JP2007041960A - 機器操作装置、画像形成装置、機器操作方法、および機器操作プログラム - Google Patents

機器操作装置、画像形成装置、機器操作方法、および機器操作プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの操作に対して視認性の高い表示を行える機器操作装置、画像形成装置、機器操作方法、および機器操作プログラムを提供する。
【解決手段】入力情報取得部1042は、表示オブジェクトの新たな表示色を示す指定表示オブジェクト色を取得し、表示色比較部1046は、入力情報取得部1042によって取得された指定表示オブジェクト色と現在表示色記憶部1048に記憶された現在背景色とが同一の色であるか否かを比較し、表示色変更部1047は、表示色比較部1046によって指定表示オブジェクト色と現在表示色記憶部1048に記憶された現在背景色とが同一の色であると判断された場合には、現在表示色記憶部1048に現在背景色として現在表示オブジェクト色と同一の色を記憶し、現在表示オブジェクト色として指定表示オブジェクト色と同一の色を記憶する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、機器操作装置、画像形成装置、機器操作方法、および機器操作プログラムに関するものである。
従来、複写装置、ファクシミリ装置、プリンタ装置、スキャナ装置やそれらのOA機器が提供する機能を1台に統合した複合機(MFP:Multi-Functional Peripherals)の操作に対して、音声を使用した操作及び操作のガイダンスが行われる「非視覚モード」と、タッチパネルと液晶表示によって操作が行われる「視覚モード」とを有する機器操作装置並びに画像形成装置が公開されている(特許文献1参照)。かかる装置における「非視覚モード」は、機器の操作項目を機能グループ別に分類して、木構造メニューを作成し、このメニュー上の項目を、音声情報を手がかりにして選択させるものである。視覚に障害があるユーザはこの「非視覚モード」を用いることにより、MFPを操作することができる。
ところで、全盲でないユーザ(弱視、色盲など)にとっては、音声情報だけでなく、視覚情報も併用できることが望ましい。しかしながら、従来の操作装置に備えられた表示部に表示される文字は、比較的小さく、弱視のユーザにとっては視認性が低いという問題があった。この問題を解決するために、音声メッセージの内容を視覚メッセージでも表示できる画像形成装置が開示されている(特許文献2参照)。かかる画像形成装置では、文字サイズの拡大や、背景とのコントラスト強調を可能にすることにより、弱視のユーザに対する視認性を高めている。
さらに、画像入出力装置について、ユーザの操作に応答して文字色や背景色を選択し、表示部に表示される画像データを文字領域と背景領域とに分類し、各領域をユーザの操作に応答した色データに変換する技術が開示されている(特許文献3参照)。
特開2003−323081号公報 特開2005−41081号公報 特開2005−26933号公報
しかしながら、特許文献3に開示された画像入出力装置では、ユーザが文字色と背景色とを同じ色にあやまって選択してしまうと、文字メッセージを確認できなくなってしまうという問題があった。
また、たとえ同じ色を選択しなかったとしても、寒色系同士または暖色系同士を文字色と背景色に選択してしまうと、色盲のユーザには違いがわかりにくく、視認性を著しく低下させてしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの操作に対して視認性の高い表示を行える機器操作装置、画像形成装置、機器操作方法、および機器操作プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、キー操作を行う操作部に表示するメニューまたはメッセージである表示オブジェクトおよび前記操作部において前記表示オブジェクト以外の領域である背景を表示する機器操作装置において、前記表示オブジェクトの現在の表示色を示す現在表示オブジェクト色と、前記背景の現在の表示色を示す現在背景色とを記憶する現在表示色記憶手段と、前記表示オブジェクトの新たな表示色を示す指定表示オブジェクト色を取得する表示オブジェクト色取得手段と、前記表示オブジェクト色取得手段によって取得された前記指定表示オブジェクト色と前記現在表示色記憶手段に記憶された前記現在背景色とが同一の色であるか否かを比較する表示色比較手段と、前記表示色比較手段によって前記指定表示オブジェクト色と前記現在表示色記憶手段に記憶された前記現在背景色とが同一の色であると判断された場合には、前記現在表示色記憶手段に前記現在背景色として前記現在表示オブジェクト色と同一の色を記憶し、前記現在表示オブジェクト色として前記指定表示オブジェクト色と同一の色を記憶する表示色変更手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の機器操作装置において、前記表示色変更手段は、前記表示色比較手段によって前記指定表示オブジェクト色と前記現在表示色記憶手段に記憶された前記現在背景色とが同一の色でないと判断された場合には、前記現在表示色記憶手段に前記現在表示オブジェクト色として前記指定表示オブジェクト色と同一の色を記憶すること、を特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または請求項2に記載の機器操作装置において、前記背景の新たな表示色を示す指定背景色を取得する背景色取得手段、をさらに備え、前記表示色比較手段は、前記背景色取得手段によって取得された前記指定背景色と前記現在表示色記憶手段に記憶された前記現在表示オブジェクト色とが同一の色であるか否かを比較し、前記表示色変更手段は、前記表示色比較手段によって前記指定背景色と前記現在表示色記憶手段に記憶された前記現在表示オブジェクト色とが同一であると判断された場合には、前記現在表示色記憶手段に前記現在表示オブジェクト色として前記現在背景色と同一の色を記憶し、前記現在背景色として前記指定背景色と同一の色を記憶すること、を特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項3に記載の機器操作装置において、前記表示色変更手段は、前記表示色比較手段によって前記指定背景色と前記現在表示色記憶手段に記憶された前記現在表示オブジェクト色とが同一の色でないと判断された場合には、前記現在表示色記憶手段に前記現在背景色として前記背景色取得手段によって取得された前記指定背景色と同一の色を記憶すること、を特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の機器操作装置において、前記表示色変更手段によって前記現在表示色記憶手段に前記現在表示オブジェクト色または前記現在背景色として赤色が記憶された場合に、朱色で表示する表示手段、をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の機器操作装置において、前記表示色変更手段によって前記現在表示色記憶手段に前記現在表示オブジェクト色または前記現在背景色として緑色が記憶された場合に、青緑色で表示する表示手段、をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項1〜6のいずれか一つに記載の機器操作装置において、前記表示オブジェクト色取得手段によって前記指定表示オブジェクト色を取得した場合に、前記指定表示オブジェクト色についての音声案内を出力する音声出力手段、をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項1〜6のいずれか一つに記載の機器操作装置において、前記背景色取得手段によって前記指定背景色を取得した場合に、前記指定背景色についての音声案内を出力する音声出力手段、をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、請求項1〜6のいずれか一つに記載の機器操作装置において、前記表示色変更手段によって前記現在表示オブジェクト色および前記現在背景色のうち少なくともいずれか一方が変更された場合には、変更内容を音声出力する音声出力手段、をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、請求項1〜6のいずれか一つに記載の機器操作装置において、前記表示色変更手段によって前記現在表示オブジェクト色および前記現在背景色の両方が変更された場合で、かつ、前記現在表示オブジェクト色が前記表示オブジェクト色取得手段によって取得された前記指定表示オブジェクト色に変更された場合には、前記現在表示オブジェクト色についての更新内容を、前記現在背景色についての更新内容より先に音声出力する音声出力手段、をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、請求項3〜6のいずれか一つに記載の機器操作装置において、前記表示色変更手段によって前記現在表示オブジェクト色および前記現在背景色の両方が変更された場合で、かつ、前記現在背景色が前記背景色取得手段によって取得された前記指定背景色に変更された場合には、前記現在背景色についての更新内容を、前記現在表示オブジェクト色についての更新内容より先に音声出力する音声出力手段、をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項12にかかる発明は、請求項1〜11のいずれか一つに記載の機器操作装置において、前記表示オブジェクト色取得手段は、前記指定表示オブジェクト色についての音声案内を出力し、出力された前記音声案内に基づいて利用者が選択した前記指定表示オブジェクト色を取得すること、を特徴とする。
また、請求項13にかかる発明は、請求項1〜12のいずれか一つに記載の機器操作装置において、前記背景色取得手段は、前記指定背景色についての音声案内を出力し、出力された前記音声案内に基づいて利用者が選択した前記指定背景色を取得すること、を特徴とする。
また、請求項14にかかる発明は、キー操作を行う操作部に表示するメニューまたはメッセージである表示オブジェクトおよび前記操作部において前記表示オブジェクト以外の領域である背景を表示する機器操作装置において、前記表示オブジェクトの現在の表示色を示す現在表示オブジェクト色と、前記背景の現在の表示色を示す現在背景色とを記憶する現在表示色記憶手段と、前記背景の新たな表示色を示す指定背景色を取得する背景色取得手段と、前記背景色取得手段によって取得された前記指定背景色と前記現在表示色記憶手段に記憶された前記現在表示オブジェクト色とが同一の色であるか否かを比較する表示色比較手段と、前記表示色比較手段によって前記指定背景色と前記現在表示色記憶手段に記憶された前記現在表示オブジェクト色とが同一の色であると判断された場合には、前記現在表示色記憶手段に前記現在表示オブジェクト色として前記現在背景色と同一の色を記憶し、前記現在背景色として前記指定背景色と同一の色を記憶する表示色変更手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項15にかかる発明は、キー操作を行う操作部に表示するメニューまたはメッセージである表示オブジェクトおよび前記操作部において前記表示オブジェクト以外の領域である背景を表示する機器操作装置において、前記表示オブジェクトまたは前記背景の表示色を示す指定色と、前記指定色に対して判別しやすい色である対比色とを対応付けて記憶する対比色記憶手段と、前記表示オブジェクトの新たな前記指定色を取得する表示オブジェクト色取得手段と、前記表示オブジェクト色取得手段によって取得された前記指定色に対応付けて前記対比色記憶手段に記憶された前記対比色を特定する対比色決定手段と、前記表示オブジェクトの表示色を前記表示オブジェクト色取得手段によって取得された前記指定色に変更し、前記背景の表示色を前記対比色決定手段によって決定された前記対比色に変更する表示色変更手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項16にかかる発明は、請求項15に記載の機器操作装置において、前記背景の新たな前記指定色を取得する背景色取得手段、をさらに備え、前記対比色決定手段は、前記背景色取得手段によって取得された前記指定色に対応付けて前記対比色記憶手段に記憶された前記対比色を特定し、前記指定色変更手段は、前記背景の表示色を前記背景色取得手段によって取得された前記指定色に変更し、前記表示オブジェクトの表示色を前記対比色決定手段によって特定された前記対比色に変更すること、を特徴とする。
また、請求項17にかかる発明は、請求項15または請求項16に記載の機器操作装置において、前記対比色記憶手段において対応付けられている前記指定色と前記対比色が寒色系の色と暖色系の色との組合せであること、を特徴とする。
また、請求項18にかかる発明は、画像形成に対する入力情報を受付ける機器操作装置を備え、前記機器操作装置によって受付けられた前記入力情報に従って画像形成を行う画像形成装置において、前記機器操作装置は、請求項1〜17のいずれか一つの機器操作装置であることを特徴とする。
また、請求項19にかかる発明は、キー操作を行う操作部に表示するメニューまたはメッセージである表示オブジェクトおよび前記操作部において前記表示オブジェクト以外の領域である背景を表示する機器操作方法において、前記表示オブジェクトの新たな表示色を示す指定表示オブジェクト色を取得する表示オブジェクト色取得ステップと、前記表示オブジェクト色取得ステップによって取得された前記指定表示オブジェクト色と、前記表示オブジェクトの現在の表示色を示す現在表示オブジェクト色と前記現在の表示色を示す現在背景色とを記憶する現在表示色記憶手段に記憶された前記現在背景色とが同一であるか否かを比較する表示色比較ステップと、前記表示色比較ステップによって前記指定表示オブジェクト色と前記現在表示色記憶手段に記憶された前記現在背景色とが同一の色であると判断された場合には、前記現在表示色記憶手段に前記現在背景色として前記現在表示オブジェクト色と同一の色を記憶し、前記現在表示オブジェクト色として前記指定表示オブジェクト色と同一の色を記憶する表示色変更ステップと、を有することを特徴とする。
また、請求項20にかかる発明は、キー操作を行う操作部に表示するメニューまたはメッセージである表示オブジェクトおよび前記操作部において前記表示オブジェクト以外の領域である背景を表示する機器操作方法において、前記背景の新たな表示色を示す指定背景色を取得する背景色取得ステップと、前記背景色取得ステップによって取得された前記指定背景色と、前記表示オブジェクトの現在の表示色を示す現在表示オブジェクト色と、前記背景の現在の表示色を示す現在背景色とを記憶する現在表示色記憶手段に記憶された前記現在表示オブジェクト色とが同一の色であるか否かを比較する表示色比較ステップと、前記表示色比較ステップによって前記指定背景色と前記現在表示色記憶手段に記憶された前記現在表示オブジェクト色とが同一の色であると判断された場合には、前記現在表示色記憶手段に前記現在表示オブジェクト色として前記現在背景色と同一の色を記憶し、前記現在背景色として前記指定背景色と同一の色を記憶する表示色変更ステップと、を有することを特徴とする。
また、請求項21にかかる発明は、キー操作を行う操作部に表示するメニューまたはメッセージである表示オブジェクトおよび前記操作部において前記表示オブジェクト以外の領域である背景を表示する機器操作方法において、前記表示オブジェクトの新たな前記表示オブジェクトまたは前記背景の表示色を示す指定色を取得する表示オブジェクト色取得ステップと、前記表示オブジェクト色取得ステップによって取得された前記指定色に対応付けて、前記指定色と、前記指定色に対して判別しやすい色である対比色とを対応付けて記憶する対比色記憶手段に記憶された前記対比色を決定する対比色決定ステップと、前記表示オブジェクトの表示色を前記表示オブジェクト色取得ステップによって取得された前記指定色に変更し、前記背景の表示色を前記対比色決定ステップによって決定された前記対比色に変更する表示色変更ステップと、を有することを特徴とする。
また、請求項22にかかる発明は、請求項21に記載の機器操作方法において、前記背景の新たな前記指定色を取得する背景色取得ステップ、をさらに備え、前記対比色決定ステップは、前記背景色取得ステップによって取得された前記指定色に対応付けて前記対比色記憶手段に記憶された前記対比色を特定し、前記指定色変更ステップは、前記背景の表示色を前記背景色取得ステップによって取得された前記指定色に変更し、前記表示オブジェクトの表示色を前記対比色決定ステップによって特定された前記対比色に変更すること、を特徴とする。
また、請求項23にかかる発明は、請求項19〜22のいずれか一つに記載された機器操作方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、表示オブジェクト色取得手段によって、表示オブジェクトの新たな表示色を示す指定表示オブジェクト色を取得し、表示色比較手段によって、表示オブジェクト色取得手段によって取得された指定表示オブジェクト色と現在表示色記憶手段に記憶された現在背景色とが同一の色であるか否かを比較し、表示色変更手段によって、表示色比較手段によって指定表示オブジェクト色と現在表示色記憶手段に記憶された現在背景色とが同一の色であると判断された場合には、現在表示色記憶手段に現在背景色として現在表示オブジェクト色と同一の色を記憶し、現在表示オブジェクト色として指定表示オブジェクト色と同一の色を記憶することにより、表示オブジェクト色に背景色と同一の色が設定されたとしても自動的に同一色にならないように設定されるため、確実に視認性を確保することができるという効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明によれば、表示色変更手段は、表示色比較手段によって指定表示オブジェクト色と現在表示色記憶手段に記憶された現在背景色とが同一の色でないと判断された場合には、現在表示色記憶手段に現在表示オブジェクト色として指定表示オブジェクト色と同一の色を記憶することにより、表示オブジェクト色が背景色と同一でない場合にのみ操作者の指定した色に変更することができるため、視認性を確保した上で、操作者が見やすい色を設定することができるという効果を奏する。
また、請求項3にかかる発明によれば、背景色取得手段によって、背景の新たな表示色を示す指定背景色を取得し、表示色比較手段は、背景色取得手段によって取得された指定背景色と現在表示色記憶手段に記憶された現在表示オブジェクト色とが同一の色であるか否かを比較し、表示色変更手段は、表示色比較手段によって指定背景色と現在表示色記憶手段に記憶された現在表示オブジェクト色とが同一であると判断された場合には、現在表示色記憶手段に現在表示オブジェクト色として現在背景色と同一の色を記憶し、現在背景色として指定背景色と同一の色を記憶することにより、背景色に表示オブジェクト色と同一の色が設定されたとしても自動的に同一色にならないように設定されるため、確実に視認性を確保することができるという効果を奏する。
また、請求項4にかかる発明によれば、表示色変更手段は、表示色比較手段によって指定背景色と現在表示色記憶手段に記憶された現在表示オブジェクト色とが同一の色でないと判断された場合には、現在表示色記憶手段に現在背景色として背景色取得手段によって取得された指定背景色と同一の色を記憶することにより、背景色が表示オブジェト色と同一でない場合にのみ操作者の指定した色に変更することができるため、視認性を確保した上で、操作者が見やすい色を設定することができるという効果を奏する。
また、請求項5にかかる発明によれば、表示手段によって、表示色変更手段によって現在表示色記憶手段に現在表示オブジェクト色または現在背景色として赤色が記憶された場合に、朱色で表示することにより、赤色を高輝度でない赤色で表示する、すなわち波長の短い色で表示することができるため、第1色盲の操作者にとってメニューやメッセージが判別しやすいという効果を奏する。
また、請求項6にかかる発明によれば、表示手段によって、表示色変更手段によって現在表示色記憶手段に現在表示オブジェクト色または現在背景色として緑色が記憶された場合に、青緑色で表示することにより、赤緑色盲の操作者が緑を赤と区別して認識することができるため、赤緑色盲の操作者にとってメニューやメッセージが判別しやすいという効果を奏する。
また、請求項7にかかる発明によれば、音声出力手段によって、表示オブジェクト色取得手段によって指定表示オブジェクト色を取得した場合に、指定表示オブジェクト色についての音声案内を出力することにより、表示色の変更を音声で確認することができるため、視認しにくい表示色に変更された場合や弱視の操作者にとっても表示色を把握することができるという効果を奏する。
また、請求項8にかかる発明によれば、音声出力手段によって、背景色取得手段によって指定背景色を取得した場合に、指定背景色についての音声案内を出力することにより、表示色の変更を音声で確認することができるため、視認しにくい表示色に変更された場合や弱視の操作者にとっても表示色を把握することができるという効果を奏する。
また、請求項9にかかる発明によれば、音声出力手段によって、表示色変更手段によって現在表示オブジェクト色および現在背景色のうち少なくともいずれか一方が変更された場合には、変更内容を音声出力することにより、表示色の変更を音声で確認することができるため、視認しにくい表示色に変更された場合や弱視の操作者にとっても表示色を把握することができるという効果を奏する。
また、請求項10にかかる発明によれば、音声出力手段によって、表示色変更手段によって現在表示オブジェクト色および現在背景色の両方が変更された場合で、かつ、現在表示オブジェクト色が表示オブジェクト色取得手段によって取得された指定表示オブジェクト色に変更された場合には、現在表示オブジェクト色についての更新内容を、現在背景色についての更新内容より先に音声出力することにより、表示オブジェクト色の変更を指示した場合には常に表示オブジェクト色が先に音声出力されるため、変更内容を容易に把握することができるという効果を奏する。
また、請求項11にかかる発明によれば、音声出力手段によって、表示色変更手段によって現在表示オブジェクト色および現在背景色の両方が変更された場合で、かつ、現在背景色が背景色取得手段によって取得された指定背景色に変更された場合には、現在背景色についての更新内容を、現在表示オブジェクト色についての更新内容より先に音声出力することにより、背景色の変更を指示した場合には常に背景色が先に音声出力されるため、変更内容を容易に把握することができるという効果を奏する。
また、請求項12にかかる発明によれば、表示オブジェクト色取得手段は、指定表示オブジェクト色についての音声案内を出力し、出力された音声案内に基づいて利用者が選択した指定表示オブジェクト色を取得することにより、音声によって表示オブジェクトの表示色を設定することができるため、現在の表示オブジェクトの表示色が判別しにくく、メニューやメッセージが判別しにくい場合であっても容易に表示色を変更することができるという効果を奏する。
また、請求項13にかかる発明によれば、背景色取得手段は、指定背景色についての音声案内を出力し、出力された音声案内に基づいて利用者が選択した指定背景色を取得することにより、音声によって背景の表示色を設定することができるため、現在の背景の表示色が判別しにくく、メニューやメッセージが判別しにくい場合であっても容易に表示色を変更することができるという効果を奏する。
また、請求項14にかかる発明によれば、背景色取得手段によって、背景の新たな表示色を示す指定背景色を取得し、表示色比較手段によって、背景色取得手段によって取得された指定背景色と現在表示色記憶手段に記憶された現在表示オブジェクト色とが同一の色であるか否かを比較し、表示色変更手段によって、表示色比較手段によって指定背景色と現在表示色記憶手段に記憶された現在表示オブジェクト色とが同一の色であると判断された場合には、現在表示色記憶手段に現在表示オブジェクト色として現在背景色と同一の色を記憶し、現在背景色として指定背景色と同一の色を記憶することにより、背景色に表示オブジェクト色と同一の色が設定されたとしても自動的に同一色にならないように設定されるため、確実に視認性を確保することができるという効果を奏する。
また、請求項15にかかる発明によれば、表示オブジェクト色取得手段によって、表示オブジェクトの新たな前記指定色を取得し、対比色決定手段によって、表示オブジェクト色取得手段によって取得された指定色に対応付けて対比色記憶手段に記憶された対比色を決定し、表示色変更手段によって、表示オブジェクトの表示色を表示オブジェクト色取得手段によって取得された指定色に変更し、背景の表示色を対比色決定手段によって決定された対比色に変更することにより、変更した表示オブジェクトの表示色に対する対比色が背景の表示色として決定されるため、どのような操作者にとっても視認性の高いメニューやメッセージを表示することができるという効果を奏する。
また、請求項16にかかる発明によれば、背景色取得手段によって、背景の新たな指定色を取得し、対比色決定手段は、背景色取得手段によって取得された指定色に対応付けて対比色記憶手段に記憶された対比色を特定し、指定色変更手段は、背景の表示色を背景色取得手段によって取得された指定色に変更し、表示オブジェクトの表示色を対比色決定手段によって特定された対比色に変更することにより、変更した背景の表示色に対する対比色が表示オブジェクトの表示色として決定されるため、どのような操作者にとっても視認性の高いメニューやメッセージを表示することができるという効果を奏する。
また、請求項17にかかる発明によれば、対比色記憶手段において対応付けられている指定色と対比色が寒色系の色と暖色系の色との組合せであることにより、視認性の高い表示色の組合せであるため、どのような操作者にとっても視認性の高いメニューやメッセージを表示することができるという効果を奏する。
また、請求項18にかかる発明によれば、機器操作装置は、請求項1〜17のいずれか一つの機器操作装置であることにより、視認性の高い操作部が画像形成装置に適応されるため、どのような操作者にとっても視認性の高いメニューやメッセージを表示することができるという効果を奏する。
また、請求項19にかかる発明によれば、表示オブジェクト色取得ステップによって、表示オブジェクトの新たな表示色を示す指定表示オブジェクト色を取得し、表示色比較ステップによって、表示オブジェクト色取得ステップによって取得された指定表示オブジェクト色と、表示オブジェクトの現在の表示色を示す現在表示オブジェクト色と現在の表示色を示す現在背景色とを記憶する現在表示色記憶手段に記憶された現在背景色とが同一であるか否かを比較し、表示色変更ステップによって、表示色比較ステップによって指定表示オブジェクト色と現在表示色記憶手段に記憶された現在背景色とが同一の色であると判断された場合には、現在表示色記憶手段に現在背景色として現在表示オブジェクト色と同一の色を記憶し、現在表示オブジェクト色として指定表示オブジェクト色と同一の色を記憶することにより、表示オブジェクト色に背景色と同一の色が設定されたとしても自動的に同一色にならないように設定されるため、確実に視認性を確保することができるという効果を奏する。
また、請求項20にかかる発明によれば、背景色取得ステップによって、背景の新たな表示色を示す指定背景色を取得し、表示色比較ステップによって、背景色取得ステップによって取得された指定背景色と、表示オブジェクトの現在の表示色を示す現在表示オブジェクト色と、背景の現在の表示色を示す現在背景色とを記憶する現在表示色記憶手段に記憶された現在表示オブジェクト色とが同一の色であるか否かを比較し、表示色変更ステップによって、表示色比較ステップによって指定背景色と現在表示色記憶手段に記憶された現在表示オブジェクト色とが同一の色であると判断された場合には、現在表示色記憶手段に現在表示オブジェクト色として現在背景色と同一の色を記憶し、現在背景色として指定背景色と同一の色を記憶することにより、背景色に表示オブジェクト色と同一の色が設定されたとしても自動的に同一色にならないように設定されるため、確実に視認性を確保することができるという効果を奏する。
また、請求項21にかかる発明によれば、表示オブジェクト色取得ステップによって、表示オブジェクトの新たな表示オブジェクトまたは背景の表示色を示す指定色を取得し、対比色決定ステップによって、表示オブジェクト色取得ステップによって取得された指定色に対応付けて、指定色と、指定色に対して判別しやすい色である対比色とを対応付けて記憶する対比色記憶手段に記憶された対比色を決定し、表示色変更ステップによって、表示オブジェクトの表示色を表示オブジェクト色取得ステップによって取得された指定色に変更し、背景の表示色を対比色決定ステップによって決定された対比色に変更することにより、変更した表示オブジェクトの表示色に対する対比色が背景の表示色として決定されるため、どのような操作者にとっても視認性の高いメニューやメッセージを表示することができるという効果を奏する。
また、請求項22にかかる発明によれば、背景色取得ステップによって、背景の新たな指定色を取得し、対比色決定ステップは、背景色取得ステップによって取得された指定色に対応付けて対比色記憶手段に記憶された対比色を特定し、指定色変更ステップは、背景の表示色を背景色取得ステップによって取得された指定色に変更し、表示オブジェクトの表示色を対比色決定ステップによって特定された対比色に変更することにより、変更した背景の表示色に対する対比色が表示オブジェクトの表示色として決定されるため、どのような操作者にとっても視認性の高いメニューやメッセージを表示することができるという効果を奏する。
また、請求項23にかかる発明によれば、請求項19〜22のいずれか一つに記載された機器操作方法をコンピュータに実行させることにより、請求項19〜22に記載された方法のそれぞれの効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる、視認性の高いメニューおよびメッセージ表示を行う機器操作装置、当該機器操作装置を含む画像形成装置、機器操作方法、および機器操作プログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。まず、本発明が適用される機器操作装置を含む複合機の構成例について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる複合機の構成を示すブロック図である。なお、本発明にかかる機器操作装置は、複合機に限って適応されるものではなく、多様化した機能を有する装置であればよい。これらの装置では、同様の効果を期待することができる。
本実施の形態にかかる複合機100は、ホスト(図示せず)と複合機100を接続するためのホスト接続装置101、FAX回線に接続するためのFAX回線用接続装置102、LAN(Local Area Network)等のネットワークへ接続するためのネットワーク接続装置103、複合機100の各種設定操作を行うための、本発明にかかる機器操作装置104、原稿台から画像をスキャンし画像データを作成するスキャナ装置105、作像装置や給排紙装置を備えたプリンタエンジン106、複合機全体の制御、プリンタ言語処理、ファクシミリ制御、スキャナ制御、音声出力制御、画像データ編集処理およびMFP操作に対する制御等を行う制御コントローラ107、ファクシミリ受信した画像データ、交信記録や各機能で使用した画像データを保存する記憶装置108、利用者の操作結果に応じて音および音声を出力するスピーカ、ヘッドフォン等の音出力装置109、利用者が発する操作指示の音声を入力する音声入力装置110と備える。
図2は、第1の実施の形態にかかる複合機に含まれる機器操作装置の構成を示すブロック図である。機器操作装置104は、表示部1041と、入力情報取得部1042と、音声情報取得部1043と、音声情報送出部1044と、メニュー項目記憶部1045と、表示色比較部1046と、表示色変更部1047と、現在表示色記憶部1048と、色情報データベース1000と、出力情報データベース2000とを備える。
現在表示色記憶部1048は、操作画面に表示される現在の表示オブジェクトの表示色と、現在の背景の表示色を記憶するものである。ここで、表示オブジェクトとは、文字や絵など視覚で認識できるもので構成される、複合機に対する操作を指示するためのメニューおよび操作結果や操作手順などを示すメッセージをいい、背景とは、表示オブジェクトが表示されている以外の画面領域をいう。現在表示色記憶部1048に記憶される現在の表示オブジェクトの表示色および現在の背景の表示色は、入力情報取得部1042によって表示オブジェクトの表示色または背景の表示色が取得された場合に格納される他、規定値として予め設定されていてもよい。
メニュー項目記憶部1045は、操作パネルに表示するメニューを格納するものである。図3は、操作パネル画面に表示されるメニューの一例を示す説明図である。メニューは、階層構造(木構造)となっており、表示オブジェクト色、背景色、文字サイズなどを選択すると、それぞれ下位のメニューが選択できるように構成されている。例えば、表示オブジェクト色を選択すれば、下位の“イエロー”、“レッド”、“シアン”、“マゼンタ”、“グリーン"、“ブルー”、“ブラック”、“ホワイト”を選択することができる。
表示部1041は、操作パネルにメニューやメッセージを表示するものである。操作パネルに表示するメニューやメッセージは、現在表示色記憶部1048に格納された現在の表示オブジェクトの表示色によって表示され、背景領域は現在表示色記憶部1048に格納された現在の背景の表示色によって表示される。
入力情報取得部1042は、操作パネルから入力された操作情報を取得するものである。入力情報取得部1042は、表示オブジェクト色取得部10421と、背景色取得部10422とを備える。表示オブジェクト色取得部10421は、選択された表示オブジェクト色を取得し、背景色取得部10422は、選択された背景色を取得する。
図4は、表示オブジェクト色および背景色を選択する場合の操作パネルの表示例である。操作パネルは、画面の表示オブジェクトの表示色を選択する領域(41)と、画面の背景の表示色を選択する領域(42)と、選択結果を表示する領域(43)とを有している。選択可能なそれぞれの色について、表示色を選択するためのボタン(44)と画面に表示される色を確認するための領域(45)が表示される。
例えば、操作者が、操作パネルに“画面の文字の色”として表示された表示オブジェクト色から“ホワイト”(46)を選択すると、入力情報取得部1042によって表示オブジェクト色“ホワイト”が取得される。選択結果を表示する領域に取得された表示オブジェクト色“ホワイト”で、確認のための文字が表示される(43)。また、操作者が、操作パネルに“画面の背景の色”として表示された背景色から“ブラック”(47)を選択すると、入力情報取得部1042によって背景色“ブラック”が取得される。選択結果を表示する領域に取得された背景色“ブラック”で、確認のための背景が表示される(43)。
音声情報取得部1043は、操作者が発した音声を取得し、取得した音声の認識を行うものである。操作者が視覚によって入力を行なうことが困難な場合には、入力情報取得部1042によって操作パネルからの入力情報を取得することに換えて、または併用して音声情報取得部1043が取得した音声によって複合機を操作するものである。
音声情報送出部1044は、操作パネルから入力された結果や、音声情報取得部1043によって取得された結果の音声情報を音出力装置109に送出するものである。また、音声情報送出部1044は、操作者が視覚によって入力を行なうことが困難な場合には、表示部1041による操作パネル画面のメニュー表示に換えて、または併用して複合機を操作するための音声案内を送出するものである。また、音声情報送出部1044は、音声情報取得部1043によってメニューを選択する際には、メニュー項目記憶部1045に対応した音声案内が送出される。
表示色比較部1046は、入力情報取得部1042によって表示オブジェクト色が取得された場合には、取得された表示オブジェクト色と現在表示色記憶部1048に記憶されている背景色を比較して同一の色であるか否かを判断するものである。また、入力情報取得部1042によって背景色が取得された場合には、取得された背景色と現在表示色記憶部1048に記憶されている表示オブジェクト色を比較して同一であるか否かを判断するものである。
表示色変更部1047は、入力情報取得部1042によって取得された表示オブジェクト色または背景色に従って現在の表示オブジェクト色または背景色を変更するものである。すなわち、表示色変更部1047は、表示色比較部1046によって入力情報取得部1042で取得された表示オブジェクト色が、現在の背景色と同一であると判断された場合、現在の背景色を現在の表示オブジェクト色と同一の色とし、取得した表示オブジェクト色を現在の表示オブジェクト色とし、現在表示色記憶部1048に記憶するものである。また、表示色変更部1047は、表示色比較部1046によって入力情報取得部1042で取得された背景色が、現在の表示オブジェクト色と同一であると判断された場合、現在の表示オブジェクト色を現在の背景色と同一の色とし、取得した背景色を現在の背景色とし、現在表示色記憶部1048に記憶するものである。
色情報データベース1000は、各色を操作画面で表示する場合のRGB値を規定する。図5は、色情報データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。色情報データベース1000は、色IDとRGB値とを対応付けて記憶している。ここで、色IDとは、表示色に対応するIDであり、例えば、“黄色”には、色ID“ID_YELLOW”が対応する。
表示色として“赤”が設定されている場合は、RGB値としてR=213、G=94、B=0の値の色が表示される。つまり、一般的に表示される赤よりも黄色がかった赤色、すなわち朱色として表示される。一般的に表示される“赤”と比較して輝度を抑えることにより、第1色盲の操作者の視認性を高めることができる。また、表示色として“緑”が設定されている場合は、RGB値としてR=0、G=158、B=115の値の色が表示される。つまり、一般的に表示される緑色よりも青色がかった緑色、すなわち青緑色として表示される。これにより、一般的に表示される緑色と比較して、赤緑色盲の操作者の視認性を高めることができる。
出力情報データベース2000は、表示オブジェクト色や背景色が変更された場合に音声出力する音声情報および操作パネルに表示する文字情報を規定する。図6−1、図6−2は、出力情報データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。出力情報データベース2000(図6−1)は、色ID、領域ID、指示番号を対応付けて記憶している。
ここで、領域IDとは、対象領域を示すものであり、ID_FOREGROUNDは表示オブジェクトが表示される領域、ID_BACKGROUNDは背景領域を表すものである。指示番号とは、選択された色IDおよび領域IDに対応する出力情報を指定する番号である。出力情報データベース2000(図6−2)は、指示番号と、表示文字と、音声ファイル名とを対応付けて記憶している。ここで、表示文字とは、操作パネルに表示するメッセージである。音声ファイル名とは、音声情報送出部1044によって送出される音声情報が格納されているファイル名である。図6−1、図6−2のデータベースは、本実施例のように2つに分けても、1つに統合してもよい。
次に、以上のように構成されている複合機による機器操作処理について説明する。図7−1、図7−2は、入力情報取得部、表示色比較部、表示色変更部、音声情報送出部、表示部が行う機器操作手順を示すフローチャートである。
入力情報取得部1042は、表示オブジェクト(または背景)の新たな表示色を取得する(ステップS701)。ここで、入力情報取得部1042によって取得された表示色が表示される領域である表示オブジェクトまたは背景を対象領域という。表示色比較部1046は、入力情報取得部1042から取得した表示色と現在表示色記憶部1048に記憶されている現在の対象領域外の表示色を比較する(ステップS702)。具体的には、入力情報取得部1042で表示オブジェクトの表示色を取得した場合には、取得した表示オブジェクトの表示色と、現在表示色記憶部1048に記憶されている背景の表示色とを比較する。また、入力情報取得部1042で背景の表示色を取得した場合には、取得した背景の表示色と、現在表示色記憶部1048に記憶されている表示オブジェクトの表示色とを比較する。
例えば、現在の表示オブジェクトの表示色が“ホワイト”で、背景の表示色が“ブラック”の場合で、入力情報取得部1042から表示オブジェクトの表示色として“ブラック”が取得された場合には、表示オブジェクトの表示色“ブラック”と、現在の背景の表示色“ブラック”が比較される。
取得した表示色と現在の対象領域外の表示色が同一の色であると判断した場合には(ステップS703:Yes)、表示色変更部1047は取得した表示色の種別を判断する(ステップS704)。取得した表示色の種別が表示オブジェクトであると判断した場合には(ステップS704:表示オブジェクト)、表示色変更部1047は現在表示色記憶部1048の現在の背景色に、現在表示色記憶部1048の表示オブジェクト色と同一の色を記憶する(ステップS705)。表示色変更部1047は、現在表示色記憶部1048の現在の表示オブジェクト色に、入力情報取得部1042で取得した表示色を記憶する(ステップS706)。
例えば、上述の場合には、現在の背景の表示色に現在の表示オブジェクトの表示色である“ホワイト”を記憶し、現在の表示オブジェクトの表示色に入力情報取得部1042で取得した“ブラック”を記憶することになる。
これにより、表示オブジェクト色に現在の背景色と同一の色を選択した場合でも、表示オブジェクトと背景が同一の色で表示されることはなく、視認性を確保することができる。
ステップS704において、取得した表示色の種別が背景であると判断した場合には(ステップS704:背景)、表示色変更部1047は現在表示色記憶部1048の現在の表示オブジェクト色に、現在表示色記憶部1048の背景色と同一の色を記憶する(ステップS707)。表示色変更部1047は、現在表示色記憶部1048の現在の背景色に、入力情報取得部1042で取得した表示色を記憶する(ステップS708)。
これにより、背景色に現在の表示オブジェクト色と同一の色を選択した場合でも、表示オブジェクトと背景が同一の色で表示されることはなく、視認性を確保することができる。
表示部1041は、表示オブジェクト色が変更されたことを表示する(ステップS709)。具体的には、図6−1において変更された表示色の色IDと、変更された領域IDから指示番号が検索され、図6−2において指定番号により表示文字が検索され、表示される。例えば、表示オブジェクト色が“ブラック”に変更された場合には、図6−1において、色IDが“ID_BLACK”、領域IDが“ID_FOREGROUND”となり、指示番号は“7”となる。図6−2において、指示番号“7”から、表示文字“文字色をブラックにしました”が検索され、表示される。
音声情報送出部1044は、表示オブジェクト色が変更された旨の音声情報を送出する(ステップS710)。具体的には、図6−1において、変更された表示色の色IDと、変更された領域IDから指示番号を取得し、図6−2において指示番号に対応する音声ファイルを取得し、音声メッセージを送出するものである。例えば、表示オブジェクト色が“ブラック”に変更された場合には、図6−1において、色IDが“ID_BLACK”、領域IDが“ID_FOREGROUND”となり、指示番号は“7”となる。図6−2において、指示番号“7”から、音声ファイル名“w001.wav,w009.wav,w011.wav”が選択され、音声メッセージ“文字色をブラックにしました”が送出される。
表示部1041は、背景色が変更されたことを表示する(ステップS711)。具体的には、図6−1において指示番号が検索され、図6−2において指定番号から表示文字が検索され、表示される。例えば、背景色が“ホワイト”に変更された場合には、図6−1において、色IDが“ID_WHITE”、領域IDが“ID_BACKGROUND”となり、指示番号は“16”となる。図6−2において、指示番号“16”から、表示文字“背景色をホワイトにしました”が検索され、表示される。
音声情報送出部1044は、背景色が変更された旨の音声情報を送出する(ステップS712)。例えば、背景色が“ホワイト”に変更された場合には、図6−1において、色IDが“ID_WHITE”、領域IDが“ID_BACKGROUND”となり、指示番号は“16”となる。図6−2において、指示番号“16”から、音声ファイル名“w002.wav,w010.wav,w011.wav”が選択され、音声メッセージ“背景色をホワイトにしました”が送出される。
なお、上述の場合には、取得した表示色が表示オブジェクト色の場合であり、取得した表示色が背景色の場合には、背景色が変更されたことを表示し、音声出力した後に、表示オブジェクト色が変更されたことを表示し、音声出力することとなる。
ステップS703において、表示色比較部1046は取得した表示色と現在の対象領域外の表示色が同一の色でないと判断した場合には(ステップS703:No)、表示色変更部1047は現在の表示オブジェクト色(または背景色)に入力情報取得部1042によって取得した表示色を記憶する(ステップS713)。表示部1041は、表示オブジェクト色(または背景色)が変更されたことを表示する(ステップS714)。音声情報送出部1044は、表示オブジェクト色(または背景色)が変更された旨の音声情報を送出する(ステップS715)。
表示部1041は、現在表示色記憶部1048に記憶された現在の表示オブジェクト色または現在の背景色でメニューおよびメッセージを表示する(ステップS716)。
なお、表示オブジェクト色または背景色を選択する際には、表示部1041による画面表示に換えてまたは画面表示とともに、音声案内に従って表示オブジェクト色または背景色を選択してもよい。また、上述した機器操作装置は、音出力装置109を含む構成にしてもよい。
このように、表示オブジェクト色と背景色とに同一の色が設定されたとしても自動的に同一色にならないように設定されるため、確実に視認性を確保することができる。
本実施の形態の機器操作装置は、複合機の一部として構成される他、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成としてもよい。
本実施の形態の機器操作装置で実行される機器操作プログラムは、上述した各部(入力情報取得部、表示色比較部、表示色変更部、音声情報送出部など)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体から機器操作プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、入力情報取得部、表示色比較部、表示色変更部、音声情報送出部などが主記憶装置上に生成されるようになっている。
また、本実施の形態の機器操作装置で実行される機器操作プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施の形態の機器操作装置で実行される機器操作プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
本実施の形態の機器操作装置で実行される機器操作プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記録されて提供される。
また、本実施の形態の機器操作プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
また、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。以下に他の実施の形態として、第2の実施の形態を説明する。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本発明が適用される機器操作装置を含む複合機の構成例について説明する。本実施の形態にかかる複合機は、第1の実施の形態にかかる複合機100において機器操作装置104に換えて機器操作装置204を備えるものである。本実施の形態では、第1の実施の形態と異なる部分である機器操作装置204について説明する。図8は、第2の実施の形態にかかる機器操作装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態にかかる機器操作装置204は、表示部1041と、入力情報取得部1042と、音声情報取得部1043と、音声情報送出部1044と、メニュー項目記憶部1045と、対比色決定部2046と、表示色変更部2047と、現在表示色記憶部1048と、色情報データベース1000と、出力情報データベース2000と、対比色データベース3000とを備えている。
ここで、表示部1041と、入力情報取得部1042と、音声情報取得部1043と、音声情報送出部1044と、メニュー項目記憶部1045と、現在表示色記憶部1048と、色情報データベース1000と、出力情報データベース2000の構成、機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
対比色データベース3000は、指定された表示色に対応する対比色を規定する。図9は、対比色データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。対比色データベース3000は、指定色IDと、対比色IDとを対応付けて記憶している。ここで、対比色とは、指定された表示色に対応して操作パネルに表示された場合に視認性が高くなる色をいう。例えば、寒色系の表示色に対応して暖色系の対比色、暖色系の表示色に対応して寒色系の対比色を規定してもよい。
対比色決定部2046は、入力情報取得部1042から取得された表示オブジェクト(または背景)の表示色に対応する対比色を対比色データベース3000から取得するものである。
表示色変更部2047は、入力情報取得部1042から取得された表示オブジェクト色または背景色と、対比色決定部2046によって決定された対比色を背景色または表示オブジェクト色として現在表示色記憶部1048に記憶するものである。
次に、以上のように構成されている機器操作装置による機器操作処理について説明する。図10は、入力情報取得部、対比色決定部、表示色変更部、音声情報送出部、表示部が行う機器操作手順を示すフローチャートである。
入力情報取得部1042は、表示オブジェクトまたは背景の新たな表示色を取得する(ステップS1001)。ここで、入力情報取得部1042において取得された新たな表示色が表示される領域である表示オブジェクトまたは背景を対象領域という。対比色決定部2046は、取得した表示色に対応する対比色を対比色データベース3000から決定する(ステップS1002)。表示色変更部2047は、入力情報取得部1042によって取得された表示色を対象領域の現在の表示色として現在表示色記憶部1048に記憶する(ステップS1003)。
表示色変更部2047は、対比色決定部2046によって決定された対比色を対象領域外の表示色として現在表示色記憶部1048に記憶する(ステップS1004)。表示部1041は、対象領域および対象領域外の表示色が変更されたことを表示する(ステップS1005)。音声情報送出部1044は、対象領域の表示色が変更された旨の音声情報を送出する(ステップS1006)。音声情報送出部1044は、対象領域外の表示色が変更された旨の音声情報を送出する(ステップS1007)。表示部1041は、現在表示色記憶部1048に記憶された現在の表示オブジェクト色および現在の背景色でメニューおよびメッセージを表示する(ステップS1008)。
このように、変更した表示オブジェクトまたは背景の表示色に対する対比色が背景または表示オブジェクトの表示色として決定されるため、どのような操作者にとっても視認性の高いメニューやメッセージを表示することができる。
第1の実施の形態にかかる複合機の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる複合機に含まれる機器操作装置の構成を示すブロック図である。 操作パネル画面に表示されるメニューの一例を示す説明図である。 表示オブジェクト色および背景色を選択する場合の操作パネルの表示例を示す図である。 色情報データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 出力情報データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 出力情報データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 入力情報取得部、表示色比較部、表示色変更部、音声情報送出部、表示部が行う機器操作手順を示すフローチャートである。 入力情報取得部、表示色比較部、表示色変更部、音声情報送出部、表示部が行う機器操作手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる機器操作装置の構成を示すブロック図である。 対比色データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 入力情報取得部、対比色決定部、表示色変更部、音声情報送出部、表示部が行う機器操作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 複合機
101 ホスト接続装置
102 FAX回線用接続装置
103 ネットワーク接続装置
104 204 機器操作装置
105 スキャナ装置
106 プリンタエンジン
107 制御コントローラ
108 記憶装置
109 音出力装置
110 音声入力装置
1041 表示部
1042 入力情報取得部
10421 表示オブジェクト色取得部
10422 背景色取得部
1043 音声情報取得部
1044 音声情報送出部
1045 メニュー項目記憶部
1046 表示色比較部
1047 2047 表示色変更部
1048 現在表示色記憶部
2046 対比色決定部
1000 色情報データベース
2000 出力情報データベース
3000 対比色データベース

Claims (23)

  1. キー操作を行う操作部に表示するメニューまたはメッセージである表示オブジェクトおよび前記操作部において前記表示オブジェクト以外の領域である背景を表示する機器操作装置において、
    前記表示オブジェクトの現在の表示色を示す現在表示オブジェクト色と、前記背景の現在の表示色を示す現在背景色とを記憶する現在表示色記憶手段と、
    前記表示オブジェクトの新たな表示色を示す指定表示オブジェクト色を取得する表示オブジェクト色取得手段と、
    前記表示オブジェクト色取得手段によって取得された前記指定表示オブジェクト色と前記現在表示色記憶手段に記憶された前記現在背景色とが同一の色であるか否かを比較する表示色比較手段と、
    前記表示色比較手段によって前記指定表示オブジェクト色と前記現在表示色記憶手段に記憶された前記現在背景色とが同一の色であると判断された場合には、前記現在表示色記憶手段に前記現在背景色として前記現在表示オブジェクト色と同一の色を記憶し、前記現在表示オブジェクト色として前記指定表示オブジェクト色と同一の色を記憶する表示色変更手段と、
    を備えることを特徴とする機器操作装置。
  2. 前記表示色変更手段は、前記表示色比較手段によって前記指定表示オブジェクト色と前記現在表示色記憶手段に記憶された前記現在背景色とが同一の色でないと判断された場合には、前記現在表示色記憶手段に前記現在表示オブジェクト色として前記指定表示オブジェクト色と同一の色を記憶すること、を特徴とする請求項1に記載の機器操作装置。
  3. 前記背景の新たな表示色を示す指定背景色を取得する背景色取得手段、をさらに備え、
    前記表示色比較手段は、前記背景色取得手段によって取得された前記指定背景色と前記現在表示色記憶手段に記憶された前記現在表示オブジェクト色とが同一の色であるか否かを比較し、
    前記表示色変更手段は、前記表示色比較手段によって前記指定背景色と前記現在表示色記憶手段に記憶された前記現在表示オブジェクト色とが同一であると判断された場合には、前記現在表示色記憶手段に前記現在表示オブジェクト色として前記現在背景色と同一の色を記憶し、前記現在背景色として前記指定背景色と同一の色を記憶すること、を特徴とする請求項1または請求項2に記載の機器操作装置。
  4. 前記表示色変更手段は、前記表示色比較手段によって前記指定背景色と前記現在表示色記憶手段に記憶された前記現在表示オブジェクト色とが同一の色でないと判断された場合には、前記現在表示色記憶手段に前記現在背景色として前記背景色取得手段によって取得された前記指定背景色と同一の色を記憶すること、を特徴とする請求項3に記載の機器操作装置。
  5. 前記表示色変更手段によって前記現在表示色記憶手段に前記現在表示オブジェクト色または前記現在背景色として赤色が記憶された場合に、朱色で表示する表示手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の機器操作装置。
  6. 前記表示色変更手段によって前記現在表示色記憶手段に前記現在表示オブジェクト色または前記現在背景色として緑色が記憶された場合に、青緑色で表示する表示手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の機器操作装置。
  7. 前記表示オブジェクト色取得手段によって前記指定表示オブジェクト色を取得した場合に、前記指定表示オブジェクト色についての音声案内を出力する音声出力手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の機器操作装置。
  8. 前記背景色取得手段によって前記指定背景色を取得した場合に、前記指定背景色についての音声案内を出力する音声出力手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の機器操作装置。
  9. 前記表示色変更手段によって前記現在表示オブジェクト色および前記現在背景色のうち少なくともいずれか一方が変更された場合には、変更内容を音声出力する音声出力手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の機器操作装置。
  10. 前記表示色変更手段によって前記現在表示オブジェクト色および前記現在背景色の両方が変更された場合で、かつ、前記現在表示オブジェクト色が前記表示オブジェクト色取得手段によって取得された前記指定表示オブジェクト色に変更された場合には、前記現在表示オブジェクト色についての更新内容を、前記現在背景色についての更新内容より先に音声出力する音声出力手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の機器操作装置。
  11. 前記表示色変更手段によって前記現在表示オブジェクト色および前記現在背景色の両方が変更された場合で、かつ、前記現在背景色が前記背景色取得手段によって取得された前記指定背景色に変更された場合には、前記現在背景色についての更新内容を、前記現在表示オブジェクト色についての更新内容より先に音声出力する音声出力手段、をさらに備えることを特徴とする請求項3〜6のいずれか一つに記載の機器操作装置。
  12. 前記表示オブジェクト色取得手段は、前記指定表示オブジェクト色についての音声案内を出力し、出力された前記音声案内に基づいて利用者が選択した前記指定表示オブジェクト色を取得すること、を特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の機器操作装置。
  13. 前記背景色取得手段は、前記指定背景色についての音声案内を出力し、出力された前記音声案内に基づいて利用者が選択した前記指定背景色を取得すること、を特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の機器操作装置。
  14. キー操作を行う操作部に表示するメニューまたはメッセージである表示オブジェクトおよび前記操作部において前記表示オブジェクト以外の領域である背景を表示する機器操作装置において、
    前記表示オブジェクトの現在の表示色を示す現在表示オブジェクト色と、前記背景の現在の表示色を示す現在背景色とを記憶する現在表示色記憶手段と、
    前記背景の新たな表示色を示す指定背景色を取得する背景色取得手段と、
    前記背景色取得手段によって取得された前記指定背景色と前記現在表示色記憶手段に記憶された前記現在表示オブジェクト色とが同一の色であるか否かを比較する表示色比較手段と、
    前記表示色比較手段によって前記指定背景色と前記現在表示色記憶手段に記憶された前記現在表示オブジェクト色とが同一の色であると判断された場合には、前記現在表示色記憶手段に前記現在表示オブジェクト色として前記現在背景色と同一の色を記憶し、前記現在背景色として前記指定背景色と同一の色を記憶する表示色変更手段と、
    を備えることを特徴とする機器操作装置。
  15. キー操作を行う操作部に表示するメニューまたはメッセージである表示オブジェクトおよび前記操作部において前記表示オブジェクト以外の領域である背景を表示する機器操作装置において、
    前記表示オブジェクトまたは前記背景の表示色を示す指定色と、前記指定色に対して判別しやすい色である対比色とを対応付けて記憶する対比色記憶手段と、
    前記表示オブジェクトの新たな前記指定色を取得する表示オブジェクト色取得手段と、
    前記表示オブジェクト色取得手段によって取得された前記指定色に対応付けて前記対比色記憶手段に記憶された前記対比色を特定する対比色決定手段と、
    前記表示オブジェクトの表示色を前記表示オブジェクト色取得手段によって取得された前記指定色に変更し、前記背景の表示色を前記対比色決定手段によって決定された前記対比色に変更する表示色変更手段と、
    を備えることを特徴とする機器操作装置。
  16. 前記背景の新たな前記指定色を取得する背景色取得手段、をさらに備え、
    前記対比色決定手段は、前記背景色取得手段によって取得された前記指定色に対応付けて前記対比色記憶手段に記憶された前記対比色を特定し、
    前記指定色変更手段は、前記背景の表示色を前記背景色取得手段によって取得された前記指定色に変更し、前記表示オブジェクトの表示色を前記対比色決定手段によって特定された前記対比色に変更すること、を特徴とする請求項15に記載の機器操作装置。
  17. 前記対比色記憶手段において対応付けられている前記指定色と前記対比色が寒色系の色と暖色系の色との組合せであること、を特徴とする請求項15または請求項16に記載の機器操作装置。
  18. 画像形成に対する入力情報を受付ける機器操作装置を備え、前記機器操作装置によって受付けられた前記入力情報に従って画像形成を行う画像形成装置において、
    前記機器操作装置は、
    請求項1〜17のいずれか一つの機器操作装置であることを特徴とする画像形成装置。
  19. キー操作を行う操作部に表示するメニューまたはメッセージである表示オブジェクトおよび前記操作部において前記表示オブジェクト以外の領域である背景のうち少なくともいずれか一方の表示色を指定して表示する機器操作方法において、
    前記表示オブジェクトの新たな表示色を示す指定表示オブジェクト色を取得する表示オブジェクト色取得ステップと、
    前記表示オブジェクト色取得ステップによって取得された前記指定表示オブジェクト色と、前記表示オブジェクトの現在の表示色を示す現在表示オブジェクト色と前記現在の表示色を示す現在背景色とを記憶する現在表示色記憶手段に記憶された前記現在背景色とが同一であるか否かを比較する表示色比較ステップと、
    前記表示色比較ステップによって前記指定表示オブジェクト色と前記現在表示色記憶手段に記憶された前記現在背景色とが同一の色であると判断された場合には、前記現在表示色記憶手段に前記現在背景色として前記現在表示オブジェクト色と同一の色を記憶し、前記現在表示オブジェクト色として前記指定表示オブジェクト色と同一の色を記憶する表示色変更ステップと、
    を有することを特徴とする機器操作方法。
  20. キー操作を行う操作部に表示するメニューまたはメッセージである表示オブジェクトおよび前記操作部において前記表示オブジェクト以外の領域である背景を表示する機器操作方法において、
    前記背景の新たな表示色を示す指定背景色を取得する背景色取得ステップと、
    前記背景色取得ステップによって取得された前記指定背景色と、前記表示オブジェクトの現在の表示色を示す現在表示オブジェクト色と、前記背景の現在の表示色を示す現在背景色とを記憶する現在表示色記憶手段に記憶された前記現在表示オブジェクト色とが同一の色であるか否かを比較する表示色比較ステップと、
    前記表示色比較ステップによって前記指定背景色と前記現在表示色記憶手段に記憶された前記現在表示オブジェクト色とが同一の色であると判断された場合には、前記現在表示色記憶手段に前記現在表示オブジェクト色として前記現在背景色と同一の色を記憶し、前記現在背景色として前記指定背景色と同一の色を記憶する表示色変更ステップと、
    を有することを特徴とする機器操作方法。
  21. キー操作を行う操作部に表示するメニューまたはメッセージである表示オブジェクトおよび前記操作部において前記表示オブジェクト以外の領域である背景のうち少なくともいずれか一方の表示色を指定して表示する機器操作方法において、
    前記表示オブジェクトの新たな前記表示オブジェクトまたは前記背景の表示色を示す指定色を取得する表示オブジェクト色取得ステップと、
    前記表示オブジェクト色取得ステップによって取得された前記指定色に対応付けて、前記指定色と、前記指定色に対して判別しやすい色である対比色とを対応付けて記憶する対比色記憶手段に記憶された前記対比色を決定する対比色決定ステップと、
    前記表示オブジェクトの表示色を前記表示オブジェクト色取得ステップによって取得された前記指定色に変更し、前記背景の表示色を前記対比色決定ステップによって決定された前記対比色に変更する表示色変更ステップと、
    を有することを特徴とする機器操作方法。
  22. 前記背景の新たな前記指定色を取得する背景色取得ステップ、をさらに備え、
    前記対比色決定ステップは、前記背景色取得ステップによって取得された前記指定色に対応付けて前記対比色記憶手段に記憶された前記対比色を特定し、
    前記指定色変更ステップは、前記背景の表示色を前記背景色取得ステップによって取得された前記指定色に変更し、前記表示オブジェクトの表示色を前記対比色決定ステップによって特定された前記対比色に変更すること、を特徴とする請求項21に記載の機器操作方法。
  23. 請求項19〜22のいずれか一つに記載された機器操作方法をコンピュータに実行させることを特徴とする機器操作プログラム。
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