JP2007036193A - 露光装置 - Google Patents

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    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/70341Details of immersion lithography aspects, e.g. exposure media or control of immersion liquid supply

Abstract

【課題】高精度、且つ、迅速に液体(液浸液)の屈折率の絶対量、屈折率の変化量、及び透過率の変化量の少なくとも一方を測定することができる測定装置を有する露光装置を提供する。
【解決手段】露光光でレチクルを照明する照明光学系と、レチクルのパターンを被露光体に投影する投影光学系とを備え、前記投影光学系と前記被処理体との間に供給される液体を介して、前記被露光体を露光する露光装置であって、前記液体の屈折率を測定する測定装置を備え、前記測定装置は、前記露光光と同じ波長の測定光を発生する光源と、前記液体を収納すると共に、前記測定光を透過する透過面と前記測定光を反射する反射面とを持つ液体収納部と、前記液体収納部を介して前記測定光を検出する検出部とを有することを特徴とする露光装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般には、露光装置に係り、特に、半導体デバイス用のウェハ、液晶表示素子用のガラスプレートなどの被露光体を露光する露光装置に関する。本発明は、例えば、投影光学系の最終光学素子(最終面)と被処理体との間を液体で満たし、かかる液体を介して被露光体を露光する、所謂、液浸露光装置に好適である。
レチクル(マスク)に描画された回路パターンを投影光学系によってウェハ等に露光する投影露光装置は従来から使用されており、近年では、高解像度な露光装置が益々要求されている。高解像度の要請に応えるための一手段として液浸露光が注目されている。液浸露光は、投影光学系の最終面とウェハとの間の媒質を液体(液浸液)にすることによって投影光学系の開口数(NA)の増加を更に進めるものである。投影光学系のNAは、媒質の屈折率をnとすると、NA=n・sinθであるので、空気の屈折率よりも高い屈折率(n>1)の媒質を満たすことでNAをnまで大きくすることができる。この結果、プロセス定数kと光源の波長λによって表される露光装置の解像度R(R=k(λ/NA))を小さくしようとするものである。
しかし、液浸液が露光光により照射されることで、液浸液の温度や化学構造の変化によって、液浸液の屈折率が時間的に変動すると、フォーカス誤差、球面収差及び像面湾曲などの収差が発生して投影光学系(露光装置)の結像性能が悪化する。露光装置は、レチクルパターンを正確に被露光体に転写する必要があり、半導体素子の微細化の要求により、転写パターンは収差に敏感になっている。特に、投影光学系の更なる高NA化のために、液浸液への採用が検討されている水溶液や有機物では、温度や化学構造の変化による屈折率の変動が露光装置の結像性能に対して無視できない量であることが予想される。
このため、液浸の屈折率を測定する測定手段を有する液浸露光装置が提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開平10−340846号公報 特開2004−301825号公報
しかしながら、特許文献1は、投影光学系の収差を測定して、その結果から屈折率の変動量を算出して、液体の成分比を添加剤の添加量を制御することにより、屈折率を調整する。収差の測定には時間がかかるため、特許文献1の方法は、屈折率の変動があった場合にこれを迅速に調整することができない。このため、液体の屈折率の変化の補正に投影光学系の収差測定装置を使用することは好ましくない。また、収差と屈折率との対応は、必ずしも明確ではない。特許文献2は、複数の検出光を異なる入射角及び異なる波長(非露光光)で基板に投射し、各検出光の面位置情報の誤差量の違いに基づいて屈折率変化量を求めている。従って、液体の屈折率が温度変化と化学構造の変化の両方の要因で変動すると高精度で屈折率変化量を求めることができない。また、検出光として非露光光を用いているため、露光波長での屈折率特性や透過特性を直接測定することができない。
そこで、本発明は、高精度、且つ、迅速に液体(液浸液)の屈折率の絶対量、屈折率の変化量、及び透過率の変化量の少なくとも一方を測定することができる測定装置を有する露光装置を提供することを例示的目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての露光装置は、露光光でレチクルを照明する照明光学系と、レチクルのパターンを被露光体に投影する投影光学系とを備え、前記投影光学系と前記被処理体との間に供給される液体を介して、前記被露光体を露光する露光装置であって、前記液体の屈折率を測定する測定装置を備え、前記測定装置は、前記露光光と同じ波長の測定光を発生する光源と、前記液体を収納すると共に、前記測定光を透過する透過面と前記測定光を反射する反射面とを持つ液体収納部と、前記液体収納部を介して前記測定光を検出する検出部とを有することを特徴とする。
本発明の別の側面としてのデバイス製造方法は、上述の露光装置を用いて被露光体を露光するステップと、露光された前記被露光体を現像するステップとを有することを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、高精度、且つ、迅速に液体(液浸液)の屈折率の絶対量、屈折率の変化量、及び透過率の変化量の少なくとも一方を測定することができる測定装置を有する露光装置を提供することを例示的目的とする。
以下、添付図面を参照して、本発明の一側面としての露光装置100について説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。ここで、図1は、露光装置100の構成を示す概略断面図である。露光装置100は、投影光学系30の被処理体40側にある最終面(最終光学素子)と被処理体40との間に供給される液体(液浸液)70を介して、レチクル20に形成された回路パターンを被処理体40に露光する液浸露光装置である。露光装置100は、ステップアンドスキャン方式又はステップアンドリピート方式の露光装置であり、以下、本実施形態では、ステップアンドスキャン方式の露光装置(「スキャナー」とも呼ばれる。)を例に説明する。
露光装置100は、照明装置10と、レチクル20を載置するレチクルステージ22と、投影光学系30と、被処理体40を載置するウェハステージ42と、測距手段50と、ステージ制御部60と、液体供給・回収系と、測定装置80とを有する。
照明装置10は、転写用の回路パターンが形成されたレチクル20を照明し、光源部12と、照明光学系14とを有する。
光源部12は、本実施形態では、光源として、波長193nmのArFエキシマレーザーを使用する。但し、光源部12は、ArFエキシマレーザーに限定されず、例えば、波長約248nmのKrFエキシマレーザー、波長約157nmのFレーザーを使用してもよい。レーザーの種類、個数は限定されず、光源部の種類も限定されない。ビーム整形系は、例えば、複数のシリンドリカルレンズを備えるビームエクスパンダ等を使用することができる。ビーム整形系は、レーザーからの平行光の断面形状の寸法の縦横比率を所望の値に変換する(例えば、断面形状を長方形から正方形にするなど)ことによりビーム形状を所望のものに成形する。
照明光学系14は、レチクル20を照明する光学系であり、レンズ、ミラー、オプティカルインテグレーター、絞り等を含む。例えば、コンデンサーレンズ、ハエの目レンズ、開口絞り、コンデンサーレンズ、スリット、結像光学系の順で整列する等である。オプティカルインテグレーターは、ハエの目レンズや2組のシリンドリカルレンズアレイ(又はレンチキュラーレンズ)板を重ねることによって構成されるインテグレーターを含むが、光学ロッドや回折素子に置換される場合もある。
レチクル20は、図示しないレチクル搬送系により露光装置100の外部から搬送され、レチクルステージ22に支持及び駆動される。レチクル20は、例えば、石英製で、その上には転写されるべき回路パターンが形成されている。レチクル20から発せられた回折光は、投影光学系30を通り、被処理体40上に投影される。レチクル20と被処理体40とは、光学的に共役の関係に配置される。露光装置100は、スキャナーであるため、レチクル20と被処理体40を縮小倍率比の速度比で走査することにより、レチクル20のパターンを被処理体40上に転写する。なお、ステップアンドリピート方式の露光装置(「ステッパー」とも呼ばれる。)の場合は、レチクル20と被処理体40を静止させた状態で露光が行われる。
また、レチクル20は、パターンの固定されたマスクの他に、可変形鏡(deformable mirror)等のパターン生成デバイスも含むものとする。
レチクルステージ22は、図示しない定盤に取り付けられている。レチクルステージ22は、図示しないレチクルチャックを介してレチクル20を支持し、図示しない移動機構及びステージ制御部60によって移動制御される。図示しない移動機構は、リニアモータなどで構成され、X軸方向にレチクルステージ22を駆動することでレチクル20を移動することができる。
投影光学系30は、レチクル20に形成されたパターンを経た回折光を被処理体40上に結像する。投影光学系30は、複数のレンズ素子のみからなる光学系、複数のレンズ素子と少なくとも一枚の凹面鏡とを有する光学系(カタディオプトリック光学系)等を使用することができる。
被処理体40は、図示しないウェハ搬送系により露光装置100の外部から搬送され、ウェハステージ42に支持及び駆動される。被処理体40は、本実施形態ではウェハであるが、ガラスプレート、液晶基板、その他の被処理体を広く含む。被処理体40にはフォトレジストが塗布されている。
ウェハステージ42は、図示しないウェハチャックを介して被処理体40を支持する。ウェハステージ42は、被処理体40の上下方向(鉛直方向)の位置や回転方向、傾きを調整する機能を有し、ステージ制御部60によって制御される。露光時は、ステージ制御部60により投影光学系30の焦点面に被処理体40の表面が常に高精度に合致するようにウェハステージ42が制御される。
測距手段50(52、54、56、58)は、レチクルステージ22の位置及びウェハステージ42の二次元的な位置を、参照ミラー52及び54、レーザー干渉計56及び58を介してリアルタイムに計測する。測距手段50による測距結果は、ステージ制御部60に伝達され、レチクルステージ22及びウェハステージ42は、位置決めや同期制御のために、ステージ制御部60の制御の下で一定の速度比率で駆動される。
ステージ制御部60は、レチクルステージ22及びウェハステージ42の駆動制御を行う。
液体供給・回収系は、投影光学系30と被処理体40との間の空間又は間隙に液体70を供給し、供給した液体70を回収する。液体供給・回収系は、液浸制御部71と、液体供給部72と、供給管73a及び73bと、液体供給口74と、液体回収部76と、回収管77と、液体回収口78とを有する。
液浸制御部71は、ウェハステージ42の現在位置、速度、加速度、目標位置、移動方向といった情報をステージ制御部60から取得して、これらの情報に基づいて、液浸露光を制御する。液浸制御部71は、液体70の供給及び回収の切り換え、停止、供給及び回収する液体70の量等の制御指令を、液体供給部72や液体回収部76に与える。
液体供給部72は、図1には図示しない生成手段と、脱気手段と、温度制御手段とを有する。液体供給部72は、投影光学系30の最終面の周囲に配置された供給管73bを介して液体70を供給し、投影光学系30と被処理体40との間の空間に液体70の液膜を形成する。なお、投影光学系30と被処理体40との間の空間は、液体70の液膜を安定に形成、且つ、除去できる程度であることが好ましく、例えば、1.0mmとすればよい。
液体70は、光源部12からの露光光の等価的な露光波長を短くし、露光における解像度を向上させる機能を有する。液体70は、露光光の波長に対して高い透過特性及び高い屈折率特性を有し、投影光学系30や被処理体40に塗布されているフォトレジストや投影光学系30の最終面に対して化学的安定性が高い性質を有する。また、液体70は、投影光学系130に汚れを付着させず、レジストプロセスとのマッチングが良い物質が選択される。液体70は、例えば、純水、水溶液、有機物、機能水、フッ化液(例えば、フルオロカーボン)であり、ウェハ150に塗布されたレジストや露光光の波長に応じて選定することができる。
水溶液(例えば、波長193nmの光に対して高い屈折率を有するCsSOやHPO)や有機物(例えば、Glycerolやn−Decane)を液体70として使用することにより、投影光学系30のNAを高めて高解像度化を図ることができる。水溶液は、溶質の濃度の変化によって、屈折率が変動しやすい。また、有機物は、屈折率の温度依存性が水と比較して一般に大きいため、温度の変化によって屈折率が変動しやすい。但し、後述するように、本実施形態は、屈折率の変動を高精度、且つ、迅速に測定及び補正することができ、露光性能を安定させることができる。
生成手段は、図示しない原料水供給源から供給される原料水中に含まれる金属イオン、微粒子及び有機物などの不純物を低減し、液体70を生成する。生成手段により生成された液体70は、脱気手段に供給される。脱気手段は、液体70に脱気処理を施し、液体70中の溶存気体の濃度(例えば、溶存酸素及び溶存窒素)を低減する。脱気手段は、例えば、膜モジュールと、真空ポンプとを有する。脱気手段は、液体70中での溶存酸素の飽和状態(約9ppm)及び溶存窒素の飽和状態(約14ppm)に対して、50%以上の脱気性能を有することが好ましい。温度制御手段は、後述するように、液体70を所定の温度(例えば、23℃)に制御する。
供給管73aは、脱気手段及び温度制御手段によって脱気処理及び温度制御が施された液体70を測定装置80に供給すると共に測定装置80を経た液体70を、液体供給口74を介して投影光学系30と被処理体40との間の空間に供給する。
液体回収部76は、投影光学系30の最終面と被処理体40との間に供給された液体70を、回収管77を介して回収する。液体回収部76は、例えば、回収した液体70を一時的に貯めるタンク、液体70を吸い取る吸引部などから構成される。液体回収部76は、回収した液体70を液体供給部72に供給し、液体70を循環させてもよい。
測定装置80は、液体70の屈折率の絶対量、屈折率の変化量、及び透過率の変化量を測定する。測定装置80は、本実施形態では、液体供給側に配置されているが、液体回収側、例えば、液体回収口78と液体回収部76との間に配置されてもよい。また、液体供給側と液体回収側の双方に配置されてもよい。測定装置80が液体供給側に配置されている場合、液体70の露光前の状態(初期状態)の屈折率情報及び露光状態の屈折率情報を得ることができる。例えば、液体70の供給ロット間の屈折率を測定できると共に、露光光の照射による屈折率の変動を測定することができる。測定装置80が液体回収側に配置されている場合、液体70の露光を経て変動した屈折率情報を得ることができる。例えば、被処理体40に塗布された感光材料(レジスト)と液体70との相互作用に起因した屈折率の変動を含んだ情報を得ることができる。
本実施形態では、液体70の屈折率の変化を測定する際に、特許文献1のように投影光学系30の収差を測定することがない。従って、液体70の屈折率の変化の情報(及びそれから得られる収差情報)を実時間で取得し、スループットを大きく低下させることなく迅速にこれを補正することができる。屈折率の変化が所定の範囲よりも大きければ、エラーをユーザーに通知したり、図6乃至図8に示す屈折率補正手段、収差補正手段、液体供給手段、及び液体回収手段を起動したりすることができる。また、本実施形態では、特許文献2のように測定光として非露光波長の光を用いず、測定光として露光波長の光を用いている。従って、液体の屈折率が温度変化と化学構造の変化の両方の要因で変動する場合においても高精度で屈折率変化量を求めることができる。
図2を参照して、測定装置80の構成の一例を示す測定装置80Aについて説明する。図2は、測定装置80Aの構成を示す概略断面図である。測定装置80Aは、光源81と、照明光学系82と、液体収納部83と、検出部84とを有する。光源81は、水銀ランプ、半導体レーザー、固体レーザー、ガスレーザー等であり、光源81からの測定光MLは、液体収納部83に入射する。なお、光源81としては、露光光と同一の波長の光を発生する光源、好ましくは、露光光源と同一の光源又は同程度の仕様(発振波長、発振周波数、エネルギー出力、スペクトル幅など)の光源がよい。このように、測定光MLの波長を露光光の波長と同一とすることで、液体70の屈折率を実波長(露光波長)で測定することが可能になる。
照明光学系82は、光源81からの測定光MLを液体収納部83内に封入された被検物としての液体70に導光する。照明光学系82は、複数のレンズにより構成され、液体70に入射する測定光MLの光強度が被処理体40上に照射される露光光の光強度と同一になるように制御する。また、照明光学系82は、液体70に入射する測定光MLの偏光状態を所望の偏光状態に制御することができ(即ち、偏光状態手段としての機能も有する)、測定光MLの偏光状態が40上に照射される露光光の偏光状態と同一になるように制御する。液体70の屈折率の測定に用いる測定光MLの光強度及び偏光状態を被処理体40上の露光光の光強度及び偏光状態と同一にすることで、例えば、露光光の照射による液体70の温度変化や化学構造の変化を考慮した屈折率情報を検出することが可能となる。
液体収納部83には、供給管73aを介して液体70が供給され、供給管73bを介して供給した液体70が回収されている。液体収納部83に液体70を供給及び回収するタイミングは、被処理体40上(即ち、投影光学系30と被処理体40との間の空間)に液体70を供給及び回収するタイミングと同期させることが好ましい。
このように、液体収納部83における液体70の測定条件を被処理体40上での液体70の露光条件(波長、光強度(像面照度)、偏光状態、照射領域(照射サイズ及び液体の厚み)、液体の供給及び回収のタイミングなど)に対して、近い条件に設定する。これにより、屈折率の変動の要因が複数ある場合や、異なる種類の液体を用いる場合にも、液体70の屈折率情報をより高精度に検出し、液体70の供給及び回収のタイミングを制御することが可能になる。
液体収納部83は、液体70を収納する収納部83bを有する。収納部83bにおいて、測定光MLを透過する透過面83cは、測定光MLを反射する底面(反射面)83dに対して平行に設定されている。基体83aは、光源81からの測定光MLの波長に対して透明な材料、例えば、石英ガラスで構成されている。液体収納部83に対する光線の入射角度は所定の角度をなす。ここで、入射角度は可能な限り大きいことが好ましい。液体収納部83は、測定光MLが入射する入射面に反射防止膜ARを有することが好ましい。また、液体収納部83は、測定光MLが反射する底面83dに反射膜を有することが好ましい。液体収納部83に入射した測定光MLは、透過面83cを透過し、液体収納部83に封入された液体70によって屈折され、底面83dで反射され、検出部84に入射する。また、同様に、液体収納部83は、測定光MLが射出する射出面に反射防止膜ARを有することが好ましい。
検出部84は、光線の入射位置に応じて出力が敏感に変化することが望ましく、例えば、分割検出器(split detector)を用いる。検出部84は、分割検出器に差動増幅器を組み合わせることで入射位置に応じた電気信号を得ることができる。差動増幅器の代わりに、分割検出器のそれぞれの出力からデジタル的に差動信号を合成することもできる。また、検出部84は、位置敏感検出器(position sensitive detector)を用いてもよい。更に、検出部84は、ビーム分割器(beam splitter)と複数の光検出器とを組み合わせて等価的に分割検出器の機能を実現してもよい。また、後述するように、検出部84の1つとして光量検出器を用いることで、液体70の透過率の変化量を検出することも可能である。
測定装置80Aにおいて、液体70の屈折率が変化すると、液体収納部83の屈折角が変化する。これにより、検出部84に入射する光線の入射位置が変化し、光検出器の出力が変化する。従って、かかる光検出器の出力に基づいて、液体70の屈折率の変動を測定することができる。その際、実験やシミュレーション等で予め求めた関係式から液体70の屈折率の変動を算出しても求めてもよいし、実験又はシミュレーション等で予め求めたデータ(対応表)から液体70の屈折率の変動を求めてもよい。なお、変動前の屈折率の絶対量が既知であれば、変動後の屈折率の絶対量も得ることができる。また、本実施形態では、液体収納部83の底面83dで反射した測定光MLを検出部84で検出する構成としたが、底面83dに反射膜を付加せずに、底面83dを透過した測定光MLを検出部84で検出する構成としてもよい。液体収納部83の底面83dで反射した測定光MLを検出部84で検出する場合には、底面83dを透過させる場合に比べて、液体70を通る測定光MLの光路長が2倍になるため、液体70の屈折率の測定精度をより高くすることができる。また、反射面83dに対する測定光MLの入射角度を可能な限り大きくすることで、検出部84での検出精度が向上するため、液体70の屈折率の測定精度をより高くすることができる。
図3を参照して、測定装置80Aの変形例である測定装置80Bについて説明する。図3は、露光装置1の光源部12(即ち、露光光源からの露光光)を利用した測定装置80Bの構成を示す概略断面図である。光源部12からの光(露光光)をビームスプリッタ85によって分割し、その一方(即ち、測定光ML)を液体収納部83に入射させる。光源部12と液体収納部83との間の光路には、照明光学系82を配置する。測定装置80Bによれば、測定光MLとして露光光を用いているため、液体収納部83における液体70の測定条件を、被処理体40上での液体70の露光条件に対して、より近い条件に設定することが可能となる。
図4を参照して、測定装置80Aの変形例である測定装置80Cについて説明する。図4は、測定装置80Aの変形例である測定装置80Cの構成を示す概略断面図である。図4において、測定光MLは、照明光学系82を介して平行平板86に入射する。平行平板86は、測定光MLが入射する入射面に反射防止膜ARを有することが好ましい。液体70は、平行平板86とステージ88上に配置した反射面87aを有する基板87との間に、図示しない液体供給管を介して供給され、図示しない液体回収管を介して回収される。平行平板86と基板87との間に液体70を供給及び回収するタイミングは、被処理体40上(即ち、投影光学系30と被処理体40との間の空間)に液体70を供給及び回収するタイミングと同期させることが好ましい。
平行平板86は、基板87の反射面87aに対して平行に配置されている。平行平板86は、光源の波長に対して透明な材料、例えば、石英ガラスを用いる。平行平板86に対する光線の入射角度は所定の角度をなす。ここで、入射角度は可能な限り大きいことが好ましい。平行平板86に入射した測定光MLは、透過面86aを透過し、平行平板86と基板87との間に保持された液体70によって屈折され、基板87上の反射面87aで反射され、検出部84に入射する。平行平板86は、測定光MLが射出する射出面に反射防止膜ARを有することが好ましい。
測定装置80Cにおいて、液体70の屈折率が変化すると、平行平板86と基板87との間に保持された液体70における屈折角が変化するため、検出部84に入射する光線の入射位置が変化し、検出部84の出力が変化する。従って、検出部84の出力に基づいて、液体70の屈折率の変動を測定することができる。また、検出部84に光量検出器を用いることで、液体70の透過率の変化量を検出することも可能である。
また、基板87を保持するステージ88は、Z軸方向の位置を調整する調整機構を有し、平行平板86の下面86aと基板87の反射面87aとの位置関係(即ち、液体70の厚み)を調整することができる。測定装置80Cによれば、液体70の厚みを調整(制御)することで、液体収納部83における液体70の測定条件を、より被処理体40上での液体70の露光条件に対して、より近い条件に設定することが可能となる。また、屈折率の変動の要因が複数ある場合や、異なる種類の液体を用いる場合にも、液体70の屈折率の変動をより高精度に測定及び補正することができる。
図5を参照して、測定装置80Cの変形例である測定装置80Dについて説明する。図5は、測定装置80Cの変形例としての測定装置80Dの構成を示す概略断面図である。なお、図5では台形状のプリズムを例として挙げているが、逆台形形状のプリズムでもよい。測定装置80Dは、平行平板86の替わりにプリズム89を配置している。図5において、測定光MLは、照明光学系82を介してプリズム89に入射する。プリズム89は、測定光MLが入射する入射面に反射防止膜ARを有することが好ましい。液体70は、プリズム89とステージ88上に配置した反射面87aを有する基板87の間に、供給管73a及び73bを介して供給及び回収される。プリズム89と基板87との間に液体70を供給及び回収するタイミングは、被処理体40上(即ち、投影光学系30と被処理体40との間の空間)に液体70を供給及び回収するタイミングと同期させることが好ましい。
プリズム89の透過面89aは、基板87の反射面87aに対して平行に配置されている。プリズム89は、測定光MLの波長に対して透明な材料、例えば、石英ガラスを用いる。プリズム89の入射面に対して、光線はほぼ垂直に入射する。プリズム89内での光線の透過面89aに対する入射角度は所定の角度をなす。ここで、入射角度は可能な限り大きいことが好ましい。プリズム89に入射した測定光MLは、透過面89aを透過し、プリズム89と基板87の間に保持された液体70によって屈折され、基板87上の反射面87aで反射され、検出部84に入射する。プリズム89は、測定光MLが射出する射出面に反射防止膜ARを有することが好ましい。測定装置80Dによれば、液体70の内部での屈折角を測定装置80Cよりも大きくすることができ、液体70の屈折率の変動を測定装置80Cよりも高精度に測定することができる。
なお、測定装置80は、液体収納部83の底面(反射面)に対して、測定光MLが入射する角度(即ち、底面(反射面)に入射する測定光MLと底面(反射面)で反射した測定光MLとの間の角度)が大きいほど好ましい。これにより、測定装置80は、液体70の屈折率の変動をより高精度に測定することができる。以下、図11乃至図23を参照して、液体収納部83の底面(反射面)対する測定光MLの入射角度を、測定装置80A乃至80Dよりも大きくすることができる測定装置80E乃至80Jについて説明する。

図11は、測定装置80Aの変形例である測定装置80Eの構成を示す概略断面図である。測定装置80Eにおいて、光源81からの測定光MLは、照明光学系82を介して液体収納部83に入射する。液体収納部83は、測定光MLが入射する入射面に反射防止膜ARを有することが好ましい。液体収納部83に入射した測定光MLは、液体収納部83の側面83dにおいて反射(全反射)され、透過面(第1の透過面)83eを透過し、収納部83bに封入された被検物としての液体70に入射する。
液体収納部83(収納部83b)には、図12に示すように、供給管73aを介して液体70が供給される。また、供給された液体70は、供給管73bを介して回収される。図12に示す矢印は、液体70の流れる方向を示している。ここで、図12は、測定装置80Eの概略上面図であって、図11と直交関係にある。
液体70に入射した測定光MLは、液体収納部83に封入された液体70によって屈折され、液体収納部83の反射面83fにて反射される。反射面83fで反射された測定光MLは、透過面(第2の透過面)83gを透過し、液体収納部83の側面83hにおいて反射(全反射)され、検出器84に入射する。液体収納部83は、測定光MLが射出する射出面に反射防止膜ARを有することが好ましい。
反射面83fは、透過面83e及び83gに対して非平行に配置される。図13を参照して、反射面83fと透過面83e及び83gとの配置関係について説明する。なお、反射面83fと透過面83eとの配置関係と反射面83fと透過面83gとの配置関係とは同じであるため、本実施形態では、反射面83fと透過面83eとの配置関係を例に説明する。ここで、図13は、図11に示す液体収納部83の収納部83bの拡大図である。
図13において、液体収納部83の透過面83eにおける法線をLp、反射面83fにおける法線をLwとする。また、液体収納部83と液体70との境界面(透過面83e)に対する測定光MLの入射角度をθ1、屈折角度をθ2とする。また、反射面83fに対する測定光MLの入射角度をθINとする。また、液体収納部83の屈折率をn1、液体70の屈折率をn2とする。
ここで、液体収納部83と液体70との境界面(透過面83e)において、スネルの法則により、以下の数式1に示す関係が成り立つ。
即ち、透過面83eに対する測定光MLの角度の上限値は、液体収納部83と液体70において屈折率が小さい材料で制限される。
例えば、透過面83eと反射面83fとが平行な場合において、液体収納部83の屈折率n1が液体70の屈折率n2より大きい場合には、透過面83e(即ち、反射面83f)に対する測定光MLの角度を最大限大きくすることが可能である。
一方、透過面83eと反射面83fとが平行な場合において、液体収納部83の屈折率n1が液体70の屈折率n2より小さい場合には、透過面83eに対する測定光MLの角度屈折角の上限値が、液体収納部83の屈折率で制限されてしまう。従って、反射面83fに対する測定光MLの角度を最大限大きくすることができない。
本実施形態の露光装置100が有する測定装置80Eは、液体収納部83の透過面83eの法線Lpと反射面83fの法線Lwとのなす角度が、0度よりも大きい角度に設定されていることを特徴とする。即ち、液体収納部83の透過面83eと液体70を介して対向する反射面83fとは、非平行に配置されていることを特徴とする。また、透過面83eの法線と透過面83gの法線とは、透過面83eの下側、即ち、反射面83f側で交わっていることを特徴とする。ここで、法線Lpと法線Lwとのなす角度をθpとすると、以下の数式2に示す関係が成り立つ。
従って、測定装置80Eでは、液体収納部83の屈折率n1が液体70の屈折率n2より小さい場合でも、法線Lpと法線Lwとのなす角度をθp(θp>0)に設定して、液体収納部83の透過面83eと反射面83fとを非平行にする。これにより、測定装置80Eは、反射面83fに対して、測定装置80A乃至80Dの場合(即ち、反射面に対して透過面が平行な場合(θp=0))よりも、大きな角度で測定光MLを入射させることが可能となる。即ち、測定装置80Eによれば、液体70の屈折率の変動を測定装置80A乃至80Dよりも高精度に測定することができる。なお、本実施形態では、透過面83e及び83gは、平面(即ち、三角形の断面形状)であるが、反射面83fに対して非平行であればよく、例えば、曲面(即ち、半円形の断面形状)であってもよい。
図14は、液体70の屈折率が変化した場合の測定光MLの光路変化を示す図である。図14において、実線MLは、液体70の屈折率が変化する前における測定光MLの光路を示し、破線ML’は、液体70の屈折率が変化した後における測定光MLの光路を示す。図14を参照するに、液体70の屈折率が変化すると、液体収納部83に封入された液体70における屈折角が変化し(破線ML’)、検出部84に入射する測定光MLの入射位置が変化する(破線ML’)ため、検出部84の出力が変化する。従って、測定装置80Eは、光検出部84の出力に基づいて、液体70の屈折率の変動を測定することができる。
測定装置80Eで得られた情報(測定結果)を液浸制御部71にフィードバックすることで、液体供給部72による液体70の供給のタイミング及び液体回収部76による液体70の回収のタイミングを制御することができる。かかる制御は、液体70が高屈折率液体の場合に特に有効である。純水を液体70に用いた場合、純水のコストは安いため、1ショット毎に純水を常時供給及び回収することが可能である。一方、高屈折率液体を液体70に用いた場合、高屈折率液体のコストを考慮すると、1ショット毎に高屈折率液体を常時供給及び回収するシステムが成り立たない場合もある。この場合には、液体(高屈折率液体)70の光学特性をリアルタイムに測定し、液体70の供給及び回収のタイミングを制御することが必要である。
図15を参照して、測定装置80Eの変形例である測定装置80Fについて説明する。図15は、露光装置1の光源部12(即ち、露光光源からの露光光)を利用した測定装置80Fの構成を示す概略断面図である。光源部12からの光(露光光)をビームスプリッタ85によって分割し、その一方(即ち、測定光ML)を液体収納部83に入射させる。光源部12と液体収納部83との間の光路には、照明光学系82を配置する。測定装置80Fによれば、屈折率の変動の要因が複数ある場合や、異なる種類の液体を用いる場合にも、液体70の屈折率の変動をより高精度に測定及び補正することができる。
図16を参照して、測定装置80Fの変形例である測定装置80Gについて説明する。図16は、測定装置80Fの変形例である測定装置80Gの構成を示す概略断面図である。測定装置80Gは、測定光MLが液体収納部83に入射する直前にビーム分割器810及び光検出器811を配置し、更に、測定光MLが液体収納部83から射出する直後にビーム分割器812及び光検出器813を配置している。
測定装置80Gにおいて、測定光MLは、ビーム分割器810及び812によって2つの光束に分割され、かかる2つの光束は、それぞれ光検出器811及び813に入射する。ここで、光検出器811及び813は、光線の光強度(光量)に応じて出力が敏感に変化することが望ましく、例えば、パワーメータを用いる。
測定装置80Gは、液体70に対する測定光MLの光強度を検出することで、液体70の測定光ML(露光光)に対する透過特性をリアルタイムに測定することが可能である。液体70の透過率の変化を測定することによって、液体70の測定光MLに対する光照射耐久性(露光光の照射による液体70の化学構造の変化に起因した透過率変化)を推測することが可能となる。同様に、液体70の溶存酸素等の増加による吸収(液体70の脱気状態の劣化に起因した透過率変化)等も推測することが可能となる。また、液体70の透過率の変化を測定装置80Gの測定結果にフィードバックすることで、屈折率測定の高精度化が可能となる。
図17及び図18を参照して、測定装置80Eの変形例である測定装置80Hについて説明する。図17は、測定装置80Eの変形例である測定装置80Hの構成を示す概略断面図である。図18は、測定装置80Hの概略上面図であって、図17と直交関係にある。
測定装置80Hは、ステージ88に配置された反射面87aを有する基板87と、反射面87aに対して非平行に配置された透過面815a及び815bを有するプリズム815とを有する。プリズム815は、測定光MLの波長に対して透明な材料、例えば、石英ガラスを用いる。液体70は、図18に示すように、プリズム815とステージ88上に配置した反射面87aを有する基板87との間に、供給管73aを介して供給される。また、供給された液体70は、供給管73bを介して回収される。図18に示す矢印は、液体70の流れる方向を示している。
測定装置80Hにおいて、測定光MLは、図示しない照明光学系を介して、プリズム815に入射する。プリズム815は、測定光MLが入射する入射面に反射防止膜ARを有することが好ましい。プリズム815に入射した測定光MLは、プリズム815の側面815dで反射(全反射)され、透過面815aを透過し、プリズム815と基板87との間に封入された被検物としての液体70に入射する。
液体70に入射した測定光MLは、プリズム815と基板87との間に封入された液体70によって屈折され、基板87の反射面87aで反射された後、透過面815bを透過して検出部84に入射する。プリズム815は、測定光MLが射出する射出面に反射防止膜ARを有することが好ましい。反射面87aは、測定装置80Eと同様に、プリズム815の透過面815a及び815bに対して非平行に配置される。
図19は、液体70の屈折率が変化した場合の測定光MLの光路変化を示す図である。図19において、実線MLは、液体70の屈折率が変化する前における測定光MLの光路を示し、破線ML’は、液体70の屈折率が変化した後における測定光ML’の光路を示す。図19を参照するに、液体70の屈折率が変化すると、プリズム815と基板87との間に封入された液体70における屈折角が変化し(破線ML’)、検出部84に入射する測定光MLの入射位置が変化する(破線ML’)ため、検出部84の出力が変化する。従って、測定装置80Hは、検出部84の出力に基づいて、液体70の屈折率の変動を測定することができる。
また、図20に示すように、基板87(反射面87a)を法線方向(上下方向)に駆動することで、液体70の屈折率の変動を測定することもできる。ここで、図20は、液体70の屈折率が変化した場合の測定光MLの光路変化を示す図である。
図20を参照するに、液体70の屈折率が変化した場合、液体70における屈折角が変化し(破線ML’)、検出部84に入射する測定光MLの入射位置が変化する(破線ML’)ため、検出部84の出力が変化する。図20において、図示しないステージ88の駆動機構によって基板87の反射面87aの位置を制御し、検出部84の出力が液体70の屈折率が変化する前における出力と合致するように反射面87aを駆動する。これにより、基板87の反射面87aの駆動量の情報から、液体70の屈折率の変動を測定することができる。なお、図20に示すように、測定光MLのプリズム815に対する射出面と検出部84との間に、ピンホールPHを配置してもよい。
図21を参照して、測定装置80Hの変形例である測定装置80Iについて説明する。図21は、測定装置80Hの変形例である測定装置80Iの構成を示す概略断面図である。測定装置80Iは、測定光MLがプリズム815に入射する直前にビーム分割器810及び光検出器811を配置し、更に、測定光MLがプリズム815から射出する直後にビーム分割器812及び光検出器813を配置している。
測定装置80Iにおいて、測定光MLは、ビーム分割器810及び812によって2つの光束に分割され、かかる2つの光束は、それぞれ光検出器811及び813に入射する。測定装置80Iは、液体70に対する測定光MLの光強度を検出することで、液体70の測定光ML(露光光)に対する透過特性をリアルタイムに測定することが可能である。
図22を参照して、測定装置80Hの変形例である測定装置80Jについて説明する。図22は、測定装置80Hの変形例である測定装置80Jの構成を示す概略断面図である。図22において、実線ML(ML1及びML2)は、液体70の屈折率が変化する前における測定光ML(ML1及びML2)の光路を示し、破線ML1’及びML2’は、液体70の屈折率が変化した後における測定光ML1’及びML2’の光路を示す。
測定装置80Jにおいて、測定光MLは、図示しない照明光学系を介して、ビーム分割器810に入射し、測定光ML1及び被検光ML2に分割される。測定光ML1は、プリズム815に入射する。一方、測定光ML2は、反射ミラー816を介してプリズム815に入射する。
測定装置80Jは、2つの測定光ML1及びML2を被検物である液体70に入射させ、基板78の反射面78aにおける2つの反射光を、ビーム分割器810を介して、検出部84に入射させる。即ち、測定装置80Jは、液体70の屈折率変化に起因する測定光ML1と測定光ML2との間の相対的な変動量を検出部84で検出し、かかる検出結果に基づいて、液体70の屈折率の変動を測定することができる。具体的には、図22に示すように、液体70の屈折率が変化しない場合、2つの測定光ML1及びML2は、検出部84に対する入射位置が一致する(実線ML)ことになる。一方、液体70の屈折率が変化した場合、2つの測定光ML1’及びML2’は、検出部84に対する入射位置が一致しないことになる。なお、図22に示すように、検出部84とビーム分割器810との間に、ピンホールPHを配置してもよい。測定装置80Jは、測定装置80Hと比較して、2つの測定光ML1及びML2の相対的な出力によって液体70の屈折率を測定するため、高精度な測定が可能となる。
また、図23に示すように、反射面87aを法線方向(上下方向)に駆動することで、液体70の屈折率の変動を測定することもできる。ここで、図23は、液体70の屈折率が変化した場合の測定光MLの光路変化を示す図である。
図23を参照するに、液体70の屈折率が変化した場合、液体70における屈折角が変化し、検出部84に入射する測定光ML1及びML2の相対的な入射位置が変化するため、検出部84の出力が変化する。図23において、図示しないステージ88の駆動機構によって基板87の反射面87aの位置を制御し、検出部84の出力が液体70の屈折率が変化する前における出力と合致するように反射面87aを駆動する。換言すれば、反射面87aにおいて、測定光ML1’の反射位置と測定光ML2’の反射位置とが一致するように、反射面87aを駆動する。これにより、基板87の反射面87aの駆動量の情報から、液体70の屈折率の変動を測定することができる。
図6は、液体70の屈折率を補正する温度制御部90を有する露光装置100Aの構成を示す概略断面図である。露光装置100Aは、液体供給部72が温度制御部90を有し、測定装置80(80A乃至80J)の出力が電気的に温度制御部90へフィードバックされる点が露光装置100と異なる。ここで、温度制御部90は液体供給部72の内部に配置されてもよい。温度制御部90は、屈折率の変動をキャンセルするように液体70の温度を制御する。温度の制御装置は公知の技術により容易に実現できる。例えばペルチェ素子を用いて液体70の容器の壁面の冷却及び加熱を行えばよい。
図7は、液体70の屈折率を補正する濃度制御部92を有する露光装置100Bの構成を示す概略断面図である。露光装置100Bは、液体供給部72が濃度制御部92を有し、測定装置80(80A乃至80J)の出力が電気的に濃度制御部92へフィードバックされる点が露光装置100と異なる。ここで、濃度制御部92は、例えば、複数の液体容器と、それらの複数の容器を結ぶ配管と、それぞれの容器からの流量を調節するバルブとを有する混合器である。濃度制御部92は、屈折率の変動をキャンセルするように液体70の濃度を制御する。
図8は、投影光学系30の収差を補正するための収差制御部94を有する露光装置100Cの構成を示す概略断面図である。露光装置100Cは、投影光学系30が補正機構と補正機構に電気的に接続された収差制御部94を有し、測定装置80(80A乃至80J)の出力が収差制御部94へフィードバックされる点で露光装置100と異なる。投影光学系30の補正機構は、例えば、機械的なアクチュエータにより1つ又は複数のレンズの位置を調節する。即ち、露光装置100Cは、投影光学系30を構成する図示しない複数の光学素子を光軸方向及び/又は光軸直交方向に移動することができる。従って、露光装置100Cは、測定装置80より得られる収差情報に基づいて、1つ又は複数の光学素子を駆動することによって、投影光学系30の1つ又は複数値の収差(特に、ザイデルの5収差)を補正したり、最適化したりすることができる。また、投影光学系30の収差を調整する手段は、可動レンズ以外に、可動ミラー(光学系がカタディオプトリック系やミラー系の場合)、傾動できる平行平面板、圧力制御可能な空間、アクチュエータによる面補正など様々な公知の系を適用することができる。投影光学系30がカタディオ系である場合には、可変形鏡(deformable mirror)を用いてもよい。更に、1つ又は複数のレンズを加熱してレンズの温度分布を制御してもよい。収差制御部94は、屈折率の変動をキャンセルするように投影光学系30を調整する。
図24は、測定装置80(80A乃至80J)を液体供給側及び液体回収側に有する露光装置100Dの構成を示す概略断面図である。露光装置100Dは、液体供給部72と液体供給口74との間及び液体回収口78と液体回収部76との間に測定装置80を有する。露光装置100Dによれば、液体供給側に配置した測定装置80によって供給される液体70の露光前の状態(初期状態)の屈折率情報、及び露光状態の屈折率情報を得ることができる。更に、液体回収側に配置した測定装置80によって液体70の露光を経て変動した屈折率情報を得ることができる。従って、露光装置100Dは、供給される液体70の屈折率と露光を経た液体70の屈折率との差分情報を得ることができる。かかる差分情報を液体供給部72、及び液体回収部76にフィードバックすることで、露光装置100Dは、液体70の供給及び回収タイミングを高精度に制御することが可能となる。なお、露光装置100Dでは、測定装置80は、液体供給側及び液体回収側に2つ配置されているが、2つ以上配置してもよい。
露光において、光源部12から発せられた光束は、照明光学系14によりレチクル20を照明する。レチクル20を通過してレチクルパターンを反映する光は、投影光学系30により、液体70を介して被処理体40に結像される。液体70は、測定装置80(80A乃至80J)によって屈折率の変化が測定され、かかる変化をキャンセルするように温度又は濃度が制御されるか、投影光学系30の収差が調整されるか、供給及び回収タイミングが制御される。従って、露光装置100は、液体70の屈折率の変化に起因する露光されるパターンの劣化を防止し、高解像力でレチクル20のパターンを被露光体40に露光することができる。
次に、図9及び図10を参照して、露光装置100乃至100Dを利用したデバイスの製造方法の実施例を説明する。図9は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。ここでは、半導体チップの製造を例に説明する。ステップ1(回路設計)では、デバイスの回路設計を行う。ステップ2(レチクル製作)では、設計した回路パターンを形成したレチクルを製作する。ステップ3(ウェハ製造)では、シリコンなどの材料を用いてウェハを製造する。ステップ4(ウェハプロセス)は、前工程と呼ばれ、レチクルとウェハを用いて本発明のリソグラフィ技術によってウェハ上に実際の回路を形成する。ステップ5(組み立て)は、後工程と呼ばれ、ステップ4によって作成されたウェハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)では、ステップ5で作成された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テストなどの検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)される。
図10は、ステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。ステップ11(酸化)では、ウェハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)では、ウェハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)では、ウェハ上に電極を蒸着などによって形成する。ステップ14(イオン打ち込み)では、ウェハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)では、ウェハに感光剤を塗布する。ステップ16(露光)では、露光装置100乃至100Dによってレチクルの回路パターンをウェハに露光する。ステップ17(現像)では、露光したウェハを現像する。ステップ18(エッチング)では、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによってウェハ上に多重に回路パターンが形成される。かかるデバイス製造方法によれば、従来よりも高品位のデバイスを製造することができる。このように、露光装置100乃至100Dを使用するデバイス製造方法、並びに結果物としてのデバイスも本発明の一側面を構成する。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
本発明の一側面としての露光装置の構成を示す概略断面図である。 図1に示す露光装置の測定装置の構成の一例を示す概略断面図である。 図2に示す測定装置の変形例である測定装置の構成を示す概略断面図である。 図2に示す測定装置の変形例である測定装置の構成を示す概略断面図である。 図4に示す測定装置の変形例である測定装置の構成を示す概略断面図である。 本発明の一側面としての露光装置の別の構成を示す概略断面図である。 本発明の一側面としての露光装置の更に別の構成を示す概略断面図である。 本発明の一側面としての露光装置の更に別の構成を示す概略断面図である。 デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。 図9に示すステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。 図2に示す測定装置の変形例である測定装置の構成を示す概略断面図である。 図11に示す測定装置の概略上面図である。 図11に示す液体収納部の収納部の拡大図である。 図11に示す測定装置において、液体の屈折率が変化した場合の測定光の光路変化を示す図である。 図11に示す測定装置の変形例である測定装置の構成を示す概略断面図である。 図11に示す測定装置の変形例である測定装置の構成を示す概略断面図である。 図11に示す測定装置の変形例である測定装置の構成を示す概略断面図である。 図17に示す測定装置の概略上面図である。 図17に示す測定装置において、液体の屈折率が変化した場合の測定光の光路変化を示す図である。 図17に示す測定装置において、液体の屈折率が変化した場合の測定光の光路変化を示す図である。 図17に示す測定装置の変形例である測定装置の構成を示す概略断面図である。 図17に示す測定装置の変形例である測定装置の構成を示す概略断面図である。 図22に示す測定装置において、液体の屈折率が変化した場合の測定光の光路変化を示す図である。 本発明の一側面としての露光装置の更に別の構成を示す概略断面図である。
符号の説明
10 照明装置
20 レチクル
30 投影光学系
70 液体
71 液浸制御部
80乃至80J 測定装置
81 光源
82 照明光学系
83 液体収納部
83a 基体
83b 収納部
83c 上面(透過面)
83d 底面(反射面)
83e及び83g 透過面
83f 反射面
84 検出部
85 ビームスプリッタ
86 平行平板
86a 下面
87 基板
87a 反射面
88 ステージ
89 プリズム
89a 透過面
810及び812 ビーム分割器
811及び813 光検出器
815 プリズム
815a及び815b 反射面
100乃至100D 露光装置
ML 測定光

Claims (10)

  1. 露光光でレチクルを照明する照明光学系と、レチクルのパターンを被露光体に投影する投影光学系とを備え、前記投影光学系と前記被処理体との間に供給される液体を介して、前記被露光体を露光する露光装置であって、
    前記液体の屈折率を測定する測定装置を備え、
    前記測定装置は、
    前記露光光と同じ波長の測定光を発生する光源と、
    前記液体を収納すると共に、前記測定光を透過する透過面と前記測定光を反射する反射面とを持つ液体収納部と、
    前記液体収納部を介して前記測定光を検出する検出部とを有することを特徴とする露光装置。
  2. 前記測定光は、前記露光光であることを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  3. 前記透過面の法線と前記反射面の法線とのなす角度は、0度であることを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  4. 前記透過面は、前記液体に前記測定光を射出する第1の透過面と、前記液体から前記測定光が入射される第2の透過面とを含み、
    前記第1の透過面及び前記第2の透過面の法線と前記反射面の法線とのなす角度は、0度よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  5. 前記第1の透過面の法線と前記第2の透過面の法線とは、前記透過面よりも前記反射面側で交わることを特徴とする請求項4記載の露光装置。
  6. 前記液体収納部の屈折率をn1、前記液体の屈折率をn2とすると、
    n1<n2
    を満足することを特徴とする請求項4記載の露光装置。
  7. 前記透過面の法線と前記反射面とのなす角度をθp、前記透過面の法線と前記液体中の前記測定光の光軸とのなす角度をθ2、前記反射面の法線と前記液体中の前記測定光の光軸とのなす角度をθINとすると、
    θIN=θ2+θp
    を満足することを特徴とする請求項4記載の露光装置。
  8. 前記液体収納部に循環される前記液体は、前記投影光学系と前記被露光体との間を循環する前記液体と同期していることを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか一項記載の露光装置。
  9. 前記投影光学系と前記被露光体との間に前記液体を供給する液体供給部と、
    前記投影光学系と前記被露光体との間から前記液体を回収する液体回収部と、
    前記測定装置の測定結果に基づいて、前記液体供給部による液体供給のタイミング及び前記液体回収部による液体回収のタイミングを制御する制御部とを更に有することを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか一項記載の露光装置。
  10. 請求項1乃至9のうちいずれか一項記載の露光装置を用いて被露光体を露光するステップと、
    露光された前記被露光体を現像するステップとを有することを特徴とするデバイス製造方法。
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