JP4468266B2 - 操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体(HDD、CD、MD等)に記録された楽曲データを再生する携帯端末装置や、各種電子機器を遠隔操作するためのリモコン装置に用いられる操作装置に関し、特に片手で装置を把持して簡単に操作することができる操作装置に関する。
記録媒体(HDD、CD、MD等)に記録された楽曲データを再生する携帯端末装置や、各種電子機器を遠隔操作するためのリモコン装置は、装置の多機能化に伴って様々な操作を行う必要から、装置に設けられたボタンでは対応することができず、ディスプレイを用いたオンスクリーン操作が採用されている。オンスクリーン操作では、ディスプレイに表示された操作画面に配列されている複数の指示キーをup/downキー、十字キー、ジョクシャトル等の操作手段を操作して選択するのが一般的であるが、高齢者や不慣れな使用者には、up/downキー、十字キー、ジョクシャトル等の操作をスムーズに行うことが難しい。
そこで、up/downキー、十字キー、ジョクシャトル等の操作手段を用いることなく、加速度センサから得られる信号より、装置の傾斜角度を検出し、装置の傾斜角度に基づいて操作画面上の指示キーを時々刻々移動させて表示し、操作画面の中央付近に表示されている指示キーを選択するようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来技術では、装置の傾斜角度に基づいて操作画面上の指示キーを時々刻々移動させ、所望の指示キーを選択するため、装置をテーブル等に斜めに載置したり、装置をポケットや鞄に縦に入れたりした場合には、常に指示キーを選択が行われ、意図しない指示キーが選択されてしまう恐れがあると共に、指示キーの選択や操作画面の表示を制御する制御部に負担がかかり、電源消費量が増大してしまうという問題点があった。
特開2003−162371号公報
本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、装置をテーブル等に斜めに載置したり、装置をポケットや鞄に縦に入れたりした場合に、装置の傾斜角度に基づく操作を無効化することができ、意図しない指示キーの選択を防止することができると共に、指示キーの選択や操作画面の表示を制御する制御部の負担を軽減させて電源消費量が削減させることができる操作装置を提供する点にある。
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
本発明の操作装置は、複数の指示キーが配列された操作画面を表示し、当該操作画面上を移動して前記指示キーを選択するカーソルを用いて実行する操作を選択する操作装置であって、操作装置の傾きを検出して姿勢信号を出力する傾斜角検出手段と、該傾斜角検出手段からの前記姿勢信号に基づいて前記操作画面上のカーソルを移動させるカーソル移動手段と、筐体に設けられた操作キーと、前記姿勢信号によって操作装置の傾斜角が所定角度以上であることを検出し、且つ前記操作キーの押下が行われていない状態が所定時間継続したことを検出すると、前記姿勢信号に基づく操作を無効化する無効化制御手段を具備することを特徴とする。
さらに、本発明の操作装置は、前記無効化制御手段は、前記姿勢信号に基づく操作を無効化した状態で、予め定められた所定の入力を受け付けると、前記姿勢信号に基づく操作を有効化させることを特徴とする。
さらに、本発明の操作装置は、前記無効化制御手段は、前記姿勢信号に基づく操作を無効化した状態で、前記操作キーが押下されると、前記姿勢信号に基づく操作を有効化させることを特徴とする。
さらに、本発明の操作装置は、前記無効化制御手段は、前記姿勢信号によって、操作装置の姿勢に動きがない状態が所定時間継続したことを検出すると、前記姿勢信号に基づく操作を無効化させることを特徴とする。
本発明の操作装置は、姿勢信号が予め定められた所定の条件に合致した場合、すなわち姿勢信号によって、装置の姿勢に動きがない状態が所定時間継続したことが検出された場合や、姿勢信号によって、装置の傾斜角が所定角度以上で、且つ操作キーの押下が行われていない状態が所定時間継続したことが検出された場合に、姿勢信号に基づく操作を無効化するように構成することにより、装置をテーブル等に斜めに載置したり、装置をポケットや鞄に縦に入れたりした場合に、装置の傾斜角度に基づく操作を無効化することができ、意図しない指示キーの選択を防止することができると共に、指示キーの選択や操作画面の表示を制御する制御部の負担を軽減させて電源消費量が削減させることができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る操作装置の実施の形態の外観構成を示す斜視図であり、図2は、図1に示す操作装置の構成を示すブロック図であり、図3は、図1に示す操作装置の使用状態を説明するための説明図であり、図4は、図2に示す傾斜角検出部の出力例を示す図であり、図5は、図2に示す座標変換部における姿勢ベクトルの算出方法を説明する説明図であり、図6は、図2に示すセル情報記憶部に記憶されているセル情報例を示す図であり、図7は、図2に示す画面記憶部に記憶されている操作画面における指示キーの配列例を示す図であり、図8は、図2に示す変換テーブル記憶部に記憶されている変換テーブル例を示す図である。
本実施の形態の操作装置1は、記録媒体であるHDDに記録された楽曲データを再生するHDDプレーヤ等の携帯端末装置であり、図1を参照すると、全体が略矩形をなす筐体2の主面部に表示部3が設けられていると共に、筐体2の右側面部に操作キー4が設けられ、筐体2内には、図2を参照すると、傾斜角検出部6と、AD変換部7と、座標変換部8と、セル情報記憶部9と、変換テーブル記憶部10と、画面記憶部11と、表示制御部12と、カーソル制御部13と、中央制御部14と、データベース15と、音声出力部16とを備えている。
表示部3は、液晶ディスプレイ(LCD)等の表示手段であり、再生する楽曲データのタイトル名、アーティスト名等の書誌データや再生時間等の各種案内情報が表示されると共に、操作の選択、音量の調整、楽曲データの検索、楽曲データの再生指示等の各種指示キーが表示される。なお、本実施の形態では、表示部3に案内情報と指示キーとを同一画面で表示するように構成したが、操作装置1の主面部に液晶ディスプレイ(LCD)等の他の表示手段を設け、案内情報と指示キーとを別個の表示手段に表示させるようにしても良い。
操作キー4は、電源の投入および切断を指示する電源キー、ユーザが選択した機能(指示キー)の実行を指示する実行キーとして機能するものであり、操作キー4は、筐体2の右側面部の上部側、すなわち、図3に示すように、表示部3が設けられている主面部を上側にして操作装置1を右手で把持した状態で、親指で操作できる位置に配置されている。
傾斜角検出部6は、例えば、静電容量型、ピエゾ抵抗型、熱分布検知型等の加速度センサを用いた傾斜センサであり、図1を参照すると、主面部、すなわち表示部3の表示面と平行で互いに直交するX軸およびY軸と、主面部と垂直なZ軸の傾きに応じた姿勢信号をAD変換部7に出力する。なお、本実施の形態では、X軸は、表示部3の上下方向に、Y軸は、表示部3の左右方向にそれぞれ設定されている。
傾斜角検出部6として、固定されたビーム(梁)と可動するビーム(梁)とをそれぞれコンデンサの電極板と見立てて、ビーム間の距離の変動を静電容量値としてX軸、Y軸、Z軸(図1に示すように主面部と垂直な軸をZ軸とする)の傾斜を検出する静電容量型3軸加速度センサを用いた場合には、図4に示すように、X軸、Y軸、Z軸の傾斜角に応じた出力電圧が姿勢信号として得られる。
AD変換部7は、傾斜角検出部6から出力される姿勢信号をデジタル信号に変換して座標変換部8に出力し、座標変換部8は、入力された姿勢信号に基づいてX軸およびY軸をそれぞれ中心とする操作装置1のそれぞれの回転角θ、θをそれぞれ算出する。回転角θは、Y軸およびZ軸の傾斜角から、回転角θは、X軸およびZ軸の傾斜角からそれぞれ求めることができる。以下、X軸を中心とする操作装置1の回転をピッチ方向の回転と称し、Y軸を中心とする操作装置1の回転をロール方向の回転と称する。また、筐体2の主面部が重力方向に直交する場合の回転角θ、θを0度とし、表示部3の上方を下側に移動させるピッチ方向の回転をプラスとし、表示部3の下方を下側に移動させるピッチ方向の回転をマイナスとし、表示部3の右方を下側に移動させるロール方向の回転をプラスとし、表示部の左方を下側に移動させるロール方向の回転をマイナスとする。また、座標変換部8は、算出した回転角θ、θを合成することで、図5に示すように、操作装置1がどの向きに傾けられたかを示す角度θと、操作装置1の傾斜角の大きさを示す長さrとで表される姿勢ベクトルRを算出してカーソル制御部13に出力する。
セル情報記憶部9は、複数のセル(領域)からなるセル情報として記憶している記憶手段である。セル情報は、AD変換部7で算出される姿勢ベクトルRにおける角度θと長さrとに基づいて分割された複数のセルからなり、姿勢ベクトルRに基づいて1つのセルがカレントセルとして特定できるように構成されている。なお、セル情報におけるセルの個数は、画面記憶部11に記憶されている複数の操作画面の中で、最も多く配列されている指示キーの数よりも多く設定されている。また、図6に示す例は、角度θが90°毎にm=4に分割され、長さrがn=2に分割された8つのセルS(m,n:m=1,2,3,4、n=1,2)からなるセル情報である。
変換テーブル記憶部10は、セル情報記憶部9に記憶されているセル情報の各セルと、指示キーとを関連づける変換テーブルを記憶している記憶手段である。変換テーブルは、画面記憶部11に記憶されている各操作画面に対応してそれぞれ設けられており、例えば、図7(a)に示すような5つの指示キーKp(p=1〜5)が配列されている操作画面に対応して、図8(a)にセル情報の各セルと5つの指示キーKp(p=1,2,3,4,5)と関連づける変換テーブルが、図7(b)に示すような2つの指示キーKp(p=1,2)が配列されている操作画面に対応して、図8(b)にセル情報の各セルと2つの指示キーKp(p=1,2)と関連づける変換テーブルがそれぞれ記憶されている。なお、指示キーが同じレイアウトで配列されている操作画面が複数ある場合には、変換テーブルを共用しても良いことは言うまでもない。
画面記憶部11は、各種案内情報が表示される案内情報表示領域と、異なる操作が割り当てられた複数の指示キーとが配列され、指示キーを選択して実行することで行う操作を選択する操作画面を記憶している記憶手段であり、楽曲データの再生に関連する操作を行う再生画面、音量の調整を行う音量調整画面、楽曲データの検索を行う楽曲検索画面等が記憶されている。なお、画面記憶部11に記憶されている各種画面の大きさは、表示部3の表示領域と同一である必要はなく、画面記憶部11に記憶されている各種画面の方が表示部3の表示領域よりも大きい場合には、表示部3に部分的に表示され、スクロールによって表示エリアが移動される。
表示制御部12は、中央制御部14の制御に基づいて画面記憶部11に記憶されている各種操作画面のいずれかを読み出して表示部3に表示すると共に、表示部3に表示した操作画面を特定する操作画面特定情報と、表示部3に表示した操作画面に配列されている指示キーに割り当てられた操作とをカーソル制御部13に通知する。また、表示制御部12は、表示部3に表示した操作画面に配列されている案内情報表示領域には、中央制御部14からの指示に基づいて、再生する楽曲データのタイトル名、アーティスト名等の書誌データをデータベース15から読み出して表示部3に表示する。
カーソル制御部13は、表示部3に表示された操作画面上におけるカーソルの移動を制御する手段であり、セル情報記憶部9に記憶されているセル情報に基づいて、座標変換部8から入力される姿勢ベクトルRに対応するセル(以下、カレントセルと称す)を特定すると共に、表示制御部12から通知された操作画面特定情報に基づいて変換テーブル記憶部10に記憶されている変換テーブルを特定し、特定した変換テーブルを用いて特定したカレントセルに関連づけられた指示キーを特定し、特定した指示キーにカーソルを移動させる。また、カーソル制御部13は、操作キー4が押下されると、カーソルが位置する指示キーに割り当てられた操作を中央制御部14に通知する。なお、カーソルとは、情報、領域、指示キー等の選択対象を選択した場合に、選択した選択対象の色を変えたり、反転処理をしたり、アンダーラインを表示したりして選択されていることを示すものであり、カーソルが移動されることにより、カーソルが位置する選択対象が選択される。
また、カーソル制御部13は、傾斜角検出部6からの姿勢信号が予め定められた所定の条件を満たすと、無効化制御手段として機能し、傾斜角検出部6からの姿勢信号に基づく操作を無効化させる操作無効動作を行と共に、姿勢信号に基づく操作を無効化した状態で、予め定められた所定の入力を受け付けると、姿勢信号に基づく操作を有効化させる。なお、操作無効動作を行う予め定められた所定の条件としては、操作装置1がテーブル等に載置された場合と、操作装置1がポケットや鞄に入れられた場合とを想定しており、テーブル等に載置された場合には、傾斜角検出部6からの姿勢信号によって判断され、操作装置1がポケットや鞄に入れられた場合には、傾斜角検出部6からの姿勢信号と、操作キー4の押下の有無とよって判断されるように構成されている。
中央制御部14は、カーソル制御部13から通知される操作を、表示制御部12および音声出力部16を制御することで実行すると共に、電源切断状態で操作キー4が押下されると電源の投入制御を、電源投入状態で操作キー4が所定時間以上押下されると電源の切断制御を行う。なお、電源の切断制御は、操作画面のいずれかに電源切断操作が割り当てられた指示キーを設け、当該指示キーにカーソルを移動させた状態で操作キー4を押下することで実行されるようにしても良い。
データベース15は、記録媒体であるHDDであり、図示しない楽曲データ入力端子から入力された楽曲データが記録されていると共に、各楽曲データのタイトル名、アーティスト名等の書誌データが記録されている。なお、データベース15に記録されている楽曲データは、書誌データや予めユーザの指定によって複数のグループに分けられており、各グループの名称と属する楽曲データを示す情報とがデータベース15に記録されている。
音声出力部16は、中央制御部14からの指示に基づいて、データベース15に記録されている楽曲データを再生するオーディオプレーヤであり、図示しない音声出力端子からオーディオ信号を図示しないヘッドフォン等の音声出力装置に出力する。
次に、本実施の形態における指示キーの選択動作について図9を参照して詳細に説明する。
図9は、本発明に係る操作装置の実施の形態における操作画面に配列されている指示キーを選択する選択動作を説明するためのフローチャートである。
操作キー4の押下によって電源が投入されると、表示制御部12は、中央制御部14の制御に基づいて、指定された操作画面を画面記憶部11から読み出して表示部3に表示すると(ステップA1)、表示部3に表示した操作画面を特定する操作画面特定情報をカーソル制御部13に通知する(ステップA2)。
次に、座標変換部8は、傾斜角検出部6から出力され、AD変換部7によってデジタル信号に変換された姿勢信号に基づいてX軸、Y軸の回転角θ、θをそれぞれ算出し(ステップA3)、算出した回転角θ、θを合成することで、操作装置1がどの向きに傾けられたかを示す角度θと、操作装置1の傾斜角の大きさを示す長さrとで表される姿勢ベクトルRを算出し(ステップA4)、算出した姿勢ベクトルRをカーソル制御部13に出力する。
次に、カーソル制御部13は、セル情報記憶部9に記憶されているセル情報に基づいて、座標変換部8から入力される姿勢ベクトルRに対応するカレントセルを特定すると共に(ステップA5)、表示制御部12から通知された操作画面特定情報に基づいて変換テーブル記憶部10に記憶されている変換テーブルを特定し、特定した変換テーブルを用いて特定したカレントセルに関連づけられた指示キーを特定し(ステップA6)、特定した指示キーにカーソルを移動させる(ステップA7)。なお、図6には、座標変換部8で算出された姿勢ベクトルRによってセルS1,2がカレントセルとして特定された状態が示されている。また、図7(a)には、図8(a)に示す変換テーブルによってカレントセルであるセルS1,2が指示キーK1に変換され、指示キーK1にカーソルが移動された状態が示されていると共に、図7(b)には、図8(b)に示す変換テーブルによってカレントセルであるセルS1,2が指示キーK1に変換され、指示キーK1にカーソルが移動された状態が示されている。
次に、カーソル制御部13は、操作キー4が押下されたか否かを判断し(ステップA8)、操作キー4が押下された場合には、カーソルが位置する指示キーに割り当てられた操作を中央制御部14に通知し、中央制御部14は、カーソル制御部13から通知される操作を、表示制御部12および音声出力部16を制御することで実行する(ステップA9)。
表示制御部12は、カーソル制御部13から通知される操作に操作画面の切り換え、すなわち新たな操作画面の表示が伴うか否かを判断し(ステップA10)、操作画面の切り換えが伴う場合には、ステップA1に戻って新たな操作画面を画面記憶部11から読み出して表示部3に表示する。
また、ステップA8で操作キー4が押下されない場合と、ステップA10で操作画面の切り換えが伴わない場合とには、ステップA3に戻り、座標変換部8は、傾斜角検出部6から出力され、AD変換部7によってデジタル信号に変換された姿勢信号に基づいてX軸、Y軸の回転角θ、θをそれぞれ算出する。
本実施の形態の操作装置1では、傾斜角検出部6からの姿勢信号に基づいて各種操作が行われるように構成されているが、傾斜角検出部6からの姿勢信が予め定められた所定の条件を満たすと、姿勢信号に基づく操作が無効化され、姿勢信号に基づく操作を無効化した状態で、予め定められた所定の入力を受け付けると、姿勢信号に基づく操作を有効化される。
まず、操作装置1がテーブル等に載置された場合に姿勢信号に基づく操作を無効化する第1の操作無効動作について図10を参照して詳細に説明する。
図10は、本発明に係る操作装置の実施の形態における第1の操作無効動作を説明するためのフローチャートである。
操作キー4の押下によって電源が投入されると、カーソル制御部13は、変数nを「0」に設定すると共に(ステップB1)、座標変換部8は、傾斜角検出部6から出力され、AD変換部7によってデジタル信号に変換された姿勢信号に基づいてX軸、Y軸の回転角θ、θをそれぞれ算出し(ステップB2)、算出した回転角θ、θを合成することで、操作装置1がどの向きに傾けられたかを示す角度θと、操作装置1の傾斜角の大きさを示す長さrとで表される姿勢ベクトルRを算出する(ステップB3)。なお、座標変換部8における姿勢ベクトルRの算出は、AD変換部7におけるサンプリング時間毎に行われ、サンプリング時間毎に算出された姿勢ベクトルRがカーソル制御部13に出力される。
次に、カーソル制御部13は、座標変換部8から入力された姿勢ベクトルRの傾斜角と、前回入力された姿勢ベクトルRの傾斜角とを比較し(ステップB4)、傾斜角が同じか否かを判断する(ステップB5)。ステップB4で傾斜角が異なっている場合、すなわち操作装置1の姿勢に動きがある場合には、ステップB1に戻り、ステップB4で傾斜角が同じ場合、すなわち操作装置1の姿勢に動きがない場合には、カーソル制御部13は、変数nをインクリメントする(ステップB6)。
次に、カーソル制御部13は、インクリメントした変数nが予め定められた所定数に達したか否かを判断し(ステップB7)、変数nが予め定められた所定数に達していない場合、すなわち操作装置1の姿勢に動きがない状態が所定時間継続していない場合には、ステップB1に戻る。
ステップB7で変数nが予め定められた所定数に達した場合、すなわち操作装置1の姿勢に動きがない状態が所定時間継続したことが検出された場合には、カーソル制御部13は、姿勢信号に基づく操作を無効化にする(ステップB8)。なお、姿勢信号に基づく操作を無効化する方法としては、傾斜角検出部6、AD変換部7、座標変換部8のいずれかもしくは全ての動作を停止させても良く、また、カーソル制御部13において、座標変換部8から入力される姿勢ベクトルRに基づく各種動作を行わないようにしても良い。
次に、カーソル制御部13は、予め定められた所定の入力として操作キー4の押下の有無を監視し(ステップB9)、操作キー4が押下されると、姿勢信号に基づく操作を有効化にして(ステップB10)、ステップB1に戻る。
次に、操作装置1がポケットや鞄に入れられた場合に姿勢信号に基づく操作を無効化する第2の操作無効動作について図11を参照して詳細に説明する。
図11は、本発明に係る操作装置の実施の形態における第2の操作無効動作を説明するためのフローチャートである。
操作キー4の押下によって電源が投入されると、カーソル制御部13は、変数nを「0」に設定すると共に(ステップC1)、座標変換部8は、傾斜角検出部6から出力され、AD変換部7によってデジタル信号に変換された姿勢信号に基づいてX軸、Y軸の回転角θ、θをそれぞれ算出し(ステップC2)、算出した回転角θ、θを合成することで、操作装置1がどの向きに傾けられたかを示す角度θと、操作装置1の傾斜角の大きさを示す長さrとで表される姿勢ベクトルRを算出する(ステップC3)。なお、座標変換部8における姿勢ベクトルRの算出は、AD変換部7におけるサンプリング時間毎に行われ、サンプリング時間毎に算出された姿勢ベクトルRがカーソル制御部13に出力される。
次に、カーソル制御部13は、座標変換部8から入力された姿勢ベクトルRの傾斜角が予め定められた所定角度以上か否かを判断し(ステップC4)、傾斜角が所定角度未満である場合には、ステップC1に戻り、傾斜角が所定角度以上である場合には、操作キー4が押下されたか否かを判断する(ステップC5)。ステップC5で操作キー4が押下された場合、すなわちユーザによって操作キー4の操作が行われた場合には、ステップC1に戻り、ステップC5で操作キー4が押下されない場合、すなわち傾斜角が所定角度以上で、且つユーザによって操作キー4の操作が行われていない場合には、カーソル制御部13は、変数nをインクリメントする(ステップC6)。
次に、カーソル制御部13は、インクリメントした変数nが予め定められた所定数に達したか否かを判断し(ステップC7)、変数nが予め定められた所定数に達していない場合、すなわち傾斜角が所定角度以上で、且つユーザによって操作キー4の操作が行われていない状態が所定時間継続していない場合には、ステップC1に戻る。
ステップC7で変数nが予め定められた所定数に達した場合、すなわち傾斜角が所定角度以上で、且つユーザによって操作キー4の操作が行われていない状態が所定時間継続したことが検出された場合には、カーソル制御部13は、姿勢信号に基づく操作を無効化にする(ステップC8)。なお、姿勢信号に基づく操作を無効化する方法としては、傾斜角検出部6、AD変換部7、座標変換部8のいずれかもしくは全ての動作を停止させても良く、また、カーソル制御部13において、座標変換部8から入力される姿勢ベクトルRに基づく各種動作を行わないようにしても良い。
次に、カーソル制御部13は、予め定められた所定の入力として操作キー4の押下の有無を監視し(ステップC9)、操作キー4が押下されると、姿勢信号に基づく操作を有効化にして(ステップC10)、ステップC1に戻る。
なお、本実施の形態では、姿勢信号に基づく操作を有効化させるための所定の入力として、操作キー4の押下を採用したが、表示部3をタッチパネルで構成し、タッチパネルの操作を姿勢信号に基づく操作を有効化させるための所定の入力として採用するようにしても良い。
以上説明したように、本実施の形態によれば、カーソル制御部13は、座標変換部8から入力される姿勢ベクトルRが予め定められた所定の条件に合致した場合、すなわち姿勢ベクトルRによって、操作装置1の姿勢に動きがない状態が所定時間継続したことを検出した場合や、姿勢ベクトルRによって、操作装置1の傾斜角が所定角度以上で、且つ操作キーKpの押下が行われていない状態が所定時間継続したことが検出した場合に、傾斜角検出部6から出力される姿勢信号に基づく操作を無効化させるように構成することにより、操作装置1をテーブル等に斜めに載置したり、操作装置1をポケットや鞄に縦に入れたりした場合に、操作装置1の傾斜角度に基づく操作を無効化することができ、意図しない指示キーの選択を防止することができると共に、指示キーKpの選択や操作画面の表示を制御する制御部(カーソル制御部13、表示制御部12)の負担を軽減させて電源消費量が削減させることができるという効果を奏する。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
本発明に係る操作装置の実施の形態の外観構成を示す斜視図である。 図1に示す操作装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す操作装置の使用状態を説明するための説明図である。 図2に示す傾斜角検出部の出力例を示す図である。 図2に示す座標変換部における姿勢ベクトルの算出方法を説明する説明図である。 図2に示すセル情報記憶部に記憶されているセル情報例を示す図である。 図2に示す画面記憶部に記憶されている操作画面における指示キーの配列例を示す図である。 図2に示す変換テーブル記憶部に記憶されている変換テーブル例を示す図である。 本発明に係る操作装置の実施の形態における操作画面に配列されている指示キーを選択する選択動作を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る操作装置の実施の形態における第1の操作無効動作を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る操作装置の実施の形態における第2の操作無効動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 操作装置
2 筐体
3 表示部
4 操作キー
6 傾斜角検出部
7 AD変換部
8 座標変換部
9 セル情報記憶部
10 変換テーブル記憶部
11 画面記憶部
12 表示制御部
13 カーソル制御部(無効化制御手段)
14 中央制御部
15 データベース
16 音声出力部

Claims (4)

  1. 複数の指示キーが配列された操作画面を表示し、当該操作画面上を移動して前記指示キーを選択するカーソルを用いて実行する操作を選択する操作装置であって、
    操作装置の傾きを検出して姿勢信号を出力する傾斜角検出手段と、
    該傾斜角検出手段からの前記姿勢信号に基づいて前記操作画面上のカーソルを移動させるカーソル移動手段と、
    筐体に設けられた操作キーと、
    前記姿勢信号によって操作装置の傾斜角が所定角度以上であることを検出し、且つ前記操作キーの押下が行われていない状態が所定時間継続したことを検出すると、前記姿勢信号に基づく操作を無効化する無効化制御手段を具備することを特徴とする操作装置。
  2. 前記無効化制御手段は、前記姿勢信号に基づく操作を無効化した状態で、予め定められた所定の入力を受け付けると、前記姿勢信号に基づく操作を有効化させることを特徴とする請求項1記載の操作装置。
  3. 前記無効化制御手段は、前記姿勢信号に基づく操作を無効化した状態で、前記操作キーが押下されると、前記姿勢信号に基づく操作を有効化させることを特徴とする請求項2記載の操作装置。
  4. 前記無効化制御手段は、前記姿勢信号によって、操作装置の姿勢に動きがない状態が所定時間継続したことを検出すると、前記姿勢信号に基づく操作を無効化させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の操作装置。
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