JP2007025847A - 媒体精算販売方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 精算用ICコインと販売用ICコインの媒体処理装置を共用しつつ、異常処理などにより精算用ICコインと販売用ICコインとが同時に排出口に排出されないようにする。
【解決手段】 制御部123は、センサ122により精算用ICコイン投入口25に精算用ICコインが投入されたことを検出すると共に、紙幣処理装置63の紙幣投入口に設けられた投入センサ63aにより販売用ICコインを購入するための紙幣が投入されたことを検出する場合、それらの検出タイミングが、タイマ123aで計測される所定の時間より短く、ほぼ同時であるとみなせるとき、媒体処理装置62を制御して、精算用ICコインを経路L4を介して排出口26に排出させると共に、紙幣処理装置63を制御して、投入された紙幣を紙幣返却口より返却させる。本発明は、ICコインの精算販売機に適用することができる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、媒体精算販売方法およびプログラムに関し、特に、精算機能と、販売機能とが備えられた媒体精算販売装置において固有に生じる不具合を解消できるようにした媒体精算販売方法およびプログラムに関する。
パチンコ遊技店やパチスロ遊技店において、遊技者は、貸球や貸メダルにより遊技を開始する。これは、遊技者が、遊技店に対して対価を支払って、支払った分の遊技球や遊技メダルを借りるというものである。
ところが、昨今の遊技台においては、プリペイド式の価値媒体を用いて、遊技台にて必要な分だけを借り受けることが可能となっている。すなわち、遊技者は、販売装置を利用して、例えば、5000円分のプリペイド式の価値媒体を購入する。このとき、価値媒体には、5000円分の貸球または貸メダルが可能な情報が磁気的、または電子的に記録されて販売される。遊技者は、その価値媒体を個々の遊技台に設けられた貸球機や貸メダル機に投入し、例えば、1000円分の貸球や貸メダルを借りると、貸球機や貸メダル機が、価値媒体に記録されている残高を書き換えて4000円分の価値媒体にして返却する。
さらに、例えば、2000円分の貸球または貸メダルを用いて遊技したところ、大当たりとなって、それ以降貸球や貸メダルが不要となった場合、価値媒体に記録されている残りの3000円分は、価値媒体の精算装置に投入することで現金として返却される。
従って、プリペイド式の価値媒体を使用すれば、必要な金額だけを利用しつつ、現金を使った購入操作をする機会を減らすことが可能となる。プリペイド式の価値媒体としては、ICコインというものが提案されている(特許文献1参照)。ICコインは、上述した価値媒体としての金額の情報を内部のICに記録できるようにしたコインであり、ICに記録された情報に基づいて、貸球や貸メダルを借り受けることができるようにしたものである。
特開2003−263353
ところで、価値媒体としてICコインを使用する遊技店では、ICコインの販売装置と精算装置とを設置する必要がある。特に、販売装置については、遊技台にて遊技する遊技客は必ず使用するものであるので、設置台数も遊技台の数に相当する数が必要となるため、遊技店内において多くのスペースが必要となる。さらに、販売装置とは別に精算装置が遊技店内に設置されると、さらに遊技店内のスペースが消費されることになる。
しかしながら、精算装置は、来店する遊技者数に相当する程度の数だけ設置されないと、閉店時に精算装置に遊技者が殺到することが考えられる。
このような要請に応えるためには、販売装置と精算装置を一体化させることが考えられるが、販売装置として機能するICコインの経路と、精算装置として機能するICコインの経路とを別体として備えると、実質的に販売装置のスペースと精算装置のスペースとが加算されてしまうのみとなってしまうので、省スペース化が図れないことになる。さらに、現状で既に設置されている販売装置については、スペースがある程度規格化されていることが多いため、現状の販売装置の大きさ以上のものは、事実上設置するのが困難であった。
また、仮に販売装置として機能するICコインの経路と、精算装置として機能するICコインの経路とを一体化させてしまった場合、精算と販売の異常処理を個別に処理できなくなる恐れがあった。
さらに、精算用ICコイン投入口と販売用紙幣投入口の2つの投入口が設けられることになるため、同時投入による異常処理が発生すると、個別に処理ができないため適切な対応ができない恐れがあった。
また、ICコインの販売装置と精算装置とを共用とさせると、精算と販売どちらのエラー発生時でもエラーを引き起こしたICコインを排出しないと機器が使用できない状態となるにもかかわらず、単純に即時排出すると、排出口に目的の異なるICコインが混在した状態で排出されることがあり、使用者が混乱してしまう恐れがあった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、精算装置と販売装置とを小型に一体化するため、ICコインの処理部を共用させつつ、精算装置と販売装置との通路にそれぞれセンサを設け、同時投入に代表される一体化させた場合に固有に発生する異常処理に対応させるようにすると共に、排出口に目的の違う媒体が連続して排出されないようにすることで、小型で、かつ、異常処理及び不正にも対応できる精算装置と販売装置とが一体化された精算販売装置を実現できるようにするものである。
本発明の一側面の媒体精算販売方法は、精算用媒体の精算金額情報を読み取り、前記精算金額情報が読み取られた精算用媒体を回収する、前記精算用媒体の精算金額情報を読み取らず排出する、または、前記精算用媒体を保持すると共に、販売用媒体に販売金額情報を記録し、前記販売金額情報が記録された販売用媒体を排出する、または前記販売用媒体を保持する媒体処理部と、前記精算用媒体を投入する投入部と、前記販売金額の紙幣を投入する紙幣投入部と、前記精算用媒体を前記媒体処理部に誘導する第1のシュータと、前記販売用媒体を前記媒体処理部に誘導する第2のシュータと、前記販売金額情報の販売金額を選択する選択部と、前記選択手段により選択された販売金額と、前記紙幣投入部により投入された金額とに対応して釣銭の紙幣を返却するか、または、前記精算用媒体の精算金額の紙幣を返却する紙幣返却部とを備え、前記第1のシュータおよび第2のシュータは、前記媒体処理部に至る経路において集合している媒体精算販売装置の媒体精算販売方法において、前記紙幣投入部に紙幣が投入されたか否かを検出する紙幣投入検出ステップと、前記投入部に前記精算用媒体が投入されたか否かを検出する精算用媒体投入検出ステップと、前記選択部により販売金額が選択されたか否かを検出する販売金額選択検出ステップと、前記媒体処理部において、前記販売用媒体に販売金額が記録されたか否かを検出する記録検出ステップと、前記紙幣投入検出ステップ、精算用媒体投入検出ステップ、販売金額選択検出ステップ、および記録検出ステップのそれぞれの検出結果に基づいて、前記媒体処理部を制御する制御ステップとを含む。
前記販売金額選択検出ステップで、前記選択部により販売金額が選択されたことが検出されず、前記紙幣投入検出ステップで、前記紙幣投入部に紙幣が投入されたことが検出され、かつ、前記精算用媒体投入検出ステップで、前記投入部に前記精算用媒体が投入されたことが検出された場合、前記制御ステップには、前記媒体処理部を制御して、前記精算用媒体の前記精算金額情報を読み取らず排出させた後、前記精算用媒体が取り出されたことが確認され、前記販売用媒体に販売金額情報を記録したとき、前記販売金額情報が記録された販売用媒体を排出させるように制御させることができる。
前記紙幣返却部が、前記選択手段により選択された販売金額と、前記紙幣投入部により投入された金額とに対応して釣銭の紙幣を返却する場合、前記釣銭の紙幣が抜き取られたか否かを検出する釣銭抜取検出ステップをさらに含ませるようにすることができ、前記釣銭抜取検出ステップにより前記釣銭の紙幣が抜き取られたとき、前記精算用媒体が取り出されたことが確認されたものとみなされるようにすることができる。
前記販売金額選択検出ステップで、前記選択部により販売金額が選択されたことが検出され、前記紙幣投入検出ステップで、前記紙幣投入部に紙幣が投入されたことが検出され、前記精算用媒体投入検出ステップで、前記投入部に前記精算用媒体が投入されたことが検出され、かつ、前記記録検出ステップで、前記媒体処理部において、前記販売用媒体に販売金額が記録されたことが検出されていない場合、前記制御ステップの処理には、前記媒体処理部を制御して、前記販売用媒体、および前記精算用媒体を保持させるようにすることができる。
前記制御ステップの処理には、前記媒体処理部を制御して、前記販売用媒体、および前記精算用媒体を保持するように制御すると共に、エラーが発生したことを発報させるようにすることができる。
前記販売金額選択検出ステップで、前記選択部により販売金額が選択されたことが検出され、前記紙幣投入検出ステップで、前記紙幣投入部に紙幣が投入されたことが検出され、前記精算用媒体投入検出ステップで、前記投入部に前記精算用媒体が投入されたことが検出され、かつ、前記記録検出ステップで、前記媒体処理部において、前記販売用媒体に販売金額情報が記録されたことが検出された場合、前記制御ステップの処理には、前記媒体処理部を制御して、販売金額情報が記録された前記販売用媒体を排出させた後、前記精算用媒体を保持させるように制御させることができる。
前記制御ステップの処理には、前記媒体処理部を制御して、販売金額情報が記録された前記販売用媒体を排出させた後、前記精算用媒体を保持させるように制御すると共に、エラーが発生したことを発報させるようにすることができる。
前記制御ステップには、前記エラーがリセットされた場合、前記媒体処理部を制御して、保持されている前記精算用媒体を排出させるようにすることができる。
前記紙幣投入検出ステップで、前記紙幣投入部に紙幣が投入されたことと、前記前精算用媒体投入検出ステップで、前記投入部に前記精算用媒体が投入されたこととが同時、または、略同時に検出された場合、前記制御ステップの処理には、前記媒体処理部を制御して、前記精算用媒体を排出させる用に制御させると共に、前記紙幣返却部を制御して、前記紙幣投入部に投入された紙幣を返却させるように制御させることができる。
本発明の一側面のプログラムは、精算用媒体の精算金額情報を読み取り、前記精算金額情報が読み取られた精算用媒体を回収する、前記精算用媒体の精算金額情報を読み取らず排出する、または、前記精算用媒体を保持すると共に、販売用媒体に販売金額情報を記録し、前記販売金額情報が記録された販売用媒体を排出する、または前記販売用媒体を保持する媒体処理部と、前記精算用媒体を投入する投入部と、前記販売金額の紙幣を投入する紙幣投入部と、前記精算用媒体を前記媒体処理部に誘導する第1のシュータと、前記販売用媒体を前記媒体処理部に誘導する第2のシュータと、前記販売金額情報の販売金額を選択する選択部と、前記選択手段により選択された販売金額と、前記紙幣投入部により投入された金額とに対応して釣銭の紙幣を返却するか、または、前記精算用媒体の精算金額の紙幣を返却する紙幣返却部とを備え、前記第1のシュータおよび第2のシュータは、前記媒体処理部に至る経路において集合している媒体精算販売装置を制御するコンピュータに、前記紙幣投入部に紙幣が投入されたか否かを検出する紙幣投入検出ステップと、前記投入部に前記精算用媒体が投入されたか否かを検出する精算用媒体投入検出ステップと、前記選択部により販売金額が選択されたか否かを検出する販売金額選択検出ステップと、前記媒体処理部において、前記販売用媒体に販売金額が記録されたか否かを検出する記録検出ステップと、前記紙幣投入検出ステップ、精算用媒体投入検出ステップ、販売金額選択検出ステップ、および記録検出ステップのそれぞれの検出結果に基づいて、前記媒体処理部を制御する制御ステップとを含む処理を実行させる。
本発明の一側面の媒体精算販売方法およびプログラムにおいては、精算用媒体の精算金額情報を読み取り、前記精算金額情報が読み取られた精算用媒体を回収する、前記精算用媒体の精算金額情報を読み取らず排出する、または、前記精算用媒体を保持すると共に、販売用媒体に販売金額情報を記録し、前記販売金額情報が記録された販売用媒体を排出する、または前記販売用媒体を保持する媒体処理部と、前記精算用媒体を投入する投入部と、前記販売金額の紙幣を投入する紙幣投入部と、前記精算用媒体を前記媒体処理部に誘導する第1のシュータと、前記販売用媒体を前記媒体処理部に誘導する第2のシュータと、前記販売金額情報の販売金額を選択する選択部と、前記選択手段により選択された販売金額と、前記紙幣投入部により投入された金額とに対応して釣銭の紙幣を返却するか、または、前記精算用媒体の精算金額の紙幣を返却する紙幣返却部とを備え、前記第1のシュータおよび第2のシュータは、前記媒体処理部に至る経路において集合している媒体精算販売装置の媒体精算販売方法であって、前記紙幣投入部に紙幣が投入されたか否かが検出され、前記投入部に前記精算用媒体が投入されたか否かが検出され、前記選択部により販売金額が選択されたか否かが検出され、前記媒体処理部において、前記販売用媒体に販売金額が記録されたか否かが検出され、前記紙幣投入が検出されたか、精算用媒体が投入されたか、販売金額が選択されたか、および販売金額が記録されたか、のそれぞれに基づいて、前記媒体処理部が制御される。
本発明の一側面の媒体精算販売方法およびプログラムにおける、精算用媒体の精算金額情報を読み取り、前記精算金額情報が読み取られた精算用媒体を回収する、前記精算用媒体の精算金額情報を読み取らず排出する、または、前記精算用媒体を保持すると共に、販売用媒体に販売金額情報を記録し、前記販売金額情報が記録された販売用媒体を排出する、または前記販売用媒体を保持する媒体処理部とは、媒体処理装置であり、前記精算用媒体を投入する投入部とは、精算用ICコイン投入口であり、前記販売金額の紙幣を投入する紙幣投入部とは、紙幣処理装置の紙幣投入口であり、前記精算用媒体を前記媒体処理部に誘導する第1のシュータとは、精算用ICコイン投入口から媒体処理装置までのシュータであり、前記販売用媒体を前記媒体処理部に誘導する第2のシュータとは、コインホッパから媒体処理装置までのシュータであり、前記販売金額情報の販売金額を選択する選択部とは、販売取引選択部であり、前記選択部により選択された販売金額と、前記紙幣投入部により投入された金額とに対応して釣銭の紙幣を返却するか、または、前記精算用媒体の精算金額の紙幣を返却する紙幣返却部とは、紙幣処理装置の紙幣返却口であり、前記第1のシュータおよび第2のシュータは、前記媒体処理部に至る経路において集合している媒体精算販売装置の媒体精算販売方法であって、前記紙幣投入部に紙幣が投入されたか否かを検出する紙幣投入検出ステップとは、紙幣投入口の投入センサにより紙幣の投入を検出する処理であり、前記投入部に前記精算用媒体が投入されたか否かを検出する精算用媒体投入検出ステップとは、精算用ICコイン投入口の後段に設けられたセンサでICコインの投入を検出する処理であり、前記選択部により販売金額が選択されたか否かを検出する販売金額選択検出ステップとは、販売取引選択部が操作された否かを検出処理であり、前記媒体処理部において、前記販売用媒体に販売金額が記録されたか否かを検出する記録検出ステップとは、媒体処理装置で販売用ICコインに金額情報が記録されたか否かを検出する処理であり、前記紙幣投入検出ステップ、精算用媒体投入検出ステップ、販売金額選択検出ステップ、および記録検出ステップのそれぞれの検出結果に基づいて、前記媒体処理部を制御する制御ステップとは、前記精算用媒体の前記精算金額情報を読み取らず排出させた後、前記販売用媒体に販売金額情報を記録し、前記精算用媒体が取り出されたことが確認されたとき、前記販売金額情報が記録された販売用媒体を排出させるように制御したり、前記媒体処理部を制御して、前記販売用媒体、および前記精算用媒体を保持するように制御したり、または、前記媒体処理部を制御して、販売金額情報が記録された前記販売用媒体を排出させた後、前記精算用媒体を保持させるように制御する処理である。
結果として、媒体処理装置における精算機能と販売機能とを共用させるようにした一体型の媒体精算販売装置において、販売用媒体と精算用媒体とを同時に排出口に排出させないようにすることが可能となり、遊技者が混乱するような事態を抑制することが可能となる。
本発明によれば、媒体処理装置における精算機能と販売機能とを共用させるようにした一体型の媒体精算販売装置において、販売用媒体と精算用媒体とを同時に排出口に排出させないようにすることが可能となり、遊技者が混乱するような事態を抑制することが可能となる
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、発明の詳細な説明に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、発明の詳細な説明に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の詳細な説明中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
即ち、本発明の一側面の媒体精算販売方法およびプログラムは、精算用媒体の精算金額情報を読み取り、前記精算金額情報が読み取られた精算用媒体を回収する、前記精算用媒体の精算金額情報を読み取らず排出する、または、前記精算用媒体を保持すると共に、販売用媒体に販売金額情報を記録し、前記販売金額情報が記録された販売用媒体を排出する、または前記販売用媒体を保持する媒体処理部(例えば、図10の媒体処理装置62)と、前記精算用媒体を投入する投入部(例えば、図10の精算用ICコイン投入口25)と、前記販売金額の紙幣を投入する紙幣投入部(例えば、図1の紙幣投入口21)と、前記精算用媒体を前記媒体処理部に誘導する第1のシュータ(例えば、図10の経路L2)と、前記販売用媒体を前記媒体処理部に誘導する第2のシュータ(例えば、図10の経路L1)と、前記販売金額情報の販売金額を選択する選択部(例えば、図10の販売取引選択部23)と、前記選択手段により選択された販売金額と、前記紙幣投入部により投入された金額とに対応して釣銭の紙幣を返却するか、または、前記精算用媒体の精算金額の紙幣を返却する紙幣返却部(例えば、図1の紙幣返却口22)とを備え、前記第1のシュータおよび第2のシュータは、前記媒体処理部に至る経路において集合している(例えば、図10の経路L3)媒体精算販売装置の媒体精算販売方法であって、前記紙幣投入部に紙幣が投入されたか否かを検出する紙幣投入検出ステップ(例えば、図11のステップS2,S7の処理)と、前記投入部に前記精算用媒体が投入されたか否かを検出する精算用媒体投入検出ステップ(例えば、図11のステップS1,S8の処理)と、前記選択部により販売金額が選択されたか否かを検出する販売金額選択検出ステップ(例えば、図13のステップS43の処理)と、前記媒体処理部において、前記販売用媒体に販売金額が記録されたか否かを検出する記録検出ステップ(例えば、図13のステップS49の処理)と、前記紙幣投入検出ステップ、精算用媒体投入検出ステップ、販売金額選択検出ステップ、および記録検出ステップのそれぞれの検出結果に基づいて、前記媒体処理部を制御する制御ステップ(例えば、図13乃至図16のステップS51,S71,S91,S111の処理)とを含む。
前記販売金額選択検出ステップで、前記選択部により販売金額が選択されたことが検出されず、前記紙幣投入検出ステップで、前記紙幣投入部に紙幣が投入されたことが検出され、かつ、前記精算用媒体投入検出ステップで、前記投入部に前記精算用媒体が投入されたことが検出された場合、前記制御ステップには、前記媒体処理部を制御して、前記精算用媒体の前記精算金額情報を読み取らず排出させた後、前記精算用媒体が取り出されたことが確認され、前記販売用媒体に販売金額情報を記録したとき、前記販売金額情報が記録された販売用媒体を排出させるように制御させることができる(例えば、図14のステップS78,S81の処理)。
前記紙幣返却部が、前記選択手段により選択された販売金額と、前記紙幣投入部により投入された金額とに対応して釣銭の紙幣を返却する場合、前記釣銭の紙幣が抜き取られたか否かを検出する釣銭抜取検出ステップをさらに含ませるようにすることができ、前記釣銭抜取検出ステップにより前記釣銭の紙幣が抜き取られたとき、前記精算用媒体が取り出されたことが確認されたものとみなされるようにすることができる(例えば、図14のステップS80,S81の処理)。
前記販売金額選択検出ステップで、前記選択部により販売金額が選択されたことが検出され、前記紙幣投入検出ステップで、前記紙幣投入部に紙幣が投入されたことが検出され、前記精算用媒体投入検出ステップで、前記投入部に前記精算用媒体が投入されたことが検出され、かつ、前記記録検出ステップで、前記媒体処理部において、前記販売用媒体に販売金額が記録されたことが検出されていない場合、前記制御ステップの処理には、前記媒体処理部を制御して、前記販売用媒体、および前記精算用媒体を保持させるようにすることができる(例えば、図15のステップS91の処理)。
前記制御ステップの処理には、前記媒体処理部を制御して、前記販売用媒体、および前記精算用媒体を保持するように制御すると共に、エラーが発生したことを発報させるようにすることができる(例えば、図15のステップS92の処理)。
前記販売金額選択検出ステップで、前記選択部により販売金額が選択されたことが検出され、前記紙幣投入検出ステップで、前記紙幣投入部に紙幣が投入されたことが検出され、前記精算用媒体投入検出ステップで、前記投入部に前記精算用媒体が投入されたことが検出され、かつ、前記記録検出ステップで、前記媒体処理部において、前記販売用媒体に販売金額情報が記録されたことが検出された場合、前記制御ステップの処理には、前記媒体処理部を制御して、販売金額情報が記録された前記販売用媒体を排出させた後、前記精算用媒体を保持させるように制御させることができる(例えば、図16のステップS111,S112の処理)。
前記制御ステップの処理には、前記媒体処理部を制御して、販売金額情報が記録された前記販売用媒体を排出させた後、前記精算用媒体を保持させるように制御すると共に、エラーが発生したことを発報させるようにすることができる(例えば、図16のステップS113の処理)。
前記制御ステップには、前記エラーがリセットされた場合、前記媒体処理部を制御して、保持されている前記精算用媒体を排出させるようにすることができる(例えば、図16のステップS114,S115の処理)。
前記紙幣投入検出ステップで、前記紙幣投入部に紙幣が投入されたことと、前記前精算用媒体投入検出ステップで、前記投入部に前記精算用媒体が投入されたこととが同時、または、略同時に検出された場合、前記制御ステップの処理には、前記媒体処理部を制御して、前記精算用媒体を排出させる用に制御させると共に、前記紙幣返却部を制御して、前記紙幣投入部に投入された紙幣を返却させるように制御させることができる(例えば、図11のステップS6の処理)。
図1は、本発明に係るICコインの精算販売機1の外観斜視図である。精算販売機1は、精算装置と販売装置とを一体化したものであり、当然のことながら、精算機能と販売機能とを兼ね備えたものである。
紙幣投入口21は、販売用ICコインを購入する際、遊技者により投入される紙幣を受け付け、図示せぬ紙幣の回収器に回収する。紙幣返却口22は、販売用ICコインを購入する場合、釣銭を返却する。また、紙幣返却口22は、精算用ICコインが投入された場合、精算金額に相当する金額の紙幣を返却する。
販売取引選択部23は、タッチパネルなどから構成され、遊技者が販売用ICコインを購入する際、例えば、1000円、3000円、または5000円の販売用ICコインのいずれかを選択する操作がなされ、操作内容に応じた信号を発生する。
取引内容表示部24は、LCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイなどからなり、取引に際して必要とされる情報を表示する。例えば、取引内容表示部24は、紙幣投入口21より紙幣が投入されると、投入された金額、販売取引選択部23が操作されると、選択された販売用ICコインの金額、釣銭が存在する場合には釣銭の金額、または、エラーが発生した場合のエラー情報や復旧操作方法のガイダンス画面を表示する。
精算用ICコイン投入口25は、遊技者が、精算用ICコインを投入する部位である。尚、精算用ICコイン投入口25は、現金硬貨を受け付けない。従って、現金硬貨が投入された場合、精算用ICコイン投入口25より投入された現金硬貨は、そのまま排出口26に排出される。排出口26は、購入された販売用ICコインを排出する。また、排出口26は、各種のエラーが発生した場合、投入された精算用ICコインや現金硬貨を排出する。
エラーリセットボタン27は、錠28に図示せぬ鍵が挿入されて、45度回転された状態で、同時に押圧操作されるとリセット信号を発生する。また、錠28は、鍵が挿入され、90度に回転されると開錠し、前扉29が回動して手前に開く構成となっている。
次に、図2を参照して、精算販売機1の内部構成について説明する。尚、図2においては、図中左部が正面から見た(前扉29方向から見た)内部構造であり、図中右部が側面から見た内部構造である。
精算用ICコイン投入口25は、精算用ICコイン71を横向きにして(精算用ICコイン71の円盤状の面を上下方向に対して垂直方向に近い角度で)投入する構成となっており、投入すると同時に落下し、媒体処理装置62に投入される。媒体処理装置62は、投入された精算用ICコイン71のICに記録されている精算金額を読み出し、紙幣処理装置63が制御されて、読み出された精算金額が紙幣返却口22より払い出される。
また、コインホッパ61は、販売用ICコインを購入するために、紙幣投入口21に紙幣が投入され、販売取引選択部23が操作されると、ICに何も記録されていない販売用ICコインを排出し、媒体処理装置62に投入する。このとき、媒体処理装置62は、販売用ICコインに販売取引選択部23の選択操作内容に応じた情報を販売用ICコインに記録して、排出部26に排出する。
図3乃至図5は、精算用ICコイン投入口25、コインホッパ61、媒体処理装置62、および排出口26の周辺部を抽出した図面である。
コインホッパ61より排出されるICコインは、図4または図5で示される経路L1を通過すると、精算販売シュート81に合流する。また、精算用ICコイン投入口25に投入されたICコインは、経路L2を通過して精算販売シュート81に合流する。
精算販売シュート81は、精算用ICコイン投入口25に投入されたICコイン、および、コインホッパ61より排出されるICコインのいずれについても、経路L3より接続部81aから媒体処理装置62に誘導する。
媒体処理装置62は、コインホッパ61より供給されるICコインに対しては、販売された金額に相当する情報をICに記録し、払出口シュート83の払出口83aに排出する。この処理により、販売用ICコインが、経路L4を介して、集中シュート84を経て排出口26に排出される。
一方、精算用ICコインが精算用ICコイン投入口25に投入された場合、媒体処理装置62は、ICコインに記録された金額の情報を読み出して、対応する紙幣を紙幣返却口22より紙幣を返却させると共に、使用済みのICコインを回収シュート82の回収口82aに排出する。
さらに、通路切替フラッパ91は、軸91aを回転軸として図5の矢印AまたはB方向に回動可能な構成とされており、矢印A方向に回転するとき、ツメ91bによりコインホッパ61より排出されたICコインは経路L1を介して精算販売シュート81に移動する。また、通路切替フラッパ91は、矢印B方向に回転するとき、ツメ91bによりコインホッパ61より排出されたICコインは、経路L5を経てメンテナンス用排出口92に排出される。尚、本実施例の説明において、通路切替フラッパ91は、メンテナンス用に矢印B方向に回転することがあるのみであるので、矢印A方向に固定しているものとして説明を進める。
次に、図6を参照して、媒体処理装置62の構成について説明する。
媒体処理装置62は、同一の回転軸102aを中心として、矢印CまたはD方向に保持部材102を回転させる。保持部材102は、ICコインの略同形の半円凹部102bを備えており、図6で示される回転角度で固定することにより、経路L3を経て投入されてくるICコイン71aを、ICコイン71bで示されるように保持する。さらに、記録部101が、この状態においてICコイン71bのIC部にアクセスし、ICコインが販売用である場合は、投入金額に相当する情報を記録し、精算用である場合には、ICに記録された金額の情報を読み出すと共に、記録情報を消去する。保持部102は、記録部101の処理が終了すると、矢印D方向に回転することで、販売用ICコインを払出口シュート83に誘導すると共に、精算用ICコインについては、記録情報が消去されているので、矢印C方向に回転することで、回収シュート82に誘導する。
次に、精算販売機1のICコインの投入経路について説明する。
これまで、ICコインの投入経路は、媒体が円盤状のコインであるので縦に投入する構成とし、ころがり効果でコインを搬送するようにしていた。このようにすると図7で示されるように、精算用ICコイン投入口114に投入された精算用ICコイン71は、経路L11を経て、媒体処理装置113に投入され、媒体処理装置113から経路L13を経て排出口115に排出される。また、紙幣処理装置116に紙幣が投入され、販売取引選択部が操作されると、紙幣投入販売用ICコインは、コインホッパ112より経路L12を経て媒体処理装置113に投入されることになる。尚、図7は、従来の手法で設計される精算販売機111であり、左部が正面図であり、右部が側面図である。
結果として、図8で示されるように、図中の矢印B方向から前扉を開けた後、通路やセレクタを保守メンテナンスする時、係員Hは、コインホッパ112以下の構造物を図中のコインホッパ112aからコインホッパ112bの位置までスライドさせ、係員H‘で示されるように、図中の矢印B’方向の側面に回る必要があり、メンテナンスが困難でありスペースも必要となってしまっていた。また、ICコイン径分の通路が必要なため、通路長が長く、ICコインの移動時間がかかるため、処理時間がかかってしまっていた。さらに、規定寸法の制約の中では構成できないため、新規に紙幣処理装置を開発しなければならなかった。また、媒体処理装置113以降にICコインの通路が必要となるが、奥にある通路から前にある排出口までICコインを搬送する必要があり、経路が長く、複雑になってしまっていた。さらに、媒体処理装置113以降において排出口までの通路メンテナンスが困難となっていた。また、通路メンテナンス向上のため引き出し可能とすると、ベースに切り欠きが必要になり、強度不足になってしまう恐れがあった。
これに対して、本実施例で示されるように、ICコインを横にして(円盤状の底面部を上下方向にして)投入する構成としたことにより、ホッパから排出されたコインと精算投入口に投入されたコインを集合させている。このような構成においては、転がらない分傾斜角度が必要となるが、コインホッパ61からの経路と、精算用ICコイン投入口25からの経路を単純に一体化することが可能となる(経路L1,L2を精算販売シュート81で集合させて、統一された経路L3を構成することが可能となる)。
結果として、図9で示されるように、ICコインの通路が正面に集中する構造となるため、係員H’’は、前扉29を開放するだけで、矢印E方向に向いたまま、容易にICコインの通路をメンテナンスすることが可能になる。また、ICコインの経路を縦方向に集約させることになるので、ICコインの経路を確保する必要がなくなり、省スペース化を実現することが可能となる。さらに、ICコインの通路長が短くなるので、処理時間を短くすることが可能となる。また、筐体内部のスペース効率も良いため、現状の紙幣処理装置を使用しても規定寸法を維持することが可能となる。さらに、媒体処理装置62乃至排出口26までの通路形状を単純にすることが可能となる。また、引き出し構造にした際もベースの切り欠きが不要となるため、強度における問題も生じにくい。さらに、精算用ICコインを横に投入し、販売通路と集合させることにより同一のICコインの経路により、精算処理と販売処理とを実行することが可能となり、内部構造も単純にすることが可能となる。
次に、図10を参照して、販売精算処理が実行されるとき精算販売機1により実現される機能の一実施の形態の構成について説明する。
制御部123は、精算販売機1の動作の全体を制御している。制御部123は、コインホッパ61に設けられているセンサ61a、精算ICコイン投入口25の後段に設けられたセンサ122、媒体処理装置62の入口に設けられたセンサ62a、紙幣処理装置63の紙幣投入口21に設けられた投入センサ63a、および紙幣返却口22に設けられた返却センサ63bの検出結果、販売取引選択部23、エラーリセットボタン27、並びに、媒体処理装置62の処理状態に基づいて、各種の動作を制御する。制御部123は、タイマ123aを備えており、連続して異なるセンサより検出信号が供給されるとき、タイマ123aにより計測される所定の時間よりも短い間隔であるとき、連続して検出されたセンサからの検出信号が、同時に検出されたものとみなす。
コインホッパ61に設けられているセンサ61a、精算ICコイン投入口25の後段に設けられたセンサ122、および、媒体処理装置62の入口に設けられたセンサ62aは、いずれも同様のセンサであり、ICコインの通過を検出すると検出信号を発生し、制御部123に供給する。紙幣処理装置63の紙幣投入口21に設けられた投入センサ63a、および紙幣返却口22に設けられた返却センサ63bは、紙幣の有無を検出し、紙幣が検出されると検出信号を制御部123に供給する。
尚、媒体処理装置62から回収箱121への経路L6は、精算用ICコインが精算終了後に排出される経路である。また、経路L1,L2の集合地点がPで示されており、P以降が経路L3である。従って、精算販売シュート81は、経路L2とL3が合成されたものである。
次に、図11乃至図16のフローチャートを参照して、販売精算処理を説明する。
ステップS1において、制御部123は、センサ122からの検出信号により精算用ICコインが投入されたか否かを判定する。例えば、遊技者が、精算用ICコインを精算用ICコイン投入口25に投入すると、センサ122が、投入された精算用ICコインを検出し、対応する検出信号を制御部123に供給する。結果として、制御部123は、精算用ICコインが投入されたと判定し、その処理はステップS2に進む。
ステップS2において、制御部123は、精算用ICコイン投入された直後に、ほぼ同時のタイミングで販売用ICコインを購入するための紙幣が投入されたか否かを判定する。より具体的には、制御部123は、ステップS1によりセンサ122より検出信号が供給されてからタイマ123aにより計測される所定時間内に、紙幣処理装置63の投入センサ63aより検出信号が供給されたか否かを判定する。例えば、精算用ICコイン投入された直後に、ほぼ同時のタイミングで販売用ICコインを購入するための紙幣が投入されていない場合、すなわち、誤解されることなく精算用ICコインのみが投入された場合、ステップS3において、精算処理が実行される。尚、精算処理については、図12のフローチャートを参照して詳細を後述する。
一方、ステップS2において、精算用ICコイン投入された直後に、ほぼ同時のタイミングで販売用ICコインを購入するための紙幣が投入された場合、すなわち、誤解により、引き続いて販売用ICコインを購入する操作がなされたと判定された場合、ステップS4において、制御部123は、媒体処理装置62に対して投入された精算用ICコインを返却するように指示すると共に、紙幣処理装置63に対して紙幣投入口21より投入された紙幣を紙幣返却口22より返却させる。これに応じて、媒体処理装置62は、保持部材102を図6で示される矢印D方向に回転させて、投入された精算用ICコインを排出口26に排出させる。また、紙幣処理装置63は、紙幣投入口21より投入された紙幣を紙幣返却口22より返却する。
すなわち、ステップS2において、精算用ICコインが投入された直後のタイミングでほぼ同時に紙幣が投入されるような場合、例えば、順次処理してしまうと、精算処理が終了するまでは投入した紙幣がストックされたまま残ることとなる。結果として、紙幣返却口22から排出される紙幣は、精算用の紙幣が排出されたのか、購入用の紙幣の返却なのか判断できないことになってしまうことになる。
そこで、上述したように、同時に投入されたと判断した場合には、精算用ICコインおよび紙幣をそれぞれ返却するようにすることで、上述したような排出された紙幣が精算用の紙幣が排出されたのか、購入用の紙幣の返却なのか判断できないといった事態を回避することが可能となる。
ステップS1において、精算用ICコインが投入されていないと判定された場合、ステップS5において、制御部123は、紙幣処理装置63の投入センサ63aからの検出信号により販売用ICコインの購入用の紙幣が投入されたか否かを判定する。例えば、遊技者が、紙幣投入口21に販売用ICコイン購入のために紙幣を投入すると、投入センサ63aが、投入された紙幣を検出し、対応する検出信号を制御部123に供給する。結果として、制御部123は、紙幣が投入されたと判定し、その処理はステップS6に進む。
ステップS6において、制御部123は、販売用ICコインを購入するための紙幣が投入された直後に、ほぼ同時のタイミングで精算用ICコイン投入されたか否かを判定する。より具体的には、制御部123は、ステップS5により投入センサ63aより検出信号が供給されてからタイマ123aにより計測される所定時間内に、センサ122より検出信号が供給されたか否かを判定する。例えば、販売用ICコインを購入するための紙幣が投入された直後に、ほぼ同時のタイミングで精算用ICコイン投入されていない場合、すなわち、誤解されることなく販売用ICコイン購入用の紙幣のみが投入された場合、ステップS7において、販売処理が実行される。尚、販売処理については、図13乃至図16のフローチャートを参照して詳細を後述する。
ステップS6において、例えば、販売用ICコインを購入するための紙幣が投入された直後に、ほぼ同時のタイミングで精算用ICコイン投入された場合、その処理は、ステップS4に進み、精算用ICコインおよび紙幣が返却される。すなわち、ステップS5,S6の処理により、例えば、紙幣が投入された直後に、ほぼ同時に精算用ICコインが投入された場合、順次処理すると、精算処理が終了するまでは投入した紙幣がストックされたまま残ることとなる。結果として、精算金として排出した紙幣が購入金の返却なのか精算金なのかが判断できないことになる。
そこで、以上のような処理により、上述したように、同時に投入されたと判断した場合には、精算用ICコインおよび紙幣をそれぞれ返却するようにすることで、上述したような排出された紙幣が精算用の紙幣が排出されたのか、購入用の紙幣の返却なのか判断できないといった事態を回避することが可能となる。
次に、図12のフローチャートを参照して、精算処理について説明する。
ステップS21において、制御部123は、センサ122からの検出信号により精算用ICコインが投入されたか否かを判定し、ICコインが投入されたと判定されるまで、その処理が繰り返される。
例えば、ステップS21において、精算用ICコインが投入されたと判定された場合、ステップS22において、制御部123は、センサ62aよりICコインが検出されたか否かを判定する。
ステップS22において、例えば、存在しないと判定された場合、センサ122において、ICコインが投入されているにもかかわらず、センサ62aにおいてICコインが検出されないということは、精算販売シュート81内でICコインが詰まっている可能性がある。
そこで、ステップS30において、制御部123は、取引内容表示部24を制御して、媒体処理装置62にコイン詰まりが発生していることを通知し、その処理は、終了する。
一方、ステップS22において、精算用ICコインが存在すると判定された場合、精算用ICコイン投入口25に投入された精算用ICコインが、経路L2,L3を介して、精算販売シュート81を落下して媒体処理装置62に到達していることになるので、ステップS23において、制御部123は、媒体制御装置62に対して到達した精算用ICコインのICに記録されている情報を読み出すように指示する。媒体制御装置62は、保持部材102に保持された状態となっているICコインのICの情報を読み出し、制御部123に供給する。
ステップS24において、制御部123は、媒体制御装置62により、ICコインのICの情報である、精算金額が読み出せたか否かを判定する。例えば、媒体制御装置62によりICコインのICの情報である精算金額が読み出せた場合、ステップS25において、制御部123は、精算金額の情報を紙幣処理装置63に供給し、対応する金額を払い出させる。紙幣処理装置63は、紙幣返却口22を制御して、精算金額に相当する紙幣を払い出す。
ステップS26において、制御部123は、媒体処理装置62に対して精算用ICコインの情報を消去するように指示する。媒体処理装置62は、この指令に基づいて、記録部101を制御して、保持部材102に保持されているICコインのICに記録されている精算金額の情報を消去する。
ステップS27において、制御部123は、媒体処理装置62に対して精算用ICコインを精算済みのICコインを回収する回収箱121に回収させる。媒体処理装置62は、この指示に対応して、保持部材102を図6の矢印C方向に回転させて、ICコインを回収シュート82に誘導し、経路L6を介して回収箱121に回収させる。
一方、ステップS24において、精算金額が読み出せなかった、すなわち、精算用ICコインとして投入されたICコインのICに記録された情報に異常が発生しているか、または、ICコイン以外のものが投入されていた場合、ステップS28において、制御部123は、取引内容表示部24を制御して、投入されたICコインに異常があるか、または、ICコイン以外のコインが投入されていることによるエラーが発生していることを表示させる。
ステップS29において、制御部123は、媒体処理装置62に対して精算用ICコインを排出口26に排出するように指示する。媒体処理装置62は、この指示に応じて、保持部材102を図6の矢印D方向に回転させて、ICコインを払出口シュート83に誘導し、経路L4を介して排出口26に排出させる。
以上の処理によりICコインに記録されている精算金額に対応する紙幣を返却すると共に、ICコインに記録されていた情報が消去されることになるので、万が一、回収されたICコインが盗まれても情報が記録されていないため、精算金額による不正が防止される。また、不正なICコインが投入された場合についても、エラーが検出される。
次に、図13乃至図16を参照して、販売処理について説明する。
ステップS41において、紙幣処理装置63は、紙幣投入口21に投入された紙幣の情報を読み出す。ステップS42において、紙幣処理装置63は、正規の紙幣であるか否かを判定し、正規の紙幣である場合、ステップS43において、販売取引選択部23に表示された操作ボタンが操作され、購入するICコインの金額が選択されたか否かを判定し、ICコインの金額が選択されるまでその処理を繰り返す。例えば、ステップS43において、選択ボタンが操作されると、ステップS44において、制御部123は、センサ62aよりICコインが検出されたか否かを判定する。
ステップS44において、例えば、ICコインが検出されない、すなわち、存在しないと判定された場合、ステップS45において、制御部123は、コインホッパ61を制御して、販売金額が記録されていない販売用ICコインを1枚排出させる。
ステップS46において、コインホッパ61より排出された販売用ICコインは、経路L1,L3を介して精算販売シュート81を落下して媒体処理装置62に移動する。
ステップS47において、制御部123は、センサ122からの検出信号により精算用ICコインが投入されたか否かを判定する。
例えば、ステップS47において、精算用ICコインが投入されなかった場合、ステップS48において、制御部123は、販売取引選択部23が操作されることにより選択された金額に対応する情報を販売用ICコインに記録するように媒体処理装置62に指示する。媒体処理装置62は、記録部101を制御して、保持部材102に保持されている販売用ICコインに、選択された金額に対応する情報を記録させる。
ステップS49において、制御部123は、媒体処理装置62に問い合わせて販売用ICコインに金額の情報が記録できたか否かを判定する。例えば、ステップS49において、販売用ICコインに金額の情報が記録できていないと判定された場合、その処理は、ステップS52に進む。
ステップS52において、制御部123は、媒体処理装置62に対して、保持されているICコインをエラーコインとして回収させるように指示する。媒体制御装置62は、この指示に基づいて、保持部材102を図6の矢印C方向に回転させて、回収シュート82に誘導し、回収箱121にエラーコインを回収させる。さらに、処理は、ステップS45に戻る。すなわち、エラーコインは、販売させることができないので、回収し、ステップS45に戻り、再度、新たな販売用ICコインを排出させる。
ステップS49において、販売用ICコインに金額の情報が記録できたと判定された場合、ステップS50において、制御部123は、センサ122からの検出信号により精算用ICコインが投入されたか否かを判定する。
例えば、ステップS50において、精算用ICコインが投入されなかった場合、ステップS51において、制御部123は、媒体処理装置62に対して、販売用ICコインを排出口26に排出させる。媒体処理装置62は、この指示に基づいて、保持部材102を図6の矢印D方向に回転させ、販売用ICコインを払出口シュート83に誘導し、排出口26に排出させる。
以上の処理によりステップS44,S47,S50において、精算用ICコインが投入されなければ(ステップS44においては、精算用ICコインが媒体処理装置62で検出されなければ)、選択された金額に応じた金額の情報が記録された販売用ICコインが排出口26に排出される。
ステップS42において、正規の紙幣ではないと判定された場合、ステップS53において、紙幣処理装置63は、紙幣投入口21に投入された紙幣を紙幣返却口22より返却させる。
ステップS44において、精算用ICコインが存在すると判定された場合、ステップS71(図14)において、制御部123は、媒体処理装置62に対して、今現在保持しているICコインを排出口26に排出するように指示する。媒体処理装置62は、この指示に応じて、保持部材102を図6の矢印D方向に回転させて、精算用ICコインを払出口シュート83に誘導し、排出口26に排出させる。
ステップS72において、制御部123は、コインホッパ61を制御して、販売金額が記録されていない販売用ICコインを1枚排出させる。
ステップS73において、コインホッパ61より排出された販売用ICコインは、経路L1,L3を介して精算販売シュート81を落下して媒体処理装置62に移動する。
ステップS74において、制御部123は、販売取引選択部23が操作されることにより選択された金額に対応する情報を販売用ICコインに記録するように媒体処理装置62に指示する。媒体処理装置62は、記録部101を制御して、保持部材102に保持されている販売用ICコインに、選択された金額に対応する情報を記録させる。
ステップS75において、制御部123は、媒体処理装置62に問い合わせて販売用ICコインに金額の情報が記録できたか否かを判定する。例えば、ステップS75において、販売用ICコインに金額の情報が記録できていないと判定された場合、その処理は、ステップS76に進む。
ステップS76において、制御部123は、媒体処理装置62に対して、保持されているICコインをエラーコインとして回収させるように指示する。媒体制御装置62は、この指示に基づいて、保持部材102を図6の矢印C方向に回転させて、回収シュート82に誘導し、回収箱121にエラーコインを回収させる。さらに、処理は、ステップS72に戻る。
ステップS75において、販売用ICコインに金額の情報が記録できたと判定された場合、ステップS77において、制御部123は、取引内容表示部24を制御して、精算用ICコインが取り出されていることを確認するように促す画面を表示し、確認を示す操作ボタンを表示する。
ステップS78において、制御部123は、精算用ICコインが取り出されたか否かを判定する。すなわち、制御部123は、取引内容表示部24は、タッチパネルとして表示されている操作ボタンが操作されて、精算用ICコインが取り出されたか否かを判定する。例えば、ステップS78において、精算用ICコインが取り出されていない場合、処理は、ステップS79に進む。
ステップS79において、制御部123は、販売用ICコインの購入にあたり釣銭が存在するか否かを判定し、例えば、釣銭がある場合、ステップS80において、紙幣処理装置63の返却センサ63bより返却された紙幣が取り出されているか否かを判定し、釣銭が抜き取られたか否かを判定する。例えば、釣銭が抜き取られたと判定された場合、その処理は、ステップS81に進む。
ステップS81において、制御部123は、媒体処理装置62に対して、販売用ICコインを排出口26に排出させる。媒体処理装置62は、この指示に基づいて、保持部材102を図6の矢印D方向に回転させ、販売用ICコインを払出口シュート83に誘導し、排出口26に排出させる。
ステップS78において、精算用ICコインが取り出されたと判定された場合、その処理は、ステップS81に進む。また、ステップS79において、釣銭がないと判定された場合、また、ステップS80において、釣銭が抜き取られていないと判定された場合、その処理は、ステップS78に戻る。
すなわち、ステップS44の処理によりコインホッパ61より販売用のICコインが排出される前のタイミングで精算用ICコインが誤って投入された場合、後から投入された精算用ICコインを排出させた後、精算用ICコインが取り出されたことが確認されるまで、販売用ICコインを排出させないようにしたので、順次処理により精算用ICコインが排出されたか、販売用ICコインが排出されたのか判定できないといった状況の発生を抑制することが可能となる。尚、この処理においては、販売用ICコインの購入にあたり、釣銭がある場合は、その釣銭が抜き取られたタイミングを持って、後から投入された精算用ICコインが取り出されているものとみなして、販売用ICコインが排出されるようにしている。結果として、精算用ICコインを取り出したことを示す操作を省きつつ、精算用ICコインが排出されたか、販売用ICコインが排出されたのか判定できないといった状況の発生を抑制することが可能となる。
一方、ステップS47において、販売用ICコインの金額が選択された後、販売用ICコインへの金額情報が記録される前のタイミングで、精算用ICコインが投入されたと判定された場合、ステップS91(図15)において、制御部123は、媒体処理装置62を制御して、処理を停止させ、精算用ICコイン、および販売用ICコインのいずれをも保持させる。
ステップS92において、制御部123は、取引内容表示部24を制御して、エラーが発生したことを発報する。ステップS93において、制御部123は、前扉29が開放されたか否かを判定し、開放されていないと判定された場合、その処理は、ステップS92に戻る。すなわち、エラーが発生した後、前扉29が開放されるまで、ステップS92,S93の処理が繰り返される。
ステップS93において、前扉29が開放されたと判定された場合、ステップS94において、制御部123は、取引内容表示部24を制御して、エラーを解除するためのガイダンスメッセージを表示させる。すなわち、今の場合、媒体処理装置62内には販売用ICコインおよび精算用ICコインがいずれも存在しているはずであるが、いずれも見分けがつかない状態となっているので、その旨を通知する画面を表示する。
ステップS95において、制御部123は、エラーリセットボタン27が操作されたか否かを判定し、エラーリセットボタン27が操作されていないと判定された場合、その処理は、ステップS94に戻る。ステップS94において、エラーリセットボタン27が操作されたと判定された場合、ステップS96において、制御部123は、媒体処理装置62に問い合わせて、販売用ICコインまたは精算用ICコインが残されているか否かを判定し、残されていると判定された場合、その処理は、ステップS94に戻る。
すなわち、エラーが検出されてからはエラーリセットボタン27が操作されて、販売用ICコインまたは精算用ICコインが残されていない状態になるまで、ガイダンスメッセージが表示され続けることになる。
ステップS96において、販売用ICコインまたは精算用ICコインが残されていないと判定された場合、ステップS97において、制御部123は、取引内容表示部24を制御して、ガイダンスメッセージを終了し、前扉29を閉めるように促す画面を表示する。
ステップS98において、制御部123は、前扉29の図示せぬセンサに問合せ、前扉29が閉じられたか否かを判定し、前扉29が閉められていないと判定された場合、処理はステップS97に戻る。すなわち、前扉29が閉められるまで、前扉29を閉めるように促す画面が表示され続けることになる。
ステップS98において、前扉29が閉じられたと判定された場合、その処理は、終了する。
すなわち、ステップS47において、販売用ICコインの金額が選択された後、販売用ICコインへの金額情報が記録される前のタイミングで、精算用ICコインの投入が検出された場合、コインホッパ61から排出された販売用ICコインも媒体処理装置62に供給されているので、媒体処理装置62内には、順序が不明の状態で、精算用ICコインと販売用ICコインとがいずれも保持された状態となる。そこで、このような場合、制御部123は、エラーを発報し、係員により精算用ICコインと販売用ICコインとがいずれも除去するように促す。結果として、遊技者が、順次処理により精算用ICコインと販売用ICコインとを間違えるといった状況を回避することが可能となる。
ステップS50において、精算用ICコインが投入されたと判定された場合、ステップS111(図16)において、制御部123は、媒体処理装置62に対して、販売用ICコインを排出口26に排出させる。媒体処理装置62は、この指示に基づいて、保持部材102を図6の矢印D方向に回転させ、販売用ICコインを払出口シュート83に誘導し、排出口26に排出させる。
ステップS112において、制御部123は、媒体処理装置62を制御して、精算用ICコインを保持させる。ステップS113において、制御部123は、取引内容表示部24を制御して、エラーを発報し、エラーが発生していることを表示させる。ステップS114において、制御部123は、エラーリセットボタン27が操作されたか否かを判定し、操作されていないと判定された場合、その処理は、ステップS113に戻る。すなわち、エラーリセットボタン27が操作されるまで、ステップS113,S114の処理が繰り返される。
ステップS114において、エラーリセットボタン27が操作された場合、ステップS115において、制御部115は、媒体処理装置62を制御して、保持されている精算用ICコインを排出口26に排出させる。
以上の処理により、排出口には、販売用ICコインが排出された後にエラーが発報されることになるため、排出口にエラーとみなされた精算用ICコインが排出されないので、排出口26に販売用ICコインとエラーとみなされた精算用ICコインとが混在することがなくなり、遊技者の混乱を抑制することが可能となる。
本発明によれば、精算装置と販売装置とを小型に一体化するため、ICコインの処理部を共用させつつ、精算装置と販売装置との通路にそれぞれセンサを設け、同時投入に代表される一体化させた場合に固有に発生する異常処理に対応させるようにすると共に、排出口に目的の違う媒体(例えば、上述した販売用ICコインと精算用ICコイン)が連続して排出されないようにすることで、小型で異常処理及び不正を防止する精算装置と販売装置とを一体化することが可能となる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
図17は、図10に示した機能を有する精算販売機1のハードウェアの構成例を表している。CPU(Central Processing Unit)201は、ROM(Read Only Memory)202に記憶されているプログラム、または記憶部208からRAM(Random Access Memory)203にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM203にはまた、CPU201が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU201、ROM202、およびRAM203は、バス204を介して相互に接続されている。このバス204にはまた、入出力インタフェース205も接続されている。
入出力インタフェース205には、キーボード、マウスなどよりなる入力部206、CRT,LCDなどよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部207、ハードディスクなどより構成される記憶部208、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部209が接続されている。通信部209は、インターネットなどに代表されるネットワークを介しての通信処理を行う。
入出力インタフェース205には、また、必要に応じてドライブ210が接続され、磁気ディスク221、光ディスク222、光磁気ディスク223、或いは半導体メモリ224などが適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部208にインストールされる。
この記録媒体は、図17に示す装置では、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク221(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク222(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク223(MD(Mini-Disc)を含む)、もしくは半導体メモリ224などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM202や、記憶部208に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明に係るICコインの精算販売機の一実施の形態の構成を示す外観斜視図である。 図1の精算販売機の内部の構成について説明する図である。 図1の精算販売機の内部における精算用ICコイン投入口、コインホッパ、媒体処理装置、および排出口の周辺部を抽出した図である。 図1の精算販売機の内部における精算用ICコイン投入口、コインホッパ、媒体処理装置、および排出口の周辺部を抽出した図である。 図1の精算販売機の内部における精算用ICコイン投入口、コインホッパ、媒体処理装置、および排出口の周辺部を抽出した図である。 媒体処理装置の構成を示す図である。 従来の精算販売機の構成を示す図である。 従来の精算販売機のメンテナンス方法を説明する図である。 本発明を適用した精算販売機のメンテナンス方法を説明する図である。 図1の精算販売機により実現される機能を説明する機能ブロック図である。 販売精算処理を説明するフローチャートである。 精算処理を説明するフローチャートである。 販売処理を説明するフローチャートである。 販売処理を説明するフローチャートである。 販売処理を説明するフローチャートである。 販売処理を説明するフローチャートである。 媒体を説明する図である。
符号の説明
1 精算販売機
21 紙幣投入口
22 紙幣返却口
23 販売取引選択部
24 取引内容表示部
25 精算用ICコイン投入部
26 排出口
61 コインホッパ
61a センサ
62 媒体処理装置
62a センサ
63 紙幣処理装置
63a 投入センサ
63b 返却センサ
121 回収箱
122 センサ
123 制御部
123a タイマ

Claims (10)

  1. 精算用媒体の精算金額情報を読み取り、前記精算金額情報が読み取られた精算用媒体を回収する、前記精算用媒体の精算金額情報を読み取らず排出する、または前記精算用媒体を保持すると共に、販売用媒体に販売金額情報を記録し、前記販売金額情報が記録された販売用媒体を排出する、または前記販売用媒体を保持する媒体処理部と、
    前記精算用媒体を投入する投入部と、
    前記販売金額の紙幣を投入する紙幣投入部と、
    前記精算用媒体を前記媒体処理部に誘導する第1のシュータと、
    前記販売用媒体を前記媒体処理部に誘導する第2のシュータと、
    前記販売金額情報の販売金額を選択する選択部と、
    前記選択手段により選択された販売金額と、前記紙幣投入部により投入された金額とに対応して釣銭の紙幣を返却するか、または、前記精算用媒体の精算金額の紙幣を返却する紙幣返却部とを備え、前記第1のシュータおよび第2のシュータは、前記媒体処理部に至る経路において集合している媒体精算販売装置の媒体精算販売方法において、
    前記紙幣投入部に紙幣が投入されたか否かを検出する紙幣投入検出ステップと、
    前記投入部に前記精算用媒体が投入されたか否かを検出する精算用媒体投入検出ステップと、
    前記選択部により販売金額が選択されたか否かを検出する販売金額選択検出ステップと、
    前記媒体処理部において、前記販売用媒体に販売金額が記録されたか否かを検出する記録検出ステップと、
    前記紙幣投入検出ステップ、精算用媒体投入検出ステップ、販売金額選択検出ステップ、および記録検出ステップのそれぞれの検出結果に基づいて、前記媒体処理部を制御する制御ステップと
    を含む媒体精算販売方法。
  2. 前記販売金額選択検出ステップで、前記選択部により販売金額が選択されたことが検出されず、前記紙幣投入検出ステップで、前記紙幣投入部に紙幣が投入されたことが検出され、かつ、前記精算用媒体投入検出ステップで、前記投入部に前記精算用媒体が投入されたことが検出された場合、前記制御ステップは、前記媒体処理部を制御して、前記精算用媒体の前記精算金額情報を読み取らず排出させた後、前記精算用媒体が取り出されたことが確認され、前記販売用媒体に販売金額情報を記録したとき、前記販売金額情報が記録された販売用媒体を排出させるように制御する
    請求項1に記載の媒体精算販売方法。
  3. 前記紙幣返却部が、前記選択手段により選択された販売金額と、前記紙幣投入部により投入された金額とに対応して釣銭の紙幣を返却する場合、前記釣銭の紙幣が抜き取られたか否かを検出する釣銭抜取検出ステップをさらに含み、
    前記釣銭抜取検出ステップにより前記釣銭の紙幣が抜き取られたとき、前記精算用媒体が取り出されたことが確認されたものとみなされる
    請求項2に記載の媒体精算販売方法。
  4. 前記販売金額選択検出ステップで、前記選択部により販売金額が選択されたことが検出され、前記紙幣投入検出ステップで、前記紙幣投入部に紙幣が投入されたことが検出され、前記前記精算用媒体投入検出ステップで、前記投入部に前記精算用媒体が投入されたことが検出され、かつ、前記記録検出ステップで、前記媒体処理部において、前記販売用媒体に販売金額が記録されたことが検出されていない場合、前記制御ステップは、前記媒体処理部を制御して、前記販売用媒体、および前記精算用媒体を保持するように制御する
    請求項1に記載の媒体精算販売方法。
  5. 前記制御ステップは、前記媒体処理部を制御して、前記販売用媒体、および前記精算用媒体を保持するように制御すると共に、エラーが発生したことを発報させる
    請求項4に記載の媒体精算販売方法。
  6. 前記販売金額選択検出ステップで、前記選択部により販売金額が選択されたことが検出され、前記紙幣投入検出ステップで、前記紙幣投入部に紙幣が投入されたことが検出され、前記精算用媒体投入検出ステップで、前記投入部に前記精算用媒体が投入されたことが検出され、かつ、前記記録検出ステップで、前記媒体処理部において、前記販売用媒体に販売金額情報が記録されたことが検出された場合、前記制御ステップは、前記媒体処理部を制御して、販売金額情報が記録された前記販売用媒体を排出させた後、前記精算用媒体を保持させるように制御する
    請求項1に記載の媒体精算販売方法。
  7. 前記制御ステップは、前記媒体処理部を制御して、販売金額情報が記録された前記販売用媒体を排出させた後、前記精算用媒体を保持させるように制御すると共に、エラーが発生したことを発報させる
    請求項6に記載の媒体精算販売方法。
  8. 前記制御ステップは、前記エラーがリセットされた場合、前記媒体処理部を制御して、保持されている前記精算用媒体を排出させる
    請求項7に記載の媒体精算販売方法。
  9. 前記紙幣投入検出ステップで、前記紙幣投入部に紙幣が投入されたことと、前記前精算用媒体投入検出ステップで、前記投入部に前記精算用媒体が投入されたこととが同時、または、略同時に検出された場合、前記制御ステップは、前記媒体処理部を制御して、前記精算用媒体を排出させる用に制御すると共に、前記紙幣返却部を制御して、前記紙幣投入部に投入された紙幣を返却させるように制御する
    請求項1に記載の媒体精算販売方法。
  10. 精算用媒体の精算金額情報を読み取り、前記精算金額情報が読み取られた精算用媒体を回収する、前記精算用媒体の精算金額情報を読み取らず排出する、または前記精算用媒体を保持すると共に、販売用媒体に販売金額情報を記録し、前記販売金額情報が記録された販売用媒体を排出する、または前記販売用媒体を保持する媒体処理部と、
    前記精算用媒体を投入する投入部と、
    前記販売金額の紙幣を投入する紙幣投入部と、
    前記精算用媒体を前記媒体処理部に誘導する第1のシュータと、
    前記販売用媒体を前記媒体処理部に誘導する第2のシュータと、
    前記販売金額情報の販売金額を選択する選択部と、
    前記選択手段により選択された販売金額と、前記紙幣投入部により投入された金額とに対応して釣銭の紙幣を返却するか、または、前記精算用媒体の精算金額の紙幣を返却する紙幣返却部とを備え、前記第1のシュータおよび第2のシュータは、前記媒体処理部に至る経路において集合している媒体精算販売装置を制御するコンピュータに、
    前記紙幣投入部に紙幣が投入されたか否かを検出する紙幣投入検出ステップと、
    前記投入部に前記精算用媒体が投入されたか否かを検出する精算用媒体投入検出ステップと、
    前記選択部により販売金額が選択されたか否かを検出する販売金額選択検出ステップと、
    前記媒体処理部において、前記販売用媒体に販売金額が記録されたか否かを検出する記録検出ステップと、
    前記紙幣投入検出ステップ、精算用媒体投入検出ステップ、販売金額選択検出ステップ、および記録検出ステップのそれぞれの検出結果に基づいて、前記媒体処理部を制御する制御ステップと
    を含む処理を実行させるプログラム。
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