JP2004186768A - 放送受信装置、放送受信方法及びavネットワークシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明は、ネットワークに接続された他の放送受信機に対して、自己のリモートコントローラを用いたプリセットチャンネル機能による容易な選局操作を実現し得る放送受信装置、放送受信方法及びAVネットワークシステムを提供することを目的としている。
【解決手段】放送受信機11に放送受信機22をデジタルインターフェースを介して接続する。放送受信機11を制御するリモートコントローラ17のポジションキー17cに、放送受信機11の受信可能な放送チャンネルを選局させる情報を対応付けて記憶させるとともに、放送受信機22を特定しデジタルインターフェースを介して受信可能な放送チャンネルを選局させる情報を対応付けて記憶させる。ポジションキー17cが操作されると、記憶情報に基づいて、放送受信機11または22に選択的に選局動作を行なわせる。
【選択図】 図1
【解決手段】放送受信機11に放送受信機22をデジタルインターフェースを介して接続する。放送受信機11を制御するリモートコントローラ17のポジションキー17cに、放送受信機11の受信可能な放送チャンネルを選局させる情報を対応付けて記憶させるとともに、放送受信機22を特定しデジタルインターフェースを介して受信可能な放送チャンネルを選局させる情報を対応付けて記憶させる。ポジションキー17cが操作されると、記憶情報に基づいて、放送受信機11または22に選択的に選局動作を行なわせる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばIEEE(the Institute of Electrical and Electronics Engineers,inc.)1394規格に準拠したデジタルインターフェース等を介して接続される放送受信装置、放送受信方法及びAVネットワークシステムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、近年では、IEEE1394規格に準拠したデジタルインターフェースを用いたシリアルバスにより、複数のAV機器を自由な形態で接続したネットワークシステムを構築することが可能になっている。
【0003】
そして、この種のネットワークシステムにおいては、画像表示機能を有する特定のAV機器から、他のAV機器を任意選択的に指定して、その動作を制御することが可能である。
【0004】
しかしながら、この場合、まず、特定のAV機器の画面上に、ネットワーク接続されている他のAV機器の選択画面を表示させ、制御すべきAV機器を選択する操作を実行する。
【0005】
その後、特定のAV機器の画面上に、選択したAV機器を制御するための操作画面を表示させ、所望の制御内容を選択する操作を実行するという2段階の操作が必要となり、取り扱いが不便なものとなっている。
【0006】
一方、テレビジョン放送受信機においては、複数の放送チャンネルを、リモートコントローラに設置された複数のポジションキーにそれぞれ割り当てる、いわゆる、チャンネルプリセット機能が搭載されている。
【0007】
このチャンネルプリセット機能によれば、任意のポジションキーを操作するだけで、そのポジションキーに割り当てられた放送チャンネルを自動的に選局することができ、取り扱いを便利にすることができる。
【0008】
例えば、特許文献1として提示する特開平11−32262号公報には、受信可能な全てのチャンネルを分割表示させ、その分割表示画面に基づいてプリセット設定を可能としたチャンネルプリセット装置が開示されている。
【0009】
ところで、テレビジョン放送の分野では、今後、地上波アナログ放送から地上波デジタル放送に移行する運びである。そして、地上波デジタル放送を視聴するためには、地上波デジタル放送対応のテレビジョン放送受信機が必要となる。
【0010】
このため、地上波アナログ放送から地上波デジタル放送への移行期間においては、現状の地上波アナログ放送対応のテレビジョン放送受信機と、地上波デジタル放送対応のテレビジョン放送受信機とが混在することになる。
【0011】
この場合、地上波アナログ放送対応受信機を特定のAV機器とし、地上波デジタル放送対応受信機を他のAV機器として、IEEE1394規格対応のネットワークを構成することが考えられる。
【0012】
しかしながら、このようなネットワーク構成では、地上波アナログ放送対応受信機が地上波デジタル放送対応受信機を制御する場合、上記したように2段階の操作が必要となり取り扱いが不便になる。
【0013】
また、チャンネルプリセット機能を用いる場合、地上波アナログ放送対応受信機は、その受信可能なチャンネルが地上波アナログ放送対応受信機のリモートコントローラに設定され、該リモートコントローラで選局操作が行なわれる。
【0014】
さらに、地上波デジタル放送対応のテレビジョン放送受信機においては、その専用のリモートコントローラを操作することによって、多数の放送チャンネルの中から所望の放送チャンネルの選局が行なわれる。
【0015】
すなわち、地上波デジタル放送対応受信機は、ネットワークを介しての2段階の煩雑な操作により地上波アナログ放送対応受信機によって選局操作されるか、専用のリモートコントローラで選局操作が行なわれるだけである。
【0016】
なお、特許文献2として提示した特開2002−223482号公報には、制御装置をリモコンで制御することによって、制御装置にネットワーク接続された被制御装置を制御する構成が開示されている。
【0017】
また、特許文献3として提示した特開2002−112367号公報には、操作装置が、ネットワークを介して接続された複数の同一機種の制御機器を判別して、選択的に制御する構成が開示されている。
【0018】
しかしながら、これら特許文献2,3には、いずれも、両テレビジョン放送受信機に対する選局操作を容易化することについては、何らの記載もなされていないものである。
【0019】
【特許文献1】
特開平11−32262号公報
【0020】
【特許文献2】
特開2002−223482号公報
【0021】
【特許文献3】
特開平2002−112367号公報
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので、ネットワークに接続された他の放送受信機に対して、自己のリモートコントローラを用いたプリセットチャンネル機能による容易な選局操作を実現し得る放送受信装置、放送受信方法及びAVネットワークシステムを提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る放送受信装置は、デジタルインターフェースを介して外部の放送受信機を制御可能に接続する接続手段と、複数のキーに、自己の受信可能な放送チャンネルを選局するための情報を対応付けて記憶するとともに、複数のキーに、外部の放送受信機を特定し、外部の放送受信機にデジタルインターフェースを介して受信可能な放送チャンネルを選局させるための情報を対応付けて記憶するプリセット手段とを備えるようにしたものである。
【0024】
また、この発明に係る放送受信方法は、自己を制御するためのリモートコントローラに設置された複数のキーに、自己の受信可能な放送チャンネルを選局するための情報を対応付けて記憶する工程と、リモートコントローラに設置された複数のキーに、デジタルインターフェースを介して制御可能に接続された外部の放送受信機を特定するとともに、外部の放送受信機にデジタルインターフェースを介して受信可能な放送チャンネルを選局させるための情報を対応付けて記憶する工程とを備えるようにしたものである。
【0025】
さらに、この発明に係るAVネットワークシステムは、第1の放送受信機と第1の放送受信機とを、デジタルインターフェースを介して前記第1の放送受信機から前記第2の放送受信機を制御可能となるように接続したものを対象としている。そして、第1の放送受信機を制御するためのリモートコントローラに設置された複数のキーに、該第1の放送受信機の受信可能な放送チャンネルを選局するための情報を対応付けて記憶させるとともに、リモートコントローラに設置された複数のキーに、第2の放送受信機を特定し、第2の放送受信機にデジタルインターフェースを介して受信可能な放送チャンネルを選局させるための情報を対応付けて記憶させるプリセット手段と、リモートコントローラに設置された複数のキーの中から、操作されたキーを識別する識別手段と、この識別手段で識別されたキーに対応付けてプリセット手段により記憶された情報に基づいて、第1の放送受信機または第2の放送受信機に選択的に選局動作を行なわせる選局手段とを備えるようにしたものである。
【0026】
上記のような構成、方法及びシステムによれば、自己を制御するリモートコントローラのキーに、自己の選局情報と、ネットワーク接続された他の放送受信機にデジタルインターフェースを介して選局動作を行なわせるための選局情報とを対応付けて記憶するようにしている。
【0027】
このため、リモートコントローラのキーを操作するだけで、いずれの放送受信機に対してもチャンネルプリセット機能を用いた選局動作を行なわせることができるようになり、ネットワークに接続された他の放送受信機に対して、自己のリモートコントローラを用いたプリセットチャンネル機能による容易な選局操作を実現することが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実施の形態で説明するネットワークシステムの概要を示している。すなわち、図1において、符号11は地上波アナログテレビジョン放送を受信するアナログテレビジョン放送受信機である。
【0029】
このアナログテレビジョン放送受信機11において、アンテナ12で受信されたアナログテレビジョン放送信号は、チューナ13に供給されて所定の放送チャンネルのテレビジョン信号が選局される。
【0030】
そして、チューナ13で選局されたテレビジョン信号は、画像処理部14に供給されて復調された後、表示部15に供給されて画像表示に供され、ここに、受信されたアナログテレビジョン放送の再生が行なわれる。
【0031】
上記した一連の再生動作は、マイクロコンピュータ等を内蔵した制御部16によって、統括的に制御されている。この制御部16には、リモートコントローラ17からの操作情報が受光部18を介して入力される。
【0032】
そして、この制御部16は、記憶部19に格納された制御プログラムに基づいて、リモートコントローラ17からの操作情報を反映させるように、チューナ13及び画像処理部14を制御している。
【0033】
なお、この記憶部19は、制御部16の作業用エリアを提供するとともに、例えば、チャンネルプリセット機能で設定されたリモートコントローラ17のキーと放送チャンネルとの対応テーブル等、各種の設定データを記憶している。
【0034】
ここで、上記リモートコントローラ17には、電源キー17a、アナログテレビジョン放送受信機11を制御するための各種の制御キー17b、ポジションキー17c等が設置されている。このポジションキー17cは、チャンネルプリセット機能において放送チャンネルと対応付けられるものとなる。
【0035】
また、このリモートコントローラ17には、表示部15に表示されたカーソルを上下左右に移動させるためのアップキー17d,ダウンキー17e,レフトキー17f,ライトキー17g、カーソルで指定された項目を決定するための決定キー17g等が設置されている。
【0036】
さらに、上記制御部16には、IEEE1394規格対応のデジタルインターフェース機能を有する入出力部20が接続されている。そして、この入出力部20に、シリアルバス[i.LINK(登録商標)ケーブル]21を介して、IEEE1394規格に準拠したデジタルインターフェース機能を有する、地上波デジタルテレビジョン放送対応のデジタルテレビジョン放送受信機22が接続されて、ネットワークシステムが構築されている。
【0037】
これにより、制御部16は、リモートコントローラ17を介して入力されたデジタルテレビジョン放送受信機22に対する操作情報を、AV(Audio Video)/C(Control)コマンドとして、入出力部20及びシリアルバス21を介してデジタルテレビジョン放送受信機22に送信し、デジタルテレビジョン放送受信機22を制御することができる。
【0038】
ここで、制御部16は、リモートコントローラ17の操作によって、アナログテレビジョン放送の放送チャンネルを、リモートコントローラ17のポジションキー17cに対応付け、その対応テーブルを記憶部19に格納するチャンネルプリセットを実現することができる。
【0039】
これにより、リモートコントローラ17のポジションキー17cを選択的に操作することにより、制御部16は、操作されたポジションキー17cに対応するアナログテレビジョン放送チャンネルを選局するようにチューナを制御し、ここに、チャンネルプリセットによる選局動作が行なわれる。
【0040】
また、制御部16は、リモートコントローラ17の操作によって、デジタルテレビジョン放送受信機22で受信可能なデジタルテレビジョン放送の放送チャンネルを、リモートコントローラ17のポジションキー17cに対応付け、その対応テーブルを記憶部19に格納することにより、デジタルテレビジョン放送に対してもチャンネルプリセットを実現させることができる。
【0041】
この場合、制御部16は、リモートコントローラ17のポジションキー17cと、デジタルテレビジョン放送の放送チャンネルと、シリアルバス21を介してネットワーク上に接続されているデジタルテレビジョン放送受信機22を特定する情報とを対応付け、その対応テーブルを記憶部19に格納する。
【0042】
これにより、リモートコントローラ17のポジションキー17cを選択的に操作することにより、制御部16は、操作されたポジションキー17cに対応するデジタルテレビジョン放送受信機22に、操作されたポジションキー17cに対応するデジタルテレビジョン放送チャンネルを選局するようにAV/Cコマンドを送信し、ここに、チャンネルプリセットによる選局動作が行なわれる。
【0043】
図2、図3及び図4は、デジタルテレビジョン放送に対するチャンネルプリセットの詳細な方法を示すフローチャートである。すなわち、リモートコントローラ17の操作によってチャンネルプリセットが要求されることにより、動作が開始(ステップS1)される。
【0044】
すると、制御部16は、ステップS2で、記憶部19に格納されている、現在のチャンネルプリセットの設定状況を示すチャンネル設定画面を、表示部15に表示させる。
【0045】
このチャンネル設定画面は、図5(a)に示すように、リモートコントローラ17のポジションキー17cと、デジタル放送チャンネルと、そのチャンネルの表示番号と、そのチャンネルを受信するためにネットワークに接続された機器を特定する情報(使用しないも含む)とを対応させたテーブルとなっている。
【0046】
このチャンネル設定画面には、1つのポジションキー17cと、それに対応した放送チャンネル、表示番号及び機器とを囲むようにカーソルKが表示されている。このカーソルKは、枠内の色を他の部分の色と変えるように表示される。
【0047】
次に、制御部16は、ステップS3で、リモートコントローラ17のアップキー17d及びダウンキー17eのうち、いずれのキー17d,17eが操作されたかを判別する。
【0048】
アップキー17dが操作された場合、制御部16は、ステップS4で、カーソルKを現在より小さい番号のポジションキー17c側、つまり、図5(a)では上側に移動させる。
【0049】
また、ダウンキー17eが操作された場合、制御部16は、ステップS5で、カーソルKを現在より大きい番号のポジションキー17c側、つまり、図5(a)では下側に移動させる。
【0050】
そして、いずれのキー17d,17eも操作されない場合、制御部16は、ステップS6で、リモートコントローラ17の決定キー17hが操作されたか否かを判別する。
【0051】
決定キー17hが操作された場合、制御部16は、ステップS7で、図5(b)に示すような設定用OSD(On Screen Display)画面を、表示部15に表示させる。
【0052】
この設定用OSD画面は、ステップS6で番号1の付されたポジションキー17cが選択された状態を示しており、そのポジションキー17cに対応して設定されている、現在の放送チャンネル、そのチャンネルの表示番号、ネットワーク接続された機器の使用の有無等が表示されている。
【0053】
その後、制御部16は、ステップS8で、設定用OSD画面上の放送チャンネルの項目にカーソルKを表示する。この場合も、カーソルKは、枠内の色を他の部分の色と変えるように表示される。
【0054】
そして、制御部16は、ステップS9で、リモートコントローラ17のアップキー17d及びダウンキー17eのうち、いずれのキー17d,17eが操作されたかを判別する。
【0055】
ここで、アップキー17dが操作された場合、制御部16は、ステップS10で、放送チャンネルの番号を、現在表示されている番号[図5(b)では1]に+1する。
【0056】
また、ダウンキー17eが操作された場合、制御部16は、ステップS11で、放送チャンネルの番号を、現在表示されている番号[図5(b)では1]から−1する。
【0057】
そして、いずれのキー17d,17eも操作されない場合、制御部16は、ステップS12で、リモートコントローラ17の決定キー17hが操作されたか否かを判別する。
【0058】
決定キー17hが操作された場合、制御部16は、ステップS13で、設定用OSD画面上の表示番号の項目にカーソルKを表示する。この場合も、カーソルKは、枠内の色を他の部分の色と変えるように表示される。
【0059】
そして、制御部16は、ステップS14で、リモートコントローラ17のアップキー17d及びダウンキー17eのうち、いずれのキー17d,17eが操作されたかを判別する。
【0060】
ここで、アップキー17dが操作された場合、制御部16は、ステップS15で、表示番号を、現在表示されている番号[図5(b)では1]に+1する。また、ダウンキー17eが操作された場合、制御部16は、ステップS16で、表示番号を、現在表示されている番号[図5(b)では1]から−1する。
【0061】
そして、いずれのキー17d,17eも操作されない場合、制御部16は、ステップS17で、リモートコントローラ17の決定キー17hが操作されたか否かを判別する。
【0062】
決定キー17hが操作された場合、制御部16は、ステップS18で、設定用OSD画面上のネットワーク機器の項目にカーソルKを表示する。この場合も、カーソルKは、枠内の色を他の部分の色と変えるように表示される。
【0063】
そして、制御部16は、ステップS19で、リモートコントローラ17のアップキー17d及びダウンキー17eのうち、いずれのキー17d,17eが操作されたかを判別する。
【0064】
ここで、現在の設定がネットワーク機器を「使用しない」であれば、制御部16は、ステップS20で、アップキー17d及びダウンキー17eのいずれが操作されても「使用する」に変更する。
【0065】
また、現在の設定がネットワーク機器を「使用する」になっていれば、制御部16は、ステップS21で、アップキー17d及びダウンキー17eのいずれが操作されても「使用しない」に変更する。
【0066】
そして、いずれのキー17d,17eも操作されない場合、制御部16は、ステップS22で、リモートコントローラ17の決定キー17hが操作されたか否かを判別する。
【0067】
決定キー17hが操作された場合、制御部16は、ステップS23で、設定がネットワーク機器を「使用する」になっているか否かを判別し、「使用する」になっている場合、ステップS24で、図5(c)に示すような、使用するネットワーク機器を設定するための設定用OSD画面を、表示部15に表示させる。
【0068】
この設定用OSD画面は、登録機器番号1としてネットワーク上に接続された機器を示しており、その機器のメーカ名、型名、電源の状態、出力信号の形式、チャンネル等が表示されている。
【0069】
その後、制御部16は、ステップS25で、設定用OSD画面上の登録機器番号の項目にカーソルKを表示する。この場合も、カーソルKは、枠内の色を他の部分の色と変えるように表示される。
【0070】
そして、制御部16は、ステップS26で、リモートコントローラ17のアップキー17d及びダウンキー17eのうち、いずれのキー17d,17eが操作されたかを判別する。
【0071】
アップキー17dが操作された場合、制御部16は、ステップS27で、登録機器番号を、現在表示されている番号[図5(c)では1]に+1する。また、ダウンキー17eが操作された場合、制御部16は、ステップS28で、登録機器番号を、現在表示されている番号[図5(c)では1]から−1する。
【0072】
そして、いずれのキー17d,17eも操作されない場合、制御部16は、ステップS29で、リモートコントローラ17の決定キー17hが操作されたか否かを判別する。
【0073】
決定キー17hが操作された場合、制御部16は、ステップS30で、相手機器の選局情報(後述する)が取得されているか否かを判別し、取得できない場合、ステップS31で、図5(d)に示すような、相手機器の設定を確認させるメッセージを表示する。
【0074】
その後、制御部16は、ステップS32で、ユーザ判断により再施行のため再度決定キー17hが操作されたか、処理の終了を示すキーが操作されたかを判別し、決定キー17hが操作された場合、ステップS30の処理に戻される。
【0075】
また、処理の終了を示すキーが操作された場合、制御部16は、ステップS33で、設定した条件、つまり、リモートコントローラ17のポジションキー17cと、放送チャンネルと、表示番号と、ネットワーク上の機器を使用する場合その機器に関する情報とを対応させて記憶部19に格納して、チャンネルプリセットを終了(ステップS34)する。
【0076】
なお、上記ステップS23で設定がネットワーク機器を「使用する」になっていない場合、または、上記ステップS30で選局情報を取得している場合、制御部16は、ステップS33の処理に直接移行される。
【0077】
ここで、上記選局情報とは、相手機器の選局をネットワーク上から行なうために必要なコントロール情報を特定するための情報である。IEEE1394のAV/Cコマンド(チューナコマンド)を実装した機器で、日本のデジタル放送受信機であればARIB(Association of Radio Industries and Businesses)に規格化されており、他機器からの選局機能を持つ必要がある。
【0078】
具体的な項目としては、相手機器の特定としてGUID(64ビットの1台毎に区別される番号)と、選局処理としてネットワークID、サービスID(BS/110度CSの場合)、+remote_contorol_key_idに対応するデータ(地上波デジタルのみ)とが必要となる。IEEE1394バスに接続されている機器なら、通常はコマンドのやり取りで取得することが可能となる。
【0079】
この点はチューナに限定した説明であるが、最近はチューナ以外にも蓄積メディアの大容量化とサーバ機能の強化により、外部チューナと同等に扱っても良い環境が整いつつあるので、チューナに特定しない動作も可能である。
【0080】
また、上記したチャンネルプリセットの手順は、アナログの設定後にネットワーク機器の設定を行なっているが、これは、最初にどちらかの設定を選ばせて排他的に使用する方法でもよいものである。
【0081】
次に、上記のようにしてチャンネルプリセットが行なわれた状態で、リモートコントローラ17を操作して選局を行なう動作について説明する。図6及び図7は、この選局動作の第1の例を示している。
【0082】
この第1の例は、ポジションキー17cが操作された場合、まず、自機器(アナログテレビジョン放送受信機11)を選択して選局動作を行なわせ、それがうまく行かない場合に、自動的にネットワーク機器(デジタルテレビジョン放送受信機22)を選択して選局動作を行なわせるものである。
【0083】
すなわち、リモートコントローラ17のポジションキー17cが選択的に操作されて選局動作が開始(ステップS35)されると、制御部16は、ステップS36で、操作されたポジションキー17cを識別し、ステップS37で、記憶部19に記憶されているテーブルに基づいて、自機器(アナログテレビジョン放送受信機11)に選局動作を行なわせる。
【0084】
そして、制御部16は、ステップS38で、放送信号のキャリアが検出されたか否かを判別し、不明またはキャリア有りの場合、ステップS39で、映像信号の有無を判別する。
【0085】
映像信号が存在する場合、制御部16は、ステップS40で、図8(a)に示すように、自機器が選局したテレビジョン放送の映像を表示部15に表示させ、終了(ステップS41)される。
【0086】
また、映像信号の有無が不明の場合、制御部16は、ステップS42で、音声信号の有無を判別し、音声信号が存在する場合、ステップS40の処理に移行される。
【0087】
さらに、音声信号の有無が不明の場合、または、キャリア、映像信号及び音声信号のいずれかが存在しないことが確定した場合、制御部16は、ステップS43で、記憶部19に記憶されているテーブルに基づいて、指定されているネットワーク機器(この場合、デジタルテレビジョン放送受信機22)の検索を実行する。この検索は、設定されたGUIDから機器のノード番号を特定することにより行なわれる。
【0088】
そして、制御部16は、ステップS44で、機器の有無を判別し、存在しない場合、ステップS45で、図8(b)に示すようなメッセージを表示部15に表示して、終了(ステップS46)される。
【0089】
また、機器が存在する場合、制御部16は、ステップS47で、機器との接続処理を行ない、ステップS48で、接続が成功したか否かを判別し、失敗した場合、ステップS49で、図8(c)に示すようなメッセージを表示部15に表示して、終了(ステップS50)される。
【0090】
さらに、接続が成功した場合、制御部16は、ステップS51で、記憶部19に記憶されているテーブルに基づいて、デジタルテレビジョン放送受信機22に対して選局指示を発生する。
【0091】
そして、制御部16は、ステップS52で、選局が成功したか否かを判別し、失敗した場合、ステップS53で、図8(d)に示すようなメッセージを表示部15に表示して、終了(ステップS54)される。
【0092】
また、選局が成功した場合、制御部16は、ステップS55で、ネットワーク機器による選局であることを示す表示を行なって、終了(ステップS56)される。
【0093】
ここで、アナログテレビジョン放送受信機11は、デジタルテレビジョン放送受信機22の選局した放送信号をシリアルバス21を介して入力し、表示部15に表示させる機能を有している。そして、表示部15の画面上に放送チャンネル(1CH)とともに、ネットワーク機器からの放送映像であることを示す「i.LINK」を表示させる。
【0094】
次に、図9は、選局動作の第2の例を示している。この第2の例は、ネットワーク機器(デジタルテレビジョン放送受信機22)が登録されているポジションキー17cが操作された場合には、まず、ネットワーク機器を優先的に選択して選局動作を行なわせるものである。
【0095】
図6と同一ステップには同一符号を付して説明する。すなわち、ステップS36で、操作されたポジションキー17cが識別されると、制御部16は、ステップS57で、記憶部19に記憶されているテーブルに基づいて、ネットワーク機器(デジタルテレビジョン放送受信機22)の情報を取得する。
【0096】
そして、制御部16は、ステップS58で、ネットワーク機器にチャンネルプリセットの設定が行なわれているか否かを判別し、設定がない場合、ステップS40の処理に移行され、設定がある場合、図7に示すステップS43の処理に移行される。
【0097】
また、図10は、選局動作の第3の例を示している。この第3の例は、チャンネルプリセット時に、自機器とネットワーク機器とに対して、選局時にいずれを優先させるかという情報を選局情報に含めて登録しておき、選局動作時には、有効となる選局情報の付された機器を優先的に選択して選局動作を行なわせるものである。
【0098】
図6と同一ステップには同一符号を付して説明する。すなわち、ステップS36で、操作されたポジションキー17cが識別されると、制御部16は、ステップS59で、記憶部19に記憶されているテーブルに基づいて、有効となる選局情報を取得する。
【0099】
そして、制御部16は、ステップS60で、有効な選局情報を有する機器を判別し、自機器であれば、ステップS40の処理に移行され、ネットワーク機器であれば、ステップS43の処理に移行される。
【0100】
さらに、図11は、選局動作の第4の例を示している。この第4の例は、ポジションキー17cが所定時間以内に2度連続して操作された場合に、自機器を選択して選局動作を行なわせ、ポジションキー17cが所定時間以内に1度しか操作されなかった場合に、ネットワーク機器を選択して選局動作を行なわせるようにしたものである。
【0101】
図6と同一ステップには同一符号を付して説明する。すなわち、ステップS36で、操作されたポジションキー17cが識別されると、制御部16は、ステップS61で、連続操作判定用の内蔵タイマを駆動状態に設定する。
【0102】
そして、制御部16は、ステップS62で、ポジションキー17cがもう1度操作されたか否か、つまり、2度連続操作されたか否かを判別し、2度連続操作である場合、自機器が選択されたと判断して、ステップS40の処理に移行される。
【0103】
また、ポジションキー17cが操作されなかった場合、制御部16は、ステップS63で、上記連続操作判定用の内蔵タイマによって所定時間が経過したか否かを判別し、所定時間以内であれば、ステップS62の処理に戻される。
【0104】
さらに、所定時間が経過した場合、制御部16は、所定時間以内にポジションキー17cが1度しか操作されなかったものと判断する。この場合、制御部16は、ネットワーク機器が選択されたと判断して、上記ステップS43の処理に移行される。
【0105】
また、ステップS62で、2度操作でも操作なしでもないと判断された場合、制御部16は、ステップS64で、選局動作を中止させる。
【0106】
なお、この発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0107】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明によれば、ネットワークに接続された他の放送受信機に対して、自己のリモートコントローラを用いたプリセットチャンネル機能による容易な選局操作を実現し得る放送受信装置、放送受信方法及びAVネットワークシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すもので、ネットワークシステムの概要を説明するために示すブロック構成図。
【図2】同実施の形態におけるプリセットチャンネル動作を説明するために示すフローチャート。
【図3】同実施の形態におけるプリセットチャンネル動作を説明するために示すフローチャート。
【図4】同実施の形態におけるプリセットチャンネル動作を説明するために示すフローチャート。
【図5】同実施の形態におけるチャンネルプリセット時の各種の設定用画面を説明するために示す図。
【図6】同実施の形態における選局動作の第1の例を説明するために示すフローチャート。
【図7】同実施の形態における選局動作の第1の例を説明するために示すフローチャート。
【図8】同実施の形態における選局動作時に表示される各種の画面を説明するために示す図。
【図9】同実施の形態における選局動作の第2の例を説明するために示すフローチャート。
【図10】同実施の形態における選局動作の第3の例を説明するために示すフローチャート。
【図11】同実施の形態における選局動作の第4の例を説明するために示すフローチャート。
【符号の説明】
11…アナログテレビジョン放送受信機、
12…アンテナ、
13…チューナ、
14…画像処理部、
15…表示部、
16…制御部、
17…リモートコントローラ、
18…受光部、
19…記憶部、
20…入出力部、
21…シリアルバス、
22…デジタルテレビジョン放送受信機。
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばIEEE(the Institute of Electrical and Electronics Engineers,inc.)1394規格に準拠したデジタルインターフェース等を介して接続される放送受信装置、放送受信方法及びAVネットワークシステムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、近年では、IEEE1394規格に準拠したデジタルインターフェースを用いたシリアルバスにより、複数のAV機器を自由な形態で接続したネットワークシステムを構築することが可能になっている。
【0003】
そして、この種のネットワークシステムにおいては、画像表示機能を有する特定のAV機器から、他のAV機器を任意選択的に指定して、その動作を制御することが可能である。
【0004】
しかしながら、この場合、まず、特定のAV機器の画面上に、ネットワーク接続されている他のAV機器の選択画面を表示させ、制御すべきAV機器を選択する操作を実行する。
【0005】
その後、特定のAV機器の画面上に、選択したAV機器を制御するための操作画面を表示させ、所望の制御内容を選択する操作を実行するという2段階の操作が必要となり、取り扱いが不便なものとなっている。
【0006】
一方、テレビジョン放送受信機においては、複数の放送チャンネルを、リモートコントローラに設置された複数のポジションキーにそれぞれ割り当てる、いわゆる、チャンネルプリセット機能が搭載されている。
【0007】
このチャンネルプリセット機能によれば、任意のポジションキーを操作するだけで、そのポジションキーに割り当てられた放送チャンネルを自動的に選局することができ、取り扱いを便利にすることができる。
【0008】
例えば、特許文献1として提示する特開平11−32262号公報には、受信可能な全てのチャンネルを分割表示させ、その分割表示画面に基づいてプリセット設定を可能としたチャンネルプリセット装置が開示されている。
【0009】
ところで、テレビジョン放送の分野では、今後、地上波アナログ放送から地上波デジタル放送に移行する運びである。そして、地上波デジタル放送を視聴するためには、地上波デジタル放送対応のテレビジョン放送受信機が必要となる。
【0010】
このため、地上波アナログ放送から地上波デジタル放送への移行期間においては、現状の地上波アナログ放送対応のテレビジョン放送受信機と、地上波デジタル放送対応のテレビジョン放送受信機とが混在することになる。
【0011】
この場合、地上波アナログ放送対応受信機を特定のAV機器とし、地上波デジタル放送対応受信機を他のAV機器として、IEEE1394規格対応のネットワークを構成することが考えられる。
【0012】
しかしながら、このようなネットワーク構成では、地上波アナログ放送対応受信機が地上波デジタル放送対応受信機を制御する場合、上記したように2段階の操作が必要となり取り扱いが不便になる。
【0013】
また、チャンネルプリセット機能を用いる場合、地上波アナログ放送対応受信機は、その受信可能なチャンネルが地上波アナログ放送対応受信機のリモートコントローラに設定され、該リモートコントローラで選局操作が行なわれる。
【0014】
さらに、地上波デジタル放送対応のテレビジョン放送受信機においては、その専用のリモートコントローラを操作することによって、多数の放送チャンネルの中から所望の放送チャンネルの選局が行なわれる。
【0015】
すなわち、地上波デジタル放送対応受信機は、ネットワークを介しての2段階の煩雑な操作により地上波アナログ放送対応受信機によって選局操作されるか、専用のリモートコントローラで選局操作が行なわれるだけである。
【0016】
なお、特許文献2として提示した特開2002−223482号公報には、制御装置をリモコンで制御することによって、制御装置にネットワーク接続された被制御装置を制御する構成が開示されている。
【0017】
また、特許文献3として提示した特開2002−112367号公報には、操作装置が、ネットワークを介して接続された複数の同一機種の制御機器を判別して、選択的に制御する構成が開示されている。
【0018】
しかしながら、これら特許文献2,3には、いずれも、両テレビジョン放送受信機に対する選局操作を容易化することについては、何らの記載もなされていないものである。
【0019】
【特許文献1】
特開平11−32262号公報
【0020】
【特許文献2】
特開2002−223482号公報
【0021】
【特許文献3】
特開平2002−112367号公報
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので、ネットワークに接続された他の放送受信機に対して、自己のリモートコントローラを用いたプリセットチャンネル機能による容易な選局操作を実現し得る放送受信装置、放送受信方法及びAVネットワークシステムを提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る放送受信装置は、デジタルインターフェースを介して外部の放送受信機を制御可能に接続する接続手段と、複数のキーに、自己の受信可能な放送チャンネルを選局するための情報を対応付けて記憶するとともに、複数のキーに、外部の放送受信機を特定し、外部の放送受信機にデジタルインターフェースを介して受信可能な放送チャンネルを選局させるための情報を対応付けて記憶するプリセット手段とを備えるようにしたものである。
【0024】
また、この発明に係る放送受信方法は、自己を制御するためのリモートコントローラに設置された複数のキーに、自己の受信可能な放送チャンネルを選局するための情報を対応付けて記憶する工程と、リモートコントローラに設置された複数のキーに、デジタルインターフェースを介して制御可能に接続された外部の放送受信機を特定するとともに、外部の放送受信機にデジタルインターフェースを介して受信可能な放送チャンネルを選局させるための情報を対応付けて記憶する工程とを備えるようにしたものである。
【0025】
さらに、この発明に係るAVネットワークシステムは、第1の放送受信機と第1の放送受信機とを、デジタルインターフェースを介して前記第1の放送受信機から前記第2の放送受信機を制御可能となるように接続したものを対象としている。そして、第1の放送受信機を制御するためのリモートコントローラに設置された複数のキーに、該第1の放送受信機の受信可能な放送チャンネルを選局するための情報を対応付けて記憶させるとともに、リモートコントローラに設置された複数のキーに、第2の放送受信機を特定し、第2の放送受信機にデジタルインターフェースを介して受信可能な放送チャンネルを選局させるための情報を対応付けて記憶させるプリセット手段と、リモートコントローラに設置された複数のキーの中から、操作されたキーを識別する識別手段と、この識別手段で識別されたキーに対応付けてプリセット手段により記憶された情報に基づいて、第1の放送受信機または第2の放送受信機に選択的に選局動作を行なわせる選局手段とを備えるようにしたものである。
【0026】
上記のような構成、方法及びシステムによれば、自己を制御するリモートコントローラのキーに、自己の選局情報と、ネットワーク接続された他の放送受信機にデジタルインターフェースを介して選局動作を行なわせるための選局情報とを対応付けて記憶するようにしている。
【0027】
このため、リモートコントローラのキーを操作するだけで、いずれの放送受信機に対してもチャンネルプリセット機能を用いた選局動作を行なわせることができるようになり、ネットワークに接続された他の放送受信機に対して、自己のリモートコントローラを用いたプリセットチャンネル機能による容易な選局操作を実現することが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実施の形態で説明するネットワークシステムの概要を示している。すなわち、図1において、符号11は地上波アナログテレビジョン放送を受信するアナログテレビジョン放送受信機である。
【0029】
このアナログテレビジョン放送受信機11において、アンテナ12で受信されたアナログテレビジョン放送信号は、チューナ13に供給されて所定の放送チャンネルのテレビジョン信号が選局される。
【0030】
そして、チューナ13で選局されたテレビジョン信号は、画像処理部14に供給されて復調された後、表示部15に供給されて画像表示に供され、ここに、受信されたアナログテレビジョン放送の再生が行なわれる。
【0031】
上記した一連の再生動作は、マイクロコンピュータ等を内蔵した制御部16によって、統括的に制御されている。この制御部16には、リモートコントローラ17からの操作情報が受光部18を介して入力される。
【0032】
そして、この制御部16は、記憶部19に格納された制御プログラムに基づいて、リモートコントローラ17からの操作情報を反映させるように、チューナ13及び画像処理部14を制御している。
【0033】
なお、この記憶部19は、制御部16の作業用エリアを提供するとともに、例えば、チャンネルプリセット機能で設定されたリモートコントローラ17のキーと放送チャンネルとの対応テーブル等、各種の設定データを記憶している。
【0034】
ここで、上記リモートコントローラ17には、電源キー17a、アナログテレビジョン放送受信機11を制御するための各種の制御キー17b、ポジションキー17c等が設置されている。このポジションキー17cは、チャンネルプリセット機能において放送チャンネルと対応付けられるものとなる。
【0035】
また、このリモートコントローラ17には、表示部15に表示されたカーソルを上下左右に移動させるためのアップキー17d,ダウンキー17e,レフトキー17f,ライトキー17g、カーソルで指定された項目を決定するための決定キー17g等が設置されている。
【0036】
さらに、上記制御部16には、IEEE1394規格対応のデジタルインターフェース機能を有する入出力部20が接続されている。そして、この入出力部20に、シリアルバス[i.LINK(登録商標)ケーブル]21を介して、IEEE1394規格に準拠したデジタルインターフェース機能を有する、地上波デジタルテレビジョン放送対応のデジタルテレビジョン放送受信機22が接続されて、ネットワークシステムが構築されている。
【0037】
これにより、制御部16は、リモートコントローラ17を介して入力されたデジタルテレビジョン放送受信機22に対する操作情報を、AV(Audio Video)/C(Control)コマンドとして、入出力部20及びシリアルバス21を介してデジタルテレビジョン放送受信機22に送信し、デジタルテレビジョン放送受信機22を制御することができる。
【0038】
ここで、制御部16は、リモートコントローラ17の操作によって、アナログテレビジョン放送の放送チャンネルを、リモートコントローラ17のポジションキー17cに対応付け、その対応テーブルを記憶部19に格納するチャンネルプリセットを実現することができる。
【0039】
これにより、リモートコントローラ17のポジションキー17cを選択的に操作することにより、制御部16は、操作されたポジションキー17cに対応するアナログテレビジョン放送チャンネルを選局するようにチューナを制御し、ここに、チャンネルプリセットによる選局動作が行なわれる。
【0040】
また、制御部16は、リモートコントローラ17の操作によって、デジタルテレビジョン放送受信機22で受信可能なデジタルテレビジョン放送の放送チャンネルを、リモートコントローラ17のポジションキー17cに対応付け、その対応テーブルを記憶部19に格納することにより、デジタルテレビジョン放送に対してもチャンネルプリセットを実現させることができる。
【0041】
この場合、制御部16は、リモートコントローラ17のポジションキー17cと、デジタルテレビジョン放送の放送チャンネルと、シリアルバス21を介してネットワーク上に接続されているデジタルテレビジョン放送受信機22を特定する情報とを対応付け、その対応テーブルを記憶部19に格納する。
【0042】
これにより、リモートコントローラ17のポジションキー17cを選択的に操作することにより、制御部16は、操作されたポジションキー17cに対応するデジタルテレビジョン放送受信機22に、操作されたポジションキー17cに対応するデジタルテレビジョン放送チャンネルを選局するようにAV/Cコマンドを送信し、ここに、チャンネルプリセットによる選局動作が行なわれる。
【0043】
図2、図3及び図4は、デジタルテレビジョン放送に対するチャンネルプリセットの詳細な方法を示すフローチャートである。すなわち、リモートコントローラ17の操作によってチャンネルプリセットが要求されることにより、動作が開始(ステップS1)される。
【0044】
すると、制御部16は、ステップS2で、記憶部19に格納されている、現在のチャンネルプリセットの設定状況を示すチャンネル設定画面を、表示部15に表示させる。
【0045】
このチャンネル設定画面は、図5(a)に示すように、リモートコントローラ17のポジションキー17cと、デジタル放送チャンネルと、そのチャンネルの表示番号と、そのチャンネルを受信するためにネットワークに接続された機器を特定する情報(使用しないも含む)とを対応させたテーブルとなっている。
【0046】
このチャンネル設定画面には、1つのポジションキー17cと、それに対応した放送チャンネル、表示番号及び機器とを囲むようにカーソルKが表示されている。このカーソルKは、枠内の色を他の部分の色と変えるように表示される。
【0047】
次に、制御部16は、ステップS3で、リモートコントローラ17のアップキー17d及びダウンキー17eのうち、いずれのキー17d,17eが操作されたかを判別する。
【0048】
アップキー17dが操作された場合、制御部16は、ステップS4で、カーソルKを現在より小さい番号のポジションキー17c側、つまり、図5(a)では上側に移動させる。
【0049】
また、ダウンキー17eが操作された場合、制御部16は、ステップS5で、カーソルKを現在より大きい番号のポジションキー17c側、つまり、図5(a)では下側に移動させる。
【0050】
そして、いずれのキー17d,17eも操作されない場合、制御部16は、ステップS6で、リモートコントローラ17の決定キー17hが操作されたか否かを判別する。
【0051】
決定キー17hが操作された場合、制御部16は、ステップS7で、図5(b)に示すような設定用OSD(On Screen Display)画面を、表示部15に表示させる。
【0052】
この設定用OSD画面は、ステップS6で番号1の付されたポジションキー17cが選択された状態を示しており、そのポジションキー17cに対応して設定されている、現在の放送チャンネル、そのチャンネルの表示番号、ネットワーク接続された機器の使用の有無等が表示されている。
【0053】
その後、制御部16は、ステップS8で、設定用OSD画面上の放送チャンネルの項目にカーソルKを表示する。この場合も、カーソルKは、枠内の色を他の部分の色と変えるように表示される。
【0054】
そして、制御部16は、ステップS9で、リモートコントローラ17のアップキー17d及びダウンキー17eのうち、いずれのキー17d,17eが操作されたかを判別する。
【0055】
ここで、アップキー17dが操作された場合、制御部16は、ステップS10で、放送チャンネルの番号を、現在表示されている番号[図5(b)では1]に+1する。
【0056】
また、ダウンキー17eが操作された場合、制御部16は、ステップS11で、放送チャンネルの番号を、現在表示されている番号[図5(b)では1]から−1する。
【0057】
そして、いずれのキー17d,17eも操作されない場合、制御部16は、ステップS12で、リモートコントローラ17の決定キー17hが操作されたか否かを判別する。
【0058】
決定キー17hが操作された場合、制御部16は、ステップS13で、設定用OSD画面上の表示番号の項目にカーソルKを表示する。この場合も、カーソルKは、枠内の色を他の部分の色と変えるように表示される。
【0059】
そして、制御部16は、ステップS14で、リモートコントローラ17のアップキー17d及びダウンキー17eのうち、いずれのキー17d,17eが操作されたかを判別する。
【0060】
ここで、アップキー17dが操作された場合、制御部16は、ステップS15で、表示番号を、現在表示されている番号[図5(b)では1]に+1する。また、ダウンキー17eが操作された場合、制御部16は、ステップS16で、表示番号を、現在表示されている番号[図5(b)では1]から−1する。
【0061】
そして、いずれのキー17d,17eも操作されない場合、制御部16は、ステップS17で、リモートコントローラ17の決定キー17hが操作されたか否かを判別する。
【0062】
決定キー17hが操作された場合、制御部16は、ステップS18で、設定用OSD画面上のネットワーク機器の項目にカーソルKを表示する。この場合も、カーソルKは、枠内の色を他の部分の色と変えるように表示される。
【0063】
そして、制御部16は、ステップS19で、リモートコントローラ17のアップキー17d及びダウンキー17eのうち、いずれのキー17d,17eが操作されたかを判別する。
【0064】
ここで、現在の設定がネットワーク機器を「使用しない」であれば、制御部16は、ステップS20で、アップキー17d及びダウンキー17eのいずれが操作されても「使用する」に変更する。
【0065】
また、現在の設定がネットワーク機器を「使用する」になっていれば、制御部16は、ステップS21で、アップキー17d及びダウンキー17eのいずれが操作されても「使用しない」に変更する。
【0066】
そして、いずれのキー17d,17eも操作されない場合、制御部16は、ステップS22で、リモートコントローラ17の決定キー17hが操作されたか否かを判別する。
【0067】
決定キー17hが操作された場合、制御部16は、ステップS23で、設定がネットワーク機器を「使用する」になっているか否かを判別し、「使用する」になっている場合、ステップS24で、図5(c)に示すような、使用するネットワーク機器を設定するための設定用OSD画面を、表示部15に表示させる。
【0068】
この設定用OSD画面は、登録機器番号1としてネットワーク上に接続された機器を示しており、その機器のメーカ名、型名、電源の状態、出力信号の形式、チャンネル等が表示されている。
【0069】
その後、制御部16は、ステップS25で、設定用OSD画面上の登録機器番号の項目にカーソルKを表示する。この場合も、カーソルKは、枠内の色を他の部分の色と変えるように表示される。
【0070】
そして、制御部16は、ステップS26で、リモートコントローラ17のアップキー17d及びダウンキー17eのうち、いずれのキー17d,17eが操作されたかを判別する。
【0071】
アップキー17dが操作された場合、制御部16は、ステップS27で、登録機器番号を、現在表示されている番号[図5(c)では1]に+1する。また、ダウンキー17eが操作された場合、制御部16は、ステップS28で、登録機器番号を、現在表示されている番号[図5(c)では1]から−1する。
【0072】
そして、いずれのキー17d,17eも操作されない場合、制御部16は、ステップS29で、リモートコントローラ17の決定キー17hが操作されたか否かを判別する。
【0073】
決定キー17hが操作された場合、制御部16は、ステップS30で、相手機器の選局情報(後述する)が取得されているか否かを判別し、取得できない場合、ステップS31で、図5(d)に示すような、相手機器の設定を確認させるメッセージを表示する。
【0074】
その後、制御部16は、ステップS32で、ユーザ判断により再施行のため再度決定キー17hが操作されたか、処理の終了を示すキーが操作されたかを判別し、決定キー17hが操作された場合、ステップS30の処理に戻される。
【0075】
また、処理の終了を示すキーが操作された場合、制御部16は、ステップS33で、設定した条件、つまり、リモートコントローラ17のポジションキー17cと、放送チャンネルと、表示番号と、ネットワーク上の機器を使用する場合その機器に関する情報とを対応させて記憶部19に格納して、チャンネルプリセットを終了(ステップS34)する。
【0076】
なお、上記ステップS23で設定がネットワーク機器を「使用する」になっていない場合、または、上記ステップS30で選局情報を取得している場合、制御部16は、ステップS33の処理に直接移行される。
【0077】
ここで、上記選局情報とは、相手機器の選局をネットワーク上から行なうために必要なコントロール情報を特定するための情報である。IEEE1394のAV/Cコマンド(チューナコマンド)を実装した機器で、日本のデジタル放送受信機であればARIB(Association of Radio Industries and Businesses)に規格化されており、他機器からの選局機能を持つ必要がある。
【0078】
具体的な項目としては、相手機器の特定としてGUID(64ビットの1台毎に区別される番号)と、選局処理としてネットワークID、サービスID(BS/110度CSの場合)、+remote_contorol_key_idに対応するデータ(地上波デジタルのみ)とが必要となる。IEEE1394バスに接続されている機器なら、通常はコマンドのやり取りで取得することが可能となる。
【0079】
この点はチューナに限定した説明であるが、最近はチューナ以外にも蓄積メディアの大容量化とサーバ機能の強化により、外部チューナと同等に扱っても良い環境が整いつつあるので、チューナに特定しない動作も可能である。
【0080】
また、上記したチャンネルプリセットの手順は、アナログの設定後にネットワーク機器の設定を行なっているが、これは、最初にどちらかの設定を選ばせて排他的に使用する方法でもよいものである。
【0081】
次に、上記のようにしてチャンネルプリセットが行なわれた状態で、リモートコントローラ17を操作して選局を行なう動作について説明する。図6及び図7は、この選局動作の第1の例を示している。
【0082】
この第1の例は、ポジションキー17cが操作された場合、まず、自機器(アナログテレビジョン放送受信機11)を選択して選局動作を行なわせ、それがうまく行かない場合に、自動的にネットワーク機器(デジタルテレビジョン放送受信機22)を選択して選局動作を行なわせるものである。
【0083】
すなわち、リモートコントローラ17のポジションキー17cが選択的に操作されて選局動作が開始(ステップS35)されると、制御部16は、ステップS36で、操作されたポジションキー17cを識別し、ステップS37で、記憶部19に記憶されているテーブルに基づいて、自機器(アナログテレビジョン放送受信機11)に選局動作を行なわせる。
【0084】
そして、制御部16は、ステップS38で、放送信号のキャリアが検出されたか否かを判別し、不明またはキャリア有りの場合、ステップS39で、映像信号の有無を判別する。
【0085】
映像信号が存在する場合、制御部16は、ステップS40で、図8(a)に示すように、自機器が選局したテレビジョン放送の映像を表示部15に表示させ、終了(ステップS41)される。
【0086】
また、映像信号の有無が不明の場合、制御部16は、ステップS42で、音声信号の有無を判別し、音声信号が存在する場合、ステップS40の処理に移行される。
【0087】
さらに、音声信号の有無が不明の場合、または、キャリア、映像信号及び音声信号のいずれかが存在しないことが確定した場合、制御部16は、ステップS43で、記憶部19に記憶されているテーブルに基づいて、指定されているネットワーク機器(この場合、デジタルテレビジョン放送受信機22)の検索を実行する。この検索は、設定されたGUIDから機器のノード番号を特定することにより行なわれる。
【0088】
そして、制御部16は、ステップS44で、機器の有無を判別し、存在しない場合、ステップS45で、図8(b)に示すようなメッセージを表示部15に表示して、終了(ステップS46)される。
【0089】
また、機器が存在する場合、制御部16は、ステップS47で、機器との接続処理を行ない、ステップS48で、接続が成功したか否かを判別し、失敗した場合、ステップS49で、図8(c)に示すようなメッセージを表示部15に表示して、終了(ステップS50)される。
【0090】
さらに、接続が成功した場合、制御部16は、ステップS51で、記憶部19に記憶されているテーブルに基づいて、デジタルテレビジョン放送受信機22に対して選局指示を発生する。
【0091】
そして、制御部16は、ステップS52で、選局が成功したか否かを判別し、失敗した場合、ステップS53で、図8(d)に示すようなメッセージを表示部15に表示して、終了(ステップS54)される。
【0092】
また、選局が成功した場合、制御部16は、ステップS55で、ネットワーク機器による選局であることを示す表示を行なって、終了(ステップS56)される。
【0093】
ここで、アナログテレビジョン放送受信機11は、デジタルテレビジョン放送受信機22の選局した放送信号をシリアルバス21を介して入力し、表示部15に表示させる機能を有している。そして、表示部15の画面上に放送チャンネル(1CH)とともに、ネットワーク機器からの放送映像であることを示す「i.LINK」を表示させる。
【0094】
次に、図9は、選局動作の第2の例を示している。この第2の例は、ネットワーク機器(デジタルテレビジョン放送受信機22)が登録されているポジションキー17cが操作された場合には、まず、ネットワーク機器を優先的に選択して選局動作を行なわせるものである。
【0095】
図6と同一ステップには同一符号を付して説明する。すなわち、ステップS36で、操作されたポジションキー17cが識別されると、制御部16は、ステップS57で、記憶部19に記憶されているテーブルに基づいて、ネットワーク機器(デジタルテレビジョン放送受信機22)の情報を取得する。
【0096】
そして、制御部16は、ステップS58で、ネットワーク機器にチャンネルプリセットの設定が行なわれているか否かを判別し、設定がない場合、ステップS40の処理に移行され、設定がある場合、図7に示すステップS43の処理に移行される。
【0097】
また、図10は、選局動作の第3の例を示している。この第3の例は、チャンネルプリセット時に、自機器とネットワーク機器とに対して、選局時にいずれを優先させるかという情報を選局情報に含めて登録しておき、選局動作時には、有効となる選局情報の付された機器を優先的に選択して選局動作を行なわせるものである。
【0098】
図6と同一ステップには同一符号を付して説明する。すなわち、ステップS36で、操作されたポジションキー17cが識別されると、制御部16は、ステップS59で、記憶部19に記憶されているテーブルに基づいて、有効となる選局情報を取得する。
【0099】
そして、制御部16は、ステップS60で、有効な選局情報を有する機器を判別し、自機器であれば、ステップS40の処理に移行され、ネットワーク機器であれば、ステップS43の処理に移行される。
【0100】
さらに、図11は、選局動作の第4の例を示している。この第4の例は、ポジションキー17cが所定時間以内に2度連続して操作された場合に、自機器を選択して選局動作を行なわせ、ポジションキー17cが所定時間以内に1度しか操作されなかった場合に、ネットワーク機器を選択して選局動作を行なわせるようにしたものである。
【0101】
図6と同一ステップには同一符号を付して説明する。すなわち、ステップS36で、操作されたポジションキー17cが識別されると、制御部16は、ステップS61で、連続操作判定用の内蔵タイマを駆動状態に設定する。
【0102】
そして、制御部16は、ステップS62で、ポジションキー17cがもう1度操作されたか否か、つまり、2度連続操作されたか否かを判別し、2度連続操作である場合、自機器が選択されたと判断して、ステップS40の処理に移行される。
【0103】
また、ポジションキー17cが操作されなかった場合、制御部16は、ステップS63で、上記連続操作判定用の内蔵タイマによって所定時間が経過したか否かを判別し、所定時間以内であれば、ステップS62の処理に戻される。
【0104】
さらに、所定時間が経過した場合、制御部16は、所定時間以内にポジションキー17cが1度しか操作されなかったものと判断する。この場合、制御部16は、ネットワーク機器が選択されたと判断して、上記ステップS43の処理に移行される。
【0105】
また、ステップS62で、2度操作でも操作なしでもないと判断された場合、制御部16は、ステップS64で、選局動作を中止させる。
【0106】
なお、この発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0107】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明によれば、ネットワークに接続された他の放送受信機に対して、自己のリモートコントローラを用いたプリセットチャンネル機能による容易な選局操作を実現し得る放送受信装置、放送受信方法及びAVネットワークシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すもので、ネットワークシステムの概要を説明するために示すブロック構成図。
【図2】同実施の形態におけるプリセットチャンネル動作を説明するために示すフローチャート。
【図3】同実施の形態におけるプリセットチャンネル動作を説明するために示すフローチャート。
【図4】同実施の形態におけるプリセットチャンネル動作を説明するために示すフローチャート。
【図5】同実施の形態におけるチャンネルプリセット時の各種の設定用画面を説明するために示す図。
【図6】同実施の形態における選局動作の第1の例を説明するために示すフローチャート。
【図7】同実施の形態における選局動作の第1の例を説明するために示すフローチャート。
【図8】同実施の形態における選局動作時に表示される各種の画面を説明するために示す図。
【図9】同実施の形態における選局動作の第2の例を説明するために示すフローチャート。
【図10】同実施の形態における選局動作の第3の例を説明するために示すフローチャート。
【図11】同実施の形態における選局動作の第4の例を説明するために示すフローチャート。
【符号の説明】
11…アナログテレビジョン放送受信機、
12…アンテナ、
13…チューナ、
14…画像処理部、
15…表示部、
16…制御部、
17…リモートコントローラ、
18…受光部、
19…記憶部、
20…入出力部、
21…シリアルバス、
22…デジタルテレビジョン放送受信機。
Claims (17)
- デジタルインターフェースを介して外部の放送受信機を制御可能に接続する接続手段と、
複数のキーに、自己の受信可能な放送チャンネルを選局するための情報を対応付けて記憶するとともに、前記複数のキーに、前記外部の放送受信機を特定し、前記外部の放送受信機に前記デジタルインターフェースを介して受信可能な放送チャンネルを選局させるための情報を対応付けて記憶するプリセット手段とを具備してなることを特徴とする放送受信装置。 - 前記複数のキーは、自己を制御するためのリモートコントローラに設置されていることを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
- 前記プリセット手段は、
前記複数のキーから所定のキーを選択する第1の選択手段と、
この第1の選択手段で選択されたキーに対応付ける前記放送チャンネルを選択する第2の選択手段と、
この第2の選択手段で選択された放送チャンネルを受信するために、前記外部の放送受信機を使用するか否かを選択する第3の選択手段と、
この第3の選択手段で外部の放送受信機を使用することが選択された状態で、使用する外部の放送受信機を選択する第4の選択手段とを具備してなることを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。 - 前記第1乃至第4の選択手段は、それぞれ、自己を制御するためのリモートコントローラのキー操作により、自己の表示部に表示された設定用画面から所望の選択項目を選択して決定することを特徴とする請求項3記載の放送受信装置。
- 前記複数のキーの中から操作されたキーを識別する識別手段と、
この識別手段で識別されたキーに対応付けて前記プリセット手段により記憶された情報に基づいて、自己または前記外部の放送受信機に選局動作を行なわせる選局手段とを具備してなることを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。 - 前記選局手段は、まず、自己に選局動作を行なわせ、自己による選局動作が失敗した場合、前記外部の放送受信機に選局動作を行なわせることを特徴とする請求項5記載の放送受信装置。
- 自己による選局動作の失敗は、自己が選局した放送チャンネルに、キャリア、映像信号及び音声信号のいずれか1つが存在しないことを判別することにより判断されることを特徴とする請求項6記載の放送受信装置。
- 前記選局手段は、前記識別手段で識別されたキーに、前記外部の放送受信機に放送チャンネルを選局させるための情報が対応付けられている場合、前記外部の放送受信機による選局動作を自己の選局動作に優先して行なわせることを特徴とする請求項5記載の放送受信装置。
- 前記選局手段は、前記プリセット手段による記憶時に予め記憶された、自己と前記外部の放送受信機とのいずれに選局動作を行なわせるかを示す情報に基づいて、自己と前記外部の放送受信機とに選択的に選局動作を行なわせることを特徴とする請求項5記載の放送受信装置。
- 前記選局手段は、前記識別手段で識別されたキーの所定時間内における操作回数に基づいて、自己と前記外部の放送受信機とに選択的に選局動作を行なわせることを特徴とする請求項5記載の放送受信装置。
- 自己を制御するためのリモートコントローラに設置された複数のキーに、自己の受信可能な放送チャンネルを選局するための情報を対応付けて記憶する工程と、
前記リモートコントローラに設置された複数のキーに、デジタルインターフェースを介して制御可能に接続された外部の放送受信機を特定するとともに、前記外部の放送受信機に前記デジタルインターフェースを介して受信可能な放送チャンネルを選局させるための情報を対応付けて記憶する工程とを具備してなることを特徴とする放送受信方法。 - 前記リモートコントローラに設置された複数のキーの中から操作されたキーを識別する工程と、
この識別されたキーに対応付けて記憶された情報に基づいて、自己または前記外部の放送受信機に選局動作を行なわせる工程とを具備してなることを特徴とする請求項11記載の放送受信方法。 - 前記選局動作は、まず、自己に選局動作を行なわせ、自己による選局動作が失敗した場合、前記外部の放送受信機に選局動作を行なわせることを特徴とする請求項12記載の放送受信方法。
- 前記選局動作は、前記識別されたキーに、前記外部の放送受信機に放送チャンネルを選局させるための情報が対応付けられている場合、前記外部の放送受信機による選局動作を自己の選局動作に優先して行なわせることを特徴とする請求項12記載の放送受信方法。
- 前記選局動作は、予め記憶された自己と前記外部の放送受信機とのいずれに選局動作を行なわせるかを示す情報に基づいて、自己と前記外部の放送受信機とに選択的に選局動作を行なわせることを特徴とする請求項12記載の放送受信方法。
- 前記選局動作は、前記識別されたキーの所定時間内における操作回数に基づいて、自己と前記外部の放送受信機とに選択的に選局動作を行なわせることを特徴とする請求項12記載の放送受信方法。
- 第1の放送受信機と第1の放送受信機とを、デジタルインターフェースを介して前記第1の放送受信機から前記第2の放送受信機を制御可能となるように接続してなるAVネットワークシステムにおいて、
前記第1の放送受信機を制御するためのリモートコントローラに設置された複数のキーに、該第1の放送受信機の受信可能な放送チャンネルを選局するための情報を対応付けて記憶させるとともに、前記リモートコントローラに設置された複数のキーに、前記第2の放送受信機を特定し、前記第2の放送受信機に前記デジタルインターフェースを介して受信可能な放送チャンネルを選局させるための情報を対応付けて記憶させるプリセット手段と、
前記リモートコントローラに設置された複数のキーの中から、操作されたキーを識別する識別手段と、
この識別手段で識別されたキーに対応付けて前記プリセット手段により記憶された情報に基づいて、前記第1の放送受信機または前記第2の放送受信機に選択的に選局動作を行なわせる選局手段とを具備してなることを特徴とするAVネットワークシステム。
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