JP2007029371A - ナースコールシステム及び点滴報知機 - Google Patents

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Abstract

【課題】患者や医療スタッフの手を煩わせることなく点滴残量を報知する。
【解決手段】疑似点滴針型に構成された液位センサ20を点滴容器71内に挿入し、この液位センサ20により上記点滴容器71内に収容された輸液を介して流れる電流値をもとに輸液の残量を検出する。そして、上記残量の検出値が下限値Lmin以下に達した場合に、点滴報知機T11〜T22により点滴呼出信号を生成して、この点滴呼出信号を子機本体及び廊下灯を介してナースコール親機へ転送する。ナースコール親機では、上記転送された点滴呼出信号をもとに点滴報知情報を生成し、この点滴報知情報を患者名に対応付けて報知するようにしたものである。
【選択図】図2

Description

この発明は、ナースコールシステムと、ナースコールシステムを利用する点滴報知機に関する。
一般に、ナースコールシステムは、各病室又は病床に呼出ボタンを有するナースコール子機をそれぞれ設置すると共に、ナースセンタにナースコール親機を設置している。そして、患者が呼出ボタンを操作した場合に、呼出子機からナースコール親機へ呼出信号を送信し、ナースコール親機において鳴音を発生すると共にアイコン等を表示することにより呼び出しの発生を報知する。このようなシステムであれば、看護師又は医師などの医療スタッフはナースセンタにいても呼び出しの発生を知ることができ、大変便利であると共に迅速な対応が可能となる(例えば特許文献1を参照。)。
一方、患者に対し薬液を投与したり栄養分を補給するために点滴が行われる。点滴は、点滴容器に接続されたチューブの先端に点滴針を装着し、この点滴針を患者の静脈に刺入する。そして上記点滴容器に収容された輸液を上記チューブ及び点滴針を介して少量ずつ静脈内に注入する。このため、点滴が終了するまでに一般に相応の時間かかる。しかも、点滴の所要時間は輸液の種類や量によって異なるため、点滴の終了時刻も患者によってまちまちである。
そこで、通常は患者自身が点滴の進行状況を監視し、点滴の終了を確認した時点で上記ナースコール用の呼出ボタンを操作して医療スタッフに知らせるようにしている。また、自律報知操作が困難な患者に対しては、医療スタッフが定期的に点滴の進行状況を確認し、終了時刻を予測して点滴終了後の処置を行うようにしている。
特開2002−232580公報
ところが、前者では患者に負担を強いることになるため、体調の悪い患者にとっては体力的及び精神的な苦痛を感じることがあり好ましくない。これに対し後者では、点滴中に医師や看護師等の医療スタッフが残量を確認するために患者のもとへ定期的に足を運ばなければならず、医療スタッフの作業が煩雑になってしまう。また、定期的に確認を行ったとしても点滴の終了時刻を常に正確に予測できるとは限らないため、点滴終了後の処置が遅れ勝ちになるという問題点があった。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、患者や医療スタッフの手を煩わせることなく、医療スタッフが点滴の終了時刻を常に正確に把握することを可能にしたナースコールシステム及び点滴報知機を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明に係わるナースコールシステムは、ナースコール親機と、点滴報知機と、上記ナースコール親機と上記点滴報知機との間に介在配置される中継器とを具備する。上記点滴報知機には、点滴容器内に挿入される点滴針に設けられ上記点滴容器内に収容された輸液を介して流れる電流値をもとに輸液の残量を表す検出信号を出力するセンサと、このセンサから出力される検出信号と点滴報知機又は対象患者を識別するための識別情報とを含む点滴呼出信号を生成する生成手段と、上記生成された点滴呼出信号を上記中継器に送信する送信手段とを備える。上記中継器には、上記点滴報知機から送信された点滴呼出信号を受信する受信手段と、上記受信された点滴呼出信号を上記ナースコール親機へ転送する転送手段とを備える。さらに上記ナースコール親機には、上記中継器から転送された点滴呼出信号を受信する手段と、上記点滴呼出信号が受信された場合に、当該点滴呼出信号に含まれる検出信号及び識別情報をもとに対象患者に対する点滴の進行状況を医療スタッフに報知するための点滴報知情報を生成する手段と、上記生成された点滴報知情報を報知出力する手段とを備えるように構成したものである。
したがってこの発明によれば、輸液の残量を表す検出信号がセンサから出力され、この検出信号と点滴報知機又は対象患者を識別するための識別情報が含まれる点滴呼出信号が、点滴報知機から中継器を介してナースコール親機に転送され、この転送された呼出信号に応じて点滴報知情報が生成されて報知出力される。このため、患者にとっては、自ら点滴の進行状況を確認して点滴終了を呼出ボタンの操作により医療スタッフに報知する必要がなくなり、これにより患者の負担を大幅に軽減することができる。
一方、医療スタッフにとってはナースセンタに居ながらにして点滴の進行状況を把握し終了時刻を正確に把握することが可能となる。このため、定期的に病室に出向く必要がなくなって作業性が向上すると共に、終了後の処置の遅れを防ぐことが可能となる。しかも、点滴容器をセットする際に点滴報知用のセンサを備えた点滴針を点滴容器に挿着するだけでよいので、医療スタッフにとっては通常の点滴針の挿着操作と同じ手慣れた操作で簡単かつ迅速にセットできる利点がある。
また、この発明に係わるナースコールシステムは次のような具体的な構成を備えることも特徴とする。
第1の構成は、中継器において、患者の呼出操作に応じて呼出操作器から送信される操作呼出信号と、上記点滴報知機から送信される点滴呼出信号とが同一時間帯に受信された場合に、上記点滴呼出信号を優先的に上記ナースコール親機へ転送する手段を、さらに備えるものである。
第2の構成は、ナースコール親機は、患者の呼出操作に応じて呼出操作器から送信される操作呼出信号と、上記点滴呼出信号とが同一時間帯に受信された場合に、上記点滴報知情報を優先的に報知出力させる手段を、さらに備えるものである。
これらの構成によれば、患者の呼出操作に応じて呼出操作器により発生される通常の呼出信号と、点滴報知機により発生される点滴呼出信号とが同一時間帯に発生された場合には、点滴報知信号が優先される。したがって、医療スタッフは様々な呼出信号が混在して報知される場合でも、点滴終了報知を優先的に認識することができる。
さらに、この発明に係わる点滴報知機には次のような具体的な構成が考えられる。
第1の構成は、センサに、一対の電極及びこれらの電極間を電気的に絶縁する絶縁体を針形状に成型した疑似点滴針と、上記一対の電極間に電圧を印加して当該電極間に前記輸液を介して流れる電流の有無を検出する電流検出器とを備えるようにしたものである。このような構成であれば、点滴針等の既存の点滴設備には何ら手を加える必要がなく、既存設備に液位検出用のセンサを追加するだけで安価に実現できる利点がある。
第2の構成は、センサに、中空部を有し点滴容器内の輸液を当該中空部を通して点滴対象患者へ導く導電性点滴針本体と、この点滴針本体の前記中空部内に当該点滴針本体の内壁面に対し非接触の状態に配置された検出電極と、この検出電極と上記点滴針本体との間に電圧を印加して当該電極と点滴針本体との間に輸液を介して流れる電流の有無を検出する検出器とを備えるようにしたものである。このような構成であれば、点滴針本来の機能と液位センサの機能とを併せ持った点滴報知機を提供することができる。
第3の構成は、センサに、点滴容器内への上記疑似点滴針の挿入量を複数段階に可変設定するための挿入量調節部材をさらに備えるようにしたものである。このように構成することで、液位の検出レベルをばらつきを生じることなく常に一定値に固定することができ、これにより信頼性の高い液位検出が可能となる。
要するにこの発明によれば、患者や医療スタッフの手を煩わせることなく、医療スタッフが点滴の終了時刻を常に正確に把握することを可能にしたナースコールシステム及び点滴報知機を提供することができる。
(第1の実施形態)
図1は、この発明に係わるナースコールシステムの第1の実施形態を示す概略構成図である。このシステムは、ナースセンタに設置されるナースコール親機NCと、病室ごとに設置される複数の病室ユニットR1,R2と、各病室の入り口に設置される複数の廊下灯F1,F2とを備える。
病室ユニットR1,R2は、病床に対応付けて設けられる複数のナースコール子機を備える。これらのナースコール子機はそれぞれ、子機本体P11〜P22と、この子機本体P11〜P22に対し無線チャネルを介して接続される点滴ユニットQ11〜Q22とから構成される。子機本体P11〜P22はそれぞれ、子機線路E1,E2を介して対応する上記廊下灯F1,F2に接続される。廊下灯F1,F2は、廊下灯線路Lを介してナースコール親機NCに接続される。
ナースコール親機NCは、図示しない構内交換機を介して公衆ネットワークNWに接続されると共に、当該構内交換機を介して、医療スタッフが所持する携帯端末にも接続可能となっている。また、ナースコール親機NCは院内に敷設されたLAN(Local Area Network)に接続可能となっている。
上記点滴ユニットQ11〜Q22は次のように構成される。図2はその構成を示す図である。すなわち、点滴ユニットQ11〜Q22は、薬液や栄養液等の輸液が収容された点滴容器71を有し、この点滴容器71の密閉蓋75に点滴針72を挿入することにより、点滴容器71内の輸液を点滴針72からチューブ73を介して図示しない患者の体内に注入するようになっている。
また点滴ユニットQ11〜Q22は、点滴針形に形成された液位センサ20と、点滴報知機T11〜T22とを新たに備えている。液位センサ20は点滴容器71内における輸液の残量を検出するもので、その先端部が上記点滴針72と同様に点滴容器71の密閉蓋75に挿入される。上記点滴容器71内への液位センサ20の挿入量は、ストッパ76により規制される。このストッパ76の位置は、液位センサ20の軸方向に移動可能になっている。このため、ストッパ76を液位センサ20の軸方向に移動させて任意の位置で固定することにより、点滴容器71内への液位センサ20の挿入量を任意に設定することができる。
ところで、液位センサ20は次のように構成される。図3はその構成を拡大して示した図で、図3(A)は縦断面図、図3(B)は図3(A)のD−D矢視断面図である。
すなわち液位センサ20は、先端部とこの先端部を支持する基端部とから構成される。先端部は、水平方向に相対向する一対の電極21,22と、これらの電極21,22間を電気的に絶縁する絶縁体23とから構成され、これらの電極21,22及び絶縁体23の先端は斜めに鋭角に切除されている。また、上記絶縁体23の下端部にはフランジが設けてあり、このフランジにより先端部の電極21,22と基端部とを電気的に絶縁している。上記電極21,22にはそれぞれリード線24の一端が接続されており、当該リード線24の他端は点滴報知機T11〜T22に接続される。
点滴報知機T11〜T22は次のように構成される。図4はその構成を示すブロック図である。すなわち、点滴報知機T11〜T22はマイクロコンピュータからなる制御回路10を備え、この制御回路10にはIDコードメモリ14、送信回路(TX)15及びセンサインタフェース(I/F)16が接続されている。
このうち、IDコードメモリ14には、患者、病床又は病室に対しユニークに与えられた個別識別情報(IDコード)が記憶されている。センサインタフェース16は、上記液位センサ20の電極21,22間に検出用の電圧を印加し、この状態で点滴容器71内の輸液を介して電極21,22間に流れる電流の有無を検出する。そして、その検出結果を表す情報を制御回路10に与える。制御回路10は、上記検出結果をもとに点滴呼出信号を生成する。送信回路15は、制御回路10により生成された点滴呼出信号を無線信号に変換し、この無線信号をアンテナ11から子機本体P11〜P22に向け送信する。
制御回路10は、この発明に係わる新たな機能として、液位検出部10aと、呼出信号生成部10bと、送信制御部10cとを備えている。液位検出部10aは、点滴期間中に定期的にセンサインタフェース16から液位センサ20の検出情報を取り込み、この取り込んだ検出情報をもとに輸液の有無を判定する。
呼出信号生成部10bは、上記液位検出部10aにより輸液の液位が下限値以下に低下したことが検出された場合に呼出信号を生成する。呼出信号には、IDコードメモリ14に記憶されたIDコードと、輸液が無くなったことを表すメッセージ又はそれに代わる呼出種別コードが含まれる。呼出種別コードは、患者の操作に応じた通常呼出や緊急呼出等のその他の既存の呼出と種別を識別するために2又は3ビットにより表される。
送信制御部10cは、上記呼出信号生成部10bにより生成された呼出信号を送信回路15に与え、この送信回路15により点滴患者に対応する子機本体P11〜P22に向け無線送信させる。送信回路15が使用する無線インタフェースとしては、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線データ通信規格に基づくインタフェースや、無線LAN(Local Area Network)インタフェース等を適用可能である。なお、上記呼出信号は対応する子機本体P11〜P22に限らず、他の患者の子機本体や、廊下灯F1,F2に向け送信するようにしてもよい。
なお、21はバッテリ、22は上記バッテリ21の出力電圧をもとに動作電圧Vccを生成する電源回路である。また、制御回路10は上記動作電圧Vccの電圧監視機能を備えており、動作電圧Vccがしきい値未満に低下すると、図示しないブザーから低電圧警報音を発生させる。なお、この低電圧警報のメッセージ又はそれに代わる呼出種別コードを含む呼出信号を生成し、この呼出信号をナースコール親機NCに向け送信するようにしてもよい。
子機本体P11〜P22は、マイクロコンピュータからなる制御回路40と、IDコードメモリ44とを備える。IDコードメモリ44には、対応する患者、病床又は病室の識別コード(IDコード)が記憶されている。受信回路(RX)43は、患者が操作する呼出子機(図示せず)及び点滴報知機T11〜T22から送信された無線呼出信号を、アンテナ41を介して受信し復調する。インタフェース回路(I/F)39は、制御回路40の制御の下で、上記受信回路43により受信された呼出信号を子機線路E1を介して廊下灯F1,F2に向け送出する。
制御回路40は、この発明に係わる制御機能として、受信制御部40aと、呼出信号生成部40bと、送信制御部40cとを備えている。受信制御部40aは、図示しない呼出子機及び点滴報知機T11〜T22から呼出信号が到来した場合に、この呼出信号に含まれる呼出元IDコードをIDコードメモリ44に格納されたIDコードと照合する。そして、両者が一致するか否かを判定する。呼出信号生成部40bは、上記受信制御部40aによりIDコードが一致したと判定されると、上記受信された呼出信号をナースコール親機NCへ転送するための呼出信号を生成する。送信制御部40cは、上記呼出信号生成部40bにより生成された呼出信号をインタフェース回路(I/F)39に与え、ナースコール親機NCに向け送信させる。
なお、呼出確認灯46は、呼出信号の送信に対しナースコール親機NCから応答信号が返送された場合に、この応答信号の返送を点滅により患者に報知するために使用される。また、スピーカ47及びマイクロホン48は、呼出に対し応答した看護師との間で患者が通話を行う場合に使用される。
次に、ナースコール親機NCは次のように構成される。図6はその構成を示すブロック図である。すなわち、ナースコール親機NCは、制御部として例えばマイクロコンピュータを使用する中央処理ユニット(Central Processing Unit;CPU)50を備える。このCPU50には、プログラムメモリ51及びデータメモリ52が接続されており、さらに通信インタフェース53,54と、LANインタフェース55と、通話インタフェース56と、入出力インタフェース57がそれぞれ接続されている。
通信インタフェース53は、CPU50の制御の下、上記廊下灯F1,F2及び各病室ユニットR1,R2との間で通話データ及び各種制御データの送受信を行う。通信インタフェース54は、CPU50の制御の下、公衆ネットワークNWとの間で通信データの送受信を行う。LANインタフェース55は、CPU50の制御の下、LANに接続された各機器との間でデータの送受信を行う。
通話インタフェース56には、医師や看護師等の医療スタッフが患者との間で通話を行うために使用するマイクロホン59及びスピーカ58が接続されている。通話インタフェース56は、点滴報知機T11〜T22、子機本体P11〜P22、又は廊下灯F1,F2との間に通話リンクが形成された状態で、マイクロホン59から出力された医療スタッフの送話信号を符号化してCPU50へ出力すると共に、CPU50から出力された受話データを復号して受話信号を再生し、この受話信号をスピーカ58から拡声出力する。またスピーカ58は、患者から呼び出しが発生した時に鳴音やメロディを出力する際にも使用される。
入出力インタフェース57には、タッチパネル/表示器60が接続される。タッチパネル/表示器60は、例えばLCD表示器の表示画面上に透明感圧シートを貼付したもので、情報の表示機能と入力機能とを併せ持っている。入出力インタフェース57は、CPU50から供給された表示情報を上記タッチパネル/表示器60に表示すると共に、タッチパネル/表示器60において入力された操作情報をCPU50に供給する。タッチパネル/表示器60に表示される点滴終了を報知する画面例について図9で詳細に説明する。
データメモリ52には、この発明を実施するために必要なデータを記憶するデータベースとして、IDコードデータベース(DB)52aが設けられている。IDコードデータベース52aには、点滴報知機T11〜T22のIDコードにそれぞれ対応付けて、患者のIDコードと、点滴報知機T11〜T22の使用場所を特定するIDコードが格納される。上記DB52aの内容は、医療スタッフが必要に応じて変更することができる。
プログラムメモリ51には、この発明を実施するためのプログラムとして、呼出受信制御プログラム51aと、呼出信号判定プログラム51bと、表示制御プログラム51cが格納されている。
CPU50は、プログラムメモリ51に格納された呼出受信制御プログラム51aに従い、子機本体P11〜P22に接続される呼出ボタンや点滴報知機T11〜T22から送信される呼出信号を通信インタフェース53を介して受信し、この受信した呼出信号に含まれる患者IDコード及び場所IDコードをIDコードデータベース52aに記憶された各IDコードと照合する。
またCPU50は、呼出信号判定プログラム51bに従い、上記受信された呼出信号が点滴終了の呼び出しであるか否かを判定する。そして、点滴終了の呼び出しであると判定された場合には、上記受信された呼出信号の内容をもとに点滴の進行状況を報知するための報知情報を生成する。
さらにCPU50は、表示制御プログラム51cに従い、上記生成された報知情報に基づき入出力I/F57を介して点滴終了の旨をタッチパネル/表示器60に表示すると共に、対応する患者名を点滅表示させる。またそれと共に、I/F56を介してスピーカ58から呼出音を発生させる。
なお、上記点滴報知機T11〜T22と子機本体P11〜P22との間の無線通信方式としては、Bluetooth(登録商標)等の近距離データ通信規格や、無線LAN(Local Area Network)が使用される。また、無線回線に限らず、病院内のLANなどの有線回線を適応することも可能である。
次に、以上のように構成されたナースコールシステムの動作を説明する。
患者に対し点滴を行う際、看護師は図2に示すように点滴容器71の密閉蓋75に点滴針72を挿入すると共に、液位センサ20の先端部を上記密閉蓋75に挿入する。このとき、点滴容器71内への液位センサ20の挿入量は、液位の下限値Lminに対応して予め位置決めされたストッパ76によって規制される。したがって、看護師は特に熟練等を必要とすることなく簡単かつ正確に液位センサ20をセットすることができる。
さて、上記点滴ユニットQ11のセットにより患者に対する点滴が開始されると、先ず点滴容器71内における輸液の液位が下限値Lminに到達しない状態では、電極21,22間が輸液により電気的に短絡され、これにより電極21,22間に電流が流れる。このため、点滴報知機T11のセンサインタフェース16では輸液の液位が下限値Lminよりも高いと判定され、これにより制御回路10は点滴呼出信号を送信しない。
一方、点滴が進行して輸液の残量が減少し、その液位が下限値Lmin以下になったとする。そうすると、電極21,22が輸液の液面上に露出し、電極21,22には検出電流が流れなくなる。このため、点滴報知機T11のセンサインタフェース16では輸液の液位が下限値Lmin以下に低下したと判定され、これにより制御回路10は点滴呼出信号を生成する。このとき、点滴呼出信号には点滴報知機T11のIDコードと、輸液が無くなったことを表すメッセージ又はそれに代わる呼出種別コードが挿入される。
この生成された点滴呼出信号は、無線信号に変換されたのちアンテナ11から子機本体P11〜P22に向け送信され、子機本体P11で受信される。子機本体P11では、上記無線呼出信号が受信されるとIDコードの照合が行われる。そして、呼出元の点滴報知機T11の正当性が確認されると、場所を特定するIDコードを含む呼出信号が生成されて、呼出信号が廊下灯F1を介してナースコール親機NCへ転送される。
図8は、上記呼出信号のフォーマットの一例を示すもので、図8(A)は点滴報知機T11〜T22から送信される呼出信号を、また図8(B)は上記子機本体P11〜P22から送信される呼出信号をそれぞれ示している。すなわち、点滴報知機T11〜T22から送信される呼出信号61は、送信開始を示すヘッダと、点滴報知機T11〜T22のIDコードと、液位の検出結果を示す呼出データとから構成される。子機本体P11〜P22から送信される呼出信号62は、送信開始を示すヘッダと、点滴報知機T11〜T22のIDコードと、病室等の場所を示す場所IDコードと、液位の検出結果を示す呼出データとから構成される。
一方ナースコール親機NCは、上記呼出信号が転送されると次のように呼出受信制御処理、呼出信号判定処理及び表示制御処理を実行する。図7は、その制御手順と制御内容を示すフローチャートである。
すなわち、ナースコール親機NCはCPU50により呼出信号の到来を監視している(ステップ5a)。この状態で、通信インタフェース53により呼出信号が受信されると、CPU50は上記受信された呼出信号から呼出元の点滴報知機T11〜T22のIDコードを抽出し、この抽出されたIDコードをIDコードデータベース52aに記憶されたIDコードと照合する(ステップ5b)。そして、この照合により上記受信された呼出元のIDコードが上記記憶されたIDコードのいずれかと一致すると、CPU50は呼出信号が点滴報知データであるか否かを判定する(ステップ5c)。そして、呼出信号が輸液検出データであると、対象患者に対する点滴終了を報知するための報知情報を生成する(ステップ5d)。そして、この生成された報知情報をタッチパネル/表示器60に表示する(ステップ5e)。
例えば、いま点滴報知機T11のIDコードが挿入された呼出信号が受信され、かつIDコードデータベース52aに上記点滴報知機T11のIDコードに対応付けて患者「濱口太一」のIDコードが記憶されていたとする。この場合、呼出報知音が鳴動すると共に、図9に示すように表示画面300中の該当患者「濱口太一」の表示エリア301が他と異なる色で表示され、さらに患者「濱口太一」に対する点滴が終了した旨のメッセージがポップアップ表示される。なお、「濱口太一」の表示エリア301を、他の患者の表示エリアとより明確に識別可能とするために点滅表示するようにしてもよい。
かくして看護師は、ナースセンタに居ながらにして点滴の終了をその患者名と共に認識することができる。また患者にとっては、点滴の終了を自ら監視して呼出ボタンを操作する必要がなくなり、これにより精神的及び肉体的な負担は大幅に軽減される。
なお、上記ステップ5bによる判定の結果、呼出元のIDコードと記憶されたIDコードと一致しなかった場合には、CPU50はステップ5aに戻って呼出信号の受信を監視する。そして、上記ステップ5cによる判定の結果、受信した呼出信号が輸液検出データでない場合、CPU50は表示制御処理を実行せずに終了する。
以上述べたように第1の実施形態では、疑似点滴針型に構成された液位センサ20を点滴容器71内に挿入し、この液位センサ20により上記点滴容器71内に収容された輸液を介して流れる電流値をもとに輸液の残量を検出する。そして、点滴報知機T11〜T22により、上記残量の検出値が下限値Lmin以下に達した場合に点滴呼出信号を生成して、この点滴呼出信号を子機本体P11〜P22及び廊下灯F1,F2を介してナースコール親機NCへ転送する。ナースコール親機NCでは、上記転送された点滴呼出信号をもとに点滴報知情報を生成し、この点滴報知情報を患者名に対応付けて報知するようにしている。
したがって、看護師等の医療スタッフはナースセンタに居ながらにして点滴の終了をその患者名と共に認識することができる。また患者にとっては、点滴の終了を自ら監視して呼出ボタンを操作する必要がなくなり、これにより精神的及び肉体的な負担は大幅に軽減される。しかも、液位センサ20は疑似点滴針型に構成されているため、看護師にとっては通常の点滴針72の挿入操作と同じ手慣れた操作により、簡単かつ迅速に液位センサ20をセットすることができる。
またこの実施形態では、液位センサ20に移動設定可能なストッパ76を設けている。このため、ストッパ76を液位センサ20の軸方向に移動させて任意の位置で固定することにより、点滴容器71内への液位センサ20の挿入量、つまり検出液位を任意に設定することができる。
(第2の実施形態)
この発明の第2の実施形態は、輸液を注入するために用いられる点滴針に液位センサを設けたものである。
図10は、この発明の第2の実施形態に係わる点滴ユニットの構成を示す図である。なお、同図において前記図2と同一部分には同一符号を付して説明を行う。点滴針72の先端部には液位センサ200が設けてあり、さらに上記点滴針72とチューブ73との間には点滴報知機T11〜T22が設けてある。
液位センサ200は次のように構成される。図11はその構成を示すもので、(A)は縦断面図、(B)は(A)のD−D矢視断面図である。すなわち、液位センサ200は、先端部が斜めに鋭角に切除された筒状の電極201と、この筒状の電極201内中央部に当該電極201に対し非接触の状態で配置される線状の電極202とを備える。上記筒状の電極201は点滴針72の先端部としての機能を併せ持ち、点滴針72の基部に対し絶縁体203を介して固定されている。一方、上記線状の電極202は、その基端部が上記絶縁体203に設けられた引出孔から筒外に引き出される。上記筒状の電極201及び線状の電極202にはそれぞれリード線205,204が接続されており、この一対のリード線204,205は点滴報知機T11〜T22に導かれている。
点滴報知機T11〜T22は、図4に示したように制御回路10と、この制御回路10に接続されるIDコードメモリ14、送信回路(TX)15及びセンサインタフェース(I/F)16を備えている。センサインタフェース16は、上記液位センサ200の筒状の電極201と線状の電極202との間に、リード線205,204を介して検出用電圧を印加する。そして、点滴容器71内の輸液を介して上記電極201,202間に流れる電流の有無を検出し、その検出結果を表す情報を制御回路10に与える。制御回路10は、上記検出結果をもとに点滴呼出信号を生成する。送信回路15は、制御回路10により生成された点滴呼出信号を無線信号に変換し、この無線信号をアンテナ11から子機本体P11〜P22に向け送信する。
このような構成であるから、患者に対し点滴を行う際に、看護師は図10に示すように点滴容器71の密閉蓋75に、液位センサ200を兼ね備えた点滴針72を挿入する。このとき、点滴容器71内への液位センサ200の挿入量は、看護師が経験をもとに手動調整するようにしてもよいが、図2に示したようにストッパ76を設けて挿入量を規制するようにしてもよい。このようにすると、看護師は特に熟練等を必要とすることなく簡単かつ正確に液位センサ200をセットすることができる。
上記点滴ユニットQ11のセットにより患者に対する点滴が開始されると、第1の実施形態で述べた動作と同じ液位検出報知動作が行われる。すなわち、先ず点滴容器71内における輸液の液位が下限値Lminに到達しない状態では、電極201,202間が輸液により電気的に短絡され、これにより電極201,202間に電流が流れる。このため、点滴報知機T11のセンサインタフェース16では輸液の液位が下限値Lminよりも高いと判定され、これにより制御回路10は点滴呼出信号を送信しない。
一方、点滴が進行して輸液の残量が減少し、その液位が下限値Lmin以下になったとする。そうすると、電極201,202が輸液の液面上に露出し、電極201,202には検出電流が流れなくなる。このため、点滴報知機T11のセンサインタフェース16では輸液の液位が下限値Lmin以下に低下したと判定され、これにより制御回路10は点滴呼出信号を生成する。このとき、点滴呼出信号には点滴報知機T11のIDコードと、点滴容器71内の輸液が無くなったことを表すメッセージ又はそれに代わる呼出種別コードが挿入される。
上記生成された点滴呼出信号は、無線信号に変換されたのちアンテナ11から子機本体P11〜P22に向け送信され、子機本体P11で受信される。子機本体P11では、上記無線呼出信号が受信されるとIDコードの照合が行われる。そして、呼出元の点滴報知機T11の正当性が確認されると、場所を特定するIDコードを含む呼出信号が生成されて、呼出信号が廊下灯F1を介してナースコール親機NCへ転送される。
ナースコール親機NCでは、呼出信号が受信されると、この受信された呼出信号から呼出元の点滴報知機T11〜T22のIDコードが抽出され、この抽出されたIDコードがIDコードデータベース52aに記憶されたIDコードと照合される。そしてこの照合の結果、上記呼出元のIDコードが上記記憶されたIDコードのいずれかと一致すると、次に呼出信号が点滴報知データであるか否か判定される。この判定の結果、呼出信号が輸液検出データであると、対象患者に対する点滴終了を報知するための報知情報が生成される。そして、この生成された報知情報がタッチパネル/表示器60に表示される。
以上述べたように第2の実施形態では、点滴針72の先端部に液位センサ200を設け、この液位センサ200の検出出力をもとに点滴報知機T11〜T22により点滴呼出信号を生成して、この点滴呼出信号を子機本体P11〜P22及び廊下灯F1,F2を介してナースコール親機NCへ転送するようにしている。
したがって、前記第1の実施形態と同様に医療スタッフはナースセンタに居ながらにして点滴の終了をその患者名と共に認識することができ、また患者は点滴の終了を自ら監視して呼出ボタンを操作する必要がなくなるので精神的及び肉体的な負担は大幅に軽減される。
さらに、液位センサ200を点滴針72の先端部に設け、点滴針としての機能を併せ持つようにしている。このため、看護師は点滴針とは別に液位センサ200を点滴容器71に挿入する作業が不要となり、これにより液位センサ200を簡単かつ迅速にセットすることができる。
(その他の実施形態)
前記各実施形態では、点滴容器71内の液位が下限値Lmin以下に減少したか否かを監視し、液位が下限値Lmin以下に減少したことが検出された場合に点滴報知機により点滴呼出信号を生成してナースコール親機NCへ送信するようにした。しかしそれに限らず、点滴容器71内の液位(残量)を複数段階で検出し、この複数段階における液位(残量)の検出結果をそれぞれ点滴呼出信号によりナースコール親機NCへ送信するようにしてもよい。
この場合ナースコール親機NCは、点滴呼出信号が受信されるごとに、当該呼出信号に含まれる液位(残量)の検出結果を表示するとよい。このようにすると、医療スタッフは点滴の終了だけでなく、点滴の途中経過をナースコール親機NCにより確認することが可能となる。なお、上記液位の検出結果を表示する際に、点滴の途中経過については表示のみとし、点滴の終了については表示と鳴音とを併用するとよい。
また、前記各実施形態では点滴報知機において点滴呼出信号に点滴報知機のIDコードを含めて送信し、ナースコール親機NCにおいて上記点滴呼出信号に含まれる点滴報知機のIDコードをもとにIDコードデータベース52aから対応する患者のIDコードを読み出し、さらに患者名を特定するようにした。しかしそれに限らず、点滴報知機において点滴呼出信号に患者のIDコードを含めて送信し、ナースコール親機NCにおいて上記点滴呼出信号に含まれる患者のIDコードをもとに患者名を特定するようにしてもよい。
これは、例えば点滴報知機に患者IDコードの入力手段を設け、この入力手段により点滴開始前に患者のIDコードを入力しておくことで実現できる。入力手段としては、テンキーなどのキー入力手段でもよいが、バーコードリーダ、無線タグリーダ等を使用することも可能である。
さらに、前記各実施形態では点滴報知機により生成された点滴呼出信号が子機本体P11〜P22及び廊下灯F1,F2を介してナースコール親機NCに転送されるように構成した。しかしそれに限らず、点滴呼出信号を子機本体P11〜P22及び廊下灯F1,F2のいずれか一方を介してナースコール親機NCに転送するように構成してもよい。
その他、液位センサの構造や点滴報知機の構成及び機能、ナースコール親機において点滴報知情報を医療スタッフに提示するための構成等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明の第1の実施形態に係わるナースコールシステムを示す概略構成図。 図1に示したシステムで使用される点滴ユニットの構成を示す図。 図2に示した点滴ユニットに使用される液位センサの構成を示す図。 図2に示した点滴ユニットに使用される点滴報知機の機能構成を示すブロック図。 図1に示したシステムの子機本体の機能構成を示すブロック図。 図1に示したシステムのナースコール親機の構成を示すブロック図。 図6に示したナースコール親機による呼出信号受信制御手順と制御内容を示すフローチャート。 図4に示した点滴報知機及び図5に示した子機本体からそれぞれ送信される呼出信号の構成を示す図。 図6に示したナースコール親機における呼出報知情報の表示例を示す図。 この発明の第2の実施形態に係わる点滴ユニットの構成を示す図。 図10に示した点滴ユニットに使用される液位センサの構成を示す図。
符号の説明
NC…ナースコール親機、F1,F2…廊下灯、R1,R2…病室ユニット、L…廊下灯線路、P11〜P22…子機本体、T11〜T22…点滴報知機、10,40…制御回路、11,41…アンテナ、14,44…IDコードメモリ、15…送信回路、16,39…インタフェース回路、46…呼出確認灯、17,47…通話用スピーカ、18,48…通話用マイクロホン、20,200…液位センサ、21、22、201、202…電極、43…受信回路、50…CPU、51…プログラムメモリ、52…データメモリ、53,54…通信I/F、55…LANI/F、56…通話I/F、57…入出力I/F、60…タッチパネル/表示器、71…点滴容器、72…点滴針、73…チューブ、75…密閉蓋、76…ストッパ、23,203…絶縁体、24、204、205…リード線

Claims (7)

  1. ナースコール親機と、点滴報知機と、前記ナースコール親機と前記点滴報知機との間に介在配置される中継器とを具備し、
    前記点滴報知機は、
    点滴容器内に挿入される点滴針に設けられ、前記点滴容器内に収容された輸液を介して流れる電流値をもとに輸液の残量を表す検出信号を出力するセンサと、
    前記センサから出力される検出信号と、点滴報知機又は対象患者を識別するための識別情報とを含む点滴呼出信号を生成する生成手段と、
    前記生成された点滴呼出信号を前記中継器に送信する送信手段と
    を備え、
    前記中継器は、
    前記点滴報知機から送信された点滴呼出信号を受信する受信手段と、
    前記受信された点滴呼出信号を前記ナースコール親機へ転送する転送手段と、
    を備え、
    前記ナースコール親機は、
    前記中継器から転送された点滴呼出信号を受信する手段と、
    前記点滴呼出信号が受信された場合に、当該点滴呼出信号に含まれる検出信号及び識別情報をもとに対象患者に対する点滴の進行状況を医療スタッフに報知するための点滴報知情報を生成する手段と、
    前記生成された点滴報知情報を報知出力する手段と
    を備えることを特徴とするナースコールシステム。
  2. 前記中継器は、
    患者の呼出操作に応じて呼出操作器から送信される操作呼出信号と、前記点滴報知機から送信される点滴呼出信号とが同一時間帯に受信された場合に、前記点滴呼出信号を優先的に前記ナースコール親機へ転送する手段を、さらに備えることを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。
  3. 前記ナースコール親機は、
    患者の呼出操作に応じて呼出操作器から送信される操作呼出信号と、前記点滴呼出信号とが同一時間帯に受信された場合に、前記点滴報知情報を優先的に報知出力させる手段を、さらに備えることを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。
  4. 点滴容器内に挿入される点滴針に設けられ、前記点滴容器内に収容された輸液を介して流れる電流値をもとに輸液の残量を表す検出信号を出力するセンサと、
    前記センサから出力される検出信号と点滴報知機又は対象患者を識別するための識別情報とを含む点滴呼出信号を生成する生成手段と、
    前記生成された点滴呼出信号をナースコール親機に向け送信する送信手段と
    を具備することを特徴とする点滴報知機。
  5. 前記センサは、
    一対の電極及びこれらの電極間を電気的に絶縁する絶縁体を針形状に成型した疑似点滴針と、
    前記一対の電極間に電圧を印加し、当該電極間に前記輸液を介して流れる電流の有無を検出する電流検出器と
    を備えることを特徴とする請求項4記載の点滴報知機。
  6. 前記センサは、
    中空部を有し、前記点滴容器内の輸液を当該中空部を通して点滴対象患者へ導く導電性点滴針本体と、
    前記点滴針本体の前記中空部内に、当該点滴針本体の内壁面に対し非接触の状態に配置された検出電極と、
    前記検出電極と前記点滴針本体との間に電圧を印加し、当該電極と点滴針本体との間に前記輸液を介して流れる電流の有無を検出する検出器と
    を備えることを特徴とする請求項4記載の点滴報知機。
  7. 前記センサは、
    点滴容器内への前記疑似点滴針の挿入量を複数段階に可変設定するための挿入量調節部材を、さらに備えることを特徴とする請求項5記載の点滴報知機。
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