JP2007040254A - エコラン制御システム、エコラン制御装置、及びシフト制御装置 - Google Patents

エコラン制御システム、エコラン制御装置、及びシフト制御装置 Download PDF

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JP2007040254A JP2005227491A JP2005227491A JP2007040254A JP 2007040254 A JP2007040254 A JP 2007040254A JP 2005227491 A JP2005227491 A JP 2005227491A JP 2005227491 A JP2005227491 A JP 2005227491A JP 2007040254 A JP2007040254 A JP 2007040254A
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Yoshimi Takatori
嘉美 鷹取
Ichiyo Yamaguchi
一陽 山口
Naoto Mori
直人 森
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

【課題】安全性を確保しつつ、運転者の操作負担を軽減することのできるエコラン制御
システムを提供すること。
【解決手段】エンジン停止条件が成立すると、エンジンを停止させてエコラン状態にし
、エコラン状態にある時に、エンジン始動条件が成立すると、エンジンを始動させるエコ
ラン制御システムにおいて、エコラン状態にあり、及びシフトレバー1が走行レンジにあ
る状態が、所定の時間(例えば、1分)継続すると、ニュートラル状態にする手段と、そ
の後、エンジン始動条件をブレーキペダルの開放を含まないものに切り替える手段とを装
備する。
【選択図】 図1

Description

本発明はエコラン制御システム、エコラン制御装置、及びシフト制御装置に関し、より
詳細には、エンジンの自動停止、自動始動を実現するエコラン制御システム、エコラン制
御装置、及びシフト制御装置に関する。
従来より、省資源の要求に応えて車両の燃費を向上させる技術が種々提案され、そして
実用化されてきている。例えば、車両が交差点などで停止した場合に、エンジンを自動的
に停止させ、その後、ブレーキペダルから足が離されると、エンジンを自動的に始動させ
ることによって、停車中の燃料消費を抑えるようにしたエコラン機能がある(例えば、下
記の特許文献1〜3参照)。
図6は、従来のエコラン制御システムの要部を概略的に示したブロック図である。図中
1はシフトレバーを示しており、シフトレバー1のシフト位置はシフトポジションセンサ
2により検出されるようになっている。シフトポジションセンサ2により検出される、P
(パーキング)、R(リバース)、N(ニュートラル)、D(ドライブ)、2(2速)、
L(ロー)の各シフト位置を示したシフトポジション信号は通信バスラインBLを通じて
、エコランECU3、エンジンECU4、及びトランスミッションECU5などへ送信さ
れるようになっている。また、エコランECU3には、ブレーキペダルが踏まれているか
否かを検出するブレーキペダルスイッチ6が接続され、エコランECU3はブレーキペダ
ルスイッチ6から得られる信号に基づいてブレーキペダルが踏まれているか否かを判断す
ることができるようになっている。
また、エコランECU3は、シフトポジション信号や、エンジンECU4から送信され
てくる車速を示した信号、及びエンジン回転数を示した信号、ブレーキペダルスイッチ6
から送信されてくる信号に基づいて、各種制御を行うようになっている。例えば、エンジ
ンECU4に対して、エンジン停止を指示したり、スタータリレー(図示せず)に対する
通電のオン/オフを制御することによって、スタータモータを駆動させて、エンジンを始
動させることができるようになっている。次に、エコランECU3を構成するマイコン(
図示せず)の行う処理動作を図7、図8に示したフローチャートに基づいて説明する。
エコランECU3への給電が開始されて起動すると、まず、エコランモードを「モード
0」に設定するなどの初期化を行い(ステップS1)、次に、エコランモードの判別を行
う(ステップS2)。「モード0」と判別すれば、エンジン回転数に基づいて、エンジン
始動が完了しているか否かを判断する(ステップS3)。エンジン始動が完了している(
例えば、エンジン回転数が800rpm以上である)と判断すれば、エコランモードを「モード
1」に設定し(ステップS4)、その後、ステップS2へ戻る。
ステップS2のモード判別において、「モード1」と判別すれば、エンジン停止条件(
例えば、車速が0km/hで、ブレーキペダルスイッチ6がオン状態にあること)が成立して
いるか否かを判断し(ステップS5)、エンジン停止条件が成立していると判断すれば、
エコランモードを「モード2」に設定し(ステップS6)、その後、ステップS2へ戻る
ステップS2のモード判別において、「モード2」と判別すれば、エンジンECU4に
対してエンジン停止信号を出力してエンジンを停止させ(ステップS7)、エコランモー
ドを「モード3・Dレンジエコラン」に設定し(ステップS8)、その後、ステップS2
へ戻る。この「モード3」の状態がエコラン状態である。
ステップS2のモード判別において、「モード3」と判別すれば、ステップS9へ進ん
で、『モード3の処理』(図8)を行う。まず、「モード3・Dレンジエコラン」である
か否かを判断し(ステップS21)、「モード3・Dレンジエコラン」であると判断すれ
ば、次に、シフトポジション信号に基づいて、シフトレバー1のシフト位置が「N(ニュ
ートラル)」であるか否かを判断する(ステップS22)。
シフトレバー1のシフト位置が「N」でないと判断すれば、次に、Dレンジエコラン用
のエンジン始動条件が成立しているか否かを判断する(ステップS23)。前記エンジン
始動条件が成立していると判断すれば、エコランモードを「モード4」に設定し(ステッ
プS24)、その後、ステップS2へ戻る。
Dレンジエコラン用のエンジン始動条件としては、例えば、ブレーキペダルスイッチ6
がオフ状態(すなわち、ブレーキペダルが踏まれていない状態)であることが挙げられる
。このような場合、運転者はブレーキペダルを踏み続けることによって、エコラン状態を
維持させることができる。換言すれば、エコラン状態を維持させる条件に、ブレーキペダ
ルスイッチ6のオン状態が含まれていることになり、エコラン状態を維持させるには、運
転者はブレーキペダルを踏んでいなければならない。
一方、ステップS23において、前記エンジン始動条件は成立していないと判断すれば
、次に、エンジン停止禁止条件が成立しているか否かを判断し(ステップS25)、エン
ジン停止禁止条件が成立していると判断すれば、エコランモードを「モード4」に設定し
(ステップS24)、その後、ステップS2へ戻る。前記エンジン停止禁止条件としては
、例えば、バッテリ充電率の低下などが挙げられる。これは、エンジンの再始動を確保す
るためである。
また、ステップS22において、シフトレバー1のシフト位置が「N」であると判断す
れば、「モード3・Dレンジエコラン」から「モード3・Nレンジエコラン」に切り替え
(ステップS26)、その後、ステップS2へ戻る。
また、ステップS21において、エコランモードが「モード3・Dレンジエコラン」で
はない(「モード3・Nレンジエコラン」である)と判断すれば、Nレンジエコラン用の
エンジン始動条件が成立しているか否かを判断する(ステップS27)。前記エンジン始
動条件が成立していると判断すれば、エコランモードを「モード4」に設定し(ステップ
S28)、その後、ステップS2へ戻る。
Nレンジエコラン用のエンジン始動条件としては、例えば、ブレーキペダルスイッチ6
がオン状態(すなわち、ブレーキペダルが踏まれている状態)で、なおかつシフトレバー
1のシフト位置が「D(ドライブ)」にあることが挙げられる。このような場合、運転者
はブレーキペダルを踏んでいなくても、エコラン状態を維持させることができる。
一方、前記エンジン始動条件は成立していないと判断すれば、次に、エンジン停止禁止
条件が成立しているか否かを判断し(ステップS29)、エンジン停止禁止条件が成立し
ていると判断すれば、エコランモードを「モード4」に設定し(ステップS28)、その
後、ステップS2へ戻る。
また、ステップS2のモード判別において、「モード4」と判別すれば、図示しないス
タータモータを作動させてエンジンを始動させ(ステップS10)、エンジン回転数に基
づいて、エンジン始動が完了しているか否かを判断する(ステップS11)。エンジン始
動が完了していると判断すれば、エコランモードを「モード1」に設定し(ステップS1
2)、その後、ステップS2へ戻る。
上記したように、「モード3・Nレンジエコラン」の場合、運転者はブレーキペダルを
踏んでいなくても、エコラン状態は維持される。一方、「モード3・Dレンジエコラン」
の場合、エコラン状態を維持させるには、運転者はブレーキペダルを踏んでいなければな
らない。
これは、エコラン状態を維持させる条件に、ブレーキペダルスイッチ6のオン状態が含
まれているためであるが、エンジンが停止しているにも拘らず、ブレーキペダルを踏んで
いなければならないのは運転者にとって決して嬉しいことではなく、できればブレーキペ
ダルから足を離しておきたいものと思われる。
しかしながら、シフトレバー1のシフト位置が「N」でない時(すなわち、クラッチが
切れた状態にない時)に、エコラン状態を維持させる条件から、「ブレーキペダルスイッ
チ6のオン状態」を除くのは決して好ましいことではない。というのは、運転者の意図し
ない何らかの理由でエンジンが始動すると、タイヤに駆動力が伝わり、車両が勝手に発進
してしまうおそれがあるからである。
特開2001−164957号公報 特開2001−1795号公報 特開平10−131779号公報
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、安全性を確保しつつ、運転者の操作負
担を軽減することのできるエコラン制御システム、エコラン制御装置、及びシフト制御装
置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係るエコラン制御システム(1)は、停止条件が成
立すると、内燃機関を停止させてエコラン状態にし、該エコラン状態にある時に、始動条
件が成立すると、前記内燃機関を始動させるエコラン制御システムにおいて、前記エコラ
ン状態にあり、及びシフトレバーが走行レンジにある時に、前記始動条件を切り替えるた
めの切替条件が成立すると、車両の発進を防止するための処置を実行する車両発進防止手
段と、前記処置の実行後、前記始動条件をブレーキペダルの開放を含まないものに切り替
える始動条件切替手段とを備えていることを特徴としている。
上記エコラン制御システム(1)によれば、前記停止条件が成立すると、前記内燃機関
(例えば、エンジン)を停止させて前記エコラン状態にし、該エコラン状態にある時に、
前記始動条件が成立すると、前記内燃機関を始動させる。前記停止条件としては、例えば
、前記車両が停止し、なおかつブレーキペダルが踏まれていることが挙げられる。前記始
動条件としては、例えば、ブレーキペダルが開放されることが挙げられる。これにより、
停車中の燃料消費を抑えることができる。
さらに、上記エコラン制御システム(1)によれば、前記エコラン状態にあり、及び前
記シフトレバーが走行レンジにある時に、前記始動条件を切り替えるための前記切替条件
が成立すると、前記始動条件をブレーキペダルの開放(例えば、ブレーキペダルスイッチ
のオフ状態)を含まないものに切り替えられる。
従って、前記切替条件の成立後は、前記始動条件にブレーキペダルの開放が含まれてい
ないので、前記エコラン状態にある時に、運転者がブレーキペダルから足を離したとして
も、それをトリガとして、前記内燃機関は始動しない。これにより、前記切替条件の成立
後は、運転者がブレーキペダルから足を離したとしても、前記エコラン状態を維持するこ
とができ、運転者の操作負担を軽減することができる。
また、前記切替条件の成立後、前記車両の発進を防止する処置が実行されるので、運転
者の意図しない何らかの理由で前記内燃機関が始動したとしても、前記車両が勝手に発進
するのを防止することができる。これにより、安全性を確保しつつ、運転者の操作負担を
軽減することができる。
また、本発明に係るエコラン制御システム(2)は、上記エコラン制御システム(1)
において、前記エコラン状態にあり、及びシフトレバーが走行レンジにある状態が所定の
時間継続された場合、前記切替条件が成立したと判断するように構成されていることを特
徴としている。
上記エコラン制御システム(2)によれば、前記エコラン状態にあり、及びシフトレバ
ーが走行レンジにある状態が所定の時間(例えば、1分間)継続すると、前記始動条件を
ブレーキペダルの開放(例えば、ブレーキペダルスイッチのオフ状態)を含まないものに
切り替えられる。従って、前記所定の時間経過後は、運転者がブレーキペダルから足を離
しても、前記エコラン状態を維持することができる。
また、本発明に係るエコラン制御システム(3)は、上記エコラン制御システム(2)
において、前記エコラン状態にあり、及びシフトレバーが走行レンジにある時に、ユーザ
ーにより前記始動条件を切り替えるための切替操作部材が操作された場合、前記切替条件
が成立したと判断するように構成されていることを特徴としている。
上記エコラン制御システム(3)によれば、前記エコラン状態にあり、及びシフトレバ
ーが走行レンジにある時に、ユーザーにより前記切替操作部材が操作されると、前記始動
条件をブレーキペダルの開放を含まないものに切り替えられる。従って、前記エコラン状
態にあり、及びシフトレバーが走行レンジにある状態が前記所定の時間継続しなくても、
ユーザーの意思によって、前記始動条件を切り替えることができる。
また、本発明に係るエコラン制御システム(4)は、上記エコラン制御システム(3)
において、前記切替操作部材は、ユーザーにより操作されると選択状態を維持するように
構成されると共に、前記始動条件切替手段により前記始動条件が切り替えられた状態が解
除されると、前記切替操作部材の選択状態を解除する解除手段を備えていることを特徴と
している。
上記エコラン制御システム(4)によれば、前記切替操作部材は、ユーザーにより操作
されると選択状態を維持するように構成されている(例えば、前記切替操作部材がモーメ
ンタリスイッチである)ので、ユーザーは前記切替操作部材が操作したかどうかを容易に
知ることができる。すなわち、前記始動条件切替手段により前記始動条件が切り替えられ
た状態にあるかどうかを容易に知ることができる。
ところで、前記切替操作部材の選択状態がずっと維持されてしまうと、それ以降操作が
できなくなるが、前記始動条件切替手段により前記始動条件が切り替えられた状態が解除
されると、前記切替操作部材の選択状態についても解除される。すなわち、前記切替操作
部材の選択状態を適切なタイミングで解除することができる。
また、本発明に係るエコラン制御システム(5)は、上記エコラン制御システム(1)
〜(4)のいずれかにおいて、前記始動条件切替手段による前記始動条件の切替後、前記
始動条件が切り替わった状態にあることをユーザーへ告知する切替告知手段を備えている
ことを特徴としている。
上記エコラン制御システム(5)によれば、前記始動条件切替手段により前記始動条件
が切り替わった状態にあることがユーザーへ告知されるので、ユーザーはブレーキペダル
から足を離しても、前記エコラン状態が維持されることを容易に認識することができる。
なお、告知方法としては、例えば、ブザー音の発生やランプの点灯が挙げられる。
また、本発明に係るエコラン制御システム(6)は、上記エコラン制御システム(1)
〜(5)のいずれかにおいて、前記エコラン状態にあり、及びシフトレバーが走行レンジ
にあり、なおかつ前記始動条件切替手段による切替前の前記始動条件に、車両環境、及び
ブレーキペダルの開放が含まれ、前記エコラン状態にあり、及びシフトレバーが走行レン
ジにあり、なおかつ前記始動条件切替手段による前記始動条件の切替前の時に、ブレーキ
ペダルが開放された場合、車外環境に基づいて、前記始動条件、又は前記切替条件が成立
したと判断するように構成されていることを特徴としている。
上記エコラン制御システム(6)によれば、前記エコラン状態にあり、及びシフトレバ
ーが走行レンジにあり、なおかつ前記始動条件切替手段による前記始動条件の切替前の時
に、ブレーキペダルが開放されたとしても、前記始動条件が成立したと判断して、前記内
燃機関が始動されるとは限らず、前記車外環境に基づいて、前記始動条件、又は前記切替
条件が成立したと判断される。
例えば、前方の信号が赤や黄である場合や、先行車両との車間距離が短い場合など、前
記車両が走行できる状況でない場合には、前記内燃機関を始動させないために、前記始動
条件ではなく、前記切替条件が成立したと判断される。これにより、信号が赤や黄である
時に交差点へ進入したり、先行車両に衝突するといった事態が生じるのを防止することが
できる。
また、本発明に係るエコラン制御システム(7)は、上記エコラン制御システム(1)
〜(6)のいずれかにおいて、前記車両発進防止手段が、タイヤに制動力を伝えるもので
あることを特徴としている。
上記エコラン制御システム(7)によれば、タイヤに制動力が伝えられる(すなわち、
ブレーキが掛けられる)ので、運転者がブレーキペダルから足を離している時に、運転者
の意図しない何らかの理由で前記内燃機関が始動したとしても、前記車両が勝手に発進す
るのを確実に防止することができる。
また、本発明に係るエコラン制御システム(8)は、上記エコラン制御システム(1)
〜(6)のいずれかにおいて、前記車両発進防止手段が、前記内燃機関からの駆動力をタ
イヤへ伝えないニュートラル状態に設定するものであることを特徴としている。
上記エコラン制御システム(8)によれば、前記内燃機関からの駆動力をタイヤへ伝え
ないニュートラル状態(すなわち、クラッチが切れた状態)に設定されるので、運転者が
ブレーキペダルから足を離している時に、運転者の意図しない何らかの理由で前記内燃機
関が始動したとしても、前記車両が勝手に発進するのを確実に防止することができる。
また、本発明に係るエコラン制御システム(9)は、上記エコラン制御システム(8)
において、前記始動条件の成立後、前記シフトレバーの位置と実際の制御に使用されるレ
ンジとの間のズレを回復させる回復手段を備えていることを特徴としている。
上記エコラン制御システム(8)では、ニュートラル状態に設定することによって、前
記車両の発進を防止するようにしているが、シフトレバーはN(ニュートラル)レンジに
入っていない。ニュートラル状態の設定時、シフトレバーはDレンジに入っている。すな
わち、前記シフトレバーの位置と実際の制御に使用されるレンジとの間にズレが生じてい
る。
上記エコラン制御システム(9)によれば、前記始動条件の成立後、前記シフトレバー
の位置と実際の制御に使用されるレンジとの間のズレを回復させる。従って、前記始動条
件が成立し、前記内燃機関が始動した後は、前記シフトレバーの位置と実際の制御に使用
されるレンジとの間にズレが生じていないので、前記車両を適切に発進させることができ
るようになる。
また、本発明に係るエコラン制御システム(10)は、上記エコラン制御システム(9
)において、前記始動条件切替手段による切替後の前記始動条件に、ユーザーによる操作
が含まれていることを特徴としている。
上記エコラン制御システム(10)によれば、前記始動条件切替手段による切替後の前
記始動条件に、ユーザーによる操作が含まれているので、ユーザーが車両発進を希望しな
い時に、前記内燃機関が始動するのを防止することができる。換言すれば、ユーザーの希
望する時に、前記内燃機関を始動させることができる。
また、本発明に係るエコラン制御システム(11)は、上記エコラン制御システム(1
0)において、前記操作がブレーキペダルの踏込操作、アクセルペダルの踏込操作、及び
前記シフトレバーの操作のいずれかであることを特徴としている。
上記エコラン制御システム(11)によれば、前記操作がブレーキペダルの踏込操作、
アクセルペダルの踏込操作、及び前記シフトレバーの操作のいずれかで、運転者が運転時
に行う通常の操作であり、特別な操作を必要とするのではないので、運転者の操作負担を
軽減することができる。
また、本発明に係るエコラン制御システム(12)は、上記エコラン制御システム(8
)〜(11)のいずれかにおいて、前記エコラン状態にある時に、エコラン状態禁止条件
が成立すると、前記内燃機関を始動させる始動手段を備えると共に、前記エコラン状態禁
止条件の成立時には、前記シフトレバーの位置と実際の制御に使用されるレンジとの間の
ズレの回復を行わないように構成されていることを特徴としている。
上記したように、前記車両の発進を防止するために、ニュートラル状態に設定すると、
前記シフトレバーの位置と実際の制御に使用されるレンジとの間にズレが生じる。
ところで、前記エコラン状態禁止状態の成立による前記内燃機関の始動は、ユーザーの
意思表示によるものではない。そのため、前記内燃機関の始動がユーザーの意図しないも
のであるおそれがある。このような場合に、前記シフトレバーの位置と実際の制御に使用
されるレンジとの間のズレを回復させると、クラッチが繋がり、前記車両が発進できる状
態になり、ユーザーが望んでいないのに前記車両が勝手に発進するおそれがある。
上記エコラン制御システム(12)によれば、前記エコラン状態禁止条件の成立時には
、前記シフトレバーの位置と実際の制御に使用されるレンジとの間のズレの回復を行わな
いように構成されているので、ユーザーが望んでいないのに前記車両が勝手に発進するの
を防止することができる。
また、本発明に係るエコラン制御システム(13)は、上記エコラン制御システム(8
)〜(11)のいずれかにおいて、前記エコラン状態にある時に、エコラン状態禁止条件
が成立すると、前記内燃機関を始動させる始動手段を備えると共に、前記エコラン状態禁
止条件の成立時に、タイヤに制動力が伝えられている場合、前記シフトレバーの位置と実
際の制御に使用されるレンジとの間のズレの回復を行い、一方、前記エコラン状態禁止条
件の成立時に、タイヤに制動力が伝えられていない場合、前記シフトレバーの位置と実際
の制御に使用されるレンジとの間のズレの回復を行わないように構成されていることを特
徴としている。
上記エコラン制御システム(13)によれば、前記エコラン状態禁止条件の成立時に、
タイヤに制動力が伝えられている場合(すなわち、ブレーキが掛けられている場合)、前
記シフトレバーの位置と実際の制御に使用されるレンジとの間のズレの回復が行われ、タ
イヤに制動力が伝えられていない場合、前記シフトレバーの位置と実際の制御に使用され
るレンジとの間のズレの回復を行わないように構成されている。
従って、ユーザーが意思表示によらない前記内燃機関の始動であったとしても、前記車
両の発進を防止することができる環境が整っている場合には、前記シフトレバーの位置と
実施の制御に使用されるレンジとの間のズレが解消されることになる。これにより、安全
性、利便性のいずれにも非常に優れたものにすることができる。
また、本発明に係るエコラン制御システム(14)は、上記エコラン制御システム(8
)〜(13)のいずれかにおいて、前記始動条件切替手段により前記始動条件が切り替え
られた状態が所定の時間継続すると、その旨をユーザーへ告知する継続告知手段を備えて
いることを特徴としている。
上記エコラン制御システム(14)によれば、前記始動条件切替手段により前記始動条
件が切り替えられた状態が前記所定の時間(例えば、5分間)継続すると、その旨がユー
ザーへ告知されるので、前記状態が継続していることをユーザーに再認識させることがで
きる。
また、本発明に係るエコラン制御システム(15)は、上記エコラン制御システム(8
)〜(13)のいずれかにおいて、前記始動条件切替手段により前記始動条件が切り替え
られた状態が所定の時間継続すると、前記エコラン状態を解除するエコラン解除手段を備
えていることを特徴としている。
上記エコラン制御システム(15)によれば、前記始動条件切替手段により前記始動条
件が切り替えられた状態が前記所定の時間(例えば、10分間)継続すると、前記エコラ
ン状態が解除される。すなわち、前記始動条件が成立しても、前記内燃機関が始動しない
状態(いわゆる、エンスト状態)に設定される。これにより、前記エコラン状態が長い期
間放置された場合に、居眠り等によって生じる誤操作で前記内燃機関が始動するのを防止
することができる。
また、本発明に係るエコラン制御装置(1)は、上記エコラン制御システム(8)〜(
15)のいずれかを構成するエコラン制御装置であって、前記車両発進防止手段と、前記
始動条件切替手段とを備えると共に、前記車両発進防止手段が、前記シフトレバーのシフ
ト位置を検出する検出手段から得られる信号に基づいて、前記車両に装備される各種装置
へ前記シフトレバーのシフト位置を示した信号を出力する出力手段を含んで構成されるシ
フト制御装置に対し、前記各種装置へ前記シフトレバーのシフト位置がニュートラル位置
にあることを示した信号を出力するように指示するものであることを特徴としている。
上記エコラン制御装置(1)によれば、前記シフト制御装置から前記各種装置へ前記シ
フトレバーのシフト位置がニュートラル位置にあることを示した信号を出力するように制
御することができる。これにより、前記シフトレバーが実際にはD(ドライブ)レンジに
入っていても、N(ニュートラル)レンジに入っている状態を作りだすことができる。
また、本発明に係るシフト制御装置(1)は、上記エコラン制御システム(8)〜(1
5)のいずれかを構成するシフト制御装置であって、前記シフトレバーのシフト位置を検
出する検出手段から得られる信号に基づいて、前記車両に装備される各種装置へ前記シフ
トレバーのシフト位置を示した信号を出力する出力手段を備えると共に、外部からの指示
に基づいて、前記各種装置へ前記シフトレバーのシフト位置がニュートラル位置にあるこ
とを示した信号を出力するように構成されていることを特徴としている。
上記シフト制御装置(1)を前記車両に搭載することによって、前記シフトレバーが実
際にはD(ドライブ)レンジに入っていても、N(ニュートラル)レンジに入っている状
態を簡単に作りだすことができる。
以下、本発明に係るエコラン制御システム、エコラン制御装置、及びシフト制御装置の
実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施の形態(1)に係るエコラン制御シ
ステムの要部を概略的に示したブロック図である。但し、図6に示した従来のエコラン制
御システムと同様の構成部分については同符号を付している。
図中1はシフトレバーを示しており、シフトレバー1のシフト位置はシフトポジション
センサ2により検出されるようになっている。シフトポジションセンサ2により検出され
る、P(パーキング)、R(リバース)、N(ニュートラル)、D(ドライブ)、2(2
速)、L(ロー)の各シフト位置を示したシフトポジション信号はシフトECU11(本
発明に係るシフト制御装置に対応)を介し、通信バスラインBLを通じて、エコランEC
U12(本発明に係るエコラン制御装置に対応)、エンジンECU4、及びトランスミッ
ションECU5などへ送信されるようになっている。
シフトECU11は、シフトポジションセンサ2から得られるシフトポジション信号に
基づいて、シフトレバー1のシフト位置を示したシフトポジション信号を通信バスライン
BLへ出力するようになっている。また、シフトECU11は、外部(ここでは、エコラ
ンECU12)からの指示に基づいて、シフトレバー1が実際にはNレンジに入っていな
くても、シフトレバー1がNレンジに位置することを示したシフトポジション信号を通信
バスラインBLへ出力するようになっている。
また、エコランECU12には、ブレーキペダルが踏まれているか否かを検出するブレ
ーキペダルスイッチ6、アクセルペダルが踏まれているか否かを検出するアクセルペダル
スイッチ13、及びランプ14が接続されており、エコランECU12はブレーキペダル
スイッチ6やアクセルペダルスイッチ13から得られる信号に基づいて、ブレーキペダル
やアクセルペダルが踏まれているか否かを判断したり、ランプ14を点灯したり消灯する
ことができるようになっている。
また、エコランECU12は、シフトポジション信号や、エンジンECU4から送信さ
れてくる車速を示した信号、及びエンジン回転数を示した信号、ブレーキペダルスイッチ
6やアクセルペダルスイッチ13から送信されてくる信号に基づいて、各種制御を行うよ
うになっている。例えば、エンジンECU4に対して、エンジン停止を指示したり、スタ
ータリレー(図示せず)に対する通電のオン/オフを制御することによって、スタータモ
ータを駆動させて、エンジンを始動させることができるようになっている。
なお、実施の形態(1)に係るエコラン制御システムでは、「モード3」の状態(エコ
ラン状態)として、「背景技術」の項目で説明した「モード3・Dレンジエコラン」、「
モード3・Nレンジエコラン」以外に「モード3・DNエコラン」を設定し得るようにな
っている。それぞれのエンジン始動条件は下記の通りである。
(a)Dレンジエコラン用のエンジン始動条件
ブレーキペダルスイッチ6のオフ状態(すなわち、ブレーキペダルが踏まれていない状
態)
(b)Nレンジエコラン用のエンジン始動条件
ブレーキペダルスイッチ6がオン状態で、なおかつシフトレバー1がDレンジに入って
いる状態
(c)DNエコラン用のエンジン始動条件
・ブレーキペダルスイッチ6のオフ状態からオン状態への変化
・アクセルペダルスイッチ13のオン状態(すなわち、アクセルペダルが踏まれてい
る状態)
・シフトレバー1がDレンジに入っている状態
また、エコランECU12には、ユーザーが「モード3・Dレンジエコラン」から「モ
ード3・DNエコラン」への切り替え操作を行うためのDNエコランボタン15が接続さ
れており、エコランECU12は、DNエコランボタン15が選択操作されると、「モー
ド3・Dレンジエコラン」から「モード3・DNエコラン」へ切り替えるようになってい
る。なお、DNエコランボタン15はモーメンタリスイッチであり、押圧されて選択状態
となるが、付勢されていて押圧操作が解除されるまで、その選択状態を維持するようにな
っている。
次に、実施の形態(1)に係るエコラン制御システムを構成するシフトECU11にお
けるマイコン(図示せず)の行う処理動作[1]を図2に示したフローチャートに基づい
て説明する。なお、この処理動作[1]は所定の期間毎に行われる動作である。まず、シ
フトポジションセンサ2から出力されるシフトポジション信号SPを取得し(ステップS
31)、新しく取得したシフトポジション信号SPと、それ以前に取得したシフトポジシ
ョン信号を示す入力信号SPINとが同じであるか否かを判断する(ステップS32)。シ
フトポジション信号SPには、「P(パーキング)」、「R(リバース)」、「N(ニュ
ートラル)」、「D(ドライブ)」、「2(2速)」、「L(ロー)」の6種類がある。
新しく取得したシフトポジション信号SPと、入力信号SPINとが異なっていると判断
すれば、シフトレバー1が操作され、レンジの切り替えが行われたことになるので、入力
信号SPINをシフトポジション信号SPに更新する(ステップS33)。次に、通信バス
ラインBLへ出力する出力信号SPOUTについても入力信号SPINに更新し、出力信号SPOUTと入力信号SPINとの間にズレが生じないようにする(ステップS34)。その後、出力信号SPOUTを通信バスラインBLへ出力し(ステップS35)、そしてステップS43へ進む。これにより、シフトレバー1のシフト位置を示したシフトポジション信号が通信バスラインBLを通じて、エコランECU12、エンジンECU4、及びトランスミッションECU5などへ送信されることになる。
一方、ステップS32において、新しく取得したシフトポジション信号SPと、入力信
号SPINとが同じであると判断すれば、レンジの切り替えは行われておらず、入力信号S
INや出力信号SPOUTの更新は必要ないので、次に、エコランECU12から送信され
てくる、出力信号SPOUTを「N(ニュートラル)」へ切り替える指示を示した切替指示
信号を受信したか否かを判断する(ステップS36)。
前記切替指示信号を受信したと判断すれば、次に、出力信号SPOUTを「N」にし(ス
テップS37)、フラグfNを「1」にし(ステップS38)、その後、出力信号SPOUTを通信バスラインBLへ出力する(ステップS39)。これにより、シフトレバー1が実際にNレンジに入っていなくても、シフトレバー1がNレンジに位置することを示したシフトポジション信号を各種ECUへ送信することができる。
また、ステップS36において、前記切替指示信号を受信していないと判断すれば、次
に、エコランECU12から送信されてくる、出力信号SPOUTと入力信号SPINとのズレの回復指示を示した回復指示信号を受信したか否かを判断する(ステップS40)。前記回復指示信号を受信したと判断すれば、次に、出力信号SPOUTを入力信号SPINにし(ステップS41)、フラグfNを「0」に戻し(ステップS42)、その後、出力信号SPOUTを通信バスラインBLへ出力する(ステップS39)。一方、前記回復指示信号を受信していないと判断すれば、そのままステップS39へ進む。
また、ステップS43では、フラグfNが「1」であるか否かを判断する。上記したように、フラグfNはエコランECU12からの指示によって、シフトレバー1が実際にはNレンジに入っていない(すなわち、入力信号SPINが「N」でない)にも拘らず、出力信号SPOUTを「N」とした場合に「1」にされるフラグである(ステップS36〜S38参照)。
フラグfNが「1」であると判断すれば、次に、入力信号SPINが「N」であるか否かを判断する(ステップS44)。入力信号SPINが「N」である(すなわち、シフトレバ
ー1がNレンジに入れられた)と判断すれば、エコランECU12に対し、シフトレバー
1がNレンジにあることを示した信号を通知し(ステップS45)、その後、フラグfNを「0」に戻す(ステップS46)。
フラグfNが「1」である場合、出力信号SPOUTは「N」であり、通信バスラインBLへ出力されているシフトポジション信号は「N」となっている。そのため、シフトレバー1が操作され、Nレンジに移動したとしても、通信バスラインBLへ出力されるシフトポジション信号は「N」のまま変わらず、通信バスラインBLを介して得られるシフトポジション信号からでは、シフトレバー1がNレンジへ移動したことを知ることができない。ステップS43〜S46までの処理動作は、エコランECU12にシフトレバー1がNレンジに移動したことを知らせるためのものである。
一方、ステップS44において、入力信号SPINは「N」でない(すなわち、シフトレバー1はNレンジ以外のレンジに入れられた)と判断すれば、エコランECU12への通
知は必要ないので、そのまま処理動作[1]を終了する。というのは、シフトレバー1が
Nレンジ以外のレンジに入れられた場合は、シフトレバー1のシフト位置を、通信バスラ
インBLを介して得られるシフトポジション信号から知ることができるからである。
また、ステップS43において、フラグfNが「1」でないと判断した場合には、ステ
ップS44〜S46までの処理動作を行う必要はないので、そのまま処理動作[1]を終
了する。
次に、実施の形態(1)に係るエコラン制御システムを構成するエコランECU12に
おけるマイコン(図示せず)の行う処理動作[2]を図3〜図5に示したフローチャート
に基づいて説明する。エコランECU12への給電が開始され起動すると、まず、エコラ
ンモードを「モード0」にするなどの初期化を行い(ステップS51)、次に、エコラン
モードの判別を行う(ステップS52)。
なお、図3に示したステップS51〜S62までの処理動作は、ステップS52のモー
ド判別において、エコランモードが「モード3」であると判別した場合に行う『モード3
の処理』(図4)を除いて、図7に示したステップS1〜S12までの処理動作と同様で
あるので、ここでは『モード3の処理』(図4)についてのみ説明する。
まず、エコランモードが「モード3・Dレンジエコラン」であるか否かを判断し(ステ
ップS71)、「モード3・Dレンジエコラン」であると判断すれば、次に、通信バスラ
インBLから得られるシフトポジション信号は、Nレンジを示しているか否かを判断する
(ステップS72)。
Nレンジを示していないと判断すれば、次に、「モード3・Dレンジエコラン」の状態
が1分以上継続されているか否かを判断する(ステップS73)。「モード3・Dレンジ
エコラン」の状態は1分以上継続されていない(すなわち、「モード3・DNエコラン」
へ切り替えるタイミングに到達していない)と判断すれば、次に、DNエコランボタン1
5が選択されたか否かを判断する(ステップS74)。
DNエコランボタン15は選択されていない(すなわち、「モード3・DNエコラン」
への切り替えはユーザーから要求されていない)と判断すれば、次に、Dレンジエコラン
用のエンジン始動条件が成立しているか否かを判断する(ステップS75)。前記エンジ
ン始動条件が成立していると判断すれば、エコランモードを「モード4」に設定する(ス
テップS76)。
Dレンジエコラン用のエンジン始動条件としては、上記したように、ブレーキペダルス
イッチ6がオフ状態(すなわち、ブレーキペダルが踏まれていない状態)であることが挙
げられる。このような場合、運転者はブレーキペダルを踏み続けることによって、エコラ
ン状態を維持させることができる。
一方、ステップS75において、前記エンジン始動条件は成立していないと判断すれば
、次に、エンジン停止禁止条件が成立しているか否かを判断し(ステップS77)、エン
ジン停止禁止条件が成立していると判断すれば、エコランモードを「モード4」に設定す
る(ステップS76)。前記エンジン停止禁止条件としては、例えば、バッテリ充電率の
低下などが挙げられる。これは、エンジンの再始動を確保するためである。
また、ステップS73において、「モード3・Dレンジエコラン」の状態が1分以上継
続されている(すなわち、「モード3・DNエコラン」へ切り替えるタイミングに到達し
た)と判断した場合、又はステップS74において、DNエコランボタン15が選択され
た(すなわち、「モード3・DNエコラン」への切り替えをユーザーが要求している)と
判断した場合には、シフトECU11に対し、通信バスラインBLへ出力する出力信号S
OUTを「N」へ切り替える指示を示した切替指示信号を送信し(ステップS78)、その後、前記切替指示信号を送信したことを示すフラグfDNを「1」にする(ステップS7
9)。出力信号SPOUTを「N」へ切り替える指示を出すのは、シフトレバー1がDレン
ジに入っていても、ニュートラル状態(クラッチが切れた状態)を実現し、車両の発進を
防止するためである。
また、ステップS72において、通信バスラインBLから得られるシフトポジション信
号は、Nレンジを示していると判断すれば、次に、フラグfDNが「1」であるか否かを判
断する(ステップS80)。フラグfDNが「1」であると判断すれば、シフトポジション
信号がNレンジを示しているのは、シフトレバー1が実際にNレンジに入っていることで
はなく、前記切替指示信号をシフトECU11へ送信したことに起因すると判断し、エコ
ランモードを「モード3・DNエコラン」に設定し(ステップS81)、ランプ14を点
灯させて、「モード3・DNエコラン」になったことを告知し(ステップS82)、その
後、フラグfDNを「0」に戻す(ステップS83)。
一方、ステップS80において、フラグfDNが「1」でないと判断すれば、シフトポジ
ション信号がNレンジを示しているのは、シフトレバー1の操作に起因する(シフトレバ
ー1が「N」に入っている)と判断し、エコランモードを「モード3・Nレンジエコラン
」に設定する(ステップS84)。
また、ステップS71において、エコランモードが「モード3・Dレンジエコラン」で
ないと判断すれば、次に、エコランモードが「モード3・Nレンジエコラン」であるか否
かを判断する(ステップS85)。「モード3・Nレンジエコラン」であると判断すれば
、Nレンジエコラン用のエンジン始動条件が成立しているか否かを判断する(ステップS
86)。前記エンジン始動条件が成立していると判断すれば、エコランモードを「モード
4」に設定する(ステップS87)。
Nレンジエコラン用のエンジン始動条件としては、上記したように、ブレーキペダルス
イッチ6がオン状態(すなわち、ブレーキペダルが踏まれている状態)で、なおかつシフ
トレバー1のシフト位置が「D(ドライブ)」にあることが挙げられる。このような場合
、運転者はブレーキペダルを踏んでいなくても、エコラン状態を維持させることができる
一方、ステップS86において、前記エンジン始動条件は成立していないと判断すれば
、次に、エンジン停止禁止条件が成立しているか否かを判断し(ステップS88)、エン
ジン停止禁止条件が成立していると判断すれば、エコランモードを「モード4」に設定す
る(ステップS87)。
また、ステップS85において、エコランモードは「モード3・Nレンジエコラン」で
はない(「モード3・DNエコラン」である)と判断すれば、ステップS89へ進んで、
『DNエコランの処理』(図5)を行う。まず、ブレーキペダルスイッチ6がオフ状態で
あるか否かを判断する(ステップS91)。ブレーキペダルスイッチ6がオフ状態である
と判断すれば、運転者がブレーキペダルから足を離したことを示すフラグfBRを「1」に
する(ステップS92)。
次に、シフトECU11から送信されてくる、シフトレバー1がNレンジにあることを
示した信号を受信したか否かを判断する(ステップS93)。前記信号を受信したと判断
すれば、ユーザーの操作によりシフトレバー1がNレンジに入れられたことになるので、
エコランモードを「モード3・Nレンジエコラン」に設定し(ステップS94)、その後
、ランプ14を消灯し(ステップS95)、DNエコランボタン15の選択を解除し(ス
テップS96)、フラグfBRを「0」にする(ステップS97)。
DNエコランボタン15は選択されているとは限らず、フラグfBRについても「1」で
あるとは限らないが、「モード3・DNエコラン」から別の状態へ移行する場合には、D
Nエコランボタン15の選択を解除することによって、それ以降、再びDNエコランボタ
ン15を選択できるようにし、またフラグfBRを「0」にすることによって、その後の処
理に不具合が生じるのを防止している。
一方、ステップS93において、前記信号を受信していないと判断すれば、シフトレバ
ー1はNレンジに入れられておらず、「モード3・DNエコラン」の継続となるので、次
に、フラグfBRが「1」であるか否か(すなわち、運転者がブレーキペダルから一度足を
離したか否か)を判断する(ステップS98)。
フラグfBRが「1」であると判断すれば、次に、ブレーキペダルスイッチ6がオン状態
であるか否かを判断する(ステップS99)。ブレーキペダルスイッチ6がオン状態であ
ると判断すれば、上記したように、ブレーキペダルに対する「オフ→オン」操作があり、
DNエコラン用のエンジン始動条件が成立したことになるので、ステップS101へ進む
一方、フラグfBRは「1」でないと判断し、またブレーキペダルスイッチ6もオン状態
でないと判断すれば、次に、アクセルペダルスイッチ13がオン状態であるか否かを判断
する(ステップS100)。アクセルペダルスイッチ13がオン状態であると判断すれば
、上記したように、DNエコラン用のエンジン始動条件が成立したことになるので、ステ
ップS101へ進む。
ステップS101では、シフトECU11に対し、出力信号SPOUTと入力信号SPINとのズレの回復指示を示した回復指示信号を送信し、その後、エコランモードを「モード4」に設定し(ステップS102)、ランプ14を消灯し(ステップS95)、DNエコランボタン15の選択を解除し(ステップS96)、フラグfBRを「0」にする(ステップS97)。
また、ステップS100において、アクセルペダルスイッチ13はオン状態でないと判
断すれば、次に、通信バスラインBLから得られるシフトポジション信号が、Nレンジ以
外を示しているか否かを判断する(ステップS103)。Nレンジ以外を示していると判
断すれば、ユーザーによりシフトレバー1が操作され、上記したように、DNエコラン用
のエンジン始動条件が成立したことになるので、ステップS102へ進んで、エコランモ
ードを「モード4」に設定する。
一方、Nレンジ以外を示していないい(すなわち、エンジン始動条件は成立していない
)と判断すれば、次に、エンジン停止禁止条件が成立しているか否かを判断し(ステップ
S104)、エンジン停止禁止条件が成立していると判断すれば、エコランモードを「モ
ード4」に設定するために、ステップS105へ進む。
ステップS105では、ブレーキペダルスイッチ6がオン状態であるか否かを判断し、
ブレーキペダルスイッチ6がオン状態であると判断すれば、車両の発進が防止されている
ので、シフトECU11に対し、出力信号SPOUTと入力信号SPINとのズレの回復指示
を示した回復指示信号を送信し(ステップS106)、その後、ステップS102へ進ん
で、エコランモードを「モード4」に設定する。
一方、ステップS105において、ブレーキペダルスイッチ6がオン状態でないと判断
すれば、ステップS106を飛ばして、ステップS102へ進む。これは、レンジのズレ
の回復によって、NレンジからDレンジへと切り替わり、車両が勝手に発進するのを防止
するためである。
また、ステップS104において、エンジン停止禁止条件が成立していないと判断すれ
ば、次に、「モード3・DNエコラン」の状態が5分以上継続されているか否かを判断す
る(ステップS107)。「モード3・DNエコラン」の状態が5分以上継続されている
と判断すれば、ランプ14を点滅させることによって、「モード3・DNエコラン」の状
態が長い期間継続されていることをユーザーへ知らせ(ステップS108)、次に、「モ
ード3・DNエコラン」の状態が10分以上継続されているか否かを判断する(ステップ
S109)。
「モード3・DNエコラン」の状態が10分以上継続されていると判断すれば、「モー
ド3・DNエコラン」の状態が非常に長くなっているため、エコランモードを「モード0
」(いわゆる、エンスト状態)に設定し(ステップS110)、その後、ステップS95
へ進む。これにより、「モード3・DNエコラン」の状態が長い期間放置された場合に、
居眠り等によって生じる誤操作でエンジンが始動するのを防止することができる。
上記実施の形態(1)に係るエコラン制御システムによれば、エンジン停止条件が成立
すると、エンジンを停止させて「モード3(エコラン状態)」にし、エコラン状態にある
時に、エンジン始動条件が成立すると、エンジンを始動させる。エンジン停止条件として
は、例えば、前記車両が停止し、なおかつブレーキペダルが踏まれていることが挙げられ
る。エンジン始動条件としては、例えば、ブレーキペダルが開放されることが挙げられる
。これにより、停車中の燃料消費を抑えることができる。
さらに、「モード3・Dレンジエコラン」の状態が1分間継続されると、「モード3・
DNエコラン」の状態へ切り替えられ、運転者がブレーキペダルから足を離したとしても
エンジンは始動せず、エコラン状態を維持することができ、運転者の操作負担を軽減する
ことができる。
また、「モード3・DNエコラン」の状態では、ニュートラル状態になるので、運転者
の意図しない何らかの理由でエンジンが始動したとしても、前記車両が発進するのを防止
することができる。これにより、安全性を確保しつつ、運転者の操作負担を軽減すること
ができる。
なお、上記実施の形態(1)に係るエコラン制御システムでは、「モード3・Dレンジ
エコラン」の状態にある時に、ブレーキペダルスイッチ6がオフ状態となり、Dレンジエ
コラン用のエンジン始動条件が成立すると、車外環境に関係なく、「モード3・Dレンジ
エコラン」から「モード4」へ切り替え、エンジンを始動させるようにしている(図4の
ステップS75、S76)。
別の実施の形態に係るエコラン制御システムでは、車外環境を考慮に入れ、例えば、前
方の信号が赤や黄である時や、先行車両との距離が短い時に、エンジン始動条件が成立し
た場合には、「モード4」へ切り替えるのではなく、「モード3・DNエコラン」へ切り
替えるようにしても良い。前方の信号表示の判断については、カメラにより撮影した画像
から判断することができ、先行車両との距離については、ミリ波レーダなどを用いること
によって測定することができる。
また、上記実施の形態(1)に係るエコラン制御システムでは、「モード3・DNエコ
ラン」の状態の時に、ニュートラル状態にして、車両の発進を防止するようにしているが
、別の実施の形態に係るエコラン制御システムでは、タイヤに制動力を伝えることによっ
て、車両の発進を防止するようにしても良い。
また、上記実施の形態(1)に係るエコラン制御システムでは、エコラン、エンジン、
及びシフトを制御するECUが別々の場合について説明したが、本発明に係るエコラン制
御システムはこの場合に限定されず、これらECUが2つ、3つ組み合わさった装置や、
エコラン、エンジン、及びシフトのうちの2つ、3つを統括して制御するECUなどを採
用するようにしても良い。
本発明の実施の形態(1)に係るエコラン制御システムの要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態(1)に係るエコラン制御システムを構成するシフトECUにおけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係るエコラン制御システムを構成するエコランECUにおけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係るエコラン制御システムを構成するエコランECUにおけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係るエコラン制御システムを構成するエコランECUにおけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 従来のエコラン制御システムの要部を概略的に示したブロック図である。 従来のエコラン制御システムを構成するエコランECUにおけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 従来のエコラン制御システムを構成するエコランECUにおけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。
符号の説明
1 シフトレバー
2 シフトポジションセンサ
6 ブレーキペダルスイッチ
11 シフトECU
12 エコランECU
13 アクセルペダルスイッチ
14 ランプ
15 DNエコランボタン

Claims (17)

  1. 停止条件が成立すると、内燃機関を停止させてエコラン状態にし、該エコラン状態にあ
    る時に、始動条件が成立すると、前記内燃機関を始動させるエコラン制御システムにおい
    て、
    前記エコラン状態にあり、及びシフトレバーが走行レンジにある時に、前記始動条件を
    切り替えるための切替条件が成立すると、車両の発進を防止するための処置を実行する車
    両発進防止手段と、
    前記処置の実行後、前記始動条件をブレーキペダルの開放を含まないものに切り替える
    始動条件切替手段とを備えていることを特徴とするエコラン制御システム。
  2. 前記エコラン状態にあり、及びシフトレバーが走行レンジにある状態が所定の時間継続
    された場合、前記切替条件が成立したと判断するように構成されていることを特徴とする
    請求項1記載のエコラン制御システム。
  3. 前記エコラン状態にあり、及びシフトレバーが走行レンジにある時に、ユーザーにより
    前記始動条件を切り替えるための切替操作部材が操作された場合、前記切替条件が成立し
    たと判断するように構成されていることを特徴とする請求項2記載のエコラン制御システ
    ム。
  4. 前記切替操作部材は、ユーザーにより操作されると選択状態を維持するように構成され
    ると共に、
    前記始動条件切替手段により前記始動条件が切り替えられた状態が解除されると、前記
    切替操作部材の選択状態を解除する解除手段を備えていることを特徴とする請求項3記載
    のエコラン制御システム。
  5. 前記始動条件切替手段による前記始動条件の切替後、前記始動条件が切り替わった状態
    にあることをユーザーへ告知する切替告知手段を備えていることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかの項に記載のエコラン制御システム。
  6. 前記エコラン状態にあり、及びシフトレバーが走行レンジにあり、なおかつ前記始動条
    件切替手段による切替前の前記始動条件に、車両環境、及びブレーキペダルの開放が含ま
    れ、
    前記エコラン状態にあり、及びシフトレバーが走行レンジにあり、なおかつ前記始動条
    件切替手段による前記始動条件の切替前の時に、ブレーキペダルが開放された場合、車外
    環境に基づいて、前記始動条件、又は前記切替条件が成立したと判断するように構成され
    ていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載のエコラン制御システム。
  7. 前記車両発進防止手段が、タイヤに制動力を伝えるものであることを特徴とする請求項
    1〜6のいずれかの項に記載のエコラン制御システム。
  8. 前記車両発進防止手段が、前記内燃機関からの駆動力をタイヤへ伝えないニュートラル
    状態に設定するものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載のエコラ
    ン制御システム。
  9. 前記始動条件の成立後、前記シフトレバーの位置と実際の制御に使用されるレンジとの
    間のズレを回復させる回復手段を備えていることを特徴とする請求項8記載のエコラン制
    御システム。
  10. 前記始動条件切替手段による切替後の前記始動条件に、ユーザーによる操作が含まれて
    いることを特徴とする請求項8又は請求項9記載のエコラン制御システム。
  11. 前記操作がブレーキペダルの踏込操作、アクセルペダルの踏込操作、及び前記シフトレ
    バーの操作のいずれかであることを特徴とする請求項10記載のエコラン制御システム。
  12. 前記エコラン状態にある時に、エコラン状態禁止条件が成立すると、前記内燃機関を始
    動させる始動手段を備えると共に、
    前記エコラン状態禁止条件の成立時には、前記シフトレバーの位置と実際の制御に使用
    されるレンジとの間のズレの回復を行わないように構成されていることを特徴とする請求
    項8〜11のいずれかの項に記載のエコラン制御システム。
  13. 前記エコラン状態にある時に、エコラン状態禁止条件が成立すると、前記内燃機関を始
    動させる始動手段を備えると共に、
    前記エコラン状態禁止条件の成立時に、タイヤに制動力が伝えられている場合、前記シ
    フトレバーの位置と実際の制御に使用されるレンジとの間のズレの回復を行い、
    一方、前記エコラン状態禁止条件の成立時に、タイヤに制動力が伝えられていない場合
    、前記シフトレバーの位置と実際の制御に使用されるレンジとの間のズレの回復を行わな
    いように構成されていることを特徴とする請求項8〜11のいずれかの項に記載のエコラ
    ン制御システム。
  14. 前記始動条件切替手段により前記始動条件が切り替えられた状態が所定の時間継続する
    と、その旨をユーザーへ告知する継続告知手段を備えていることを特徴とする請求項8〜
    13のいずれかの項に記載のエコラン制御システム。
  15. 前記始動条件切替手段により前記始動条件が切り替えられた状態が所定の時間継続する
    と、前記エコラン状態を解除するエコラン解除手段を備えていることを特徴とする請求項
    8〜13のいずれかの項に記載のエコラン制御システム。
  16. 請求項8〜15のいずれかの項に記載のエコラン制御システムを構成するエコラン制御
    装置であって、
    前記車両発進防止手段と、前記始動条件切替手段とを備えると共に、
    前記車両発進防止手段が、
    前記シフトレバーのシフト位置を検出する検出手段から得られる信号に基づいて、前記
    車両に装備される各種装置へ前記シフトレバーのシフト位置を示した信号を出力する出力
    手段を含んで構成されるシフト制御装置に対し、
    前記各種装置へ前記シフトレバーのシフト位置がニュートラル位置にあることを示した
    信号を出力するように指示するものであることを特徴とするエコラン制御装置。
  17. 請求項8〜15のいずれかの項に記載のエコラン制御システムを構成するシフト制御装
    置であって、
    前記シフトレバーのシフト位置を検出する検出手段から得られる信号に基づいて、前記
    車両に装備される各種装置へ前記シフトレバーのシフト位置を示した信号を出力する出力
    手段を備えると共に、
    外部からの指示に基づいて、前記各種装置へ前記シフトレバーのシフト位置がニュート
    ラル位置にあることを示した信号を出力するように構成されていることを特徴とするシフ
    ト制御装置。
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