JP2007027473A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 CMOSゲートアレイで構成する記憶素子を、アクセス速度が同じで、全体として省スペース化も図れるようにする。
【解決手段】 CMOSゲートアレイとして構成されるCANモジュールで、メッセージバッファに、多数のメモリセル26を設けると共に、I/Oデコーダ回路およびプリチャージ回路を設けてRAMを構成する。メモリセル26は、2個のインバータ回路29、30とアクセスポートとしての4個のNMOS31a〜31dから構成され、それぞれPMOSおよびNMOSに対して共通に形成された省スペース化を図ったゲート電極34a〜34fを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、CMOSゲートアレイでメモリセルを設ける構成の半導体装置に関する。
例えば、車両の内部で通信を行うためのCANモジュールなどにおいては、ゲートアレイで論理回路を形成する領域に、記憶素子領域を配置形成することがある。この場合、従来では例えば図5に示すようなラッチ回路を論理回路により配線形成して記憶素子としていた。
この図5に示すラッチ回路では、6個のインバータ回路1〜6、2個のスイッチ回路7、8が設けられる構成であるが、この場合には、1記憶素子について4ゲート(1ゲートは、PチャンネルおよびNチャンネルのトランジスタペア2組分を単位としてカウントする)が必要であり、このような記憶素子を多数設ける場合には、目的とする記憶素子へのアクセスをするためのセレクタ回路や、種々の周辺回路が必要となり、1記憶素子あたりのゲート数が多くかかるという制約があった。
そこで、このような場合に対応すべく、例えば特許文献1に示すようなものが考えられている。これは、ゲートアレイを用いてRAMを形成し、しかも、デュアルポートRAMとして形成することで改善されたメモリ回路としたものである。
特開平5−299621号公報
上記した特許文献1のものは、図6(a)に示す回路をメモリセルとして形成するために、ゲートアレイにて図6(b)に示すようなレイアウトを形成している。図6(a)の回路は、PチャンネルMOSトランジスタ11aおよびNチャンネルMOSトランジスタ11b(以下、単にPMOS、NMOSと称する)からなるCMOSインバータ回路11と、同様にPMOS12a、NMOS12bからなるCMOSインバータ回路12とを備え、それらCMOSインバータ回路11、12の一方の入力端子と他方の出力端子とを接続した構成としている。また、双方のCMOSインバータ回路11、12には、アクセスポートとして、それぞれCMOSを構成するNMOS13a、13b、PMOS14a、14bが接続されている。
上記の構成を半導体基板上に形成する場合には、図6(b)に示すようなレイアウトとなる。すなわち、上側にP+拡散領域が形成され下側にN+拡散領域が形成されており、P+拡散領域にはPMOS11a,12a,14a,14bが形成され、N+拡散領域にはNMOS11b,12b,13a,13bが形成されている。これらPMOS11a,12a,14a,14b、NMOS11b,12b,13a,13bのそれぞれには、「コ」字状にパターニングされたゲート電極が形成されている。ゲートアレイにおいては、このような状態の基板にアルミ配線パターンにより図6(a)に示した電気的構成となるように結線された状態となっている。
上記構成では、CMOSを構成するNMOSおよびPMOSの各ペアを無駄なく利用する構成として省スペース化を図ることができる。しかし、その一方で、アクセスポートとしてNMOS13a,13bとPMOS14a,14bとを混在させる構成としていることに起因した不具合がある。一般に、NチャンネルとPチャンネルとでは、アクセス速度がNチャンネルに比べてPチャンネルは1.5倍程度も遅くなるので、場合によってはNMOSではアクセスできるが、PMOSではアクセスできなくなる場合が生ずるというものである。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、CMOSゲートアレイで構成する記憶素子を、アクセスポートのアクセス速度が同じとなるようにすると共に、全体としてCMOSを構成する部分の面積を省スペース化することができるようにした半導体装置を提供することにある。
請求項1の発明によれば、第1および第2のインバータ回路と、それぞれのアクセスポートとなる第1〜第4のNチャンネル型MOSトランジスタを備えるので、アクセス速度は、すべて同じ条件となる第1〜第4のNMOSを介して行うので、同等に扱うことができるようになり、しかも、CMOSトランジスタを構成するPMOSおよびNMOSを、共通に形成されたゲート電極を設けているから、個別にゲート電極を備える構成のものに比べて省スペース化を図ることができるようになる。
請求項2の発明によれば、上記発明において、4つのアクセスポートとしての第1〜第4のNMOSを備えるので、デュアルポートRAMとして用いる場合でも、同じ条件でアクセスすることができるようになり、設計上の変更を強いられることがなくなる。
請求項3の発明によれば、請求項2の発明において、CMOSトランジスタにより形成されたCANモジュール回路を備えた構成としているので、車両の内部で通信処理を行う構成においてアクセスポートとなる第1〜第4のNMOSに同じ条件でアクセスすることができ、通信網形成において制約を受けることなく構築することができる。
以下、本発明をゲートアレイで構成するCANモジュール21に適用した場合の一実施形態について図1ないし図4を参照して説明する。
図4はCANモジュール21の概略的な構成を示すもので、大きく分けて制御部22、レジスタ部23、メッセージバッファ24およびシーケンサ部25からなる。各回路は、1チップの半導体素子から構成されており、各種の回路を作りこむためにCMOSゲートアレイを採用している。
この場合、CANは、Controller Area Networkの略称で、自動車に配設される多数の電子制御機器の間を接続するネットワークであり、CANシリアル・バス・システムを構築することができる。その特徴としては、低コスト且つシンプルで、電気的に粗悪な環境でも信頼性の高い通信が実現でき、リアルタイム処理能力を高めることができるようにしたものである。
さて、CANモジュール21の構成のうちで、メッセージバッファ24は、図3のように構成されている。多数のメモリセル26がマトリクス状に配置形成され、各メモリセル26は、デュアルアクセス可能となるようにI/Oデコーダ回路27およびプリチャージ回路28に接続され、選択的にアクセス可能に構成されている。
メモリセル26は、図2に示すような回路構成となっている。第1および第2のインバータ回路29、30は、それぞれPチャンネル型MOSトランジスタ29aとNチャンネル型MOSトランジスタ29bとの直列回路、PMOS30aとNMOS30bとの直列回路が電源端子VDDとグランド端子GNDとの間に接続されたCMOS回路により構成されている。
インバータ回路29のPMOS29aとNMOS29bの共通接続点であるノードN1は、インバータ回路30のPMOS30a,NMOS30bのゲートに接続され、インバータ回路30のPMOS30aとNMOS30bの共通接続点であるノードN2は、インバータ回路29のPMOS29a,NMOS29bのゲートに接続されている。
第1ないし第4のNチャンネル型MOSトランジスタとしての4個のNMOS31a〜31dは、NMOS31a,31bがインバータ回路29のノードN1に接続され、NMOS31c,31dがインバータ回路30のノードN2に接続されている。これら4個のNMOS31a〜31dは、アクセスポートとして機能するものである。
次に、図1を参照してメモリセル26のレイアウトについて説明する。半導体基板としてのシリコン基板上に図2の回路を形成している。図中、上側にはP+拡散領域32a,32b,32cが形成され、下側にはN+拡散領域33a,33b,33cが形成されている。これら拡散領域32a〜32c、33a〜33cをまたがるようにして多結晶シリコン膜などにより共通のゲート電極34a〜34fがパターニング形成されている。各ゲート電極34a〜34fには共通のコンタクトが設けられている。このようなCMOSでは、共通のゲート電極となっていることから、個別にゲート電極を設ける構成に比べて省スペース化を図れる。
これにより、各ゲート電極34a〜34fのそれぞれに対応して、PMOSおよびNMOSがペアで形成された構成のゲートアレイとなっている。ゲート電極34a,34bではそれぞれNMOS31a,31bが形成され、ゲート電極34cではPMOS29a,NMOS29bが形成され、ゲート電極34dではPMOS30a,NMOS30bが形成され、ゲート電極34e,34fではそれぞれNMOS31c,31dが形成されている。
さて、上記構成のゲートアレイ基板に、図2の回路構成を得るためにアルミ配線パターンを形成している。メモリセル26のアルミ配線としては、電源ラインVDD、グランドラインGND、ノードN1、N2のそれぞれに対応してパターンが形成されている。ソースドレイン領域には必要に応じてコンタクトが形成され、アルミ配線が電気的に接触するように構成されている。
このような構成を採用することにより、デュアルポート構造のメモリセル26をコンパクトなスペースで形成することができ、省スペース化を図ることができる。しかも、一般的なRAMと同様に周辺回路としてプリチャージ回路やI/Oデコーダ回路を設けてRAM動作を実現できる。
また、CANモジュール21のメッセージバッファ24にデュアルポートRAMとして設け、それらのアクセスポートにNMOS31a〜31dを設けているので、CANモジュール21内部のアクセスおよびCANを通じた外部からのアクセスも同等の条件で処理することができ、特殊な回路構成を必要としないものとすることができる。
また、ゲートアレイでメッセージバッファ24を構成しているので、メッセージボックス数をユーザの用途に応じて容易に変更設定することができる。例えば、メッセージボックス数を32から16に変更することは容易である。
本発明は、上記実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形また拡張できる。
CANモジュール21以外にもCMOSゲートアレイで形成するデュアルポートRAMに適用することができる。
CANモジュール21のメッセージボックス数は適宜変更設定することができる。
本発明の一実施形態を示すメモリセルのレイアウト図 メモリセルの電気的構成図 メッセージバッファのブロック構成図 CANモジュールのブロック構成図 従来技術を説明するラッチ回路の電気的構成図 異なる従来技術を説明するメモリセルの電気的構成図およびレイアウト図
符号の説明
図面中、21はCANモジュール、24はメッセージバッファ、26はメモリセル、27はI/Oデコーダ回路、28はプリチャージ回路、29は第1のインバータ回路、29aはPMOS、29bはNMOS、30は第2のインバータ回路、30aはPMOS、30bはNMOS、31a〜31dはNMOS(第1〜第4のNチャンネル型MOSトランジスタ)、32a〜32cはP+拡散領域、33a〜33cはN+拡散領域、34a〜34fはゲート電極、N1,N2はノードである。

Claims (4)

  1. CMOSトランジスタのゲートアレイにより形成される半導体装置において、
    前記CMOSトランジスタを用いた第1および第2のインバータ回路と、
    前記第1のインバータ回路の出力端子および前記第2のインバータ回路の入力端子に接続された第1および第2のNチャンネル型MOSトランジスタと、
    前記第2のインバータ回路の出力端子および前記第1のインバータ回路の入力端子に接続された第3および第4のNチャンネル型MOSトランジスタとからなるメモリセルを備え、
    前記CMOSトランジスタを構成するPチャンネルおよびNチャンネル型のMOSトランジスタは、共通に形成されたゲート電極を備える構成とされていることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記メモリセルは、デュアルポートRAMとして形成されていることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項2に記載の半導体装置において、
    前記CMOSトランジスタにより形成されたCAN(Controller Area Network)モジュール回路を備えていることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項3に記載の半導体装置において、
    前記メモリセルは、前記CANモジュール回路からのアクセスおよび外部からのアクセスが可能に構成されていることを特徴とする半導体装置。

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