JP2007045403A - 車両の駆動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、エンジンにより駆動される車輪とモータにより駆動される車輪とが独立した車両において、燃料消費率の向上と走行安定性の向上とを両立させることを目的とする。
【解決手段】本発明の駆動制御装置は、エンジンによって駆動される第1の車輪と、ジェネレータと、このジェネレータで発電されたエネルギにより作動するモータと、モータによって駆動される第2の車輪とを備えた車両の駆動制御装置であり、モータによる第2の車輪の駆動が必要か否かを予測し、モータによる第2の車輪の駆動が必要であると予測した場合に、ジェネレータを作動させてモータにより車輪を駆動することを特徴とする。
【選択図】図10

Description

本発明は、モータで車輪を駆動する車両の駆動制御装置に関し、特にエンジンで駆動される車輪とモータで駆動される車輪とが独立した多輪駆動車、あるいはモータ単独で車輪を駆動する車両の駆動制御装置に関する。
エンジンを搭載した車両としては、エンジンのトルクを動力分配機構(トランスファ)を介して前輪と後輪とに分配することにより前輪及び後輪を駆動する多輪駆動車が知られている。このような多輪駆動車によれば、発進時や低μ路走行時のトラクッションを向上させることができ、車両の走行安定性を向上させることができる。
しかしながら、上記したような多輪駆動車は、動力分配機構(トランスファ)等により車両重量が増加する上、エンジンの引き摺り損失が大きくなり燃料消費率が低下するという問題がある。
このような問題に対し、車両の前輪をモータで駆動し、車両の後輪をエンジンで駆動する、あるいは車両の前輪をエンジンで駆動し、車両の後輪をモータで駆動する、4輪駆動のハイブリット車が知られている。
このようなハイブリット車によれば、エンジンが前輪又は後輪のみを駆動すればよいので、動力分配機構が不要となり、車両重量が軽減されるとともにエンジン引き摺り損失が少なくなり、燃料消費率を向上させることができる。
特開平9−39613号公報
上記したような4輪駆動のハイブリット車両では、必要なときのみ容易に4輪駆動に切り換えられるものの、4輪駆動時に多くの電力を消費するという問題がある。その結果、モータ駆動用のバッテリが大型化し、車両に搭載する上でも不利になる可能性がある。
本発明は、上記したような問題点に鑑みてなされたものであり、エンジンにより駆動される車輪とモータにより駆動される車輪とが独立し、車両の走行条件に応じてエンジンのみによる駆動と、エンジン及びモータによる駆動と、モータのみによる車輪の単独駆動とを切り換える車両の駆動制御装置において、バッテリ電力の消費を最小限に抑えることによりバッテリの小型化と走行安定性の向上とを両立することを目的とする。
本発明は、上記した課題を解決するために以下のような手段を採用した。すなわち、本発明に係る車両の駆動制御装置は、エンジンと、このエンジンによって駆動される第1の車輪と、ジェネレータと、このジェネレータで発電されたエネルギにより作動するモータと、このモータによって駆動される第2の車輪とを備えた車両の駆動制御装置であり、
前記モータによる第2の車輪の駆動が必要か否かを予測する予測手段と、
前記予測手段により前記モータによる第2の車輪の駆動が必要であると予測された場合に、前記ジェネレータを作動させて前記モータにより第2の車輪を駆動するモータ駆動制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
このように構成された駆動制御装置では、予測手段は、モータによる第2の車輪の駆動が必要か否か、例えば、エンジンによる第1の車輪の駆動とモータによる第2の車輪の駆動とによる多輪駆動が必要か否か、あるいはモータによる第2の車輪の単独駆動が必要か否かを判別する。
その際、予測手段は、例えば、発進判定、低μ路判定、スノーモード判定、あるいは坂路判定等に基づいてモータによる第2の車輪の駆動が必要であるか否かを判別する。そして、予測手段がモータによる第2の車輪の駆動が必要であると予測した場合、モータ駆動制御段は、ジェネレータを作動させ、ジェネレータで発電されたエネルギをモータに供給する。これにより、モータが第2の車輪の駆動を開始し、車両がエンジンとモータとによる多輪駆動状態、またはモータによる車輪の単独駆動状態に切り換えられる。
このように、モータによる第2の車輪の駆動が必要な時には、ジェネレータで発電されたエネルギによってモータを作動させるので、車両の走行安定性を確保しつつバッテリ電力の消費を抑えることができる。一方、モータによる第2の車輪の駆動が不必要な時には、モータを作動させないため、電気エネルギの消費を最低限に抑えることができる。さらに、モータによる車輪の単独駆動時は、エンジンを停止することができるので燃料消費率が向上する。
また、本発明にかかる車両の駆動制御装置は、エンジンと、このエンジンによって駆動される第1の車輪と、ジェネレータと、このジェネレータで発電されたエネルギにより作動するモータと、このモータにより駆動される第2の車輪とを備えた車両の駆動制御装置であり、
前記モータへ電力を供給可能なバッテリと、
前記ジェネレータを作動させて前記モータにより第2の車輪を駆動するための
モータ駆動制御手段とを更に備え、
前記モータ駆動制御手段は、前記ジェネレータによる発電エネルギが前記モータの作動に不足である場合には前記バッテリに蓄電された電気エネルギを用いて前記モータを作動させることを特徴とするようにしてもよい。尚、ここでいうバッテリは、大電流の出し入れが容易な電気二重層コンデンサからなるキャパシタ等も含むものとする。
このような構成によれば、例えば、車両の発進時のようにジェネレータの発電量が不足する場合や、車輪のスリップ時のように多輪駆動への切り換えを早急に行う必要がある場合等に、バッテリの電力を一時的にモータに供給することによりジェネレータによる発電量の不足やジェネレータの動作遅れ等を補うことができる。
本発明にかかる車両の駆動制御装置は、モータによる第2の車輪の駆動が必要なときには、ジェネレータを作動させ、ジェネレータで発電されたエネルギをモータに供給して第2の車輪を駆動するため、バッテリ電力の消費が抑えられる。
また、本発明の駆動制御装置は、多輪駆動を必要としない場合、モータによって車輪を駆動しないため、エンジン引き摺り損失を低減することができ、燃料消費率を向上させることができる。
さらに、本発明の駆動制御装置では、車輪をモータで駆動する際にジェネレータによる発電エネルギがモータを作動させるのに不足していれば、バッテリに蓄電された電気エネルギを一時的に利用してモータを作動させるため、モータの作動に必要な電力を直ちに確保することができる。つまり、バッテリ電力の消費を最小限に抑えつつ走行安定性を向上させることができる。
従って、本発明によれば、バッテリ電力の消費を最低限に抑えつつ走行安定性を向上させることができるため、バッテリの小型化と走行安定性の向上とを両立することが可能となる。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る駆動制御装置を適用する車両の概略構成を示す構成図である。図1に示す車両は、前輪(第2の車輪)をモータ36で駆動し、後輪(第1の車輪)をエンジン(E/G)1で駆動する4輪駆動のハイブリット車である。
エンジン(E/G)1には、変速機としての自動変速機(オートマチック・トランスミッション:A/T)2が連結され、自動変速機(A/T)2には、プロペラシャフト6が接続されている。
プロペラシャフト6は、リヤディファレンシャルギヤ4に接続されている。リヤディファレンシャルギヤ4には、左右のドライブシャフト5が接続され、各ドライブシャフト5には、後輪6が連結されている。
この場合、前記エンジン(E/G)1の動力は、自動変速機(A/T)2を介してプロペラシャフト6に伝達され、次いでディファレンシャルギヤ8及びドライブシャフト9を介して後輪6に伝達される。
ここで、自動変速機(A/T)2は、例えば、図2に示すように、トルクコンバータ301と歯車変速機とを備えている。前記歯車変速機は、遊星歯車機構、クラッチ、ブレーキ等を組み合わせて構成され、変速段の選択と前進/後進の選択を行うようになっている。
尚、トルクコンバータ301は、ロックアップクラッチ305を備え、車速が一定値以上になると前記ロックアップクラッチ305を係合させることにより、エンジン1の出力軸とトルクコンバータ301の出力軸とを直結するようになっている。
歯車変速機は、トルクコンバータ301に連結された副変速部200と、この副変速部200に続く主変速部210とを備えている。副変速部200は、オーバドライブ用遊星歯車機構29を備え、前記トルクコンバータ301に連結された歯車変速機の入力軸28が前記オーバードライブ用遊星歯車機構29のキャリヤ30に連結されている。
前記遊星歯車機構29は、内周面に内歯を有するリングギヤ32と、このリングギヤ32内に配置されたサンギヤ31と、このサンギヤ31と前記リングギヤ32との間に配置され、キャリヤ30によって保持されたピニオンギヤ(図示せず)とを有し、ピニオンギヤがサンギヤ31とリングギヤ32とに噛合しつつサンギヤ31の周囲を相対回転するよう構成されている。
キャリヤ30とサンギヤ31との間には、多板クラッチC0 と一方向クラッチF0 とが設けられている。尚、この一方向クラッチF0 は、サンギヤ31がキャリヤ30に対して相対的に正回転(入力軸28の回転方向に回転)する場合に係合するようになっている。
また、副変速部200には、サンギヤ31の回転を選択的に止める多板ブレーキB0 が設けられている。そして、副変速部200の出力要素であるリングギヤ32は、主変速部210の入力要素である中間軸33に接続されている。
このように構成された副変速部200では、多板クラッチC0 もしくはワンウェイクラッチF0 が係合した状態では遊星歯車機構29の全体が一体となって回転するため、中間軸33が入力軸28と同速度で回転し、低速段となる。。
また、副変速部200では、ブレーキB0 が係合してサンギヤ31の回転が止められた状態ではリングギヤ32が入力軸28に対して増速されて正回転し、高速段となる。
次に、主変速部210は、遊星歯車機構29と同一構造の三組の遊星歯車機構40、50、60を備えており、それらの回転要素が以下のように連結されている。すなわち、第1遊星歯車機構40のサンギヤ41と第2遊星歯車機構50のサンギヤ51とが互いに一体的に連結され、また第1遊星歯車機構40のリングギヤ43と第2遊星歯車機構50のキャリヤ52と第3遊星歯車機構60のキャリヤ62との三者が連結され、かつそのキャリヤ62に出力軸65が連結されている。さらに第2遊星歯車機構50のリングギヤ53が第3遊星歯車機構60のサンギヤ61に連結されている。
上記した主変速部210の歯車列では前進5段と後進2段の変速段を設定することができ、そのためのクラッチおよびブレーキが以下のように設けられている。
先ず、クラッチについて述べると、互いに連結されている第2遊星歯車機構50のリングギヤ53および第3遊星歯車機構60のサンギヤ61と中間軸33との間に第1クラッチC1(前進クラッチ)が設けられている。また、互いに連結された第1遊星歯車機構4
0のサンギヤ41および第2遊星歯車機構50のサンギヤ51と中間軸33との間に第2クラッチC2 が設けられている。
次にブレーキについて述べると、第1ブレーキB1 はバンドブレーキであって、第1遊星歯車機構40および第2遊星歯車機構50のサンギヤ41及び51の回転を止めるように配置されている。また、これらのサンギヤ41、51(すなわち共通サンギヤ軸)とケーシング66との間には、第1一方向クラッチF1 と多板ブレーキである第2ブレーキB2 とが直列に配列されており、第1一方向クラッチF1 はサンギヤ41、51が逆回転(入力軸28の回転方向とは反対方向の回転)しようとする際に係合するようになっている。
第1遊星歯車機構40のキャリヤ42とケーシング66との間には、多板ブレーキである第3ブレーキB3 が設けられている。そして、第3遊星歯車機構60のリングギヤ63の回転を止める手段として、多板ブレーキである第4ブレーキB4 と第2一方向クラッチF2 とがケーシング66との間に並列に配置されている。前記第2一方向クラッチF2 はリングギヤ63が逆回転しようとする際に係合するようになっている。尚、図2において、S1はタービン回転数センサであり、S2は出力軸回転数センサである。
上記の自動変速機(A/T)2では、各クラッチやブレーキを図3の作動表に示すように係合・解放することにより前進5段・後進2段の変速段を設定することができる。尚、図3において○印は係合状態、◎印はエンジンブレーキ時に係合状態、△印は係合するが動力伝達には関係のない状態、空欄は解放状態をそれぞれ示す。
また、自動変速機(A/T)2における変速段の選択は、車室内に設置されたセレクトレバー(図示せず)により行えるようになっている。セレクトレバーのポジション配列は、図4に示すように、パーキング(P)ポジションに続けてリバース(R)ポジション、ニュートラル(N)ポジション、次いでドライブ(D)ポジションが配置され、これらの配列方向に対して垂直方向の位置にドライブ(D)ポジションに続けてマニュアル(M)
ポジションが配置されている。続いて、パーキング(P)ポジションからドライブ(D)ポジションまでの配列方向と平行に、マニュアル(M)ポジションに続けて3ポジションが配置され、これらの配列方向に対して斜め方向に、3ポジションに続けて2ポジション、次いでロー(L)ポジションが配置されている。
これらのポジションのうち、Rポジションでは後進2段の変速段が選択され、Dポジションでは1速〜5速までの前進5段の変速段が走行状態に応じて選択され、4ポジションでは1速〜4速までの前進4段の変速段が走行状態に応じて選択され、3ポジションでは1速〜3速までの前進3段の変速段が走行状態に応じて選択され、次いで2ポジションでは1速〜2速までの前進2段の変速段が走行状態に応じて選択され、さらにLポジションでは1速のみの前進1段の変速段が選択される。
また、Mポジションでは、変速モードがスポーツモードとなり、図5に示すように車室内のステアリングホイール70のスポーク部の表面に設けられたシフトダウンスイッチ71と前記スポーク部の裏面に設けられたシフトアップスイッチ72とが操作されたときにダウンシフト及びアップシフトが可能となる。
ここで図1に戻り、モータ7の出力軸8は、フロントディファレンシャルギヤ9に接続されている。前記フロントディファレンシャルギヤ9には、左右のドライブシャフト10が接続され、各ドライブシャフト10には、前輪11が接続されている。この場合、前記モータ7の回転トルクは、出力軸8からフロントディファレンシャルギヤ9に伝達され、次いでフロントディファレンシャルギヤ9からドライブシャフト10を介して前輪11に伝達される。
また、前記モータ7には、2つのインバータ(I1)12及び(I2)14(以下、インバータ(I1)12を第1インバータ(I1)12、インバータ(I2)を第2インバータ
(I2)14と記す)が電気的に接続されている。
第1インバータ(I1)12には、モータ及び発電機として機能するモータ・ジェネレ
ータ(M/G)13と、電力源であるバッテリ15とが電気的に接続されている。前記モータ・ジェネレータ(M/G)13は、エンジン(E/G)1のクランク軸17と機械的に連結されている。具体的には、図6に示すように、エンジン(E/G)1のクランク軸17に、電磁クラッチ18を介して自動変速機(A/T)2のトルクコンバータ入力部19が連結されるとともに、前記電磁クラッチ18に続き、電磁クラッチ20及び減速装置21を介してモータ・ジェネレータ(M/G)13が接続されている。
前記モータ・ジェネレータ(M/G)13は、エンジン(E/G)1の始動時には電磁クラッチ18、20が係合された状態でスタータ・モータとして機能し、車両の減速走行時などには電磁クラッチ20が係合した状態で発電機として機能する。
減速装置21は、遊星歯車式で、サンギヤ21c、キャリア21d、リングギヤ21eを具備し、ブレーキ21a及び一方向クラッチ21bを介してモータ・ジェネレータ(M/G)13に連結されている。
そして、減速装置21は、モータ・ジェネレータ(M/G)13がスタータ・モータとして機能する場合に、ブレーキ21aを係合させることにより、モータ・ジェネレータ(M/G)13の回転トルクをサンギヤ21cからキャリア21dへ減速して伝達する。この減速装置21によれば、モータ・ジェネレータ(M/G)13及びインバータ4の体格を小さくしても、エンジン(E/G)1をクランキングするのに十分なトルクを確保することができる。
また、モータ・ジェネレータ(M/G)13には、第1インバータ(I1)12が電気
的に接続されている。この第1インバータ(I1)12は、モータ・ジェネレータ(M/
G)13をモータとして作用させる場合には、バッテリ15からモータ・ジェネレータ(M/G)13へ供給される電力をスイッチングにより可変にする。
第1インバータ(I1)12は、モータ・ジェネレータ(M/G)13を発電機として
作用させる場合には、モータ・ジェネレータ(M/G)13からバッテリ15への電力の充電と、モータ・ジェネレータ(M/G)13からモータ7への電力の供給とをスイッチングにより切り換える。
バッテリ15には、第2インバータ(I2)14が接続されており、この第2インバー
タ(I2)14は、モータ7へ供給される電力をスイッチングにより可変にする。
ここで、バッテリ15は、補機駆動用電源としてのメインバッテリ15aと補機制御電源としてのサブバッテリ15bとを備え、メインバッテリ15aとサブバッテリ15bとが互いに電力を融通しあうようになっている。前記メインバッテリ15aの電圧値はサブバッテリ15bの電圧値より高く、メインバッテリ15aがモータ7の駆動電源として使用される。
次に、エンジン(E/G)1には、エンジン1、自動変速機(A/T)2、電磁クラッチ18、20、ブレーキ21a、第1インバータ(I2)12、第2インバータ(I2)14などの制御を行う電子制御ユニット(ECU)16が併設されている。このECU16は、中央処理装置(CPU)の他に、制御プログラムを記憶したROM、演算結果等を書き込むRAM、データのバックアップを行うバックアップRAMなどを備え、これらを双方向性バスにより相互に接続して構成される。
ECU16に入力される信号は、図7に示すように、ナビゲーションシステムの出力信号、各車輪速度信号、エンジン回転数(NE)信号、エンジン水温信号、イグニッションスイッチ信号、スノーモードスイッチ信号、メインバッテリ15aの充電量を示すSOC(State Of Charge)信号、サブバッテリ15bの充電量を示すSOC信号、ヘッドライ
トスイッチ信号、デフォッガスイッチ信号、エアコンディショナスイッチ信号、車速信号、自動変速機用の油温信号(A/T油温信号)、シフトポジション信号、サイドブレーキのオン/オフ信号、フットブレーキのオン/オフ信号、触媒温度信号、アクセル開度信号、クランク位置信号、スポーツシフト信号、車両加速度センサの出力信号、4輪駆動切換スイッチのオン/オフ信号、タービン回転数センサの出力信号等である。
ECU16は、上記した各種信号に基づいてエンジン1の運転状態、自動変速機(A/T)2の状態、車両の走行状態等を判定し、その判定結果に応じて、点火装置に対する点火信号、燃料噴射弁に対する噴射信号、スタータモータに対するスタータ信号、第1インバータ(I1)12に対する制御信号、第2インバータ(I2)14に対する制御信号、ABSアクチュエータに対するABSアクチュエータ信号、A/Tソレノイドに対する制御信号、A/Tライン圧コントロールソレノイドに対する制御信号、スポーツモードインジケータに対するスポーツモードインジケータ信号等を出力する。
例えば、ECU16は、車速、エンジン回転数、アクセル開度、スロットル弁開度、加減速度等に応じて最適な変速プログラムを選択し、選択した変速プログラムに応じてA/Tソレノイドに対するA/Tソレノイド信号、A/Tライン圧コントロールソレノイドに対するA/Tライン圧コントロールソレノイド信号等を出力して、自動変速機(A/T)2を制御する。
ECU16は、エンジン回転数:NEとトルクコンバータ301のタービンランナ303の回転数:NTとを比較し、タービンランナ303の回転数:NTがエンジン回転数:NEより高ければ、車両が減速走行状態にあるとみなし、電磁クラッチ20を係合させるとともに第1インバータ(I1)12を制御して、モータ・ジェネレータ(M/G)13
による回生発電を行い、回生発電された電力をメインバッテリ15aに充電させる。
ECU16は、メインバッテリ15aの充電量(SOC)が所定値以下になると、電磁クラッチ20を係合してクランク軸17の回転トルクをモータ・ジェネレータ(M/G)13に伝達させ、モータ・ジェネレータ(M/G)13を発電機として作用させ、モータ・ジェネレータ(M/G)13で発電された電力がメインバッテリ15aに充電されるように第1インバータ(I1)12を制御する。
次に、ECU16は、通常はエンジン(E/G)1による後輪6の駆動のみで車両が走行するように制御を行う。そして、ECU16は、後輪駆動と前輪駆動とによる4輪駆動走行が必要であると予測した場合に、モータ7を作動させて前輪11の駆動を行う。
具体的には、ECU16は、車両の発進、低μ路走行、スノーモード走行、坂路走行等を判定したときに、4輪駆動走行が必要であると予測する。
車両の発進判定は、車速が0であり、且つシフトポジションがD、M、3、2、L、Rポジションの非中立ポジションにあるときに、フットブレーキ信号がオンからオフに移行したことを条件に判断される。低μ路判定は、車輪6、11の回転速度の変化に基づいて判断される。スノーモード判定は、車室内に配置されたスノーモードスイッチの設定がオン、あるいは低μ路判定に基づくスノーモード設定を条件に判断される。坂路判定は、アクセル開度信号と車速信号とから決定される基準加速度と実際の加速度との差、あるいはナビゲーションシステムの出力信号に基づいて判断される。このようにECU16は、本発明にかかる予測手段を実現する。
また、ECU16は、2輪駆動による走行時に4輪駆動への切り換えが必要であると判定した場合には、自動で2輪駆動から4輪駆動へ切り換える。例えば、ECU16は、車両の非コーナリング時に前輪11の回転数と後輪6の回転数との差が大きくなると、車輪がスリップしていると判定して2輪駆動から4輪駆動へ切り換える。
さらに、ECU16は、車室内に設けられた図示しない4輪駆動切換スイッチの設定がオンに設定された場合は、無条件でモータ7を作動させて4輪駆動走行に切り換える。
次に、ECU16は、2輪駆動から4輪駆動へ切り換える場合に、電磁クラッチ20を係合させてエンジン(E/G)1の動力をモータ・ジェネレータ(M/G)13に伝達させるとともに第1インバータ(I1)12を制御してモータ・ジェネレータ(M/G)1
3を発電機として作用させ、モータ・ジェネレータ(M/G)13で発電された電力をモータ7に印加する。
尚、車両の発進時のようにモータ・ジェネレータ(M/G)13によって十分な発電量を得られないような場合には、ECU16は、モータ・ジェネレータ(M/G)で発電された電力をモータ7に印加すると同時に、第2インバータ(I2)14を制御してメイン
バッテリ15aの電力をモータ7に印加させ、図8に示すように一時的にメインバッテリ15aとモータ・ジェネレータ(M/G)13との2つの電源を併用する(以下、このようにバッテリ電力を使い分ける様式を補助パターンAと称する)。
また、ECU16は、車両の走行時に2輪駆動から4輪駆動へ早急に切り換える必要が
生じた場合には、電磁クラッチ20を係合させてエンジン(E/G)1の動力をモータ・ジェネレータ(M/G)13に伝達させるとともに第1インバータ(I1)12を制御し
てモータ・ジェネレータ(M/G)13を発電機として機能させ、モータ・ジェネレータ(M/G)13で発電された電力をモータ7に印加する。
尚、前記したような制御を開始してからモータ・ジェネレータ(M/G)7が実際に発電機として機能するまでにタイムラグがあるので、ECU16は、図9に示すように、モータ・ジェネレータ(M/G)13が発電機として機能するまでの間の電源としてメインバッテリ15aを利用する(以下、このようにバッテリ電力を使い分ける様式を補助パターンBと称する)。
このように、ECU16は、本発明にかかるモータ駆動制御手段を実現する。
一方、ECU16は、発進判定に基づいて4輪駆動制御を開始した場合は、例えば、車両が高速走行状態にあること、あるいはシフトポジションがP、Nポジションのような非駆動ポジションにあること等を条件にモータ7を停止させて4輪駆動制御を終了する。
以下、本実施の形態の作用及び効果について述べる。ここでは、車両の発進判定に基づいて4輪駆動の必要性を予測する場合を例にあげて説明する。
ECU16は、図10に示す駆動制御ルーチンを所定時間毎に繰り返し実行する。この駆動制御ルーチンでは、ECU16は、先ずS1001において運転状態を示す各種信号の入力処理を行い、次いでS1002において前記入力信号に基づいて4輪駆動切換スイッチがオンに設定されているか否かを判別する。
前記S1002において4輪駆動切換スイッチがオフに設定されていると判定した場合、ECU16は、S1003へ進み、メインバッテリ15aの充電量(SOC)が所定値(α%)以下であるか否かを判別する。
前記S1003においてメインバッテリ15aの充電量(SOC)が所定値(α%)より大きいと判定した場合、ECU16は、S1004へ進み、前記S1001で入力処理された信号の中から車速信号、シフトポジション信号、フットブレーキのオン/オフ信号を抽出し、それらの信号に基づいて車両の発進時であるか否かを判別する。
前記S1004において車両の発進時ではないと判定した場合、ECU16は、S1005へ進み、前記S1001で入力処理された信号のうち、各車輪の回転速度信号を抽出し、その信号に基づいて車輪スリップ判定を行うことにより、2輪駆動制御から4輪駆動制御への自動制御切換が必要であるか否かを判定する。
前記S1005において自動制御切換が不要であると判定した場合、ECU16は、S1006へ進み、モータ・ジェネレータ(M/G)13が発電機として作用しないよう制御を行う。
この場合、モータ7が前輪11を駆動しないため、車両はエンジン(E/G)1による後輪駆動のみで走行することになる。
一方、前記S1005において自動制御切換が必要であると判定した場合、図9に示した補助パターンBに従って第2インバータ(I2)14を制御して、メインバッテリ15
aの電力をモータ7に印加する。
続いて、ECU16は、S1009へ進み、電磁クラッチ20を係合させるとともに、第1インバータ(I1)12を制御してモータ・ジェネレータ(M/G)13を発電機と
して作用させる。
この場合、モータ・ジェネレータ(M/G)13が発電機として機能するまでの間は、メインバッテリ15aの電力がモータ7に印加され、その電力によりモータ7が前輪11を駆動し、車両が直ちに4輪駆動状態となる。そして、モータ・ジェネレータ(M/G)13が発電機として機能し始めた後は、モータ・ジェネレータ(M/G)13で発電された電力がモータ7に印加され、その電力によりモータ7が前輪11を駆動し、車両が4輪駆動状態となる。
また、前記S1004において車両の発進時であると判定した場合、ECU16は、4輪駆動が必要であると予測し、S1008へ進む。S1008で、ECU16は、図8に示した補助パターンAに従って第2インバータ(I2)14を制御し、メインバッテリ1
5aの電力をモータ7に印加させる。
続いて、ECU16は、S1009へ進み、第1インバータ(I1)12を制御してモ
ータ・ジェネレータ(M/G)13を発電機として作用させ、モータ・ジェネレータ(M/G)13で発電された電力をモータ7に印加させる。
この場合、モータ・ジェネレータ(M/G)13で発電された電力及びメインバッテリ15aの電力がモータ7に印加され、その電力によりモータ7が前輪11を駆動し、車両が4輪駆動状態となる。その際、モータ7に印加される電力は、モータ・ジェネレータ(M/G)13で発電された電力にメインバッテリ15aの電力を加えた電力となるため、発進時に必要となる電力が十分に確保される。そして、モータ・ジェネレータ(M/G)13の発電量が所望の発電量に達すると、メインバッテリ15aからモータ7への電力供給が停止される。
また、前記S1002で4輪駆動切換スイッチがオンに設定されていると判定した場合、あるいは前記S1003でメインバッテリ15aの充電量(SOC)が所定値(α%)以下であると判定した場合、ECU16は、前記S1004において車両の発進時であると判定した場合と同様の処理を行う。
以上述べた実施の形態では、4輪駆動走行が必要なときには、モータ・ジェネレータ(M/G)13を発電機として作用させ、その発電エネルギでモータ7を作動させるため、メインバッテリ15aの電力消費が抑えられる。
また、車両の発進時のようにモータ・ジェネレータ(M/G)13の発電量が不足する場合や、車両の走行中に2輪駆動から4輪駆動へ切り換えるときのようにモータ・ジェネレータ(M/G)13による発電が間に合わない場合等には、一時的にバッテリ15の電力を使用してモータ7を作動させるため、車両を直ちに4輪駆動状態にすることができ、バッテリ15の電力消費を最低限に抑えつつ、走行安定性を向上させることができる。
さらに、4輪駆動が必要ないときはモータ7を作動させないため、モータ7の引き摺りが低減でき、エンジン1の燃料消費率を向上させることができる。
従って、本実施の形態によれば、モータによって駆動される車輪とエンジンによって駆動される車輪とが独立した4輪駆動車両において、バッテリ15の電力消費を最低限に抑えつつ車両の走行安定性を確保することができるため、走行安定性の確保とバッテリの小型化とを両立することができる。
本発明にかかる駆動制御装置を適用する装置の全体像を示す構成図 自動変速機(A/T)の歯車列を示す概略図 自動変速機(A/T)の作動状態を示す図 シフトレバーポジションを示す図 シフトスイッチを有するステアリングホイールを示す図 モータ・ジェネレータ(M/G)の動力連結形態を示す図 ECUの入出力信号を示す図 バッテリ電力を使い分ける様式を示す図(1) バッテリ電力を使い分ける様式を示す図(2) 駆動制御ルーチンを示すフローチャート図
符号の説明
1・・・・エンジン(E/G)
2・・・・自動変速機(A/T)
6・・・・後輪
7・・・・モータ
11・・・前輪
12・・・第1インバータ(I1)
13・・・モータ・ジェネレータ(M/G)
14・・・第2インバータ(I2)
15・・・バッテリ
15a・・メインバッテリ
15b・・サブバッテリ
16・・・ECU
17・・・クランク軸
18・・・電磁クラッチ
20・・・電磁クラッチ
21・・・減速装置

Claims (8)

  1. エンジンと、このエンジンによって駆動される第1の車輪と、ジェネレータと、このジェネレータで発電されたエネルギにより作動するモータと、このモータによって駆動される第2の車輪とを備えた車両の駆動制御装置であり、
    前記モータによる第2の車輪の駆動が必要か否かを予測する予測手段と、
    前記予測手段により前記モータによる第2の車輪の駆動が必要であると予測された場合に、前記ジェネレータを作動させて前記モータにより前記第2の車輪を駆動するモータ駆動制御手段と、を備え、
    前記予測手段は、前記車両のスノーモード走行時に前記モータによる前記第2の車輪の駆動が必要であると予測することを特徴とする車両の駆動制御装置。
  2. エンジンと、このエンジンによって駆動される第1の車輪と、ジェネレータと、このジェネレータで発電されたエネルギにより作動するモータと、このモータによって駆動される第2の車輪とを備えた車両の駆動制御装置であり、
    前記モータによる第2の車輪の駆動が必要か否かを予測する予測手段と、
    前記予測手段により前記モータによる第2の車輪の駆動が必要であると予測された場合に、前記ジェネレータを作動させて前記モータにより前記第2の車輪を駆動するモータ駆動制御手段と、を備え、
    前記予測手段は、アクセル開度及び車速から定まる基準加速度と実際の加速度との差に基づいて前記車両が坂路走行しているか否かを判定し、前記車両の坂路走行時に前記モータによる前記第2の車輪の駆動が必要であると予測することを特徴とする車両の駆動制御装置。
  3. エンジンと、このエンジンによって駆動される第1の車輪と、ジェネレータと、このジェネレータで発電されたエネルギにより作動するモータと、このモータによって駆動される第2の車輪とを備えた車両の駆動制御装置であり、
    前記モータによる第2の車輪の駆動が必要か否かを予測する予測手段と、
    前記予測手段により前記モータによる第2の車輪の駆動が必要であると予測された場合に、前記ジェネレータを作動させて前記モータにより前記第2の車輪を駆動するモータ駆動制御手段と、を備え、
    前記予測手段は、ナビゲーションシステムの出力信号に基づいて前記車両が坂路走行しているか否かを判定し、前記車両の坂路走行時に前記モータによる前記第2の車輪の駆動が必要であると予測することを特徴とする車両の駆動制御装置。
  4. エンジンと、このエンジンによって駆動される第1の車輪と、ジェネレータと、このジェネレータで発電されたエネルギにより作動するモータと、このモータによって駆動される第2の車輪とを備えた車両の駆動制御装置であり、
    前記モータによる第2の車輪の駆動が必要か否かを予測する予測手段と、
    前記予測手段により前記モータによる第2の車輪の駆動が必要であると予測された場合に、前記ジェネレータを作動させて前記モータにより前記第2の車輪を駆動するモータ駆動制御手段と、を備え、
    前記モータによる前記第2の車輪の駆動が開始された後に前記車両が高速走行状態になると、前記モータ駆動制御手段は、前記モータによる前記第2の車輪の駆動を停止することを特徴とする車両の駆動制御装置。
  5. エンジンと、このエンジンによって駆動される第1の車輪と、ジェネレータと、このジェネレータで発電されたエネルギにより作動するモータと、このモータによって駆動される第2の車輪とを備えた車両の駆動制御装置であり、
    前記モータによる第2の車輪の駆動が必要か否かを予測する予測手段と、
    前記予測手段により前記モータによる第2の車輪の駆動が必要であると予測された場合に、前記ジェネレータを作動させて前記モータにより前記第2の車輪を駆動するモータ駆動制御手段と、を備え、
    前記モータにより前記第2の車輪の駆動が開始された後にシフトポジションが非駆動ポジションになると、前記モータ駆動制御手段は、前記モータによる前記第2の車輪の駆動を停止することを特徴とする車両の駆動制御装置。
  6. エンジンと、このエンジンによって駆動される第1の車輪と、ジェネレータと、このジェネレータで発電されたエネルギにより作動するモータと、このモータによって駆動される第2の車輪とを備えた車両の駆動制御装置であり、
    前記モータによる第2の車輪の駆動が必要か否かを予測する予測手段と、
    前記予測手段により前記モータによる第2の車輪の駆動が必要であると予測された場合に、前記ジェネレータを作動させて前記モータにより前記第2の車輪を駆動するモータ駆動制御手段と、
    前記モータへ電力を供給可能なバッテリと、を更に備え、
    前記モータ駆動制御手段は、前記ジェネレータによる発電エネルギが前記モータの作動に不足である場合には前記バッテリに蓄電された電気エネルギを用いて前記モータを作動させ、前記ジェネレータの発電量が所望の発電量に達すると、前記バッテリから前記モータへの電力供給を停止させることを特徴とする車両の駆動制御装置。
  7. エンジンと、このエンジンによって駆動される第1の車輪と、ジェネレータと、このジェネレータで発電されたエネルギにより作動するモータと、このモータによって駆動される第2の車輪とを備えた車両の駆動制御装置であり、
    前記モータによる第2の車輪の駆動が必要か否かを予測する予測手段と、
    前記予測手段により前記モータによる第2の車輪の駆動が必要であると予測された場合に、前記ジェネレータを作動させて前記モータにより前記第2の車輪を駆動するモータ駆動制御手段と、
    前記モータへ電力を供給可能なバッテリとを、更に備え、
    前記モータ駆動制御手段は、前記ジェネレータによる発電エネルギが前記モータの作動に不足である場合には前記バッテリに蓄電された電気エネルギを用いて前記モータを作動させ、前記エンジンが第1の車輪を駆動することによって前記車両が走行している時に前記モータによる前記第2の車輪の駆動が必要になると、前記バッテリに蓄電された電気エネルギを用いて前記モータを作動させることを特徴とする車両の駆動制御装置。
  8. 請求項7において、前記エンジンが第1の車輪を駆動することによって前記車両が走行している時に前記モータによる前記第2の車輪の駆動が必要になる場合は、前記第1の車輪又は前記第2の車輪がスリップしている場合であることを特徴とする車両の駆動制御装置。
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FR3104101A1 (fr) * 2019-12-10 2021-06-11 Psa Automobiles Sa véhicule du type hybride qui comporte un selecteur de modes de roulage en conditions difficiles et un dispositif de navigation

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