JP2007031907A - 手袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】 より狭い面積のプラスチックフイルムによって支障なく自由に手指を動かすことができる使い捨て手袋を簡易、経済的に得ようとする。
【解決手段】 プラスチックフイルムまたはシート1を二枚重ねの状態にする。これに指の挿入部2を並行状態に配置するようにして溶切断3し、さらに指挿入部2の付根部分4から回曲状の溶切断線5を形成する。この回曲状の溶切断線5によって形成される余裕部によって指と指の間を自由に拡げることができる所望の手袋10を得る。
この手袋10が五本指状に形成される場合には、上記余裕部8形成する回曲状の溶切断線5を各指挿入部2の間に形成する。手袋10がミット状に形成される場合には、親指挿入部21と他の4本の指挿入部の間に形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、手袋の改良に関するもので、特に使い捨て手袋と言われている手袋の改良に関する。
食品の調理、弁当の盛付け、医療、介護、その他の衛生管理が必要な各種の分野において、使い捨て手袋が使用されている。こうした使い捨て手袋において多く用いられているのは、2枚のプラスチックフイルムを重ね合わせ、両プラスチックフイルムを手の形に溶着すると共に切断する溶断操作によって手袋を製造することである。
こうした使い捨て手袋は、使用時に手を握ったり、拡げたり、指でつまんだりすることができるように、指を拡げた状態の形状に溶断することによって手袋を成形している。
さらに、指の付根部分を絞るような各種の提案もなされている。(特許文献1)
このように、従来の手袋30は2枚重ねのプラスチックフイルムに指を拡げた状態の手の形に溶断して成形しているので、製造に当ってはそれだけ広い面積のプラスチックフイルムを必要としている。(図14)
そこで、出願人は、より狭い面積のプラスチックフイルムによって使い捨て手袋を製造することを企図して、図16に示すように各指挿入部が隣接して並行する状態に溶断した手袋31を作って使用したところ、手を握ったり、拡げたり、指でつまんだりするときに、指の付根部分に無理な力がかかって、この部分から破けてしまい、実用化できないことが判った。
特開2002−317320
本発明は、より狭い面積のプラスチックフイルムによって支障なく自由に手指を動かすことができる使い捨て手袋を簡易、経済的に得ようとするものである。
本発明者は、上記課題を解決するために紆余曲折、種々の研究と試作を重ねた結果、プラスチックフイルムまたはシートを二枚重ねの状態にし、これに指の挿入部を並行状態に配置するようにして溶断し、さらに指挿入部の付根部分から回曲状の溶切断線を形成して指と指の間を拡げることができる余裕部を形成することによって、初めて所望の手袋を得ることができ本発明の完成に至ったものである。
この手袋が五本指状に形成される場合には、上記余裕部を形成する回曲状の溶切断線を各指挿入部の間に形成し、手袋がミット状に形成される場合には、親指挿入部と他の4本の指挿入部の間に形成するようにする。
本発明によれば、各指挿入部が並行状態に並ぶようにした手袋であっても、指の付根部分から回曲状に長い距離になるように形成した溶切断線によって、指と指の間を充分に拡げることができる余裕部が形成され、使用時に手を握ったり、拡げたり、指でつまんだりすることが支障なくできる使い捨て手袋を得ることができ、しかも狭い面積のプラスチックフイルムやシートによって効率的、経済的に得ることができる。
プラスチックフイルムまたはシート1を2枚重ねたり、半分に折ったり、チューブ状のものを平坦にしたりして二枚重ね状態にし、5本の指が入る指挿入部2を並行状態にして隣合わせに形成するように、二枚重ねのフイルムまたはシート1を溶着すると共に、切り離すことができるように溶断3している。
こうした各指挿入部の付根部分4から溶切断線5を形成しており、この溶切断線5はその長さが長くなるように適宜形状の回曲状に形成している。
こうした指挿入部2の下方には、手首くびれ部6を介して開口している手掌挿入部7を設けている。(図1、図2)
この手袋10に、上記手掌挿入部7から手を挿入して指挿入部2に指を差し入れれば、指を拡げるようにしたとき、指の付根部分4に設けた回曲状の溶切断線5が開いて余裕部8が形成され、この余裕部8によって、指挿入部の付根部分4を引裂いて破ることもなく自由に手を握ったり、拡げたり、指でつまんだりすることができるので、各種の作業を支障なく行うことができる。(図3)
図示のものでは、親指挿入部21と人差指挿入部22の付根部分4に設けた回曲状溶切断線5を、他の中指挿入部23、薬指挿入部24、小指挿入部25との間のものよりも長く、大きくしており、これによって大きな余裕部8が形成され、やや側方に延びるように付いている親指も一層自由に動かせるようになる。
図示の回曲状の溶切断線5は弧状に形成されているが、指の付根部分に、手を握ったり、拡げたり、指でつまんだりすることができる余裕部8を形成するものであるから、上記弧状に限らず適宜の形状に形成することができる。
図4に示すものは、各指挿入部2の付根部分4に設けた回曲状溶切断線5を同じ方向に向けて回曲するように形成したものであり、またその回曲状態をほぼ半円状に形成しており、上記のものと同様にして使用することができる。
また、上記回曲状溶切断線5は、各指挿入部2の付根部分4において所望の異なった方向に向けて形成することも任意にできる。
図5に示すものは、各指挿入部2の先端部分をやや細目に形成しており、また、回曲状溶切断線5の回曲状態をなだらかに回曲するような状態に形成しているもので、指先での摘み作業などが一層容易に行うことができるようになる。
また、図6のものは、図5に示すものとほぼ同様に形成されているものであって、各指挿入部2が並行状態に配置されているが、人差指挿入部22と薬指挿入部24の先端側がやや中指挿入部23側に寄るように形成されているものである。
図7に示すものは、親指挿入部21と人差指挿入部22が並行しているが、両指挿入部間に狭い隙間9を設けたものであり、各指挿入部2間の付根部分4から上記の如く回曲状溶切断線5を設けているものである。
図8のものは、図7示すものの各回曲状溶切断線5の終端部に、円形状の溶着部11を形成したものであり、この円形状の溶着部11によって手袋に手に嵌めて使用したとき、回曲状溶切断線5の終端から裂けて行く虞を一層のこと防止している。このような溶着部11は、円形の他適宜の形状とすることができるし、上記及び下記する各種の回曲状溶切断線5の終端部に適宜必要に応じて設けることができる。
図9に示されているものは、図7に示すものの親指挿入部21と人差指挿入部22の付根部分4に、ほぼV字状を描いて次第に細くなる部分15を持ち、さらに線状なっている回曲状溶切断線5を設けたものであって、親指の動きが更にスムーズになることがある。
図10に示すものは、親指挿入部21、人差指挿入部22、中指挿入部23、薬指挿入部24、小指挿入部25までの五本の指挿入部2が並行しているが、各指挿入部の間に各々狭い隙間9を設けているものであり、各指挿入部間の付根部分4からは上記と同様に回曲状溶切断線5を設けている。
図11に示すものでは、五本の指挿入部2を並行状態に隙間無く配置しており、各指挿入部の中間部には凹部12や凸部13を設けることによって、各指挿入部2と挿入される指との接触性を高めており、これによって指が手袋から抜けるような傾向を一層防ぐことができる。この凹部12や凸部13は、指の関節と関節の間に位置するように設けると良い場合が多く、形状は図示の他にも適宜の形状とすることができる。
図12のものは、親指を差し入れる親指挿入部21とその他の4本の指を挿し入れる指挿入部26とでミット状に形成した手袋で、上記両指挿入部を並行状態に設けている。そして、この親指挿入部21とその他の4本の指挿入部26との間の付根部分4から、上記したのと同様に回曲状溶切断線5を形成しているものである。
上記したような各種の構造は、適宜に組み合わせて多様な形態の手袋として用いることができる。
上記した如く、使い捨て手袋の各指挿入部2は並行状態になっているので、図1に示す手袋では例えば図13に示すように幅Xのプラスチックフイルムに配置して製造することができ、図14に示すように幅Yのプラスチックフイルムに配置して製造する従来型の手袋30に比べて、図15に示すことからも判るようにプラスチックフイルムやシートの面積において約20〜30%も少なくて済み、生産コストを低減して、経済的に製造することができるメリットがある。
本発明の実施例を示す正面図である。 図1のA−A線拡大一部省略端面図である。 図1に示すものを使用するときに指を拡げた状態を示す説明図である。 本発明の他の実施例を示す一部省略正面図である。 本発明の更に他の実施例を示す正面図である。 本発明の他の例を示す正面図である。 本発明の更に他の例を示す正面図である。 図7に示す実施例の変形例を示す正面図である。 図7に示す実施例の他の変形例を示す正面図である。 本発明の他例を示す正面図である。 本発明の更に他例を示す正面図である。 本発明の他の例を示す正面図である。 図1に示す手袋をプラスチックフイルムから作る場合の配置関係を示す説明図である。 従来の手袋をプラスチックフイルムから作る場合の配置関係を示す説明図である。 図13と図14に示す手袋をプラスチックフイルムから作る場合の配置関係を比較して示す説明図である。 研究過程において試作した手袋を示す正面図である。
符号の説明
1 プラスチックフイルムまたはシート
2 指挿入部
3 溶切断
4 指挿入部の付根部分
5 回曲状の溶切断線
6 手首くびれ部
7 手掌挿入部
8 余裕部
9 隙間
10 手袋
11 溶着部
12 凹部
13 凸部
21 親指挿入部
22 人差指挿入部
23 中指挿入部
24 薬指挿入部
25 小指挿入部
30 従来型の手袋

Claims (7)

  1. プラスチックフイルムまたはシートを二枚重ね状態にし、指の挿入部を並行状態に配置するようにして溶断し、指の付根部分から指挿入部間を拡げることができる余裕部を形成するよう回曲状の溶切断線を形成した手袋。
  2. 上記手袋はミット状に形成され、余裕部を形成する回曲状の溶切断線を親指挿入部と他の4本の指挿入部の間に形成している請求項1記載の手袋。
  3. 上記手袋は五本指状に形成され、余裕部を形成する回曲状の溶切断線を各指挿入部の間に形成している請求項1記載の手袋。
  4. 上記並行状態に配置された指挿入部が互いに隣接している請求項2または3記載の手袋。
  5. 上記並行状態に配置された指挿入部が狭い間隔を存して配置された部分を有する請求項2または3記載の手袋。
  6. 上記各指挿入部の間に形成した回曲状の溶切断線を何れも同じ方向に向いた回曲状に形成している請求項3〜5のいずれかに記載の手袋。
  7. 上記各指挿入部の間に形成した回曲状の溶切断線を異なった方向に向いた回曲状に形成している請求項3〜5のいずれかに記載の手袋。
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