JP2007026146A - 操作装置および操作システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、各操作画面に適したカーソルの移動制御を採用することで、装置の傾斜角度に基づいた各操作画面でのカーソル移動の操作性を向上させることができる操作装置および操作システムを提供することを課題とする。
【解決手段】 傾斜角検出部6によって操作装置1の傾きを検出して姿勢信号を出力し、カーソル制御部13は、操作画面に応じて、姿勢信号に基づいて複数の指示キーのいずれかを特定してカーソルを移動させる第1のカーソル移動制御と、姿勢信号に基づいて操作装置1が傾斜している方向にカーソルを移動させ、カーソルが位置する指示キーを選択する第2のカーソル移動制御のいずれかを使い分ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、記録媒体(HDD、CD、MD等)に記録された楽曲データを再生する携帯端末装置や、各種電子機器を遠隔操作するためのリモコン装置に用いられる操作装置および操作システムに関し、特に片手で装置を把持して簡単に操作することができる操作装置および操作システムに関する。
記録媒体(HDD、CD、MD等)に記録された楽曲データを再生する携帯端末装置や、各種電子機器を遠隔操作するためのリモコン装置は、装置の多機能化に伴って様々な操作を行う必要から、装置に設けられたボタンでは対応することができず、ディスプレイを用いたオンスクリーン操作が採用されている。オンスクリーン操作では、ディスプレイに表示された操作画面に配列されている複数の指示キーをup/downキー、十字キー、ジョクシャトル等の操作手段を操作して選択するのが一般的であるが、高齢者や不慣れな使用者には、up/downキー、十字キー、ジョクシャトル等の操作をスムーズに行うことが難しい。
そこで、up/downキー、十字キー、ジョクシャトル等の操作手段を用いることなく、加速度センサから得られる信号より、装置の傾斜角度を検出し、装置の傾斜角度に基づいて操作画面上の指示キーを時々刻々移動させて表示し、操作画面の中央付近に表示されている指示キーを選択するようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来技術では、装置の傾斜角度に基づいた指示キーの選択制御が1種類しかないため、指示キーの配列が異なる操作画面が複数ある場合には、各操作画面に適した指示キーの選択を行うことができないという問題点があった。
特開2003−162371号公報
本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、各操作画面に適したカーソルの移動制御を採用することで、装置の傾斜角度に基づいた各操作画面でのカーソル移動の操作性を向上させることができる操作装置および操作システムを提供する点にある。
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
本発明の操作装置は、異なる操作が割り当てられた複数の指示キーが配列されている複数の操作画面を表示手段に選択的に表示し、複数の前記指示キーのいずれかをカーソルによって選択することで操作を行う操作装置であって、装置の傾きを検出して姿勢信号を出力する傾斜角検出手段と、前記姿勢信号に基づいて複数の前記指示キーのいずれかを特定して前記カーソルを移動させる第1のカーソル移動制御、もしくは前記姿勢信号に基づいて装置が傾斜している方向に前記カーソルを移動させ、前記カーソルが位置する前記指示キーを選択する第2のカーソル移動制御のいずれかを前記操作画面に応じて使い分けるカーソル制御手段とを具備することを特徴とする。
さらに、本発明の操作装置は、前記姿勢信号に基づいて主面部と平行で互いに直交するX軸およびY軸の回転角をX軸回転角およびY軸回転角としてそれぞれ算出すると共に、算出した前記X軸回転角および前記Y軸回転角を合成することでどの向きにどの角度で傾けられたかを示す姿勢ベクトルを算出する回転角算出手段を具備し、前記カーソル制御手段は、前記第1のカーソル移動制御では、前記姿勢ベクトルに基づいて複数の前記指示キーのいずれかを特定して前記カーソルを移動させ、前記第2のカーソル移動制御では、前記姿勢ベクトルの方向に前記カーソルを移動させることを特徴とする。
さらに、本発明の操作装置は、前記姿勢ベクトルにおける角度と長さとに基づいて分割された複数のセルからなる第1のセル情報および前記姿勢ベクトルにおける長さに基づいて分割された複数のセルからなる第2のセル情報を記憶しているセル情報記憶手段と、前記第1のセル情報の各セルと前記指示キーとを関連づける第1の変換テーブルおよび前記第2のセル情報の各セルと速度とを関連づける第2の変換テーブルを記憶している変換テーブル記憶手段とを具備し、前記カーソル制御手段は、前記第1のカーソル移動制御では、前記姿勢ベクトルに基づいて前記第1のセル情報における1つのセルをカレントセルとして特定すると共に、前記第1の変換テーブルを用いて前記カレントセルに関連づけされた前記指示キーを特定して前記カーソルを移動させ、前記第2のカーソル移動制御では、前記姿勢ベクトルに基づいて前記第2のセル情報における1つのセルを前記カレントセルとして特定すると共に、前記第2の変換テーブルを用いて前記カレントセルに関連づけされた速度で前記カーソルを移動させることを特徴とする。
また、本発明の操作装置は、異なる操作が割り当てられた複数の指示キーが配列されている操作画面と複数の楽曲データが展開される楽曲マップがレイアウトされている楽曲マップ画面とを表示手段に選択的に表示し、前記操作画面では、複数の前記指示キーのいずれかをカーソルによって選択することで操作を行うと共に、前記楽曲マップ画面では、前記楽曲マップ上の領域を示す楽曲選択カーソルによって前記楽曲データを選択する操作装置であって、
装置の傾きを検出して姿勢信号を出力する傾斜角検出手段と、前記操作画面では、前記姿勢信号に基づいて複数の前記指示キーのいずれかを特定して前記カーソルを移動させ、前記楽曲マップ画面では、前記姿勢信号に基づいて装置が傾斜している方向に前記楽曲選択カーソルを移動させ、前記楽曲選択カーソル内に位置する前記楽曲データを選択するカーソル制御手段とを具備することを特徴とする。
さらに、本発明の操作装置は、前記姿勢信号に基づいて主面部と平行で互いに直交するX軸およびY軸の回転角をX軸回転角およびY軸回転角としてそれぞれ算出すると共に、算出した前記X軸回転角および前記Y軸回転角を合成することでどの向きにどの角度で傾けられたかを示す姿勢ベクトルを算出する回転角算出手段を具備し、前記カーソル制御手段は、前記操作画面では、前記姿勢ベクトルに基づいて複数の前記指示キーのいずれかを特定してカーソルを移動させ、前記楽曲マップ画面では、前記姿勢ベクトルの方向に前記楽曲選択カーソルを移動させることを特徴とする。
さらに、本発明の操作装置は、前記姿勢ベクトルにおける角度と長さとに基づいて分割された複数のセルからなる第1のセル情報および前記姿勢ベクトルにおける長さに基づいて分割された複数のセルからなる第2のセル情報を記憶しているセル情報記憶手段と、前記第1のセル情報の各セルと前記指示キーとを関連づける第1の変換テーブルおよび前記第2のセル情報の各セルと速度とを関連づける第2の変換テーブルを記憶している変換テーブル記憶手段とを具備し、前記カーソル制御手段は、前記操作画面では、前記姿勢ベクトルに基づいて前記第1のセル情報における1つのセルをカレントセルとして特定すると共に、前記第1の変換テーブルを用いて前記カレントセルに関連づけされた前記指示キーを特定して前記カーソルを移動させ、前記楽曲マップでは、前記姿勢ベクトルに基づいて前記第2のセル情報における1つのセルを前記カレントセルとして特定すると共に、前記第2の変換テーブルを用いて前記カレントセルに関連づけされた速度で前記楽曲選択カーソルを移動させることを特徴とする。
また、本発明の操作システムは、本体装置と、当該本体装置を操作するリモコン装置とからなり、異なる操作が割り当てられた複数の指示キーが配列されている複数の操作画面を選択的に表示し、複数の前記指示キーのいずれかをカーソルによって選択することで操作を行う操作システムであって、前記リモコン装置は、前記リモコン装置の傾きを検出して姿勢信号を出力する傾斜角検出手段と、前記カーソルが位置する前記指示キーに割り当てられた操作の実行を指示する操作キーと、前記傾斜角検出手段から出力された前記姿勢信号と前記操作キーの押下信号とを送信する送信手段とを具備し、前記本体装置は、前記姿勢信号と前記押下信号とを受信する受信手段と、前記操作画面を表示する表示手段と、前記姿勢信号に基づいて複数の前記指示キーのいずれかを特定して前記カーソルを移動させる第1のカーソル移動制御、もしくは前記姿勢信号に基づいて装置が傾斜している方向に前記カーソルを移動させ、前記カーソルが位置する前記指示キーを選択する第2のカーソル移動制御のいずれかを前記操作画面に応じて使い分けるカーソル制御手段と、前記操作キーの押下信号に基づいて前記カーソルが位置する前記指示キーに割り当てられた操作を実行する中央制御手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明の操作システムは、本体装置と、当該本体装置を操作するリモコン装置とからなり、異なる操作が割り当てられた複数の指示キーが配列されている操作画面と複数の楽曲データが展開される楽曲マップがレイアウトされている楽曲マップ画面とを選択的に表示し、前記操作画面では、複数の前記指示キーのいずれかをカーソルによって選択することで操作を行うと共に、前記楽曲マップ画面では、前記楽曲マップ上の領域を示す楽曲選択カーソルによって前記楽曲データを選択する操作システムであって、前記リモコン装置は、前記リモコン装置の傾きを検出して姿勢信号を出力する傾斜角検出手段と、前記カーソルが位置する前記指示キーに割り当てられた操作の実行を指示すると共に、前記楽曲選択カーソルによって選択された前記楽曲データの再生を指示する操作キーと、前記傾斜角検出手段から出力された前記姿勢信号と前記操作キーの押下信号とを送信する送信手段とを具備し、前記本体装置は、前記姿勢信号と前記押下信号とを受信する受信手段と、前記操作画面および前記楽曲マップ画面を表示する表示手段と、前記操作画面では、前記傾斜角検出手段からの前記姿勢信号に基づいて複数の前記指示キーのいずれかを特定して前記カーソルを移動させ、前記楽曲マップ画面では、装置が傾斜している方向に前記楽曲選択カーソルを移動させ、前記楽曲選択カーソル内に位置する前記楽曲データを選択するカーソル制御手段と、前記操作キーの押下信号に基づいて前記カーソルが位置する前記指示キーに割り当てられた操作を実行すると共に、前記操作キーの押下信号に基づいて前記楽曲選択カーソルによって選択された前記楽曲データの再生を実行する中央制御手段とを具備することを特徴とする。
本発明の操作装置および操作システムは、傾斜角検出手段によって装置の傾きを検出して姿勢信号を出力し、操作画面に応じて、姿勢信号に基づいて複数の指示キーのいずれかを特定してカーソルを移動させる第1のカーソル移動制御と、姿勢信号に基づいて装置が傾斜している方向にカーソルを移動させ、カーソルが位置する指示キーを選択する第2のカーソル移動制御のいずれかを使い分けるように構成することにより、操作画面に配列された複数の指示キーのいずれかを装置の姿勢に応じて直接的に選択することができる第1のカーソル移動制御と、装置の傾斜に応じて任意の方向に移動させることができる第2のカーソル移動制御とを操作画面に応じて使い分けることができるため、各操作画面に適したカーソルの移動制御を採用することでき、装置の傾斜角度に基づいた各操作画面でのカーソル移動の操作性を向上させることができるという効果を奏する。
さらに、本発明の操作装置および操作システムは、回転角算出手段によって姿勢信号に基づいて主面部と平行で互いに直交するX軸およびY軸の回転角をX軸回転角およびY軸回転角としてそれぞれ算出すると共に、算出したX軸回転角およびY軸回転角を合成することでどの向きに傾けられたかを示す姿勢ベクトルを算出し、第1のカーソル移動制御では、姿勢ベクトルに基づいて複数の指示キーのいずれかを特定してカーソルを移動させ、第2のカーソル移動制御では、姿勢ベクトルの方向にカーソルを移動させるように構成することにより、第1のカーソル移動制御と第2のカーソル移動制御とを同じ姿勢ベクトルに基づいて行うことができるため、第1のカーソル移動制御と第2のカーソル移動制御との大部分を共通化でき、処理効率が向上するという効果を奏する。
さらに、本発明の操作装置および操作システムは、セル情報記憶手段に姿勢ベクトルにおける角度と長さとに基づいて分割された複数のセルからなる第1のセル情報および姿勢ベクトルにおける長さに基づいて分割された複数のセルからなる第2のセル情報を記憶しておくと共に、変換テーブル記憶手段に第1のセル情報の各セルと指示キーとを関連づける第1の変換テーブルおよび第2のセル情報の各セルと速度とを関連づける第2の変換テーブルを記憶しておき、第1のカーソル移動制御では、姿勢ベクトルに基づいて第1のセル情報における1つのセルをカレントセルとして特定すると共に、第1の変換テーブルを用いてカレントセルに関連づけされた指示キーを特定してカーソルを移動させ、第2のカーソル移動制御では、姿勢ベクトルに基づいて第2のセル情報における1つのセルをカレントセルとして特定すると共に、第2の変換テーブルを用いてカレントセルに関連づけされた速度でカーソルを移動させるように構成することにより、第1のカーソル移動制御における指示キーの特定動作と第2のカーソル移動制御におけるカーソルの速度の決定動作とを同じロジックで行うことができるため、第1のカーソル移動制御と第2の移動カーソル移動制御との大部分を共通化でき、処理効率が向上するという効果を奏する。
また、本発明の操作装置および操作システムは、傾斜角検出手段によって装置の傾きを検出して姿勢信号を出力し、異なる操作が割り当てられた複数の指示キーが配列されている操作画面では、姿勢信号に基づいて複数の指示キーのいずれかを特定してカーソルを移動させ、複数の楽曲データが展開される楽曲マップがレイアウトされている楽曲マップ画面では、姿勢信号に基づいて装置が傾斜している方向に楽曲選択カーソルを移動させ、楽曲選択カーソル内に位置する楽曲データを選択させるように構成することにより、操作画面では、配列された複数の指示キーのいずれかを装置の姿勢に応じて直接的に選択することができると共に、楽曲マップ画面では、装置の傾斜に応じて任意の方向に楽曲選択カーソルを移動させることができるため、各画面に適したカーソルの移動制御を採用することでき、装置の傾斜角度に基づいた各画面でのカーソル移動の操作性を向上させることができるという効果を奏する。
さらに、本発明の操作装置および操作システムは、回転角算出手段によって姿勢信号に基づいて主面部と平行で互いに直交するX軸およびY軸の回転角をX軸回転角およびY軸回転角としてそれぞれ算出すると共に、算出したX軸回転角およびY軸回転角を合成することでどの向きに傾けられたかを示す姿勢ベクトルを算出し、操作画面では、姿勢ベクトルに基づいて複数の指示キーのいずれかを特定してカーソルを移動させ、楽曲マップ画面では、姿勢ベクトルの方向にカーソルを移動させるように構成することにより、操作画面と楽曲マップ画面とにおけるカーソル移動制御を同じ姿勢ベクトルに基づいて行うことができるため、操作画面と楽曲マップ画面とにおけるカーソル移動制御の大部分を共通化でき、処理効率が向上するという効果を奏する。
さらに、本発明の操作装置および操作システムは、セル情報記憶手段に姿勢ベクトルにおける角度と長さとに基づいて分割された複数のセルからなる第1のセル情報および姿勢ベクトルにおける長さに基づいて分割された複数のセルからなる第2のセル情報を記憶しておくと共に、変換テーブル記憶手段に第1のセル情報の各セルと指示キーとを関連づける第1の変換テーブルおよび第2のセル情報の各セルと速度とを関連づける第2の変換テーブルを記憶しておき、操作画面では、姿勢ベクトルに基づいて第1のセル情報における1つのセルをカレントセルとして特定すると共に、第1の変換テーブルを用いてカレントセルに関連づけされた指示キーを特定してカーソルを移動させ、楽曲マップ画面では、姿勢ベクトルに基づいて第2のセル情報における1つのセルをカレントセルとして特定すると共に、第2の変換テーブルを用いてカレントセルに関連づけされた速度で楽曲選択カーソルを移動させるように構成することにより、操作画面における指示キーの特定動作と楽曲マップ画面とにおけるカーソルの速度の決定動作とを同じロジックで行うことができるため、操作画面と楽曲マップ画面とにおけるカーソル移動制御との大部分を共通化でき、処理効率が向上するという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る操作装置の実施の形態の外観構成を示す斜視図であり、図2は、図1に示す操作装置の構成を示すブロック図であり、図3は、図1に示す操作装置の使用状態を説明するための説明図であり、図4は、図2に示す傾斜角検出部の出力例を示す図であり、図5は、図2に示す座標変換部における姿勢ベクトルの算出方法を説明する説明図であり、図6は、図2に示す画面記憶部に記憶されている第1のキー配列画面例を示す図であり、図7は、図2に示す画面記憶部に記憶されている楽曲マップ画面例を示す図であり、図8は、図2に示す画面記憶部に記憶されている第2のキー配列画面例を示す図であり、図9は、図2に示すセル情報記憶部に記憶されているセル情報例を示す図であり、図10は、図7に示す第1のキー配列画面に対応する第1の変換テーブル例を示す図であり、図11は、図8に示す楽曲マップ画面および図9に示す第2のキー配列画面に対応する第2の変換テーブル例を示す図である。
本実施の形態の操作装置1は、記録媒体であるHDDに記録された楽曲データを再生するHDDプレーヤ等の携帯端末装置であり、図1を参照すると、全体が略矩形をなす筐体2の主面部に表示部3が設けられていると共に、筐体2の右側面部に操作キー4が設けられ、筐体2内には、図2を参照すると、傾斜角検出部6と、AD変換部7と、座標変換部8と、セル情報記憶部10と、変換テーブル記憶部11と、画面記憶部9と、表示制御部12と、カーソル制御部13と、中央制御部14と、データベース15と、音声出力部16とを備えている。
表示部3は、液晶ディスプレイ(LCD)等の表示手段であり、再生する楽曲データのタイトル名、アーティスト名等の書誌データや再生時間等の各種案内情報が表示されると共に、操作の選択、音量の調整、楽曲データの検索、楽曲データの再生指示等の各種指示キーが表示される。なお、本実施の形態では、表示部3に案内情報と指示キーとを同一画面で表示するように構成したが、操作装置1の主面部に液晶ディスプレイ(LCD)等の他の表示手段を設け、案内情報と指示キーとを別個の表示手段に表示させるようにしても良い。
操作キー4は、電源の投入および切断を指示する電源キー、ユーザが選択した機能(指示キー)の実行を指示する実行キーとして機能するものであり、操作キー4は、筐体2の右側面部の上部側、すなわち、図3に示すように、表示部3が設けられている主面部を上側にして操作装置1を右手で把持した状態で、親指で操作できる位置に配置されている。
傾斜角検出部6は、例えば、静電容量型、ピエゾ抵抗型、熱分布検知型等の加速度センサを用いた傾斜センサであり、図1を参照すると、主面部、すなわち表示部3の表示面と平行で互いに直交するX軸およびY軸と、主面部と垂直なZ軸の傾きに応じた姿勢信号をAD変換部7に出力する。なお、本実施の形態では、X軸は、表示部3の上下方向に、Y軸は、表示部3の左右方向にそれぞれ設定されている。
傾斜角検出部6として、固定されたビーム(梁)と可動するビーム(梁)とをそれぞれコンデンサの電極板と見立てて、ビーム間の距離の変動を静電容量値としてX軸、Y軸、Z軸(図1に示すように主面部と垂直な軸をZ軸とする)の傾斜を検出する静電容量型3軸加速度センサを用いた場合には、図4に示すように、X軸、Y軸、Z軸の傾斜角に応じた出力電圧が姿勢信号として得られる。
AD変換部7は、傾斜角検出部6から出力される姿勢信号をデジタル信号に変換して座標変換部8に出力し、座標変換部8は、入力された姿勢信号に基づいてX軸およびY軸をそれぞれ中心とする操作装置1のそれぞれの回転角θ、θをそれぞれ算出する。回転角θは、Y軸およびZ軸の傾斜角から、回転角θは、X軸およびZ軸の傾斜角からそれぞれ求めることができる。以下、X軸を中心とする操作装置1の回転をピッチ方向の回転と称し、Y軸を中心とする操作装置1の回転をロール方向の回転と称する。また、筐体2の主面部が重力方向に直交する場合の回転角θ、θを0度とし、表示部3の上方を下側に移動させるピッチ方向の回転をプラスとし、表示部3の下方を下側に移動させるピッチ方向の回転をマイナスとし、表示部3の右方を下側に移動させるロール方向の回転をプラスとし、表示部の左方を下側に移動させるロール方向の回転をマイナスとする。また、座標変換部8は、算出した回転角θ、θを合成することで、図5に示すように、操作装置1がどの向きに傾けられたかを示す角度θと、操作装置1の傾斜角の大きさを示す長さrとで表される姿勢ベクトルRを算出してカーソル制御部13に出力する。
画面記憶部9は、各種案内情報が表示される案内情報表示領域や、異なる操作が割り当てられた複数の指示キーや、楽曲データを検索するための楽曲マップがレイアウトされた複数の操作画面を記憶している記憶手段であり、楽曲データの再生に関連する操作を行う画面、音量の調整を行う画面、楽曲データの検索を行う画面等が記憶されている。比較的少ない数の指示キーが配置された画面としては、図6(a)に示すように、5個の指示キーKm(m=1〜5)が配列されている第1のキー配列画面31と、図6(b)に示すように、2個の指示キーKm(m=1〜2)が配列されている第1のキー配列画面32とが画面記憶部9に記憶されているものとする。また、楽曲マップがレイアウトされた画面としては、図7に示すように、データベース15に記憶されている楽曲データが2つの評価項目(例えば、「穏やか−激しい」、「明るい−暗い」)に基づいて平面上に展開される楽曲マップがレイアウトされている楽曲マップ画面33が画面記憶部9に記憶されているものとする。さらにまた、比較的多い数の指示キーが配置された画面としては、図8に示すように、25個の指示キーKm(m=1〜25)が配列されている第2のキー配列画面34が画面記憶部9に記憶されているものとする。なお、画面記憶部9に記憶されている各種画面の大きさは、表示部3の表示領域と同一である必要はなく、画面記憶部9に記憶されている各種画面の方が表示部3の表示領域よりも大きい場合には、表示部3に部分的に表示され、スクロールによって表示エリアが移動される。
セル情報記憶部10は、複数のセル(領域)からなるセル情報として記憶している記憶手段であり、画面記憶部9に記憶されている操作画面によって使い分けられる第1のセル情報と、第2のセル情報とが記憶されている。
画面記憶部9に記憶されている第1のキー配列画面31、32には、第1のセル情報が用いられ、第1のセル情報は、図9(a)を参照すると、AD変換部7で算出される姿勢ベクトルRにおける角度θと長さrとに基づいて分割された複数のセルからなり、姿勢ベクトルRに基づいて1つのセルがカレントセルとして特定できるように構成されている。なお、第1のセル情報におけるセルの個数は、対応する操作画面の中で、最も多く配列されている指示キーの数よりも多く設定されている。また、図9(a)に示す例は、角度θが90°毎にm=4に分割され、長さrがn=2に分割された8つのセルS(m,n:m=1,2,3,4、n=1,2)からなる第1のセル情報である。
画面記憶部9に記憶されている楽曲マップ画面33および第2のキー配列画面34には、第2のセル情報が用いられ、第2のセル情報は、図9(b)を参照すると、AD変換部7で算出される姿勢ベクトルRの長さrに基づいて分割された複数のセルからなり、姿勢ベクトルRに基づいて1つのセルがカレントセルとして特定できるように構成されている。なお、セル情報におけるセルの個数は、任意であり、図9(b)には、長さrに応じて分割された3つのセルSn(n=0,1,2)からなる第2のセル情報が示されている。
変換テーブル記憶部11は、セル情報記憶部10に記憶されている第1のセル情報の各セルと指示キーを関連づける第1の変換テーブルと、セル情報記憶部10に記憶されている第2のセル情報の各セルとカーソルの移動量および速度を関連づける第2の変換テーブルとを記憶している記憶手段である。
第1の変換テーブルとしては、図10(a)に示すように、図9(a)に示す第1のセル情報における8つのセルSm、nに対して、指示キーKm(m=1〜5)が関連づけられている第1のキー配列画面31に用いられるものと、図10(b)に示すように、図9(a)に示す第1のセル情報における8つのセルSm、nに対して、指示キーKm(m=1〜2)が関連づけられている第1のキー配列画面32に用いられるものがあり、第1の変換テーブルは、指示キーKmの配列が異なる第1のキー配列画面毎にそれぞれ設けられている。なお、指示キーKmが同じ配列の第1のキー配列画面が複数ある場合には、第1の変換テーブルを共用しても良いことは言うまでもない。
第2の変換テーブルは、図11に示すように、図9(b)に示す第2のセル情報における3つのセルSmに対して、移動量Ln(n=0,1,2)および速度An(n=0,1,2)がそれぞれ関連づけられている。なお、第2のセル情報の最も内側のセルS0に関連づけられた移動量L0および速度A0は、「0」であり、姿勢ベクトルRが長い程、すなわち装置の傾きが大きいほど、移動量が大きく、速度が速くなるように設定されており、移動量Lnは、L0<L1<L2の関係となり、速度Anは、A0<A1<A2の関係となる。なお、移動量Lnは、単位時間当たりのカーソルの移動量を示すものであり、速度Anと同義の情報である。
表示制御部12は、中央制御部14の制御に基づいて画面記憶部9に記憶されている各種操作画面のいずれかを読み出して表示部3に表示すると共に、表示部3に表示した操作画面を特定するための操作画面特定情報と、表示部3に表示した操作画面に配列されている指示キーに割り当てられた操作とをカーソル制御部13に通知する。また、表示制御部12は、表示部3に楽曲マップ画面33を表示する場合には、データベース15に記憶されている楽曲データの評価点に基づいて、楽曲マップ画面33にレイアウトされている楽曲マップに各楽曲データをポイント等の図形として展開する。なお、表示制御部12は、表示部3に表示した操作画面に案内情報表示領域がレイアウトされている場合には、中央制御部14からの指示に基づいて、再生する楽曲データのタイトル名、アーティスト名等の書誌データをデータベース15から読み出して案内情報表示領域に表示する。
カーソル制御部13は、表示部3に表示された第1のキー配列画面31、32上に配列された複数の指示キーKmのいずれかを選択するカーソルの移動制御と、楽曲マップ画面33上の領域を示すカーソル(以下、楽曲マップ画面33上のカーソルを楽曲選択カーソル35と称す)の移動制御と、表示部3に表示された第2のキー配列画面34に配列された複数の指示キーKmのいずれかを選択する(以下、第2のキー配列画面34上のカーソルをキー選択カーソル36と称す)の移動制御とを行う手段である。なお、カーソルとは、情報、領域、指示キー等の選択対象を選択した場合に、選択した選択対象の色を変えたり、反転処理をしたり、アンダーラインを表示したりして選択されていることを示すものであり、カーソルが移動されることにより、カーソルが位置する選択対象が選択される。
第1のキー配列画面31、32が表示部3に表示されている場合には、カーソル制御部13は、セル情報記憶部10に記憶されている第1のセル情報に基づいて、座標変換部8から入力される姿勢ベクトルRに対応するセル(以下、カレントセルと称す)を特定すると共に、表示制御部12から通知された操作画面特定情報に基づいて変換テーブル記憶部11に記憶されている第1の変換テーブルを特定し、特定した第1の変換テーブルを用いて特定したカレントセルに関連づけられた指示キーを特定し、特定した指示キーにカーソルを移動させる。また、カーソル制御部13は、操作キー4が押下されると、カーソルが位置する指示キーに割り当てられた操作を中央制御部14に通知する。なお、図6(a)には、指示キーK1が選択されている状態が、図6(b)には、指示キーK2が選択されている状態がそれぞれ示されている。
楽曲マップ画面33もしくは第2のキー配列画面34が表示部3に表示されている場合には、カーソル制御部13は、セル情報記憶部10に記憶されている第2のセル情報に基づいて、座標変換部8から入力される姿勢ベクトルRに対応するセル(以下、カレントセルと称す)を特定すると共に、第2の変換テーブルを用いて特定したカレントセルに関連づけられた移動量および速度を特定し、姿勢ベクトルRの方向に特定した移動量および速度で楽曲選択カーソル35およびキー選択カーソル36を移動させる。なお、操作装置1が略水平に保たれ、姿勢ベクトルRによってセル情報の最も内側のセルS0がカレントセルとして特定された場合には、セルS0に関連づけられた移動量L0および速度A0が「0」であるため、楽曲選択カーソル35の移動が行われないように制御される。また、カーソル制御部13は、操作キー4が押下されると、楽曲マップ画面33においては、楽曲選択カーソル35内に含まれる楽曲データを中央制御部14に通知すると共に、第2のキー配列画面34においては、キー選択カーソル36が位置する指示キーKmに割り当てられた操作を中央制御部14に通知する。なお、図8には、キー選択カーソル36によって指示キーK23が選択されている状態が示されており、キー選択カーソル36がポイントとして表示されているが、キー選択カーソル36は、表示しないようにしても良い。
中央制御部14は、音声出力部16を制御することで、カーソル制御部13から通知された楽曲データの再生を実行すると共に、カーソル制御部13から通知される操作を、表示制御部12および音声出力部16を制御することで実行する。また、電源切断状態で操作キー4が押下されると電源の投入制御を、電源投入状態で操作キー4が所定時間以上押下されると電源の切断制御を行う。なお、電源の切断制御は、操作画面のいずれかに電源切断操作が割り当てられた指示キーを設け、当該指示キーにカーソルを移動させた状態で操作キー4を押下することで実行されるようにしても良い。
データベース15は、HDD等の記録手段であり、図示しない楽曲データ入力端子から入力された楽曲データが記録されていると共に、各楽曲データのタイトル名、アーティスト名等の書誌データと、少なくとも2つの評価項目について楽曲データをそれぞれ評価した評価点とが記録されている。
音声出力部16は、中央制御部14からの指示に基づいて、データベース15に記録されている楽曲データを再生するオーディオプレーヤであり、図示しない音声出力端子からオーディオ信号を図示しないヘッドフォン等の音声出力装置に出力する。
次に、本実施の形態の動作について図12を参照して詳細に説明する。
図12は、本発明に係る操作装置の実施の形態における操作画面に配列されている指示キーを選択する選択動作を説明するためのフローチャートである。
表示制御部12は、中央制御部14の制御に基づいて、第1のキー配列画面31、32を画面記憶部9から読み出して表示部3に表示すると(ステップA1)、表示部3に表示した第1のキー配列画面31、32を特定する操作画面特定情報をカーソル制御部13に通知する(ステップA2)。
次に、座標変換部8は、傾斜角検出部6から出力され、AD変換部7によってデジタル信号に変換された姿勢情報の姿勢信号に基づいてX軸、Y軸の回転角θ、θをそれぞれ算出し(ステップA3)、算出した回転角θ、θを合成することで、操作装置1がどの向きに傾けられたかを示す角度θと、操作装置1の傾斜角の大きさを示す長さrとで表される姿勢ベクトルRを算出する(ステップA4)。
次に、カーソル制御部13は、セル情報記憶部10に記憶されている第1のセル情報に基づいて、座標変換部8から入力される姿勢ベクトルRに対応するカレントセルを特定すると共に(ステップA5)、表示制御部12から通知された操作画面特定情報に基づいて変換テーブル記憶部11に記憶されている変換テーブルを特定し、特定した変換テーブルを用いて特定したカレントセルに関連づけられた指示キーKmを特定し(ステップA6)、特定した指示キーKmにカーソルを移動させる(ステップA7)。なお、図9(a)には、座標変換部8で算出された姿勢ベクトルRによって第1のセル情報のセルS1,2がカレントセルとして特定された状態が示されており、第1のキー配列画面31の場合には、図10(a)に示す第1の変換テーブルによってカレントセルであるセルS1,2が指示キーK1に変換され、図6(a)に示すように指示キーK1にカーソルが移動され、第1のキー配列画面32の場合には、図10(b)に示す第1の変換テーブルによってカレントセルであるセルS1,2が指示キーK1に変換され、図6(b)に示すように指示キーK1にカーソルが移動される。
次に、カーソル制御部13は、操作キー4が押下されたか否かを判断し(ステップA8)、操作キー4が押下された場合には、カーソルが位置する指示キーに割り当てられた操作を中央制御部14に通知し、中央制御部14は、カーソル制御部13から通知される操作を、表示制御部12および音声出力部16を制御することで実行し(ステップA9)、第1のキー配列画面31、32におけるカーソルの移動動作を終了する。
また、ステップA8で操作キー4が押下されない場合には、ステップA3に戻り、座標変換部8は、傾斜角検出部6から出力され、AD変換部7によってデジタル信号に変換された姿勢情報の姿勢信号に基づいてX軸、Y軸の回転角θ、θをそれぞれ算出する。
次に、楽曲マップ画面33における楽曲選択カーソル35の移動動作について図13を参照して詳細に説明する。
図13は、本発明に係る操作装置の実施の形態における楽曲マップ画面上での楽曲選択カーソルの移動動作を説明するためのフローチャートである。
表示制御部12は、中央制御部14の制御に基づいて、楽曲マップ画面33を画面記憶部9から読み出して表示部3に表示すると(ステップB1)、表示部3に表示した楽曲マップ画面33を特定する操作画面特定情報をカーソル制御部13に通知する(ステップB2)。
次に、座標変換部8は、傾斜角検出部6から出力され、AD変換部7によってデジタル信号に変換された姿勢情報の姿勢信号に基づいてX軸、Y軸の回転角θ、θをそれぞれ算出し(ステップB3)、算出した回転角θ、θを合成することで、操作装置1がどの向きに傾けられたかを示す角度θと、操作装置1の傾斜角の大きさを示す長さrとで表される姿勢ベクトルRを算出する(ステップB4)。
次に、カーソル制御部13は、セル情報記憶部10に記憶されている第2のセル情報に基づいて、座標変換部8から入力される姿勢ベクトルRに対応するカレントセルを特定すると共に(ステップB5)、変換テーブル記憶部11に記憶されている第2の変換テーブルを用いて特定したカレントセルに関連づけられた移動量および速度を特定し(ステップB6)、姿勢ベクトルRの方向に特定した移動量および速度で楽曲選択カーソル35を移動させる(ステップB7)。なお、図9(b)には、座標変換部8で算出された姿勢ベクトルRによって第2のセル情報のセルS2がカレントセルとして特定された状態が示されており、この場合には、図11に示す第2の変換テーブルによって楽曲選択カーソル35の移動量および速度がそれぞれL2、A2に特定される。
次に、カーソル制御部13は、操作キー4が押下されたか否かを判断し(ステップB8)、操作キー4が押下された場合には、楽曲選択カーソル35内に含まれる楽曲データを中央制御部14に通知し、中央制御部14は、音声出力部16を制御することで、カーソル制御部13から通知された楽曲データの再生を実行し(ステップB9)、楽曲マップ画面33における楽曲選択カーソル35の移動動作を終了する。
また、ステップB8で操作キー4が押下されない場合には、ステップB3に戻り、座標変換部8は、傾斜角検出部6から出力され、AD変換部7によってデジタル信号に変換された姿勢情報の姿勢信号に基づいてX軸、Y軸の回転角θ、θをそれぞれ算出する。
次に、第2のキー配列画面34におけるキー選択カーソルの移動動作について図14を参照して詳細に説明する。
図14は、本発明に係る操作装置の実施の形態における第2のキー配列画面上でのキー選択カーソルの移動動作を説明するためのフローチャートである。
表示制御部12は、中央制御部14の制御に基づいて、第2のキー配列画面34を画面記憶部9から読み出して表示部3に表示すると(ステップC1)、表示部3に表示した第2のキー配列画面34を特定する操作画面特定情報をカーソル制御部13に通知する(ステップC2)。
次に、座標変換部8は、傾斜角検出部6から出力され、AD変換部7によってデジタル信号に変換された姿勢情報の姿勢信号に基づいてX軸、Y軸の回転角θ、θをそれぞれ算出し(ステップC3)、算出した回転角θ、θを合成することで、操作装置1がどの向きに傾けられたかを示す角度θと、操作装置1の傾斜角の大きさを示す長さrとで表される姿勢ベクトルRを算出する(ステップC4)。
次に、カーソル制御部13は、セル情報記憶部10に記憶されている第2のセル情報に基づいて、座標変換部8から入力される姿勢ベクトルRに対応するカレントセルを特定すると共に(ステップC5)、変換テーブル記憶部11に記憶されている第2の変換テーブルを用いて特定したカレントセルに関連づけられた移動量および速度を特定し(ステップC6)、姿勢ベクトルRの方向に特定した移動量および速度でキー選択カーソル36を移動させ(ステップC7)、キー選択カーソル36が位置する指示キーKmを選択する(ステップC8)。なお、第2のキー配列画面34において、各指示キーKmには、それぞれに対応する指示キー領域37が設定されており、指示キー領域37は、互いに隣接するように設定される。キー選択カーソル36は、各指示キーKmに対応する指示キー領域37のいずれかに位置することになり、キー選択カーソル36が位置する指示キー領域37に対応する指示キーKmを選択されることになる。従って、図8に示すように、指示キーK23がキー選択カーソル36によって選択された状態から、指示キーK5が選択される状態に移行させたい場合には、図8に波線矢印で示す指示キーK23から指示キーK5の方向に操作装置1を傾けることにより、キー選択カーソル36を指示キーK23から指示キーK5に向けた直線上を最短距離で移動させることができ、短時間で指示キーK5を選択することが可能になる。
次に、カーソル制御部13は、操作キー4が押下されたか否かを判断し(ステップC9)、操作キー4が押下された場合には、キー選択カーソル36によって選択された指示キーKmに割り当てられた操作を中央制御部14に通知し、中央制御部14は、カーソル制御部13から通知される操作を、表示制御部12および音声出力部16を制御することで実行し(ステップC10)、第2のキー配列画面34におけるキー選択カーソル36の移動動作を終了する。
また、ステップC9で操作キー4が押下されない場合には、ステップC3に戻り、座標変換部8は、傾斜角検出部6から出力され、AD変換部7によってデジタル信号に変換された姿勢情報の姿勢信号に基づいてX軸、Y軸の回転角θ、θをそれぞれ算出する。
次に、本発明の他の実施の形態である操作システムについて図15を参照して詳細に説明する。
図15は、本発明に係る操作システムの実施の形態の構成を示すブロック図である。
他の実施の形態である操作システム20は、図15を参照すると、DVDプレーヤ、テレビジョン装置等の本体装置21と、本体装置21を操作するリモコン装置22とからなり、本体装置21は、表示部3と、座標変換部8と、画面記憶部9と、セル情報記憶部10と、変換テーブル記憶部11と、表示制御部12と、カーソル制御部13と、中央制御部14と、受信部23とを備え、リモコン装置22は、操作キー4と、傾斜角検出部6と、AD変換部7と、送信部24とを備えている。なお、本体装置21の表示部3は、本体装置21に接続されたディスプレイ等の表示手段を用いるようにしても良い。
リモコン装置22の送信部24は、傾斜角検出部6から出力され、AD変換部7によってデジタル信号に変換された姿勢信号および操作キー4の押下信号を赤外線等の操作信号に変調して本体装置に送信し、本体装置21の受信部23は、リモコン装置22から受信した操作信号を復調し、姿勢信号を座標変換部8に、操作キー4の押下信号をカーソル制御部13にそれぞれ入力する。これにより、上述した操作装置1の構成を本体装置21とリモコン装置22とに割り振っても操作装置1と同様の動作を行うことができる。
次に、図2に示すセル情報記憶部に記憶されている第1のセル情報における他の例について図16を参照して詳細に説明する。
図16は、図2に示すセル情報記憶部に記憶されているセル情報の他の例を示す図である。
セル情報記憶部10に記憶させるセル情報としては、図16に示すように、X軸回転角θとY軸回転角θに基づいて分割された複数のセルで構成するようにしても良く、この場合には、座標変換部8において算出した回転角θ、θをそれぞれカーソル制御部13に出力すれば良いため、座標変換部8で姿勢ベクトルRを算出する必要がなくなる。なお、図16に示す例は、Y軸回転角θがm=4に分割され、X軸回転角θがm=2に分割された8つのセルS(m,n:m=1,2,3,4、n=1,2)からなるセル情報である。
次に、第1のキー配列画面において、指示キー間のカーソルの移動にヒステリシス特性を持たせた例について図17を参照して詳細に説明する。
図17は、図2に示すカーソル制御部によって拡大されたカレントセルの状態を示す図である。
上述した第1のキー配列画面においるカーソルの移動動作では、姿勢ベクトルRで特定したカレントセルによってカーソルが移動(位置)する指示キーが決定されるように構成されているため、第1のセル情報において、姿勢ベクトルRがカレントセルと隣接するセルとの略境界線上に位置する場合には、わずかなブレによってカレントセルとして特定されるセルが変更されてしまい、カーソルが隣接する指示キー間を行ったり来たりしてしまう恐れがある。そこで、隣接する指示キー間のカーソルの移動にヒステリシス特性を持たせ、わずかな傾きのブレによってカーソルが隣接する指示キー間を行ったり来たりすることを防止することが考えられる。
隣接する指示キー間のカーソルの移動にヒステリシス特性を持たせるためには、カーソル制御部13は、図17(a)、(b)に示すように、第1のセル情報において、姿勢ベクトルRによって特定したカレントセルを隣接したセルの方向に拡大させる。図17(a)には、カーソル制御部13が姿勢ベクトルRによって特定したカレントセルであるセルS1,2が隣接するセル1,1、セル2,2、セル4,2の方向に拡大された状態が示されている。図17(a)に示す状態から図17(b)に示す状態に姿勢ベクトルRが変位した場合には、カーソル制御部13によってセル4,2がカレントセルとして特定され、図17(c)に示すように、カレントセルであるセルS4,2が隣接するセル1,2、セル3,2、セル4,1の方向に拡大される。従って、図17(c)に示す状態(セル4,2がカレントセルとして特定された状態)からセルS1,2にカレントセルが推移する境界は、セル1,2からセル4,2にカレントセルが推移した境界とは異なる位置(推移しにくくなる位置)に設定され、わずかな傾きのブレによって隣接するセルがカレントセルとして特定されることがないため、わずかな傾きのブレによってカーソルが隣接する指示キー間を行ったり来たりすることを防止することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、傾斜角検出部6によって操作装置1の傾きを検出して姿勢信号を出力し、カーソル制御部13は、操作画面に応じて、姿勢信号に基づいて複数の指示キーKmのいずれかを特定してカーソルを移動させる第1のカーソル移動制御と、姿勢信号に基づいて操作装置1が傾斜している方向にカーソルを移動させ、カーソルが位置する指示キーKmを選択する第2のカーソル移動制御のいずれかを使い分けるように構成することにより、操作画面に配列された複数の指示キーKmのいずれかを操作装置1の姿勢に応じて直接的に選択することができる第1のカーソル移動制御と、操作装置1の傾斜に応じて任意の方向に移動させることができる第2のカーソル移動制御とを操作画面に応じて使い分けることができるため、各操作画面に適したカーソルの移動制御を採用することでき、操作装置1の傾斜角度に基づいた各操作画面でのカーソル移動の操作性を向上させることができるという効果を奏する。
さらに、本実施の形態によれば、座標変換部8によって姿勢信号に基づいて主面部と平行で互いに直交するX軸およびY軸の回転角をX軸回転角およびY軸回転角としてそれぞれ算出すると共に、算出したX軸回転角およびY軸回転角を合成することでどの向きに傾けられたかを示す姿勢ベクトルRを算出し、カーソル制御部13は、第1のカーソル移動制御では、姿勢ベクトルRに基づいて複数の指示キーKmのいずれかを特定してカーソルを移動させ、第2のカーソル移動制御では、姿勢ベクトルRの方向にカーソルを移動させるように構成することにより、第1のカーソル移動制御と第2のカーソル移動制御とを同じ姿勢ベクトルRに基づいて行うことができるため、第1のカーソル移動制御と第2のカーソル移動制御との大部分を共通化でき、処理効率が向上するという効果を奏する。
さらに、本実施の形態によれば、セル情報記憶部10に姿勢ベクトルRにおける角度と長さとに基づいて分割された複数のセルからなる第1のセル情報および姿勢ベクトルRにおける長さに基づいて分割された複数のセルからなる第2のセル情報を記憶しておくと共に、変換テーブル記憶部11に第1のセル情報の各セルと指示キーKmとを関連づける第1の変換テーブルおよび第2のセル情報の各セルと速度とを関連づける第2の変換テーブルを記憶しておき、カーソル制御部13は、第1のカーソル移動制御では、姿勢ベクトルRに基づいて第1のセル情報における1つのセルをカレントセルとして特定すると共に、第1の変換テーブルを用いてカレントセルに関連づけされた指示キーKmを特定してカーソルを移動させ、第2のカーソル移動制御では、姿勢ベクトルRに基づいて第2のセル情報における1つのセルをカレントセルとして特定すると共に、第2の変換テーブルを用いてカレントセルに関連づけされた速度でカーソルを移動させるように構成することにより、第1のカーソル移動制御における指示キーKmの特定動作と第2のカーソル移動制御におけるカーソルの速度の決定動作とを同じロジックで行うことができるため、第1のカーソル移動制御と第2の移動カーソル移動制御との大部分を共通化でき、処理効率が向上するという効果を奏する。
また、本実施の形態によれば、傾斜角検出部6によって操作装置1の傾きを検出して姿勢信号を出力し、カーソル制御部13は、異なる操作が割り当てられた複数の指示キーKmが配列されている操作画面(第1のキー配列画面31、32)では、姿勢信号に基づいて複数の指示キーKmのいずれかを特定してカーソルを移動させ、複数の楽曲データが展開される楽曲マップがレイアウトされている楽曲マップ画面33では、姿勢信号に基づいて操作装置1が傾斜している方向に楽曲選択カーソル35を移動させ、楽曲選択カーソル35内に位置する楽曲データを選択させるように構成することにより、操作画面では、配列された複数の指示キーKmのいずれかを操作装置1の姿勢に応じて直接的に選択することができると共に、楽曲マップ画面33では、操作装置1の傾斜に応じて任意の方向に楽曲選択カーソル35を移動させることができるため、各画面に適したカーソルの移動制御を採用することでき、操作装置1の傾斜角度に基づいた各画面でのカーソル移動の操作性を向上させることができるという効果を奏する。
さらに、本実施の形態によれば、座標変換部8によって姿勢信号に基づいて主面部と平行で互いに直交するX軸およびY軸の回転角をX軸回転角およびY軸回転角としてそれぞれ算出すると共に、算出したX軸回転角およびY軸回転角を合成することでどの向きに傾けられたかを示す姿勢ベクトルRを算出し、カーソル制御部13は、操作画面では、姿勢ベクトルRに基づいて複数の指示キーKmのいずれかを特定してカーソルを移動させ、楽曲マップ画面33では、姿勢ベクトルRの方向にカーソルを移動させるように構成することにより、操作画面と楽曲マップ画面33とにおけるカーソル移動制御を同じ姿勢ベクトルRに基づいて行うことができるため、操作画面と楽曲マップ画面33とにおけるカーソル移動制御の大部分を共通化でき、処理効率が向上するという効果を奏する。
さらに、本実施の形態によれば、セル情報記憶部10に姿勢ベクトルRにおける角度と長さとに基づいて分割された複数のセルからなる第1のセル情報および姿勢ベクトルRにおける長さに基づいて分割された複数のセルからなる第2のセル情報を記憶しておくと共に、変換テーブル記憶部11に第1のセル情報の各セルと指示キーKmとを関連づける第1の変換テーブルおよび第2のセル情報の各セルと速度とを関連づける第2の変換テーブルを記憶しておき、カーソル制御部13は、操作画面では、姿勢ベクトルRに基づいて第1のセル情報における1つのセルをカレントセルとして特定すると共に、第1の変換テーブルを用いてカレントセルに関連づけされた指示キーKmを特定してカーソルを移動させ、楽曲マップ画面33では、姿勢ベクトルRに基づいて第2のセル情報における1つのセルをカレントセルとして特定すると共に、第2の変換テーブルを用いてカレントセルに関連づけされた速度で楽曲選択カーソル35を移動させるように構成することにより、操作画面における指示キーKmの特定動作と楽曲マップ画面33とにおけるカーソルの速度の決定動作とを同じロジックで行うことができるため、操作画面と楽曲マップ画面33とにおけるカーソル移動制御との大部分を共通化でき、処理効率が向上するという効果を奏する。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
本発明に係る操作装置の実施の形態の外観構成を示す斜視図である。 図1に示す操作装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す操作装置の使用状態を説明するための説明図である。 図2に示す傾斜角検出部の出力例を示す図である。 図2に示す座標変換部における姿勢ベクトルの算出方法を説明する説明図である。 図2に示す画面記憶部に記憶されている第1のキー配列画面例を示す図である。 図2に示す画面記憶部に記憶されている楽曲マップ画面例を示す図である。 図2に示す画面記憶部に記憶されている第2のキー配列画面例を示す図である。 図2に示すセル情報記憶部に記憶されているセル情報例を示す図である。 図7に示す第1のキー配列画面に対応する第1の変換テーブル例を示す図である。 図8に示す楽曲マップ画面および図9に示す第2のキー配列画面に対応する第2の変換テーブル例を示す図である。 本発明に係る操作装置の実施の形態における第1のキー配列画面上でのカーソルの移動動作を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る操作装置の実施の形態における楽曲マップ画面上での楽曲選択カーソルの移動動作を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る操作装置の実施の形態における第2のキー配列画面上でのキー選択カーソルの移動動作を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る操作システムの実施の形態の構成を示すブロック図である。 図2に示すセル情報記憶部に記憶されている第1のセル情報における他の例を示す図である。 図2に示すカーソル制御部によって拡大されたカレントセルの状態を示す図である。
符号の説明
1 操作装置
2 筐体
3 表示部
4 操作キー
6 傾斜角検出部
7 AD変換部
8 座標変換部(回転角算出手段)
9 画面記憶部
10 セル情報記憶部
11 変換テーブル記憶部
12 表示制御部
13 カーソル制御部
14 中央制御部
15 データベース
16 音声出力部
20 操作システム
21 本体装置
22 リモコン装置
23 受信部
24 送信部
31、32 第1のキー配列画面
33 楽曲マップ画面
34 第2のキー配列画面
35 楽曲選択カーソル
36 キー選択カーソル
37 指示キー領域

Claims (8)

  1. 異なる操作が割り当てられた複数の指示キーが配列されている複数の操作画面を表示手段に選択的に表示し、複数の前記指示キーのいずれかをカーソルによって選択することで操作を行う操作装置であって、
    装置の傾きを検出して姿勢信号を出力する傾斜角検出手段と、
    前記姿勢信号に基づいて複数の前記指示キーのいずれかを特定して前記カーソルを移動させる第1のカーソル移動制御、もしくは前記姿勢信号に基づいて装置が傾斜している方向に前記カーソルを移動させ、前記カーソルが位置する前記指示キーを選択する第2のカーソル移動制御のいずれかを前記操作画面に応じて使い分けるカーソル制御手段とを具備することを特徴とする操作装置。
  2. 前記姿勢信号に基づいて主面部と平行で互いに直交するX軸およびY軸の回転角をX軸回転角およびY軸回転角としてそれぞれ算出すると共に、算出した前記X軸回転角および前記Y軸回転角を合成することでどの向きにどの角度で傾けられたかを示す姿勢ベクトルを算出する回転角算出手段を具備し、
    前記カーソル制御手段は、前記第1のカーソル移動制御では、前記姿勢ベクトルに基づいて複数の前記指示キーのいずれかを特定して前記カーソルを移動させ、前記第2のカーソル移動制御では、前記姿勢ベクトルの方向に前記カーソルを移動させることを特徴とする請求項1記載の操作装置。
  3. 前記姿勢ベクトルにおける角度と長さとに基づいて分割された複数のセルからなる第1のセル情報および前記姿勢ベクトルにおける長さに基づいて分割された複数のセルからなる第2のセル情報を記憶しているセル情報記憶手段と、
    前記第1のセル情報の各セルと前記指示キーとを関連づける第1の変換テーブルおよび前記第2のセル情報の各セルと速度とを関連づける第2の変換テーブルを記憶している変換テーブル記憶手段とを具備し、
    前記カーソル制御手段は、前記第1のカーソル移動制御では、前記姿勢ベクトルに基づいて前記第1のセル情報における1つのセルをカレントセルとして特定すると共に、前記第1の変換テーブルを用いて前記カレントセルに関連づけされた前記指示キーを特定して前記カーソルを移動させ、前記第2のカーソル移動制御では、前記姿勢ベクトルに基づいて前記第2のセル情報における1つのセルを前記カレントセルとして特定すると共に、前記第2の変換テーブルを用いて前記カレントセルに関連づけされた速度で前記カーソルを移動させることを特徴とする請求項2記載の操作装置。
  4. 異なる操作が割り当てられた複数の指示キーが配列されている操作画面と複数の楽曲データが展開される楽曲マップがレイアウトされている楽曲マップ画面とを表示手段に選択的に表示し、前記操作画面では、複数の前記指示キーのいずれかをカーソルによって選択することで操作を行うと共に、前記楽曲マップ画面では、前記楽曲マップ上の領域を示す楽曲選択カーソルによって前記楽曲データを選択する操作装置であって、
    装置の傾きを検出して姿勢信号を出力する傾斜角検出手段と、
    前記操作画面では、前記姿勢信号に基づいて複数の前記指示キーのいずれかを特定して前記カーソルを移動させ、前記楽曲マップ画面では、前記姿勢信号に基づいて装置が傾斜している方向に前記楽曲選択カーソルを移動させ、前記楽曲選択カーソル内に位置する前記楽曲データを選択するカーソル制御手段とを具備することを特徴とする操作装置。
  5. 前記姿勢信号に基づいて主面部と平行で互いに直交するX軸およびY軸の回転角をX軸回転角およびY軸回転角としてそれぞれ算出すると共に、算出した前記X軸回転角および前記Y軸回転角を合成することでどの向きにどの角度で傾けられたかを示す姿勢ベクトルを算出する回転角算出手段を具備し、
    前記カーソル制御手段は、前記操作画面では、前記姿勢ベクトルに基づいて複数の前記指示キーのいずれかを特定してカーソルを移動させ、前記楽曲マップ画面では、前記姿勢ベクトルの方向に前記楽曲選択カーソルを移動させることを特徴とする請求項4記載の操作装置。
  6. 前記姿勢ベクトルにおける角度と長さとに基づいて分割された複数のセルからなる第1のセル情報および前記姿勢ベクトルにおける長さに基づいて分割された複数のセルからなる第2のセル情報を記憶しているセル情報記憶手段と、
    前記第1のセル情報の各セルと前記指示キーとを関連づける第1の変換テーブルおよび前記第2のセル情報の各セルと速度とを関連づける第2の変換テーブルを記憶している変換テーブル記憶手段とを具備し、
    前記カーソル制御手段は、前記操作画面では、前記姿勢ベクトルに基づいて前記第1のセル情報における1つのセルをカレントセルとして特定すると共に、前記第1の変換テーブルを用いて前記カレントセルに関連づけされた前記指示キーを特定して前記カーソルを移動させ、前記楽曲マップでは、前記姿勢ベクトルに基づいて前記第2のセル情報における1つのセルを前記カレントセルとして特定すると共に、前記第2の変換テーブルを用いて前記カレントセルに関連づけされた速度で前記楽曲選択カーソルを移動させることを特徴とする請求項5記載の操作装置。
  7. 本体装置と、当該本体装置を操作するリモコン装置とからなり、異なる操作が割り当てられた複数の指示キーが配列されている複数の操作画面を選択的に表示し、複数の前記指示キーのいずれかをカーソルによって選択することで操作を行う操作システムであって、
    前記リモコン装置は、前記リモコン装置の傾きを検出して姿勢信号を出力する傾斜角検出手段と、
    前記カーソルが位置する前記指示キーに割り当てられた操作の実行を指示する操作キーと、
    前記傾斜角検出手段から出力された前記姿勢信号と前記操作キーの押下信号とを送信する送信手段とを具備し、
    前記本体装置は、前記姿勢信号と前記押下信号とを受信する受信手段と、
    前記操作画面を表示する表示手段と、
    前記姿勢信号に基づいて複数の前記指示キーのいずれかを特定して前記カーソルを移動させる第1のカーソル移動制御、もしくは前記姿勢信号に基づいて装置が傾斜している方向に前記カーソルを移動させ、前記カーソルが位置する前記指示キーを選択する第2のカーソル移動制御のいずれかを前記操作画面に応じて使い分けるカーソル制御手段と、
    前記操作キーの押下信号に基づいて前記カーソルが位置する前記指示キーに割り当てられた操作を実行する中央制御手段とを具備することを特徴とする操作システム。
  8. 本体装置と、当該本体装置を操作するリモコン装置とからなり、異なる操作が割り当てられた複数の指示キーが配列されている操作画面と複数の楽曲データが展開される楽曲マップがレイアウトされている楽曲マップ画面とを選択的に表示し、前記操作画面では、複数の前記指示キーのいずれかをカーソルによって選択することで操作を行うと共に、前記楽曲マップ画面では、前記楽曲マップ上の領域を示す楽曲選択カーソルによって前記楽曲データを選択する操作システムであって、
    前記リモコン装置は、前記リモコン装置の傾きを検出して姿勢信号を出力する傾斜角検出手段と、
    前記カーソルが位置する前記指示キーに割り当てられた操作の実行を指示すると共に、前記楽曲選択カーソルによって選択された前記楽曲データの再生を指示する操作キーと、
    前記傾斜角検出手段から出力された前記姿勢信号と前記操作キーの押下信号とを送信する送信手段とを具備し、
    前記本体装置は、前記姿勢信号と前記押下信号とを受信する受信手段と、
    前記操作画面および前記楽曲マップ画面を表示する表示手段と、
    前記操作画面では、前記傾斜角検出手段からの前記姿勢信号に基づいて複数の前記指示キーのいずれかを特定して前記カーソルを移動させ、前記楽曲マップ画面では、装置が傾斜している方向に前記楽曲選択カーソルを移動させ、前記楽曲選択カーソル内に位置する前記楽曲データを選択するカーソル制御手段と、
    前記操作キーの押下信号に基づいて前記カーソルが位置する前記指示キーに割り当てられた操作を実行すると共に、前記操作キーの押下信号に基づいて前記楽曲選択カーソルによって選択された前記楽曲データの再生を実行する中央制御手段とを具備することを特徴とする操作システム。
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