JP2007042005A - メールアドレス収集方法、情報処理サーバおよびメールアドレス収集システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 顧客ごとに異なる返信用メールアドレスを生成する返信用メールアドレス生成部24と、前記生成した返信用メールアドレスと、情報処理サーバに予め登録されている顧客IDおよび顧客の個人情報とを対応付けた対応テーブルを生成する対応テーブル生成部25と、端末から送信された電子メールの宛先アドレスから前記返信用メールアドレスを取得し、前記電子メールの発信元アドレスから顧客の電子メールアドレスを取得するメールアドレス取得部26と、前記取得した返信用メールアドレスを基に、前記顧客の電子メールアドレスを、前記対応テーブルに登録する登録部27とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
そして、取得した顧客のメールアドレスと、氏名や住所などの個人情報とを対応付ける技術が重要視されるようになってきた。
図1は、本実施形態におけるメールアドレス収集システムの概略図である。
本実施形態におけるメールアドレス収集システム1は、顧客IDの生成、顧客10ごとに対応したメールアドレスである返信用メールアドレスの生成、顧客情報と返信用メールアドレスと顧客のメールアドレスとが対応付けられた対応テーブルの生成および顧客10のメールアドレスの対応テーブルへの登録などの処理を行う情報処理サーバ2を含んで構成される。さらに、メールアドレス収集システム1は、対応テーブルなどを保存する顧客情報データベース(DB)3と、返信用メールアドレスを印刷媒体に印刷して、DM(送付体)9を生成するDM作成装置(送付体作成装置)4と、顧客10ごとに所有され、返信用メールアドレスが入力され、メールを基地局制御装置6に送信し、さらに図示しない入力部を備えた携帯端末(端末)5を含んで構成される。また、メールアドレス収集システム1は、携帯端末5から送信されたメールを受信し、このメールをメールサーバ7に送信する基地局制御装置6と、基地局制御装置6からメールを受信し、このメールを情報処理サーバ2に送信するメールサーバ7とを含んで構成される。
なお、本実施形態では、情報処理サーバ2、顧客情報DB3およびメールサーバ7は、別体であるとしたが、これらのうち、少なくとも2つを一体にしてもよい。
図1を参照しつつ、図2に沿って本実施形態に係る情報処理サーバ2の構成を説明する。
図2は、本実施形態における情報処理サーバの構成を示すブロック図である。
情報処理サーバ2は、顧客情報DB3やDM作成装置4やメールサーバ7と、情報の送受信を行う送受信部21、キーボードなどで構成された、情報が入力される入力部22、顧客IDと顧客情報とを生成する処理部23、顧客10がメール(本実施形態では、空メールとする)を返信する宛先である返信用メールアドレスを生成する返信用メールアドレス生成部24、返信用メールアドレスと顧客のメールアドレスと顧客IDなどの顧客情報を対応付けて、対応テーブルを生成する対応テーブル生成部25、受信した空メールから返信用メールアドレスと顧客のメールアドレスとを取得するメールアドレス取得部26および顧客のメールアドレスを対応テーブルに登録する登録部27からなる。
図1および図2を参照しつつ、図3に沿って本実施形態におけるメールアドレス収集システムの処理の説明をする。
図3は、本実施形態におけるメールアドレス収集システムの処理の流れを示すタイミングチャートである。
まず、入力部22を介して顧客10の氏名、住所および電話番号などの個人情報が、情報処理サーバ2に入力される(S301)。
次に、処理部23は、顧客10ごとに付される番号である顧客ID(Identification)を生成する(S302)。
そして、処理部23は、顧客IDと個人情報とを関連付けることによって、顧客情報を生成し(S303)、送受信部21は、顧客情報を顧客情報DB3に送信し(S304)、顧客情報DB3は受信した顧客情報を自身に保存する(S305)。
顧客情報を取得した送受信部21は、取得した顧客情報を返信用メールアドレス生成部24に送り、返信用メールアドレス生成部24は、返信用メールアドレスを生成する(S307)。ここで、返信用メールアドレスは、顧客10ごとに異なるものである。また、返信用メールアドレスは、例えば顧客IDを基に生成する。本実施形態では、返信用メールアドレスにおけるアカウント名の文字は、顧客IDを暗号化した英字で構成されているものとする。なお、返信用メールアドレス生成時に、例えばチェック・デジットなどの検査符号を、返信用メールアドレスに付加してもよい。
また、顧客10が返信用メールアドレスを打ち間違えて情報処理サーバ2に送信し、かつメールサーバ7で顧客10に対応するアカウントが登録されていない場合、顧客の端末5では「送信エラー」となる。ただしメールサーバ7にて、すべてのアカウントを受信可能となるよう、ソフトウェアを設計することにより、返信用メールアドレスとして生成されていないアカウントで受信された場合でも、「メールアドレスを正しく入力して再度送信して下さい。冬のセール案内係」などといったメッセージを返信することが可能となる。
ここで、対応テーブルについて説明する。
図4は、本実施形態における対応テーブルの例を示す図である。
対応テーブルは、顧客ID、返信用メールアドレス、顧客のメールアドレス、氏名および住所などのフィールドによって構成されている。
このようにすることで、まず返信用メールアドレスと、顧客IDなどの顧客情報とを対応付ける。ここで、返信用メールアドレスは、顧客IDを基に生成されているため、返信用メールアドレスと、顧客IDとの対応付けは容易である。
なお、図3のステップS304の段階では、顧客のメールアドレスのフィールドは、空欄の状態にしておく。
図3の説明に戻る。
次に、送受信部21は、DM作成装置4にステップS308で生成した対応テーブルを送信する(S311)。
DM作成装置4は、受信した対応テーブルを基に、返信用メールアドレスや、返信用メールアドレスに対応する氏名、住所などを紙などの印刷媒体に印刷することで、DM9を作成する(S312)。なお、ステップS308で、返信用メールアドレスに暗号化が施されていた場合、復号化してから印刷を行う。
なお、DM作成装置4は、送信された返信用メールアドレスを2次元コード化し、これを印刷媒体に印刷する機能を有してもよい。この場合、DM作成装置4は、返信用メールアドレスを2次元コード化し、これを返信用メールアドレスと共に印刷媒体に印刷する。
そして、DM作成装置4によって生成されたDM9は、各顧客10に郵送などの手段によって送付される(S313)。
そして、DM9に印刷されている返信用メールアドレスが、DM9を送付された顧客10によって図示しない携帯端末5の入力部を介して、携帯端末5に入力され(S314)、携帯端末5は、基地局制御装置6へ、本文中に何も書いてない空メールを送信する(S315)。なお、本実施形態では、携帯端末5から送られるメールは、空メールであるとしたが、これに限らず本文中に文章を入力してもよい。
また、メールの本文に顧客自身の住所などの個人情報を記載し、これを基地局制御装置6、ネットワーク8およびメールサーバ7を介して情報処理サーバ2へ送信し、情報処理サーバ2が記載された個人情報を読み取り、読み取った個人情報を対応テーブルに登録してもよい。このようにすることで、例えば顧客の住所が変更になった場合でも、対応テーブルの内容を柔軟に変更することが可能となる。
そして、携帯端末5からの空メールを受信した基地局制御装置6は、ネットワーク8を介して、メールサーバ7へ、受信した空メールを送信し(S316)、メールサーバ7は受信した空メールを保存する。その後、情報処理サーバ2が、保存した空メールをメールサーバ7から取得する(S317)。ここで、空メールを取得するとは、例えば情報処理サーバ2が、メールサーバ7へ空メール取得の要求を行い、要求されたメールサーバ7は、情報処理サーバ2へ空メールを送信することなどである。なお、メールサーバ7で空メールを保存した後に、情報処理サーバ2からの空メール取得の要求を待たずに、メールサーバ7が、空メールを情報処理サーバ2に送信することも可能である。また、メールサーバ7が、受信した空メールの宛先アドレスから返信用メールアドレスを取得し、発信元アドレスから顧客のメールアドレスを取得して、取得した返信用メールアドレスと顧客のメールアドレスとを情報処理サーバ2に送ってもよい。
ここで、この空メールには、顧客10に対応している返信用メールアドレスと、顧客10のメールアドレスが含まれている。
空メールを受信した送受信部21は、受信した空メールをメールアドレス取得部26に送り、メールアドレス取得部26は、送られた空メールの宛先アドレスから返信用メールアドレスを取得し、発信元アドレスから顧客10のメールアドレスを取得し(S318)、取得した返信用メールアドレスと顧客10のメールアドレスとを登録部27に送る。
次に、送受信部21は、ステップS310で保存した対応テーブルを顧客情報DB3から取得する(S319)。
さらに、送受信部21は、取得した対応テーブルを登録部27に送り、登録部27は、ステップS319で取得した返信用メールアドレスを基に、顧客10のメールアドレスを、対応テーブルに登録する(S320)。
なお、ステップS319の処理は、ステップS318の処理の直前に行われてもよい。
ここで、図2を参照しつつ、図5を参照して、本実施形態における顧客10のメールアドレスを登録した対応テーブルの例を説明する。
図5は、本実施形態における顧客のメールアドレスを登録した対応テーブルの例を示す図である。
図5は、図4の対応テーブルに顧客10のメールアドレスを登録した対応テーブルである。
ステップS320において、登録部27は、対応テーブルの返信用メールアドレスのフィールドを検索し、空メールから取得した返信用メールアドレスと一致するメールアドレスを取得し、ステップS318で取得した顧客10のメールアドレスを対応テーブルの顧客のメールアドレスのフィールドに書き込むことによって、登録を行う。
このように、対応テーブルを用いて、返信用メールアドレスと顧客10のメールアドレスとを関連付けて登録することで、容易に顧客10のメールアドレスと顧客情報とを関連付けることができる。
図3の説明に戻る。
送受信部21は、対応テーブルを顧客情報DB3に送信し(S321)、顧客情報DB3は受信した対応テーブルを自身に保存する(S322)。
図6は、本実施形態におけるDMの例を示す図である。
図6に示すように、DM9には、顧客10ごとに対応付けられた返信用メールアドレス91が印刷されている。そして、この返信用メールアドレスがコード化された2次元コード92も共に印刷されている。
このDM9を受け取った顧客10が、印刷媒体上に印刷されている返信用メールアドレス91を所有する携帯端末5に入力し、基地局制御装置6、ネットワーク8およびメールサーバ7を介して、情報処理サーバ2に空メールを送ることで、情報処理サーバ2は、返信用メールアドレスと顧客10のメールアドレスとを、容易に対応付けて取得することができる。
また、携帯端末5に備えられている、図示しない2次元コード読取部によって、2次元コード92を読み取り、さらに図示しない2次元コード復号部によって、返信用メールアドレスに復号されることによって、顧客10が返信用メールアドレスの文字を1つ1つ入力しなくても、返信用メールアドレスを携帯端末5に入力することが可能となる。
なお、2次元コード92は、必須ではない。
なお、情報伝達の手段としてこれらの送付体を用いた場合は、本実施形態におけるDM作成装置4は、それぞれの送付体に応じた送付体作成装置となる。
2 情報処理サーバ
3 顧客情報DB
4 DM作成装置
5 携帯端末
6 基地局制御装置
7 メールサーバ
8 ネットワーク
10 顧客
21 送受信部
22 入力部
23 処理部
24 返信用メールアドレス生成部
25 対応テーブル生成部
26 メールアドレス取得部
27 登録部
91 返信用メールアドレス
92 2次元コード
Claims (3)
- 情報を処理する情報処理サーバと、送付体を作成する送付体作成装置と、顧客ごとに所有され、電子メールを送受信し、さらに入力部を備えた端末とを含んで構成されるメールアドレス収集システムにおけるメールアドレス収集方法であって、
前記情報処理サーバが、顧客ごとに異なる返信用メールアドレスを生成するステップと、
前記情報処理サーバが、前記生成した返信用メールアドレスと、予め前記情報処理サーバに登録されている顧客IDおよび顧客の個人情報とを対応付けた対応テーブルを生成するステップと、
前記情報処理サーバが、前記送付体作成装置に前記返信用メールアドレスを送信するステップと、
前記送付体作成装置が、前記返信用メールアドレスを印刷媒体に印刷することで、前記送付体を作成するステップと、
前記端末が、前記入力部を介して、前記送付体に印刷されている前記返信用メールアドレスを入力されるステップと、
前記端末が、前記情報処理サーバへ前記返信用メールアドレスと、顧客の電子メールアドレスとを含む電子メールを送信するステップと、
前記情報処理サーバが、前記電子メールの宛先アドレスから前記返信用メールアドレスを取得し、前記電子メールの発信元アドレスから前記顧客の電子メールアドレスを取得するステップと、
前記情報処理サーバが、前記取得した返信用メールアドレスを基に、前記顧客の電子メールアドレスを、前記対応テーブルに登録するステップと、
を含むことを特徴とするメールアドレス収集方法。 - 顧客ごとに異なる返信用メールアドレスを生成する手段と、
前記生成した返信用メールアドレスと、情報処理サーバに予め登録されている顧客IDおよび顧客の個人情報とを対応付けた対応テーブルを生成する手段と、
端末から送信された電子メールの宛先アドレスから前記返信用メールアドレスを取得し、前記電子メールの発信元アドレスから顧客の電子メールアドレスを取得する手段と、
前記取得した返信用メールアドレスを基に、前記顧客の電子メールアドレスを、前記対応テーブルに登録する手段と、
を備える情報処理サーバ。 - 情報を処理する情報処理サーバと、送付体を作成する送付体作成装置と、顧客ごとに所有され、電子メールを送受信する端末とを含んで構成されるメールアドレス収集システムであって、
前記情報処理サーバは、
顧客ごとに異なる返信用メールアドレスを生成する手段と、
前記生成した返信用メールアドレスと、前記情報処理サーバに予め登録されている顧客IDおよび顧客の個人情報とを対応付けた対応テーブルを生成する手段と、
前記送付体作成装置に前記返信用メールアドレスを送信する手段と、
前記端末から送信された電子メールの宛先アドレスから前記返信用メールアドレスを取得し、前記電子メールの発信元アドレスから顧客の電子メールアドレスを取得する手段と、
前記取得した返信用メールアドレスを基に、前記顧客の電子メールアドレスを、前記対応テーブルに登録する手段と、
を備え、
前記送付体作成装置は、
前記返信用メールアドレスを印刷媒体に印刷することで、前記送付体を作成する手段と、
を備えることを特徴とするメールアドレス収集システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005227841A JP2007042005A (ja) | 2005-08-05 | 2005-08-05 | メールアドレス収集方法、情報処理サーバおよびメールアドレス収集システム |
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