JP2007047407A - 光ファイバ保持装置及び光ファイバ融着接続機 - Google Patents

光ファイバ保持装置及び光ファイバ融着接続機 Download PDF

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Abstract

【課題】 他の部品と干渉することなく、光ファイバ心線を十分な力で保持することができる光ファイバ保持装置及び光ファイバ融着接続機を提供する。
【解決手段】 光ファイバ融着接続機1は、ルースファイバ4を保持するための光ファイバ保持装置5を備えている。光ファイバ保持装置5は、ルースファイバ4が載置されるステージ11を有し、このステージ11には蓋部9が揺動自在に連結されている。蓋部9の裏面側には、アーム26が配置されている。アーム26は、その基端部に設けられた軸27を介して蓋部9に揺動自在に軸支されている。また、蓋部9とアーム26の間には、バネ28がアーム26側に付勢するように配置されている。アーム26の先端には、ルースファイバ4のチューブ3内から抜け出た光ファイバ心線2をステージ11に押さえ付けるためのファイバ押さえ部29が設けられている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えば光ファイバ同士の融着接続において使用される光ファイバ保持装置及び光ファイバ融着接続機に関するものである。
光ファイバ融着接続機の中には、チューブ内を挿通した状態の光ファイバ心線、いわゆるルースチューブファイバ同士を融着接続するものがある。このような光ファイバ融着接続機に搭載された光ファイバ保持装置としては、例えば特許文献1に記載されているものが知られている。この文献に記載の光ファイバ保持装置は、チャックステージ上に載置されたルースチューブファイバのチューブを押さえ付ける被覆クランプと、ルースチューブファイバの光ファイバ心線を押さえ付ける心線クランプと、被覆クランプと被覆クランプバネを介して結合されると共に、心線クランプと心線クランプバネを介して結合されたクランプシャーシとを備えている。
特開2001−208931号公報
ところで、近年の光ファイバ融着接続機は、市場の要求により小型化の傾向にあるため、光ファイバ保持装置と電極棒支持台等とが非常に狭い間隔で配置されているものが多い。
しかし、上記従来技術の光ファイバ保持装置では、光ファイバ心線を押さえ付ける心線クランプの上部に、心線クランプバネ及びクランプシャーシ等の部品が配置されている。このため、光ファイバ保持装置と電極棒支持台等との間隔が非常に狭くなっている場合には、融着接続後に光ファイバ保持装置からルースチューブファイバを取り出す際に、クランプシャーシを開閉すると、クランプシャーシが電極棒支持台等に干渉しやすくなる。
また、クランプシャーシと他の部品との干渉を避けるために、上記従来技術の光ファイバ保持装置の構造を保ったまま、光ファイバ保持装置の各部品を小型化した場合には、心線クランプバネの大きさが限定されることになる。このため、心線クランプバネのバネ力が低下し、心線クランプにより光ファイバ心線を押さえ付ける力が低くならざるを得ない。この場合には、例えばファイバ引っ張り強度のプルーフテスト機能を有する光ファイバ融着接続機においては、光ファイバ心線の保持力が十分に得られないので、光ファイバ心線のすべりが生じ、正確な強度試験を実施することができない。
そこで、本発明は、他の部品と干渉することなく、光ファイバ心線を十分な力で保持することができる光ファイバ保持装置及び光ファイバ融着接続機を提供することを目的とする。
本発明は、チューブ内を挿通した状態の光ファイバ心線を保持するための光ファイバ保持装置において、光ファイバ心線がチューブと共に載置されるステージと、ステージ上に載置されたチューブを覆うように設けられた蓋部と、蓋部の裏面側に配置される共に、蓋部に対して揺動自在に連結されたアームと、アームにおけるチューブ内からその端部が露出した光ファイバ心線をステージに対して押さえ付けるファイバ押さえ部と、アームと蓋部との間に設けられ、アーム側に付勢する弾性体とを備えることを特徴とする。
このような本発明の光ファイバ保持装置において、光ファイバ心線の押し付け力(保持力)をファイバ押さえ部に与えるための弾性体は、ファイバ押さえ部の真上位置ではなく、ファイバ押さえ部から離れた位置(アームと蓋部との間)に設けられている。このため、蓋部をファイバ押さえ部の真上位置に配置する必要は無いので、ファイバ押さえ部の真上位置には、スペース(空間)が確保されるようになる。従って、例えば本発明の光ファイバ保持装置を光ファイバ融着接続機に搭載する場合に、光ファイバ融着接続機の小型化の観点から、光ファイバ保持装置と電極棒支持台等の他の部品とが非常に狭い間隔で配置されていても、蓋部の開閉時に蓋部が他部品に干渉することを防止できる。
また、アームは、蓋部に揺動自在に連結されていると共に、アームと蓋部との間には弾性体がアーム側に付勢するように配置されているので、アームに働く弾性体の付勢力がファイバ押さえ部に伝わり、そのファイバ押さえ部に光ファイバ心線の保持力が発生する。従って、上記のようにファイバ押さえ部から離れた位置に弾性体及び蓋部を配置した場合でも、弾性体の付勢力がファイバ押さえ部のみに集中して伝わるようになるため、光ファイバ心線に対して十分に強い保持力を発生させることができる。
好ましくは、アームは、光ファイバ心線をチューブと共にステージ上に載置した状態で、ファイバ押さえ部により光ファイバ心線の先端部をステージに対して押さえ付けたときに、チューブとの間に隙間が形成されるように構成されている。ファイバ押さえ部により光ファイバ心線の先端部をステージに対して押さえ付けるときに、アームがチューブに接触するような構成では、チューブが硬く変形しにくいと、アームがチューブに遮られるためファイバ押さえ部による光ファイバ心線の押し付け力が十分に得られない可能性がある。本構成では、チューブ内を挿通した状態の光ファイバ心線を保持する際には、アームがチューブに当接しないような構造となっているので、チューブが固く変形しにくい場合であっても、ファイバ押さえ部により光ファイバ心線の先端部を十分な力で押さえ付けることができる。
また、好ましくは、ファイバ押さえ部における光ファイバ心線と接触する面には、緩衝材が設けられている。この場合には、ファイバ押さえ部により光ファイバ心線の先端部を押さえ付けるときに、光ファイバ心線が損傷するのを防ぐことができる。
また、本発明は、チューブ内を挿通した状態の光ファイバ心線同士を融着接続する光ファイバ融着接続機において、互いに対向して配置された上記の1対の光ファイバ保持装置と、光ファイバ心線の被覆部から露出した裸ファイバを放電加熱する手段とを備えることを特徴とする。
このように上記の光ファイバ保持装置を搭載することにより、光ファイバ融着接続機の小型化の観点から、光ファイバ保持装置と電極棒支持台等の他の部品とが非常に狭い間隔で配置されていても、蓋部の開閉時に蓋部が他部品に干渉することを防止できる。また、弾性体の付勢力がファイバ押さえ部のみに集中して伝わるようになるため、光ファイバ心線に対して十分に強い保持力を発生させることができる。
本発明によれば、光ファイバ保持装置と他の部品との干渉を避けると共に、光ファイバ心線を十分な力で保持することができる。これにより、例えば近年の光ファイバ融着接続機の小型化に有効に対処することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
なお、図面の説明において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明に係る光ファイバ保持装置の一実施形態を備えた光ファイバ融着接続機を示す概略斜視図である。同図において、光ファイバ融着接続機1は、光ファイバ心線2をチューブ3中に遊挿させたルースチューブファイバ4(以下、単にルースファイバという)同士を放電により融着接続する機器である。光ファイバ融着接続機1は、各ルースファイバ4を保持するための一対の光ファイバ保持装置5と、各光ファイバ保持装置5をそれぞれ支持する支持台6と、各光ファイバ保持装置5の間に配置され、ルースファイバ4を加熱するための一対の電極棒7と、各電極棒7をそれぞれ支持する電極棒支持台8とを備えている
図2は、光ファイバ保持装置5を示す斜視図である。図3は、図2に示した光ファイバ保持装置5において、後述する蓋部9が閉じた状態を示す斜視図である。図4は、図2に示した光ファイバ保持装置5において、ルースファイバ4を保持した状態を示す断面図である。
各図において、光ファイバ保持装置5に保持されるルースファイバ4は、ガラス材からなる裸ファイバ10の外周面にUV被覆を形成してなる光ファイバ心線2と、光ファイバ心線2を挿通させる樹脂性のチューブ3とを備えている。ルースファイバ4は、光ファイバ心線2の被覆部がチューブ3から例えば10mmの長さだけ突き出て、更に裸ファイバ10が被覆部から例えば10mmの長さだけ突き出るように端部処理されている。
光ファイバ保持装置5は、略水平方向の軸線Lに沿ってルースファイバ4が載置されるステージ11を備えている。このステージ11は、本体部12と、この本体部12の一端側に設けられ、ルースファイバ4の光ファイバ心線2を保持する保持部13と、本体部12の他端側に設けられ、支持台6に固定される固定部14とを有している。ここで、保持部13は本体部12に対して張り出した形状とされている。
本体部12の上面には、軸線Lに平行に延在する2つの溝15が並設され、各溝15内には、例えば直方体状のマグネット16が埋設されている。保持部13の一端部上面には、光ファイバ心線2を位置決めするための心線ガイド17が設けられている。また、保持部13の他端部上面には、チューブ3の先端部を位置決めするための位置合わせ部18が設けられている。
固定部14の上面には、チューブ3を位置決めするためのチューブガイド19が設けられている。また、固定部14には、光ファイバ保持装置5を支持台6に固定するためのネジ31(図1参照)を通す2つの穴20がチューブガイド19を挟むように形成されている。
このように、ステージ11上に心線ガイド17、位置合わせ部18、チューブガイド19を設けることにより、ルースファイバ4を比較的簡易にステージ11の一定位置に載置することができる。なお、ルースファイバ4は、ステージ11上における2つのマグネット16間の位置に載置される。
本体部12の一側部には、ステージ11上に載置されたチューブ3を覆う蓋部9が軸21を介して揺動自在に連結されている。これにより、軸21を中心にして蓋部9を揺動させることで、図3に示すように蓋部9を閉じたり、逆に図2に示すように蓋部9を開いたりすることができる。蓋部9には、マグネット22及び金属板23が設けられている。マグネット22及び金属板23は、蓋部9が閉じられた状態において、ステージ11の2つのマグネット16に対応する部位に配置されている。マグネット22は、上記のマグネット16と同様に直方体状を有し、蓋部9に形成された溝24内に埋設されている。金属板23は、例えば鉄などの磁性体により形成され、ネジ25で蓋部9に固定されている。なお、金属板23の代わりにマグネットを使用しても、もちろん構わない。このように、マグネット16とマグネット22及び金属板23との間に生じる磁力によって、蓋部9を容易に閉じた状態に維持しておくことができる。
また、蓋部9の裏面側には、ステージ11に対して蓋部9が閉じられたときに軸線Lに沿って延在するアーム26が取り付けられている。このアーム26は、その基端部において軸線Lと直交する方向に延びるように設けられた軸27を介して蓋部9に揺動自在に軸支されている。また、蓋部9とアーム26の間には、2つのバネ28がアーム26側に付勢するように配置されている。
アーム26の先端(軸27の反対側の端)には、チューブ3内から露出した光ファイバ心線2の先端部をステージ11の保持部13に押さえ付けるためのファイバ押さえ部29が設けられている。このファイバ押さえ部29は、蓋部9から所定の長さ及び厚さを持って突出するように構成されている。
このように、バネ28は、ファイバ押さえ部29の真上位置ではなく、ファイバ押さえ部29から離れたアーム26と蓋部9との間に設けられているので、ファイバ押さえ部29の真上位置に十分なスペース(空間)を確保することができる。
また、ルースファイバ4がステージ11上に載置され、ファイバ押さえ部29により光ファイバ心線2がステージ11に対して押さえ付けられた状態では、アーム26とチューブ3との間には隙間が形成される様になっている。つまり、ルースファイバ4の光ファイバ心線2のみがファイバ押さえ部29で押さえ付けられ、チューブ3にはアーム26及びファイバ押さえ部29が当接されていない。よって、例えばチューブ3が固く変形しにくい場合であっても、ファイバ押さえ部29による光ファイバ心線2の押さえ付けがチューブ3によって阻害されることは無い。
また、このファイバ押さえ部29の裏面(光ファイバ心線2と接触する面)には、例えばゴム材からなる緩衝材30が装着されている。このように、緩衝材30を設けることにより、ファイバ押さえ部29で光ファイバ心線2を押さえ付けるときに、光ファイバ心線2が損傷することが防止される。
このような光ファイバ保持装置5によりルースファイバ4を保持する場合は、まず、ステージ11上にルースファイバ4を載置する。具体的には、チューブ3内から抜け出た光ファイバ心線2を心線ガイド17に位置決めすると共に、チューブ3をチューブガイド19及び位置合わせ部18に位置決めする。このとき、位置合わせ部18の端面と光ファイバ心線2のチューブ3内から露出した境界とが一致するように載置する(図4参照)。
続いて、ファイバ押さえ部29が光ファイバ心線2に接触して光ファイバ心線2を押さえ付けるように、軸21を中心にして蓋部9を揺動させて閉じる。この状態では、バネ28によりアーム26に働く付勢力がアーム26の基端部に設けられた軸27によってモーメントとなり、このモーメントが光ファイバ心線2を押さえ付ける保持力となってファイバ押さえ部29に集中し、光ファイバ心線2がファイバ押さえ部29とステージ11の保持部13とで確実に保持されるようになる。
図1に戻り、このような一対の光ファイバ保持装置5は、各保持部13が互いに対向するように配置されている。これらの光ファイバ保持装置5は、支持台6の上にそれぞれ載置されている。そして、支持台6と光ファイバ保持装置5とは、固定部14に形成された穴20を介してネジ31により固定されている。
また、各支持台6の間には、一対の電極棒支持台8が支持台6の対向方向に対して垂直な方向に対向するように配置されている。各電極棒支持台8の上部中央には、電極棒7が光ファイバ保持装置5側に突出して対向するようにそれぞれ取り付けられている。
このような光ファイバ融着接続機1において、ルースファイバ4同士を融着接続するときは、まず、上述したように各光ファイバ保持装置5にルースファイバ4をそれぞれ保持させる。続いて、電極棒7に電圧を印加し電極棒7の先端からアーク放電を生じさせることで、各ルースファイバ4の先端の裸ファイバ10を溶融する。そして、この溶融状態で、支持台6をルースファイバ4の軸方向に動かして、ルースファイバ4同士を押し込むことで、各ルースファイバ4同士が融着接続されることになる。
ここで、ルースファイバ4において光ファイバ心線2の被覆部を押さえ付けないと、ルースファイバ4同士の押し込み時にステージ11の動きにルースファイバ4の動きが追従せず、ルースファイバ4同士の良好な接続ができなくなる。このため、光ファイバ保持装置5のファイバ押さえ部29により光ファイバ心線2の被覆部を十分に押さえ付ける必要がある。
本実施形態の光ファイバ保持装置5においては、上述したようにファイバ押さえ部29の真上位置にはスペース(空間)が確保され、光ファイバ心線2を押さえ付ける部分がコンパクトにされている。従って、光ファイバ融着接続機1の小型化を図るべく、光ファイバ保持装置5と電極棒支持台8との間隔が非常に狭い場合においても、蓋部9を開閉する際に、蓋部9と他部品(例えば電極棒支持台8)との干渉が生じるのを防止できる。
また、ルースファイバ4同士の融着接続部に気泡や傷などがある場合、融着接続部の引張り強度が著しく低下し、後に断線等を起こす場合がある。このため、光ファイバ融着接続機1には、融着接続後にルースファイバ4を保持したまま光ファイバ保持装置5を後退させ、ルースファイバ4に例えば200〔gf〕程度の引張力を印加し、ルースファイバ4の不良接続部を予め破断させるプルーフテスト機能(図示せず)が搭載されている。このとき、バネ28の付勢力が十分でないと、同テストの際に十分なファイバ保持力が得られず、ルースファイバ4の滑りが生じ、正確な強度試験を実施することができない。
これに対し本実施形態の光ファイバ保持装置5では、アーム26の基端部に設けられた軸27によってアーム26が蓋部9に揺動自在に連結され、かつアーム26と蓋部9との間に配置されたバネ28がアーム26側に付勢されているので、この付勢力が軸27によってファイバ押さえ部29に伝わり、ファイバ押さえ部29にファイバ保持力が発生する。従って、ファイバ押さえ部29から離れた位置にバネ28及び蓋部9を配置した場合でも、バネ28の付勢力がファイバ押さえ部29のみに集中して伝わり、光ファイバ心線2に対して十分に強い押し付け力(ファイバ保持力)を発生させることができる。これにより、融着接続後に実施されるプルーフテストを満足するのに十分なファイバ保持力が得られるため、ルースファイバ4の滑りが生じることは無く、正確な強度試験を行うことが可能となる。
以上により、特にバネ28の寸法を小さくしなくても、光ファイバ保持装置5によるルースファイバ4の十分な保持を確保しつつ、光ファイバ融着接続機1の小型化を図ることが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態の光ファイバ保持装置5では、蓋部9とアーム26の間にバネ28が2つ配置される構成としたが、例えば光ファイバ心線2を保持するのに十分な付勢力を有するのであれば、バネ28が1つだけであっても良く、あるいは、より強い保持力が求められる場合には、アーム26の延在方向に沿ってバネ28を3つ以上配置しても良い。
また、上記実施形態は、光ファイバ心線2がチューブ3内に挿通された状態のルースファイバ4同士を保持及び溶着接続するものであるが、本発明は、通常の光ファイバ同士を保持及び溶着接続するものにも適用可能である。
更に、上記実施形態の光ファイバ保持装置5は、光ファイバ融着接続機1に搭載されるものであるが、本発明の光ファイバ保持装置5は、他の機器にも適用可能である。
本発明に係る光ファイバ融着接続機の一実施形態を示す概略斜視図である。 本発明に係る光ファイバ保持装置の一実施形態を示す斜視図である。 図2に示した光ファイバ保持装置において、蓋部が閉じている状態を示す斜視図である。 図2に示した光ファイバ保持装置において、ルースチューブファイバを保持している状態の断面図である。
符号の説明
1…光ファイバ融着接続機、2…光ファイバ心線、3…チューブ、5…光ファイバ保持装置、7…電極棒(放電加熱する手段)、9…蓋部、10…裸ファイバ、11…ステージ、26…アーム、28…バネ(弾性体)、29…ファイバ押さえ部、30…緩衝材。

Claims (4)

  1. チューブ内を挿通した状態の光ファイバ心線を保持するための光ファイバ保持装置において、
    前記光ファイバ心線が前記チューブと共に載置されるステージと、
    前記ステージ上に載置された前記チューブを覆うように設けられた蓋部と、
    前記蓋部の裏面側に配置される共に、前記蓋部に対して揺動自在に連結されたアームと、
    前記アームにおける前記チューブ内からその端部が露出した前記光ファイバ心線を前記ステージに対して押さえ付けるファイバ押さえ部と、
    前記アームと前記蓋部との間に設けられ、前記アーム側に付勢する弾性体とを備えることを特徴とする光ファイバ保持装置。
  2. 前記アームは、前記光ファイバ心線を前記チューブと共に前記ステージ上に載置した状態で、前記ファイバ押さえ部により前記光ファイバ心線の先端部を前記ステージに対して押さえ付けたときに、前記チューブとの間に隙間が形成されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ保持装置。
  3. 前記ファイバ押さえ部における前記光ファイバ心線と接触する面には、緩衝材が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の光ファイバ保持装置。
  4. チューブ内を挿通した状態の光ファイバ心線同士を融着接続する光ファイバ融着接続機において、
    互いに対向して配置された請求項1〜3のいずれか一項記載の1対の光ファイバ保持装置と、
    前記光ファイバ心線の被覆部から露出した裸ファイバを放電加熱する手段とを備えることを特徴とする光ファイバ融着接続機。
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