JP2007048402A - 光ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】比較的簡単な信号処理によって多層光ディスクからの再生時における層間クロストークの補償を行う。
【解決手段】複数の記録層を有する光ディスクからの反射光を検出することによって、目的トラックからの再生信号及び目的トラック以外の特定トラックからの再生信号を生成し、メモリ132によって特定トラックからの再生信号を一時記憶しておき、減算器134によりメモリ132から読み出される再生信号を目的トラックからの再生信号から差し引くことによって、層間クロストーク成分が低減された再生信号を生成し、デコーダ135により再生信号をデコードして記録されている情報を得る。
【選択図】図1
【解決手段】複数の記録層を有する光ディスクからの反射光を検出することによって、目的トラックからの再生信号及び目的トラック以外の特定トラックからの再生信号を生成し、メモリ132によって特定トラックからの再生信号を一時記憶しておき、減算器134によりメモリ132から読み出される再生信号を目的トラックからの再生信号から差し引くことによって、層間クロストーク成分が低減された再生信号を生成し、デコーダ135により再生信号をデコードして記録されている情報を得る。
【選択図】図1
Description
本発明は、特に多層光ディスクに記録されている情報を再生する光ディスク装置に係り、特に層間クロストークの補償技術に関する。
コンパクトディジタル(CD)やディジタルバーサタイルディジタル(DVD)に代表される、光ディスクと呼ばれる記録媒体を用いて情報の記録再生を行う光ディスク装置が広く普及している。光ディスク装置の普及と用途の拡大及び周辺技術の進歩に伴い、光ディスクの記録容量も増加の一途を辿りつつある。CDの記録容量が約700MBであるのに対してDVDのそれは、4.7GBであり、さらに現在開発中の次世代DVDのそれは20GBを越えると予想されている。
光ディスクの記録容量の増加は、主として単位面積当たりの記録密度の増加により達成される。記録密度の増加は、主として半導体レーザの短波長化及び対物レンズの高開口数(NA)化により実現される。レーザビームの波長をλとすると、スポットサイズはλ/NAに比例するという原理に基づいて記録容量の増加が実現される。例えば、DVDではλ=660nmの半導体レーザ及びNA=0.6の対物レンズが用いられているのに対し、次世代DVDではλ=405nmの半導体レーザ及びNA=0.65或いは0.85の対物レンズが用いられると予想され、スポットサイズは略1/2に縮小される。
単純には、短波長化及び高NA化をさらに進めれば、記録密度を高めることができるはずであるが、現実には、これまで以上の短波長化及び高NA化による記録密度の向上は困難であると一般的に考えられている。これは、これまで以上の短波長に適応した光学材料・光学部品の開発が難しく、ディスクのチルトに対するマージンが急激に厳しくなること等の様々な理由に基づいている。
短波長化及び高NA化以外の記録密度の向上の手法の一つとして、多層記録技術が知られている。これは複数の記録層を積層した光ディスクを用いることにより、単層の光ディスクに比較して層数倍の記録容量を実現する技術であり、例えばDVDでは2層媒体が実用化されている。多層光ディスクの記録/再生時には、目的の記録層を選択する必要がある。このために、記録層の間隔を数十μm程度と広くとった上で、レーザビームの焦点を厚さ方向に移動させる方法がとられる。しかしながら再生時には、再生対象の記録層(以下、再生層という)からの反射光のみを光検出器に導いて再生信号を生成する必要があるにもかかわらず、再生層以外の記録層(以下、非再生層という)からの反射光も光検出器に漏れ込んでしまう。このような現象を層間クロストークと呼ぶ。層間クロストークがあると、再生信号のノイズ成分が増大してしまう。
層間クロストークの原因の一つとして、記録層間の相対的な偏心(各記録層の中心軸のずれ)が挙げられる。この偏心は再生層と非再生層との間でランド・グルーブ構造にずれをもたらす。すなわち、再生層からの再生中に非再生層のランド・グルーブを横切ることになり、この際に非再生層からの漏れ込み光の光量が変動するために、漏れ込み光がノイズ成分の増大をもたらすのである。偏心をゼロとすることができれば原理的に層間クロストーク成分を除去することが可能であるが、現在の製造工程では数ミクロンから数十ミクロン程度の偏心が生じることは避けられない。
特許文献1(特開2001−273640号公報)には、再生層からの反射光を検出するメインの光検出器とは別に、非再生層からの反射光のみを検出するサブの光検出器を設けることで層間クロストークの影響を軽減する手法が開示されている。すなわち、メインの光検出器からの出力信号に対しサブの光検出器からの出力信号により処理を施して、再生層からの再生信号に含まれる層間クロストーク成分を低減する。
特開2001−273640号公報
特許文献1の手法では、通常の光ディスク装置に比べてサブの光検出器を新たに必要とし、これに伴いサブの光検出器に光ディスクからの反射光を導くための光学部品を追加する必要がある。このため光学系を含めた光ディスク装置が大型化し、コストも高くなるという問題がある。
本発明の目的は、比較的簡単な信号処理によって層間クロストークの補償を行うことができる光ディスク装置を提供することにある。
本発明の第1の観点によると、複数の記録層を有する光ディスク上に、トラックに沿って記憶されている情報を再生する光ディスク装置において、前記光ディスクの前記トラック上に光ビームを照射する光照射器と、前記光ビーム照射に伴う前記光ディスクからの反射光を検出することによって、目的トラックからの第1再生信号及び該目的トラック以外の特定トラックからの第2再生信号を生成する再生ユニットと、前記第2再生信号を記憶するメモリと、前記メモリから読み出される第2再生信号を前記第1再生信号から差し引くことにより第3再生信号を生成する減算器、及び前記第3再生信号をデコードして前記情報を得るデコーダを具備する光ディスク装置を提供する。
本発明の第2の観点によると、複数の記録層を有する光ディスク上に、トラックに沿って記憶されている情報を再生する光ディスク装置において、前記光ディスクの前記トラック上に光ビームを照射する光照射器と、前記光ビームの照射に伴う前記光ディスクからの反射光を検出することによって、目的トラックからの第1再生信号及び特定の複数トラックからの複数の第2再生信号を生成する再生ユニットと、前記複数の第2再生信号に対して演算を施すことにより、前記複数の記録層間のクロストーク成分に対応した補償信号を生成する演算ユニット、及び前記補償信号を前記第1再生信号から差し引くことにより第3再生信号を生成する減算器、及び前記第3再生信号をデコードして前記情報を得るデコーダを具備する光ディスク装置を提供する。
本発明によれば、余分な光検出器や光学部品の追加を必要とせず、比較的簡単な信号処理によって多層光ディスクからの再生時の層間クロストークの影響を軽減することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。以下の実施形態では、多層光ディスクとして書き換え型光ディスクで最も一般的なランド/グルーブ構造を想定する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光ヘッド装置を示している。光ディスク101は、この例ではスパイラル状のグルーブ領域及びランド領域がトラックとして形成された2つの記録層103及び104を有する2層光ディスクである。書き換え型光ディスクのランド/グルーブ構造では、グルーブ領域とランド領域の両方に記録が行われる。光ビームの入射側に近い記録層103は第0記録層と呼ばれ、光ビームの入射側から遠い記録層104は第1層記録層と呼ばれる。光ディスク101は、記録及び再生時にスピンドルモータ102によって回転駆動される。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光ヘッド装置を示している。光ディスク101は、この例ではスパイラル状のグルーブ領域及びランド領域がトラックとして形成された2つの記録層103及び104を有する2層光ディスクである。書き換え型光ディスクのランド/グルーブ構造では、グルーブ領域とランド領域の両方に記録が行われる。光ビームの入射側に近い記録層103は第0記録層と呼ばれ、光ビームの入射側から遠い記録層104は第1層記録層と呼ばれる。光ディスク101は、記録及び再生時にスピンドルモータ102によって回転駆動される。
第0記録層103または第1記録層104への情報の記録時、あるいは第0記録層103または第1記録層104の情報の再生時には、レーザ光源105、コリメータレンズ107、偏光ビームスプリッタ108、立ち上げミラー109、1/4波長板110及び対物レンズ111を含む光照射器によって記録対象の記録層あるいは再生対象の記録層(再生層)上に光ビームが集束される。
再生時について説明すると、レーザ光源105から出射した直線偏光の光ビーム106は、コリメータレンズ107によって発散光束から平行光束に変換された後、偏光ビームスプリッタ108及び立ち上げミラー109で順次反射され、1/4波長板110に入射する。1/4波長板110に入射した平行光束は円偏光に変換され、対物レンズ111により2層光ディスク101における再生層上に集束される。
再生層によって反射された光は、入射光と逆に対物レンズ111及び1/4波長板110を通過して1/4波長板110により直線偏光に変換され、さらに立ち上げミラー109で反射されて偏光ビームスプリッタ108を透過する。偏光ビームスプリッタ108を透過した光は、ビームスプリッタ112によってフォーカシング制御用の光束113と、トラッキング制御兼再生用の光束114とに分割される。
ビームスプリッタ112を透過したフォーカシング制御用の光束113は、集光レンズ115及びシリンドリカルレンズ116により第1光検出器117上に集光される。第1光検出器117は4分割検出器であり、各受光面に対応して各々の入射光量に応じた出力信号を生成する。光検出器117の各受光面に対応する出力信号は焦点誤差演算器118に入力され、ここで公知の非点収差法の演算式により演算が行われて焦点誤差信号119が生成される。
焦点誤差検出信号119に基づいてレンズアクチュエータ120により対物レンズ111が記録層103,104の面に対して垂直方向に駆動される。これによって、再生層上に光ビームの合焦がなされる。ここでは焦点誤差検出方法として代表的な非点収差法を示したが、この方法に限るものではなく、ナイフエッジ法あるいはビームサイズ法等の方法でもよい。
ビームスプリッタ112で反射したトラッキング制御兼再生用の光束114は、集光レンズ121により集光され、第2光検出器124で受光される。第2光検出器124は分割された少なくとも二つの受光面を有する分割検出器であり、各受光面に対応して各々の入射光量に応じた出力信号を生成する。第2光検出器124の各受光面に対応する出力信号はトラッキング誤差演算器127に入力され、ここで公知の演算式により演算が行われてトラッキング誤差信号128が生成される。
第2光検出器124が二分割検出器の場合、トラッキング誤差演算器127は減算器(あるいは差動増幅器)である。減算器によって生成されるトラッキング誤差信号128はプッシュプル信号と呼ばれる。トラッキング誤差信号128に基づいて生成されるトラッキング駆動信号に従って、レンズアクチュエータ120により対物レンズ111が記録層103,104の面内方向に駆動され、再生層上の目標トラックに光ビームが位置決めされる。
第2光検出器124の各受光面に対応する出力信号は、第2光検出器124と共に再生ユニットを形成する再生用演算器129にも入力される。第2光検出器124が分割検出器の場合、再生用演算器129は加算器(あるいは加算増幅器)であり、第2光検出器124の各受光面に対応する出力信号を加算することによって、光ディスク101の再生層上に記録されている情報に対応した再生信号130を生成する。
第2光検出器124に入射する光束のうち、実線122で示す光束は2層光ディスク101の再生層(図1においては第1記録層104)で反射した光束(信号光束)である。破線123で示す光束は、2層光ディスク101の非再生層(図1においては第0記録層103)で反射した光束を示している。光束122及び光束123は、第2光検出器124ではビーム125及び126にそれぞれ対応する。
第2光検出器124には、再生層からの信号光束122のみならず非再生層からの不所望な漏れ込み光の光束123が入射し、この漏れ込み光束123が信号光束122に重畳される。この結果、再生用演算器129からの再生信号130に層間クロストーク成分が混入する。本実施形態では、以下のようにして再生信号130中の層間クロストーク成分が低減される。なお、光ディスク101上のトラックの形状は一般には一本の連続したスパイラル状に形成されるが、以下では便宜上トラックの一周分を1トラックとして説明を行う。
再生信号130は、アナログ/ディジタル変換器(ADC)131によってディジタルデータに変換される。第1の実施形態によると、ADC131からのディジタルデータは、メモリ132及び減算器134に入力される。メモリ132には、目的トラック以外の一つの特定トラックからの再生信号のディジタルデータ(第2再生信号データ)が記憶される。ここで、目的トラックとは光ディスク101の情報(記録マーク)が記録されている領域のトラックであり、再生しようとするトラックである。特定トラックとは、例えば光ディスク101の情報が記録されていない領域のトラックである。特定トラックは、好ましくは目的トラックの記録層と同一の記録層上のトラックであるが、目的トラックの記録層と異なる記録層上のトラックであってもよい。
メモリ132に記憶された特定トラックからの第2再生信号データ(補償信号データ)は、目的トラックからの情報の再生時に読み出され、減算器134によって目的トラックからの再生信号のディジタルデータ(第1再生信号データ)から差し引かれることにより、層間クロストーク成分が低減された再生信号のディジタルデータ(第3再生信号データという)が得られる。減算器134から出力される第3再生信号データはデコーダ135によってデコードされ、再生された情報136が生成される。
図2は、光ディスク101の第0記録層103と第1記録層104間の相対的な偏心の様子を示している。トラックの形状、すなわちランド/グルーブ構造は、一般にはスパイラル状になっているが、図2では単純化のためにランド/グルーブ構造は模式的に同心円状で表わされている。図2の記号δに示されるように、第0記録層103(図2中のL0)と第1記録層104(図2中のL1)が互いに偏心している場合、記録層L0及びL1の各々のランド・グルーブ構造は互いにずれて重なる。図2より明らかなように、記録層L0のトラックと記録層L1のトラックとが横切る角度は、光ディスクのどの半径位置であっても同一であるため、記録層L0と記録層L1からは回転角度に対して同じ位相で層間クロストーク成分が発生する。
従って、光ディスク101の記録方式が線速度一定(constant linear velocity:CLV)あるいはゾーン内線速度一定(zoned constant linear velocity:ZCLV)の場合は、ADC131により記録層L0からの再生信号と記録層L1からの再生信号を同一の回転角度に相当するサンプリング周期でサンプリングすれば、ADC131から出力されるディジタルデータに含まれる記録層L0及び記録層L1の各々からの層間クロストーク成分の位相を揃えることができる。
ADC13が記録層L0からの再生信号及び記録層L1からの再生信号を同一の回転角度に相当するサンプリング周期でサンプリングしない場合には、例えばADC131からのディジタルデータに補間演算を施してトラック一周毎のサンプリング点数が同一となるように変換を行う。このような補間演算による変換によって、ADC131から出力されるディジタルデータに含まれる、記録層L0及び記録層L1の各々からの層間クロストーク成分の位相を揃えることができる。光ディスク101の記録方式が角速度一定(constant angular velocity:CAV)の場合は、ADC131のサンプリング周期が同じでもトラック一周毎のサンプリング点数は同じとなるので、補間演算は不要である。
補償信号の生成は、必ずしも目的トラックからの再生の度に毎回行う必要はない。例えば、光ディスク101上の半径位置の違いによる層間クロストーク成分の変動が小さい場合には、補償信号の生成を一つの媒体(光ディスク)毎に一回ずつ行って、得られる補償信号を補償信号メモリに記憶しておき、再生時に該補償信号メモリに記憶されている補償信号を読み出して用いてもよい。光ディスク101上の半径位置の違いによる層間クロストーク成分の変動が大きい場合には、半径位置に異なる複数箇所(数箇所〜数十箇所)で補償信号を生成することが望ましい。これらのことは、後に説明する第2及び第3の実施形態についても同様である。
次に、図3を用いて第1の実施形態における層間クロストーク成分を低減するための処理手順について説明する。
まず、光ディスク101の目的トラック以外の特定トラックからの再生を行う(ステップS101)。ステップS101により特定トラックから得られる再生信号をADC131によってディジタルデータに変換し、これによって得られる第2再生信号データをメモリ132に書き込んで一時記憶を行う(ステップS102)。前述したように、目的トラックは光ディスク101の情報が記録されている領域のトラックであり、特定トラックは光ディスク101の情報が記録されていない領域のトラックである。
まず、光ディスク101の目的トラック以外の特定トラックからの再生を行う(ステップS101)。ステップS101により特定トラックから得られる再生信号をADC131によってディジタルデータに変換し、これによって得られる第2再生信号データをメモリ132に書き込んで一時記憶を行う(ステップS102)。前述したように、目的トラックは光ディスク101の情報が記録されている領域のトラックであり、特定トラックは光ディスク101の情報が記録されていない領域のトラックである。
次に、メモリ132に記憶されている特定トラックからの第2再生信号データを読み出し、それを補償信号データとして生成する(ステップS103)。特定トラックからの再生信号は、目的トラックに記録されている情報以外の成分、すなわち層間クロストーク成分その他のノイズ成分のみが含まれているので、層間クロストーク成分を低減するための補償信号として用いることができる。
そこで、目的トラックの再生時に、メモリ132から特定トラックからの第2再生信号データを読み出し、それを補償信号データとして減算器134に入力する。減算器134では、ADC131から出力される目的トラックからの第1再生信号データから補償信号データを差し引く、すなわち差分演算を行う(ステップS104)。この差分演算により、層間クロストーク成分が低減された第3再生信号データが得られる。従って、減算器134から出力される第3再生信号データをデコーダ135によりデコードすることによって、層間クロストークの影響を受けない再生情報136を得ることができる。
なお、特定トラックの記録層が目的トラックの記録層と異なる場合、補償信号データに対して記録層の違いを考慮した、位相や振幅の調整のような何からの処理を行ってから、上記の差分演算を行うことが望ましい。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態は、層間クロストーク成分を低減する処理が第1の実施形態と異なる。第2の実施形態によると、図4に示されるようにメモリ132から読み出される再生信号データが演算ユニット133に入力される。メモリ132は、ここでは複数(N)トラックからの再生信号データを記憶可能な容量を有する。演算ユニット133は、メモリ132からのNトラック分の再生信号データに対する演算処理を行うことによって、層間クロストーク成分低減のための補償信号データを生成する。目的トラックからの再生時に、減算器134によって目的トラックからの再生信号データと補償信号データとの差分演算が行われ、層間クロストーク成分が除去または低減された再生信号データが得られる。
本発明の第2の実施形態は、層間クロストーク成分を低減する処理が第1の実施形態と異なる。第2の実施形態によると、図4に示されるようにメモリ132から読み出される再生信号データが演算ユニット133に入力される。メモリ132は、ここでは複数(N)トラックからの再生信号データを記憶可能な容量を有する。演算ユニット133は、メモリ132からのNトラック分の再生信号データに対する演算処理を行うことによって、層間クロストーク成分低減のための補償信号データを生成する。目的トラックからの再生時に、減算器134によって目的トラックからの再生信号データと補償信号データとの差分演算が行われ、層間クロストーク成分が除去または低減された再生信号データが得られる。
図5を用いて、第2の実施形態における層間クロストーク成分を低減するための処理手順について説明する。
まず、光ディスク101の目的トラックの近隣のNトラックからの再生を順次行う(ステップS201)。ステップS201によりNトラックから得られる再生信号をADC131によりディジタルデータに変換した後、メモリ132に書き込んで一時記憶を行う(ステップS202)。次に、目的トラックからの再生時に、メモリ132に記憶されているNトラックからの再生信号データを読み出し(ステップS203)、演算ユニット133により次式(1)に示されるような平均化を行って補償信号データを生成する(ステップS204)。
まず、光ディスク101の目的トラックの近隣のNトラックからの再生を順次行う(ステップS201)。ステップS201によりNトラックから得られる再生信号をADC131によりディジタルデータに変換した後、メモリ132に書き込んで一時記憶を行う(ステップS202)。次に、目的トラックからの再生時に、メモリ132に記憶されているNトラックからの再生信号データを読み出し(ステップS203)、演算ユニット133により次式(1)に示されるような平均化を行って補償信号データを生成する(ステップS204)。
ここで、Wi(t)はNトラックのうちの第iトラックからの再生信号データである。
このように目的トラックの近隣のNトラックからの再生信号データを平均化することにより、ランダムなノイズ成分や記録データの成分が低減され、主に層間クロストーク成分のみからなる補償信号が生成される。従って、第1の実施形態と同様に減算器134によりADC131から出力される目的トラックからの再生信号データと、補償信号データとの差分演算を行うことにより、層間クロストーク成分がより効果的に除去または低減された再生信号データが得られる。
以下に具体的な波形の例を挙げて第2の実施形態による層間クロストーク低減の効果について説明する。
図6(a)は、目的トラックの近隣のN=5トラックからの再生信号の一部の区間の波形を重ねて表している。図6(a)の波形には、層間クロストーク成分とそれ以外のランダムノイズ成分が含まれている。図6(b)は、図6(a)のNトラックからの再生信号波形を平均化して得られる補償信号の波形である。この補償信号波形では、図6(a)に含まれているランダムノイズ成分は平均化によりほぼキャンセルされており、大部分は層間クロストーク成分である。図6(c)は、目的トラックからの再生信号と図6(b)の補償信号との差分演算を行った結果得られる再生信号の波形であり、層間クロストーク成分はほぼキャンセルされ、ランダムノイズ成分のみが残っている。図6(c)の例では、分かりやすくするために記録マークが形成されていないトラックを目的トラックとしているため、情報成分は含まれていない。このように第2の実施形態によると、層間クロストーク成分が効果的に低減される。
図6(a)は、目的トラックの近隣のN=5トラックからの再生信号の一部の区間の波形を重ねて表している。図6(a)の波形には、層間クロストーク成分とそれ以外のランダムノイズ成分が含まれている。図6(b)は、図6(a)のNトラックからの再生信号波形を平均化して得られる補償信号の波形である。この補償信号波形では、図6(a)に含まれているランダムノイズ成分は平均化によりほぼキャンセルされており、大部分は層間クロストーク成分である。図6(c)は、目的トラックからの再生信号と図6(b)の補償信号との差分演算を行った結果得られる再生信号の波形であり、層間クロストーク成分はほぼキャンセルされ、ランダムノイズ成分のみが残っている。図6(c)の例では、分かりやすくするために記録マークが形成されていないトラックを目的トラックとしているため、情報成分は含まれていない。このように第2の実施形態によると、層間クロストーク成分が効果的に低減される。
第2の実施形態においても、ADC13が記録層L0からの再生信号と記録層L1からの再生信号を同一の回転角度に相当するサンプリング周期でサンプリングしない場合には、ADC131からのディジタルデータに補間演算を施してトラック一周毎のサンプリング点数が同一となるように変換することが望ましい。これにより、再生信号データに含まれる記録層L0及び記録層L1の各々からの層間クロストーク成分の位相を揃えることができる。
第2の実施形態における補償信号の生成は、必ずしも目的トラックからの再生に先立って目的トラック以外の近隣トラックからの再生信号のみを用いて行われる必要はない。目的トラックからの再生と同時に、目的トラックを含む近隣トラックからの再生信号を利用して補償信号を生成することもできる。
(第3の実施形態)
図7は、図4を変形した本発明の第3の実施形態を示している。ADC131からの再生信号データは、演算ユニット133にも入力される。メモリ132の出力から演算ユニット133の入力へのパスと、演算ユニット133の出力からメモリ132の入力へのパス、及びメモリ132の出力から減算器134へのパスが存在する。メモリ132は、この例では1トラック分の再生信号データを記憶可能な容量を有する。
図7は、図4を変形した本発明の第3の実施形態を示している。ADC131からの再生信号データは、演算ユニット133にも入力される。メモリ132の出力から演算ユニット133の入力へのパスと、演算ユニット133の出力からメモリ132の入力へのパス、及びメモリ132の出力から減算器134へのパスが存在する。メモリ132は、この例では1トラック分の再生信号データを記憶可能な容量を有する。
図8を用いて、第2の実施形態における層間クロストーク成分を低減するための処理手順について説明する。
まず、光ディスク101の目的トラックの近隣の複数(N)トラックのうち第1トラックから再生を行う(ステップS302)。ステップS301により得られる第1トラックからの再生信号をADC131によりディジタルデータに変換した後、メモリ132に書き込んで一時記憶を行う(ステップS302)。次に、トラック番号iを2にセットし(ステップS303)、第2トラックからの再生を行う(ステップS304)。ステップS304により得られる第2トラックからの再生信号をADC131によりディジタルデータに変換した後、演算ユニット133によりメモリ132に記憶されている第1トラックからの再生信号データと加算して平均化を行う(ステップS305)。ステップS305により得られた平均化データ(Nトラックからの再生信号データの平均化データの中間演算結果)をメモリ132において上書きする(ステップS306)。すなわち、メモリ132に既に記憶されている第1トラックからの再生信号データが部分演算結果の平均化データに置き換えられる。
まず、光ディスク101の目的トラックの近隣の複数(N)トラックのうち第1トラックから再生を行う(ステップS302)。ステップS301により得られる第1トラックからの再生信号をADC131によりディジタルデータに変換した後、メモリ132に書き込んで一時記憶を行う(ステップS302)。次に、トラック番号iを2にセットし(ステップS303)、第2トラックからの再生を行う(ステップS304)。ステップS304により得られる第2トラックからの再生信号をADC131によりディジタルデータに変換した後、演算ユニット133によりメモリ132に記憶されている第1トラックからの再生信号データと加算して平均化を行う(ステップS305)。ステップS305により得られた平均化データ(Nトラックからの再生信号データの平均化データの中間演算結果)をメモリ132において上書きする(ステップS306)。すなわち、メモリ132に既に記憶されている第1トラックからの再生信号データが部分演算結果の平均化データに置き換えられる。
次に、ステップS307でi=Nと判定されるまでトラック番号iを1ずつインクリメントし(ステップS308)、ステップS304〜S306の処理を繰り返し、中間演算結果の平均化データをメモリ132において順次上書きする。この結果、第Nトラックが再生された時点で演算ユニット133による最終演算結果が得られ、これが補償信号データとして最終的にメモリ132に記憶される。そこで、目的トラックからの再生時に、メモリ132に記憶されている補償信号データを読み出し、以下第1の実施形態と同様に減算器134によりADC131から出力される目的トラックからの再生信号データと、補償信号データとの差分演算を行うことにより、層間クロストーク成分が除去または低減された再生信号のディジタルデータが得られる。減算器134からの出力データをデコーダ135によりデコードすることによって、層間クロストークの影響を受けない再生情報136を得る。
第3の実施形態によると、第2の実施形態と同様の原理により層間クロストーク成分が効果的に低減される。また、第2の実施形態によれば、Nトラックのうちの1トラックからの再生が行われる度にメモリ132に上書きが行われるため、メモリ132の容量は再生信号データの1トラック分でよい。従って、第2の実施形態に比較してメモリ132の容量は1/Nに削減される。
第2及び第2の実施形態において、演算ユニット135における演算は平均化に限定されず、例えば加算であってもよい。すなわち、Nトラックからの再生信号データを加算して補償信号データを生成する。その場合、減算器134で目的トラックからの再生信号データと補償信号データとの差分演算を行う際に、目的トラックからの再生信号データの値をN倍することによって、平均化を用いた場合と同様の補償信号データを得ることができる。 なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
101・・・書き換え型2層光ディスク
102・・・スピンドルモータ
103・・・第0記録層
104・・・第1記録層
105・・・レーザ光源
106・・・光ビーム
107・・・コリメータレンズ
108・・・偏光ビームスプリッタ
109・・・立上げミラー
110・・・1/4波長板
111・・・対物レンズ
112・・・ビームスプリッタ
113・・・フォーカシング制御用光束
114・・・トラッキング制御兼信号再生用光束
115・・・集光レンズ
116・・・シリンドリカルレンズ
117・・・第1検出器
118・・・焦点誤差演算器
119・・・焦点誤差信号
120・・・レンズアクチュエータ
121・・・シリンドリカルレンズ
124・・・第2光検出器
127・・・トラッキング誤差演算器
129・・・再生用演算器
130・・・再生信号
131・・・アナログ/ディジタル変換器
132・・・メモリ
133・・・演算ユニット
134・・・減算器
135・・・デコーダ
136・・・再生情報
102・・・スピンドルモータ
103・・・第0記録層
104・・・第1記録層
105・・・レーザ光源
106・・・光ビーム
107・・・コリメータレンズ
108・・・偏光ビームスプリッタ
109・・・立上げミラー
110・・・1/4波長板
111・・・対物レンズ
112・・・ビームスプリッタ
113・・・フォーカシング制御用光束
114・・・トラッキング制御兼信号再生用光束
115・・・集光レンズ
116・・・シリンドリカルレンズ
117・・・第1検出器
118・・・焦点誤差演算器
119・・・焦点誤差信号
120・・・レンズアクチュエータ
121・・・シリンドリカルレンズ
124・・・第2光検出器
127・・・トラッキング誤差演算器
129・・・再生用演算器
130・・・再生信号
131・・・アナログ/ディジタル変換器
132・・・メモリ
133・・・演算ユニット
134・・・減算器
135・・・デコーダ
136・・・再生情報
Claims (6)
- 複数の記録層を有する光ディスク上に、トラックに沿って記憶されている情報を再生する光ディスク装置において、
前記光ディスクの前記トラック上に光ビームを照射する光照射器と、
前記光ビームの照射に伴う前記光ディスクからの反射光を検出することによって、目的トラックからの第1再生信号及び該目的トラック以外の少なくとも一つの特定トラックからの第2再生信号を生成する再生ユニットと、
前記第2再生信号を記憶するメモリと、
前記メモリから読み出される第2再生信号を前記第1再生信号から差し引くことにより第3再生信号を生成する減算器、及び
前記第3再生信号をデコードして前記情報を得るデコーダを具備する光ディスク装置。 - 複数の記録層を有する光ディスク上に、トラックに沿って記憶されている情報を再生する光ディスク装置において、
前記光ディスクの前記トラック上に光ビームを照射する光照射器と、
前記光ビームの照射に伴う前記光ディスクからの反射光を検出することによって、目的トラックからの第1再生信号及び複数の特定トラックからの複数の第2再生信号を生成する再生ユニットと、
前記複数の第2再生信号に対して演算を施すことにより、前記複数の記録層間のクロストーク成分に対応した補償信号を生成する演算ユニットと、
前記補償信号を前記第1再生信号から差し引くことにより第3再生信号を生成する減算器、及び
前記第3再生信号をデコードして前記情報を得るデコーダを具備する光ディスク装置。 - 前記複数の第2再生信号を記憶するメモリをさらに具備し、前記演算ユニットは前記メモリから読み出される第2再生信号に対して演算を施す請求項2記載の光ディスク装置。
- 前記複数の第2再生信号のうちの一つのトラックからの第2再生信号を記憶可能な容量を有するメモリをさらに具備し、前記演算ユニットは前記再生ユニットによって一つのトラックからの再生信号が生成される度に前記メモリを介して中間演算結果を生成し、前記再生ユニットによって前記複数のトラックのうちの最終トラックからの再生信号が生成されると最終演算結果を生成する請求項2記載の光ディスク装置。
- 前記演算ユニットは、前記演算として前記複数の第2再生信号の平均化を行って前記補償信号を生成する請求項2乃至4のいずれか1項記載の光ディスク装置。
- 前記演算ユニットは、前記演算として前記複数の第2再生信号の加算を行って前記補償信号を生成し、前記減算器は前記第1再生信号を前記複数のトラックの数倍した信号から前記補償信号を差し引く請求項2乃至4のいずれか1項記載の光ディスク装置。
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JP2005233447A JP2007048402A (ja) | 2005-08-11 | 2005-08-11 | 光ディスク装置 |
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JP2007048402A true JP2007048402A (ja) | 2007-02-22 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009043320A (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-26 | Hitachi Ltd | 光記録媒体の再生信号の測定方法、信号再生装置及び光記録媒体 |
JP2009087412A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Hitachi Ltd | 光情報再生方法、光情報再生装置及び光情報記録媒体 |
JP2009151887A (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Tdk Corp | 光学ドライブ装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2006-03-15 US US11/385,322 patent/US20070036054A1/en not_active Abandoned
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