JP2004501715A - 2つの関節式ジョーを含む医療用多目的鉗子 - Google Patents
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Abstract
本発明は、ピボットにより連接された2つのジョーを含む、医師によって握りゾーンから操作される医療用の多目的鉗子に関する。本発明は下記の点を特徴とする:各ジョー(7、8)は、その内側面に、ジョー(7、8)が接触しているときには自由空間を形成するように凹部を含み;各ジョー(7、8)は、その内側面に、少なくとも一連の横細溝を含んでおり、前記一連の溝はジョー(7、8)が接触しているときに重複するのに適合する形状を有し;各ジョー(7、8)は、その遠位端に、他方のジョー(7、8)に向けられた少なくとも1つの鉤爪を含む。本発明は、特に婦人科の分野において、医療用鉗子を使用かつ製造するために有用である。
【選択図】図2
【選択図】図2
Description
【0001】
本発明は、医療用の多機能鉗子に関する。
【0002】
本発明は、特に婦人科分野における医療用の鉗子の使用および製造の分野に適用される。
【0003】
鉗子には、一般にピボットによって連接された2つのジョーが用意されており、医師によって握り領域から操作される。
【0004】
婦人科分野には、特に従来から使用されているそれぞれが特定の機能を満たす様々な鉗子がある。従って、ジョーが実質的に扁平な内側面を有していて、一定の付属品類、コットンあるいは包帯類をつかむことができるように横平行細溝が用意されている既知のコットン把持鉗子がある。
【0005】
また、頻回に使用される頸部つかみと呼ばれる鉗子類もある。
【0006】
ある意味では通常、上述の鉗子類と概して同様に、頸部つかみ鉗子は端部に数個の鉤爪が用意されたジョーを含む。
【0007】
この鉤爪を用いると、例えば子宮頸部にある組織のような組織を保持したり、および/または切除したりすることができる。
【0008】
これに関連して特に知られている鉗子類は、MUSEUX鉗子およびPOZZI鉗子と呼ばれている。
【0009】
婦人科分野においてはまた、一般に使用されているポリープ鉗子がある。
それらのジョーの内側面はスプーンのような収容部材を形成するために掘られている。
【0010】
これらの空洞によって、様々な要素および特にポリープを切除することができる。
【0011】
米国特許第5,667,526号は、かなり突き出た歯が用意された極めて特殊な形状の鉗子を開示している。この鉗子は一定の限定された機能にしか使用できず、その複雑な作動は低コストでの製造を不許容する。
【0012】
さらにまた米国特許第4,597,385号から一方のジョーの正面に切断部材および組織のための2本の保持歯が用意された生検鉗子も知られている。この鉗子もまた、生検を実施する場合にしか適用できないために重要性が限定される。その形状もまた、ジョーのデザインを原因として複雑である。
【0013】
これらの様々な鉗子は一般的には個別の機能を満たす。
【0014】
しかし、各患者のためには累積的方法でこれらの3種の鉗子を用いることが必要であることが分かっている。
【0015】
そこで医師は、様々な連続する患者のために余儀なくこれらの種々の鉗子を複数セット有していなければならない。
【0016】
購入費用に加えて、このような準備はさらに鉗子を滅菌するための実質的な費用を強いる。
【0017】
鉗子の滅菌ステップは、それらの使用後における日常的業務である。
【0018】
しかし、滅菌用設備は通常、特に一般診療を行っている医師が個別使用のためだけに使用するには高価である。
【0019】
さらに、滅菌は適切な能力を有する者により実施されなければならず、これはさらにまた労力の観点でも実質的費用を増加させる。
【0020】
滅菌は、極めて有効ではあるが、得られる滅菌が失敗に終わるという危険性を必ずしも乗り越えることはできない。
【0021】
そこで、好ましくは滅菌への依存を回避するために婦人科医にとって必要な鉗子セット数を抑えることを許容する鉗子を提供する大きな必要がある。
【0022】
本発明は、この分野に関連しており、現在市場で販売されている鉗子の欠点を克服することができる。
【0023】
本発明の主要な目的の1つは、現在は個別鉗子によって実施されている機能のうち、数種の機能を実施する鉗子を提供することである。
【0024】
その意味で、本発明の鉗子はコットン把持鉗子、頸部つかみ鉗子およびポリープ鉗子の機能を同時に満たすという長所を有する。
【0025】
さらに、鉗子の数を減少させるという事実はそれらを使い捨てにすることを許容する。
【0026】
この関連で、本発明に従った鉗子はそのデザインおよびその構成のために最小の費用で、および望ましい場合はプラスチック材料から製造することができる。
【0027】
その結果、本発明は単一鉗子を使用する場合の実際的特性に複数回の滅菌を必要としない使い捨て器具の経済的側面を結び付けている。
【0028】
本発明の別の長所は、使い捨てではない従来型鉗子に関係する時間の空費を伴うことなくその機能それぞれを実施するための十分かつ完全な有効性を維持しながら多機能鉗子を提供することである。
【0029】
ある好ましい変形に従うと、ジョーが接触した後にレッグの弾力性変形によってジョーへ補助的力を及ぼすように、鉗子は内側に曲がったレッグを含む。従って強制圧力が大きく促進される。
【0030】
その他の目的および長所は、本発明を限定しない下記の説明から明白になるであろう。
【0031】
本発明は、ピボットによって連接された2つのジョーを含み、医師によって握り領域から操作される、下記の事実を特徴とする医療用の多機能鉗子に関する:
−各ジョーは、その内側面に、ジョーが接合したときに2つの凹部が1つのくぼみを形成するように1つの凹部を含み、
−各ジョーは、その内側面に、少なくとも一連の横細溝を含んでおり、前記一連の細溝はジョーが接合したときに相補的に噛み合い、
−各ジョーは、その遠位端に、他方のジョーに向けられた少なくとも1つの鉤爪を含む。
【0032】
この鉗子は、下記で紹介される様々な変形に従って製造することができる:
−凹部は、望ましい場合は強制圧力を用いて閉鎖されたくぼみを作り出すために、ジョーが接合したときに、縁が接触する対称性の開口部を有し、
−凹部は、長軸がジョーの長手軸に沿って方向付けられている楕円形を有し、
−各ジョーは、ジョーの長手軸の方向に沿って凹部の両側に形成された二連の細溝を含み、
−各ジョーは、2つの鉤爪を含んでおり、ジョーの鉤爪は閉鎖位置で噛み合い、
−凹部は、2つの鉤爪間でジョーの遠位端へ伸びている、
−握り領域は、ジョーのためのピボットによって接続されたリングを含んだ2本のレッグによって形成されており、前記ジョーはそれぞれがピボットを介し握り領域とは反対側のレッグの延長部に形成される、
−ピボットを介し握り領域とは反対側に配置されたレッグの後方部分は凸状で内側へ曲がっており、ジョーの圧力を受けると弾力的に変形可能な材料から作られる、
−2つの後方部分の湾曲は対称的である、
−ピボットを介し握り領域と同一側に配置されたレッグの前方部分は、凸形で内側へ曲がっており、ジョーの圧力を受けると弾力的に変形可能な材料から作られる、
−2つの前方部分の湾曲は対称的である、
−ジョーの遠位端とピボットとの間隔は7から9cmである、
−これはプラスチック材料から作られる。
【0033】
指示的な実施例を示すために添付の図面を提供するが、これらは本発明を限定するものではない。これらの図面は1つの実施形態を示している。これらによって本発明を容易に理解できる。
【0034】
図2は、ここに開示した鉗子のある実施形態の全体図である。
【0035】
この好ましい実施例によると、鉗子は、2a、2bと番号付けされた2本の細長いレッグによって形成され、さらにそれらの端部に3a、3bと番号付けされたリングが用意されている握り領域1を実質的にその一方の端部に含む。
【0036】
これらのリングは、鉗子の開口および閉鎖を操作するために医師が握ることができる。
【0037】
図示した実施形態では、レッグ2a、2bは当該技術で既知のピボット6によって接続されている。
【0038】
さらに、図2に示されているように、鉗子を構成するジョー7、8はそれぞれが握り領域1に対してピボット6の他方の側でレッグ2a、2bの一方の延長部に形成されている。
【0039】
図2のジョーの相対配置を参照して、下方のジョーをジョー7と呼び、上方のジョーをジョー8と呼ぶ。
【0040】
当然ながら本発明に従うとあらゆるその他の形状の鉗子も予想することができ、図2の特定配置は1つの実施例としてのみ提供されている。
【0041】
同様に、レッグ2a、2bのL形曲がり部分4は必須ではなく、それらの2本のレッグが実質的に直線状である鉗子も予想することができよう。
【0042】
多機能鉗子を製造することができるように、ジョー7、8は特異な手段を有する。
【0043】
各ジョー7、8は、その内側面に、図4および5にそれぞれ示されているような凹部11、12を含む。
【0044】
そのような凹部11、12の形成は、望ましい場合にはジョー7、8が接合したときには強制的にジョー7、8内にくぼみを作ることを許容する。
【0045】
一例として、しかし好ましくは、凹部11、8は、長軸がジョー7、8の長手軸に沿って方向付けられている楕円形を有する。
【0046】
容易に使用するためには、凹部11、12の縁とジョー7、8の端部との間隔は例えば1mmのように小さいことが望ましい。
【0047】
凹部11、12の長軸の長さは例えば15mmであってよい。
【0048】
好ましくは、凹部11、12は類似の形状および寸法を有しており、相互に面するようにジョー7および8上に対称的に配置されている。
【0049】
従って、それらの対称的開口部はジョーが接合したときに閉鎖されたくぼみを作り出すことを許容し、凹部の開口部の縁はこの位置で接触させられる。
【0050】
この場合の開口部の縁は、下記で説明する細溝13、14の中間の高さであってよい。
【0051】
こうして形成された凹部11、12は組織あるいはポリープの切除を許容する。
【0052】
ここに示した鉗子はまた、例えばコットン、コイル類のような様々な付属品類をつかんだり操作したりすることも許容する。
【0053】
この鉗子はさらにまた、一般にコットン把持鉗子と呼ばれる鉗子も提供する。
【0054】
これを実施するために、各ジョー7、8はその内側面に、図4および5において13および14と番号付けされた少なくとも一連の細溝を含む。
【0055】
図示されているように、これらの細溝はジョー7、8の長手軸15、16に対して横である。
【0056】
さらに、図2および3から明らかなように、ジョー7、8それぞれの上に配置された細溝13、14は、図1と同様にジョー7、8が接合したときに噛み合うように相補的である。
【0057】
好ましくは、各ジョー7、8上には二連の細溝13、14が形成されるであろう。
【0058】
より正確には、これら二連の細溝は凹部11、12の対向する側に配置することができる。
【0059】
この配置は、図4および5から明白に見ることができる。
【0060】
このような配置は、サイズに関して特に有益であることに注目されるであろう。
【0061】
従って、このように用意された細溝13、14は、同時にジョー7、8の内側面の幅全部を占有することなく様々な付属品類をつかむというそれらの機能を完全に満たす。
【0062】
さらに、ジョー7、8の側方縁に実質的に近接する一連の細溝の配置は、ジョー7、8が接合したときに例え捻られたとしてもジョー7、8の位置での良好なつかみを保証する。
【0063】
さらに、凹部11、12のために好ましい楕円形は、一連の細溝13、14を形成するための左右の間隔を維持しながら十分な容量のくぼみの形成を許容する。
【0064】
本発明に従った鉗子は、さらに頸部つかみ鉗子の機能も満たす。
【0065】
このために、少なくとも1つの鉤爪9、10が各ジョー7、8の遠位端に形成される。
【0066】
図に示した例では、各ジョー7、8上に2つの鉤爪9、10が用意されている。
【0067】
図3から明らかなように、各ジョー7、8の鉤爪は他方のジョーに向けられている。
【0068】
さらに、ジョー7、8が一緒になったときは、ジョー7、8の鉤爪9、10は、それらが噛み合うようになっている。このようにして、それらはジョー7、8の閉鎖位置を妨害しない。
【0069】
鉤爪9、10が噛み合う実施形態の1例は図1に示されている。
【0070】
医師にとって便宜的であるために、凹部11、12は好ましくは鉤爪9、10の間でジョー7、8の遠位端へ伸びている。このように、ポリープを受け入れるためのくぼみは鉗子の端部に近接して配置されている。
【0071】
同様に使用するのに便宜的であるためには、および一例として、ジョー7、8の遠位端とピボット6との間隔は7〜9cmであろう。
【0072】
さらに、握り領域1には閉鎖用タング5a、5bを形成できよう。
【0073】
これらの手段によって、必要に応じて永続的閉鎖のためのちょっとした抑制具を用いて鉗子を閉鎖位置に保持することができる。
【0074】
図2に示した本デザインの閉鎖用タング5aおよび5bもまた使用できよう。
【0075】
これらの説明および図面から、本発明に従った鉗子が数種の機能のそれぞれを満たすために個別に用意される鉗子と同様に有効な方法でそれら数種の機能を満たすことは理解されるであろう。
【0076】
さらに、この作成は、鉗子を製造するために費用を増大させるであろう複雑なデザインに頼る必要なく実行される。
【0077】
さらにその上、これらの鉗子の構成は、それらが例えば成形によってプラスチック材料から製造できるような構成である。
【0078】
このようにして、単回使用するために適切な低コスト鉗子を提供することができる。
【0079】
特に、プラスチック材料から製造するためには、ジョー7、8が閉鎖されたときに、圧力下でも最適な特徴を維持することが重要である。
【0080】
このために好ましくは、加えられる力を増加させるために、ジョーが接触しているときにレッグの弾力的変形を許容するようレッグ2a、2bに内側へ曲がった形状を与えることが提案される。
【0081】
それらの弾力性変形の特性がレッグ2a、2bのために望ましい変形度に従っている材料が使用されるであろう。
【0082】
レッグ2a、2bに与えられる湾曲は、ジョー7、8へ力が加えられたときに取り入れる(adopter)傾向を有する湾曲とは逆の湾曲である。
【0083】
図7を参照すると、レッグ2a、2bの前方部分18a、18bの好ましくは対称的な凸形の湾曲を有する形状を見て取れる(これらの部分は握り領域1とは反対側に配置された部分である)。
【0084】
図7の黒色矢印は、凸形の湾曲を偏平化する傾向を有する弾力的変形の方向を示している。
【0085】
補足的もしくは代替的方法では、レッグ2a、2bの後方部分17a、17b(これらの部分は握り領域1と同一側にある)は、図6に示されているように凹形の湾曲を有する。
【0086】
図6および7におけるような湾曲したレッグを含む鉗子の製造は、さらにあらゆるタイプおよびデザインのジョーを用いても可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特定実施形態における鉗子の端部の部分的側面図である。
【図2】ここに示した多機能鉗子の1つの実施形態の全体図である。
【図3】開口位置にある鉗子のジョーの部分的側面図である。
【図4】本発明に従った鉗子の一方のジョーの下方から見た図である。
【図5】ある可能な実施形態に従った他方のジョーの上方から見た図である。
【図6】ジョーが開口している、鉗子のレッグの好ましい配置の図である。
【図7】また別の変形デザインの鉗子における閉鎖したジョーの図である。
【符号の説明】
1 握り領域
2a,2b レッグ
3a,3b リング
4 エルボ
5a,5b 閉鎖用タング
6 ピボット
7 下部ジョー
8 上部ジョー
9 上部鉤爪
10 下部鉤爪
11 上部凹部
12 下部凹部
13 上部細溝
14 下部細溝
15 上部ジョーの長手軸
16 下部ジョーの長手軸
17a,17b 後方部分
18a,18b 前方部分
本発明は、医療用の多機能鉗子に関する。
【0002】
本発明は、特に婦人科分野における医療用の鉗子の使用および製造の分野に適用される。
【0003】
鉗子には、一般にピボットによって連接された2つのジョーが用意されており、医師によって握り領域から操作される。
【0004】
婦人科分野には、特に従来から使用されているそれぞれが特定の機能を満たす様々な鉗子がある。従って、ジョーが実質的に扁平な内側面を有していて、一定の付属品類、コットンあるいは包帯類をつかむことができるように横平行細溝が用意されている既知のコットン把持鉗子がある。
【0005】
また、頻回に使用される頸部つかみと呼ばれる鉗子類もある。
【0006】
ある意味では通常、上述の鉗子類と概して同様に、頸部つかみ鉗子は端部に数個の鉤爪が用意されたジョーを含む。
【0007】
この鉤爪を用いると、例えば子宮頸部にある組織のような組織を保持したり、および/または切除したりすることができる。
【0008】
これに関連して特に知られている鉗子類は、MUSEUX鉗子およびPOZZI鉗子と呼ばれている。
【0009】
婦人科分野においてはまた、一般に使用されているポリープ鉗子がある。
それらのジョーの内側面はスプーンのような収容部材を形成するために掘られている。
【0010】
これらの空洞によって、様々な要素および特にポリープを切除することができる。
【0011】
米国特許第5,667,526号は、かなり突き出た歯が用意された極めて特殊な形状の鉗子を開示している。この鉗子は一定の限定された機能にしか使用できず、その複雑な作動は低コストでの製造を不許容する。
【0012】
さらにまた米国特許第4,597,385号から一方のジョーの正面に切断部材および組織のための2本の保持歯が用意された生検鉗子も知られている。この鉗子もまた、生検を実施する場合にしか適用できないために重要性が限定される。その形状もまた、ジョーのデザインを原因として複雑である。
【0013】
これらの様々な鉗子は一般的には個別の機能を満たす。
【0014】
しかし、各患者のためには累積的方法でこれらの3種の鉗子を用いることが必要であることが分かっている。
【0015】
そこで医師は、様々な連続する患者のために余儀なくこれらの種々の鉗子を複数セット有していなければならない。
【0016】
購入費用に加えて、このような準備はさらに鉗子を滅菌するための実質的な費用を強いる。
【0017】
鉗子の滅菌ステップは、それらの使用後における日常的業務である。
【0018】
しかし、滅菌用設備は通常、特に一般診療を行っている医師が個別使用のためだけに使用するには高価である。
【0019】
さらに、滅菌は適切な能力を有する者により実施されなければならず、これはさらにまた労力の観点でも実質的費用を増加させる。
【0020】
滅菌は、極めて有効ではあるが、得られる滅菌が失敗に終わるという危険性を必ずしも乗り越えることはできない。
【0021】
そこで、好ましくは滅菌への依存を回避するために婦人科医にとって必要な鉗子セット数を抑えることを許容する鉗子を提供する大きな必要がある。
【0022】
本発明は、この分野に関連しており、現在市場で販売されている鉗子の欠点を克服することができる。
【0023】
本発明の主要な目的の1つは、現在は個別鉗子によって実施されている機能のうち、数種の機能を実施する鉗子を提供することである。
【0024】
その意味で、本発明の鉗子はコットン把持鉗子、頸部つかみ鉗子およびポリープ鉗子の機能を同時に満たすという長所を有する。
【0025】
さらに、鉗子の数を減少させるという事実はそれらを使い捨てにすることを許容する。
【0026】
この関連で、本発明に従った鉗子はそのデザインおよびその構成のために最小の費用で、および望ましい場合はプラスチック材料から製造することができる。
【0027】
その結果、本発明は単一鉗子を使用する場合の実際的特性に複数回の滅菌を必要としない使い捨て器具の経済的側面を結び付けている。
【0028】
本発明の別の長所は、使い捨てではない従来型鉗子に関係する時間の空費を伴うことなくその機能それぞれを実施するための十分かつ完全な有効性を維持しながら多機能鉗子を提供することである。
【0029】
ある好ましい変形に従うと、ジョーが接触した後にレッグの弾力性変形によってジョーへ補助的力を及ぼすように、鉗子は内側に曲がったレッグを含む。従って強制圧力が大きく促進される。
【0030】
その他の目的および長所は、本発明を限定しない下記の説明から明白になるであろう。
【0031】
本発明は、ピボットによって連接された2つのジョーを含み、医師によって握り領域から操作される、下記の事実を特徴とする医療用の多機能鉗子に関する:
−各ジョーは、その内側面に、ジョーが接合したときに2つの凹部が1つのくぼみを形成するように1つの凹部を含み、
−各ジョーは、その内側面に、少なくとも一連の横細溝を含んでおり、前記一連の細溝はジョーが接合したときに相補的に噛み合い、
−各ジョーは、その遠位端に、他方のジョーに向けられた少なくとも1つの鉤爪を含む。
【0032】
この鉗子は、下記で紹介される様々な変形に従って製造することができる:
−凹部は、望ましい場合は強制圧力を用いて閉鎖されたくぼみを作り出すために、ジョーが接合したときに、縁が接触する対称性の開口部を有し、
−凹部は、長軸がジョーの長手軸に沿って方向付けられている楕円形を有し、
−各ジョーは、ジョーの長手軸の方向に沿って凹部の両側に形成された二連の細溝を含み、
−各ジョーは、2つの鉤爪を含んでおり、ジョーの鉤爪は閉鎖位置で噛み合い、
−凹部は、2つの鉤爪間でジョーの遠位端へ伸びている、
−握り領域は、ジョーのためのピボットによって接続されたリングを含んだ2本のレッグによって形成されており、前記ジョーはそれぞれがピボットを介し握り領域とは反対側のレッグの延長部に形成される、
−ピボットを介し握り領域とは反対側に配置されたレッグの後方部分は凸状で内側へ曲がっており、ジョーの圧力を受けると弾力的に変形可能な材料から作られる、
−2つの後方部分の湾曲は対称的である、
−ピボットを介し握り領域と同一側に配置されたレッグの前方部分は、凸形で内側へ曲がっており、ジョーの圧力を受けると弾力的に変形可能な材料から作られる、
−2つの前方部分の湾曲は対称的である、
−ジョーの遠位端とピボットとの間隔は7から9cmである、
−これはプラスチック材料から作られる。
【0033】
指示的な実施例を示すために添付の図面を提供するが、これらは本発明を限定するものではない。これらの図面は1つの実施形態を示している。これらによって本発明を容易に理解できる。
【0034】
図2は、ここに開示した鉗子のある実施形態の全体図である。
【0035】
この好ましい実施例によると、鉗子は、2a、2bと番号付けされた2本の細長いレッグによって形成され、さらにそれらの端部に3a、3bと番号付けされたリングが用意されている握り領域1を実質的にその一方の端部に含む。
【0036】
これらのリングは、鉗子の開口および閉鎖を操作するために医師が握ることができる。
【0037】
図示した実施形態では、レッグ2a、2bは当該技術で既知のピボット6によって接続されている。
【0038】
さらに、図2に示されているように、鉗子を構成するジョー7、8はそれぞれが握り領域1に対してピボット6の他方の側でレッグ2a、2bの一方の延長部に形成されている。
【0039】
図2のジョーの相対配置を参照して、下方のジョーをジョー7と呼び、上方のジョーをジョー8と呼ぶ。
【0040】
当然ながら本発明に従うとあらゆるその他の形状の鉗子も予想することができ、図2の特定配置は1つの実施例としてのみ提供されている。
【0041】
同様に、レッグ2a、2bのL形曲がり部分4は必須ではなく、それらの2本のレッグが実質的に直線状である鉗子も予想することができよう。
【0042】
多機能鉗子を製造することができるように、ジョー7、8は特異な手段を有する。
【0043】
各ジョー7、8は、その内側面に、図4および5にそれぞれ示されているような凹部11、12を含む。
【0044】
そのような凹部11、12の形成は、望ましい場合にはジョー7、8が接合したときには強制的にジョー7、8内にくぼみを作ることを許容する。
【0045】
一例として、しかし好ましくは、凹部11、8は、長軸がジョー7、8の長手軸に沿って方向付けられている楕円形を有する。
【0046】
容易に使用するためには、凹部11、12の縁とジョー7、8の端部との間隔は例えば1mmのように小さいことが望ましい。
【0047】
凹部11、12の長軸の長さは例えば15mmであってよい。
【0048】
好ましくは、凹部11、12は類似の形状および寸法を有しており、相互に面するようにジョー7および8上に対称的に配置されている。
【0049】
従って、それらの対称的開口部はジョーが接合したときに閉鎖されたくぼみを作り出すことを許容し、凹部の開口部の縁はこの位置で接触させられる。
【0050】
この場合の開口部の縁は、下記で説明する細溝13、14の中間の高さであってよい。
【0051】
こうして形成された凹部11、12は組織あるいはポリープの切除を許容する。
【0052】
ここに示した鉗子はまた、例えばコットン、コイル類のような様々な付属品類をつかんだり操作したりすることも許容する。
【0053】
この鉗子はさらにまた、一般にコットン把持鉗子と呼ばれる鉗子も提供する。
【0054】
これを実施するために、各ジョー7、8はその内側面に、図4および5において13および14と番号付けされた少なくとも一連の細溝を含む。
【0055】
図示されているように、これらの細溝はジョー7、8の長手軸15、16に対して横である。
【0056】
さらに、図2および3から明らかなように、ジョー7、8それぞれの上に配置された細溝13、14は、図1と同様にジョー7、8が接合したときに噛み合うように相補的である。
【0057】
好ましくは、各ジョー7、8上には二連の細溝13、14が形成されるであろう。
【0058】
より正確には、これら二連の細溝は凹部11、12の対向する側に配置することができる。
【0059】
この配置は、図4および5から明白に見ることができる。
【0060】
このような配置は、サイズに関して特に有益であることに注目されるであろう。
【0061】
従って、このように用意された細溝13、14は、同時にジョー7、8の内側面の幅全部を占有することなく様々な付属品類をつかむというそれらの機能を完全に満たす。
【0062】
さらに、ジョー7、8の側方縁に実質的に近接する一連の細溝の配置は、ジョー7、8が接合したときに例え捻られたとしてもジョー7、8の位置での良好なつかみを保証する。
【0063】
さらに、凹部11、12のために好ましい楕円形は、一連の細溝13、14を形成するための左右の間隔を維持しながら十分な容量のくぼみの形成を許容する。
【0064】
本発明に従った鉗子は、さらに頸部つかみ鉗子の機能も満たす。
【0065】
このために、少なくとも1つの鉤爪9、10が各ジョー7、8の遠位端に形成される。
【0066】
図に示した例では、各ジョー7、8上に2つの鉤爪9、10が用意されている。
【0067】
図3から明らかなように、各ジョー7、8の鉤爪は他方のジョーに向けられている。
【0068】
さらに、ジョー7、8が一緒になったときは、ジョー7、8の鉤爪9、10は、それらが噛み合うようになっている。このようにして、それらはジョー7、8の閉鎖位置を妨害しない。
【0069】
鉤爪9、10が噛み合う実施形態の1例は図1に示されている。
【0070】
医師にとって便宜的であるために、凹部11、12は好ましくは鉤爪9、10の間でジョー7、8の遠位端へ伸びている。このように、ポリープを受け入れるためのくぼみは鉗子の端部に近接して配置されている。
【0071】
同様に使用するのに便宜的であるためには、および一例として、ジョー7、8の遠位端とピボット6との間隔は7〜9cmであろう。
【0072】
さらに、握り領域1には閉鎖用タング5a、5bを形成できよう。
【0073】
これらの手段によって、必要に応じて永続的閉鎖のためのちょっとした抑制具を用いて鉗子を閉鎖位置に保持することができる。
【0074】
図2に示した本デザインの閉鎖用タング5aおよび5bもまた使用できよう。
【0075】
これらの説明および図面から、本発明に従った鉗子が数種の機能のそれぞれを満たすために個別に用意される鉗子と同様に有効な方法でそれら数種の機能を満たすことは理解されるであろう。
【0076】
さらに、この作成は、鉗子を製造するために費用を増大させるであろう複雑なデザインに頼る必要なく実行される。
【0077】
さらにその上、これらの鉗子の構成は、それらが例えば成形によってプラスチック材料から製造できるような構成である。
【0078】
このようにして、単回使用するために適切な低コスト鉗子を提供することができる。
【0079】
特に、プラスチック材料から製造するためには、ジョー7、8が閉鎖されたときに、圧力下でも最適な特徴を維持することが重要である。
【0080】
このために好ましくは、加えられる力を増加させるために、ジョーが接触しているときにレッグの弾力的変形を許容するようレッグ2a、2bに内側へ曲がった形状を与えることが提案される。
【0081】
それらの弾力性変形の特性がレッグ2a、2bのために望ましい変形度に従っている材料が使用されるであろう。
【0082】
レッグ2a、2bに与えられる湾曲は、ジョー7、8へ力が加えられたときに取り入れる(adopter)傾向を有する湾曲とは逆の湾曲である。
【0083】
図7を参照すると、レッグ2a、2bの前方部分18a、18bの好ましくは対称的な凸形の湾曲を有する形状を見て取れる(これらの部分は握り領域1とは反対側に配置された部分である)。
【0084】
図7の黒色矢印は、凸形の湾曲を偏平化する傾向を有する弾力的変形の方向を示している。
【0085】
補足的もしくは代替的方法では、レッグ2a、2bの後方部分17a、17b(これらの部分は握り領域1と同一側にある)は、図6に示されているように凹形の湾曲を有する。
【0086】
図6および7におけるような湾曲したレッグを含む鉗子の製造は、さらにあらゆるタイプおよびデザインのジョーを用いても可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特定実施形態における鉗子の端部の部分的側面図である。
【図2】ここに示した多機能鉗子の1つの実施形態の全体図である。
【図3】開口位置にある鉗子のジョーの部分的側面図である。
【図4】本発明に従った鉗子の一方のジョーの下方から見た図である。
【図5】ある可能な実施形態に従った他方のジョーの上方から見た図である。
【図6】ジョーが開口している、鉗子のレッグの好ましい配置の図である。
【図7】また別の変形デザインの鉗子における閉鎖したジョーの図である。
【符号の説明】
1 握り領域
2a,2b レッグ
3a,3b リング
4 エルボ
5a,5b 閉鎖用タング
6 ピボット
7 下部ジョー
8 上部ジョー
9 上部鉤爪
10 下部鉤爪
11 上部凹部
12 下部凹部
13 上部細溝
14 下部細溝
15 上部ジョーの長手軸
16 下部ジョーの長手軸
17a,17b 後方部分
18a,18b 前方部分
Claims (13)
- ピボットによって連接され、医師によって握り領域(1)から操作される2つのジョー(7、8)を含む医療用の多機能鉗子であって、
−各ジョー(7、8)は、その内側面に、ジョー(7、8)が接合したときに2つの凹部(11、12)が1つのくぼみを形成するように1つの凹部(11、12)を含み、
−各ジョー(7、8)は、その内側面に、少なくとも一連の横細溝(13、14)を含んでおり、ジョー(7、8)が接合したときに前記一連の細溝(13、14)は相補的に噛み合い、
−各ジョー(7、8)は、その遠位端に、他方のジョー(7、8)に向けられた少なくとも1つの鉤爪(9、10)を含む、
ことを特徴とする医療用の多機能鉗子。 - 凹部(11、12)は、ジョー(7、8)が接合したときに望ましい場合は強制的に閉鎖したくぼみを作製するために、縁が接触している対称的開口部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の多機能鉗子。 - 凹部(11、12)は、長軸がジョー(7、8)の長手軸(15、16)に沿って方向付けられている楕円形を有する、
ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の多機能鉗子 - 各ジョー(7、8)は、ジョー(7、8)の長手軸(15、16)の方向に凹部(11、12)の対向する側に形成された二連の細溝(13、14)を含む、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の多機能鉗子。 - 各ジョー(7、8)は、2つの鉤爪(9、10)を含み、ジョー(7、8)の鉤爪(9、10)は閉鎖位置で噛み合う、
ことを特徴とする請求項1から4のいづれか1項に記載の多機能鉗子。 - 凹部(11、12)は、2つの鉤爪(9、10)の間でジョー(7、8)の遠位端へ伸びている、
ことを特徴とする請求項5記載の多機能クランプ。 - 握り領域(1)は、ジョー(7、8)のピボットを形成するピボット(6)によって接続されたリング(3a、3b)を含んだ2本のレッグ(2a、2b)によって形成されており、前記ジョー(7、8)はそれぞれ、ピボット(6)を介し握り領域(1)とは反対側のレッグ(2a、2b)の延長部に形成される、
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の多機能鉗子。 - ピボット(6)を介し握り領域(1)とは反対側に配置されているレッグ(2a、2b)の前方部分(18a、18b)が凸形で内側へ曲がっており、ジョー(7、8)が圧力を受けている間に弾力的に変形可能な材料から作られる、
ことを特徴とする請求項7記載の多機能クランプ。 - 2つの前方部分(18a、18b)の湾曲が対称的である、ことを特徴とする請求項8記載の多機能クランプ。
- ピボット(6)を介し握り領域(1)と同一側に配置されているレッグ(2a、2b)の後方部分(17a、17b)が凹形で内側へ曲がっており、ジョー(7、8)が圧力を受けている間に弾力的に変形可能な材料から作られる、
ことを特徴とする請求項7から9のいづれか1項に記載の多機能鉗子。 - 2つの後方部分(17a、17b)の湾曲が対称的である、
ことを特徴とする請求項10記載の多機能クランプ。 - ジョー(7、8)の遠位端とピボット(6)との間隔が7から9cmである、
ことを特徴とする請求項7から11のいずれか1項に記載の多機能鉗子。 - 該鉗子がプラスチック材料から作られる、
ことを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の多機能鉗子。
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