JP2007040368A - プーリの固定構造 - Google Patents

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JP2007040368A
JP2007040368A JP2005223958A JP2005223958A JP2007040368A JP 2007040368 A JP2007040368 A JP 2007040368A JP 2005223958 A JP2005223958 A JP 2005223958A JP 2005223958 A JP2005223958 A JP 2005223958A JP 2007040368 A JP2007040368 A JP 2007040368A
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bracket
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JP2005223958A
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Tomoyoshi Izutsu
智善 井筒
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NTN Corp
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Abstract

【課題】部品点数が少なく、かつ、部品の寸法管理に手間がかからないプーリの固定構造を提供することである。
【解決手段】プーリ付き軸受1の内輪2が外嵌されるブラケット11の軸部13の先端に加締め代部14を設け、軸部13に外嵌されて係合用段面12に後端面を押し当てられた内輪2の前端面を加締め代部14で加締めて、プーリ付き軸受1を固定することにより、部品点数を少なくして、かつ、部品の寸法管理にも手間がかからないようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、プーリ付き軸受をブラケットに固定するプーリの固定構造に関する。
自動車用エンジンのベルト等に張力を付与するテンションプーリには、プーリ付き軸受の内輪を、支点を有するブラケットの軸受係合用段面から突出する軸部に外嵌し、その後端面を係合用段面に押し当てて固定されるものがある。
このようなプーリの固定構造では、軸部に外嵌されて係合用段面に押し当てられた内輪の前端面をボルトで締め付けて固定する構造が多く採用されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたものでは、微小変形する座金を介して内輪の前端面を締め付けている。また、一部では、内輪を軸部に圧入して固定する構造も採用されている。
特開平7−317783号公報(第1、2図)
上述したプーリ付き軸受の内輪をボルト締めによってブラケットの軸部に固定するプーリの固定構造は、ボルトや座金を必要とし、ナットも必要とする場合もあるので、部品点数が多くなる問題がある。
また、プーリ付き軸受の内輪を圧入によってブラケットの軸部に固定するプーリの固定構造は、別々に供給される軸受の内輪とブラケットの軸部の寸法を高い精度で管理する必要があり、部品の寸法管理に手間がかかる問題がある。
そこで、本発明の課題は、部品点数が少なく、かつ、部品の寸法管理に手間がかからないプーリの固定構造を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明は、プーリ付き軸受の内輪を、ブラケットの軸受係合用段面から突出する軸部に外嵌し、その後端面を前記係合用段面に押し当てて固定するプーリの固定構造において、前記内輪が外嵌されるブラケットの軸部の先端に加締め代部を設け、前記軸部に外嵌されて前記係合用段面に後端面を押し当てられた内輪の前端面を前記加締め代部で加締めて、前記プーリ付き軸受を固定する構成を採用した。
すなわち、内輪が外嵌されるブラケットの軸部の先端に加締め代部を設け、軸部に外嵌されて係合用段面に後端面を押し当てられた内輪の前端面を加締め代部で加締めて、プーリ付き軸受を固定することにより、部品点数を少なくして、かつ、部品の寸法管理にも手間がかからないようにした。
前記内輪の前端面側に前記プーリ付き軸受の軸受部を覆うダストカバーを設け、このダストカバーも前記加締め代部で共に加締めて固定することにより、軸受部のダストカバーを取り付ける別途の手間を省くことができる。
本発明のプーリの固定構造は、内輪が外嵌されるブラケットの軸部の先端に加締め代部を設け、軸部に外嵌されて段面に後端面を押し当てられた内輪の前端面を加締め代部で加締めて、プーリ付き軸受を固定するようにしたので、部品点数を少なくでき、かつ、部品の寸法管理にも手間がかからない。
前記内輪の前端面側に前記プーリ付き軸受の軸受部を覆うダストカバーを設け、このダストカバーも加締め代部で共に加締めて固定することにより、軸受部のダストカバーを取り付ける別途の手間を省くことができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。図1(a)、(b)は、第1の実施形態を示す。このプーリの固定構造は、図1(b)に示すように、プーリ付き軸受1の内輪2が、ブラケット11の軸受係合用段面12から突出する軸部13に外嵌されて、その後端面が係合用段面12に押し当てられ、軸部13の先端に設けられた加締め代部14によって、図1(a)に示すように、内輪2の前端面が加締められ、プーリ付き軸受1がブラケット11に固定されている。
前記プーリ付き軸受1は、外輪3に金属製のプーリ7を一体に取り付けたものであり、内輪2と外輪3の軸受空間には、複数のボール4が保持器5で保持され、軸受空間はシール部材6でシールされている。また、前記ブラケット11は、ボルト15が嵌挿される取付け孔16が基端に設けられ、この基端を支点として自動車用エンジンのケーシング等に取り付けられるようになっている。
図2(a)、(b)は、第2の実施形態を示す。このプーリの固定構造は、基本的な構成は第1の実施形態のものと同じであり、前記内輪2の前端面側に、プーリ付き軸受1の軸受部を覆う環状のダストカバー8が設けられ、このダストカバー8も加締め代部14で共に加締めて固定されている点のみが異なる。
上述した各実施形態では、プーリ付き軸受のプーリを金属製のものとしたが、プーリは樹脂製のものとすることもでき、その形態も実施形態のものに限定されることはない。
aは第1の実施形態のプーリの固定構造を示す縦断正面図、bはaの加締め代部を加締める前の状態を示す縦断正面図 aは第2の実施形態のプーリの固定構造を示す縦断正面図、bはaの加締め代部を加締める前の状態を示す縦断正面図
符号の説明
1 プーリ付き軸受
2 内輪
3 外輪
4 ボール
5 保持器
6 シール部材
7 プーリ
8 ダストカバー
11 ブラケット
12 係合用段面
13 軸部
14 加締め代部
15 ボルト
16 取付け孔

Claims (2)

  1. プーリ付き軸受の内輪を、ブラケットの軸受係合用段面から突出する軸部に外嵌し、その後端面を前記係合用段面に押し当てて固定するプーリの固定構造において、前記内輪が外嵌されるブラケットの軸部の先端に加締め代部を設け、前記軸部に外嵌されて前記係合用段面に後端面を押し当てられた内輪の前端面を前記加締め代部で加締めて、前記プーリ付き軸受を固定したことを特徴とするプーリの固定構造。
  2. 前記内輪の前端面側に前記プーリ付き軸受の軸受部を覆うダストカバーを設け、このダストカバーも前記加締め代部で共に加締めて固定するようにした請求項1に記載のプーリの固定構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006513220A (ja) * 2002-12-20 2006-04-20 バーテックス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド 4−オキソ−3−(1−オキソ−1h−イソキノリン−2−イルアセチルアミノ)−ペンタン酸のエステル誘導体およびアミド誘導体、ならびにカスパーゼインヒビターとしてのそれらの使用

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