JP2007038494A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】サーマルヘッドの温度分布の均一化を図ることにより、印画の品質を向上させることが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】この熱転写プリンタ1では、発熱体3cと、サーミスタ(温度センサ)3dとを含むサーマルヘッド3と、サーマルヘッド3を冷却するためのファン5と、ステッピングモータ27aと、ファン5が取り付けられ、ステッピングモータ27aの回転量(駆動パルス数)に応じて移動するスライダ部材27dとを含むファン移動機構部27と、制御部28とを備え、制御部28は、サーミスタ(温度センサ)3dにより測定された発熱体3c近傍の発熱体3cの配列方向(C方向)に沿った複数の領域の温度のうち、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体3c近傍の領域にファン5が移動するようにステッピングモータ27aの回転量(駆動パルス数)を制御する。
【選択図】図2
【解決手段】この熱転写プリンタ1では、発熱体3cと、サーミスタ(温度センサ)3dとを含むサーマルヘッド3と、サーマルヘッド3を冷却するためのファン5と、ステッピングモータ27aと、ファン5が取り付けられ、ステッピングモータ27aの回転量(駆動パルス数)に応じて移動するスライダ部材27dとを含むファン移動機構部27と、制御部28とを備え、制御部28は、サーミスタ(温度センサ)3dにより測定された発熱体3c近傍の発熱体3cの配列方向(C方向)に沿った複数の領域の温度のうち、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体3c近傍の領域にファン5が移動するようにステッピングモータ27aの回転量(駆動パルス数)を制御する。
【選択図】図2
Description
この発明は、画像形成装置に関し、特に、サーマルヘッドを備えた画像形成装置に関する。
従来、サーマルヘッドを加熱することにより印画を行う画像形成装置が知られている。また、従来では、加熱されたサーマルヘッドを冷却するためのファンを備えた画像形成装置も知られている。(たとえば、特許文献1および2参照)。
上記特許文献1には、ファンがサーマルヘッドに対して固定的に設置されているとともに、ファンからの風をダクトを介してサーマルヘッド自体に送ることが可能なように構成された画像形成装置が開示されている。また、上記特許文献2には、サーマルヘッドが用紙搬送方向と直交する方向に往復移動することにより印画が行われる構成において、サーマルヘッドに対して固定されたファンによりサーマルヘッド全体を冷却する画像形成装置が開示されている。
特開平7−117315号公報
特開平11−123838号公報
しかしながら、上記特許文献1および2に開示された画像形成装置では、ファンがサーマルヘッドに対して固定的に設置されているとともに、ファンによる冷却時にサーマルヘッド全体が冷却されるように構成されているので、サーマルヘッドの所定領域のみが設定温度よりも高くなった場合に、その所定領域のみを優先的に冷却するのが困難であるという不都合がある。これにより、サーマルヘッドの温度分布の均一化を図ることが困難であるので、印画の品質が低下するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、サーマルヘッドの温度分布の均一化を図ることにより、印画の品質を向上させることが可能な画像形成装置を提供することである。
この発明の第1の局面における画像形成装置装置は、用紙の搬送方向と実質的に直交する方向に沿って配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドと、サーマルヘッドを冷却するためのファンとを備えた画像形成装置において、モータと、モータの回転量に応じて発熱体の配列方向に移動するスライダ部材とを含むファン移動機構部と、ファン移動機構部のモータの回転量を制御するための制御部と、発熱体の配列方向に沿って互いに所定の間隔を隔てて複数配置され、発熱体近傍の発熱体の配列方向に沿った複数の領域の温度を測定するための温度測定手段とをさらに備え、ファンは、スライダ部材に取り付けられるとともに、サーマルヘッドの一方端側から他方端側の間を発熱体の配列方向に移動可能に設置され、制御部は、温度測定手段により測定された発熱体近傍の発熱体の配列方向に沿った複数の領域の温度のうち、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体近傍の領域にファンが移動するようにファン移動機構部のモータの回転量を制御する。
この第1の局面による画像形成装置では、サーマルヘッドを冷却するためのファンを、サーマルヘッドの一方端側から他方端側の間を発熱体の配列方向に移動可能に設置するこ
とによって、サーマルヘッドの複数の発熱体のうちの所定の発熱体近傍の領域において、その所定の発熱体近傍の領域の温度が予め設定された温度よりも高くなった場合に、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体近傍の領域にファンを移動させるようにすれば、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体近傍の領域を優先的に冷却することができる。これにより、用紙の搬送方向と実質的に直交する方向に沿って配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドにおいて、予め設定された温度よりも高い温度を有する領域が発生するのを抑制することができる。その結果、サーマルヘッドの温度分布の均一化を図ることができるので、印画の品質を向上させることができる。また、モータと、モータの回転量に応じて発熱体の配列方向に移動するスライダ部材とを含むファン移動機構部をさらに設けるとともに、ファンを、ファン移動機構部のスライダ部材に取り付けることによって、モータによりスライダ部材を移動させることができるので、容易に、ファンを発熱体の配列方向に移動させることができる。また、ファン移動機構部のモータの回転量を制御するための制御部をさらに設けるとともに、サーマルヘッドに、発熱体近傍の発熱体の配列方向に沿った複数の領域の温度を測定するための温度測定手段をさらに設け、ファン移動機構部のモータの回転量を、温度測定手段により測定された発熱体近傍の発熱体の配列方向に沿った複数の領域の温度に基づいて、制御部により制御することによって、容易に、スライダ部材に取り付けられたファンを、高い温度を有する発熱体近傍の領域に移動させることができる。また、温度測定手段を、発熱体の配列方向に沿って互いに所定の間隔を隔てて複数配置することによって、用紙の搬送方向と実質的に直交する方向に沿って配置された複数の発熱体を有するサーマルヘッドにおいて、容易に、発熱体近傍の発熱体の配列方向に沿った複数の領域の温度を検出することができる。また、制御部を、温度測定手段により測定された発熱体近傍の発熱体の配列方向に沿った複数の領域の温度のうち、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体近傍の領域にファンが移動するようにファン移動機構部のモータの回転量を制御することによって、容易に、ファンにより、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体近傍の領域を優先的に冷却することができるので、サーマルヘッドの温度の均一化を図ることができる。
とによって、サーマルヘッドの複数の発熱体のうちの所定の発熱体近傍の領域において、その所定の発熱体近傍の領域の温度が予め設定された温度よりも高くなった場合に、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体近傍の領域にファンを移動させるようにすれば、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体近傍の領域を優先的に冷却することができる。これにより、用紙の搬送方向と実質的に直交する方向に沿って配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドにおいて、予め設定された温度よりも高い温度を有する領域が発生するのを抑制することができる。その結果、サーマルヘッドの温度分布の均一化を図ることができるので、印画の品質を向上させることができる。また、モータと、モータの回転量に応じて発熱体の配列方向に移動するスライダ部材とを含むファン移動機構部をさらに設けるとともに、ファンを、ファン移動機構部のスライダ部材に取り付けることによって、モータによりスライダ部材を移動させることができるので、容易に、ファンを発熱体の配列方向に移動させることができる。また、ファン移動機構部のモータの回転量を制御するための制御部をさらに設けるとともに、サーマルヘッドに、発熱体近傍の発熱体の配列方向に沿った複数の領域の温度を測定するための温度測定手段をさらに設け、ファン移動機構部のモータの回転量を、温度測定手段により測定された発熱体近傍の発熱体の配列方向に沿った複数の領域の温度に基づいて、制御部により制御することによって、容易に、スライダ部材に取り付けられたファンを、高い温度を有する発熱体近傍の領域に移動させることができる。また、温度測定手段を、発熱体の配列方向に沿って互いに所定の間隔を隔てて複数配置することによって、用紙の搬送方向と実質的に直交する方向に沿って配置された複数の発熱体を有するサーマルヘッドにおいて、容易に、発熱体近傍の発熱体の配列方向に沿った複数の領域の温度を検出することができる。また、制御部を、温度測定手段により測定された発熱体近傍の発熱体の配列方向に沿った複数の領域の温度のうち、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体近傍の領域にファンが移動するようにファン移動機構部のモータの回転量を制御することによって、容易に、ファンにより、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体近傍の領域を優先的に冷却することができるので、サーマルヘッドの温度の均一化を図ることができる。
この発明の第2の局面による画像形成装置は、用紙の搬送方向と実質的に直交する方向に沿って配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドと、サーマルヘッドの一方端側から他方端側の間を発熱体の配列方向に移動可能に設置され、サーマルヘッドを冷却するためのファンとを備えた。
この第2の局面による画像形成装置では、上記のように、サーマルヘッドを冷却するためのファンを、サーマルヘッドの一方端側から他方端側の間を発熱体の配列方向に移動可能に設置することによって、サーマルヘッドの複数の発熱体のうちの所定の発熱体近傍の領域において、その所定の発熱体近傍の領域の温度が予め設定された温度よりも高くなった場合に、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体近傍の領域にファンを移動させるようにすれば、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体近傍の領域を優先的に冷却することができる。これにより、用紙の搬送方向と実質的に直交する方向に沿って配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドにおいて、予め設定された温度よりも高い温度を有する領域が発生するのを抑制することができる。その結果、サーマルヘッドの温度分布の均一化を図ることができるので、印画の品質を向上させることができる。
上記第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、モータと、モータの回転量に応じて発熱体の配列方向に移動するスライダ部材とを含むファン移動機構部をさらに備え、ファンは、ファン移動機構部のスライダ部材に取り付けられている。このように構成すれば、モータによりスライダ部材を移動させることができるので、容易に、ファンを発熱体の配列方向に移動させることができる。
上記ファン移動機構部をさらに備えた構成において、好ましくは、ファン移動機構部の
モータの回転量を制御するための制御部をさらに備え、サーマルヘッドは、発熱体近傍の発熱体の配列方向に沿った複数の領域の温度を測定するための温度測定手段をさらに有し、ファン移動機構部のモータの回転量は、温度測定手段により測定された発熱体近傍の発熱体の配列方向に沿った複数の領域の温度に基づいて、制御部により制御される。このように構成すれば、容易に、スライダ部材に取り付けられたファンを、高い温度を有する発熱体近傍の領域に移動させることができる。
モータの回転量を制御するための制御部をさらに備え、サーマルヘッドは、発熱体近傍の発熱体の配列方向に沿った複数の領域の温度を測定するための温度測定手段をさらに有し、ファン移動機構部のモータの回転量は、温度測定手段により測定された発熱体近傍の発熱体の配列方向に沿った複数の領域の温度に基づいて、制御部により制御される。このように構成すれば、容易に、スライダ部材に取り付けられたファンを、高い温度を有する発熱体近傍の領域に移動させることができる。
上記サーマルヘッドが温度測定手段を有する構成において、好ましくは、温度測定手段は、発熱体の配列方向に沿って互いに所定の間隔を隔てて複数配置されている。このように構成すれば、用紙の搬送方向と実質的に直交する方向に沿って配置された複数の発熱体を有するサーマルヘッドにおいて、容易に、発熱体近傍の発熱体の配列方向に沿った複数の領域の温度を検出することができる。
上記サーマルヘッドが温度測定手段を有する構成において、好ましくは、制御部は、温度測定手段により測定された発熱体近傍の発熱体の配列方向に沿った複数の領域の温度のうち、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体近傍の領域にファンが移動するようにファン移動機構部のモータの回転量を制御する。このように構成すれば、容易に、ファンにより、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体近傍の領域を優先的に冷却することができるので、サーマルヘッドの温度の均一化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による熱転写プリンタの全体構成を示した斜視図である。図2は、図1に示した一実施形態による熱転写プリンタからインクシートカートリッジを取り外した状態を示した斜視図である。図3および図4は、図1に示した一実施形態による熱転写プリンタのサーマルヘッドの周辺部分を示した図である。図5は、図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの制御系の構成を示したブロック図である。まず、図1〜図4を参照して、本実施形態による熱転写プリンタの構造について説明する。なお、本実施形態では、本発明の画像形成装置の一例として熱転写プリンタについて説明する。
本実施形態による熱転写プリンタ1では、図1および図2に示すように、金属製のシャーシ2内に、支持軸3aを有するサーマルヘッド3と、プラテンローラ4(図4参照)と、ファン5と、巻取リール6と、揺動ギア7と、金属製の送りローラ8と、送りローラギア9と、所定の押圧力で送りローラ8を押圧する金属製の押さえローラ10(図2参照)と、押さえローラ軸受11(図2参照)と、軸受支持板12(図2参照)と、金属製のモータブラケット13と、モータ14と、給紙ローラ15と、給紙ローラ15に取り付けられる給紙ローラギア16と、排紙ローラ17と、排紙ローラ17に取り付けられる排紙ローラギア18と、複数の中間ギア19〜22(図6参照)と、樹脂製の下部用紙ガイド23と、樹脂製の上部用紙ガイド24と、樹脂製の用紙支持ローラ25とを備えている。また、熱転写プリンタ1には、インクシートカートリッジ26が脱着可能に装着される。
シャーシ2は、互いに対向するように配置された2つの側面2aおよび2bと、2つの側面2aおよび2bを連結する底面2cとを有している。また、シャーシ2の一方の側面2aには、インクシートカートリッジ26用の挿入孔2dが設けられている。また、シャーシ2の他方の側面2bの外面側には、上記したモータブラケット13が取り付けられている。また、サーマルヘッド3は、図6に示すように、ヘッド部3bを有するとともに、シャーシ2の側面2aおよび2bの内面側に、支持軸3aを支点として回動可能に取り付けられている。また、サーマルヘッド3のヘッド部3bは、他方の側面2bの内面側に取り付けられたねじりばね31(図6参照)により支持軸3aを中心として回動する方向(
D方向)に付勢されている。また、プラテンローラ4は、サーマルヘッド3と対向するようにシャーシ2の側面2aおよび2bの内面側に回転可能に取り付けられている。また、ファン5は、サーマルヘッド3を冷却することが可能なように配置されている。
D方向)に付勢されている。また、プラテンローラ4は、サーマルヘッド3と対向するようにシャーシ2の側面2aおよび2bの内面側に回転可能に取り付けられている。また、ファン5は、サーマルヘッド3を冷却することが可能なように配置されている。
また、インクシートカートリッジ26は、図4に示すように、巻取部26aと供給部26bとを有している。この巻取部26aおよび供給部26bの内部には、それぞれ、巻取ボビン26cおよび供給ボビン26dが回転可能に配置されている。この巻取ボビン26cおよび供給ボビン26dには、インクシート26eが巻き付けられている。このインクシート26eは、Y色(イエロー)印画シート、M色(マゼンダ)印画シート、C色(シアン)印画シート、および透明のOP(オーバーコート)印画シートの4色の印画シートを有している。
図1に示した巻取リール6は、インクシートカートリッジ26の巻取部26aの巻取ボビン26cと係合するように構成されており、巻取ボビン26cおよび供給ボビン26dに巻き付けられたインクシート26eを巻き取る機能を有している。また、巻取リール6のギア部6aは、揺動ギア7が揺動することによって噛合するように配置されている。また、揺動ギア7は、送りローラギア9の回転に伴って揺動するように構成されている。
送りローラ8は、送りローラギア9の回転に伴って回転するように構成されており、用紙50を給紙方向(図4の矢印A方向)および排紙方向(図4の矢印B方向)に搬送する機能を有している。また、送りローラ8は、送りローラギア9に挿入されるギア挿入部8a(図1および図2参照)を含んでいる。また、押さえローラ10は、図2に示すように、押さえローラ軸受11に回転可能に支持されている。この押さえローラ軸受11は、軸受支持板12に取り付けられている。この軸受支持板12は、押さえローラ11を送りローラ8に対して所定の押圧力で押圧するように構成されており、シャーシ2の一方の側面2aおよび他方の側面2bの内側に設けられている。これにより、送りローラ8および押さえローラ10により用紙50を挟み、その挟まれた状態の用紙50を給紙方向(図4の矢印A方向)および排紙方向(図4の矢印B方向)に搬送することが可能となる。
また、図6に示すように、モータブラケット13に取り付けられたモータ14の軸部14aには、モータギア14bが取り付けられている。このモータ14は、巻取リール6のギア部6a、送りローラギア9、給紙ローラギア16、排紙ローラギア18および中間ギア19〜22を駆動させるための駆動源としての機能を有している。
給紙ローラ15は、サーマルヘッド3のヘッド部3bによる印画が行われる印画位置まで用紙50を給紙するために設けられている。また、給紙ローラ15は、図1、図2および図4に示すように、金属製の軸部15aと、軸部15aに嵌め込まれているゴム製のローラ部15bとを有している。また、給紙ローラ15の軸部15aのシャーシ2の他方の側面2b側の端部には、給紙ローラギア16が取り付けられている。
排紙ローラ17は、サーマルヘッド3のヘッド部3bによる印画が行われた印画済用紙50を排出するために設けられている。また、排紙ローラ17は、図1、図2、図4および図6に示すように、金属製の軸部17aと、軸部17aに嵌め込まれているゴム製のローラ部17bとを有している。また、給紙ローラ17の軸部17aのシャーシ2の他方の側面2b側の端部には、排紙ローラギア18が取り付けられている。
下部用紙ガイド23は、図4に示すように、給紙ローラ15の近傍に設置されている。この下部用紙ガイド23には、後述する上部用紙ガイド24を支持する支持部23aが設けられている。そして、下部用紙ガイド23は、給紙時に、給紙ローラ15により給紙される用紙50を下部用紙ガイド23の上面23b側を通過させることによって、サーマル
ヘッド3への給紙経路に案内する機能を有している。
ヘッド3への給紙経路に案内する機能を有している。
上部用紙ガイド24は、下部用紙ガイド23の支持部23aにより支持されている。この上部用紙ガイド24は、シャーシ2の底面2cに対して所定の角度傾斜した状態で支持されている。これにより、上部用紙ガイド24は、排紙時に、送りローラ8により搬送される用紙50を、所定の角度傾斜した状態で支持される上部用紙ガイド24の上面24a上を通過させることによって、排紙ローラ17への排紙経路に案内する機能を有している。
用紙支持ローラ25は、用紙50が排紙される際に、送りローラ8により搬送された用紙50の給紙方向側の端部が、用紙50の自重により上昇するのを支持するために設けられている。また、用紙支持ローラ25は、シャーシ2の側面2aおよび2bの内面側に回転可能に支持される軸部25aと、十字形状の断面を有する本体部25bと、本体部25bを補強するためのリブ部25cとを有している。この用紙支持ローラ25のリブ部25cは、用紙支持ローラ25の延びる方向に沿って所定の間隔を隔てて複数設けられている。
ここで、本実施形態では、図3に示すように、サーマルヘッド3のヘッド部3bに複数の発熱体3cと、5個のサーミスタ(温度センサ)3dとが設けられている。なお、サーミスタ(温度センサ)3dは、本発明の「温度測定手段」の一例である。サーマルヘッド3の発熱体3cは、サーマルヘッド3を加熱する機能を有するとともに、サーミスタ(温度センサ)3dは、サーマルヘッド3の発熱体3c近傍の領域の温度を測定する機能を有する。また、サーマルヘッド3の複数の発熱体3cは、用紙50の搬送方向(図3のA方向およびB方向)と直交する方向(図3のC方向)に沿って互いに所定の間隔W1を隔てて一列に配置されている。また、サーマルヘッド3の5個のサーミスタ(温度センサ)3dは、発熱体3cの配列方向(図3のC方向)に沿って、互いに間隔W1よりも大きい間隔W2を隔てて配置されている。
また、本実施形態では、図1および図2に示すように、シャーシ2にファン5をサーマルヘッド3の発熱体3c(図3参照)の配列方向(図3のC方向)に移動させるためのファン移動機構部27が取り付けられている。このファン移動機構部27は、ステッピングモータ27aと、リードスクリュー27bと、ガイドシャフト27cと、スライダ部材27dとを含んでいる。なお、ステッピングモータ27aは、本発明の「モータ」の一例である。
ファン移動機構部27のステッピングモータ27aは、シャーシ2の側面2bの外面側に取り付けられている。また、ステッピングモータ27aは、後述する制御部28により送られたパルスの数に基づいて回転軸が回転するように設けられている。また、リードスクリュー27bは、ステッピングモータ27aの回転軸の回転に伴って回転するように、かつ、サーマルヘッド3の発熱体3c(図3参照)の配列方向(図3のC方向)に沿って延びるように、シャーシ2の側面2aおよび2bの内面側に取り付けられている。また、ガイドシャフト27cは、シャーシ2の側面2aおよび2bの内面側に、リードスクリュー27bと同じ方向(図3のC方向)に延びるように取り付けられている。また、スライダ部材27dは、リードスクリュー27bと螺合し、かつ、ガイドシャフト27cにガイドされている。これにより、スライダ部材27dは、ステッピングモータ27aの回転軸の回転に伴ってリードスクリュー27bが回転することによって、ガイドシャフト27cにガイドされた状態で、サーマルヘッド3の発熱体3c(図3参照)の配列方向(図3のC方向)に移動される。また、スライダ部材27dには、ファン5がサーマルヘッド3側に送風可能な状態で取り付けられている。また、スライダ部材27dのC方向への移動は、サーマルヘッド3の一方端(シャーシ2の側面2a)側と他方端(シャーシ2の側面2
b)側との間で行われる。
b)側との間で行われる。
また、図5に示すように、熱転写プリンタ1には、ファン5の駆動を制御するための制御部28が設けられている。この制御部28は、CPU、RAM、ROMなどにより構成されている。この制御部28には、サーマルヘッド3のサーミスタ(温度センサ)3dで測定された発熱体3c近傍の領域の温度情報が入力される。そして、ファン5は、サーマルヘッド3において、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体3c近傍の領域が発生した場合に、制御部28により駆動される。また、ファン5は、サーマルヘッド3において、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体3c近傍の領域が存在しない場合には、制御部28により駆動が停止される。
ここで、本実施形態では、制御部28は、ファン移動機構部27のステッピングモータ27aの回転量(駆動パルス数)を制御する機能も有する。具体的には、ファン移動機構部27のステッピングモータ27aの回転量(駆動パルス数)は、サーマルヘッド3において、5個のサーミスタ(温度センサ)3dの各々で測定された複数の発熱体3c近傍の領域のうち、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体3c近傍の領域にファン5が移動するように制御部28により制御される。
図6は、図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの印画動作に伴うファンの移動動作を説明するための平面図である。図7は、図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの印画動作に伴うファンの移動動作を説明するためのフローチャートである。次に、図2、図4、図5、図6および図7を参照して、本発明の一実施形態による熱転写プリンタの印画動作に伴うファンの移動動作について説明する。
まず、給紙時には、図2および図6に示すように、モータ14が駆動するのに伴って、モータ14に取り付けられたモータギア14bが回転し、中間ギア19および20、送りローラギア9、中間ギア21および22を介して、給紙ローラギア16が回転する。これにより、給紙ローラギア16の回転に伴って給紙ローラ15が図4の矢印E方向に回転するので、給紙ローラ15のローラ部15bの下面側に接触する用紙50は給紙方向(図4の矢印A方向)に搬送される。その後、給紙ローラ15に搬送される用紙50は、給紙方向に沿って進行するように下部用紙ガイド23に案内されて、送りローラ8および押さえローラ10により搬送可能な位置まで搬送されるとともに、送りローラ8および押さえローラ10により印画開始位置まで搬送される。
そして、印画時には、サーマルヘッド3のヘッド部3bがプラテンローラ4の方向(図4のG方向)に回動されて用紙50およびインクシート26eがプラテンローラ4とサーマルヘッド3のヘッド部3bとの間に挟まれた状態になる。この状態で、図2および図6に示すように、モータ14が駆動するのに伴って、モータ14に取り付けられたモータギア14bが給紙時とは反対方向に回転し、中間ギア19および20を介して、送りローラギア9が回転する。これにより、送りローラギア9の回転に伴って送りローラ8が図4の矢印F方向に回転するので、用紙50は排紙方向(図4の矢印B方向)に搬送される。また、揺動ギア7(図2参照)が巻取リール6のギア部6aと噛合することにより、巻取リール6のギア部6aが回転するので、巻取ボビン26cおよび供給ボビン26dに巻き付けられたインクシート26eが巻き取られる。これにより、用紙50を排紙方向(図4のB方向)に搬送するとともにインクシート26eを巻き取りながら、用紙50に印画が行われる。
上記した印画時に、本実施形態では、図7のステップS1に示すように、5個のサーミスタ(温度センサ)3dにより、サーマルヘッド3の複数の発熱体3c近傍の領域の温度が測定される。また、サーミスタ(温度センサ)3dにより測定された複数の発熱体3c
近傍の領域の温度は、制御部28(図5参照)に入力される。
近傍の領域の温度は、制御部28(図5参照)に入力される。
次に、図7のステップS2において、制御部28により、5つのサーミスタ(温度センサ)3dにより測定された5つの領域の温度に基づいて、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体3c近傍の領域が存在するか否かが判断される。なお、インクシート26eに設けられたインクの昇華温度は色(Y、M、C、OP)によって異なるので、上記した予め設定された温度は、各色(Y、M、C、OP)毎に異なる。そして、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体3c近傍の領域が存在すると判断された場合には、ステップS3に移行する。なお、ステップS2において、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体3c近傍の領域が存在しないと判断された場合には、再びステップS1に戻り、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体3c近傍の領域が存在すると判断されるまで、サーミスタ(温度センサ)3dによる温度測定が繰り返し行われる。
次に、図7のステップS3において、制御部28によりファン移動機構部27のステッピングモータ27aの回転量(駆動パルス数)を制御することによって、ファン5が取り付けられたスライダ部材27dを予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体3c近傍の領域に移動させる。この際、たとえば、図6の領域F1の温度が予め設定された温度よりも高い場合には、ファン5(スライダ部材27d)を移動させずに図6の状態で保持する。また、領域F2の温度が予め設定された温度よりも高い場合には、ファン5(スライダ部材27d)を図6の状態からX1方向に移動させる。また、領域F3の温度が予め設定された温度よりも高い場合には、ファン5(スライダ部材27d)を図6の状態からX2方向に移動させる。
そして、ステップS4において、制御部28により、ファン5を駆動させることにより、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体3c近傍の領域を冷却する。この後、上記ステップS1〜ステップS4の処理が繰り返される。
本実施形態では、上記のように、サーマルヘッド3を冷却するためのファン5を、サーマルヘッド3の一方端側から他方端側の間を発熱体3cの配列方向(図3のC方向)に移動可能に設置するとともに、サーマルヘッド3の複数の発熱体3cのうちの所定の発熱体3c近傍の領域において、その所定の発熱体3c近傍の領域の温度が予め設定された温度よりも高くなった場合に、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体3c近傍の領域にファン5を移動させることによって、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体3c近傍の領域を優先的に冷却することができる。これにより、用紙50の搬送方向(図3の矢印A方向および矢印B方向)と実質的に直交する方向(図3のC方向)に沿って配列された複数の発熱体3cを有するサーマルヘッド3において、予め設定された温度よりも高い温度を有する領域が発生するのを抑制することができる。その結果、サーマルヘッド3の温度分布の均一化を図ることができるので、印画の品質を向上させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、ステッピングモータ27aと、ステッピングモータ27aの回転量(駆動パルス数)に応じて発熱体3cの配列方向(図3のC方向)に移動するスライダ部材27dとを含むファン移動機構部27をさらに設けるとともに、ファン5を、ファン移動機構部27のスライダ部材27dに取り付けることによって、ステッピングモータ27aによりスライダ部材27dを移動させることができるので、容易に、ファン5を発熱体3cの配列方向(図3のC方向)に移動させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、ファン移動機構部27のステッピングモータ27aの回転量(駆動パルス数)を制御するための制御部28をさらに設けるとともに、サ
ーマルヘッド3に、発熱体3c近傍の発熱体3cの配列方向(図3のC方向)に沿った複数の領域の温度を測定するためのサーミスタ(温度センサ)3dをさらに設け、ファン移動機構部27のステッピングモータ27aの回転量(駆動パルス数)を、サーミスタ(温度センサ)3dにより測定された発熱体3c近傍の発熱体3cの配列方向(図3のC方向)に沿った複数の領域の温度に基づいて、制御部28により制御することによって、容易に、スライダ部材27dに取り付けられたファン5を、温度よりも高い温度を有する発熱体3c近傍の領域に移動させることができる。
ーマルヘッド3に、発熱体3c近傍の発熱体3cの配列方向(図3のC方向)に沿った複数の領域の温度を測定するためのサーミスタ(温度センサ)3dをさらに設け、ファン移動機構部27のステッピングモータ27aの回転量(駆動パルス数)を、サーミスタ(温度センサ)3dにより測定された発熱体3c近傍の発熱体3cの配列方向(図3のC方向)に沿った複数の領域の温度に基づいて、制御部28により制御することによって、容易に、スライダ部材27dに取り付けられたファン5を、温度よりも高い温度を有する発熱体3c近傍の領域に移動させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、サーミスタ(温度センサ)3dを、発熱体3cの配列方向(図3のC方向)に沿って互いに所定の間隔W2を隔てて5つ配置することによって、用紙50の搬送方向(図3の矢印A方向および矢印B方向)と実質的に直交する方向(図3のC方向)に沿って配置された複数の発熱体3cを有するサーマルヘッド3において、容易に、発熱体3c近傍の発熱体3cの配列方向(図3のC方向)に沿った複数の領域の温度を検出することができる。
また、本実施形態では、上記のように、制御部28を、サーミスタ(温度センサ)3dにより測定された発熱体3c近傍の発熱体3cの配列方向(図3のC方向)に沿った複数の領域の温度のうち、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体3c近傍の領域にファン5が移動するようにファン移動機構部27のステッピングモータ27aの回転量(駆動パルス数)を制御することによって、容易に、ファン5により、予め設定された温度よりも高い温度を有する発熱体3c近傍の領域を優先的に冷却することができるので、サーマルヘッド3の温度の均一化を図ることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、サーマルヘッドの発熱体近傍の領域の温度に基づいて、ファンの発熱体の配列方向への移動を制御するようにしたが、本発明はこれに限らず、印画データの濃度情報に基づいてファンの発熱体の配列方向への移動を制御してもよい。具体的には、熱転写プリンタにおいて、印画濃度を濃くする場合には、印画濃度を薄くする場合よりもサーマルヘッドの温度を高くする必要がある。したがって、熱転写プリンタでは、印画データの濃度情報によりサーマルヘッドの高い温度を有する部分を識別することができるので、その識別結果に基づいてファンの発熱体の配列方向への移動を制御してもよい。
また、上記実施形態では、サーマルヘッドの発熱体近傍の発熱体の配列方向に沿った複数の領域の温度を、発熱体の配列方向に沿って配置された5個のサーミスタ(温度センサ)を用いて測定したが、本発明はこれに限らず、サーマルヘッドの発熱体近傍の発熱体の配列方向に沿った複数の領域の温度を測定することが可能な1つのサーミスタ(温度センサ)を用いて発熱体近傍の領域の温度を測定してもよい。また、サーマルヘッドの複数の発熱体と同じ数のサーミスタ(温度センサ)を設けることによって、発熱体近傍の領域の温度を各発熱体ごとに測定してもよい。
また、上記実施形態では、ファン移動機構部のスライダ部材にファンを取り付けるようにしたが、本発明はこれに限らず、ファンとスライダ部材とを一体的に形成してもよい。
また、上記実施形態では、リードスクリューによりスライダ部材を発熱体の配列方向に移動させたが、リードスクリュー以外の部材を用いてスライダ部材を発熱体の配列方向に
移動させてもよい。たとえば、スライダ部材を駆動ベルトに取り付けるとともにその駆動ベルトをモータにより駆動させることによってスライダを発熱体の配列方向に移動させてもよい。
移動させてもよい。たとえば、スライダ部材を駆動ベルトに取り付けるとともにその駆動ベルトをモータにより駆動させることによってスライダを発熱体の配列方向に移動させてもよい。
また、上記実施形態では、インクシートに設けられたインクの昇華温度が色(Y、M、C、OP)によって異なることにより、予め設定された温度をインクシートの各色(Y、M、C、OP)毎に異なるようにしたが、本発明はこれに限らず、予め設定された温度を、インクシートの色(Y、M、C、OP)によらず各色共通の温度にしてもよい。
1 熱転写プリンタ(画像形成装置)
3 サーマルヘッド
3c 発熱体
3d サーミスタ(温度測定手段)
5 ファン
27 ファン移動機構部
27a ステッピングモータ(モータ)
27d スライダ部材
28 制御部
3 サーマルヘッド
3c 発熱体
3d サーミスタ(温度測定手段)
5 ファン
27 ファン移動機構部
27a ステッピングモータ(モータ)
27d スライダ部材
28 制御部
Claims (6)
- 用紙の搬送方向と実質的に直交する方向に沿って配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドを冷却するためのファンとを備えた画像形成装置において、
モータと、前記モータの回転量に応じて前記発熱体の配列方向に移動するスライダ部材とを含むファン移動機構部と、前記ファン移動機構部のモータの回転量を制御するための制御部と、前記発熱体の配列方向に沿って互いに所定の間隔を隔てて複数配置され、前記発熱体近傍の前記発熱体の配列方向に沿った複数の領域の温度を測定するための温度測定手段とをさらに備え、
前記ファンは、前記スライダ部材に取り付けられるとともに、前記サーマルヘッドの一方端側から他方端側の間を前記発熱体の配列方向に移動可能に設置され、
前記制御部は、前記温度測定手段により測定された前記発熱体近傍の前記発熱体の配列方向に沿った複数の領域の温度のうち、予め設定された温度よりも高い温度を有する前記発熱体近傍の領域に前記ファンが移動するように前記ファン移動機構部のモータの回転量を制御する、画像形成装置。 - 用紙の搬送方向と実質的に直交する方向に沿って配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドと、
前記サーマルヘッドの一方端側から他方端側の間を前記発熱体の配列方向に移動可能に設置され、前記サーマルヘッドを冷却するためのファンとを備えた、画像形成装置。 - モータと、前記モータの回転量に応じて前記発熱体の配列方向に移動するスライダ部材とを含むファン移動機構部をさらに備え、
前記ファンは、前記ファン移動機構部のスライダ部材に取り付けられている、請求項2に記載のプリンタ装置。 - 前記ファン移動機構部のモータの回転量を制御するための制御部をさらに備え、
前記サーマルヘッドは、前記発熱体近傍の前記発熱体の配列方向に沿った複数の領域の温度を測定するための温度測定手段をさらに有し、
前記ファン移動機構部のモータの回転量は、前記温度測定手段により測定された前記発熱体近傍の前記発熱体の配列方向に沿った複数の領域の温度に基づいて、前記制御部により制御される、請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記温度測定手段は、前記発熱体の配列方向に沿って互いに所定の間隔を隔てて複数配置されている、請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記温度測定手段により測定された前記発熱体近傍の前記発熱体の配列方向に沿った複数の領域の温度のうち、予め設定された温度よりも高い温度を有する前記発熱体近傍の領域に前記ファンが移動するように前記ファン移動機構部のモータの回転量を制御する、請求項4または5に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005224375A JP2007038494A (ja) | 2005-08-02 | 2005-08-02 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005224375A JP2007038494A (ja) | 2005-08-02 | 2005-08-02 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007038494A true JP2007038494A (ja) | 2007-02-15 |
Family
ID=37796918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005224375A Pending JP2007038494A (ja) | 2005-08-02 | 2005-08-02 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007038494A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105223981A (zh) * | 2015-10-12 | 2016-01-06 | 周末 | 一种3d打印机用温控装置 |
-
2005
- 2005-08-02 JP JP2005224375A patent/JP2007038494A/ja active Pending
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