JP2007043609A - デジタル放送受信システム - Google Patents

デジタル放送受信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007043609A
JP2007043609A JP2005227796A JP2005227796A JP2007043609A JP 2007043609 A JP2007043609 A JP 2007043609A JP 2005227796 A JP2005227796 A JP 2005227796A JP 2005227796 A JP2005227796 A JP 2005227796A JP 2007043609 A JP2007043609 A JP 2007043609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reception
unit
receiving system
signal
digital broadcast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005227796A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Nagami
正明 永海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP2005227796A priority Critical patent/JP2007043609A/ja
Publication of JP2007043609A publication Critical patent/JP2007043609A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 受信環境がよくない場所ではダイバシチ受信用として使用して受信性能の向上を図る一方、受信環境のよい場所では別々のコンテンツの受信を可能にする。
【解決手段】 このデジタル放送受信システムは、第一の受信信号を生成するチューナ102及びデジタル復調器104と、第二の受信信号を生成するチューナ106及びデジタル復調器108と、第一又は第二の受信信号を選択するダイバシチ部110と、ダイバシチ部の出力信号をデコードする第一のデコーダ112と、第二の受信信号をデコードする第二のデコーダ114と、第一及び第二の受信信号の受信状況を検知し、受信状況が良好でない場合にはダイバシチ部110を機能させて受信性能の向上を図る一方、受信状況が良好な場合には第二のデコーダ114を機能させて異なる二つのデジタル放送を受信可能とする制御を実行する受信状況検知部130と、を具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタル放送受信システムに関する。
デジタル放送の変調方式として、最も新しい技術の一つであるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、直交周波数分割多重)が採用されている。従来、デジタル放送受信機は、一般に、1個のチューナと1個のOFDM復調器とを備える構成を有しており、裏番組の視聴を可能とするものではなかった。
また、図11に示されるように、2個のチューナを備えるデジタル放送受信機も存在するが、受信性能の改善を目的とするものであり、やはり、裏番組の視聴を可能とするものではない。
なお、本発明に係るデジタル放送受信システムに関連する先行技術文献として、下記特許文献1は、電源投入後又はリセット後の任意の放送局の放送受信中におけるガードバンド期間中において他の受信放送局を自動的に探索して受信放送局の周波数テーブルを作成し記憶させる手段を備えたデジタル放送受信機を開示している。
特開2002−374467号公報
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、チューナ及びデジタル復調器を2系統持ち、受信環境がよくない場所では、ダイバシチ受信用として使用することにより受信性能の向上を図る一方、受信環境のよい場所では、2チューナシステムとして使用することにより別々のコンテンツの受信を可能にするデジタル放送受信システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によれば、第一の受信信号を生成するチューナ及びデジタル復調器と、第二の受信信号を生成するチューナ及びデジタル復調器と、前記第一の受信信号又は前記第二の受信信号を選択するダイバシチ部と、前記ダイバシチ部の出力信号をデコードする第一のデコーダと、前記第二の受信信号をデコードする第二のデコーダと、前記第一の受信信号及び前記第二の受信信号の受信状況を検知し、該受信状況が良好でない場合には前記ダイバシチ部を機能させて受信性能の向上を図る一方、該受信状況が良好な場合には前記第二のデコーダを機能させて異なる二つのデジタル放送を受信可能とする制御を実行する受信状況検知部と、を具備することを特徴とするデジタル放送受信システムが提供される。
好ましくは、前記第一の受信信号又は前記第二の受信信号による受信コンテンツを蓄積し後に再生可能とするための蓄積器を更に具備する。
好ましくは、前記第一の受信信号及び前記第二の受信信号がサイマル放送の場合のそれぞれ固定向け放送及び携帯向け放送に係るものである場合において、該固定向け放送が受信不可能な状況にあって該携帯向け放送を再生するように切り替える必要があるときに、前記蓄積器に蓄積されたデータを所定時間タイムシフトして読み出すことにより、切り替えの際の時間合わせを実行するタイムシフト部を更に具備する。
好ましくは、前記タイムシフト部による時間合わせに必要な時間を相互相関により計算する相互相関計算部を更に具備する。
好ましくは、前記第一の受信信号及び前記第二の受信信号の双方に対して前記蓄積器及び前記タイムシフト部を備え、前記受信状況検知部は、一方の受信信号にノイズが発生しても、再生される映像又は音声にノイズが発生しないように制御する。例えば、前記第一のデコーダ及び前記第二のデコーダにおけるエラー信号を検知して、エラーの発生していないデコーダの出力が使用されるように制御するデコーダエラー検知部を更に具備する。
好ましくは、前記第一の受信信号及び前記第二の受信信号に係る電界強度を検知し、該電界強度が所定の値以下になると携帯向け放送を再生するように切り替える制御を行う電界強度検知部を更に具備する。
好ましくは、現在視聴されている番組とは別の番組を前記蓄積器に蓄積するときに、データコンテンツの1番組を蓄積すると、別の番組に自動で変更し、サーチしながら蓄積していく制御を実行するサーチ制御部を更に具備する。
好ましくは、前記受信状況検知部は、現在の視聴番組が受信不可になった場合に、前記蓄積器に蓄積されている番組を自動的に再生する制御を更に実行する。
好ましくは、前記受信状況検知部は、該自動的に再生する制御を実行するときに、予め設定されている番組ジャンルに応じた順に再生する。
本発明によるデジタル放送受信システムによれば、チューナ及びデジタル復調器を2系統持ち、受信環境がよくない場所では、ダイバシチ受信用として使用されて受信性能の向上が図られる一方、受信環境のよい場所では、2チューナシステムとして使用されて別々のコンテンツの受信が可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明によるデジタル放送受信システムの第一実施形態を示すブロック図である。同図において、チューナ102及びOFDM復調器(デジタル復調器)104は第一の受信信号を生成し、一方、チューナ106及びOFDM復調器108は第二の受信信号を生成する。ダイバシチ部110は、これらの受信信号のうちの一方を選択することにより、ダイバシチ受信を実現する。
また、第一のMPEG(Moving Pictures Expert Group)デコーダ112は、ダイバシチ部110の出力信号をデコードすることにより、映像信号及び音声信号を出力する。一方、第二のMPEGデコーダ114は、チューナ106及びOFDM復調器108によって生成される第二の受信信号をデコードすることにより、映像信号及び音声信号を出力する。
第一のMPEGデコーダ112からの映像信号及び第二のMPEGデコーダ114からの映像信号は、映像選択部(切替えスイッチ)310に導入される。映像選択部310は、これらの映像信号のうちの一方を選択してディスプレイ140に送信し、ディスプレイ140は、送信されてきた映像信号に基づいて映像を表示する。
また、第一のMPEGデコーダ112からの音声信号及び第二のMPEGデコーダ114からの音声信号は、音声選択部(切替えスイッチ)320に導入される。音声選択部320は、これらの音声信号のうちの一方を選択し、複数のアンプ150を介して複数のスピーカ160に送信し、各スピーカ160は、送信されてきた音声信号に基づいて音声を出力する。
チャンネル(CH)制御部120は、チューナ102及びOFDM復調器104によって構成される第一のチャンネル、並びに、チューナ106及びOFDM復調器108によって構成される第二のチャンネルを制御する。
そして、受信状況検知部130は、第一の受信信号及び第二の受信信号の受信状況を検知し、受信状況が良好でない場合にはダイバシチ部110を機能させて受信性能の向上を図る一方、受信状況が良好な場合には第二のMPEGデコーダ114を機能させて異なる二つのデジタル放送を受信可能とする制御を実行する。
具体的には、受信状況検知部130は、OFDM復調器104及びOFDM復調器108の各々から受信エラー率を受け取る。その受信エラー率が高い場合、受信状況検知部130は、ダイバシチ部110、CH制御部120及び第二のMPEGデコーダ114に制御信号を送り、ダイバシチ受信システムとして機能するように制御する。この場合、OFDM復調器104及び108のうち受信状態の良い方(受信エラー率の低い方)の出力信号が第一のMPEGデコーダ112によりデコードされ、映像信号及び音声信号として出力されることとなる。
一方、受信エラー率が低い場合(受信状態が良好な場合)、受信状況検知部130は、ダイバシチ部110、CH制御部120及び第二のMPEGデコーダ114に制御信号を送り、2チューナシステムとして機能するように制御する。この場合、OFDM復調器104の出力信号は第一のMPEGデコーダ112によりデコードされて映像信号及び音声信号が出力され、OFDM復調器108の出力信号は第二のMPEGデコーダ114によりデコードされて映像信号及び音声信号が出力され、ユーザは、好みの方、あるいは2画面表示により両方の映像、音声を選択して視聴することになる。
このように、チューナ及びOFDM復調器を2系統持ち、通常は、ダイバシチ受信用として受信環境がよくない場所での受信性能の向上を図り、一方、受信環境のよい場所(電界強度がある程度強いところ等)では、2チューナシステムとして別々のコンテンツを受信するデジタル放送受信システムが実現される。
図2は、本発明によるデジタル放送受信システムの第二実施形態を示すブロック図である。この第二実施形態は、前述の第一実施形態(図1)を改良したものであり、第二実施形態では、第一実施形態と比較して、第一の受信信号又は第二の受信信号による受信コンテンツを蓄積し後に再生可能とするための蓄積器200が設けられている。蓄積器200は、HDD(ハードディスクドライブ)等で構成される。また、蓄積器200への入力を選択するための切替えスイッチ210と、第二のMPEGデコーダ114への入力を選択するための切替えスイッチ220と、が設けられている。なお、蓄積器200は、第二のMPEGデコーダ114の後段にあってもよい。
蓄積器200は、切替えスイッチ210が上側に倒れている場合には第一の受信信号を蓄積する一方、切替えスイッチ210が下側に倒れている場合には第二の受信信号を蓄積する。そして、第二のMPEGデコーダ114は、切替えスイッチ220が上側に倒れている場合には第一の受信信号又は第二の受信信号を直接デコードする一方、切替えスイッチ220が下側に倒れている場合には蓄積器200に蓄積されたコンテンツをデコードする。
この第二実施形態においては、前述した第一実施形態の場合と同様に、通常は、ダイバシチ受信により性能向上が図られる一方、受信状況が良いところ(電界強度がある程度強いところ等)では、1チャンネルずつのチューナとしてはたらき、2チャンネル分のコンテンツの受信が可能となる。それに加えて、この第二実施形態では、取り込んだコンテンツを蓄積器200(HDD等)に蓄積し、後ほど再生することが可能となる。
図3は、本発明によるデジタル放送受信システムの第三実施形態を示すブロック図である。この第三実施形態は、前述の第二実施形態(図2)を改良したものであり、第三実施形態では、第二実施形態と比較して、タイムシフト部300が設けられている。このタイムシフト部300は、第一の受信信号及び第二の受信信号がサイマル放送(simultaneous broadcasting)の場合のそれぞれ固定向け放送及び携帯向け放送に係るものである場合において、固定向け放送が受信不可能な状況にあって携帯向け放送を再生するように切り替える必要があるときに、蓄積器200に蓄積されたデータを所定時間タイムシフトして読み出すことにより、切り替えの際の時間合わせを実行するものである。なお、タイムシフト部300は、第二のMPEGデコーダ114の後段にあってもよい。
すなわち、二つのコンテンツがサイマル放送(固定向け放送と携帯向け放送)の場合において、固定向け放送の受信ができないときには、固定向け放送に比較して受信しやすい携帯向け放送に切り替える必要が生ずる。しかし、固定向け放送と携帯向け放送とでは、若干の時間差が存在する。この時間差は、放送局ごとに一定値となっているため、タイムシフト部300はそれを記憶している。
そして、切替えスイッチ210が制御されることにより、蓄積器200には、時間的に進んでいる方の放送のコンテンツが蓄積される。タイムシフト部300は、蓄積器200から蓄積後一定時間経過したデータを読み出すことで、前述の時間差を吸収するようにして、切り替えの際の時間合わせをスムーズに行う。この場合、切替えスイッチ220が下側に倒れているため、第二のMPEGデコーダ114は、蓄積器200に蓄積された内容をデコードすることとなる。
図4は、本発明によるデジタル放送受信システムの第四実施形態を示すブロック図である。この第四実施形態は、前述の第三実施形態(図3)を改良したものであり、第四実施形態では、第三実施形態と比較して、タイムシフト部300による時間合わせに必要な時間を相互相関により計算する相互相関計算部400が設けられている。前述の第三実施形態では、タイムシフト部300が、固定向け放送と携帯向け放送との時間差を記憶しているが、この第四実施形態では、汎用性を高めるため、受信信号から直接的に当該時間差を求めるようにしている。
相互相関計算部400は、第一のMPEGデコーダ112からの映像信号(又は音声信号)と第二のMPEGデコーダ114からの映像信号(又は音声信号)との間で相互相関演算を行う。そして、相互相関計算部400は、その相互相関演算の結果に基づいて、固定向け放送と携帯向け放送との間の時間差を自動的に検出する。検出された時間差は、タイムシフト部300に提供される。タイムシフト部300は、蓄積器200から、蓄積後、その時間差だけ経過したデータを読み出す。かくして、状況に応じた時間合わせが可能となる。
図5は、本発明によるデジタル放送受信システムの第五実施形態を示すブロック図である。この第五実施形態は、前述の第三実施形態(図3)を改良したものであり、第五実施形態では、第三実施形態と比較すると、第二の受信信号(携帯向け放送信号)に対して蓄積器200及びタイムシフト部300が設けられているだけでなく、それに加えて、第一の受信信号(固定向け放送信号)に対しても蓄積器500及びタイムシフト部510が設けられている。
具体的には、固定向け放送の内容は、ダイバシチ部110を介して蓄積器500に蓄積される一方、携帯向け放送の内容は、蓄積器200に蓄積されて、時間的に早い方の放送も一旦蓄積されてからデコードするようにする。例えば、固定向け放送の方が早い場合、タイムシフト部510は、蓄積器500から、蓄積後、一定時間(例えば、1秒)経過後のデータを読み出す。そして、相互相関計算部400により固定向け放送と携帯向け放送との間の時間差が1.5秒であることが検出されている場合、タイムシフト部300は、蓄積器200から、蓄積後、2.5秒経過後のデータを読み出す。
このように蓄積器500及びタイムシフト部510並びに蓄積器200及びタイムシフト部300を機能させることにより、常に、実際よりも一定時間遅延させて映像及び音声を再生するようにする。そして、受信状況検知部130は、一方の受信信号にノイズが発生しても、当該一定時間内に切替えスイッチ310及び320を制御することで、再生される映像又は音声にノイズが発生しないようにすることが可能となる。このように、両方のコンテンツを蓄積することで、スムージング等の処理がノイズ発生前から可能となる。すなわち、ノイズが発生する前の時点で切り替えが可能となる。
図6は、本発明によるデジタル放送受信システムの第六実施形態を示すブロック図である。この第六実施形態は、第五実施形態(図5)を改良したものであり、第六実施形態では、第五実施形態と比較して、電界強度検知部600が設けられている。この電界強度検知部600は、第一の受信信号(固定向け放送信号)及び第二の受信信号(携帯向け放送信号)に係る電界強度を検知し、電界強度が所定の値以下になると携帯向け放送を再生するように切り替える制御を行う。
すなわち、電界強度検知部600は、検知された電界強度が所定値以下になると、受信状況検知部130が、OFDM復調器104及び108における受信エラー率にかかわりなく携帯向け放送を選択するように、受信状況検知部130を制御する。そり結果、受信状況検知部130は、OFDM復調器108の出力信号が、スイッチ220を介して第二のMPEGデコーダ114に入力され、そのデコードされた映像信号及び音声信号がスイッチ310及び320により選択されるように、制御する。このように、第六実施形態は、前処理として電界強度を検出し、受信状況の悪化を事前に検知することで、より正確な制御を可能にする。
図7は、本発明によるデジタル放送受信システムの第七実施形態を示すブロック図である。この第七実施形態は、前述の第五実施形態(図5)を改良したものであり、第七実施形態では、第五実施形態と比較して、第一のMPEGデコーダ112及び第二のMPEGデコーダ114におけるエラー信号を検知して、エラーの発生していないデコーダの出力が使用されるように制御するデコーダエラー検知部700が設けられている。
デコーダエラー検知部700は、第一のMPEGデコーダ112又は第二のMPEGデコーダ114のいずれかにおけるエラーを検知すると、受信状況検知部130による制御に優先して、切替えスイッチ310及び320を制御する。すなわち、デコーダエラー検知部700は、第一のMPEGデコーダ112にエラーが発生すると、スイッチ310及び320が第二のMPEGデコーダ114の出力を選択するように制御する一方、第二のMPEGデコーダ114にエラーが発生すると、スイッチ310及び320が第一のMPEGデコーダ112の出力を選択するように制御する。これにより、正確なエラー信号が検知可能となり、エラーの漏れを防止することができる。
図8は、本発明によるデジタル放送受信システムの第八実施形態を示すブロック図である。この第八実施形態は、前述の第二実施形態(図2)を改良したものであり、第八実施形態では、第二実施形態と比較して、サーチ制御部800が設けられている。このサーチ制御部800は、現在視聴されている番組とは別の番組を蓄積器200に蓄積するときに、データコンテンツの1番組を蓄積すると、別の番組に自動で変更し、サーチしながら蓄積していく制御を実行するものである。
例えば、切替えスイッチ210が下側に倒れ第二の受信信号が蓄積器200に蓄積されている場合において、その番組の蓄積が終了したとき、サーチ制御部800は、CH制御部120を介して、チューナ106及びOFDM復調器108が別の番組を受信するように制御する。その結果、新たな番組が自動的に蓄積器200に蓄積されていく。
データコンテンツは、静止コンテンツが多く、容量が小さいため、多チャンネルのコンテンツを蓄積可能である。この第八実施形態では、裏チャンネルのコンテンツをすぐに呼び出すことが可能となる。
図9は、本発明によるデジタル放送受信システムの第九実施形態を示すブロック図である。この第九実施形態は、前述の第八実施形態(図8)を改良したものであり、第九実施形態では、第八実施形態と比較して、受信状況検知部130が、現在の視聴番組が受信不可になった場合に、蓄積器200に蓄積されている番組を自動で再生する制御を実行する機能、すなわち切替えスイッチ220を自動的に制御して蓄積器200を選択する機能を備えている。
すなわち、受信状況検知部130は、OFDM復調器104及びOFDM復調器108の各々から受け取った受信エラー率がともに高く、ダイバシチ受信も困難な状況に陥ったと判断した場合、スイッチ220を蓄積器200側に切替えることにより、第二のMPEGデコーダ114が、蓄積器200に蓄積されたコンテンツをデコードするように制御す。さらに、映像選択部310及び音声選択部320は、第二のMPEGデコーダ114からの映像信号及び音声信号を選択するようにする。かくして、放送の受信が不可となった場合に、蓄積されていたデータコンテンツの視聴が自動的に可能となる。
図10は、本発明によるデジタル放送受信システムの第十実施形態を示すブロック図である。この第十実施形態は、前述の第九実施形態(図9)を改良したものであり、第十実施形態では、第九実施形態と比較して、受信状況検知部130が、上述の自動的に再生する制御を実行するときに、予め設定されている番組ジャンルに応じた順に再生する機能を備えている。
具体的には、予め、ユーザが、再生すべきジャンル順を受信状況検知部130に設定し記憶させておく。受信状況検知部130は、蓄積器200に蓄積されたコンテンツを、ユーザによって予め設定されたジャンル順に入れ替え、その順に蓄積器200から出力されるようにする。第二のMPEGデコーダ114は、スイッチ220を介して蓄積器200からのコンテンツをデコードする。そして、映像選択部310及び音声選択部320を介して、第二のMPEGデコーダ114からの映像信号及び音声信号が、ディスプレイ140及びスピーカ160から再生されることとなる。その結果、放送の受信が不可能となり蓄積されたデータコンテンツが視聴される場合には、ユーザの好みの順に視聴がなされ、時間的な効率が向上する。
本発明によるデジタル放送受信システムの第一実施形態を示すブロック図である。 本発明によるデジタル放送受信システムの第二実施形態を示すブロック図である。 本発明によるデジタル放送受信システムの第三実施形態を示すブロック図である。 本発明によるデジタル放送受信システムの第四実施形態を示すブロック図である。 本発明によるデジタル放送受信システムの第五実施形態を示すブロック図である。 本発明によるデジタル放送受信システムの第六実施形態を示すブロック図である。 本発明によるデジタル放送受信システムの第七実施形態を示すブロック図である。 本発明によるデジタル放送受信システムの第八実施形態を示すブロック図である。 本発明によるデジタル放送受信システムの第九実施形態を示すブロック図である。 本発明によるデジタル放送受信システムの第十実施形態を示すブロック図である。 2個のチューナを備える従来のデジタル放送受信機の例を示すブロック図である。
符号の説明
102 チューナ
104 OFDM復調器
106 チューナ
108 OFDM復調器
110 ダイバシチ部
112 第一のMPEGデコーダ
114 第二のMPEGデコーダ
120 チャンネル(CH)制御部
130 受信状況検知部
140 ディスプレイ
150 アンプ
160 スピーカ
200 蓄積器
210 切替えスイッチ
220 切替えスイッチ
300 タイムシフト部
310 映像選択部(切替えスイッチ)
320 音声選択部(切替えスイッチ)
400 相互相関計算部
500 蓄積器
510 タイムシフト部
520 切替えスイッチ
600 電界強度検知部
700 デコーダエラー検知部
800 サーチ制御部

Claims (9)

  1. 第一の受信信号を生成するチューナ及びデジタル復調器と、
    第二の受信信号を生成するチューナ及びデジタル復調器と、
    前記第一の受信信号又は前記第二の受信信号を選択するダイバシチ部と、
    前記ダイバシチ部の出力信号をデコードする第一のデコーダと、
    前記第二の受信信号をデコードする第二のデコーダと、
    前記第一の受信信号及び前記第二の受信信号の受信状況を検知し、該受信状況が良好でない場合には前記ダイバシチ部を機能させて受信性能の向上を図る一方、該受信状況が良好な場合には前記第二のデコーダを機能させて異なる二つのデジタル放送を受信可能とする制御を実行する受信状況検知部と、
    を具備することを特徴とするデジタル放送受信システム。
  2. 前記第一の受信信号又は前記第二の受信信号による受信コンテンツを蓄積し後に再生可能とするための蓄積器を更に具備する、請求項1に記載のデジタル放送受信システム。
  3. 前記第一の受信信号及び前記第二の受信信号がサイマル放送の場合のそれぞれ固定向け放送及び携帯向け放送に係るものである場合において、該固定向け放送が受信不可能な状況にあって該携帯向け放送を再生するように切り替える必要があるときに、前記蓄積器に蓄積されたデータを所定時間タイムシフトして読み出すことにより、切り替えの際の時間合わせを実行するタイムシフト部を更に具備する、請求項2に記載のデジタル放送受信システム。
  4. 前記タイムシフト部による時間合わせに必要な時間を相互相関により計算する相互相関計算部を更に具備する、請求項3に記載のデジタル放送受信システム。
  5. 前記第一の受信信号及び前記第二の受信信号の双方に対して前記蓄積器及び前記タイムシフト部を備え、前記受信状況検知部は、一方の受信信号にノイズが発生しても、再生される映像又は音声にノイズが発生しないように制御する、請求項3に記載のデジタル放送受信システム。
  6. 前記第一の受信信号及び前記第二の受信信号に係る電界強度を検知し、該電界強度が所定の値以下になると携帯向け放送を再生するように切り替える制御を行う電界強度検知部を更に具備する、請求項5に記載のデジタル放送受信システム。
  7. 現在視聴されている番組とは別の番組を前記蓄積器に蓄積するときに、データコンテンツの1番組を蓄積すると、別の番組に自動で変更し、サーチしながら蓄積していく制御を実行するサーチ制御部を更に具備する、請求項2に記載のデジタル放送受信システム。
  8. 前記受信状況検知部は、現在の視聴番組が受信不可になった場合に、前記蓄積器に蓄積されている番組を自動的に再生する制御を更に実行する、請求項7に記載のデジタル放送受信システム。
  9. 前記受信状況検知部は、該自動的に再生する制御を実行するときに、予め設定されている番組ジャンルに応じた順に再生する、請求項8に記載のデジタル放送受信システム。
JP2005227796A 2005-08-05 2005-08-05 デジタル放送受信システム Pending JP2007043609A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005227796A JP2007043609A (ja) 2005-08-05 2005-08-05 デジタル放送受信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005227796A JP2007043609A (ja) 2005-08-05 2005-08-05 デジタル放送受信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007043609A true JP2007043609A (ja) 2007-02-15

Family

ID=37801150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005227796A Pending JP2007043609A (ja) 2005-08-05 2005-08-05 デジタル放送受信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007043609A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007124122A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Sony Corp 符号化装置、符号化方法およびプログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1155135A (ja) * 1997-07-29 1999-02-26 Nippon Columbia Co Ltd 放送受信機
JPH11186926A (ja) * 1997-12-19 1999-07-09 Nippon Columbia Co Ltd 放送受信装置
JP2002319873A (ja) * 2001-02-16 2002-10-31 Sony Internatl Europ Gmbh 放送受信装置及びチューナ切換方法
JP2004312361A (ja) * 2003-04-07 2004-11-04 Toyota Motor Corp デジタル放送受信装置、デジタル放送受信方法および移動体
JP2004343210A (ja) * 2003-05-13 2004-12-02 Sharp Corp デジタル受信装置
WO2005060113A1 (ja) * 2003-12-16 2005-06-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 受信装置及び受信方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1155135A (ja) * 1997-07-29 1999-02-26 Nippon Columbia Co Ltd 放送受信機
JPH11186926A (ja) * 1997-12-19 1999-07-09 Nippon Columbia Co Ltd 放送受信装置
JP2002319873A (ja) * 2001-02-16 2002-10-31 Sony Internatl Europ Gmbh 放送受信装置及びチューナ切換方法
JP2004312361A (ja) * 2003-04-07 2004-11-04 Toyota Motor Corp デジタル放送受信装置、デジタル放送受信方法および移動体
JP2004343210A (ja) * 2003-05-13 2004-12-02 Sharp Corp デジタル受信装置
WO2005060113A1 (ja) * 2003-12-16 2005-06-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 受信装置及び受信方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007124122A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Sony Corp 符号化装置、符号化方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070025687A1 (en) Video playback apparatus, control method thereof and personal video recorder
US8035743B2 (en) Method for processing data in a terminal with digital broadcasting receiver
JP2005117226A (ja) デジタル放送受信装置及びチャネル情報取得方法
JP2006270825A (ja) 受信機及びディジタル放送受信方法
JP2012130048A (ja) テレビ放送視聴装置及びプログラム
JP2007043609A (ja) デジタル放送受信システム
JP2007005960A (ja) デジタル放送受信装置およびデジタル放送再生方法
EP2346238A2 (en) Digital broadcasting receiver and digital broadcasting receiving method
KR20070079370A (ko) 이동 방송 수신기 및 이동 방송 수신 데이터 처리방법
JP4498287B2 (ja) 放送信号受信機および放送信号の記録再生方法
JP5764398B2 (ja) デジタル放送受信装置及びプログラム
EP2560405A1 (en) Digital broadcast reception device
KR101525484B1 (ko) 방송 수신기와 방송 프로그램 예약 시청 방법
JP2008042234A (ja) テレビ放送視聴装置及びプログラム
JP2012205224A (ja) デジタル放送受信装置
JP2006319650A (ja) 情報処理装置およびビットレート決定方法
JP2008131290A (ja) デジタル放送受信装置
JP2006050013A (ja) テレビ放送受信装置、記録再生装置
JP2008092202A (ja) 放送受信装置
JP6128587B2 (ja) 放送受信装置
KR100802607B1 (ko) 디지털 방송 수신기의 스킵 스트림 재생 장치 및 방법
JP2009278334A (ja) 放送受信装置及び放送受信方法
KR101314619B1 (ko) 멀티미디어 스트림 재생 방법 및 멀티미디어 스트림 재생장치
JP2014060470A (ja) 放送受信装置、再生方法、および、プログラム
JP2008085754A (ja) デジタル放送受信装置、並びにデジタル放送受信装置の制御方法及び制御プログラム。

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080728

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100914

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110120

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110208