配信情報保持部71には、チューナ31、チューナ32、または通信部40から番組配信情報が供給され、番組配信情報保持部71は、その番組配信情報を保持する。また、番組配信情報保持部71は、保持している番組配信情報を予約制御部75に供給する。
チューナ情報保持部72は、例えば、ユーザにより予め設定された、受信装置11が備えるチューナ31と32の、受信する電波の種類(例えば、衛星波、地上波)、名前などの情報(以下、チューナ情報という)を保持する。ここで、チューナ31−1と31−2には、それぞれ、「衛星波チューナ#1」と「衛星波チューナ#2」という名前が付与されているものとする。また、チューナ32−1と32−2には、それぞれ「地上波チューナ#1」と「地上波チューナ#2」という名前が付与されているものとする。
即ち、チューナ情報保持部72は、チューナ31−1の電波の種類である「衛星波」と名前である「衛星波チューナ#1」、チューナ31−2の電波の種類である「衛星波」と名前である「衛星波チューナ#2」、チューナ32−1の電波の種類である「地上波」と名前である「地上波チューナ#1」、並びにチューナ32−2の電波の種類である「地上波」と名前である「地上波チューナ#2」を、チューナ情報として保持する。また、チューナ情報保持部72は、保持しているチューナ情報を予約制御部75に供給する。
出力情報保持部73は、例えば、ユーザにより予め設定された、受信装置11が備える、コンテンツデータの出力先であるディスプレイ35、ハードディスク42、ハードディスク44−1または44−2、あるいは記録部45の名前などの情報(以下、出力情報という)を保持する。
ここで、ディスプレイ35は、「ディスプレイ」という名前が付与され、ハードディスク42には、「HD#1」という名前が付与されているものとする。また、ハードディスク44−1と44−2のそれぞれには、「HD#2A」と「HD#2B」という名前が付与されているものとし、記録部45には、「DVHS」という名前が付与されているものとする。
即ち、出力情報保持部73は、ディスプレイ35の名前である「ディスプレイ」、ハードディスク42の名前である「HDD#1」、ハードディスク44−1の名前である「HDD#2A」とハードディスク44−2の名前である「HDD#2B」、並びに記録部45の名前である「DVHS」を、出力情報として保持する。また、出力情報保持部73は、保持している出力情報を予約制御部75に供給する。
予約情報保持部74は、予約制御部75から供給される、予約番組の放送日、予約開始時刻、予約終了時刻、およびチャンネルからなる予約番組情報、予約番組の受信に使用するチューナ31または32の名前、および予約番組の出力先の名前、出力開始時刻、出力終了時刻、並びに受信予約の形態(後述する図9)などの予約情報を保持(更新)する。また、予約情報保持部74は、保持している予約情報を、予約制御部75、出力制御部76、および受信制御部77に供給する。
予約制御部75は、番組表作成部91、予約番組表作成部92、予約情報設定部93、チューナ選択部94、出力先選択部95、および重複設定部96から構成される。
番組表作成部91は、操作入力部39から供給される、ユーザからの電子番組表または予約番組表の表示を指令するための操作を表す操作信号と、番組配信情報保持部71からの番組配信情報とに基づいて、電子番組表を表示させるための電子番組表データを作成する。そして、番組表作成部91は、操作信号に応じて、電子番組表データを表示制御部78または予約番組表作成部92に供給する。
予約番組表作成部92は、操作入力部39から供給される、ユーザからの予約番組表の表示を指令するための操作を表す操作信号、チューナ情報保持部72からのチューナ情報、予約情報保持部74からの予約情報、および番組表作成部91からの電子番組表データに基づいて、予約番組表を表示させるための予約番組表データを作成する。そして、予約番組表作成部92は、その予約番組表データを表示制御部78と予約情報設定部93に供給する。
予約情報設定部93は、ユーザからの予約番組の指定の操作を表す操作信号、出力情報保持部73からの出力情報、および予約情報保持部74からの予約情報に基づいて、ユーザが予約番組の受信に使用するチューナ31またはチューナ32とを設定するための画面である予約ダイアログのデータ(以下、予約ダイアログデータという)を作成し、表示制御部78に供給する。
さらに、予約情報設定部93は、ユーザからの予約番組の指定の操作を表す操作信号、後述するチューナ選択部94から供給される、予約番組の受信に使用するチューナ31またはチューナ32を表すチューナ選択情報、後述する出力先選択部95から供給される、予約番組の出力先を表す出力先選択情報、および番組配信情報保持部71からの番組配信情報に基づいて、予約番組の予約情報を作成し、その予約情報を予約情報保持部74に供給して保持させる。
チューナ選択部94は、ユーザからの予約番組の受信に使用するチューナ31またはチューナ32の設定の操作を表す操作信号に基づいて、4つのチューナ31−1、チューナ31−2、チューナ32−1、およびチューナ32−2から、予約番組の受信に使用するチューナ31−1、チューナ31−2、チューナ32−1、またはチューナ32−2を選択し、その選択したチューナ31またはチューナ32を表すチューナ選択情報を、予約情報設定部93と重複設定部96に供給する。
出力先選択部95は、出力情報保持部73からの出力情報と予約情報保持部74からの予約情報とに基づいて、予約番組の出力先を指定するための予約出力先指定ダイアログのデータ(以下、予約出力先指定ダイアログデータという)を作成し、表示制御部78に供給する。
また、出力先選択部95は、ユーザからの予約番組の出力先の指定の操作を表す操作信号に基づいて、ディスプレイ35、ハードディスク42、ハードディスク44−1または44−2、あるいは記録部45のいずれか1つを出力先として選択し、出力先であるディスプレイ35、ハードディスク42、ハードディスク44−1または44−2、あるいは記録部45を表す出力先選択情報を、予約情報設定部93と重複設定部96に供給する。
重複設定部96は、チューナ選択部94から供給されるチューナ選択情報と、予約情報保持部74からの予約情報とに基づいて、チューナ31またはチューナ32において受信予約の重複を解決するための受信重複解決ダイアログのデータ(以下、受信重複解決ダイアログデータという)を作成し、表示制御部78に供給する。
また、重複設定部96は、出力先選択部95からの出力選択情報と、予約情報とに基づいて、出力先の出力予約の重複を解決するための出力重複解決ダイアログのデータ(以下、出力重複解決ダイアログデータという)を作成し、表示制御部78に供給する。さらに、重複設定部96は、受信予約の形態を設定するための予約形態設定ダイアログのデータ(以下、予約形態設定ダイアログデータという)を作成し、表示制御部78に供給する。
また、重複設定部96は、予約情報と、操作入力部39から供給される、ユーザからの視聴対象の指定の操作を表す操作信号とに基づいて、チューナ31または32の受信対象の重複を判定する。チューナ31または32の受信対象が重複する場合、重複設定部96は、予約情報に基づいて、チューナ31または32の受信対象の重複を警告する警告画面のデータ(以下、警告画面データという)を作成し、表示制御部78に供給する。
一方、チューナ31または32の受信対象が重複しない場合、重複設定部96は、視聴対象である番組を表す視聴対象情報を、受信制御部77に供給する。
出力制御部76は、予約情報保持部74から供給される予約情報に基づいて、コンテンツデータの出力を制御する。具体的には、出力制御部76は、予約情報に基づいて、チューナ31または32、あるいはCODEC33から供給されるコンテンツデータを、ディスプレイ35とスピーカ36に出力したり、HDD41に装着されるハードディスク42、HDD43に装着されるハードディスク44−1または44−2、あるいは記録部45に供給し、記録させる。
その結果、コンテンツデータのうちの画像データに対応する画像がディスプレイ35に表示されるとともに、音声データに対応する音声がスピーカ36から出力されたり、コンテンツデータがハードディスク42、44−1、または44−2、もしくはビデオテープ46に記録される。
受信制御部77は、現在の日時を計時する計時部77Aを内蔵している。受信制御部77は、予約情報保持部74から供給される予約情報と、計時部77Aが計時する日時とに基づいて、チューナ31またはチューナ32を制御し、予約番組を受信させる。また、受信制御部77は、重複設定部96からの視聴対象情報に基づいて、チューナ31またはチューナ32を制御し、視聴対象である番組を受信させる。
チューナ31またはチューナ32により受信される予約番組または視聴対象である番組に対応するコンテンツデータは、直接、出力制御部76に供給されるか、またはCODEC33を介して出力制御部76に供給される。
表示制御部78は、番組表作成部91からの電子番組表データ、予約番組表作成部92からの予約番組表データ、予約情報設定部93からの予約ダイアログデータ、出力先選択部95からの予約出力先指定ダイアログデータ、あるいは重複設定部96からの受信重複解決ダイアログデータ、出力重複解決ダイアログデータ、予約形態設定ダイアログデータ、または警告画面データを、信号処理部34を介してディスプレイ35に供給する。
これにより、ディスプレイ35には、電子番組表データに対応する電子番組表、予約番組表データに対応する予約番組、予約ダイアログデータに対応する予約ダイアログ、予約出力先指定ダイアログデータに対応する予約出力先指定ダイアログ、受信重複解決ダイアログデータに対応する受信重複解決ダイアログ、出力重複解決ダイアログデータに対応する出力重複解決ダイアログ、または予約形態設定ダイアログデータに対応する予約形態設定ダイアログが表示される。
図3は、図1のディスプレイ35に表示される電子番組表の例を示す図である。
なお、以下では、各番組の番組名を番組#i(i=1,2,・・・)と表す。また、図3は、ユーザが、2003年3月17日の17時に、地上波の300チャンネルの番組#15の番組を視聴中に、電子番組表の表示を指令するための操作を行ったとき、ディスプレイ35に表示される電子番組表を示している。
図3に示すように、電子番組表の横方向は番組のチャンネルを表し、縦方向は番組の放送時間を表している。即ち、電子番組表の上方には、衛星波または地上波のチャンネルと、そのチャンネル(に対応する放送局)のロゴとが対になって横方向に並べて表示され、電子番組表の左側には縦方向に時間が表示される。そして、各番組には、その番組のチャンネルと放送時間とに対応する位置(番組の放送スケジュールを表す位置)に配置されたセル110が割り当てられ、そのセル110には、その番組の名前が表示される。これにより、電子番組表は、番組の放送スケジュールを表すことができる。
また、図3に示すように、電子番組表の下方には、いまカーソル111が配置されているセル110に対応する番組と、その番組の予約情報などの受信予約に関する詳細な説明が表示される。
図3の例においては、電子番組表の上方に、ユーザが電子番組表の表示の指令時に視聴していた番組を放送する地上波の300チャンネルを含む、BS(Broadcasting Satellite)からの衛星波の100チャンネル(以下、BSD100chという),200チャンネル(以下、BSD200chという)、および300チャンネル(以下、BSD300chという),CS(Communication Satellite)からの衛星波の200チャンネル(以下、CS1 200chという)、並びに地上波の300チャンネル(以下、地上波300chという)と400チャンネル(以下、地上波400chという)の6つのチャンネルのそれぞれが、ロゴと対になって、順に横方向に並べて表示されている。
また、電子番組表の左側には、ユーザが電子番組表の表示を指令した日時である2003年3月17日の17時を含む、2003年3月17日の17時から20時までの時間が、1時間単位で上から順に表示されている。
そして、図3の例においては、例えば、電子番組表のBSD100chのロゴと対になったBSD100chと、2003年3月17日の17時から18時までの時間とに対応する位置に配置されたセル110に、番組#1が表示されている。
同様に、図3の電子番組表のロゴと対になったBSD100ch,BSD200ch,BSD300ch,CS1 200ch、地上波300ch、または地上波400chと、2003年3月17日の17時から20時までの番組の放送時間に対応する位置に配置されたセル110に、番組#2乃至#20が表示されている。即ち、図3の電子番組表は、番組#1乃至#20の番組の放送スケジュールを表している。
また、図3の例においては、ユーザが電子番組表の表示を指令したときに視聴されていた番組#15の番組、即ち2003年3月17日の17時に地上波300chで放送されていた番組#15の番組に対応するセル110に、カーソル111が配置されており、電子番組表の下方には、番組#15の番組と、その番組の受信予約に関する詳細な説明が表示される。
図4は、予約情報保持部74に保持されている予約情報の例を示す図である。
図4に示すように、予約情報保持部74は、「放送日」、「予約開始時刻」、「予約終了時刻」、「チャンネル」、「チューナ」、「出力先」、「出力開始時刻」、「出力終了時刻」、および「形態」の項目のそれぞれに対応付けて、予約情報の放送日、予約開始時刻、予約終了時刻、チャンネル、予約番組の受信に使用するチューナ31または32の名前、予約番組の出力先の名前、出力開始時刻、出力終了時刻、もしくは受信予約の形態を保持する。
図4の例において、予約情報保持部74には、「放送日」、「予約開始時刻」、「予約終了時刻」、「チャンネル」、「チューナ」、「出力先」、「出力開始時刻」、「出力終了時刻」、および「形態」の項目のそれぞれに対応付けて、「2003年3月17日」、「17:50」、「19:10」、「地上波300ch」、「地上波チューナ#1」、「HD#1」、「17:50」、「19:10」、「−(なし)」が保持されている。
即ち、予約番組は、地上波300chで2003年3月17日の17時50分から19時10分に放送される番組であり、その予約番組は、「地上波チューナ#1」という名前に対応するチューナ32−1により受信される。そして、受信された予約番組は、17時50分から19時10分までの間、「HD#1」という名前に対応するハードディスク42に記録される。即ち、受信された予約番組に対応するすべてのコンテンツデータが、ハードディスク42に記録される。また、予約の形態は設定されていない。
また、図4の例においては、項目「放送日」、「予約開始時刻」、「予約終了時刻」、「チャンネル」、「チューナ」、「出力先」、「出力開始時刻」、「出力終了時刻」、および「形態」の項目のそれぞれに対応付けて、「2003年3月17日」、「18:00」、「19:05」、「BSD100ch」、「BSDチューナ#1」、「HD#2A」、「18:00」、「19:05」、「−(なし)」が保持されている。
さらに、図4の例においては、項目「放送日」、「予約開始時刻」、「予約終了時刻」、「チャンネル」、「チューナ」、「出力先」、「出力開始時刻」、「出力終了時刻」、および「形態」のそれぞれに対応付けて、「2003年3月17日」、「18:25」、「19:45」、「CS1 200ch」、「BSDチューナ#2」、「DVHS」、「18:25」、「19:45」、「−(なし)」が保持されている。
なお、説明は省略するが、以降も同様に、項目「放送日」、「予約開始時刻」、「予約終了時刻」、「チャンネル」、「チューナ」、「出力先」、「出力開始時刻」、「出力終了時刻」、および「形態」のそれぞれに対応付けて、予約番組の予約情報が保持されている。
図5は、図1のディスプレイ35に表示される予約番組表の例を示す図である。
なお、図5は、ユーザが、2003年3月17日の17時と地上波300chを指定し、予約番組表の表示を指令するための操作を行ったとき、ディスプレイ35に表示される予約番組表を示している。また、予約情報保持部74には、図4の予約情報が保持されているものとする。
図5に示すように、予約番組表の上方には、ユーザにより指定された地上波300chを含むチャンネルで放送される番組の、2003年3月17日の17時を含む時間の放送スケジュールを表す電子番組表(図3)が表示される。
そして、その電子番組表の、予約番組のチャンネルと、予約開始時刻から予約終了時刻までの時間とに対応する位置に、チューナ31−1、チューナ31−2、チューナ32−1、およびチューナ32−2における受信予約(チューナ31−1、チューナ31−2、チューナ32−1、およびチューナ32−2の使用予約)を表す線枠131乃至134が付加される。また、予約番組の受信に使用するチューナ31または32で受信可能な他のチャンネルと、予約開始時刻から予約終了時刻までの時間とに対応する位置に、受信予約済み(使用予約済み)を表す点線枠141乃至144が付加される。
図5の例においては、図4の予約情報の項目を除く第1行目に示すように、2003年3月17日の17時50分から19時10分までに地上波300chで放送される番組#16の予約番組を受信するために、「地上波チューナ#1」という名前のチューナ32−1の使用予約が行われているので、地上波300chと17時50分から19時10分までの時間とに対応する位置に、チューナ32−1の使用予約を表す線枠133が付加されている。
即ち、図5の例の場合、番組#16の予約番組の放送開始時刻が17時50分であり、放送終了時刻が19時10分である、即ち放送開始時刻と予約開始時刻、放送終了時刻と放送開始時刻とが一致するので、線枠133は、番組#16の予約番組に対応するセル110に付加されている。
これにより、ユーザは、17時50分から19時10分の間、チューナ32−1が、番組#16の予約番組の受信に使用されることを容易に認識することができる。
また、チューナ32−1で受信可能な他のチャンネルである地上波400chと、2003年3月17日の17時50分から19時10分までの時間とに対応する位置、即ち番組#16の予約番組の放送時間に放送される、チューナ32−1で受信可能な番組#16の予約番組以外の番組の放送スケジュールを表す位置には、チューナ32−1の使用予約済みを表す点線枠143が付加されている。これにより、ユーザは、番組#16の予約番組の受信予約を行うことにより、チューナ32−1を使用することができない時間に、他のチャンネルで放送されている番組が番組#18と番組#19の番組であることを容易に認識することができる。
その結果、ユーザは、所望の番組を新規の予約番組として指定する場合に、その予約番組を受信可能なすべてのチューナ31または32が、予約番組の放送時間内に使用されているかどうか、即ち予約番組の受信予約が不可能であるかどうかを容易に認識することができる。換言すれば、受信装置11は、点線枠141乃至144を付加した電子番組表を予約番組表の上方に表示させることにより、新規の予約番組の受信予約が可能であるかどうかを、効率良くユーザに提示することができる。
さらに、図5の例においては、図4の予約情報の項目を除く第2行目に示すように、2003年3月17日の18時から19時5分までにBSD100chで放送される、放送開始時刻が18時で放送終了時刻が19時5分の番組#2の予約番組を受信するために、チューナ31−1の使用予約が行われているので、番組#2の予約番組に対応するセル110には、チューナ31−1の使用予約を表す線枠131が付加されている。
また、チューナ31−1で受信可能な他のチャンネルであるBSD200ch、BSD300ch、およびCS1 200chと、2003年3月17日の18時から19時5分までの時間とに対応する位置には、チューナ31−1の使用予約済みを表す点線枠141が付加されている。
さらに、図5の例においては、図4の予約情報の項目を除く第3行目に示すように、2003年3月17日の18時25分から19時45分までにCS1 200chで放送される、放送開始時刻が18時25分で放送終了時刻が19時45分の番組#13の予約番組を受信するために、チューナ31−2の使用予約が行われているので、番組#13に対応するセル110には、チューナ31−2の使用予約を表す線枠132が付加されている。
また、チューナ31−2で受信可能な他のチャンネルであるBSD100ch、BSD200ch、およびBSD300chと、2003年3月17日の18時25分から19時45分までの時間とに対応する位置には、チューナ31−2の使用予約済みを表す点線枠142が付加されている。
なお、図5に示すように、チューナ32−1で受信可能な、予約番組表に表示されている地上波300chと地上波400ch以外のチャンネルが存在し、そのチャンネルで2003年3月17日の19時30分から20時までの時間に放送される番組が予約番組となっている場合、19時30分から20時までの時間に対応し、予約番組表に表示されているすべてのチャンネルである地上波300chと地上波400chに対応する位置には、使用予約済みを表す点線枠143が付加される。
また、図5の例においては、ユーザにより指定された2003年3月17日の17時に地上波300chで放送される番組#15の番組に対応するセル110に、カーソル111が配置されている。
なお、カーソル111は、2003年3月17日の17時と地上波300chに対応する線枠131乃至134に配置されるようにしてもよい。この場合、例えば、地上波300chに対応し、2003年3月17日の17時を表す位置に最も近い、番組#16の番組に対応するセル110に付加された線枠133に、カーソル111が配置される。
また、例えば、番組#15の番組に対応するセル110に、線枠133が付加されている場合、まず最初に、カーソル111が、そのセル110に配置され、ユーザがカーソル111を下方に移動させると、カーソル111が、そのセル110に付加された線枠133に配置されるようにしてもよい。
さらに、図5の例においては、予約番組表の左下方に、使用可能な番組のリソース、即ち受信装置11に備えられているチューナ31と32の名前と、線枠131乃至134の種類とが対応付けて表示されている。さらに、右下方に、カーソル111が配置された番組#15の番組と、その番組の受信予約に関する詳細な説明が表示される。
ユーザは、図5の予約番組表を見ながら、操作入力部39を操作し、カーソル111を所望の番組に移動する。例えば、ユーザは、番組#7に対応するセル110にカーソル111を移動する。その後、ユーザは、決定の操作を行うことにより、番組#7の番組を予約番組として指定することができる。
具体的には、ユーザが、番組#7に対応するセル110にカーソル111を移動し、決定の操作を行うと、図6の予約ダイアログがディスプレイ35に表示される。
図6に示すように、予約ダイアログの上方には、「新規予約の予約に使用できるリソースとその予約状態は以下のとおりです。予約に使用するリソースを選択してください。」というメッセージが表示され、下方には番組#7の番組を受信可能なチューナ31−1と31−2の使用予約の状況を表すグラフが表示される。なお、グラフの横軸は時間を表している
図6の例においては、グラフは、番組#7の放送時間である19時から19時55分までを含む18時55分から20時5分までのチューナ31−1とチューナ31−2の使用予約の状況を表している。
グラフの上段は、チューナ31−1の使用予約の状況を表している。即ち、グラフの上段の左端には、チューナ31−1の名前「BSDチューナ#1」が記述され、その右側には、横軸の時間に対応して、その時間にチューナ31−1により受信される予定の予約番組が棒状で表されている。
図6の例では、18時から19時までの時間を表す位置に対応する棒状で、チューナ31−1により受信される予定のBSD100chで放送される番組#2の予約番組が表されている。また、19時50分から20時25分までの時間を表す位置に対応する棒状で、チューナ31−1により受信される予定のBSD300chで放送される番組#11の予約番組が表されている。
また、グラフの中段は、「BSDチューナ#2」であるチューナ31−2の使用予約の状況を表している。図6の例では、18時25分から19時45分までの時間を表す位置に対応する棒状で、チューナ31−2により受信される予定のCS1 200chで放送される番組#13の予約番組が表されている。また、19時45分から20時25分までの時間を表す位置に対応する棒状で、チューナ31−2により受信される予定のCS1 200chで放送される番組#14の予約番組が表されている。
グラフの下段には、いまユーザにより指定された番組#7の予約番組(新規予約の番組)が、放送時間に基づいて棒状で表されている。即ち、グラフの下段の左端には、「新規予約」と記述され、その右側には、番組#7の番組の放送時間である19時から19時55分までの時間を表す位置に対応する棒状で、BSD200chで放送される番組#7の番組が表されている。
ユーザは、操作入力部39を操作して、グラフの上段と中段の左端に記述された「BSDチューナ#1」と「BSDチューナ#2」のいずれか一方にカーソル171を移動させ、決定の指令を行うことにより、チューナ31−1またはチューナ31−2を、番組#7の番組の受信に使用するチューナとして選択する。
図6に示すように、ユーザが、カーソル171を「BSDチューナ#1」に移動させて決定の指令を行うことにより、チューナ31−1を選択すると、チューナ31−1は、番組#7の予約番組の放送時間である19時から19時55分までの間に、既に他の番組である番組#2と番組#11の番組の受信に使用するチューナとして選択されている、即ちチューナ31−1の使用予約が重複し、番組#7の予約番組の受信予約が不可能であるので、その重複を解決するために、図7と図8の重複解決ダイアログがディスプレイ35に表示される。
図7と図8に示すように、重複解決ダイアログの上方には、「重複している部分について、切り替え時刻を指定してください」というメッセージが表示される。また、下方には、図6の予約ダイアログの下方のグラフのうち、ユーザにより選択されたチューナ31−1の使用予約の状況を表す段(図6中上段)の一部と、新規予約を表す段(図6中下段)とが表示される。
さらに、重複解決ダイアログのグラフには、チューナ31−1の受信対象を切り替える時刻(以下、切り替え時刻という)を設定するためのバー191が表示される。
ユーザは、操作入力部39を操作して、バー191を左右方向に移動させるか、または所望の切り替え時刻を入力することにより、バー191を所望の切り替え時刻に対応する位置に移動させる。その後、ユーザは、決定の指令を行うことにより、切り替え時刻を設定する。
図7の例においては、ユーザは、バー191を用いて、番組#7の番組の放送開始時刻における受信予約の重複を、切り替え時刻を設定することにより解決する。即ち、図7の例においては、図6の予約ダイアログのグラフの上段に表示される番組#2と番組#11の番組を表す棒状のうち、番組#7の番組の予約開始時刻において受信予約が重複する番組#2の番組を表す棒状が表示される。ユーザは、バー191を移動させ、チューナ31−1の受信対象を、番組#2の番組から番組#7の番組に切り替える切り替え時刻を19時2分30秒に設定している。その結果、番組#7の番組の予約開始時刻は、19時2分30秒となる。
また、図8の例においては、ユーザは、バー191を用いて、番組#7の番組の放送終了時刻における受信予約の重複を、切り替え時刻を設定することにより解決する。即ち、図8の例においては、図6の予約ダイアログのグラフの上段に表示される、番組#7の番組の放送終了時刻において受信予約が重複する番組#11の番組を表す棒状が表示される。ユーザは、バー191を移動させ、切り替え時刻を19時52分15秒に設定している。その結果、番組#7の番組の予約終了時刻は、19時52分15秒となる。
以上のように、受信装置11では、ユーザが選択したチューナ31または32において、新規予約の予約番組の放送開始時刻から放送終了時刻までの時間を含む時間に、既に他の予約番組の受信予約が行われている場合、新規予約の予約番組の放送開始時刻から放送終了時刻までの時間の一定時間内に、既に他の予約番組の受信予約が行われている場合などの受信予約が重複する場合においても、ユーザが切り替え時刻を設定することにより、その重複を解決することができるので、ユーザの意図した受信予約を行うことができる。
図7と図8の重複解決ダイアログにおいて、ユーザが切り替え時刻を設定し、受信予約の重複を解決すると、ディスプレイ35には、図9の予約形態指定ダイアログが表示される。
図9に示すように、予約形態指定ダイアログの上方には、「変更した予約をどちらの形式にするか選択してください。」というメッセージが表示される。また、予約形態指定ダイアログの下方には、「時刻指定予約」と「番組指定予約」という項目が表示される。
「時刻指定予約」という項目は、番組の延長などにより、番組の放送時間が移動した場合であっても、ユーザにより設定された切り替え時刻にしたがって、チューナ31−1の受信対象が切り替えられる形式(以下、時刻指定予約形式という)を、予約の形態として指定するときに選択される。
即ち、「時刻指定予約」という項目がユーザにより選択される場合、番組#2、番組#7、または番組#11の放送時間が移動した場合であっても、切り替え時刻である19時2分30秒から19時52分15秒までの間、チューナ31−1は、番組#7の予約番組を受信する。
また、「番組指定予約」という項目は、番組の放送時間が移動した場合、ユーザにより設定された切り替え時刻が無効となり、先に放送が開始された予約番組が終了した後、次の予約番組がチューナ31−1により受信される形式(以下、番組指定予約形式という)を、予約の形態として指定するときに選択される。
例えば、「番組指定予約」という項目がユーザにより選択される場合、番組#2の番組の放送時間が移動して、18時25分から19時30分までの間に放送されるとき、チューナ31−1は、番組#2、番組#7、および番組#11の予約番組うち、先に放送が開始した番組#2の番組を18時25分から19時35分までの間受信し、その後、19時35分から19時55分までの間、番組#7の番組を受信する。そして、チューナ31−1は、19時55分から20時25分までの間、番組#11の番組を受信する。
図9の例においては、ユーザが、操作入力部39を操作して、カーソル201を「番組指定予約」という項目に移動させ、決定の指令を行うことにより、「番組指定予約」という項目を選択している。ユーザが項目を選択すると、ディスプレイ35には、図10に示す予約出力先指定ダイアログが表示される。
図10に示すように、予約出力先指定ダイアログの上方には、「予約の出力先を指定して最後に決定を押してください」などのメッセージが表示される。予約出力先指定ダイアログの下方には、出力情報が表すハードディスク42、ハードディスク44−1と44−2、記録部45、およびディスプレイ35の名前が項目として表示される。なお、ハードディスク44−1の名前である「HD#2A」と、ハードディスク44−2の名前である「HD#2B」は、まとめて「HD#2」と表示される。
ハードディスク42の名前である「HD#1」、ハードディスク44−1と44−2の名前である「HD#2」、記録部45の名前である「DVHS」、およびディスプレイ35の名前である「ディスプレイ」の左側には、チェックボックス211乃至214がそれぞれ表示される。
また、名前である「HD#1」、「HD#2」、「DVHS」、および「ディスプレイ」の右側には、いまユーザにより指定された番組#7の予約番組の出力先として、ハードディスク42、ハードディスク44−1と44−2、記録部45、またはディスプレイ35が選択された場合に、それぞれにおいて出力予約が他の予約番組と重複する時間の、番組#7の予約番組の予約時間(予約開始時刻(19時2分30秒)から予約終了時刻(19時52分15秒)までの時間)における位置を表す重複ゲージ221、222−1と222−2、223、または224が設けられている。
図10の例においては、重複ゲージ221には、「重複なし」と記述されており、ユーザが番組#7の予約番組の出力先としてハードディスク42を選択する場合、出力予約の重複はない。また、重複ゲージ222−1には、出力予約が他の予約番組と重複する時間を表す重複バー222Aが左端に表示されている。即ち、ユーザが番組#7の予約番組の出力先としてハードディスク44−1を選択する場合、番組#7の予約番組の予約開始時刻の近傍で、出力予約の重複がある。
また、同様に、重複ゲージ222−2、223、および224にも、それぞれ、重複バー222B、223A、または224が表示される。
図10の例では、ユーザは、操作入力部39を操作して、チェックボックス211と214をチェックすることにより、番組#7の予約番組の出力先として、ハードディスク42とディスプレイ35を選択している。その結果、番組#7の予約番組は、ハードディスク42に記録されるとともに、ディスプレイ35に表示される。
なお、ユーザが予約番組の出力先として、ハードディスク42とディスプレイ35を選択した後、ディスプレイ35における出力予約の重複を解決するために、図7と図8と同様の出力重複解決ダイアログがディスプレイ35に表示される。ユーザは、バー191を移動させることにより、ディスプレイ35への出力対象を切り替える時刻を設定する。
図11は、チューナ31または32の受信対象の重複を警告する警告画面の例を示す図である。この警告画面は、ユーザにより予約番組以外の番組が視聴対象として指定される場合に、その視聴対象を受信可能なすべてのチューナ31または32が予約番組の受信に使用されているとき、表示される。
図11に示すように、警告画面の上方には、「現在、すべての受信リソースを予約の実行に使用しています。」、「予約実行中以外のチャンネルを視聴するには、以下から中断する予約を指定してください。」などのメッセージが表示される。また、警告画面の下方には、視聴対象を受信可能なチューナ31または32で受信されている予約番組の番組名が項目として表示されるとともに、「どれも取り消さない」という項目が表示される。
なお、「どれも取り消さない」という項目は、いまチューナ31またはチューナ32で行われている予約番組の受信をいずれも中断させず、視聴対象として指定された番組の受信を取り止めるときに、選択される。
図11の例においては、図2の予約情報保持部74に、図4の予約情報が保持されており、ユーザが、2003年3月17日の18時30分に、BSD200chで放送されている番組#6の番組を視聴対象として指定している。
即ち、警告画面の下方の上段には、2003年3月17日の18時30分にチューナ31−1で受信されている予約番組のチャンネルであるBSD100ch、番組名である番組#2、および番組#2の予約番組の予約時間に対する受信済みの時間の位置を表す受信済みゲージ231が項目として表示されている。受信済みゲージ231には、受信済みの時間を表す受信済みバー231Aが表示されている。
また、警告画面の下方の中段には、2003年3月17日の18時30分にチューナ31−2で受信されている番組のチャンネルであるCS1 200ch、番組名である番組#13、および番組#13の番組の予約時間に対する受信済みの時間の位置を表す受信済みゲージ232が項目として表示されている。受信済みゲージ232には、受信済みの時間を表す受信済みバー232Aが表示されている。さらに、警告画面の下方の下段には、「どれも取り消さない」という項目が表示されている。
図11の例において、ユーザは、操作入力部39を操作して、カーソル241を「どれも取り消さない」という項目に移動させ、その項目の決定を指令している。その結果、チューナ31−1と31−2は、番組#13と番組#7の番組の受信を中断せず、視聴対象である番組#6の番組の受信を取り止める。
次に、図12を参照して、図2の受信装置11が予約番組表データを作成する予約番組表作成処理を説明する。この予約番組表作成処理は、ユーザが操作入力部39を操作することにより、予約番組表の表示を指令したとき、開始される。
ステップS11において、番組表作成部91は、番組配信情報保持部71に保持される番組配信情報に基づいて、番組表データを作成し、予約番組表作成部92に供給し、ステップS12に進む。
ステップS12において、予約番組表作成部92は、ステップS11で供給される番組表データと、予約情報保持部74に保持されている予約情報とに基づいて、予約番組表データを作成し、表示制御部78に供給して、ステップS13に進む。
ステップS13において、表示制御部78は、ステップ12で供給される予約番組表データを、信号処理部34を介してディスプレイ35に供給することにより、ディスプレイ35に予約番組表データに対応する予約番組表(図5)を表示させ、処理を終了する。
次に、図13を参照して、図2の受信装置11が予約情報を設定する予約番組設定処理を説明する。この予約番組設定処理は、ユーザが操作入力部39を用いて、予約番組表(図5)の所望の番組のセル110にカーソル111を移動させ、決定の指令を行うことにより新規の予約番組を指定するとき、開始される。
ステップS31において、予約情報設定部93は、ユーザからの予約番組の指定の操作を表す操作信号、出力情報保持部73からの出力情報、および予約情報保持部74からの予約情報(図4)に基づいて、予約ダイアログデータを作成する。そして、予約情報設定部93は、その予約ダイアログデータを、表示制御部78と信号処理部34を介して、ディスプレイ35に供給することにより、ディスプレイ35に予約ダイアログ(図6)を表示させる。
ステップS31の処理後は、ステップS32に進み、チューナ選択部94は、チューナ31−1または31−2(32−1または32−2)が選択されたかどうかを判定する。具体的には、チューナ選択部94は、ユーザが操作入力部39を操作し、予約ダイアログにおいて、カーソル171を所望のチューナ31−1または31−2(32−1または32−2)の名前に移動させ、決定の指令を行うことにより、所望のチューナ31−1または31−2(32−1または32−2)を選択したかどうかを判定する。
ステップS32において、チューナ31−1または31−2(32−1または32−2)が選択されていないと判定された場合、チューナ選択部94は、チューナ31−1または31−2(32−1または32−2)が選択されるまで待機する。
また、ステップS32において、チューナ31−1または31−2(32−1または32−2)が選択されたと判定された場合、チューナ選択部94は、その選択されたチューナ31(32)を表すチューナ選択情報を重複設定部96に供給し、ステップS33に進む。
ステップS33において、重複設定部96は、チューナ選択情報と予約情報に基づいて、ユーザにより選択されたチューナ31(32)の使用予約が重複するかどうかを判定し、
重複すると判定した場合、ステップS34に進む。
重複すると判定した場合、ステップS34に進む。
ステップS34において、重複設定部96は、チューナ選択情報と予約情報に基づいて、受信重複解決ダイアログデータを作成する。そして、重複設定部96は、その受信重複解決ダイアログデータを表示制御部78と信号処理部34を介して、ディスプレイ35に供給することにより、重複解決ダイアログ(図7や図8)をディスプレイ35に表示させる。
このとき、ユーザは、操作入力部39を操作し、バー191を移動させることにより、切り替え時刻を設定する。重複設定部96は、その切り替え時刻を、予約情報設定部93に供給する。
ステップS34の処理後は、ステップS35に進み、重複設定部96は、ステップS33と同様に、チューナ選択情報と予約情報に基づいて、ユーザにより選択されたチューナ31(32)の使用予約が重複するかどうか、即ちまだ解決されていない使用予約の重複があるかどうかを判定し、チューナ31(32)の使用予約が重複すると判定した場合、ステップS34に戻り、再度重複解決ダイアログを表示させる。
一方、チューナ31(32)の使用予約が重複しないと判定された場合、ステップS36に進み、予約情報設定部93は、予約形態指定ダイアログデータを作成し、表示制御部78と信号処理部34を介して、ディスプレイ35に供給することにより、ディスプレイ35に予約形態指定ダイアログ(図9)を表示させる。
このとき、ユーザは、操作入力部39を操作し、予約形態指定ダイアログに表示される所望の予約形態の項目に、カーソル201を移動させ、決定の指令を行うことにより、予約形態を選択する。
ステップS36の処理後は、ステップS37に進み、出力先選択部95は、予約番組の出力先を設定する出力先設定処理を行う。この出力先設定処理については、後述する図14を参照して詳細に説明する。
ステップS37の処理後は、ステップS38に進み、予約情報設定部93は、番組配信情報、チューナ選択情報、切り替え時刻、予約形態、出力先選択情報、出力開始時刻、および出力終了時刻に基づいて、予約情報を作成し、予約保持部74に保持させる。
例えば、図7の重複解決ダイアログにおいて、ユーザが切り替え時刻を19時2分30秒に設定し、図8の重複解決ダイアログにおいて、ユーザが切り替え時刻を19時52分15秒に設定した場合、予約情報設定部93は、番組配信情報から、ユーザにより指定された新規の予約番組である番組#7の番組の放送日とチャンネルを認識し、番組#7の番組の放送日とチャンネルを予約情報の放送日とチャンネルとして予約情報保持部74に保持させる。
また、予約情報設定部93は、ユーザにより設定された切り替え時刻に基づいて、時間的に前の切り替え時刻である19時2分30秒を予約情報の予約開始時刻として、時間的に後の切り替え時刻である19時52分15秒を予約情報の予約終了時刻として、それぞれ予約情報保持部74に保持させる。さらに、予約情報設定部93は、チューナ選択情報が表すチューナ31または32の名前を、予約情報のチューナとして保持させる。
また、予約情報設定部93は、ステップS37の出力先設定処理で決定された出力先を予約情報の出力先として、出力開始時刻を予約情報の出力開始時刻として、出力終了時刻を予約情報の出力終了時刻として、それぞれ予約情報保持部74に保持させる。さらに、予約情報設定部93は、ユーザにより選択された予約形態を、予約情報の予約形態として予約情報保持部74に保持させる。
一方、ステップS33において、ユーザにより選択されたチューナ31(32)の使用予約が重複しないと判定された場合、ステップS34乃至ステップS36をスキップして、ステップS37に進む。
ステップS37において、出力先選択部95は、上述したように出力先設定処理を行い、ステップS38に進む。ステップS38において、予約情報設定部93は、番組配信情報、チューナ選択情報、出力先選択情報、出力開始時刻、および出力終了時刻に基づいて、予約情報を作成し、予約保持部74に保持させる。
例えば、予約情報設定部93は、番組配信情報から、新規の予約番組である番組の放送日、放送開始時刻、放送終了時刻、およびチャンネルを認識し、それらを予約情報の放送日、放送開始時刻、放送終了時刻、およびチャンネルとして、予約情報保持部74に保持させる。また、予約情報設定部93は、チューナ選択情報が表すチューナ31または32の名前を、予約情報のチューナとして保持させる。
さらに、予約情報設定部93は、ステップS37の出力先設定処理で決定された出力先、出力開始時刻、および出力終了時刻を、予約情報の出力先、出力開始時刻、および出力終了時刻として、それぞれ予約情報保持部74に保持させる。また、予約情報設定部93は、予約情報の予約形態として、「−(なし)」を保持させる。
次に、図14を参照して、図13のステップS37の出力先設定処理を説明する。
ステップS51において、出力先選択部95は、出力情報保持部73に保持されている出力情報と、予約情報保持部74に保持されている予約情報とに基づいて、予約出力先指定ダイアログデータを作成する。そして、出力先選択部95は、その予約出力先指定ダイアログデータを、表示制御部78と信号処理部34を介して、ディスプレイ35に供給することにより、ディスプレイ35に予約出力先指定ダイアログ(図10)を表示させる。
ステップS51の処理後は、ステップS52に進み、出力先選択部95は、出力先が選択されたかどうか、即ちユーザが操作入力部39を操作することにより、少なくとも1つのチェックボックス211乃至214を選択したかどうかを判定し、出力先が選択されていないと判定した場合、出力先が選択されるまで待機する。
ステップS52において、出力先が選択されたと判定された場合、出力先選択部95は、ユーザにより選択された出力先を表す出力先情報を、予約情報設定部93と重複設定部96に供給し、ステップS53に進む。ステップS53において、重複設定部95は、予約情報と出力先情報に基づいて、出力予約が重複するかどうかを判定し、出力予約が重複すると判定した場合、ステップS54に進む。
ステップS54において、重複設定部96は、予約情報と出力先情報に基づいて、出力重複解決ダイアログデータを作成する。そして、重複設定部96は、その出力重複解決ダイアログデータを、重複表示制御部78と信号処理部34を介して、ディスプレイ35に供給することにより、ディスプレイ35に、図7や図8と同様の出力重複解決ダイアログを表示させる。このとき、重複設定部96は、ユーザにより設定された出力先への出力対象を切り替える時刻を予約情報設定部93に供給する。
ステップS54の処理後は、ステップS53に進み、重複設定部96は、出力予約が重複するかどうか、即ちまだ解決されていない重複があるかどうかを判定し、出力予約が重複しなくなるまで、上述した処理を繰り返す。
ステップS53において、出力予約が重複していないと判定された場合、ステップS55に進み、予約情報設定部93は、予約開始時刻、予約終了時刻、または出力先への出力対象を切り替える時刻、および出力先選択情報に基づいて、予約情報の出力先、出力開始時刻、および出力終了時刻を決定する。
具体的には、出力予約の重複がない場合、予約情報設定部93は、予約開始時刻と予約終了時刻を、出力開始時刻と出力終了時刻に決定する。一方、出力予約の重複がある場合、予約情報設定部93は、出力先への出力対象を切り替える時刻を、出力開始時刻または出力終了時刻に決定する。また、予約情報設定部93は、出力先選択情報が表す出力先を、予約情報の出力先に決定する。ステップS53の処理後は、図13のステップS37に戻り、ステップS38に進む。
次に、図15を参照して、受信装置11が警告画面を表示する警告画面表示処理を説明する。この警告画面表示処理は、例えば、ユーザが操作入力部39を操作し、視聴対象とする番組を指定したとき、開始される。
ステップS71において、図2の重複設定部96は、予約情報に基づいて、視聴対象とする番組を受信可能なチューナ31または32の受信対象が重複するかどうか、即ち視聴対象とする番組を受信可能なすべてのチューナ31または32が、予約番組の受信に使用されているかどうかを判定し、視聴対象とする番組を受信可能なチューナ31または32の受信対象が重複すると判定された場合、ステップS72に進む。
ステップS72において、重複設定部96は、予約情報に基づいて、警告画面データを作成し、表示制御部78と信号処理部34を介して、ディスプレイ35に供給することにより、警告画面(図11)を表示させる。
ステップS72の処理後は、ステップS73に進み、重複設定部96は、ユーザにより予約番組の受信の中断が選択されたかどうか、即ち図11の警告画面のカーソル241が予約番組の項目に移動され、決定の指令が行われたかどうかを判定する。
ステップS73において、ユーザにより予約番組の受信の中断が選択されたと判定された場合、ステップS74に進み、受信制御部77は、チューナ31または32を制御し、ユーザにより受信の中断が選択された予約番組の受信を中断させ、ステップS75に進む。
ステップS75において、受信制御部77は、ステップS73で予約番組の受信が中断されたチューナ31または32を制御し、ユーザにより指定された視聴対象とする番組を受信させ、処理を終了する。その結果、ディスプレイ35には、ユーザにより指定された視聴対象とする番組が表示される。
一方、ステップS71で視聴対象とする番組を受信可能なチューナ31または32の受信対象が重複しないと判定された場合、ステップS75に進み、受信制御部77は、受信対象が重複しないチューナ31または32を制御し、ユーザにより指定された視聴対象とする番組を受信させる。
また、ステップS73において、重複設定部96は、ユーザにより予約番組の受信の中断が選択されていないと判定した場合、即ち図11の警告画面のカーソル241が「どれも取り消さない」という項目に移動され、決定の指令が行われた場合、処理を終了する。即ち、ユーザにより指定された視聴対象とする番組は受信されない。
図16は、予約番組表の他の例を示す図である。
図16の予約番組表は、上方に電子番組表が表示されている点、左下方に使用可能な番組のリソースであるチューナ31と32の名前が表示されている点、右下方にカーソル111が配置された番組#15の番組と、その番組の受信予約に関する詳細な説明が表示される点で、前述の図5の予約番組表と共通するが、線枠131乃至134と点線枠141乃至144の代わりに、線枠301乃至304と点線枠311乃至314が新たに設けられている点で、図5の予約番組表と異なっている。
図16においては、線枠301乃至304と点線枠311乃至314の幅(図16中横方向の長さ)が、セル110の半分(セル110に対応する番組を受信可能なリソース分の1)の長さとなっており、線枠301乃至304と点線枠311乃至314が、横方向に並ぶように配置されている。これにより、複数の線枠301乃至304または点線枠311乃至314が1つのセル110に表示される場合、線枠301乃至304または点線枠311乃至314が重なって表示されないので、ユーザの視認性を向上させることができる。
また、図5の各点線枠141乃至144同士を横方向に繋げて表示させることにより、ユーザの視認性を向上させることもできる。
この場合、図17に示すように、例えば、図5のBSD200ch、BSD300ch、およびCS1 200chと、2003年3月17日の18時00分から19時5分までの時間とに対応する位置に付加される3つの点線枠141の代わりに、3つの点線枠141が横方向に繋げられた点線枠331が付加される。
次に、図18は、電子番組表の他の例を示す図である。
なお、図18は、ユーザが、2003年3月17日の17時に、地上波300chで放送されている番組#15の番組を視聴中に、電子番組表の表示を指令するための操作を行ったとき、ディスプレイ35に表示される電子番組表を示している。
図18に示すように、電子番組表の上方には、チャンネルのロゴ、チャンネル、および放送局の名前を表すタイトルが表示される。即ち、図18の例においては、ユーザが視聴中の番組のチャンネルの「ロゴ」、チャンネルである「地上波300ch」、および放送局の名前である「○○放送」を表すタイトルが表示されている。
また、電子番組表の横方向は番組の放送日を表し、縦方向は番組の放送時間を表している。即ち、電子番組表の上方には放送日が横方向に表示され、左側には縦方向に時間が表示される。そして、各番組には、その番組の放送日と放送時間に対応する位置に配置されたセル401が割り当てられ、そのセル401には、その番組の名前が表示される。これにより、電子番組表は、番組の放送スケジュールを表すことができる。
さらに、図18に示すように、電子番組表の左下方には、地上波300chで放送中の番組の画像と、その番組の説明とが表示される。また、電子番組表の右下方には、カーソル411が配置されているセル401に対応する番組の詳細な説明が表示される。
図18の例においては、電子番組表の上方に、今日の日付である2003年3月17日、明日の日付である3月18日、明後日の日付である3月19日、および、その次の日付である3月20日が順に横方向に並べて表示されている。
また、電子番組表の左側に、ユーザが電子番組表の表示を指令した時刻である17時を含む、17時乃至20時の時間が、1時間単位で上から順に表示されている。
図18の例においては、例えば、2003年3月17日と、17時から17時50分までの時間とに対応する位置に配置されたセル401に、2003年3月17日の17時から17時50分までの時間に放送される番組の番組名である番組#15が表示されている。また、図18の例においては、ユーザが、2003年3月17日の17時に地上波300chで放送されていた番組#15の番組を視聴中に、電子番組表の表示を指令したので、番組#15の番組に対応するセル401に、カーソル411が配置されている。
同様に、図18の電子番組表の、2003年3月17日、3月18日、3月19日、または3月20日と、17時から20時までの番組の放送時間とに対応する位置に配置されたセル401に、番組#16、番組#17、および番組#51乃至番組#58が表示されている。即ち、図18の電子番組表は、番組#15乃至番組#17と、番組#51乃至番組#58の番組の放送スケジュールを表している。
以上のように、図18の電子番組表では、地上波300chで放送される番組の放送日ごとの放送スケジュールが表されるので、ユーザは、毎日同一の時間に放送される帯番組を視覚的に認識することができる。例えば、図18では、番組#17、番組#52、番組#55、および番組#58の番組が帯番組である。
また、電子番組表の左下方には、ユーザが電子番組表の表示を指令した日時である2003年3月17日の17時に放送されている番組#15の番組の画像と、その番組の説明が表示される。図18の電子番組表は、1つのチャンネルである地上波300chで放送される番組の放送スケジュールを表すので、例えば、番組配信情報がチャンネルごとに番組に重畳されて送信される場合であっても、電子番組表として、番組配信情報が表す放送スケジュールとともに、番組の画像を表示させることができる。
さらに、電子番組表の右下方には、カーソル411が配置されているセル401に対応する番組#15の番組と、その番組の詳細な説明が表示される。
次に、図19は、図18の電子番組表の電子番組表データに基づいて作成される予約番組表の例を示している。
なお、図19は、ユーザが、2003年3月17日の17時と地上波300chを指定し、予約番組表の表示を指令するための操作を行ったとき、ディスプレイ35に表示される予約番組表を示している。また、予約情報保持部74には、図4の予約情報が保持されているものとする。
図19に示すように、予約番組表の上方には、図3の電子番組表に、チューナ31−1、チューナ31−2、チューナ32−1、およびチューナ32−2の使用予約を表す線枠431乃至434と、使用予約済みを表す点線枠441乃至444とが付加されたものが表示される。
図19の例においては、図4の予約情報の項目を除く第1行目に示すように、2003年3月17日の17時50分から19時10分までに地上波300chで放送される番組#16の予約番組を受信するために、「地上波チューナ#1」という名前のチューナ32−1の使用予約が行われているので、2003年3月17日と、17時50分から19時10分までの時間とに対応する位置に、チューナ32−1の使用予約を表す線枠433が付加されている。
また、図19の例においては、2003年3月17日の19時30分から20時までの時間に、地上波300ch以外のチャンネルで放送される予約番組を受信するために、チューナ32−1の使用予約が行われており、2003年3月17日と、19時30分から20時までの時間とに対応する位置に、チューナ32−1の使用予約済みを表す点線枠443が付加されている。
さらに、図19の例においては、ユーザにより指定された2003年3月17日の17時に地上波300chで放送される番組#15の番組に対応するセル401に、カーソル411が配置されている。
また、図19の例においては、予約番組表の左下方に、地上波300chで放送中の番組の画像と、その番組の説明とが表示される。さらに、予約番組表の中央下方に、使用可能な番組のリソース、即ち受信装置11に備えられているチューナ31と32の名前と、線枠431乃至434の種類とが対応付けて表示されている。また、電子番組表の右下方には、カーソル411が配置されているセル401に対応する番組#15の番組の詳細な説明が表示される。
なお、上述した説明では、ユーザが、日時とチャンネルを指定し、予約番組表の表示を指令するための操作を行ったとき、予約番組表が表示されるようにしたが、電子番組表の表示中に、ユーザが予約番組表の表示を指令するための操作を行ったとき、予約番組表が表示されるようにしてもよい。
また、図3の電子番組表で表示されるチャンネルは、ユーザにより設定されるようにしてもよい。
さらに、上述した説明では、線枠131乃至134(301乃至304、431乃至434)で使用予約を、点線枠141乃至144(311乃至314、331、441乃至444)で使用予約済みを表したが、異なる透明色のマーカーなどで使用予約と使用予約済みを表すようにしてもよい。
また、図3の電子番組表は、チューナ31−1と31−2で受信可能なチャンネル、またはチューナ32−1と32−2で受信可能なチャンネルのいずれか一方で放送される番組の放送スケジュールを表すようにしてもよい。
電子番組表と予約番組表のセル110(401)の時間方向の幅は、そのセル110に対応する番組の放送時間の長さに線形に比例していなくてもよい。また、放送時間の長さが短い番組には、セル110(401)に番組名を表示させなくてもよい。
図3の電子番組表で表される放送スケジュールの時間の長さとチャンネル数、並びに図18の電子番組表で表される放送スケジュールの時間の長さと日数は、任意の数とすることができる。例えば、図18の電子番組表で表される放送スケジュールの日数を少なくし、セル401には、番組名以外の番組の情報も表示することができる。また、放送スケジュールの日数を多くし、多くの日数分の放送スケジュールを表示することができる。
また、図18の電子番組表において、既に放送が終了した番組、即ち過去の番組に対応するセル401には、所定の色が表示されるようにしてもよい。さらに、図18の電子番組表において、過去の番組に対応するセル401には、カーソル411が移動しないようにしてもよい。また、図18の電子番組表において、過去の番組の放送スケジュールは表されないようにしてもよい。
なお、電子番組表において、0時を超える時間が、その時間に24を足した前日の時間として表示されるようにしてもよい。例えば、2003年3月18日の1時が、2003年3月17日の25時として表示されるようにしてもよい。これにより、ユーザは、深夜番組の所望の番組を容易に検索し、予約番組として指定することができる。
以上のように、受信装置11は、電子番組表の予約番組の放送スケジュールを表す位置に、予約番組の受信に使用するチューナ31または32の使用の予約を表す線枠131乃至134(301乃至304,431乃至434)を付加して表示させるので、番組の受信予約が可能であるかどうかを、効率良くユーザに提示することができる。
なお、本明細書において、プログラム記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
31−1,31−2 チューナ, 32−1,32−2 チューナ, 35 ディスプレイ, 36 スピーカ, 38 制御部, 39 操作入力部, 41 HDD, 42 ハードディスク, 43 HDD, 44−1,44−2 ハードディスク, 45 記録部,46 ビデオテープ, 48 リムーバブルメディア, 74 予約情報保持部, 75 予約制御部, 76 出力制御部, 77 受信制御部, 78 表示制御部, 91 番組表作成部, 92 予約番組表作成部, 93 予約情報設定部, 94 チューナ選択部, 95 出力先選択部, 96 重複設定部, 131乃至134 線枠, 141乃至144 点線枠
Claims (9)
- 番組の第1の種類の電波を受信する複数の第1の受信手段と、
前記第1の受信手段により受信される第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを示す番組配信情報に基づいて、前記第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを表す番組表を作成する作成手段と、
複数の前記第1の受信手段から、受信予約の対象とする番組である予約番組の受信に使用する第1の受信手段を選択する受信選択手段と、
前記作成手段により作成される番組表の前記予約番組の放送スケジュールを表す位置に、前記受信選択手段により選択される第1の受信手段の使用の予約を表す使用予約情報を付加して表示させる表示制御手段と
を備える情報処理装置。 - 前記表示制御手段は、さらに、前記番組表の、前記予約番組の放送時間に放送される前記予約番組以外の番組の放送スケジュールを表す位置に、前記受信選択手段により選択される第1の受信手段の使用予約済みを表す使用予約済み情報を付加して表示させる
請求項1記載の情報処理装置。 - 前記受信選択手段により選択される第1の受信手段が、前記予約番組の放送時間に、既に他の予約番組の受信に使用する第1の受信手段として選択されている場合、その第1の受信手段において受信予約の対象とする番組を、前記予約番組と前記他の予約番組の一方から他方に切り替える時刻を設定する時刻設定手段と、
前記時刻設定手段により設定される時刻に基づいて、前記第1の受信手段に、前記予約番組を受信させる受信制御手段と
をさらに備える
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記放送スケジュールが変更された場合に、前記受信制御手段が、前記時刻に基づいて前記予約番組を受信させるかどうかを設定する受信制御設定手段
をさらに備える
請求項3に記載の情報処理装置。 - 複数の記録媒体に対する記録を制御する記録制御手段と、
複数の前記記録媒体から、前記予約番組を記録する記録媒体を選択する記録選択手段と
をさらに備え、
前記記録制御手段は、前記記録選択手段により選択される記録媒体への前記予約番組の記録を制御する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記記録選択手段により選択される記録媒体が、前記予約番組の放送時間に、既に他の予約番組を記録する記録媒体として選択されている場合、その記録媒体の記録対象を、前記予約番組と前記他の予約番組の一方から他方に切り替える時刻を設定する時刻設定手段
をさらに備え、
前記記録制御手段は、前記時刻設定手段により設定される時刻に基づいて、前記記録媒体に前記予約番組を記録させる
請求項5に記載の情報処理装置。 - 番組の第2の種類の電波を受信する複数の第2の受信手段
をさらに備え、
前記作成手段は、前記第1の種類の電波に対応する番組と前記第2の種類の電波に対応する番組の前記番組配信情報に基づいて、前記第1の種類の電波に対応する番組と前記第2の種類の電波に対応する番組の前記番組表を作成し、
前記受信選択手段は、前記予約番組が前記第1の種類の電波に対応する番組である場合、複数の前記第1の受信手段から、前記予約番組の受信に使用する第1の受信手段を選択し、前記予約番組が前記第2の種類の電波に対応する番組である場合、複数の第2の受信手段から、前記予約番組の受信に使用する第2の受信手段を選択し、
前記表示制御手段は、前記作成手段により作成される番組表の前記予約番組の放送スケジュールを表す位置に、前記受信選択手段により選択される第1または第2の受信手段の前記使用予約情報を付加して表示させる
請求項1に記載の情報処理装置。 - 番組の第1の種類の電波を受信する複数の第1の受信手段を備える情報処理装置の情報処理方法において、
前記第1の受信手段により受信される第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを示す番組配信情報に基づいて、前記第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを表す番組表を作成し、
複数の前記第1の受信手段から、受信予約の対象とする番組である予約番組の受信に使用する第1の受信手段を選択し、
前記番組表の前記予約番組の放送スケジュールを表す位置に、選択された第1の受信手段の使用の予約を表す使用予約情報を付加して表示させる
ステップを含む情報処理方法。 - 番組の第1の種類の電波を受信する複数の第1の受信手段を備える情報処理装置を制御するコンピュータに行わせるプログラムにおいて、
前記第1の受信手段により受信される第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを示す番組配信情報に基づいて、前記第1の種類の電波に対応する番組の放送スケジュールを表す番組表を作成し、
複数の前記第1の受信手段から、受信予約の対象とする番組である予約番組の受信に使用する第1の受信手段を選択し、
前記番組表の前記予約番組の放送スケジュールを表す位置に、選択された第1の受信手段の使用の予約を表す使用予約情報を付加して表示させる
ステップを含むプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005229155A JP2007049263A (ja) | 2005-08-08 | 2005-08-08 | 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005229155A JP2007049263A (ja) | 2005-08-08 | 2005-08-08 | 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007049263A true JP2007049263A (ja) | 2007-02-22 |
Family
ID=37851755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005229155A Withdrawn JP2007049263A (ja) | 2005-08-08 | 2005-08-08 | 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007049263A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009177268A (ja) * | 2008-01-22 | 2009-08-06 | Hitachi Ltd | 受信装置 |
JP2019161404A (ja) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | 東芝映像ソリューション株式会社 | 放送受信装置及び放送受信方法 |
-
2005
- 2005-08-08 JP JP2005229155A patent/JP2007049263A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009177268A (ja) * | 2008-01-22 | 2009-08-06 | Hitachi Ltd | 受信装置 |
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