JP2007036589A - ロック機構及びこれを備えた電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子機器のコンパクト化に寄与し、信頼性のある固定が可能なロック機構を提供する。
【解決手段】 電子機器本体に対して回動可能に結合する表示装置を閉合状態にロックするように、前記電子機器本体の特定の外装面に突設されたロック機構をであって、前記ロック機構は、相互間に介在させた付勢部材104によって一体的に結合する構成部材101、102を含み、構成部材101を前記外装面に対して略平行に移動させることにより、構成部材102が前記表示装置のロックを解除する方向に回動するようにした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ビデオカメラ等の電子機器、特にその表示装置等のロック機構に関する。
近年、デジタルビデオカメラやデジタルカメラ等の撮像装置やPDA(personal-digital-assistants)や携帯電話等の携帯型情報端末等の電子機器において、電子機器本体に対してLCD(Liquid-Crystal-Display)等の表示装置が回動可能に取り付けられた電子機器が普及している。
これらの電子機器では、電子機器本体と表示装置とをヒンジ等の連結部材によって回動可能に連結し、表示装置を電子機器本体から離間させる方向に回転させ、表示装置をユーザーが視認しやすい位置で使用することができる。さらに、電子機器本体から表示装置を離間させる方向の回転軸と該回転軸と垂直方向の回転軸とを備え、2軸で回動可能となるいわゆる2軸ヒンジを連結部材として搭載した電子機器も存在する。この2軸ヒンジを使用すれば表示装置を被写体側に向け撮影を行ったり、表示装置を反転収納させて使用をすることが可能となる。
また、表示装置を視認しやすい位置に移動させる際の操作性向上のために、表示装置をバネ等の弾機手段により本体から離間する方向に付勢させてある電子機器もある。この場合、表示装置を所定の位置に収納させるためのロック機構が不可欠であり、ロックを解除すると表示装置が自動的にポップアップし、ユーザーが視認可能な位置まで回転移動するので、ユーザーが表示装置をオープンする際の操作性を向上させることができる。
一般的には、表示装置が本体から離間する方向に付勢されているか否かに関わらず、回動可能な表示装置を有する電子機器では、表示装置を所定位置に収納させるためのロック機構が設けられている。
図11(A)、(B)において、従来の電子機器、特に撮像装置における表示装置のロック機構を示す。図11(A)、(B)において、30は撮像装置本体であって、被写体を撮像するためのレンズ、画像を電気信号として取り込むためのCCD等の撮像素子、前記画像を処理する画像処理制御基板及び前記画像を記録するための画像記録部など、撮像装置の要部によって構成される。31は撮像装置本体30で撮像した情報等を表示する表示装置、302は撮像装置本体30と表示装置31を回動可能に連結する連結部材、301は表示装置31を撮像装置本体30側の所定の位置にロックするロック機構を示している。
図11(A)において、ロック部材301は表示装置31の端部に設置され、付勢部材(図示せず)によって、回転矢印方向に付勢されている。また、ロック部材301に設けられた爪(図示せず)が、撮像装置本体30に設けられた溝(図示せず)に係合し、表示装置31を所定の位置にロックしている。また、ロックを解除する際は、ロック部材301のY部を押圧することでロック部材301が回動し表示装置31のロックが解除される。
図11(B)において、ロック部材301は撮像装置本体30の端部に設置され、付勢部材(図示せず)によって、回転矢印方向に付勢されている。ロック部材301に設けられた爪(図示せず)が、表示装置31に設けられた溝(図示せず)に係合し、表示装置31を所定の位置にロックしている。また、ロックを解除する際は、ロック部材301のZ部を引くことでロック部材301が回動し表示装置31のロックが解除される。
また、特許文献1には、ビデオカメラ本体から離間する方向に付勢された表示装置を連結部材によってビデオカメラ本体に対し回動可能に連結し、表示装置をビデオカメラ本体に設けられた凹部に、ロック機構によって収納するビデオカメラが開示されている。
この技術によるロック機構では、表示装置がカメラ本体の凹部に収納された状態で、バネによって付勢されたロック部材が表示装置の長手方向にスライド自在にビデオカメラ本体に設置されている。このロック部材はビデオカメラ本体の凹部側面より出没自在であり、ロック時は表示装置の側面に設けられた係合部と係合され、ロック部材を表示装置の長手方向へスライドさせることによりロック解除される。このロック機構は、ロック部材が本体に突出することがなく、ロック解除するためにある程度のストロークのスライド操作が必要なため、後述する表示装置の不用意なロック解除の問題に対し有効な手段である。
特開平11−275406号公報
従来の撮像装置(図11(A)及び(B))において設置された外観から突出した簡易的なロック機構では、押す、引くといったような容易な操作でロック解除されてしまう。即ち、例えばカバンに撮像装置を入れている場合等に不用意にロックが解除され、表示装置がオープンした状態となり表示画面の損傷等の問題が起こりうる。
また、特許文献1で示したようなロック機構は、不用意なロック解除の問題に対して有効な手段ではあるが、カメラ本体の表示装置の長手方向にスライド可能なロック部材及びそのストローク分のスペースが必要となる。このため、カメラ本体の全長を長くしなければならず、昨今の電子機器の小型化に伴い、設置させるスペースを考慮すると必ずしも適しているとは言い難い。
本発明はかかる実情を鑑み、電子機器のコンパクト化に寄与し、高い信頼性を有するロック機構及びそれを有する電子機器の提供を目的とする。
本発明は、電子機器本体に対して回動可能に結合する表示装置を閉合状態にロックするように、前記電子機器本体の特定の外装面に突設されたロック機構であって、相互間に介在させた付勢部材によって一体的に結合する2つの構成部材を含み、一方の構成部材を前記特定の外装面に対して略平行に移動させることにより、他方の構成部材が前記表示装置のロックを解除する方向に回動することを特徴とする。
本発明は、電子機器本体と該電子機器本体に対して回動可能に結合する表示装置とを有する電子機器であって、前記表示装置を電子機器本体に対して閉合状態にロックし、あるいはそのロックを解除するようにした前記ロック機構を有することを特徴とする。
本発明によれば、付勢部材により2つの構成部材を一体的に構成することで、単部品として取扱性が良く、前記構成部材を前記付勢部材によって相互間を付勢することで、高い信頼性のロックが可能となる。
また、本ロック機構を電子機器の小型化のために外観に突出した状態で設置し、電子機器の外装面に対して略平行に移動させることで、ロック部材が表示装置のロックを解除する方向に回動するように構成する。これにより、ロック解除の際、ユーザーが意識的にロック解除部材を所定のスライド量分操作しなければ解除できない。従って、単にロック部材を押す又は引くといったような簡易的な動作で解除してしまうようなロック機構に比べ、不用意なロック解除による表示装置の表示面の破損等の問題を回避することができる。
さらに、ロック解除部材の側近に誤操作防止リブを設けることにより、不用意なロック解除をいっそう防止することができる。また、構造的にシンプルで、ユニット状態で単部品として扱えるので、電子機器の外装部材等に容易に組み付けることが可能であり、組立上の作業性を向上させる。
また、単一のねじりコイルバネを用いて、ロック解除部材とロック部材をそれぞれスライド方向付勢、回転方向付勢することが可能であるので、部品点数を削減でき、コストダウンを実現することができる。
また、ポップアップ2軸ヒンジを使用することで、表示装置を電子機器本体から離間する方向に回転付勢することが可能となり、ユーザーが表示装置をオープンする際の操作性を向上することができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態を、電子機器の一例として撮像装置本体に対して表示装置が回動可能に結合する撮像装置の例で説明する。
図1(A)、(B)は本発明の実施の形態として撮像装置の斜視図を示している。なお、本実施の形態において、撮像装置のレンズ側の面を撮像装置正面、撮像装置正面と反対側の面を撮像装置背面、撮像装置正面の右側の面を撮像装置右側面とする。
図1(A)、(B)において、10は被写体を撮像するためのレンズ113と、撮像した画像を電気信号として取り込むためのCCD等の撮像素子と、画像を処理する画像処理制御基板及び画像を記録するための画像記録部など撮像装置の要部によって構成される撮像装置本体である。13は撮像装置右側面及び撮像装置背面の一部を覆う外装部材、11は撮像装置右側面に配置され、撮像装置本体10で撮像した画像を表示することが可能な表示装置である。
105は撮像装置本体10と表示装置11を回動可能に連結するポップアップ2軸ヒンジ20(図9)を覆う連結部材カバー、107は表示装置11に設けられた表示装置を撮像装置本体10にロックするための係合溝である。
12は表示装置11を撮像装置本体10にロックする機構を有するロックユニット、101は撮像装置背面に対してスライド自在に設けられたロックユニット12を構成する一方の部材であるロック解除部材、102はロック解除部材101と一体的に構成され、ロック解除部材101と共にロックユニット12を構成する他方の構成部材であるロック部材、114は押圧することで撮影をスタート/ストップすることができるトリガーボタンである。
図1(A)は、表示装置11が撮像装置本体10に収納され、ロックユニット12により、表示装置11が撮像装置本体10にロックされた状態を示している。また、図1(B)は、ロック解除部材101を矢印A方向にスライドさせ、表示装置11のロックを解除し、表示装置11をユーザーが視認可能な位置に回動させた状態を示している。また、本実施の形態における撮像装置にて撮影を行う場合、ユーザーは撮像装置本体10を右手で把持し、レンズ113を被写体に向け、トリガーボタン114を押圧して撮影を行う。
レンズ113で撮像された画像は、撮像装置本体10内部で、CCD等の撮像素子により電気信号として取り込まれ、画像処理制御基板によって、デジタル変換やデータ圧縮等の画像処理が行われ、処理された画像信号はフレキシブルケーブル等(図示せず)の信号伝達手段により、表示装置11内に配置された画像表示基板(図示せず)に伝達され、表示装置11の表示部に撮影中の画像を表示することができる。
表示装置11はポップアップ2軸ヒンジ20(図9)を介して撮像装置本体10に対して回動可能に取り付けられ、図1(B)に示すように表示装置11を回動させ、ユーザーが視認しやすい位置で使用することができる。図1(A)のように表示装置11が撮像装置本体10に収納されている場合は、表示装置11はロックユニット12により撮像装置本体10にロックされており、ロックを解除する場合は、ロック解除部材101を図1(B)に示す矢印A方向にスライドさせる。ロック解除部材101をスライドさせると、それに伴ってロック部材102が回動して表示装置11のロックを解除し、表示装置11は撮像装置本体10に対して回動自在となる。また、表示装置11が撮像装置本体10に対して離間する方向に付勢されているので、ロックを解除した瞬間に表示装置11が回動し、撮像装置本体10からポップアップする。
図1(A)に示すように、本実施の形態の撮像装置では、表示装置11が撮像装置の右側面に配置され、表示装置11の長手方向の端が撮像装置背面と揃うように構成されている。このような構成とすることで、撮像装置の長手方向の全長が抑えられ、製品の小型化が可能となる。この場合、撮像装置本体10の右側面が表示装置11で覆われてしまうため(図1(A))、表示装置11を撮像装置本体10にロックする機構を右側面に設置することが難しくなる。例えば、撮像装置本体10の右側面に、特許文献1に開示されているような撮像装置右側面に沿ってスライド可能なロック機構を配置しようとすると、撮像装置本体10の右側面部を表示装置11長手方向に部分的に延長し、その部位に表示装置11の厚み方向へ、表示装置11の長手方向端部と係合可能なロック機構を収納するための凸部を形成せねばならなくなり、製品の小型化を阻害する要因となってしまう。そこで、本実施の形態では、表示装置11をロックするロックユニット12を撮像装置背面において、外観に突出するかたちで配置する。
一方、本発明に係るロックユニット12は、後述するようにロック解除部材101を所定量スライドさせなければ、ロックが解除できない構造となっている。従って、外観に突出した状態でロックユニット12を配置しても、不用意にロック解除されることはなく、表示装置11の破損等の問題を確実に防止することができる。
また、ロックユニット12はロック部材102の上にロック解除部材102が覆いかぶさるように一体的に構成されている。これにより、外観がすっきりコンパクトに構成することができ、ユーザーがロック解除操作する判断においても、直感的に分かりやすい構造となっており取扱性が優れたロック機構が実現される。
さらに、図2はロックユニット12周辺の斜視図である。図2に示すように外装部材13にロック解除部材101を囲うように誤操作防止リブ117を側近に設けるため、不用意なロック解除に対する防止策となる。
次に、図面に基づき、本発明に係るロック機構の具体的な構成例について説明する。
図3(A)及び(B)は本発明に係るロック機構を構成するロックの断面図及び斜視図である。図3(A)及び(B)において、103はロック部材102において形成された軸支部120に挿入されたロックピン、104はロック解除部材101を直線方向、及びロック部材102を回転方向に付勢するねじりコイルバネ、111Aはねじりコイルバネ104の一方のバネ端部、111Bはねじりコイルバネ104の他方のバネ端部を示す。
108はロック解除部材101に形成された凸部、109はロック部材102に形成され、凸部108と接触する接触斜面を示す。110はロック部材102に形成され、係合溝107(図7)と係合する係合爪、112はロック部材102に形成されたロックユニット12の組立時に、ねじりコイルバネ104を載せるためのバネ台座、115はロック部材102に形成され、表示装置11を撮像装置本体10に収納する際、表示装置端部と接触する傾斜面を示す。
まず、図4及び図5において、ロックユニット12の組立の説明をする。
図4(A)において、ねじりコイルバネ104をバネ台座112に乗せる。この状態にて軸支部120とねじりコイルバネ104のコイル部にロックピン103を挿入することにより、ねじりコイルバネ104をロック部材102に係着させる。次に、バネ端部111Aを持ち上げ、図3(B)に示すようにロック解除部材101をバネ端部111Aの下側にもぐりこませ、ロック解除部材101に形成された凹部122に係合させる。
図5は、図4(B)の側面を示す図である。この状態からロック解除部材101を、ロックピン103を回転軸として、回転矢印方向に回転させ、ロック解除部材101をロック部材102に覆いかぶせる。以上のように組立ることで、ロック機構は、図3(A)又は(B)に示すような姿勢を維持することができるので、ユニット状態でロックユニット12を単部品として扱うことが可能である。また容易に外装部材等に後付けで組み付け可能なため、製品の生産管理、組立上の作業性向上に寄与する。
つぎに、図3(A)、(B)を用いて、本発明のロック機構をさらに詳細に説明する。
上記で説明したように、本ロック機構を有するロックユニット12はロック解除部材101、ロック部材102、ロックピン103、ねじりコイルバネ104の4部品で構成される。ロックユニット12において、ロック解除部材101がロック部材102に覆いかぶさるような状態になり、ロックユニット12内のねじりコイルバネ104により、ロック解除部材101及びロック部材102は付勢される。このときロック解除部材101は図3(A)のQ部にてC方向に付勢され、ロック部材102はS部にてD方向に付勢される。また、ロック解除部材101に形成された軸支部120によりロックピン103を軸支しているので、ロック部材102は回転矢印H方向に回転付勢される。
図6に撮像装置本体10を構成する外装部材13にロックユニット12を組み込んだ状態の断面図を示す。ロックユニット12は単部品のように扱うことが可能であるため、外装部材等に加工を施すことで容易に据え付けることができる。図6において、外装部材13に形成されたガイドバー116に、ロック解除部材101に形成した係合穴121を係合させ、また、ロック解除部材101をO部にて、外装部材13の立ち壁部118と係合させることによって、ロック部材101が外装部材13の一面と略平行な一方向へとスライド付勢される。また、前述の通り、ロック解除部材101は回転方向に付勢されているので、外装部材13と突き当たり静止する。
このように、本ロック機構は一つのねじりコイルバネ104により、2つの部材、ロック解除部材101とロック部材102をそれぞれスライド方向、回転方向に付勢が可能であるため、部品点数の削減、コストダウン、省スペースを実現することができる。
図7及び図8は、撮像装置本体10にロックユニット12を組み込んだ状態の断面図である。以下、図7及び図8を用いて、ロックユニット12を撮像装置本体10に組み込んだ状態でのロック解除の様子を説明する。
図7(A)は、ロックユニット12によって、表示装置11がロックされている状態を示している。図7(A)のU部において、回転矢印Hの方向に付勢されたロック部材102の係合爪110が表示装置11の係合溝107と係合し、表示装置11を撮像装置本体10側へ付勢することにより表示装置11をロックしている。
図7(B)及び図8(A)、(B)は図7(A)の状態からロック解除部材を段階的にスライドさせ、ロック解除の様子を示している。図7(B)はロック解除部材101をA方向に0.4mmスライドさせた図、図8(A)はロック解除部材101をA方向に0.8mmスライドさせた図、図8(B)はロック解除部材101をA方向に1.2mmスライドさせた図である。図7(B)のV部において、ロック解除部材101に設けられた凸部108が、ロック部材102に設けられた接触斜面109と接触する。ロック部材102はロックピン103を軸に回動可能に構成されているので、凸部108が接触斜面109に沿って平行移動するにつれ、図7(B)、図8(A)及び図8(B)に示すようにロック部材102は回転付勢方向Hと逆の回転矢印B方向に回転する。
図8(B)はロック部材102が十分に回動し、係合爪110が係合溝107から離れ、表示装置11がロック解除された様子を示している。また、表示装置11は前述のポップアップ機構によりE方向に付勢されているので、ロックを解除した瞬間にポップアップするので操作性に優れた撮像装置を提供できる。
また、表示装置11を閉じて、撮像装置本体10に収納しロックする場合は、表示装置
11の端部が、傾斜面115と接触し、表示装置の端部が傾斜面115に沿って収納方向に移動することにより、ロック部材102がB方向に回転する。それに伴い、図7(A)におけるR部にてロック部材102がロック解除部材101をA方向に押し出す。また、係合溝107がロック部材102の係合爪110の位置にまで達すると、ロック部材はH方向に回転し、係合溝107と係合爪110とが係合し、表示装置11をロックする。
次に、図9及び図10(A)、(B)に基づき、本発明の実施の形態に係るポップアップ2軸ヒンジ機構について説明する。
図9及び図10(A)、(B)において、20はポップアップ2軸ヒンジ、201Aは撮像装置本体10の外装に取付け可能に構成された取付け部材、201Bは撮像装置本体10の外装に取付け可能に構成された取付け部材、203はポップアップ2軸ヒンジ20の各構成要素を連結するヒンジシャーシ、204はヒンジシャーシ203に対し回転可能に連結されたセンターシャフト、205はセンターシャフト204に固定されセンターシャフト204と共に回転可能であり、表示装置11を取付け可能なヒンジプレート、202Aは取付け部材201Aとヒンジシャーシ203との間に設置するヒンジバネ、202Bは取付け部材201Bとヒンジシャーシ203との間に設置するヒンジバネ、206はヒンジシャーシ203と取付け部材202Bを連結するサイドシャフト、207はヒンジシャーシ203に固定され、ヒンジシャーシ203と共に回転するポップアップストッパを示す。
取付け部材201A及び取付け部材201Bはサイドシャフト206を介してヒンジシャーシ203にサイドシャフト206を回転軸として回動可能に取り付けられる。センターシャフト204に固定されているヒンジプレート205はヒンジシャーシ203に対してセンターシャフト204を回転軸に回動可能に取り付けられている。
本ポップアップ二軸ヒンジ20を電子機器に組み込んで使用する際は、取付け部材201A及び取付け部材201Bを電子機器の本体に固定し、ヒンジプレート205を表示装置に固定して使用する。この際、電子機器本体に固定されている取付け部材201A及び取付け部材201Bとヒンジシャーシ203は、サイドシャフト206を軸に回動可能に取り付けられているので、電子機器本体に対して表示装置を離間する方向に回動することが可能となる。また、サイドシャフト206の軸と直交したセンターシャフト204はヒンジシャーシ203に対してセンターシャフト204を回転軸に回動可能に連結されているので、表示装置の表裏を反転させる方向に回転可能となる。
次に、ヒンジバネ202A及び202Bにて取付け部材201A、201B及びヒンジシャーシ203を付勢する方法を示すが、付勢の方法はセンターシャフト204を軸に対称であるので、ここでは片側の構造だけを示す。
図10(A)に示すように、ヒンジバネ202Bの一方の端部はW部にて取付け部材201Bに固定され、他方の端部はX部にてヒンジシャーシ203をF方向に付勢している。また、取付け部材201A及び取付け部材201Bが電子機器本体固定されている場合、サイドシャフト206を軸にヒンジシャーシ203をG方向へ回転付勢する、即ち表示装置を電子機器本体から離間する方向に回転付勢することとなる。
また、図10(B)に示すように、ヒンジシャーシ203と共に回転するポップアップストッパ207が、取付け部材201Bに設けられた溝に係合しており、表示装置が所定の角度まで回転すると、ポップアップストッパ207が取付け部材201Bに設けられた溝の端部にあたり、サイドシャフト206を軸とし、表示装置の回転角度を規制する。
このようにポップアップ2軸ヒンジを使用することにより、表示装置を電子機器本体から離間する方向に回転付勢することが可能となり、ユーザーが表示装置をオープンさせる際の操作性を向上させることができる。
なお、本発明は本実施の形態に限らず、機器本体に対して開閉する表示装置等の機能部を持つ電子機器において、その機能部の開閉をロックあるいは解除する場合に有効に適用可能である。
本発明の実施形態に係る撮像装置の斜視図である。 本発明の実施形態に係るロックユニット取付け状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るロックユニットに断面図及び斜視図である 本発明の実施形態に係るロックユニットの組立工程に係る斜視図である。 本発明の実施形態に係るロックユニットの組立工程に係る側面図である。 本発明の実施形態に係る撮像装置及びロックユニットの要部断面図である。 本発明の実施形態に係るロックユニットの動作例を示す図である。 本発明の実施形態に係るロックユニットの動作例を示す図である。 本発明の実施形態に係るポンプアップ2軸ヒンジの正面図である。 本発明の実施形態に係るポンプアップ2軸ヒンジの側面図である。 従来の撮像装置及びロック機構を示す図である。
符号の説明
10 撮像装置本体
11 表示装置
12 ロックユニット
13 外装部材
101 ロック解除部材
102 ロック部材
103 ロックピン
104 ねじりコイルバネ
105 連結部材カバー
107 係合穴
108 凸部
109 接触斜面
110 係合爪
111A バネ端部
111B バネ端部
112 ばね台座
113 レンズ
114 トリガーボタン
115 傾斜面
116 ガイドバー
117 誤操作防止リブ
118 立ち壁部
120 軸支部
121 係合穴
122 凹部
20 ポップアップ2軸ヒンジ
201A 取付け部材
201B 取付け部材
202A ヒンジバネ
202B ヒンジバネ
203 ヒンジシャーシ
204 センターシャフト
205 ヒンジプレート
206 サイドシャフト
207 ポップアップストッパ
30 従来の撮像装置本体
31 従来の表示装置
301 従来のロック部材
302 従来の連結部材

Claims (9)

  1. 電子機器本体に対して回動可能に結合する表示装置を閉合状態にロックするように、前記電子機器本体の特定の外装面に突設されたロック機構であって、
    相互間に介在させた付勢部材によって一体的に結合する2つの構成部材を含み、一方の構成部材を前記特定の外装面に対して略平行に移動させることにより、他方の構成部材が前記表示装置のロックを解除する方向に回動するようにしたことを特徴とするロック機構。
  2. 前記一方の構成部材が、前記他方の構成部材を覆うように一体的に結合することを特徴とする請求項1に記載のロック機構。
  3. 前記一方の構成部材に凸状部を形成するとともに、前記他方の構成部材に前記凸状部と摺接可能な接触斜面を形成し、前記一方の構成部材を前記特定外装面と略平行に移動させることにより、前記凸状部が前記接触斜面と摺接し、前記他方の構成部材が回動することを特徴とする請求項1又は2に記載のロック機構。
  4. 前記付勢部材として単一のねじりコイルバネを有し、このねじりコイルバネの弾力によって、前記一方の構成部材を前記特定外装面に対して略平行に付勢するとともに、前記他方の構成部材を前記表示装置のロック方向へ回動付勢することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のロック機構。
  5. 前記表示装置は前記電子機器本体から開き方向に付勢されており、そのロックが解除されると自動的に前記電子機器本体から突出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のロック機構。
  6. 少なくとも前記一方の構成部材の側近に誤操作防止部材を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のロック機構。
  7. 電子機器本体と該電子機器本体に対して回動可能に結合する表示装置とを有する電子機器であって、
    前記表示装置を前記電子機器本体に対して閉合状態にロックし、あるいはそのロックを解除するようにした請求項1〜6のいずれか1項に記載のロック機構を有することを特徴とする電子機器。
  8. 前記特定外装面が前記電子機器本体の背面部に設定され、前記一方の構成部材がこの背面部と略平行に移動することを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記表示装置を前記電子機器本体から開き方向に付勢するポップアップ機構を有することを特徴とする請求項7又は8に記載の電子機器。
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