JP2007029119A - 遊技機 - Google Patents

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Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Toshihiko Arai
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Abstract

【課題】遊技盤交換時の着脱作業や配線作業が簡単な遊技機を提供する。
【解決手段】遊技機本体枠内の一方のサイド近傍に支柱41を回動可能に立設し、この支柱41に、遊技盤20を上下から挟んで保持する一対のガイドレール42、43の一端部を固定し、他端側から遊技盤20を挿脱可能にする。支柱41にはさらに、遊技盤20と電気的な接続を得るための接続コネクタ44が、その挿脱方向をガイドレール42、43への遊技盤20の挿脱方向と同じになるようにして設けてある。支柱41を回動させることで、ガイドレール42、43に保持された遊技盤20が遊技機本体枠内に収容された状態と扉状に手前に開いた状態とに変位する。また、ガイドレールの奥まで遊技盤20を挿入するだけで電気的接続が完了する。
【選択図】図4

Description

本発明は、遊技機本体から遊技盤を着脱可能な遊技機に関する。
一般にパチンコ機などの遊技機は、遊技盤のほかに遊技球の払い出しなどに関する機構部を有しているが、該機構部は遊技内容が変わっても共通に使用できるので、多くの機種では遊技盤のみを交換可能に構成されている。通常、遊技機は、遊技機本体を遊技機本体枠に収め、遊技機島に固定される外枠の前面にこの遊技機本体枠を扉状に開閉可能に取り付けて構成してある。そして遊技盤を交換するときは、遊技機本体枠を手前に開いて、その背面側から遊技盤を着脱したり、遊技盤の前面を覆う透明なガラス板などが嵌め込まれた金枠(ガラス枠)を扉状に開放して、遊技盤を手前側から着脱したりしていた。また着脱の際には、重たい遊技盤を握持しながら遊技機本体の所定の位置にセットして該遊技盤を止め金具で固定したり、遊技盤を支えながら止め金具を緩めて取り外したりする作業を伴っていた。
このような着脱に係わる作業性を高めるために、遊技機本体枠裏面側の一側部に遊技盤の挿入口を設けると共に、この挿入口から横方向に延びるガイド面を設け、該ガイド面に沿って横方向に摺動させることで遊技盤を挿脱できるようにした遊技機が開示されている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開平8−182835号公報
特許文献1に開示された遊技機のように挿入口から遊技盤を挿脱する方式では、遊技盤の背面には電気部品が突出しているので、これらの電気部品と挿入口との衝突を回避するために挿入口の一部に切欠きを設けたりしなければならず、充分な強度を確保することが難しい。さらに遊技機本体枠裏面の一方側に設けた挿入口から遊技盤を挿脱するためには、重たい遊技機本体枠を開放しなければならなかった。
また、遊技盤の交換作業には、遊技盤自体の着脱作業のほかに、遊技盤が有する複数の回路基板と遊技機本体側との間を電気的に接続するための配線作業もある。従来この配線作業は、手順書などを参考に何本もの配線を行なわなければならず、多大な労力を要していた。また、電源ラインと制御信号線とを束ねてしまうなどのように作業者による配線の引き回しが不適当な場合にはノイズの影響を受けて動作が不安定になる虞もあった。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、遊技盤交換時の着脱作業や配線作業が簡単な遊技機を提供することを目的としている。
上記の目的は以下に示す各構成の発明により達成される。
請求項1に係わる発明は、遊技機本体枠(12)内の一方のサイド近傍に支柱(41)を回動可能に立設し、
遊技盤(20)を上下から挟んで保持する一対のガイドレール(42、43)を前記支柱(41)に固定しかつ該ガイドレール(42、43)の一方の端部から遊技盤(20)を挿脱可能にすると共に、遊技盤(20)と電気的な接続を得るための接続コネクタ(44)をその挿脱方向が前記ガイドレールへの遊技盤(20)の挿脱方向と同じになる向きにして前記支柱(41)に設け、
前記一対のガイドレール(42、43)に保持された遊技盤(20)が遊技機本体枠(12)内に収容された状態と手前に開いた状態とに前記支柱(41)を中心に回動して変位でき、かつ前記一対のガイドレール(42、43)に遊技盤(20)を所定の挿入完了位置まで挿入したときに該遊技盤(20)側の接続コネクタ(31)と前記支柱(41)に設けた接続コネクタ(44)とが接続されるようにした
ことを特徴とする遊技機である。
上記発明によれば、遊技機本体枠(12)内の一方のサイド近傍に支柱(41)を回動可能に立設し、この支柱(41)に、遊技盤(20)を上下から挟んで保持する一対のガイドレール(42、43)を固定し、このガイドレール(42、43)の一方の端部から遊技盤(20)を挿脱可能になっている。支柱(41)にはさらに、遊技盤(20)と電気的な接続を得るための接続コネクタ(44)が、その挿脱方向をガイドレール(42、43)への遊技盤(20)の挿脱方向と同じになるようにして設けてある。支柱(41)を回動させることで、一対のガイドレール(42、43)に保持された遊技盤(20)は遊技機本体枠(12)内に収容された状態と扉状に手前に開いた状態とに変位する。
したがって、金枠(ガラス枠)を開けてから支柱(41)を中心に遊技盤(20)を扉状に手前に開いた状態に回動させれば、ガイドレール(42、43)の手前側の端部から遊技盤(20)を挿脱することができる。また、支柱(41)に設けた接続コネクタ(44)は、一対のガイドレール(42、43)に遊技盤(20)を所定の挿入完了位置まで挿入したときに該遊技盤(20)側の接続コネクタ(31)と接続されるように配置されているので、遊技盤(20)を装着すれば配線作業が同時に完了する。ガイドレール(42、43)は、遊技盤(20)の横幅全長にわたる長さを備えてもよいし、遊技盤(20)の横幅より短くし、該ガイドレールの存する部分だけで遊技盤(20)を保持するようにしてもよい。
請求項2に係わる発明は、前記支柱(41)に設けた接続コネクタ(44)を、該支柱(41)に沿ってスライド移動させて位置調整可能にした
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
上記発明によれば、支柱(41)に設けた接続コネクタ(44)を該支柱(41)に沿ってスライド移動させることで、接続コネクタ(31)の位置が異なる複数種類の遊技盤(20)に対応可能になる。
請求項3に係わる発明は、前記一対のガイドレール(42、43)の遊技盤挿脱側の端部(42b)が、遊技盤(20)を上下から挟持する挟持位置とこれよりも広がった開放位置とに変位し、かつ遊技盤(20)を外したときに前記遊技盤挿脱側の端部(42b)が前記開放位置となるように付勢部材(42e)で付勢すると共に、挿入された遊技盤(20)が当接することで前記遊技盤挿脱側の端部(42b)を前記挟持位置に戻す当接部材(42d)を設けた
ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機である。
上記発明によれば、前記一対のガイドレール(42、43)の遊技盤挿脱側の端部(42b)は、遊技盤(20)を上下から挟持する挟持位置とこれよりも広がった開放位置とに変位すると共に、遊技盤(20)を外したときには付勢部材(42e)で付勢されて開放位置になる。したがって、遊技盤(20)を装着するときは自然に開放位置になっており、ガイドレール(42、43)に対する遊技盤(20)の位置合わせが容易になる。また、遊技盤(20)をガイドレール(42、43)に挿入すると、該挿入した遊技盤(20)が当接部材(42d)に当接し、該当接部材(42d)の作用により、遊技盤挿脱側の端部(42b)が挟持位置へ自動的に復帰する。これにより、支柱(41)を回動させて遊技機本体枠(12)内に遊技盤(20)を収めるときにはガイドレール(42b)が挟持位置となって余計な広がりがないので、遊技機本体枠(12)内への収納を円滑に行なうことができる。
請求項4に係わる発明は、前記遊技盤(20)に搭載した複数の回路基板からの配線(150)を、該配線(150)同士でノイズの影響を受けないように複数の群(150a、150b)に分けて前記遊技盤の接続コネクタ(31)に予め配線してある
ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の遊技機である。
上記発明によれば、遊技盤(20)に搭載した複数の回路基板からの配線(150)は、これらの配線同士でノイズの影響を受けないように複数の群(150a、150b)に分けて予め遊技盤(20)の接続コネクタ(31)に配線されている。たとえば、電源系の配線(150a)と制御信号系の配線(150b)、アナログ信号系の配線とデジタル信号系の配線のようにグループ分けされて配線される。
請求項5に係わる発明は、前記遊技盤(20)の接続コネクタ(31)は中継基板(140)に設けてあり、前記複数の回路基板(100、110…)からの配線(150a、150b)は前記中継基板(140)を介して前記接続コネクタ(31)に接続されている
ことを特徴とする請求項4に記載の遊技機である。
上記発明によれば、遊技盤(20)にある複数の回路基板(100、110…)からの配線(150a、150b)は中継基板(140)を介して接続コネクタ(31)に接続される。接続コネクタ(31)に直接配線する場合に比べて、中継基板(140)を介することで複数の回路基板(100、110…)からの多数の配線を容易に接続コネクタ(31)に接続することができる。
本発明に係わる遊技機によれば、ガイドレールに沿って簡単に遊技盤を装着できると共に、挿入完了位置まで遊技盤を挿入するだけで遊技盤側と遊技機本体側との電気的な配線作業も同時に完了するので、遊技盤の交換を簡単に行なうことができる。また、支柱を中心にガイドレールを回動させて遊技盤を扉状に手前に開くことができるので、金枠(ガラス枠)を開いて遊技機の手前から遊技盤を交換でき、重たい遊技機本体枠を開く必要がなく、作業効率が向上する。
また、遊技盤に搭載された複数の回路基板からの配線を、該配線同士でノイズの影響を受けないように複数の群に分けて遊技盤の接続コネクタに予め配線したので、作業者による不適当な配線の引き回しが原因でノイズの影響を受けるようなことが無くなり、誰が遊技盤を交換しても、安定した遊技盤の動作が確保される。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1から図3は本実施の形態に係わる遊技機10の外観を示している。遊技機10は、一般にパチンコ機と称される遊技装置である。図2に示すように遊技機10は、遊技機島に固定される外枠11と、外枠11の左前縁部に設けたヒンジ11aに軸支されて扉状に開閉可能な遊技機本体枠12とを備えている。遊技機本体枠12の背面には、遊技盤や遊技球の払い出し装置などの機構部品や回路部品が取り付けてあり、遊技機本体枠12を開くことで、背面からこれらの機構部品や回路部品を保守点検できるようになっている。
図1および図3に示すように、遊技機本体枠12の前面には、透明なガラス板13を嵌め込んだ金枠(ガラス枠)14が扉状に開放可能に設けてあり、該金枠14の奥手に遊技盤20が収容されている。金枠14の前面下部には貸出球や払出球を貯留する上受け皿15が設けてある(図1参照)。また遊技機本体枠12の前面下部には、金枠14を閉じた状態で上受け皿15の真下となる位置に、該上受け皿15から溢れた遊技球を貯留する下受け皿16が設置され、その右横には遊技球の発射操作を行なうためのハンドル17が設けてある。
図3に示すように、遊技盤20には、発射された遊技球を遊技領域21へ導くための誘導レール22や、遊技領域21を流下する遊技球の進路に変化を与える図示省略の多数の釘や風車、各種の入賞口23、液晶ディスプレイ等で構成された特賞用役物としての可変表示装置25、いずれの各種の入賞口23にも入賞しなかった遊技球を機外に排出するためのアウト口24などが配置されている。遊技盤20は、遊技機本体枠12に対して着脱可能に取り付けられている。
図4は、遊技盤20の着脱機構部40の概略構成を示している。着脱機構部40は、遊技機本体枠12内の一方のサイド近傍に回動可能に立設された支柱41と、遊技盤20を上下から挟んで保持する一対のガイドレール42、43と、遊技盤20側のコネクタ31と電気的な接続を得るための接続コネクタ44とを有している。一対のガイドレール42、43は、断面下向きコの字状の上ガイドレール42と、断面上向きコの字状の下ガイドレール43とから成る。各ガイドレール42、43はその長手方向の一方の端部(終端側)が支柱41に固定されると共に、他方の端部(先端側)から遊技盤20を挿脱可能に構成されている。
詳細には、各ガイドレール42、43の終端側は、挿入された遊技盤20が突き当たるように封鎖され、先端側は端面がコの字状のまま開放されて遊技盤20を出し入れ可能になっている。接続コネクタ44は、その挿脱方向がガイドレール42、43への遊技盤20の挿脱方向(矢印A)と同じになる向きにして支柱41に設けてある。また接続コネクタ44は、支柱41に沿って上下(矢印B)にスライド移動させて位置調整可能になっている。接続コネクタ44は高さ調整部材45に下方から支持されており、高さ調整部材45を上下させることで接続コネクタ44を位置調整するようになっている。
図5は、上ガイドレール42の構成をより詳細に示したものである。図5(a)は上ガイドレール42の斜視外観を示し、図5(b)〜図5(d)は上ガイドレール42をレールの幅方向中心で長手方向に沿って切断した断面を示している。同図に示すように、上ガイドレール42は支柱41に取り付ける基端部42aと、該基端部42aに連結された先端部42bとに分かれている。基端部42aと先端部42bとは互いの上面をヒンジ42cで連結してあり、先端部42bは、基端部42aと一直線状になって遊技盤20を上下から挟持する挟持位置(図5(d))と、先端(遊技盤挿脱側の端部)がこれよりも広がるように傾斜した開放位置(図5(b))とに変位可能になっている。
断面下向きコの字状を成す先端部42bの内側の天井面には、該天井面を基端部42a側へ延長する平板状の当接部材42dが設けてある。また当接部材42dの基端部42a側の端部近傍と基端部42aの天井面との間には、前記当接部材42dの基端部42a側端部を下方に付勢する付勢部材42eが設けてある。ここでは付勢部材42eとして板バネを使用している。
付勢部材42eで当接部材42dを付勢することにより、遊技盤20が一対のガイドレール42、43から外れているときは図5(b)に示すように先端部42bが開放位置になる。したがって、図5(c)に示すように、遊技盤20を装着するときは先端部42bが開放位置になっており、ガイドレール42、43に対する遊技盤20の位置合わせが容易になる。また、遊技盤20をガイドレール42、43に挿入すると、図5(d)に示すように、該挿入した遊技盤20の上端が当接部材42dに当接し、該当接部材42dが遊技盤20の上端面に沿うように変位し、これに伴って先端部42bがヒンジ42cを中心に回転して挟持位置になる。
図6は、高さ調整部材45の構成を示しており、図6(a)は高さ調整部材45の平面図、図6(b)は正面図、図6(c)は図6(a)のC−C矢視断面図である。高さ調整部材45は、長方形のブロック45aの中央に支柱41を通すための穴部45bが形成されている。該穴部45bの対面する2つの内壁には内側へ突起した突起部材45cが対向するように設けてある。突起部材45cは弾性を有しており、常時は断面三角形状を成し、先端が強く押圧されると潰れて変形し、該押圧が解除されると元の形状に復元するように構成されている。
図7は高さ調整部材45と支柱41との嵌合状態を示し、図7(a)は嵌合部を拡大視したものである。図7(a)、(b)に示すように、支柱41の側面には、高さ調整部材45の突起部材45cと対応するように溝部41aが一定のピッチで設けてあり、突起部材45cの先端が溝部41aに嵌り込むことで高さ調整部材45が支柱41に対して上下方向に位置決めされる。高さ調整部材45を上下に移動させると、隣り合う溝部41aの間の位置では突起部材45cの先端形状が潰れて変形し、溝部41aの正面に来ると三角形状が復元して溝部41aに再び嵌り込むようになっている。したがって、高さ調整部材45および接続コネクタ44は溝部41aのピッチを単位に上下に位置調整することができる。
図8は、金枠14および遊技盤20を取り外した状態の遊技機10の正面を示している。着脱機構部40は支柱41を中心に回動して、ガイドレール42、43の遊技盤挿入側の端部および接続コネクタ44の挿入口が斜め手前を向いた状態になっている。
図9は、遊技盤20を着脱する様子を示している。着脱機構部40は支柱41を中心に回動するように遊技機本体枠12に取り付けられているので、遊技盤20は、図9(a)に示すように、ガイドレール42、43に保持されて遊技機本体枠12内に収容された状態と、図9(b)に示すように、支柱41を軸に回動させて扉状に手前に開いた状態とに変位する。なお、図9(b)に示すように手前に開くときは、図3に示すように金枠14を予め開いてから作業する。
図9(c)に示すように、遊技盤20を扉状に手前に開いた状態で該遊技盤20を矢印A方向にスライド移動させることにより、遊技盤20を遊技機本体枠12の着脱機構部40に対して着脱することができる。このように、金枠14を開いて遊技機10の手前側から遊技盤20を交換することができるので、重たい遊技機本体枠12を開いて該遊技機本体枠12の裏面側から遊技盤を交換する場合に比べて、作業効率が向上する。
なお、図4や図5(b)に示すように、装着時には上ガイドレール42の先端部42bが付勢部材42eに付勢されて開放位置に開いているので、ガイドレール42、43に対する遊技盤20の位置合わせが容易になる。また、遊技盤20をガイドレール42、43に沿って挿入すると、遊技盤20が当接部材42dに当接し、これにより先端部42bが挟持位置に自動復帰するので、先端部42bを作業者がいちいち動かす手間がなく、作業性が向上する。さらに、支柱41を中心に着脱機構部40を回動させて遊技盤20を遊技機本体枠12内に収めるときには上ガイドレール42の先端部42bが挟持位置に自動的に戻っているので、余計な広がりや出っ張りがなく、遊技盤20を遊技機本体枠12の中へ円滑に収めることができる。
また遊技盤20をガイドレール42、43に沿って挿入完了位置(遊技盤20がガイドレール42、43の終端に突き当たる位置)まで挿入すると、遊技盤20側のコネクタ31と着脱機構部40側の接続コネクタ44とが自然に嵌合して電気的に接続されるので、電気配線を別途接続する手間もない。ここで、遊技盤20側のコネクタ31の高さが遊技盤20の種類によって異なる場合でも、着脱機構部40側の高さ調整部材45を移動させることで遊技盤20側のコネクタ31に合わせて接続コネクタ44の高さを位置調整することができ、多様な遊技盤20に対応することができる。なお、遊技盤20側のコネクタのピン数(サイズ)が種々存在する場合には、想定される最大ピン数に合わせて接続コネクタ44側のピン数を設定しておけばよい。
次に、遊技機10の回路構成および電気配線について説明する。図10は、遊技盤20側の回路構成を示している。遊技盤20には、回路基板として、主基板100と、演出制御基板110と、ランプ中継基板120と、盤用外部端子板130と、中継基板140とが搭載される。
主基板100は、遊技機10全体の動作を制御する機能を果たし、CPU(中央処理装置)、ROM(リード・オンリ・メモリ)、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)を主要部として構成されている。また、遊技球の入賞を検知するスイッチなど各種のスイッチ101から検知信号を入力したり、他の制御基板へ各種の制御データを出力したり、入賞口23の開閉するソレノイド102等へ駆動信号を出力したりする機能を備えている。
演出制御基板110は、主基板100から受信した制御データに基づいてスロットマシンに見立てた遊技を可変表示装置25上に可変表示する機能を果たす。すなわち、受信した制御データに従って画像データを作成し、これを可変表示装置25に出力して表示させる機能を果たす。演出制御基板110は、所定の演出処理手順(プログラム)や画像制御データを予め記憶したROM、プログラムを実行するCPU、RAM、画像制御IC、表示用の画像データを記憶したROM、主基板100との間の入出力インターフェース等から構成される。
ランプ中継基板120は、演出制御基板110が出力する点灯制御信号に係わる配線を遊技盤20に配置された各種装飾ランプに中継接続するための基板である。中継基板140は、遊技盤20に搭載した各基板からの配線を、遊技盤20のコネクタ31に中継する機能を果たす。図9(c)に示すように、遊技盤20の背面には、主基板100や演出制御基板110、ランプ中継基板120、中継基板140など各種の回路基板が搭載されている。また、中継基板140の一側端にはカードエッジ型のコネクタ31となる端子が形成されている。中継基板140は、遊技盤20に搭載した他の回路基板100、110、120、130との間の各種配線150が接続されるコネクタ141を有している。コネクタ141の各端子とコネクタ31の該当する端子とは中継基板140内のプリント配線パターンで接続されている。
遊技盤20に搭載した複数の回路基板からの多数の配線150は、該配線同士でノイズの影響を受けないように複数の群に分けて中継基板140のコネクタ141に予め配線されている。ここでは、図11に示すように、電源系の配線群150aと制御信号系の配線群150bとに分けて配線してある。すなわち、電源系の配線150aと制御信号系の配線150bとが交差したり近接したりしないように、予めこれらの配線を遊技盤20内で引き回して配線を完了させてある。
図12は、遊技機本体枠12の背面に取り付けられた本体側回路の概略構成を示している。本体側には、電源基板200、払出制御基板210、枠用外部端子板220、発射制御基板230、カードユニット接続基板240などが搭載されており、遊技盤20側の各回路基板100、110、120、130に接続すべき制御信号線や電源ラインは支柱41に設けた接続コネクタ44に接続されている。
したがって、図9(c)に示すようにして着脱機構部40のガイドレール42、43に沿って遊技盤20を挿入完了位置まで挿入すれば、中継基板140のコネクタ31と着脱機構部40側の接続コネクタ44とが電気的に接続されて本体側の各回路基板と遊技盤20側の各回路基板とが電気的に接続され、作業者が別途、配線を引き回したりする必要はない。また、遊技盤20に搭載した複数の回路基板100、110、120、130からの配線150を、該配線同士でノイズの影響を受けないように複数の群150a、150bに分けて中継基板140に予め配線してあるので、作業者による不適当な配線の引き回しが原因でノイズの影響を受けるようなことが無くなり、誰が遊技盤を交換しても、安定した遊技盤の動作が確保される。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、配線を群に分ける際の分け方は、実施の形態で例示したものに限定されず、ノイズの影響が互いに生じるような配線を異なる群に分ければよい。たとえば、アナログ信号の配線とデジタル信号の配線とを異なる群に分けてもよい。また、電源線は高電圧と低電圧とを別の群に分けてもよい。このようにすれば、配線同士のノイズの影響をより効果的に排除することができる。
実施の形態では、接続コネクタ44やコネクタ31を1つにしたが、複数のコネクタに分けてもよい。特に配線を群に分けた場合と同じ群に分かれるように複数のコネクタを使用するとよい。
実施の形態では、中継基板140の端部をコネクタ31としたが、接続コネクタ44およびこれに接続するコネクタのタイプはカードエッジ型に限定されず、勘合式のコネクタや、スライド移動させることで挿脱可能なコネクタであればよい。
また実施の形態では、上ガイドレール42の先端部42bに当接部材42dを設けたが、上ガイドレール42自体が当接部材42dの機能を兼ねるように構成してもよい。たとえば、基端部42aと先端部42bとを分けずに上ガイドレール42を一体型にし、その長手方向の途中に設けた支持部を回転中心として揺動するように上ガイドレール42を支持し、かつ上ガイドレール42の先端(遊技盤挿脱側端部)が上向きとなるようにバネなどで付勢する構成にすれば、上ガイドレール42自体が当接部材42dの機能を兼ねるようになる。すなわち、ガイドレールに遊技盤20を挿入すると、遊技盤20が支持部を越えたところで上ガイドレール42に遊技盤20が当接し、上ガイドレール42自体が回転して遊技盤20と平行となって挟持位置に変位する。
このほか、接続コネクタ44を上下に位置調整する機構は、実施の形態に例示したものに限定されず、たとえば、接続コネクタ44を無段階の自由な位置にスライドできるようにしておき、接続コネクタ44側に設けた螺子を支柱41に締め付けることで任意の位置に接続コネクタ44を固定できるように構成してもよい。
着脱機構部40に設けた一対のガイドレール42、43の長さは、実施の形態で例示したものに限定されず、より長いレールを用いてもよい。特に、下ガイドレール43だけでも長くすれば、装着作業が容易になる。また、ガイドレール42、43を支柱41に固定する箇所は、ガイドレール42、43の終端近傍が好ましいが、ガイドレールが短ければ、長手方向中央付近でも先端に近い箇所でもかまわない。
本発明の実施の形態に係わる遊技機を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係わる遊技機の遊技機本体枠を開いた状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係わる遊技機の金枠を開いた状態を示す斜視図である。 遊技盤の着脱機構部の概略構成を示す説明図である。 上ガイドレールの構成および動作を示す説明図である。 高さ調整部材の構成を示す説明図である。 高さ調整部材と支柱との嵌合状態を示す説明図である。 金枠および遊技盤を取り外した状態の遊技機を示す正面図である。 遊技盤を着脱する様子を模擬的に示す説明図である。 遊技盤側の回路構成を示すブロック図である。 遊技盤における配線の引き回し状態を示す説明図である。 遊技機本体側の回路構成を示すブロック図である。
符号の説明
10…遊技機
11…外枠
11a…ヒンジ
12…遊技機本体枠
13…ガラス板
14…金枠
15…上受け皿
16…下受け皿
17…ハンドル
20…遊技盤
21…遊技領域
22…誘導レール
23…各種の入賞口
24…アウト口
25…可変表示装置
31…コネクタ
40…着脱機構部
41…支柱
41a…溝部
42…上ガイドレール
42a…基端部
42b…先端部
42c…ヒンジ
42d…当接部材
42e…付勢部材
43…下ガイドレール
44…接続コネクタ
45…高さ調整部材
45a…ブロック
45b…穴部
45c…突起部材
100…主基板
101…スイッチ
102…ソレノイド
110…演出制御基板
120…ランプ中継基板
130…盤用外部端子板
140…中継基板
141…コネクタ
150…配線
150a…電源系の配線群
150b…制御信号系の配線群
200…電源基板
210…払出制御基板
220…枠用外部端子板
230…発射制御基板
240…カードユニット接続基板

Claims (5)

  1. 遊技機本体枠内の一方のサイド近傍に支柱を回動可能に立設し、
    遊技盤を上下から挟んで保持する一対のガイドレールを前記支柱に固定しかつ該ガイドレールの一方の端部から遊技盤を挿脱可能にすると共に、遊技盤と電気的な接続を得るための接続コネクタをその挿脱方向が前記ガイドレールへの遊技盤の挿脱方向と同じになる向きにして前記支柱に設け、
    前記一対のガイドレールに保持された遊技盤が遊技機本体枠内に収容された状態と手前に開いた状態とに前記支柱を中心に回動して変位でき、かつ前記一対のガイドレールに遊技盤を所定の挿入完了位置まで挿入したときに該遊技盤側の接続コネクタと前記支柱に設けた接続コネクタとが接続されるようにした
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記支柱に設けた接続コネクタを、該支柱に沿ってスライド移動させて位置調整可能にした
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記一対のガイドレールの遊技盤挿脱側の端部が、遊技盤を上下から挟持する挟持位置とこれよりも広がった開放位置とに変位し、かつ遊技盤を外したときに前記遊技盤挿脱側の端部が前記開放位置となるように付勢部材で付勢すると共に、挿入された遊技盤が当接することで前記遊技盤挿脱側の端部を前記挟持位置に戻す当接部材を設けた
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記遊技盤に搭載した複数の回路基板からの配線を、該配線同士でノイズの影響を受けないように複数の群に分けて前記遊技盤の接続コネクタに予め配線してある
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の遊技機。
  5. 前記遊技盤の接続コネクタは中継基板に設けてあり、前記複数の回路基板からの配線は前記中継基板を介して前記接続コネクタに接続されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
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