JP2007033530A - 電子写真装置のトナー回収量検出方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
トナー回収容器の交換を促す警告を表示するにあたり、トナーの種類によるトナー回収容器満杯時のトナー回収量の変動をなくし、安定して正確なトナー回収量を算出する。
【解決手段】
トナーの種類における、前記トナーフィード駆動部の1回のトナーフィードまたは、駆動単位時間当たりのトナーフィード量を記憶する記憶媒体を有し、トナーフィード量を用いて、前記トナーフィード回数または駆動累積時間当たりのトナーフィード量から前記トナー回収量を算出する機能を有することを特徴とする。
【選択図】図2
トナー回収容器の交換を促す警告を表示するにあたり、トナーの種類によるトナー回収容器満杯時のトナー回収量の変動をなくし、安定して正確なトナー回収量を算出する。
【解決手段】
トナーの種類における、前記トナーフィード駆動部の1回のトナーフィードまたは、駆動単位時間当たりのトナーフィード量を記憶する記憶媒体を有し、トナーフィード量を用いて、前記トナーフィード回数または駆動累積時間当たりのトナーフィード量から前記トナー回収量を算出する機能を有することを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、電子写真装置のトナー回収量検出方法に関する。
従来、電子写真印刷装置においては、感光体上のトナー像を印刷媒体に転写後、感光体に残留するトナーや付着した紙粉は、次の画像形成に備えて清掃機により除去されている。清掃機の一例としては、特許文献1や特許文献2のように、回転ブラシによって感光体上の残留トナーを掻き落とす方法が存在する。清掃機により除去された残留トナーはトナー回収機構部により吸引されトナー回収容器に捕集されている。そして、回収した残留トナーがトナー回収容器から溢れ画像形成装置内に飛散してしまうのを防止するために、トナー回収容器の満杯を認識する手段を設け、満杯を認識した場合には、トナー回収容器の交換を促す警告表示をするように構成されるのが一般的である。
また、トナー消費量に応じてトナー回収量を演算しトナー回収容器の交換を促す警告表示をするように構成したものが特許文献3によって提案されている。
しかし、特許文献3では、トナー回収量は、トナーフィード回数やトナーフィード駆動時間の累積時間により計測し、トナー回収容器の交換時期を検知していたが、種類の異なるトナーを使用した場合、トナー粒子の粒径が異なるなどの理由により、1回のトナーフィードまたは駆動単位時間当たりのトナーフィード量が変化し、同時に同じトナーフィード回数やトナーフィード駆動時間におけるトナーフィード量が変化し、それによってトナー回収容器の満杯を検知した際のトナー回収量もトナーの種類によって変化してしまう恐れがある。
本発明は、トナーとキャリアからなる現像剤を用いて現像する現像機と、前記トナーを溜めるトナーホッパと、前記トナーホッパから前記現像機へトナーを補給するトナーフィード駆動部とからなる現像機構部と、前記現像機から感光体に現像されたトナー像を用紙に転写した後、前記感光体の残留トナーを清掃する清掃機と、前記清掃機からの残留トナーを吸引し容器に補集するトナー回収機構部と、前記トナーフィード駆動部の駆動回数または駆動累積時間を計測することによりトナーフィード量を検出し、このトナーフィード量からトナー回収量を把握し検出させる機能を有する電子写真装置において、トナーの種類における、前記トナーフィード駆動部の1回のトナーフィードまたは、駆動単位時間当たりのトナーフィード量を記憶する記憶媒体を有し、トナーフィード量を用いて、前記トナーフィード回数または駆動累積時間当たりのトナーフィード量から前記トナー回収量を算出する機能を有することを特徴とする。
本発明によれば、トナーの種類により、トナーフィード駆動部の1回のトナーフィードや単位時間当たりのトナーフィード量を把握し、トナー回収量を正確に把握することで、使用するトナーの種類が変わっても機構的な手段を新たに設けることなく、残留トナー回収容器の満杯を検知する際の、トナー回収量を安定させることが可能となる。
以下本発明を、実施例図面により説明する。
図1は、本発明が適用された電子写真式印刷装置の現像機構部とトナー回収機構部の一実施例を示す概略構成図である。粉体インクであるトナー1を充填した容器のトナーボトル2をトナー補給口3へ装填し、トナー補給口3からトナーホッパ4へトナー1を供給する。トナーホッパ4はトナー1を溜める容器であって、内部にトナーエンプティセンサ5を備え、トナーホッパ4のトナー1の不足を前記センサ5で検出する。トナーフィード駆動部6はトナーホッパ4から現像機7へトナー1を搬送する(以下、トナーホッパ4から現像機7へのトナー補給をトナーフィードという。)。トナー1とトナーを摩擦帯電させるキャリア8との混合比率(以下トナー濃という。)をある一定の割合としてある現像剤9は、光導電性を有する感光ドラム12へ現像剤9中のトナー1を現像するため、現像機7に保持された現像ロール11にて搬送される。印刷することにより現像剤9のトナー1は消費され、トナー濃度を一定に保つ制御により(トナー濃度の検出は、トナー濃度検出センサ10にて行う。)、トナーホッパ4に溜められたトナー1を現像機7へトナーフィードする。
感光ドラム12に現像されたトナー像は、転写器14により印刷用紙13に転写される。転写後の感光ドラム12には、残留トナー15があるため、クリーニングブラシ16を回転させ、残留トナー15をクリーニングブラシ16に吸着させる。クリーニングブラシ16に吸着された残留トナー15は、吸引ブロア18にて、サイクロン17部まで吸引される。サイクロン17部まで吸引された残留トナー15は、自重により落下し、トナーバアック19に回収される。
図2は、本発明に関わるトナー回収量算出手段の概略を示す制御ブロック図である。トナー濃度検出センサ10にて検出された現像機7内部のトナー濃度は、トナーフィード制御部20にてトナー濃度が一定を保つように制御され、トナーフィード駆動部6にて現像機7へトナーを供給する。このときトナーフィード駆動回数または駆動時間カウント部21にてトナーフィード駆動部6の駆動回数または駆動時間をカウントする。トナーフィード駆動回数または駆動時間カウント部21にてカウントされた値は、トナー回収量算出部22に送信される。さらに、トナーフィード量設定部23において、トナーフィード量記録媒体26に予め実験予測計算に基づいて記録されたトナーの種類によるトナーフィード駆動部6の1回のトナーフィードまたは、単位駆動時間におけるトナーフィード量を設定し、トナー回収量算出部22へ送信する。トナー回収量算出部22では、これらの受信した情報を基にトナーフィード当たりの回収量を算出し加算していき、トナー回収許容量比較部24へ送信する。トナー回収許容量比較部24では、トナー回収許容量とトナー回収量を比較し、トナー回収許容量を超えた場合、アラーム表示部25にてトナー回収容器の交換を促す警告を表示する。
本構成において、トナー回収量算出部22は、以下の計算を実施する。予め実験予測計算に基づいて設定した転写効率をM、トナーフィード駆動回数または駆動時間カウント部21にてカウントされたカウント数をX、トナーフィード量記録媒体26に記録された1回のトナーフィードまたは駆動単位時間当たりのトナーフィード量をYとすると、トナー回収量Zは、Z=X×Y×M(式1)にて算出される。
ここで、任意のトナーを使用した場合における1回のトナーフィードまたは駆動単位時間当たりの予め実験予測計算に基づいて設定したトナーフィード量をYn(n=1,2,3…)とすると、トナーフィード量Ynにおけるトナー回収量Zn(n=1,2,3…)は、トナー回収量算出部22で、式1よりZn=X×Yn×M(式2)にて算出される。
トナー回収許容量比較部24は、予め実験予測計算に基づいて設定したトナー回収許容量をLとすると、式2で算出されたトナー回収量Znと比較し、L≦Znの関係になった時、トナー回収容器19の交換を促す。このように、トナーの種類による1回のトナーフィードまたは、駆動単位時間当たりのトナーフィード量の違いによって、トナー回収量を算出すれば従来の方法に比べ、残留トナー回収容器の満杯を検知する際の、トナー回収量を安定させることが可能となる。
図3は、本発明におけるトナー回収容器19の交換を促すまでの処理フローである。ステップ4aでトナー補給を実施中かを判断し補給中の場合、ステップ4bでトナーの種類がK1か判断し、K1の場合、ステップ4cにて式2より算出されたトナー回収量Z1がトナー回収許容量Lに達したかを判断し、達していた場合は、ステップ4dでトナー回収容器19の交換を促すための警告を表示する。同様にトナーの種類がK1でない場合は、ステップ4eでトナーの種類がK2か判断し、K2の場合、ステップ4fにて式2より算出されたトナー回収量Z2がトナー回収許容量Lに達したかを判断し、達していた場合は、ステップ4dでトナー回収容器19の交換を促すための警告を表示する。
以上のようにして任意のトナーKn(n=1,2,3…)によりトナー回収量Znを設定することにより、残留トナー回収容器の満杯を検知する際のトナー回収量を安定させることが可能となる。
1…トナー、2…トナーボトル、3…トナー補給口、4…トナーホッパ、5…トナーエンプティセンサ、6…トナーフィード駆動部、7…現像機、8…キャリア、9…2成分現像剤、10…トナー濃度検出センサ、11…現像ロール、12…感光体、13…印刷媒体、14…転写器、15…残留トナー、16…清掃機、17…トナー回収機構部、18…吸引ブロア、19…トナー回収容器、20…トナーフィード制御部、21…カウント部、22…トナー回収量算出部、23…トナーフィード量設定部、24…トナー回収許容量比較部、25…アラーム表示部、26…トナーフィード量記録媒体。
Claims (1)
- トナーとキャリアからなる現像剤を用いて現像する現像機と、前記トナーを溜めるトナーホッパと、前記トナーホッパから前記現像機へトナーを補給するトナーフィード駆動部とからなる現像機構部と、前記現像機から感光体に現像されたトナー像を用紙に転写した後、前記感光体の残留トナーを清掃する清掃機と、前記清掃機からの残留トナーを吸引し容器に補集するトナー回収機構部と、前記トナーフィード駆動部の駆動回数または駆動累積時間を計測することによりトナーフィード量を検出し、このトナーフィード量からトナー回収量を把握し検出させる機能を有する電子写真装置において、トナーの種類における、前記トナーフィード駆動部の1回のトナーフィードまたは、駆動単位時間当たりのトナーフィード量を記憶する記憶媒体を有し、トナーフィード量を用いて、前記トナーフィード回数または駆動累積時間当たりのトナーフィード量から前記トナー回収量を算出する機能を有することを特徴とする電子写真装置のトナー回収量検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005212798A JP2007033530A (ja) | 2005-07-22 | 2005-07-22 | 電子写真装置のトナー回収量検出方法 |
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Publications (1)
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JP2007033530A true JP2007033530A (ja) | 2007-02-08 |
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JP2005212798A Pending JP2007033530A (ja) | 2005-07-22 | 2005-07-22 | 電子写真装置のトナー回収量検出方法 |
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2005
- 2005-07-22 JP JP2005212798A patent/JP2007033530A/ja active Pending
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