JP2007031301A - 化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】 皮膚や毛髪に対して有効的な効果を与える植物由来成分を含有し、しかも保存時の色調の経時変化が小さく安定性に優れた化粧料を提供する。
【解決手段】 エチドロン酸及び/又はその塩と、ペンテト酸及び/又はその塩と、植物由来成分とを含有して化粧料を調製する。皮膚や毛髪に対して有効的な効果を与える植物由来成分を含有する化粧料において、BHTやBHAを配合する必要なく、保存時の色調の経時変化が小さく安定性に優れた化粧料を得ることができる。
【選択図】 なし

Description

本発明は、植物由来成分を含有する化粧料に関するものである。
人の皮膚や毛髪は、温度変化、湿度変化、物理的摩擦、大気や光や水との接触などの種々の外的要因や、あるいは生理学的老化によって、変化や支障を来すことがしばしばある。植物には人の皮膚や毛髪に作用して、このようなトラブルを改善させる効果を持った成分を備えていることが知られており、これらの植物由来成分を利用する試みがなされている。例えば、種々の植物から有効成分を取り出して、化粧料その他の製剤に配合することがなされている。
例えば、アピゲニンやルテオリンの配糖体を配合した抗炎症効果を有する外用剤(特許文献1参照)、ナリンゲニンを配合したメイラード反応抑制作用を有する外用剤(特許文献2参照)、β−カロチンを配合した抗酸化作用を有する皮膚外用剤(特許文献3参照)などが提案されている。
上記のように植物由来成分を配合することによって製剤の安定性が低下し、経時変化により製剤が着色され、あるいは変色されることがあり、特に化粧料の場合、着色や変色が発生して色調が変化すると商品価値が大きく損なわれることになるという問題がある。
一方、化粧料において、経時的な品質劣化を抑制するために、従来、抗酸化剤としてBHT(ジブチルヒドロキシトルエン)やBHA(ブチルヒドロキシアニソール)を配合することが行なわれているが、これらの成分は安全性や安定性の面において種々の問題を有するために、最近では使用が避けられつつある。
また金属封鎖剤として、EDTA又はその塩、エチドロン酸又はその塩、グルコン酸又はその塩、クエン酸又はその塩、ピロリン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム等を化粧料の安定化のために配合することも知られている(例えば、特許文献4,5等参照)。しかし、化粧料に植物由来成分を配合することによって発生する、保存時の着色や変色という経時変化を防ぐことにまでは至っていないのが現状である。
特開平8−73337号公報 特開平7−324025号公報 特開平9−175983号公報 特開2000−136122号公報 特開2003−238378号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、皮膚や毛髪に対して有効的な効果を与える植物由来成分を含有し、しかも保存時の色調の経時変化が小さく安定性に優れた化粧料を提供することを目的とするものである。
本発明は、植物由来成分を含有する化粧料において、従来、金属封鎖剤として知られているエチドロン酸及び/又はその塩と、ペンテト酸及び/又はその塩とを併用して配合することによって、植物由来成分による着色や変色を抑制し、保存時の色調の経時変化を低減できること見出して、完成したものである。
すなわち本発明の請求項1に係る化粧料は、エチドロン酸及び/又はその塩と、ペンテト酸及び/又はその塩と、植物由来成分とを含有して成ることを特徴とするものである。
また請求項2の発明は、請求項1において、前記植物由来成分が、アピゲニン、ルテオリン、ナリンゲニン、又はこれらの配糖体、植物油、シコニン、β−カロチンから選ばれるものであることを特徴とするものである。
また請求項3の発明は、請求項2において、前記植物油が、ヤシ油、パーム油、パーム核油、ホホバ油、オリーブ油、ゴマ油、菜種油から選ばれるものであることを特徴とするものである。
また請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかにおいて、化粧料全量に対して、エチドロン酸及び/又はその塩を0.005〜1.0質量%、ペンテト酸及び/又はその塩を0.005〜1.0質量%含有して成ることを特徴とするものである。
また請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかの化粧料が、洗浄料であることを特徴とするものである。
また請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれかの化粧料には、BHT、BHAを含有しないことを特徴とするものである。
本発明によれば、皮膚や毛髪に対して有効的な効果を与える植物由来成分を含有する化粧料において、BHTやBHAを配合する必要なく、保存時の色調の経時変化が小さく安定性に優れた化粧料を得ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
エチドロン酸は次の式(1)の構造式で表されるものであり、このエチドロン酸の塩は1塩から4塩の形で存在する。本発明においてはエチドロン酸の形で使用しても、塩の形で使用しても、両者を併用した形で使用してもいずれでもよいが、化粧料への配合のし易さから、4塩の形で使用するのが好ましい。エチドロン酸の塩としては、通常知られているアルカリ塩であれば特に限定されることなく使用することができるが、なかでも、アルカリ金属塩であるカリウム塩やナトリウム塩が好ましく、特にエチドロン酸4ナトリウムが好ましい。
Figure 2007031301
このエチドロン酸及び/又はその塩は、一種を単独で使用する他、二種以上を併用することもできる。エチドロン酸及び/又はその塩の配合量は、後述のペンテト酸及び/又はその塩、植物由来成分、その他の配合成分の含有量や種類に応じて適宜定められるが、化粧料を十分に安定化させるためには、化粧料の全量に対して0.005〜1.0質量%の範囲が好ましく、より好ましくは0.01〜0.5質量%の範囲である。この範囲より少ないと、化粧料の保存時の色調の経時変化を小さくする安定化の効果が不十分になり、この範囲より多くなると、過剰分の作用で逆に化粧料の安定化が損なわれるおそれがある。
ペンテト酸は次の式(2)の構造式で表されるものであり、このペンテト酸の塩は1塩から5塩の形で存在する。本発明においてはペンテト酸の形で使用しても、塩の形で使用しても、両者を併用した形で使用してもいずれでもよいが、化粧料への配合のし易さから、5塩の形で使用するのが好ましい。ペンテト酸の塩としては、通常知られているアルカリ塩であれば特に限定されることなく使用することができるが、なかでも、アルカリ金属塩であるカリウム塩やナトリウム塩が好ましく、特にペンテト酸5ナトリウムが好ましい。
Figure 2007031301
このペンテト酸及び/又はその塩は、一種を単独で使用する他、二種以上を併用することもできる。ペンテト酸及び/又はその塩の配合量は、前述のエチロドン酸及び/又はその塩、植物由来成分、その他の配合成分の含有量や種類に応じて適宜定められるが、化粧料を十分に安定化させるためには、化粧料の全量に対して0.005〜1.0質量%の範囲が好ましく、より好ましくは0.01〜0.5質量%の範囲である。この範囲より少ないと、化粧料の保存時の色調の経時変化を小さくする安定化の効果が不十分になり、この範囲より多くなると、過剰分の作用で逆に化粧料の安定化が損なわれるおそれがある。
本発明では、上記のエチドロン酸及び/又はその塩と、ペンテト酸及び/又はその塩を併用するものであるが、両者を併用するにあたってその質量比は、3:1〜1:3の範囲が好ましく、より好ましくは2:1〜1:2の範囲である。質量比をこの範囲内に設定することによって、エチドロン酸及び/又はその塩と、ペンテト酸及び/又はその塩の両者の相乗作用で、化粧料の保存時の色調の経時変化を小さくする安定化の効果を高く得ることができるものであり、この範囲から外れて一方が少なくなり過ぎると、このような安定化の効果を十分に得ることが難しくなる。
また、本発明の化粧料に配合される植物由来成分としては、アピゲニン、ルテオリン、ナリンゲニン、又はこれらの配糖体、植物油、シコニン、β−カロチンを挙げることができる。これらの中から一種を単独で選択して使用してもよく、また二種以上を選択して併用してもよい。またこの植物油としては、ヤシ油、パーム油、パーム核油、ホホバ油、オリーブ油、ゴマ油、菜種油を挙げることができる。これらの中から一種を単独で選択して使用してもよく、また二種以上を選択して併用してもよい。
上記のアピゲニンは、フラボン類に属するフラボノイドの一種であり、その配糖体としてアピゲニン−7−グルコシドなどを挙げることができる。このようなアピゲニンやその配糖体は、グレープフルーツの種子の抽出物、シソの抽出物、カミツレの花の抽出物等から得ることができる。
また上記のルテオリンは、フラボン類に属するフラボノイドの一種であり、その配糖体としてルテオリン−7−ルチノシドなどを挙げることができる。このようなルテオリンやその配糖体は、シソの抽出物、ベニバナの花の抽出物等から得ることができる。
また上記のナリンゲニンは、フラバノン類に属するフラボノイドの一種であり、その配糖体としてナリンギンなどを挙げることができる。このようなナリンゲニンやその配糖体は、柑橘類の外皮に多く含まれており、レモンやグレープフルーツ等の外皮から得ることができる。
また上記のシコニンは、天然色素成分であり、ムラサキの根のシコンの抽出物から得ることができる。
また上記のβ−カロチンは、天然色素であるカロチノイドの一種であり、黄緑色野菜や果物に多く含まれている。
上記の植物由来成分の配合量は、特に限定されるものではないが、アピゲニン、ルテオリン、ナリンゲニン、又はこれらの配糖体、シコニン、β−カロチンの場合、化粧料の全量に対して0.0001〜0.3質量%の範囲が好ましく、また植物油の場合、化粧料の全量に対して0.01〜30質量%の範囲が好ましい。
本発明に係る化粧料は、上記の植物由来成分、そしてエチドロン酸及び/又はその塩、ペンテト酸及び/又はその塩を必須成分として含有するが、これらの成分の他に、油性成分、水溶性成分、界面活性剤、保湿剤、増粘剤、防腐剤、顔料、pH調整剤、紫外線吸収剤、香料、色素等を、本発明の特性を損なわない範囲で適量配合することができるものである。
そして本発明の化粧料としては、特に制限されるものではないが、次のものを例示することができる。
鹸化法、中和法、機械練り法、枠練り法など任意の方法で製造される固形石鹸、具体的には、一般的な化粧石鹸、透明石鹸、半透明石鹸、多色石鹸、薬用石鹸、中性石鹸、弱酸性石鹸、カリ含有石鹸等の固形石鹸、固形シャンプー、ファンデーション、チークカラー、口紅等の固体状化粧料、ボディソープ、シャンプー、クレンジングオイル、ローション、化粧水等の液状化粧料、ヘアリンス、乳液、乳化液体入浴剤等の乳液状化粧料、洗顔クリーム、練り石鹸、クレンジングクリーム、フェイスクリーム、フェイスパック、ハンドクリーム、マッサージクリーム、ヘアクリーム、ヘアトリートメント等のクリーム状化粧料、クレンジグジェル、ジェルクリーム等のゲル状化粧料、洗顔シート、フェイスマスク等のような支持体に塗布したシート状化粧料、洗顔パウダー、粉おしろい、粉末入浴剤等の粉末状化粧料などである。このような各種の形態で実施することができるが、これらのなかでも、本発明の化粧料は石鹸、シャンプー等の洗浄料としての用途に特に適しているものである。
上記のようにして得られる本発明の化粧料にあって、エチドロン酸及び/又はその塩と、ペンテト酸及び/又はその塩とを含有するため、植物由来成分の配合によって着色や変色が発生して色調が経時変化することを防ぎ、又は大きく低減することができるものであり、高い安定性を有する化粧料を得ることができるものである。そして後述の実施例・比較例で実証されるように、エチドロン酸及び/又はその塩と、ペンテト酸及び/又はその塩とを単独で使用した場合には、安定性を高める効果を十分に得ることができないので、エチドロン酸及び/又はその塩と、ペンテト酸及び/又はその塩は、両者の相乗効果で化粧料の安定性に寄与しているものと考えられる。
また本発明ではこのように、エチドロン酸及び/又はその塩と、ペンテト酸及び/又はその塩とを含有することによって、化粧料の安定性を高めることができるので、植物由来成分の配合量を高めることが可能になるものであり、そしてBHTやBHAのような抗酸化剤を配合する必要が無くなるものである。
次に、本発明を実施例によって具体的に説明する。尚、実施例及び比較例において用いる植物由来成分は次のものである。
シソ抽出液:シソの葉から溶媒抽出した液であり、アピゲニン0.20質量%、ルテオリン0.18質量%を含有する。
カミツレ抽出液:カミツレの花から溶媒抽出した液であり、アピゲニンを0.15質量%含有する。
レモン抽出液:レモンの外皮から溶媒抽出した液であり、ナリンゲニンを0.08質量%含有する。
シコン抽出液:ムラサキの根であるシコンから溶媒抽出した液であり、シコニンを2.5質量%含有する。
(実施例1〜8、比較例1〜8)
パーム油とヤシ油を70:30の質量比で混合した混合植物油72質量部に、50質量%濃度の水酸化ナトリウム水溶液を28質量部加え、110℃に加熱してケン化し、これを塩析した後、乾燥して石鹸素地を得た。これに表1及び表2の配合成分を添加し、パドルミキサーで混合した後、さらに3本ロールで練って均一化した。このようにして得られた混合物を押出し機で混練・加圧圧縮して棒状にした後、型打ち機で成形することによって、固形石鹸を得た。
このようにして得た固形石鹸について、保存安定性を評価した。
すなわち、コニカミノルタ社製色彩色差計「CM−3600d」を用いて、まず製造直後の固形石鹸(化粧料)の色彩値を測定し、この固形石鹸を40℃で1ヶ月保存した後、再度色彩値を測定し、保存前後の色差(ΔEab)を求めた。結果を表1、表2に示す。
また40℃で1ヶ月保存した後の固形石鹸の変色を目視観察し、次の基準で評価した。結果を表1、表2に示す。
変色なし : ○
わずかな変色が認められる : △
変色が認められる : ×
Figure 2007031301
Figure 2007031301
表1及び表2にみられるように、エチドロン酸又はその塩と、ペンテト酸の塩を併用して配合した実施例1〜8のものは、色差が小さく、また目視観察でも変色が認められないのに対して、これらを配合しない比較例1は勿論、エチドロン酸又はその塩と、ペンテト酸の塩のうち一方のみを配合した比較例2〜8のものも、色差が大きく、また目視観察でも変色が認められるものであった。
(実施例9〜11、比較例9〜11)
ヤシ油脂肪酸65.5質量部に、50質量%濃度の水酸化カリウム水溶液を34.5質量部加えて70℃に加熱し、これを中和することによって、カリ石鹸素地を得た。これを40℃まで冷却しながら、表3の配合成分を添加し、攪拌機にて均一に混合することによって、ボディソープを得た。
このボディソープ(化粧料)について、上記と同様にして、保存前後の色差を測定し、また変色を目視観察した。結果を表3に示す。
Figure 2007031301
表3にみられるように、エチドロン酸の塩と、ペンテト酸の塩を併用して配合した実施例9〜11のものは、色差が小さく、また目視観察でも変色が認められないのに対して、エチドロン酸の塩のみを配合した比較例9〜11のものは、色差が大きく、また目視観察でも変色が認められるものであった。
(実施例12〜14、比較例12〜14)
ラウリン酸とミリスチン酸とパルミチン酸とステアリン酸を3:12:7:13の質量比で混合した混合脂肪酸を用い、そして表4の成分のうち、植物由来成分以外の成分を配合し、攪拌しながら75℃まで加熱した後、これに50質量%濃度の水酸化カリウム水溶液を加えて中和した。次にこれを40℃に冷却した後、植物由来成分を添加して均一に攪拌することによって、洗顔フォームを得た。
この洗顔フォーム(化粧料)について、上記と同様にして、保存前後の色差を測定し、また変色を目視観察した。結果を表4に示す。
Figure 2007031301
表4にみられるように、エチドロン酸の塩と、ペンテト酸の塩を併用して配合した実施例12〜14のものは、色差が小さく、また目視観察でも変色が認められないのに対して、エチドロン酸の塩のみを配合した比較例12〜14のものは、色差が大きく、また目視観察でも変色が認められるものであった。
(実施例15〜16、比較例15〜16)
エチロドン酸4ナトリウム、ペンテト酸5ナトリウムを水に溶解し、これを表5のその他の成分と共にニーダーに仕込み、50℃で均一に混練することによって、クレンジングクリームを得た。
このクレンジングクリーム(化粧料)について、上記と同様にして、保存前後の色差を測定し、また変色を目視観察した。結果を表5に示す。
Figure 2007031301
表5にみられるように、エチドロン酸の塩と、ペンテト酸の塩を併用して配合した実施例15〜16のものは、色差が小さく、また目視観察でも変色が認められないのに対して、エチドロン酸の塩のみを配合した比較例15〜16のものは、色差が大きく、また目視観察でも変色が認められるものであった。
(実施例17〜18、比較例17〜18)
表6の各成分を80℃で加熱溶解し、これを均一に混合して可溶化した後、均一に攪拌し、そしてこれを冷却することによって、化粧水を得た。
この化粧水(化粧料)について、上記と同様にして、保存前後の色差を測定し、また変色を目視観察した。結果を表6に示す。
Figure 2007031301
表6にみられるように、エチドロン酸の塩と、ペンテト酸の塩を併用して配合した実施例17〜18のものは、色差が小さく、また目視観察でも変色が認められないのに対して、エチドロン酸の塩のみを配合した比較例17〜18のものは、色差が大きく、また目視観察でも変色が認められるものであった。

Claims (6)

  1. エチドロン酸及び/又はその塩と、ペンテト酸及び/又はその塩と、植物由来成分とを含有して成ることを特徴とする化粧料。
  2. 前記植物由来成分が、アピゲニン、ルテオリン、ナリンゲニン、又はこれらの配糖体、植物油、シコニン、β−カロチンから選ばれるものであることを特徴とする請求項1に記載の化粧料。
  3. 前記植物油が、ヤシ油、パーム油、パーム核油、ホホバ油、オリーブ油、ゴマ油、菜種油から選ばれるものであることを特徴とする請求項2に記載の化粧料。
  4. 化粧料全量に対して、エチドロン酸及び/又はその塩を0.005〜1.0質量%、ペンテト酸及び/又はその塩を0.005〜1.0質量%含有して成ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の化粧料。
  5. 洗浄料であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の化粧料。
  6. BHT、BHAを含有しないことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の化粧料。
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