JP2007039122A - チャック包装容器の取り出し口 - Google Patents
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Abstract
【課題】凹凸嵌め込みによって開閉口縁部3をチャックするようにした包装容器において、包装袋1を構成するプラスチックフイルムの開封切り込み口2より引っ張り破って開封すると、表裏2枚のプラスチックフイルムが同じ形の切り裂け状況となって重なり、その間に指を差し込むだけの間隙が無くてチャックの開閉を円滑に行うことが出来ない。
【解決手段】包装袋1を構成する2枚のプラスチックフイルムのうち、1枚のフイルムの開封される方向に障害物4を設置する。プラスチックフイルムを手で破り切り取ると障害物4のあるフイルムはその存在に妨げられて図に示すAよりBに至る線のとおりの形に、他のフイルムは妨げられるものが無いので直線的なAよりCに至る線のとおりの形に切り裂かれ、両者の間に広い間隙が生じるので容易にチャック包装を開けることが出来る。
障害物の代わりに、プラスチックフイルムに切り込みを入れても同様の効果を生ずる。
【選択図】図3
【解決手段】包装袋1を構成する2枚のプラスチックフイルムのうち、1枚のフイルムの開封される方向に障害物4を設置する。プラスチックフイルムを手で破り切り取ると障害物4のあるフイルムはその存在に妨げられて図に示すAよりBに至る線のとおりの形に、他のフイルムは妨げられるものが無いので直線的なAよりCに至る線のとおりの形に切り裂かれ、両者の間に広い間隙が生じるので容易にチャック包装を開けることが出来る。
障害物の代わりに、プラスチックフイルムに切り込みを入れても同様の効果を生ずる。
【選択図】図3
Description
本発明は、凹凸嵌め込みにより開閉口縁部をチャックするようにした包装容器において、チャックの開閉作業を円滑にすることに関する。
チャック包装容器を内蔵した包装袋1は、通常は開封切り込み口2よりチャック開閉口縁部3に沿って切り取り開封する。
切り取りの方法は鋏によるものもあるが、大半は切り裂け易いプラスチックフイルムを使用し、少し切れ目を入れた開封切り込み口2を設け、そこより手で引っ張り開封する構造となっている。
切り取りの方法は鋏によるものもあるが、大半は切り裂け易いプラスチックフイルムを使用し、少し切れ目を入れた開封切り込み口2を設け、そこより手で引っ張り開封する構造となっている。
手で引っ張り開封する際、包装袋1の構成部分である表面及び裏面の2枚のプラスチックフイルムは両者が全く同じ状態の切り裂けを起こす為に、2枚のプラスチックフイルムは完全に重なり、その2枚を引き剥がそうとしてもその間に指その他を突っ込むだけの間隙が無く、不便を感じる構造であった。
チャックを外すには2枚のプラスチックフイルムを引き剥がす作業が不可欠であり、チャック包装の手軽さと便利さは2枚のプラスチックフイルムの引き剥がしの容易さ如何にかかっている。
チャックを外すには2枚のプラスチックフイルムを引き剥がす作業が不可欠であり、チャック包装の手軽さと便利さは2枚のプラスチックフイルムの引き剥がしの容易さ如何にかかっている。
引き剥がしについてのこのような不便を解消する為に、2枚の端の位置をずれさせて指先で把持し迅速に開ける技術が存在する。
登録実用新案第3075233号公報(登録2000.11.15)
しかし、上記の文献に基づく2枚の端をずれさせる技術は、本発明の包装袋1を開封した後と同様の状態である予め切断された袋状の包装容器に関するものであり、この技術によると内容物の未開封の密閉状態が無いから、密封滅菌による有効な保存や外部よりの突然の衝撃に耐え得る保持・搬送が出来ないという欠点を有している。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするもので、密封されている包装袋1を開封する際、プラスチックフイルムの切り裂け状態に変化を起こさせて2枚のプラスチックフイルム間に広い間隙を設け、そこを取り出し口として容易にチャックを外すことが出来るようにするものである。
本発明は上記目的を達成する為、包装袋1の開封切り込み口2より引き裂かれる先の位置に障害物4を設けるが、それは切り裂け方向に斜めに設置して切り裂け方向を容易に誘導することができる形とする方がより効果的である。
なお、障害物4は包装袋1を構成する表面及び裏面の2枚のプラスチックフイルムのうち1枚のプラスチックフイルムにのみ設置し他の1枚には設置しない。
なお、障害物4は包装袋1を構成する表面及び裏面の2枚のプラスチックフイルムのうち1枚のプラスチックフイルムにのみ設置し他の1枚には設置しない。
上記の障害物設置と同様の位置に図2に示すようなプラスチックフイルムの切り込み5を入れることによっても障害物4の設置に代用することができ、その方法でも本発明の所期の目的を達成することができる。
上記の課題解決手段による作用は次のとおりである。すなわち、開封切り込み口2よりチャック開閉口縁部3に沿って手で引っ張って開封すると、障害物4が存在するプラスチックフイルムは、障害物4の存在に妨げられて図3に示すAよりBに至る線のとおりの切り裂け口となり、他の1枚のプラスチックフイルムは妨げられるものが無いから図3に示すAよりCに至る線のとおりの、より直線的な切り裂け口となる。
図2に示すとおりの障害物4の位置にプラスチックフイルムの切り込み5が存在する場合にも、上記と同様の切り裂け口となる。
図2に示すとおりの障害物4の位置にプラスチックフイルムの切り込み5が存在する場合にも、上記と同様の切り裂け口となる。
上述したように、2枚のプラスチックフイルムの切り裂け口は、それぞれ図3のAよりBに至る線とAよりCに至る線のとおりとなり両者の間には差異が生じて広い間隙が発生するので、その間隙に指先等を挿入するか、片方を押さえて他方を引き出す等の手段で容易かつ迅速にチャックされた開閉口縁部3を開けることができる。
本発明は、先述の実用新案文献に基づく技術と異なり、開封する迄の間は完全密封の効果を保つことができる点に特徴がある。
図2に示すとおりの、プラスチックフイルムの切り込み5を設置する方法により実施する場合には、内容物についての密閉性が損なわれているため、プラスチックフイルムの切り込み5の部分を片面接着テープ等で補完密封することが必要である。
1 包装袋
2 開封切り込み口
3 凹凸嵌め込みチャック開閉口縁部
4 障害物
5 プラスチックフイルムの切り込み
2 開封切り込み口
3 凹凸嵌め込みチャック開閉口縁部
4 障害物
5 プラスチックフイルムの切り込み
Claims (2)
- 凹凸嵌め込みにより開閉口縁部3をチャックするようにした包装袋1において、開封切り込み口2より凹凸嵌め込みチャック開閉口縁部3に沿った方向に位置する障害物4を有する包装容器
- 凹凸嵌め込みにより開閉口縁部3をチャックするようにした包装袋1において、開封切り込み口2より凹凸嵌め込みチャック開閉口縁部3に沿った方向に位置するプラスチックフイルムの切り込み5を有する包装容器
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005248386A JP2007039122A (ja) | 2005-08-02 | 2005-08-02 | チャック包装容器の取り出し口 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005248386A JP2007039122A (ja) | 2005-08-02 | 2005-08-02 | チャック包装容器の取り出し口 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=37797463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005248386A Pending JP2007039122A (ja) | 2005-08-02 | 2005-08-02 | チャック包装容器の取り出し口 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007039122A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016166968A1 (ja) * | 2015-04-16 | 2016-10-20 | 東洋製罐株式会社 | 包装袋 |
JP2017105514A (ja) * | 2015-12-11 | 2017-06-15 | 東洋製罐株式会社 | 包装袋 |
-
2005
- 2005-08-02 JP JP2005248386A patent/JP2007039122A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20170128542A (ko) * | 2015-04-16 | 2017-11-22 | 토요 세이칸 가부시키가이샤 | 포장 백 |
CN107531365A (zh) * | 2015-04-16 | 2018-01-02 | 东洋制罐株式会社 | 包装袋 |
CN107531365B (zh) * | 2015-04-16 | 2019-06-07 | 东洋制罐株式会社 | 包装袋 |
KR101998145B1 (ko) * | 2015-04-16 | 2019-07-09 | 토요 세이칸 가부시키가이샤 | 포장 백 |
US10793334B2 (en) | 2015-04-16 | 2020-10-06 | Toyo Seikan Co., Ltd. | Packaging bag |
JP2017105514A (ja) * | 2015-12-11 | 2017-06-15 | 東洋製罐株式会社 | 包装袋 |
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