JP2007048753A - TiO2層及び伝導層が形成された接触要素を有する燃料電池 - Google Patents

TiO2層及び伝導層が形成された接触要素を有する燃料電池 Download PDF

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Abstract

【課題】システムの複雑化及び燃料電池システム効率の低下をもたらすこと無く、燃料電池の流れチャンネルに蓄積する水を減少させることにより、燃料電池を効率的に動作させる。
【解決手段】燃料電池70のための流れ場プレート又は二極式プレート18は、燃料電池環境において前記プレートを伝導性、親水性及び安定にするため組み合わせられた、TiO層(50、52)及び伝導層(72、74)を備える。TiO及び伝導性材料は、別々の層としてプレート上に堆積されてもよく、又は、単一層として組み合わされていてもよい。TiO層(50,52)及び伝導層(72、74)のいずれが最初に堆積されてもよい。一実施例では、伝導性材料は金である。
【選択図】図3

Description

本発明は、概して、燃料電池のための二極式プレートに係り、より詳しくは、該二極式プレートを燃料電池環境において伝導性、親水性及び安定にするため組み合わせられた、TiO層及び伝導層を備える燃料電池のための二極式プレートに関する。
水素は、非常に魅力的な燃料である。水素は、クリーンで、燃料電池内で電気を効率的に生成するため使用することができるからである。水素燃料電池は、アノードと、カソードと、該アノード及びカソードの間に設けられた電解質と、を有する、電気化学的装置である。アノードは、水素ガスを受け取り、カソードは、酸素又は空気を受け取る。水素ガスは、自由陽子及び電子を発生するためアノード中で分解される。陽子は、電解質を通ってカソードに至る。陽子は、カソードで酸素及び電子と反応して水を発生する。アノードからの電子は、電解質を通過することができず、かくして、カソードに送られる前に仕事を実行するため負荷を介して差し向けられる。当該仕事は、車両を作動するように働く。
陽子交換膜燃料電池(PEMFC)は、人気のある車両用燃料電池である。PEMFCは、概して、例えば過フッ化スルホン酸膜等の固体ポリマー電解質陽子伝導性部材を備えている。アノード及びカソードは、典型的には、炭素粒子に担持され、イオノマーと混合された、通常ではプラチナ(Pt)でできた細かく分割された触媒粒子を含んでいる。触媒混合物は、膜の両側に堆積されている。アノード触媒混合物、カソード触媒混合物及び膜の組み合わせは、膜電極アッセンブリ(MEA)を形成する。膜電極アッセンブリは、適切な水管理及び加湿、並びに、例えば一酸化炭素(CO)等の触媒に有害な成分の制御を始めとした、有効な動作のための幾つかの条件を必要としている。
典型的には、所望のパワーを発生するため幾つかの燃料電池が燃料電池スタック内で組み合わされている。上述した自動車の燃料電池スタックに対して、当該スタックは、約200個の燃料電池を含んでいてもよい。燃料電池スタックは、カソード反応ガスを受け入れ、該ガスは、典型的にはコンプレッサによりスタックを通過された空気の流れである。酸素の必ずしも全ては、スタックにより消費されず、空気のある成分は、カソード排気ガスとして出力され、該排気ガスは、スタック副産物として水を含み得る。燃料電池スタックは、アノード水素反応ガスを受け入れ、該ガスはスタックのアノード側に流れ込む。
燃料電池スタックは、スタック内の幾つかのMEAの間に配置された一連の流れ場又は二極式プレートを備えている。二極式プレートは、スタック内で隣接する燃料電池のためのアノード側部及びカソード側部を備えている。アノードガス流れチャンネルは、二極式プレートのアノード側に設けられ、該二極式プレートは、アノードガスがMEAのアノード側に流れることを可能にする。カソードガス流れチャンネルは、二極式プレートのカソード側に設けられ、該二極式プレートは、カソードガスがMEAのカソード側に流れることを可能にする。二極式プレートは、冷却流体が流れるところの流れチャンネルを更に備えている。
二極式プレートは、燃料電池により発生された電気が一つの電池から次の電池まで該二極式プレートを伝導してスタックから出るように、典型的には、例えばステンレス鋼、チタニウム、アルミニウム、ポリマー炭素合成物等々の伝導性材料から作られている。金属二極式プレートは、典型的には、該プレートの外側表面に自然の酸化物を生成し、該プレートが腐食に耐えるようにしている。しかし、酸化物層は、伝導性ではなく、かくして、燃料電池の内部抵抗を増大させ、その電気的性能を減少させる。また、酸化物層は、プレートをより疎水性にする。
本出願の譲受人に譲り受けされた米国特許出願公開番号2003/0228512号は、流れ場プレート上に伝導性外側層を堆積させるプロセスを開示している。該プロセスによれば、プレートを酸化させ、該プレートのオーム接触抵抗を増大させることを防止している。該特許出願の内容は、ここで参照したことで本願に組み込まれる。本出願の譲受人に譲り受けされた米国特許番号6,372、376号は、流れ場プレート上に導電性酸化耐性で酸化耐性のコーティングを堆積させる工程を開示している。本出願の譲受人に譲り受けされた米国特許出願公開番号2004/0091768号は、流れ場プレートを耐腐食性、導電性及び熱伝導性にするため、流れ場プレート上にグラファイト及びカーボンブラックのコーティングを堆積させる工程を開示している。
当該技術分野で良く理解されるように、燃料電池内の膜は、膜を横切るイオン抵抗が陽子を有効に伝導させるのに十分に低くなるように、一定の相対湿度を有する必要がある。燃料電池の作動中には、MEA及び外部加湿源からの湿気が、アノード及びカソード流れチャンネルに入り得る。電池パワーの低い要求量、典型的には0.2A/cmより低い要求量では、水は流れチャンネル内に蓄積する。反応ガスの流速が低すぎて水をチャンネルから押し出すことができないからである。水が蓄積するとき、液滴が形成され、該液滴はプレート材料が相対的に疎水性の性質を持つが故に膨張し続ける。水滴の接触角度は、液滴が反応ガスの流れに実質的に垂直に流れチャンネル内で形成される際に、実質的に90度となる。液滴のサイズが増大するにつれて、当該流れチャンネルが閉鎖され、反応ガスが他の流れチャンネルへと逸らされる。これらのチャンネルは、共通の入口マニホルド及び出口マニホルドの間に並列に構成されているからである。反応ガスは水で遮蔽されたチャンネルを通って流れることができないので、反応ガスは水をチャンネルから押し出すことができない。チャンネルが遮蔽された結果として反応ガスを受け取らなかった膜の当該領域は、電気を発生せず、かくして、不均一な電流分布をもたらし、燃料電池の全体的な効率を低下させる。更により多くの流れチャンネルが水により遮蔽されるにつれて、燃料電池により生成された電気は減少し、電池故障とみなされる200mVより低い電池電圧電位にまで達する。燃料電池が直列に電気的に連結されているので、燃料電池の一つが働きを停止すると、燃料電池スタック全体が働きを停止する。
通常、反応ガスをより速い流速で流れチャンネルを通して周期的に導入することによって流れチャンネル内に蓄積した水を追い出すことは可能である。しかし、カソード側では、このことは、空気コンプレッサに適用された寄生的なパワーを増大させ、これによってシステム効率全体を低下させる。その上、燃費減少、システム効率減少、排気ガス流れ内で上昇した濃度の水素を処理するためのシステムの複雑化といった問題を始めとして、水素燃料をパージガスとして使用していない多数の理由が存在している。
チャンネル内に蓄積した水を減少させることは、入口の湿気を減少させることによっても達成することができる。しかし、燃料電池内の膜が水和した状態のままであるようにアノード及びカソード反応ガスに相対湿度を提供することが望ましい。乾燥した入口ガスは、膜上に乾燥効果をもたらし、電池のイオン抵抗を増大させかねず、膜の長期に亘る耐久性を制限する。
米国特許出願公開番号2003/0228512号 米国特許番号6,372、376号 米国特許出願公開番号2004/0091768号
チャンネルの水輸送を改善するため、本願発明者によって、燃料電池用の二極式プレートを親水性にすることが提案された。親水性プレートは、チャンネル内の水に薄膜を形成させ、該薄膜は、共通の入口ヘッダー及び出口ヘッダーに接続されたチャンネルの列に沿って流れ分布を変える傾向をより少なくさせる。プレート材料が十分な濡れ性を有する場合、拡散媒体を通して輸送される水は、チャンネル壁と接触し、毛細管力によって、該チャンネルに沿ってチャンネルの底コーナーへと輸送される。流れチャンネルのコーナーにおいて自発的な濡れ作用を支持するための物理的な要請は、次のコンクス−フィン(Concus-Finn)条件により与えられる。
β+α/2 < 90°
ここで、βは、静的接触角度であり、αは、チャンネルコーナー角度である。上記条件は、矩形チャンネル、α/2=45°に対して、自発的濡れ作用は、静的接触角度が45°より小さいとき発生することを述べている。複合二極式プレートを備えた現在の燃料電池スタックの設計で使用される略矩形チャンネルに対しては、これは、チャンネル水輸送及び低い負荷の安定性に関して親水性プレートの有利な効果を実現するため必要とされる接触角度に、大まかな上限を設定する。
燃料電池の二極式プレートに親水性コーティングを提供するとき、設計上の懸念事項に取り組む必要がある。親水性コーティングが高い表面エネルギーを有するので、それらコーティングは、ガス燃料及び/又は酸素流れから、加湿器及び上流配管から燃料電池に入ってきた粒子及び他の汚染物質、又は、MEA、拡散媒体、シール部等の他の構成要素により内部で発生した粒子及び他の汚染物質を引き付ける。コーティング上のこれらの汚染物質の蓄積は、時間の経過と共に、コーティングの親水性をかなり減少させる。たとえ、ガスフィルター処理及び超クリーンな構成要素を使用することにより汚染を制御する試みがなされたとしても、親水性コーティング又は他の表面処理の劣化が、燃料電池の所望の6000時間に及ぶ寿命の間に発生しないことは起こりそうにもない。
本発明の教えによれば、燃料電池環境において二極式プレートを伝導性、親水性及び安定にする、TiO及び伝導性材料の組み合わせを備える、燃料電池のための流れ場プレート又は二極式プレートが開示される。前記TiO及び伝導性材料は、別々の層として前記プレート上に堆積させてもよいし又は単一層として組み合わせることができる。TiO層又は伝導層のいずれを最初に堆積させてもよい。
本発明の追加の特徴は、添付図面と関連付けられた次の詳細な説明及び添付請求項から明らかとなる。
二極式プレートを燃料電池環境で伝導性、親水性及び安定にするため金属酸化物層及び伝導層を備える燃料電池のための二極式プレートに関する本発明の実施例の次の説明は、本質上単なる例示にしか過ぎず、本発明、その用途又は使用法を制限することを意図したものではない。
図1は、上述した種類の燃料電池スタックの一部である燃料電池10の断面図である。燃料電池10は、過フッ化スルホン酸膜16により分離された、カソード側部12及びアノード側部14を備える。カソード側部の拡散媒体層20は、カソード側部12に設けられ、カソード側部の触媒層22は、膜16と拡散媒体層20との間に設けられる。同様に、アノード側部の拡散媒体層24は、アノード側部14に設けられ、アノード側部の触媒層26は、膜16と拡散媒体層24との間に設けられる。触媒層22及び26と膜16とはMEAを画定する。拡散媒体層20及び24は、MEAへの導入ガス輸送及びMEAからの水輸送を提供する多孔性層である。拡散媒体層20及び24の各々に又は膜16に触媒層22及び26を堆積させるための様々な技術が知られている。
カソード側流れ場プレート又は二極式プレート18は、カソード側部12に設けられ、アノード側流れ場プレート又は二極式プレート30は、アノード側部14に設けられている。二極式プレート18及び30は、燃料電池スタック内の燃料電池の間に設けられている。二極式プレート30内の流れチャンネル28からの水素の反応ガスは、触媒層26と反応して、水素イオンと電子とに分解する。二極式プレート18内の流れチャンネル32からの空気流れは、触媒層22と反応する。水素イオンは、膜16を通って伝播することができ、該膜を通してイオン電流が運搬される。最終的な生成物は水であり、該水は環境に一切の負の影響を及ぼさない。
本実施例では、この例に限定されるものではないが、二極式プレート18が、打ち抜き可能され、一緒に連結された2つのシート34及び36を備える。シート36は、流れチャンネル32を画定し、シート34は、燃料電池10に隣接した燃料電池のアノード側部のための流れチャンネル38を画定する。冷却流体流れチャンネル40は、図示のように、シート34及び36の間に設けられている。同様に、二極式プレート30は、流れチャンネル28を画定するシート42と、隣接する燃料電池のカソード側のための流れチャンネル46を画定するシート44と、冷却流体流れチャンネル48と、を備えている。本明細書中で説明される実施例では、シート34、36、42及び44は、例えばステンレス鋼、チタニウム、アルミニウム、ポリマーカーボン複合ベース材料等の導電性材料から作られる。
本発明の一実施例によれば、二極式プレート18及び30は、燃料電池環境においてプレート18及び30を導電性、腐食耐性、親水性及び安定にする、金属酸化物層50及び52を各々有する。一実施例では、金属酸化物層50及び52は、適切なドーパントでドーピングされる。層50及び52の親水性は、流れチャンネル28及び32内の水に、水が流れチャンネルを遮蔽することがないように水滴の代わりに膜を形成させる。特に、層50及び52の親水性は、流れチャンネル32、38、28及び46内に蓄積した水の接触角度を、好ましくは20°より小さい角度に減少させ、それにより、反応ガスの流れは、低い負荷でチャンネルを通って分配される。
更には、金属酸化物中のドーパントは、層50及び52の伝導度を増大させるように選択される。二極式プレート18及び20の伝導度をより増大させることによって、燃料電池間の電気的接触抵抗並びに燃料電池内での損失が減少され、かくして電池効率を増大させる。また、層50及び52の伝導度の増大は、圧力スタック中の圧縮力の減少を提供することができ、スタック内における一定の耐久性の問題にも取り組むことができる。一実施例では、層50及び52の伝導度が金の伝導度に近くなるようにドーパントが選択される。
更には、層50及び52内のドーパントは、層50及び52を安定即ち腐食耐性にするように選択される。特に、当該技術分野で十分に理解されているように、燃料電池10の作動中に膜16の過フッ化スルホン酸イオノマーの劣化の結果としてフッ化水素酸(HF)が発生する。フッ化水素酸は、本願で説明された材料のうち幾つか、特に二極式プレート18及び30の材料に腐食効果を及ぼす。金属酸化物層50及び52は、二極式プレート18及び30が腐食することを各々防止する。
層50及び52のための適切な金属酸化物には、二酸化ハフニウム(HfO)、二酸化ジルコニウム(ZrO)、酸化アルミニウム(Al)、酸化スズ(SnO)、五酸化タンタル(Ta)、五酸化ニオブ(Nb)、二酸化モリブデン(MoO)、二酸化イリジウム(IrO)、二酸化ルテニウム(RuO)並びにそれらの混合物等が挙げられるが、これらの例に限定されるものではない。適切なドーパントは、例えばN、C、Li、Ba、Pb、Mo、Ag、Au、Ru、Re、Nd、Y、Mn、V、Cr、Sb、Ni、W、Zr、Hf等並びにそれらの混合物等、適切な点欠陥を形成し得る材料から選択することができる。一つの特定の実施例では、ドーピングされた金属酸物は、ニオブ(Nb)及びタンタル(Ta)がドーピングされた酸化チタニウム(TiO)と、フッ素(F)がドーピングされた酸化スズ(SnO)とである。層50及び52のドーパントの量は、一実施例では、層50及び52の組成の0〜10%の範囲にあってもよい。
図2は、水平軸が圧力、垂直軸が接触抵抗を表すグラフであり、電気的接触抵抗と二極式プレートのための圧縮圧力との関係を示している。特に、グラフライン60は、制御制御接触抵抗、グラフライン62は、NbがドーピングされたTiOに関する接触抵抗であり、グラフライン64は、FがドーピングされたSnOに関する接触抵抗である。
代替実施例では、金属酸化物層50及び52が、非化学量論的金属酸化物層である。非化学量論的金属酸化物は、金属酸化物の格子構造における酸素空格子点を備えている。金属酸化物は、親水性を提供する。空格子点は、価電子帯における電子が金属酸化物の伝導帯へ飛躍して伝導性を提供することを可能にしている。更に、非化学量論的金属酸化物は、表面に接着する汚染物質の疎水性効果を減少させる。特に、非化学量論的金属酸化物は、酸化剤として作用し、該酸化剤では、自浄式窓に類似して汚染物質が酸化されるようになり、金属酸化物層50及び52の両方を、親水性及び伝導性にする。非化学量論的金属酸化物の適切な例には、xを0.1乃至6の範囲としたときのTiOxが含まれているが、これに限定されるものではない。
本発明によれば、TiOは、燃料電池環境において二極式プレート18及び30を親水性及び安定にする層50及び52のため使用することができる一つの金属酸化物である。二極式プレート18及び30の伝導性は、TiO層50及び52と組み合わせられた伝導性材料を提供することによって達成することができる。一実施例では、伝導性材料は、層50及び52を画定し且つ増大した伝導度を提供するように、TiOと混合されてもよい。例えば、マグネトロンスパッタリングプロセス等、任意の適切なプロセスを、伝導性材料にTiOを混合させるために使用することができる。伝導性材料は、金(Au)、銀(Ag)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、プラチナ(Pt)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)、ハフニウム(Hf)、希土類金属等を始めとした、本願明細書に説明した目的のための任意の適切な伝導性材料であってもよいが、これらの例に限定されるものではない。
更には、別個の伝導性層を、金属酸化物層50及び52と組み合わせて堆積させることができる。図3は、燃料電池10に類似した燃料電池70の断面図である。図3では、同様の構成要素は同じ参照番号により同定される。本実施例では、金属酸化物層50及び52は、TiO層である。プレート18及び30の伝導度をより増大させるため、薄い伝導層72が金属酸化物層50上に堆積され、薄い伝導層74が金属酸化物層52上に堆積される。一実施例では、伝導層72及び74は、金であるが、例えば上述したような他の伝導性材料も適用可能である。更には、伝導層72及び74は非常に薄く、一般には、2〜10nmのオーダーにあり、それにより、金属酸化物層50及び52の親水性特性が、伝導層72及び74を通して提供される。代替実施例では、伝導層72及び74は、金属酸化物層50及び52がプレート18及び30上に堆積される前に、二極式プレート18及び30上に各々堆積されてもよい。
層50及び52が二極式プレート18及び30に堆積される前に、二極式プレート18及び30は、プレート18及び30の外側に形成された抵抗性酸化膜を除去するため、イオンビーム又はマグネトロンスパッタリング等の適切なプロセスによりクリーニングされる。金属酸化物層50及び52は、物理気相成長プロセス、化学気相成長(CVD)プロセス、溶射プロセス、スピンコート法プロセス、ディップコート法プロセス、及び、ゾル−ゲルプロセスを始めとする任意の適切な技術によって二極式プレート18及び30上に堆積させることができる。物理気相成長プロセスの適切な例には、電子ビーム蒸着プロセス、マグネトロンスパッタリング及びパルスプラズマプロセスが含まれている。適切な化学気相成長プロセスには、プラズマ化学気相成長プロセス及び原子層堆積プロセスが含まれている。一実施例では、層50及び52は、5〜1000nmの範囲の厚さに堆積される。
前記説明は、本発明の単なる一例としての実施例を開示し、記載している。当業者は、添付された請求の範囲で画定された本発明の精神及び範囲から逸脱すること無く上記実施例に様々な変更、変形及び修正をなし得ることを容易に認めるであろう。
図1は、燃料電池環境でプレートを伝導性、親水性及び安定にする金属酸化物コーティングを有する二極式プレートを備える燃料電池スタック内の燃料電池の断面図である。 図2は、水平軸が圧力、垂直軸が接触抵抗を表すグラフであり、電気的接触抵抗と二極式プレートのための圧縮圧力との関係を示している。 図3は、燃料電池環境でプレートを伝導性、親水性及び安定にするため組み合わせられた、TiO層及び伝導層を有する二極式プレートを備える燃料電池スタック内の燃料電池の断面図である。
符号の説明
10 燃料電池
12 カソード側部
14 アノード側部
16 過フッ化スルホン酸膜
18 二極式プレート
20 カソード側部の拡散媒体層
22 カソード側部の触媒層
24 アノード側部の拡散媒体層
26 アノード側部の触媒層
28 流れチャンネル
30 二極式プレート
32 流れチャンネル
34 シート
36 シート
38 アノード側部のための流れチャンネル
40 冷却流体流れチャンネル
42 シート
44 シート
46 カソード側部のための流れチャンネル
48 冷却流体流れチャンネル
50 金属酸化物層
52 金属酸化物層
70 燃料電池
72 伝導層
74 伝導層

Claims (36)

  1. プレート材料から作られた流れ場プレートを備える燃料電池であって、
    前記流れ場プレートは、反応ガスに応じた複数の流れチャンネルを備え、該流れ場プレートは、燃料電池環境において前記プレートを伝導性、親水性及び安定にするため組み合わせられた、TiO層及び伝導層を更に備える、燃料電池。
  2. 前記プレート材料は、ステンレス鋼、チタニウム、アルミニウム、及び、ポリマー−カーボン複合ベースの材料からなる群から選択される、請求項1に記載の燃料電池。
  3. 前記伝導層は、金の層である、請求項1に記載の燃料電池。
  4. 前記TiO層は、前記伝導層が堆積される前に前記流れ場プレート上に堆積される、請求項1に記載の燃料電池。
  5. 前記伝導層は、前記TiO層が堆積される前に前記流れ場プレート上に堆積される、請求項1に記載の燃料電池。
  6. 前記TiO層は、前記流れチャンネルに蓄積している水の接触角度を20°より小さくさせる、請求項1に記載の燃料電池。
  7. 前記TiO層は、表面汚染に対して耐性を有する、請求項1に記載の燃料電池。
  8. 前記TiO層は、5乃至1000nmの範囲の厚さを有する、請求項1に記載の燃料電池。
  9. 前記伝導層は、2乃至10nmの範囲の厚さを有する、請求項1に記載の燃料電池。
  10. 前記TiO層及び前記伝導層は、電子ビーム蒸着プロセス、マグネトロンスパッタリング、パルスプラズマプロセス、プラズマ化学気相成長法、原子層堆積プロセス、溶射、スピンコート法、ディップコート法、及び、ゾル−ゲルプロセスからなる群から選択されたプロセスによって前記流れ場プレート上に堆積される、請求項1に記載の燃料電池。
  11. 前記流れ場プレートは、アノード側流れ場プレートと、カソード側流れ場プレートとからなる群から選択される、請求項1に記載の燃料電池。
  12. 前記燃料電池は、車両上の燃料電池スタックの一部である、請求項1に記載の燃料電池。
  13. プレート材料から作られた流れ場プレートを備える燃料電池であって、
    前記流れ場プレートは、反応ガスに応じた複数の流れチャンネルを備え、該流れ場プレートは、燃料電池環境において前記プレートを伝導性、親水性及び安定にするTiO及び伝導性材料の混合物である外側層を備える、燃料電池。
  14. 前記プレート材料は、ステンレス鋼、チタニウム、アルミニウム及びポリマー−カーボン複合べース材料からなる群から選択される、請求項13に記載の燃料電池。
  15. 前記伝導性材料は金である、請求項13に記載の燃料電池。
  16. 前記外側層は、前記流れチャンネルに蓄積している水の接触角度を20°より小さくさせる、請求項13に記載の燃料電池。
  17. 前記外側層は、表面汚染に対して耐性を有する、請求項13に記載の燃料電池。
  18. 前記外側層は、5乃至1000nmの範囲の厚さを有する、請求項13に記載の燃料電池。
  19. 前記外側層は、電子ビーム蒸着プロセス、マグネトロンスパッタリング、パルスプラズマプロセス、プラズマ化学気相成長法、原子層堆積プロセス、溶射、スピンコート法、ディップコート法、及び、ゾル−ゲルプロセスからなる群から選択されたプロセスによって前記流れ場プレート上に堆積される、請求項13に記載の燃料電池。
  20. 前記流れ場プレートは、アノード側流れ場プレートと、カソード側流れ場プレートとからなる群から選択される、請求項13に記載の燃料電池。
  21. 前記燃料電池は、車両上の燃料電池スタックの一部である、請求項13に記載の燃料電池。
  22. プレート材料から作られた流れ場プレートを備える燃料電池であって、
    前記流れ場プレートは、反応ガスに応じた複数の流れチャンネルを備え、該流れ場プレートは、燃料電池環境において前記プレートを伝導性、親水性及び安定にするTiO層を更に備える、燃料電池。
  23. 前記プレート材料は、ステンレス鋼、チタニウム、アルミニウム及びポリマー−カーボン複合べース材料からなる群から選択される、請求項22に記載の燃料電池。
  24. 前記TiOxにおける前記xは、0.1乃至6の範囲にある、請求項22に記載の燃料電池。
  25. 前記TiOx層は、前記流れチャンネル内に蓄積している水の接触角度を20°より小さくさせる、請求項22に記載の燃料電池。
  26. 前記TiOx層は、表面汚染に対して耐性を有する、請求項22に記載の燃料電池。
  27. 前記TiOx層は、5乃至1000nmの範囲の厚さを有する、請求項22に記載の燃料電池。
  28. 前記TiOx層は、電子ビーム蒸着プロセス、マグネトロンスパッタリング、パルスプラズマプロセス、プラズマ化学気相成長法、原子層堆積プロセス、溶射、スピンコート法、ディップコート法、及び、ゾル−ゲルプロセスからなる群から選択されたプロセスによって前記流れ場プレート上に堆積される、請求項22に記載の燃料電池。
  29. 前記流れ場プレートは、アノード側流れ場プレートと、カソード側流れ場プレートとからなる群から選択される、請求項22に記載の燃料電池。
  30. 前記燃料電池は、車両上の燃料電池スタックの一部である、請求項22に記載の燃料電池。
  31. 燃料電池のための流れ場プレートを作る方法であって、
    プレート材料から作られる流れ場プレートを用意し、
    燃料電池環境において前記プレートを伝導性、親水性及び安定にする非化学量論的金属酸化物層を前記流れ場プレート上に堆積させる、各工程を備える方法。
  32. 前記流れ場プレート上に伝導層を堆積させる工程を更に備える、請求項31に記載の方法。
  33. 非化学量論的金属酸化物層及び伝導層を堆積させる前記工程は、前記流れ場プレート上に前記伝導層を堆積させる工程と、該伝導層上に前記非化学量論的金属酸化物層を堆積させる工程とを更に備える、請求項32に記載の方法。
  34. 非化学量論的金属酸化物層及び伝導層を堆積させる前記工程は、前記流れ場プレート上に前記非化学量論的金属酸化物層を堆積させる工程と、該非化学量論的金属酸化物層上に前記伝導層を堆積させる工程とを更に備える、請求項32に記載の方法。
  35. 前記伝導層は金の層である、請求項32に記載の方法。
  36. 前記非化学量論的金属酸化物層は、TiOxを含み、xは0.1乃至6の範囲にある、請求項31に記載の方法。
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