JP2007036258A - アバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザ - Google Patents

アバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザ Download PDF

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Abstract

【課題】少ない数の積層構造からなる単純なコンパクト構造を有し、これにより、製造が容易なアバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザを提供する。
【解決手段】半導体基板上に形成される第1のクラッド層、活性層及び第2のクラッド層を含み、
前記活性層は、キャリアを増倍させるキャリア増倍構造層と、キャリアガイド構造層と、前記キャリアが注入され、光放射遷移(optical radiative transition)が生じるQW活性領域との組み合わせからなる少なくとも一つの単位セル構造物を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、アバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザ(avalanche intersubband transition semiconductor laser)に関し、より詳細には、コンパクトな構造で高出力の中・遠赤外線レーザを得ることができるアバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザに関する。
R.F. Kazarinovなどの論文(Sov. Phys. Semiconductors, 5(4), pp.707-709(1971))には、半導体超格子構造において電磁波増幅の可能性が示唆されており、S. J. Borensteinなどの論文(Appl. Phys. Lett. 55(7), pp.654-656(1989))、Q. Huなどの論文(Appl. Phys. Lett. 59(23), pp.2923-2925(1991))、A. Katalskyなどの論文(Appl. Phys. Lett.59(21), pp.2636-2638(1991))、W. M. Yeeなどの論文(Appl. Phys. Lett.63(8), pp.1089-1091(1993))には、単一極性(unipolar)の量子井戸半導体レーザの可能性が示唆されている。
この分野における専門家らは、いくつかの形式の単一極性の半導体レーザから得られる利点に注目してきている。例えば、このような利点には、エネルギーバンドギャップの電子/正孔の再結合により制限されない周波数特性、線幅増加因子が理論的に存在しないことに起因する狭い線幅、従来バイポーラ半導体レーザに比べて発振閾値の温度依存性が低い点などが挙げられる。
単一極性の量子半導体レーザを適宜設計すれば、中赤外線からサブミリメートルのスペクトル領域の波長の光を放出することができる。例えば、量子井戸閉じ込め(quantum confinement)準位(levelまたはstate)間のキャリアの遷移(transition)により、約3乃至100ミクロン範囲の波長の光を放出することができる。放出される光の波長は、広いスペクトル領域にわたって同一のヘテロ構造を基盤として設計されることができる。このような波長帯域は、一般的な半導体レーザダイオードにより得られないものである。
また、このような単一極性の量子サブバンド遷移半導体レーザは、比較的大きいエネルギーバンドギャップを有しており、技術的に十分に成熟したIII−V化合物半導体物質系(例えば、GaAs、InPなどを基本とするヘテロ構造)を基盤として製作できるので、PbSnTeのような温度に敏感で且つ工程が複雑な小さいエネルギーバンドギャップ物質を使用しなくてもよい。
このような単一極性の量子サブバンド遷移半導体レーザを具現するための従来の技術には、典型的な多重量子井戸構造に基づく共振トンネル(resonant tunneling)構造が含まれる。例えば、W. M. Yeeなどは、論文(「Carrier transport and intersubband population inversion in coupled quantum well」, Appl. Phys. Lett. 63(8), pp.1089-1091(1993))で2種類の結合型量子井戸構造を解析した。前記結合型量子井戸構造は、それぞれ、エネルギーフィルタ井戸間に介在された放出用量子井戸を含む。n型でドーピングされた注入/コレクター領域間に介在された量子井戸構造と結合している。
1994年にFaist、Capassoなどは、単一極性の量子サブバンド遷移半導体レーザを量子カスケードレーザ(Quantum Cascade laser)と命名し、GaInAs/AlInAs物質系システムを基盤として約4.2ミクロンの波長の光を最初に放出した。他の物質系でも具現できるこのレーザは、広いスペクトル領域より選ばれた波長から発振されるように容易に設計されることができる。
量子カスケードレーザは、発光領域になった多層の半導体QW活性領域を含み、このようなQW活性領域は、エネルギー弛緩領域により隣接する活性領域から分離される。一例として、QW活性領域においての閉じ込められたエネルギー状態間の発光性遷移は、同じ量子井戸内で生じる垂直遷移、又は、隣接する量子井戸の閉じ込めエネルギー間の対角遷移が選択されるように設計されることができる。
このような波長帯域の単一極性の量子サブバンド遷移レーザダイオードは、汚染監視、工程制御、自動車用など広範囲な分野に用いられることができる。したがって、特に、中赤外線を放出できる量子カスケード半導体レーザは、商業的や学問的な観点から、非常に大きな関心の対象となってきている。
しかしながら、従来の量子カスケードレーザでは、1つの電子がQW活性領域とエネルギー弛緩領域とからなる基本ユニット構造のNスタック(周期)を通過しながら、N個の光子を放出するように構成されている。すなわち、充分の光出力を得るためには、25乃至70個以上の基本ユニット構造の積層構造を形成しなければならない。したがって、構造が複雑で、且つ分子線エピタキシ(MBE)によって多層構造をエピ成長しなければならないので、製造に際して格別の困難性が存在することから、現在に至るまでは、最先端技術(state of art)に極めて制限的に研究及び開発されていることが現況である。
本発明の目的は、少ない数の積層構造からなる単純なコンパクト構造を有し、これにより、製造が容易な量子サブバンド遷移半導体レーザを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、キャリア増倍構造層を通過しながら増倍された多数のキャリアを活性領域の光放射遷移レベルに注入させて、活性領域の光放射遷移準位間の高密度反転(population inversion) を達成することによって、高出力を得ることができる量子サブバンド遷移半導体レーザを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の一態様に係る量子サブバンド遷移半導体レーザは、半導体基板上に形成される第1のクラッド層、活性層及び第2のクラッド層を含み、前記活性層が、キャリアを増倍させるキャリア増倍構造層と、前記キャリアが注入され、光放射遷移が生じるQW活性領域との組み合わせからなることを特徴とする。
また、本発明の他の態様に係るアバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザは、半導体基板上に形成される第1のクラッド層、活性層及び第2のクラッド層を含み、前記活性層が、キャリアを増倍させるキャリア増倍構造層と、前記キャリアのエネルギーを弛緩させ、QW活性領域にキャリアを注入させる役目をするキャリアガイド構造層と、前記キャリアが注入され、光放射遷移が生じるQW活性領域との組み合わせからなる少なくとも一つの単位セル構造物を含むことを特徴とする。
また、本発明のさらに他の態様に係るアバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザは、半導体基板上に形成される第1のクラッド層、活性層及び第2のクラッド層を含み、前記活性層が、キャリアを増倍させるキャリア増倍構造層と、注入されたエネルギー準位で前記キャリアのエネルギーを弛緩させ、QW活性領域にキャリアを注入させるキャリアガイド構造層と、前記キャリアが注入され、光放射遷移が生じるQW活性領域と、キャリアのエネルギー弛緩層との組み合わせからなることを特徴とすることを特徴とする。
前記第1のクラッド層および前記QW活性領域との間に形成される第1のウェーブガイド層と、前記QW活性領域と前記第2のクラッド層との間に形成される第2のウェーブガイド層をさらに含む。
前記キャリア増倍構造層及び前記QW活性領域の組み合わせが繰り返して積層されるか、前記キャリア増倍構造層、前記キャリアガイド構造層及び前記QW活性領域の組み合わせが繰り返して積層されるか、又は、前記キャリア増倍構造層、前記キャリアガイド構造層、前記QW活性領域及び前記エネルギー弛緩層の組み合わせが繰り返して積層されることを特徴とする。
前記キャリアガイド構造、前記活性領域及び前記エネルギー弛緩層は、多重量子井戸または超格子構造からなることを特徴とする。
本発明によれば、キャリアの増倍により、すなわちキャリア増倍構造層を通過しながら増倍された多数のキャリアを活性領域の光放射遷移レベルに注入させて、高密度反転を達成することによって、高出力を得ることができる。また、従来の量子カスケードレーザは、充分の光出力を得るために、多層構造で形成しなければならないので、製造が困難であったが、本発明の半導体レーザは、単純なコンパクト構造、すなわち少ない数のスタック(周期)を有する構造からなるため、製造が容易である。したがって、低費用で高出力を有する中・遠赤外線帯域のアバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザ(AQIST Laser; avalanche quantum intersubband transition laser)を具現することができる。
従来の中・遠赤外線用量子カスケードレーザは、1つの電子が単位セル構造物のN個のスタック(周期)を通過しながらN個の光子を放出する構造を有するから、充分の光出力を得るためには、25乃至70個以上のスタック(周期)を必要とする。したがって、構造が複雑で、量子カスケード構造を成長させることが難しかった。
本発明は、サブバンド間の放射遷移が生じるQW活性領域間にキャリア増倍が生じるPIN型の増倍層を含むキャリア増倍構造層と、増倍されたキャリアのエネルギーを弛緩させ、隣接するQW活性領域の遷移レベルに注入させる役目をするキャリアガイド構造層を形成する。QW活性領域のキャリア注入効率を高め、高密度反転が達成されるようにすることによって、単純なコンパクトスタック(周期)ででも高出力を得ることができ、製造が容易である。
以下、添付の図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。なお、下記の実施例は、当業者に本発明の思想が十分に伝達され得るようにするために一例として提示されるものである。したがって、本発明は、下記の実施例に限らず、様々な変形が可能である。
図1は、本発明の実施例に係るアバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザを説明するための断面図である。
InPなどからなる半導体基板10上に、1ミクロン以下のInPからなる下部クラッド層20及びウェーブガイド層30が形成される。前記ウェーブガイド層30上には、アンドープInGaAs/InAlAsからなるQW活性領域41、InAlAs/InAlGaAsからなるキャリアガイド構造層42及びキャリア増倍構造層43からなる単位セル構造物が形成される。この時、前記QW活性領域41、キャリアガイド構造層42及びキャリア増倍構造層43の組み合わせの単位セル構造物は、2回以上、好ましくは、2乃至8回程度以内で繰り返して積層することができる。
前記QW活性領域41は、選択波長の設計によるアンドープの多重量子井戸(multiple quantum well)構造または超格子(super lattice)構造で形成されることができる。多重量子井戸構造で形成される場合、図1に示されるように、InGaAs量子井戸層41aとInAlAs量子障壁層41bのスタック(周期)で形成することができる。すなわち、垂直遷移の量子井戸(QW)構造、又は対角遷移の量子井戸(QW)構造が適用されることができ、1、2、3量子井戸構造、4量子井戸構造、または多重量子井戸構造が適用されることができる。
前記キャリアガイド構造層42は、 InGaAs/InAlAs多重量子井戸構造またはInGaAs/InAlAs超格子構造で形成されることができる。すなわち、図1に示されるように、InGaAs量子井戸層42aとInAlAs量子障壁層42bが積層された構造で形成することができる。
前記キャリア増倍構造層43は、n型ドーピング層43a、ドーピングされていない増倍層(multiplication layer)43b及びp電荷層(charge layer)43cで形成される。前記n型ドーピング層43aは、500Å以下の薄い厚みを有するn+InGaAsまたはn+InAlAsで形成する。前記増倍層43bは、動作時、10V/cmより大きい強さの電場が印加されるようにし、約1500Å以下の厚みで形成し、アンドープ(undoped)InAlAsまたはInGaAsで形成する。前記p電荷層43cは、500Å以下の薄い厚みを有するp− InAlAsまたはInGaAsで形成する。
前記構造の上部には、ウェーブガイド層50及びクラッド層60が形成され、前記クラッド層60は1ミクロン以下のInPで形成され、前記ウェーブガイド層50は1ミクロン以下のInGaAsで形成される。前記基板10の下部及び前記クラッド層60の上部には、電極81及び82が各々形成される。この時、前記電極82と前記クラッド層60間のオミックコンタクト特性を向上させるために、前記電極82と前記クラッド層60の間に導電性物質、例えば、n+ InGaAsで数千Å程度の厚みのエミッタコンタクト層70を形成することができる。
すなわち、前記半導体基板10上にクラッド層20及びウェーブガイド層30が形成され、前記ウェーブガイド層30上にQW活性領域41及びキャリア増倍構造層43が形成される。この時、前記活性領域41及びキャリア増倍構造層43の組み合わせは、2回以上、好ましくは、2乃至8回以内で繰り返して積層することができる。
以下、前述のように構成される本発明の量子サブバンド遷移半導体レーザの動作を図2、図3及び図4を参照して説明する。
本発明による量子サブバンド遷移半導体レーザは、光(Optical)遷移が生じるQW活性領域41の間に増倍層43bを含むキャリア増倍構造層43と、増倍されたキャリアを誘導して、隣接するQW活性領域41の上部遷移レベルに注入させるキャリアガイド構造層42が形成される。したがって、上部遷移レベル(upper transition level)に注入されるキャリアの数が増加し、その結果として、注入効率が増大し、QW活性領域41の光遷移量子閉じ込め準位で高密度の反転の効果が達成され、高出力の量子サブバンド遷移レーザが可能となる。
前記電極81及び82を介して電圧を印加すれば、キャリアが前記キャリア増倍構造層43を通過しながら、比較的薄い厚み(<〜1500Å)を有する前記増倍層43bで衝突イオン化現象(impact ionization)によるキャリア増倍現象(avalanche増倍)により数が増加する。
前記増倍層43bで増倍されたキャリアは、前記キャリアガイド構造層42によりガイドされ、隣接する前記QW活性領域41の遷移レベルに注入することによって、前記QW活性領域41に注入されたエネルギーレベルにエネルギーを弛緩させる。すなわち、前記キャリアガイド構造層42は、増倍されて、広くエネルギー分布したキャリアを狭いエネルギー分布度を有するように誘導し、エネルギーを弛緩させて、前記QW活性領域41に注入させる役目をする。前記QW活性領域41で量子サブバンド遷移を経ったキャリアは、さらに順次に次の隣接するキャリア増倍構造層43を通過しながら、さらに増倍される。このようなキャリアの継続的な増倍により従来量子カソケードレーザ構造に比べて繰り返しの回数の少ない単位セル構造物でかなり高い光出力キャリア増倍を得る。
例えば、前記QW活性領域41、キャリアガイド構造層42及びキャリア増倍構造層43の組み合わせの単位セル構造物がN回繰り返して積層され、キャリアが1つの増倍層でm倍増倍されると仮定すれば、結果的に注入された1つのキャリアがm個に増倍され、且つ、m個の光子を生成することができる。
したがって、1つの電子がN個のカスケードスタック(周期)を通過しながら、N個の光子を生成する従来の量子カスケードレーザ(QCL)に比べて、本発明のアバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザは、単純なコンパクト構造で高出力を得ることができるという長所を有する。特に、薄い厚みの増倍層構造を適用することによって、キャリア増倍、速度及び安全性を高めることができる。
前述のように構成される量子サブバンド遷移半導体レーザの発光波長は、前記QW活性領域41の光遷移レベルに該当する量子井戸の閉じ込めエネルギー準位により決定される。
図2は、本発明の一実施例に係るアバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザの伝導帯エネルギーダイアグラムである。
アバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザは、QW活性領域41、キャリアガイド構造層42及びキャリア増倍構造層43からなる単位セル構造物を含む。
超格子構造からなるQW活性領域41と超格子構造からなるキャリアガイド構造層42が適用された。
図2を参照すれば、電圧印加によって増倍された電子がキャリアガイド構造層42によりガイドされ、隣接する前記超格子構造からなるQW活性領域41に形成されたEs2サブバンドに注入され、ここで、Es2サブバンドとEs1サブバンド間の密度反転によりレーザ遷移が生じ、多数の光子が放出され、低いエネルギーを有するEs1サブバンドに遷移された電子は、さらに順次に次の隣接するキャリア増倍構造層43を通過しながら増倍される。すなわち、キャリアガイド構造層42は、増倍されて、広くエネルギー分布した電子を狭いエネルギー分布度を有するように誘導し、エネルギーを弛緩させて、次に隣接するQW活性領域41のEs2サブバンドに電子を注入させる役目をする。
QW活性領域41でさらにアバランシェ量子サブバンド遷移を経験したキャリアは、さらに順次に次の隣接するキャリア増倍構造層43を通過しながらさらに増倍され、キャリアガイド構造層42及びQW活性領域41を通過しながら、このようなキャリアの継続的な増倍効果により非常に高い光出力キャリア増倍を得る。すなわち、前記活QW性領域41、キャリアガイド構造層42及びキャリア増倍構造層43の組み合わせの単位セル構造物がN回繰り返して積層され、キャリアが1つの増倍層でm倍増倍されると仮定すれば、その結果して、注入された1つのキャリアがm個に増倍され、且つ、m個の光子を生成できる効果を得る。
図3は、本発明の他の実施例に係る量子サブバンド遷移半導体レーザの伝導帯エネルギーダイアグラムである。
量子サブバンド遷移半導体レーザは、QW活性領域41、キャリアガイド構造層42及びキャリア増倍構造層43からなる単位セル構造物を含む。QW活性領域41は3個の量子井戸構造を持つ。
図3を参照すれば、電圧印加時、投入された電子がキャリアガイド構造層42によりガイドされ、隣接する3個の量子井戸構造からなる前記QW活性領域41に形成されたEq3サブバンドに注入され、ここで、Eq3サブバンドとEq2サブバンド間の密度反転により光放射遷移が生じ、多数の光子が放出され、低いエネルギーを有するEq2サブバンドに遷移された電子は、さらに低いエネルギーを有するEq1サブバンドに速く弛緩され、Eq3サブバンドとEq2サブバンド間の密度反転効果を高める。Eq1サブバンドに弛緩された電子は、さらに順次に次の隣接するキャリア増倍構造層43を通過しながら増倍される。すなわち、キャリアガイド構造層42は、増倍されて、広くエネルギー分布した電子を狭いエネルギー分布度を有するように誘導し、エネルギーを弛緩させ、次に隣接するQW活性領域41のEq3サブバンドに電子を注入させる役目をする。QW活性領域41でさらにアバランシェ量子サブバンド遷移を経験したキャリアは、さらに順次に次の隣接するキャリア増倍構造層43を通過しながら、さらに増倍され、キャリアガイド構造層42及びQW活性領域41を通過しながらこのようなキャリアの継続的な増倍効果により非常に高い光出力キャリア増倍を得る。すなわち、前記QW活性領域41、キャリアガイド構造層42及びキャリア増倍構造層43の組み合わせからなる単位セル構造物は、N回繰り返して積層され、キャリアが1つの増倍層でm倍増倍されると仮定すれば、注入された1つのキャリアがm個に増倍され、また、m個の光子を生成できる効果を得る。
図4は、本発明による量子サブバンド遷移半導体レーザの導電−バンドダイアグラムである。
図4を参照すれば、単位セル構造物はQW活性領域41とキャリア増倍構造層43との間にキャリアの弛緩領域に挿入されたエネルギー弛緩層44を含む構造である。電圧印加による電子がキャリアガイド構造層42によりガイドされ、隣接する3個の量子井戸構造からなるQW活性領域41に形成されたEq3サブバンドに注入され、ここで、Eq3サブバンドとEq2サブバンド間の密度反転により光放射遷移が生じ、多数の光子が放出され、低いエネルギーを有するEq2サブバンドに遷移された電子は、さらに低いエネルギーを有するEq1サブバンドに弛緩され、Eq1サブバンドに遷移された電子が順次に容易にエネルギー弛緩層44に速く弛緩されるようにし、その結果して、Eq3サブバンドとEq2サブバンド間の密度反転効果を高めることができ、キャリア増倍構造層43のドーパントが隣接するQW活性領域41に拡散されることを防止する役目をもすることができる。
以上では、詳細な説明と図面を参照して本発明の最適の実施例を開示した。しかしながら、高出力を得るための本発明の原理及び構造は、前述した実施例だけでなく、他のレーザ構造にも適用することができる。なお、本発明の用語は、ただ本発明を説明するための目的で使われたものであり、意味限定や特許請求の範囲に記載された本発明の範囲を制限するために使われたものではない。したがって、本発明が属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で、様々な置換、変形及び変更が可能であるので、上述した実施例及び添付された図面に限定されるものではない。
本発明の好ましい実施例に係るアバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザを説明するための断面図である。 本発明の実施例に係るアバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザの伝導帯エネルギーダイアグラムである。 本発明の実施例に係るアバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザの伝導帯エネルギーダイアグラムである。 本発明の実施例に係るアバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザの伝導帯エネルギーダイアグラムである。
符号の説明
10 半導体基板
20、60 クラッド層
30、50 ウェーブガイド層
41 活性領域
41a、42a 量子井戸層
41b、42b 量子障壁層
42 キャリアガイド構造層
43 キャリア増倍構造層
43a n型ドーピング層
43b 増倍層
43c p電荷層
44 エネルギー弛緩層
70 コンタクト層
81、82 電極
s1 超格子構造のサブバンド
s2 超格子構造のサブバンド
q1 3個量子井戸構造における量子閉じ込めサブバンド
q2 3個量子井戸構造における量子閉じ込めサブバンド
q3 3個量子井戸構造における量子閉じ込めサブバンド

Claims (12)

  1. 半導体基板上に形成される第1のクラッド層、活性層及び第2のクラッド層を含み、
    前記活性層は、キャリアを増倍させるキャリア増倍構造層と、キャリアガイド構造層と、前記キャリアが注入され、光放射遷移(optical radiative transition)が生じるQW活性領域との組み合わせからなる少なくとも一つの単位セル構造物を含むことを特徴とするアバランシェ(avalanche)量子サブバンド遷移半導体レーザ。
  2. 前記キャリア増倍構造層、前記キャリアガイド構造及び前記QW活性領域の組み合わせからなる前記単位セル構造物が繰り返して積層されることを特徴とする請求項1に記載のアバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザ。
  3. 半導体基板上に形成される第1のクラッド層、活性層及び第2のクラッド層を含み、
    前記活性層が、キャリアを増倍させるキャリア増倍構造層と、前記キャリアが注入され、光放射遷移が生じるQW活性領域との組み合わせからなることを特徴とするアバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザ。
  4. 前記キャリア増倍構造層及び前記QW活性領域の組み合わせが繰り返して積層されることを特徴とする請求項3に記載のアバランシェ量子アバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザ。
  5. 半導体基板上に形成される第1のクラッド層、活性層及び第2のクラッド層を含み、
    前記活性層が、キャリアを増倍させるキャリア増倍構造層と、注入されたエネルギー準位で前記キャリアのエネルギーを弛緩させ、QW活性領域にキャリアを注入させるキャリアガイド構造層と、前記キャリアが注入され、光放射遷移が生じるQW活性領域と、キャリアのエネルギー弛緩層との組み合わせからなることを特徴とするアバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザ。
  6. 前記キャリア増倍構造層、前記キャリアガイド構造層、前記QW活性領域及び前記キャリアのエネルギー弛緩層の組み合わせが繰り返して積層されることを特徴とする請求項5に記載のアバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザ。
  7. 前記エネルギー弛緩層は、多重量子井戸または超格子構造からなることを特徴とする請求項5又は6に記載のアバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザ。
  8. 前記キャリアガイド構造層は、多重量子井戸または超格子構造からなることを特徴とする請求項3又は5に記載のアバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザ。
  9. 前記QW活性領域は、多重量子井戸または超格子構造からなることを特徴とする請求項1、3、5のいずれか1項に記載のアバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザ。
  10. 前記キャリア増倍構造層は、p−電荷層、前記キャリアを増倍させる増倍層及びn型ドーピング層からなることを特徴とする請求項1、3、5のいずれか1項に記載のアバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザ。
  11. 前記第1のクラッド層および前記QW活性領域との間に形成される第1のウェーブガイド層と、
    前記QW活性領域と前記第2のクラッド層との間に形成される第2のウェーブガイド層と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1、3、5のいずれか1項に記載のアバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザ。
  12. 前記キャリア増倍構造層の増倍層は、半導体超格子構造物をさらに含むことを特徴とする請求項1、3、5のいずれか1項に記載のアバランシェ量子サブバンド遷移半導体レーザ。
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