JP2007032296A - 内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法 - Google Patents

内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007032296A
JP2007032296A JP2005212664A JP2005212664A JP2007032296A JP 2007032296 A JP2007032296 A JP 2007032296A JP 2005212664 A JP2005212664 A JP 2005212664A JP 2005212664 A JP2005212664 A JP 2005212664A JP 2007032296 A JP2007032296 A JP 2007032296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
angular velocity
crank angle
cylinder
operating state
engine operating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005212664A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusuke Nozaki
雄介 野▼崎▲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2005212664A priority Critical patent/JP2007032296A/ja
Publication of JP2007032296A publication Critical patent/JP2007032296A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】 クランク軸の角速度測定部において測定された所望クランク角度の角速度を捩じり振動の影響を殆ど無くすように補正する。
【解決手段】 クランク軸を剛体としてモデル化した剛体モデルにより、機関運転状態毎に所望クランク角度において剛体モデルに作用するトルクに基づき剛体モデルの所望クランク角度(CA1,CA2,CA3,CA4,CA5,CA6)における角速度を算出し、算出された機関運転状態毎の剛体モデルの所望クランク角度における角速度と、機関運転状態毎のクランク軸の所望クランク角度における角速度測定部の理論角速度との偏差(a1,a2,a3,a4,a5,a6)に基づき、現在の機関運転状態において測定された所望クランク角度における角速度測定部の実角速度を補正する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法に関する。
内燃機関のクランク軸の回転数、すなわち、角速度は、定常時においても、厳密には、各気筒の爆発毎に変化し、各気筒の爆発時の角速度を測定することによって気筒毎の発生トルクを推定することが試みられている。
内燃機関の運転時において、クランク軸には捩じり振動が発生しており、各気筒の爆発時において測定されたクランク軸の角速度は、クランク軸の角速度測定位置における捩じり振動分を含むものとなり、そのままでは各気筒の発生トルクの算出に使用することはできない。
内燃機関の定常時において、燃焼が連続する二つの気筒の圧縮上死点近傍におけるクランク軸の第一角速度を測定すると共に、先に燃焼が行われた気筒の爆発時、すなわち、爆発行程中期におけるクランク軸の第二角速度を測定し、同じになるはずの二つの第一角速度が異なっていれば、これはクランク軸の捩じり振動の影響であるとして、二つの第一角速度の偏差を使用して第二角速度を補正することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。こうして、先に燃焼が行われた気筒の発生トルクは、クランク軸の角速度を、測定された第一角速度から補正された第二角速度へ変化させたとして、補正された第二角速度の二乗と測定された第一角速度の二乗との差に基づき先に燃焼が行われた気筒の発生トルクを推定している。
特開平9−273444 特開昭61−11440 特開2004−235106
前述の背景技術において、先に燃焼が行われた気筒の爆発行程中期の補正された第二角速度と圧縮上死点近傍の測定された第一角速度との差は比較的正確なものと考えることができる。しかしながら、実際には、測定された第一角速度もクランク軸の捩じり振動の影響を受けており、結果として、測定された第一角速度だけでなく、補正された第二角速度も、依然として捩じり振動分を含むものとなっている。それにより、これらの二乗の差に基づき推定される各気筒の発生トルクは、それほど正確なものとはならない。こうして、各気筒の発生トルクを比較的正確に推定する等のためには、クランク軸の角速度測定部において測定された所望クランク角度の角速度を捩じり振動の影響を殆ど無くすように補正することが望まれている。
従って、本発明の目的は、クランク軸の角速度測定部において測定された所望クランク角度の角速度を捩じり振動の影響を殆ど無くすように補正することができる内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法を提供することである。
本発明による請求項1に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法は、クランク軸を剛体としてモデル化した剛体モデルにより、機関運転状態毎に所望クランク角度において前記剛体モデルに作用するトルクに基づき前記剛体モデルの前記所望クランク角度における角速度を算出し、算出された機関運転状態毎の前記剛体モデルの前記所望クランク角度における前記角速度と、機関運転状態毎の前記クランク軸の前記所望クランク角度における角速度測定部の理論角速度との偏差に基づき、現在の機関運転状態において測定された前記所望クランク角度における前記角速度測定部の実角速度を補正することを特徴とする。
本発明による請求項2に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法は、請求項1に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法において、機関運転状態毎に前記所望クランク角度において前記剛体モデルに作用するトルクは、燃料噴射量が正確に制御されている時に、機関運転状態毎に前記所望クランク角度において測定された少なくとも一つの気筒の筒内圧力に基づき決定されることを特徴とする。
本発明による請求項3に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法は、請求項1に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法において、機関運転状態毎に前記所望クランク角度において前記剛体モデルに作用するトルクは、機関運転状態毎に各気筒に供給される燃料量に基づき推定されることを特徴とする。
本発明による請求項4に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法は、請求項1から3のいずれか一項に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法において、機関運転状態毎の前記所望クランク角度における前記理論角速度は、燃料噴射量が正確に制御されている時に、機関運転状態毎に測定された前記所望クランク角度における前記角速度測定部の角速度であることを特徴とする。
本発明による請求項5に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法は、請求項1に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法において、機関運転状態毎の前記所望クランク角度における前記理論角速度は、前記角速度測定部及び各気筒連結部のそれぞれの慣性モーメントと、前記角速度測定部及び前記各気筒連結部のそれぞれの間の捩じり剛性とを、少なくとも使用してクランク軸をモデル化した弾性体モデルにより、機関運転状態毎に前記所望クランク角度において前記各気筒連結部に作用するトルクに基づき算出され、前記剛体モデルの慣性モーメントは、前記弾性体モデルの前記慣性モーメントの総和とされ、機関運転状態毎の前記所望クランク角度において前記剛体モデルに作用するトルクは、機関運転状態毎に前記所望クランク角度において前記弾性体モデルの前記各気筒連結部に作用するトルクの総和とされることを特徴とする。
本発明による請求項6に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法は、請求項5に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法において、機関運転状態毎に前記所望クランク角度において前記弾性体モデルの前記各気筒連結部に作用するトルクは、燃料噴射量が正確に制御されている時に、機関運転状態毎に前記所望クランク角度において測定された少なくとも一つの気筒の筒内圧力に基づき決定されることを特徴とする。
本発明による請求項7に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法は、請求項5に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法において、機関運転状態毎に前記所望クランク角度において前記弾性体モデルの前記各気筒連結部に作用するトルクは、機関運転状態毎に各気筒に供給される燃料量に基づき推定されることを特徴とする。
本発明により請求項8に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法は、請求項1から7のいずれか一項に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法において、前記所望クランク角度は、各気筒の圧縮上死点近傍のクランク角度と、各気筒の爆発行程中期のクランク角度とであり、各気筒の発生トルクは、各気筒の爆発行程中期の前記クランク角度における前記角速度測定部の前記実角速度を、対応する前記偏差により補正した値の二乗と、各気筒の圧縮上死点近傍の前記クランク角度における前記角速度測定部の実角速度を、対応する前記偏差により補正した値の二乗との差に基づき推定されることを特徴とする。
本発明による請求項1に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法によれば、クランク軸の剛体モデルにより算出された機関運転状態毎の所望クランク角度における角速度は、捩じり振動分が全く含まれない角速度であり、このような機関運転状態毎の所望クランク角度における角速度と、機関運転状態毎のクランク軸の所望クランク角度における角速度測定部の理論角速度との偏差は、機関運転状態毎の所望クランク角度における角速度測定部の捩じり振動分となるために、現在の機関運転状態において測定された所望クランク角度における角速度測定部の実角速度を捩じり振動分である偏差により補正することによって、測定された実角速度から捩じり振動の影響を殆ど無くすことができる。
本発明による請求項2に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法によれば、請求項1に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法において、機関運転状態毎に所望クランク角度において剛体モデルに作用するトルクは、燃料噴射量が正確に制御されている時に、機関運転状態毎に所望クランク角度において測定された少なくとも一つの気筒の筒内圧力に基づき決定されるようになっており、比較的正確に設定可能であるために、剛体モデルを使用して機関運転状態毎の所望クランク角度における捩じり振動分が全く含まれない角速度を良好に算出することができる。
本発明による請求項3に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法によれば、請求項1に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法において、機関運転状態毎に所望クランク角度において剛体モデルに作用するトルクは、機関運転状態毎に各気筒に供給される燃料量に基づき推定されるようになっており、筒内圧力を測定することなく比較的正確に設定可能であるために、剛体モデルを使用して機関運転状態毎の所望クランク角度における捩じり振動分が全く含まれない角速度を容易に算出することができる。
本発明による請求項4に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法によれば、請求項1から3のいずれか一項に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法において、機関運転状態毎の所望クランク角度における理論角速度は、燃料噴射量が正確に制御されている時に機関運転状態毎に測定された所望クランク角度における角速度測定部の捩じり振動分を含む理論的な角速度であり、剛体モデルにより算出された捩じり振動分が含まれない角速度との偏差は、機関運転状態毎の所望クランク角度における比較的正確な捩じり振動分とすることができる。
本発明による請求項5に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法によれば、請求項1に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法において、機関運転状態毎の所望クランク角度における理論角速度は、角速度測定部及び各気筒連結部のそれぞれの慣性モーメントと、角速度測定部及び各気筒連結部のそれぞれの間の捩じり剛性とを、少なくとも使用してクランク軸をモデル化した弾性体モデルにより、機関運転状態毎に所望クランク角度において各気筒連結部に作用するトルクに基づき算出され、剛体モデルの慣性モーメントは、弾性体モデルの慣性モーメントの総和とされ、機関運転状態毎の所望クランク角度において剛体モデルに作用するトルクは、機関運転状態毎に所望クランク角度において弾性体モデルの各気筒連結部に作用するトルクの総和とされているために、剛体モデルと弾性体モデルとが整合されており、それぞれにより算出される機関運転状態毎の所望クランク角度における捩じり振動分を含まない角速度と捩じり振動分を含む理論角速度との偏差は、機関運転状態毎の所望クランク角度における比較的正確な捩じり振動分とすることができる。
本発明による請求項6に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法によれば、請求項5に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法において、機関運転状態毎に所望クランク角度において弾性体モデルの各気筒連結部に作用するトルクは、燃料噴射量が正確に制御されている時に、機関運転状態毎に所望クランク角度において測定された少なくとも一つの気筒の筒内圧力に基づき決定されるようになっており、比較的正確に設定可能であるために、弾性体モデルを使用して機関運転状態毎の所望クランク角度における捩じり振動分を含む理論角速度を良好に算出することができる。
本発明による請求項7に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法によれば、請求項5に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法において、機関運転状態毎に所望クランク角度において弾性体モデルの各気筒連結部に作用するトルクは、機関運転状態毎に各気筒に供給される燃料量に基づき推定されるようになっており、筒内圧力を測定することなく比較的正確に設定可能であるために、弾性体モデルを使用して機関運転状態毎の所望クランク角度における捩じり振動分を含む理論角速度を容易に算出することができる。
本発明により請求項8に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法によれば、請求項1から7のいずれか一項に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法において、所望クランク角度は、各気筒の圧縮上死点近傍のクランク角度と、各気筒の爆発行程中期のクランク角度とであり、各気筒の発生トルクは、各気筒の爆発行程中期のクランク角度における角速度測定部の実角速度を、対応する偏差により補正した値の二乗と、各気筒の圧縮上死点近傍のクランク角度における角速度測定部の実角速度を、対応する偏差により補正した値の二乗との差に基づき推定されるようになっており、それぞれの補正された値が、測定された実角速度から捩じり振動の影響を殆ど無くものであるために、各気筒の発生トルクを比較的正確に推定することができる。
図1の実線は、定常運転時における一般的なクランク角センサにより検出されたクランク軸の角速度のクランク角度毎の変化の一例を示す図である。クランク角センサは、クランク軸に配置されたクランク角プレートにより角速度を検出するものであり、すなわち、クランク角センサにより検出されるクランク軸の角速度は、角速度測定部としてのクランク角プレートの位置でのクランク軸の角速度となる。
定常運転時であっても、図1の実線により示されるように、各気筒の爆発行程毎にクランク軸の角速度は変化する。それにより、クランク角度毎の角速度の平均値が定常角速度となり、すなわち、定常回転数となる。
図1は4気筒内燃機関の場合を示しており、角速度の極小値は、一般的に、各気筒が上死点又は下死点となる180°毎のクランク角度CA1,CA3,CA5の時となる。また、角速度の極大値は、一般的に、各気筒が爆発行程中期(圧縮上死点後約90°クランク角度)となる180°毎のクランク角度CA2,CA4,CA6の時となる。
こうして、例えば、クランク角度CA2において爆発行程中の気筒の発生トルクは、クランク軸の角速度をクランク角度CA1の時の角速度ω1からクランク角度CA2の時の角速度ω2へ高めたこととなり、この場合の運動エネルギの変化に基づいて、ω22−ω12に比例するとして推定することができる。同様に、クランク角度CA4において爆発行程中の気筒の発生トルクは、クランク軸の角速度をクランク角度CA3の時の角速度ω3からクランク角度CA4の時の角速度ω4へ高めたこととなり、この場合の運動エネルギの変化に基づいて、ω42−ω32に比例するとして推定することができる。このようして、各気筒の発生トルクが正確に推定されれば、各気筒へ供給されている燃料量のばらつき等が正確に検出され、各気筒の燃料噴射制御に適当な補正を実施することができる。
しかしながら、クランク角センサにより測定されるクランク軸の角速度は、クランク軸が捩じり振動を発生しているために、クランク軸の角速度測定部での捩じり振動分を含むものとなる。それにより、測定されたクランク軸の角速度は、図1に点線で示すように、捩じり振動分を無くすように補正されなければ、各気筒の発生トルクの推定に使用することができない。
図1に示す例では、捩じり振動が無い時の角速度(点線)に対して、クランク角度CA1の測定角速度は偏差a1だけ低くなっており、クランク角度CA2の測定角速度は偏差a2だけ低くなっており、クランク角度CA3の測定角速度は偏差a3だけ高くなっており、クランク角度CA4の測定角速度は偏差a4だけ高くなっており、クランク角度CA5の測定角速度は偏差a5だけ低くなっており、クランク角度CA6の測定角速度は偏差a6だけ高くなっている。
ここで、例えば、捩じり振動が無い時の角速度に対して、測定角速度が低くなる場合の偏差をプラス値とし、測定角速度が高くなる場合の偏差をマイナス値とすれば、各気筒の発生トルクの推定に使用する角速度は、偏差分を加えることにより、捩じり振動分を無くすように補正することができる。
各クランク角度における偏差は、機関回転数及び機関負荷により定まる機関運転状態毎に一定と考えることができる。本実施形態では、機関運転状態毎に所望クランク角度の偏差を予め算出してマップ化しておき、実際の車両運転中に、現在の機関運転状態の所望クランク角度において測定された角速度測定部の角速度を、対応する偏差によって補正して捩じり振動の影響を無くすことにより、各気筒の発生トルクの推定等に利用可能としている。
機関運転状態毎の各クランク角度の偏差を算出するために、先ずは、図2に示すように、クランク軸を各部の実際の配置に合わせて弾性体としてモデル化する。図2において、1はトーショナルダンパであり、その慣性モーメントをIdとしている。トーショナルダンパは、クランク軸ではないが、クランク軸に連結されてクランク軸の捩じり振動に影響を与えるために一緒にモデル化している。2はクランク軸の前端であり、その慣性モーメントをI1とし、3はクランク軸の角速度測定部としてのクランク角プレートであり、その慣性モーメントをI2としている。また、4は#1気筒連結部であり、これに連結される#1気筒のピストンまでを含むその慣性モーメントをI3とし、5は#2気筒連結部であり、これに連結される#2気筒のピストンまでを含むその慣性モーメントをI4とし、6は#3気筒連結部であり、これに連結される#3気筒のピストンまでを含むその慣性モーメントをI5とし、7は#4気筒連結部であり、これに連結される#4気筒のピストンまでを含むその慣性モーメントをI6とし、8はフライホイールであり、その慣性モーメントをI7としている。
また、トーショナルダンパ1とクランク軸の前端2との間の捩じり剛性をKdとし、クランク軸と前端2とクランク角プレート3との間の捩じり剛性をK1とし、クランク角プレート3と#1気筒連結部4との間の捩じり剛性をK2とし、#1気筒連結部4と#2気筒連結部5との間の捩じり剛性をK3とし、#2気筒連結部5と#3気筒連結部6との間の捩じり剛性をK4とし、#3気筒連結部6と#4気筒連結部7との間の捩じり剛性をK5とし、#4気筒連結部7とフライホイール8との間の捩じり剛性をK6としている。また、トーショナルダンパ1の粘性減衰係数をCdとし、各気筒の粘性減衰係数をCeとしている。クランク軸の前端2及びクランク角プレート3の粘性減衰係数は無視している。
このようなクランク軸の弾性体モデルにおいて、各気筒連結部4,5,6,7にそれぞれトルクT1,T2,T3,T4が作用する場合には、以下の関係式が成立する。
Id・θd”+Cd(θd’−θ1’)+Kd(θd−θ1)=0
I1・θ1”+Cd(θ1’−θd’)+Kd(θ1−θd)+K1(θ1−θ2)=0
I2・θ2”+K1(θ2−θ1)+K2(θ2−θ3)=0
I3・θ3”+Ce・θ3’+K2(θ3−θ2)+K3(θ3−θ4)=T1
I4・θ4”+Ce・θ4’+K3(θ4−θ3)+K4(θ4−θ5)=T2
I5・θ5”+Ce・θ5’+K4(θ5−θ4)+K5(θ5−θ6)=T3
I6・θ6”+Ce・θ6’+K5(θ6−θ5)+K6(θ6−θ7)=T4
I7・θ7”+K6(θ7−θ8)=0
ここで、θdはトーショナルダンパ1の回転角であり、θd’はトーショナルダンパ1の角速度であり、θd”はトーショナルダンパ1の角加速度である。また、θ1はクランク軸の前端2の回転角であり、θ1’はクランク軸の前端2の角速度であり、θ1”はクランク軸の前端2の角加速度である。また、θ2はクランク角プレート3の回転角であり、θ2’はクランク角プレート3の角速度であり、θ2”はクランク角プレート3の角加速度である。また、θ3は#1気筒連結部4の回転角であり、θ3’は#1気筒連結部4の角速度であり、θ3”は#1気筒連結部4の角加速度である。また、θ4は#2気筒連結部5の回転角であり、θ4’は#2気筒連結部5の角速度であり、θ4”は#2気筒連結部5の角加速度である。また、θ5は#3気筒連結部6の回転角であり、θ5’は#3気筒連結部6の角速度であり、θ5”は#3気筒連結部6の角加速度である。また、θ6は#4気筒連結部7の回転角であり、θ6’は#4気筒連結部7の角速度であり、θ6”は#4気筒連結部7の角加速度である。また、θ7はフライホイール8の回転角であり、θ7’はフライホイール8の角速度であり、θ7”はフライホイール8の角加速度である。
こうして、前述の関係式において、機関運転状態毎の所望クランク角度における各気筒連結部に作用するトルクT1,T2,T3,T4を代入することにより、クランク角プレート3の角速度θ2’を算出することができる。この際には、クランク角プレート3の角加速度θ2”の数値積分として算出することが好ましい。ここで、各トルクT1,T2,T3,T4は、各定常機関運転状態において、各気筒へ所望量の燃料が供給されている時の所望クランク角度の瞬間における各気筒の発生トルクであり、各気筒連結部に作用している慣性力も考慮される。すなわち、4気筒内燃機関の場合には、一般的に、特定気筒が上死点である時には、他の気筒も上死点又は下死点となっており、この時には、全気筒は全く爆発力を発生しないが、各機関運転状態において、この時にもクランク軸は慣性力によって回転しており、この慣性力も各気筒の発生トルクに含めて考えるのである。
このようにして、クランク軸の弾性体モデルにより算出された機関運転状態毎の所望クランク角度におけるクランク角プレート3の角速度θ2’は、各機関運転状態において各気筒へ所望量の燃料が確実に供給された時の捩じり振動分を含む理論的な角速度となる。
次いで、図3に示すように、クランク軸を剛体としてモデル化する。図3において、9は、図2におけるクランク軸の前端2と、クランク角プレート3と、#1気筒連結部4と、#2気筒連結部5と、#3気筒連結部6と、#4気筒連結部7と、フライホイール8とを合わせた全体部であり、その慣性モーメントIは、I=I1+I2+I3+I4+I5+I6+I7となる。そして、粘性減衰係数として、各気筒連結部の粘性減衰係数Ceの4倍が作用するとする。また、剛体モデルであるために、捩じり剛性は考える必要はない。
このようなクランク軸の剛体モデルにおいて、全体部9にトルクTが作用する場合には、以下の関係式が成立する。
I・θ”+4Ce・θ’=T
ここで、θ’は全体部9の角速度であり、θ”は全体部9の角加速度である。
こうして、この関係式において、機関運転状態毎の所望クランク角度における全体部9に作用するトルクTを代入することにより、全体部9の角速度θ’を算出することができる。この際には、全体部9の角加速度θ”の数値積分として算出することが好ましい。ここで、全体部9に作用するトルクTは、各定常機関運転状態において、各気筒へ所望量の燃料が供給されている時の所望クランク角度の瞬間における各気筒の発生トルクの合計であり、すなわち、前述の弾性体モデルの所望クランク角度の瞬間における各気筒の発生トルクT1,T2,T3,T4の合計とすることができる。
このようにして、クランク軸の剛体モデルにより算出された機関運転状態毎の所望クランク角度における全体部の角速度θ’は、各機関運転状態において各気筒へ所望量の燃料が確実に供給された時の捩じり振動分を全く含まないクランク角プレートの角速度とすることができる。
それにより、剛体モデルにより算出された機関運転状態毎の所望クランク角度におけるクランク角プレートの角速度と、弾性体モデルにより算出された機関運転状態毎の所望クランク角度におけるクランク角プレートの理論角速度との偏差を、機関運転状態毎の所望クランク角度の偏差としてマップ化することができ、例えば、所望クランク角度として、各気筒の圧縮上死点近傍のクランク角度と、各気筒の爆発行程中期のクランク角度とが選択されていれば、現在の機関運転状態において、各気筒の圧縮上死点近傍のクランク角度及び爆発行程中期のクランク角度において測定されたクランク角プレート位置でのそれぞれの角速度を、それぞれに対応する偏差によって補正することにより、測定されたそれぞれの角速度から捩じり振動の影響を無くすことができ、こうして補正された角速度は、各気筒の発生トルクの推定に利用することができる。
ところで、弾性体モデルにおいて、各部の慣性モーメント、捩じり剛性、及び粘性減衰係数は、実機において検証することが好ましい。例えば、幾つかの定常機関運転状態において、クランク角度毎のクランク角プレートの角速度を測定すると共に、クランク角度毎の各気筒の筒内圧力を測定する。次いで、クランク角度毎の各気筒の筒内圧力に基づき、クランク角度毎の各気筒連結部に作用するトルクT1,T2,T3,T4を算出し、これらクランク角度毎の各トルクを前述の関係式に代入して算出されるクランク角度毎のクランク角プレートの角速度が、測定されたクランク角度毎の角速度と一致するように、各部の慣性モーメント、捩じり剛性、及び、粘性減衰係数を調整するのである。
こうして調整された各部の慣性モーメント、捩じり剛性、及び、粘性減衰係数が使用された関係式によれば、他の定常機関運転状態においても正確なクランク角度毎のクランク角プレートの角速度を算出することができる。また、こうして調整された各部の慣性モーメント及び粘性減衰係数を使用する剛体モデルにより算出される各機関運転状態のクランク角度毎のクランク角プレートの角速度も信頼性が高いものとなる。
特に、慣性モーメント及び粘性減衰係数と作用トルクとを整合させた弾性体モデルと剛体モデルとにより算出された各機関運転状態のクランク角度毎のクランク角プレートにおける二つの角速度は、同様の誤差が含まれてそれぞれの絶対値の信頼性が仮に低くなっても、二つの角速度の偏差であれば、誤差が相殺されるために、高い信頼性を有するものとなる。
ところで、弾性体モデル及び剛体モデルにおいて、各機関運転状態における各クランク角度で各気筒連結部及び全体部(全気筒連結部と考えることができる)に作用するトルクは、所望量の燃料が確実に各気筒に供給されている時に各気筒の筒内圧センサによって各気筒の筒内圧力を実測して決定することが好ましい。しかしながら、少なくとも一気筒に筒内圧センサが設けられていれば、この気筒の筒内圧を少なくとも720°のクランク角度範囲において監視することにより、このクランク角度範囲の他気筒の筒内圧力は、それぞれ、180°、360°、540°クランク角度ずれた筒内圧力となっているはずであり、容易に推定することができる。
このような筒内圧力の測定は、試作機において実施しておくことが好ましいが、新車の初走行から所定期間の間のように各機関運転状態において所望量の燃料が確実に各気筒内へ供給されている時に、少なくとも一つの気筒に配置された筒内圧センサにより測定するようにしても良い。この場合においては、各機関運転状態の所望クランク角度における少なくとも一つの気筒の筒内圧力が測定された時に、弾性体モデル及び剛体モデルによる算出が実現され、前述の偏差のマップ化が可能となる。
また、各機関運転状態における各クランク角度で各気筒連結部に作用するトルクは、機関運転状態毎に各気筒へ供給される燃料量に基づき推定するようにしても良く、筒内圧力が測定されない機関運転状態においてだけ、各気筒へ供給される燃料量に基づき推定するようにしても良い。
前述した実施形態において、各機関運転状態の所望クランク角度におけるクランク角プレートの理論角速度は、弾性体モデルによって算出するようにしたが、各機関運転状態において所望量の燃料が確実に各気筒へ供給されている時に、試作機又は実機において所望クランク角度のクランク角プレートの角速度を測定するようにしても良い。
前述した実施形態は4気筒内燃機関に関するものであるが、もちろん、これは本発明を限定するものではなく、他の気筒数の内燃機関においても、前述同様な考え方に基づき、弾性体モデル及び剛体モデルを設定することができる。また、実際のクランク軸において、角速度測定部であるクランク角プレートの位置がフライホイール近傍であれば、これに合わせて、弾性体モデルを設定することとなる。この場合には、算出される各機関運転状態の所望クランク角度における角速度測定部の角速度は、実際と同様に、クランク軸の捩じり振動の影響が小さく、機関運転状態毎の所望クランク角度において設定される各偏差も小さな値となる。
クランク軸の角速度測定部におけるクランク角度毎の角速度を示す図である。 クランク軸の弾性体モデルを示す図である。 クランク軸の剛体モデルを示す図である。
符号の説明
1 トーショナルダンパ
2 クランク軸の前端
3 クランク角プレート
4 #1気筒連結部
5 #2気筒連結部
6 #3気筒連結部
7 #4気筒連結部
8 フライホイール
9 全体部

Claims (8)

  1. クランク軸を剛体としてモデル化した剛体モデルにより、機関運転状態毎に所望クランク角度において前記剛体モデルに作用するトルクに基づき前記剛体モデルの前記所望クランク角度における角速度を算出し、算出された機関運転状態毎の前記剛体モデルの前記所望クランク角度における前記角速度と、機関運転状態毎の前記クランク軸の前記所望クランク角度における角速度測定部の理論角速度との偏差に基づき、現在の機関運転状態において測定された前記所望クランク角度における前記角速度測定部の実角速度を補正することを特徴とする内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法。
  2. 機関運転状態毎に前記所望クランク角度において前記剛体モデルに作用するトルクは、燃料噴射量が正確に制御されている時に、機関運転状態毎に前記所望クランク角度において測定された少なくとも一つの気筒の筒内圧力に基づき決定されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法。
  3. 機関運転状態毎に前記所望クランク角度において前記剛体モデルに作用するトルクは、機関運転状態毎に各気筒に供給される燃料量に基づき推定されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法。
  4. 機関運転状態毎の前記所望クランク角度における前記理論角速度は、燃料噴射量が正確に制御されている時に、機関運転状態毎に測定された前記所望クランク角度における前記角速度測定部の角速度であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法。
  5. 機関運転状態毎の前記所望クランク角度における前記理論角速度は、前記角速度測定部及び各気筒連結部のそれぞれの慣性モーメントと、前記角速度測定部及び前記各気筒連結部のそれぞれの間の捩じり剛性とを、少なくとも使用してクランク軸をモデル化した弾性体モデルにより、機関運転状態毎に前記所望クランク角度において前記各気筒連結部に作用するトルクに基づき算出され、前記剛体モデルの慣性モーメントは、前記弾性体モデルの前記慣性モーメントの総和とされ、機関運転状態毎の前記所望クランク角度において前記剛体モデルに作用するトルクは、機関運転状態毎に前記所望クランク角度において前記弾性体モデルの前記各気筒連結部に作用するトルクの総和とされることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法。
  6. 機関運転状態毎に前記所望クランク角度において前記弾性体モデルの前記各気筒連結部に作用するトルクは、燃料噴射量が正確に制御されている時に、機関運転状態毎に前記所望クランク角度において測定された少なくとも一つの気筒の筒内圧力に基づき決定されることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法。
  7. 機関運転状態毎に前記所望クランク角度において前記弾性体モデルの前記各気筒連結部に作用するトルクは、機関運転状態毎に各気筒に供給される燃料量に基づき推定されることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法。
  8. 前記所望クランク角度は、各気筒の圧縮上死点近傍のクランク角度と、各気筒の爆発行程中期のクランク角度とであり、各気筒の発生トルクは、各気筒の爆発行程中期の前記クランク角度における前記角速度測定部の前記実角速度を、対応する前記偏差により補正した値の二乗と、各気筒の圧縮上死点近傍の前記クランク角度における前記角速度測定部の実角速度を、対応する前記偏差により補正した値の二乗との差に基づき推定されることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法。
JP2005212664A 2005-07-22 2005-07-22 内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法 Pending JP2007032296A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005212664A JP2007032296A (ja) 2005-07-22 2005-07-22 内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005212664A JP2007032296A (ja) 2005-07-22 2005-07-22 内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007032296A true JP2007032296A (ja) 2007-02-08

Family

ID=37791852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005212664A Pending JP2007032296A (ja) 2005-07-22 2005-07-22 内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007032296A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009275618A (ja) * 2008-05-15 2009-11-26 Mitsubishi Electric Corp 角速度及び角加速度算出装置、トルク推定装置、燃焼状態推定装置
JP2010190174A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関の燃焼トルク推定装置
DE112010000984T5 (de) 2009-03-06 2012-09-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Drehmomentschätzungssystem für einen Verbrennungsmotor
JP5985021B1 (ja) * 2015-08-20 2016-09-06 三菱電機株式会社 内燃機関の制御装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH068220A (ja) * 1992-06-23 1994-01-18 Kubota Corp 無機質板の乾式製法における給水方法及びその装置
JP2004340878A (ja) * 2003-05-19 2004-12-02 Yamakatsu Electronics Industry Co Ltd エンジンの出力同定装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH068220A (ja) * 1992-06-23 1994-01-18 Kubota Corp 無機質板の乾式製法における給水方法及びその装置
JP2004340878A (ja) * 2003-05-19 2004-12-02 Yamakatsu Electronics Industry Co Ltd エンジンの出力同定装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009275618A (ja) * 2008-05-15 2009-11-26 Mitsubishi Electric Corp 角速度及び角加速度算出装置、トルク推定装置、燃焼状態推定装置
JP2010190174A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関の燃焼トルク推定装置
DE112010000984T5 (de) 2009-03-06 2012-09-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Drehmomentschätzungssystem für einen Verbrennungsmotor
US8688358B2 (en) 2009-03-06 2014-04-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Torque estimating system for internal combustion engine
DE112010000984B4 (de) * 2009-03-06 2015-09-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Drehmomentschätzungssystem für einen Verbrennungsmotor
JP5985021B1 (ja) * 2015-08-20 2016-09-06 三菱電機株式会社 内燃機関の制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3750626B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP6190936B1 (ja) 内燃機関の制御装置及びその制御方法
US7958779B2 (en) Angular velocity/angular acceleration calculator, torque estimator, and combustion state estimator
US7415351B2 (en) Method and device for detecting an angular position signal for an internal-combustion engine
JP5203514B2 (ja) 内燃機関の失火検出装置
JP5386004B2 (ja) 内燃機関の失火検出装置
US7761224B2 (en) Drive train
JP2007032296A (ja) 内燃機関のクランク軸角速度の捩じり振動補正方法
JP2012197785A (ja) 内燃機関の失火検出装置
JP5197528B2 (ja) エンジン負荷検知装置およびエンジン負荷検知方法
JP5843937B1 (ja) 内燃機関の制御装置
JP4251039B2 (ja) 内燃機関の燃焼状態推定装置
JP2009013904A (ja) 内燃機関の失火検出装置
ITBO20100562A1 (it) Metodo di stima di un indice di combustione e/o della coppia indicata in un cilindro di un motore a combustione interna
JP2016098825A (ja) 内燃エンジンの制御方法
WO2017213259A1 (ja) 回転角度センサの診断装置及び診断方法、並びに、アクチュエータの制御装置
CN115455574B (zh) 一种增程动力系统设计方法
JP2009174483A (ja) 内燃機関の制御装置
JP5545042B2 (ja) 燃焼悪化検出装置
JP2004340878A (ja) エンジンの出力同定装置
JP2012188930A (ja) エンジントルク推定装置
JP5958221B2 (ja) 内燃機関の制御方法
JP2010209703A (ja) 内燃機関のトルク推定装置
CN108223147A (zh) 内燃机的控制装置以及控制方法
JP2016524091A (ja) 内燃機関の少なくとも1つのシリンダに供給される燃料量および空気量の分量エラーを区別する方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20080702

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20100330

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100406

A521 Written amendment

Effective date: 20100525

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101019