JP2007045473A - エアレス容器 - Google Patents
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Abstract
【目的】 外部が充分な剛性と美観を有し、内部が充分な収縮性を有し、内容物を余さず使い切ることができ、空気中の雑菌が混入することがなく衛生的で、大きな容器から小さいものまで容積に関係なく外部本体容器と内部袋体容器とを一工程で比較的廉価に製造することができるエアレスポンプの実現を目的とする。
【構成】 通気性の硬質樹脂層1と、気体及び液体バリア性を有する軟質樹脂層3と、 両者を接着する接着剤層3を含む多層構造を有し、この多層構造を基に硬質樹脂層1を外側にしてブロー成形法で容器5を成形した後、この容器5に内容物を充填し、その後、エアレスポンプ6を取り付ける。
【選択図】 図2
【構成】 通気性の硬質樹脂層1と、気体及び液体バリア性を有する軟質樹脂層3と、 両者を接着する接着剤層3を含む多層構造を有し、この多層構造を基に硬質樹脂層1を外側にしてブロー成形法で容器5を成形した後、この容器5に内容物を充填し、その後、エアレスポンプ6を取り付ける。
【選択図】 図2
Description
本発明は、空気の流入がなく内容物の残量が少ないエアレス容器に関し、特に製造が容易で廉価に提供できるエアレス容器に関する。
昨今、化粧品や飲料、健康補助食品などで「自然派・無添加製品」が人気を博すようになっている。例えば、化粧品では、従来、本来肌に必要ない防腐剤を内容物に含ませて雑菌の増殖を防いでいたものを、添加物をできるだけ排除するようにして、内容物の自然さと新鮮さをうたい文句にした商品を各メーカーとも販売するようになってきている。
しかし、出荷時に内容物を無菌状態にしていたとしても、内容物に指で直接触れるような容器では、指からの雑菌が容易に容器内に入ることになる。また、蓋を開けた瞬間に、内容物が外気に触れるような容器でも、空気や内容物の逆流があると、空気中の雑菌が容易に容器内に入る。このように雑菌が容器内に入った状態で常温放置すると、容器内の防腐剤を含まない内容物の中で細菌が一挙に増殖し始め、衛生的に好ましくない現象が発生する。これは、噴霧式などのディスペンサー型の容器についても同じで、ポンプの逆流によって外気内の雑菌は簡単に容器内に侵入する。
しかし、出荷時に内容物を無菌状態にしていたとしても、内容物に指で直接触れるような容器では、指からの雑菌が容易に容器内に入ることになる。また、蓋を開けた瞬間に、内容物が外気に触れるような容器でも、空気や内容物の逆流があると、空気中の雑菌が容易に容器内に入る。このように雑菌が容器内に入った状態で常温放置すると、容器内の防腐剤を含まない内容物の中で細菌が一挙に増殖し始め、衛生的に好ましくない現象が発生する。これは、噴霧式などのディスペンサー型の容器についても同じで、ポンプの逆流によって外気内の雑菌は簡単に容器内に侵入する。
このような問題を解決するため、エアレスポンプを用いた容器が用いられるようになっている。エアレスポンプを用いた容器は、空気の逆流が生じない構造になっているため、無菌状態で内容物を容器に充填すれば、外気からの雑菌の侵入を抑え、無菌状態で長時間使用可能な容器である。しかし、従来のエアレスポンプ容器では構造的に高精度が要求され、容量、内容物の粘度、成形方法、材質、容器形状に制限があり、高価な点に難点があった。
この他、高粘度の内容物用としてはHVD(High Viscosity Pump-Dispenser)タイプのものがあるが、これは高粘度の内容物には残量が殆ど残らない効率的な効果を発揮するが、低粘度の液体では漏れの危険がある。
これらの容器は、インジェクションで成形された円筒形の外装の内部にピストンが組み込まれ、エアレスポンプを用いて内容物を吐出すると容器内圧が減圧され、外装中をピストンが可動するようになっている。このとき、円筒外装の内面とピストンとの接合面が内圧によって可動しやすいように寸法精度を上げる必要があり、嵌め合いがゆるいと液漏れを発生し、きついと動かない現象が起きる虞がある(例えば、特許文献1参照。)。
これらの容器は、インジェクションで成形された円筒形の外装の内部にピストンが組み込まれ、エアレスポンプを用いて内容物を吐出すると容器内圧が減圧され、外装中をピストンが可動するようになっている。このとき、円筒外装の内面とピストンとの接合面が内圧によって可動しやすいように寸法精度を上げる必要があり、嵌め合いがゆるいと液漏れを発生し、きついと動かない現象が起きる虞がある(例えば、特許文献1参照。)。
このようなピストン型の容器の他に、内容物の残量を低減させ、詰め替えにも便利である内容物残量低減容器といわれるものがある。これは大別すると以下に示す4種類に分かれる。
1)「パウチ」タイプ
シート成形による袋状の容器にエアレスポンプを取り付けるもので、エアレスポンプによる吐出内圧で袋状容器が容易に収縮し、内容物残量が殆どなく、廃棄も容易である。容器自体に腰がないため、それを支える別容器が必要となる。
2)「落し蓋」タイプ
落し蓋の自重で内容物の液体に圧力がかかり、高粘度の内容物でも残量を低減することができる。しかし、内容物の粘度によっては落し蓋の自重が不足気味になりやすく、構造的に最後まで吸い上げられないという欠点もある。
容器本体、キャップ、落し蓋、スライドノズルなどはインジェクション成形によって成形する。
3)「カートリッジ」タイプ
本体容器に「パウチ」タイプと類似のカートリッジが挿入され、カートリッジの底部が本体容器に固着されているもの。エアレスポンプによる吐出内圧でカートリッジが収縮するが、底部は完全に収縮せず、内容物の残量が完全になくなるとはいえない。取替え、廃棄は容易である。
カートリッジ容器はブロー成形、本体容器はブロー成形かインジェクション成形、キャップはインジェクション成形によって成形する(例えば、特許文献2参照。)。
4)「専用カートリッジ」タイプ
ポンプと突き刺しパイプがついた上容器と専用の「パウチ」型のカートリッジを用いる。専用の「パウチ」には特殊なフィルムが使用され、ポンプのパイプを刺しても裂けずにパイプと「パウチ」が密着するように構成されている。これにより、「パウチ」内に空気が入らず、内容物残量が殆どなく、「パウチ」の交換、廃棄も容易である。
特開2000−309387号公報
特開2002−308364号公報
1)「パウチ」タイプ
シート成形による袋状の容器にエアレスポンプを取り付けるもので、エアレスポンプによる吐出内圧で袋状容器が容易に収縮し、内容物残量が殆どなく、廃棄も容易である。容器自体に腰がないため、それを支える別容器が必要となる。
2)「落し蓋」タイプ
落し蓋の自重で内容物の液体に圧力がかかり、高粘度の内容物でも残量を低減することができる。しかし、内容物の粘度によっては落し蓋の自重が不足気味になりやすく、構造的に最後まで吸い上げられないという欠点もある。
容器本体、キャップ、落し蓋、スライドノズルなどはインジェクション成形によって成形する。
3)「カートリッジ」タイプ
本体容器に「パウチ」タイプと類似のカートリッジが挿入され、カートリッジの底部が本体容器に固着されているもの。エアレスポンプによる吐出内圧でカートリッジが収縮するが、底部は完全に収縮せず、内容物の残量が完全になくなるとはいえない。取替え、廃棄は容易である。
カートリッジ容器はブロー成形、本体容器はブロー成形かインジェクション成形、キャップはインジェクション成形によって成形する(例えば、特許文献2参照。)。
4)「専用カートリッジ」タイプ
ポンプと突き刺しパイプがついた上容器と専用の「パウチ」型のカートリッジを用いる。専用の「パウチ」には特殊なフィルムが使用され、ポンプのパイプを刺しても裂けずにパイプと「パウチ」が密着するように構成されている。これにより、「パウチ」内に空気が入らず、内容物残量が殆どなく、「パウチ」の交換、廃棄も容易である。
以上に述べたように、衛生面、内容物の使い切り、交換、廃棄などを考慮したエアレス容器は、いくつかの種類のものが市場に出回り始めているが、構造的に精度が要求されたり、特殊な材料や特別な製造工程を必要とするため、比較的高価であった。
本発明はこの問題を解決して、本体容器と袋体容器とを一工程で廉価に作成することができ、袋体容器がパウチに準じた吐出内圧による収縮性を有し、内容物を余さず使い切ることができ、使い捨ても可能なエアレス容器の実現を課題とする。
本発明はこの問題を解決して、本体容器と袋体容器とを一工程で廉価に作成することができ、袋体容器がパウチに準じた吐出内圧による収縮性を有し、内容物を余さず使い切ることができ、使い捨ても可能なエアレス容器の実現を課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に記載の発明は、エアレスポンプを有し、内容物をこのエアレスポンプから吐出することができるエアレス容器おいて、通気性の、または、通気穴を有する硬質樹脂層と、気体及び液体バリア性を有する軟質樹脂層と、両者の間に位置し両者を接着する接着剤層の三層を少なくとも含む多層構造を材料として、 この多層構造のうち、前記硬質樹脂層を外層として容器を成形した後、この容器に内容物を充填し、その後、前記エアレスポンプを取り付けたことを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のエアレス容器において、前記容器の成形をブロー成形方法で行うことを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のエアレス容器において、前記硬質樹脂層が連続発泡樹脂であることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項4に記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のエアレス容器において、前記軟質樹脂層がエチレン−ビニルアルコール共重合樹脂であることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項5に記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のエアレス容器において、前記軟質樹脂層がナイロンであることを特徴とする。
本発明のエアレス容器は、以上のように構成したので、外部本体容器が充分な剛性と美観を有し、内部袋体容器が吐出内圧による充分な収縮性を有し、内容物を余さず使い切ることができ、内容物に空気中の雑菌が混入することがなく衛生的で、大きな容器から小さいものまで容積に関係なく、外部本体容器と内部袋体容器とを一工程で比較的廉価に製造することが可能な容器を実現することができる。
以下、本発明を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明のエアレス容器を構成する多層構造の基本となる三層構造を示す構造断面図である。図2に、本発明のエアレス容器の一部断面の外観図を示す。また、図3は、本発明のエアレス容器の内層部分が内容物の吐出に応じて剥離して収縮する様子を示す概念図である。図1乃至図3において、符号1は外層であり、符号2は接着層、符号3は内層である。また、図2及び図3で符号5は容器であり、符号6はエアレスポンプである。なお、図2と図3のエアレスポンプ6は、それぞれ形状の異なる種類のものを示した。
外層1は、例えば、PE(ポリエチレン)などの汎用プラスチックや生分解性樹脂などの硬質樹脂を材料にした通気性のある連続発泡樹脂あるいは通気穴が多数穿たれた構造を有している。この外層1は、必ずしも1つの層とは限らず、使用上の強度や美観などから複数の層から構成されても良い。
内層3は、例えば、EVOH(エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂)かナイロンなどの気体及び液体バリア性を有する(気体及び液体の透過性のない)軟質樹脂層で構成されている。
接着層2は、外層1と内層3とを接着できるものであれば特に種類は問わないが、外層1同様生分解性を有するものが好ましく、また、接着力は通常複数の樹脂層を接着する場合のそれよりも弱めに設定する。
内層3は、例えば、EVOH(エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂)かナイロンなどの気体及び液体バリア性を有する(気体及び液体の透過性のない)軟質樹脂層で構成されている。
接着層2は、外層1と内層3とを接着できるものであれば特に種類は問わないが、外層1同様生分解性を有するものが好ましく、また、接着力は通常複数の樹脂層を接着する場合のそれよりも弱めに設定する。
この三層構造から通常のダイレクトブロー成形でエアレス容器を製造する。この三層構造を押出し成形機によって溶融・可塑化させて、ダイス及びマンドレルを通して円筒形のパリソン(過疎化されて押出された円筒形の樹脂)とし、このパリソンを二つ割の金型で挟み込んで閉じ、吹込み孔から空気を送り込んでパリソンを膨らませて金型の内壁に内部から押し付け、その状態で冷却して固化させ、空気を抜いてバリなどを取り除き、容器5を形成する。
次に、無菌状態でこの容器5に内容物を充填した後、容器5の上部にエアレスポンプ6を締める、叩き込むなどの方法で取り付けて製品とする。
次に、無菌状態でこの容器5に内容物を充填した後、容器5の上部にエアレスポンプ6を締める、叩き込むなどの方法で取り付けて製品とする。
この製品を使用する場合、エアレスポンプ6を使って内容物を吐出させると、ポンプ6には逆流がないため、容器内圧が減圧され、この吐出内圧によって内層3が接着層2の接着力に打ち勝って外層1から剥離し、「パウチ」同様の収縮をする。
この様子を図3に示す。内容物を充填してエアレスポンプ6を取り付けて製品を完成したとき、外層1と内層3とは図3(a)のように接着層2で接着されて重なっている。エアレスポンプ6を使って内容物を吐出させると、外層1と内層3との間に空気が流入して、図3(b)のように内層3は外層1から次第に剥離し、内層3は収縮する。空気は外層1の連続発泡や通気穴を介して外層1と内層3との間に流入するため、内層3は内容物を満たしたまま無理なく収縮し、内容物を余さず吐出させることができる。
この様子を図3に示す。内容物を充填してエアレスポンプ6を取り付けて製品を完成したとき、外層1と内層3とは図3(a)のように接着層2で接着されて重なっている。エアレスポンプ6を使って内容物を吐出させると、外層1と内層3との間に空気が流入して、図3(b)のように内層3は外層1から次第に剥離し、内層3は収縮する。空気は外層1の連続発泡や通気穴を介して外層1と内層3との間に流入するため、内層3は内容物を満たしたまま無理なく収縮し、内容物を余さず吐出させることができる。
上述のように、本発明のエアレス容器は、
1)容器の外壁が多層構造であり、その内層に伸縮可能な軟質樹脂を使用する。
2)エアレスポンプの吐出内圧により、内層の軟質層が剥離して「パウチ」同様の収縮をする。
3)内容物が残ることが殆どなく、効率的に使用することができる。
4)内容物として、防腐剤や酸化防止剤をまったく添加しない「自然派・無添加製品」を無菌状態で容器に充填し、開封後も空気の混入がないので、内容物が酸化せず、細菌の混入やかびの発生を防止し、最後まで内容物を新鮮な状態で使用できる構造である。
5)部品点数が少なく、コストを下げることが可能で、使い捨て感覚での使用も可能である。
6)従来の工程を使用して製造することができる基本的な構造であり、内容量にかかわらず、小型の容器から大型のものまで使用範囲が広がる。
7)容器外面には、シルクスクリーン印刷やラベルの貼付け、凹凸を出させるシュリンク加工が可能で、汎用の容器と同様の扱いが可能である。
8)エアレスポンプ機能と、多層特種開発容器により、化粧品、医薬品、食品などのさまざまな内容物に対応することができる。
9)温度差、気圧差で漏れが発生しない構造であり、いろんな環境で多用途に長時間使用が望める。
などの特徴を有し、衛生的でより環境に優しい製品を廉価に提供することができる。
1)容器の外壁が多層構造であり、その内層に伸縮可能な軟質樹脂を使用する。
2)エアレスポンプの吐出内圧により、内層の軟質層が剥離して「パウチ」同様の収縮をする。
3)内容物が残ることが殆どなく、効率的に使用することができる。
4)内容物として、防腐剤や酸化防止剤をまったく添加しない「自然派・無添加製品」を無菌状態で容器に充填し、開封後も空気の混入がないので、内容物が酸化せず、細菌の混入やかびの発生を防止し、最後まで内容物を新鮮な状態で使用できる構造である。
5)部品点数が少なく、コストを下げることが可能で、使い捨て感覚での使用も可能である。
6)従来の工程を使用して製造することができる基本的な構造であり、内容量にかかわらず、小型の容器から大型のものまで使用範囲が広がる。
7)容器外面には、シルクスクリーン印刷やラベルの貼付け、凹凸を出させるシュリンク加工が可能で、汎用の容器と同様の扱いが可能である。
8)エアレスポンプ機能と、多層特種開発容器により、化粧品、医薬品、食品などのさまざまな内容物に対応することができる。
9)温度差、気圧差で漏れが発生しない構造であり、いろんな環境で多用途に長時間使用が望める。
などの特徴を有し、衛生的でより環境に優しい製品を廉価に提供することができる。
以上に述べたように、本発明によると、外面が充分な剛性と美観を有し、内部の袋体が充分な収縮性を有し、内容物を余さず使い切ることができ、内容物に空気中の雑菌が混入することがなく衛生的で、容積に関係なく外部本体容器と内部袋体容器とを一工程で比較的廉価に製造可能なエアレス容器を実現することができる。
したがって、化粧品、医薬品や油、飲料水、液体調味料などの食品などを衛生的に貯蔵して効率的に使用できる容器として、産業上の広範囲な分野で広く用いることができる。
したがって、化粧品、医薬品や油、飲料水、液体調味料などの食品などを衛生的に貯蔵して効率的に使用できる容器として、産業上の広範囲な分野で広く用いることができる。
1 外層
2 接着層
3 内層
5 容器
6 エアレスポンプ
2 接着層
3 内層
5 容器
6 エアレスポンプ
Claims (5)
- エアレスポンプを有し、内容物をこのエアレスポンプから吐出することができるエアレス容器おいて、
通気性の、または、通気穴を有する硬質樹脂層と、
気体及び液体バリア性を有する軟質樹脂層と、
両者の間に位置し両者を接着する接着剤層の三層を少なくとも含む多層構造を材料として、
この多層構造のうちの前記硬質樹脂層を外層として容器を成形した後、
この容器に内容物を充填し、その後、前記エアレスポンプを取り付けたことを特徴とするエアレス容器。 - 前記容器の成形をブロー成形方法で行うことを特徴とする請求項1に記載のエアレス容器。
- 前記硬質樹脂層が連続発泡樹脂であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエアレス容器。
- 前記軟質樹脂層がエチレン−ビニルアルコール共重合樹脂であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のエアレス容器。
- 前記軟質樹脂層がナイロンであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のエアレス容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005232235A JP2007045473A (ja) | 2005-08-10 | 2005-08-10 | エアレス容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005232235A JP2007045473A (ja) | 2005-08-10 | 2005-08-10 | エアレス容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007045473A true JP2007045473A (ja) | 2007-02-22 |
Family
ID=37848654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005232235A Pending JP2007045473A (ja) | 2005-08-10 | 2005-08-10 | エアレス容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007045473A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008207860A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-11 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 合成樹脂製注出容器 |
JP2014518263A (ja) * | 2011-06-27 | 2014-07-28 | 株式会社アモーレパシフィック | 発泡ウレタンフォームに含浸させて製造する化粧料組成物 |
-
2005
- 2005-08-10 JP JP2005232235A patent/JP2007045473A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008207860A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-11 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 合成樹脂製注出容器 |
JP2014518263A (ja) * | 2011-06-27 | 2014-07-28 | 株式会社アモーレパシフィック | 発泡ウレタンフォームに含浸させて製造する化粧料組成物 |
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