JP2007024827A - 位相シフト干渉計 - Google Patents

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Abstract


【課題】 フィゾー型の位相シフト干渉計を提供する。
【解決手段】 P波とS波とを発射する照明光学系200と、コリメートレンズ110と、参照ハーフミラー120と、ピンホール131を有するピンホールプレート130と、ピンホール131を通過する光束に含まれる物体光と参照光とを4つの異なる位相で干渉させて異なる位相の干渉縞を得る位相シフト干渉縞取得部300と、を備える。S波については参照ハーフミラー120からの反射光である参照光Sのみがピンホール131を通過して被検面からの反射光である物体光Sはピンホールプレート130にて遮断される。P波については被検面からの反射光である物体光Pのみがピンホール131を通過して参照ハーフミラー120からの反射光である参照光Pは前記ピンホールプレート130にて遮断される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、位相シフト干渉計に関する。特に、フィゾー型の位相シフト干渉計に関する。
被検面の凹凸を測定するための測定装置として、位相シフト干渉計が知られており、広い面の凹凸を測定する際に図13に示されるフィゾー型の干渉計を利用できることが知られている(例えば、特許文献1)
図13に示されるフィゾー型の位相シフト干渉計における光の光路について説明する。
図13において、光源11から発射された光(L10)は、コリメートレンズ系12によって平行光束となり、途中のハーフミラー13を通過(L11)してワーク表面に照射される。
光源11からは直線偏光が発射(L10)されるとする。
ここで、ハーフミラー13とワークとの間にはリファレンス面を兼ねる1/4波長板14が配設されている。
光源11からこの1/4波長板14に入射する光(L11)のうち一部は反射され、残りは透過する。
1/4波長板14にて反射される光(L12)は参照光としてハーフミラー13に再帰する。
1/4波長板14を透過する光(L13)はワーク表面に照射され、ワーク表面にて反射されて物体光(L14)として1/4波長板14に再帰した後、1/4波長板14を透過してハーフミラー13に入射する。
このとき、ワーク表面からの物体光(L14)は1/4波長板を2回通過するので振動方向が90度回転され、参照光(L12)に対して直交する偏光方向を有する。
従って、参照光(L12)と物体光(L14)とは干渉することなく無干渉光束として共通の光路でハーフミラー13に再帰する。
ハーフミラー13に再帰した無干渉光束は、ハーフミラー13で反射(L16)されたのち、反射ミラー15で反射されて、さらに1/4波長板16を通過する(L17)。
無干渉光束がこの1/4波長板16を通過することにより、無干渉光束に含まれる互いに直交方向の振動方向を有する物体光(L14)と参照光(L12)とが互いに反対の回転方向である円偏光となる。
1/4波長板16を通過した光(L17)は、光路上に配設された第1ハーフミラー17、第2ハーフミラー18および反射ミラー19によって3つの光束(L18、L19、L20)に分割される。
分割された各光束(L18、L19、L20)の光路上には偏光板20、21、22およびCCDカメラ23、24、25が配設されている。
ここで、第1ハーフミラー17にて反射された第1光束(L18)の光路上に配設される第1偏光板20と、第2ハーフミラー18にて反射された第2光束(L19)の光路上に配設される第2偏光板21と、反射ミラー19で反射された第3光束(L20)の光路上に配設される第3偏光板22と、はそれぞれ透過軸角度が異なっている。
例えば、第1偏光板20の透過軸角度を0度とすると、第2偏光板21の透過軸角度は45度であり、第3偏光板22の透過軸角度は90度である。
すると、各CCDカメラにおいて90度ずつ位相が異なる3つの干渉縞の像が撮像される。
そして、所定の解析手段に各干渉縞の画像を入力して、干渉縞上の各点における画像強度を3つの干渉縞で対比することにより、ワーク表面の位相情報が得られる。
これにより、ワーク表面の形状が求められる。
特開平11−337321号公報
上記に説明した構成によれば、フィゾー型の位相シフト干渉計により、幅の広い平行光束をワーク表面に照射して広い範囲でワーク表面形状を求めることができるのであるが、実際には非現実的な構成である点に問題がある。
上記構成では、物体光と参照光とを無干渉で合波するために1/4波長板14を光路上に配置し、物体光が1/4波長板14を2回通過するようにして物体光と参照光とを互いに直交する偏光としている。しかしながら、実際に1/4波長板14を大きな開口で作成するには非常な困難がある。
すなわち、波長板は複屈折性の結晶を所定方向でカットした平板であるところ、良質な波長板で開口が広いものを得ることは非常に難しく、製作コストが甚大となる。
そのため、実現可能なフィゾー型の位相シフト干渉計が望まれていた。
本発明の目的は、フィゾー型の位相シフト干渉計を提供することにある。
本発明の位相シフト干渉計は、互いに直交する偏光方向を有するかもしくは互いに逆方向の回転方向を有する第1偏光と第2偏光とを発射する照明光学系と、前記照明光学系から被検面への光路中に配設されたコリメートレンズと、前記コリメートレンズと前記被検面との間の光路中に配設され、前記第1偏光および前記第2偏光の一部を反射するとともに前記第1偏光および前記第2偏光の一部を前記被検面に向けて透過させる参照ハーフミラーと、前記コリメートレンズを間にして前記被検面とは反対側において前記コリメートレンズから焦点距離の位置に配設されたピンホールを有するピンホールプレートと、前記被検面からの反射光である物体光および前記参照ハーフミラーからの反射光である参照光のうち前記ピンホールを通過する光束に含まれる前記物体光と前記参照光とを3以上の異なる位相で干渉させて異なる位相の干渉縞を得る位相シフト干渉縞取得部と、を備え、前記第1偏光については前記参照ハーフミラーからの反射光である参照光のみが前記ピンホールを通過して前記被検面からの反射光である物体光は前記ピンホールプレートにて遮断され、かつ、前記第2偏光については前記被検面からの反射光である物体光のみが前記ピンホールを通過して前記参照ハーフミラーからの反射光である参照光は前記ピンホールプレートにて遮断されることを特徴とする。
このような構成において、照明光学系から発射された光は、コリメートレンズを通過した後、参照ハーフミラーに入射する。参照ハーフミラーに入射した光は、参照ハーフミラーにて透過光と反射光とに分割され、透過光は被検面に照射される。参照ハーフミラーにて反射された光は参照光としてコリメートレンズに入射し、さらにピンホールに向かう。被検面からの反射光は物体光として参照ハーフミラーを透過してコリメートレンズに入射し、さらにピンホールに向かう。
すなわち、第1偏光については、参照ハーフミラーにて反射される参照光と被検面にて反射される物体光とがピンホールに向かい、第2偏光についても、参照ハーフミラーにて反射される参照光と被検面にて反射される物体光とがピンホールに向かう。
ここで、第1偏光については、ハーフミラーからの反射光である参照光のみがピンホールを通過する。
第2偏光については被検面からの反射光である物体光のみがピンホールを通過する。つまり、参照光としては第1偏光のみがピンホールを通過し、物体光としては第2偏光のみがピンホールを通過する。そして、第1偏光と第2偏光とは互いに直交する偏光方向であるかもしくは逆方向の回転方向である偏光であるので、第1偏光の参照光と第2偏光の物体光とは干渉し合うことなく無干渉の光束としてピンホールを通過する。
ピンホールを通過した第1偏光の参照光と第2偏光の物体光との無干渉光束は、位相シフト干渉縞取得部に入射する。位相シフト干渉縞取得部は、ピンホールを通過してきた無干渉光束を3以上の異なる位相で干渉させる。
つまり、第1偏光の参照光と第2偏光の物体光とを複数の異なる位相で干渉させて異なる位相の干渉縞を得る。そして、位相が異なる干渉縞から被検面の位相情報が得られ、被検面の高さが求められる。
このような構成によれば、照明光学系から発射された光をコリメートレンズにより幅広の光束として被検面に照射し、被検面の位相情報を有する物体光を参照光と干渉させて被検面の表面形状を測定するフィゾー型の干渉計とし、さらに、第1偏光の参照光と第2偏光の物体光とを異なる複数の位相で干渉させて、位相が異なる複数の干渉縞を同時に得るフィゾー型の位相シフト干渉計を実現することができる。
従来は、フィゾー型の位相シフト干渉計において物体光と参照光とを無干渉の光束とするために1/4波長板を使用する構成が考案されていたところ、幅広の光束に対応するように開口の広い波長板を用意することは困難であった。
この点、本発明では、当初から互いに干渉し合わない第1偏光と第2偏光とを照明光学系から発射するので、物体光と参照光とを無干渉光束とするために開口の広い波長板を必要としない。
ここで、当然のことながら、第1偏光も第2偏光も参照ハーフミラーにて参照光として反射されるとともに被検面にて物体光として反射されるので、すべての反射光を位相シフト干渉縞取得部で受光していては、第1偏光の参照光と物体光とが干渉し、第2偏光の参照光と物体光とが干渉してしまう。
このように各偏光の参照光と物体光とが干渉してしまうと、位相シフト干渉縞取得部において参照光と物体光とを異なる位相で干渉させて位相が異なる複数の干渉縞を同時に得ることができなくなる。
この点、本発明では、第1偏光については参照ハーフミラーにて反射される参照光のみがピンホールを通過して位相シフト干渉縞取得部に入射するようにし、第2偏光については被検面で反射された物体光のみがピンホールを通過して位相シフト干渉縞取得部に入射するようにする。
このようにピンホールによって位相シフト干渉縞取得部に入射する光束を選択するので、第1偏光の参照光と第2偏光の物体光とが無干渉光束として位相シフト干渉縞取得部に入射する。よって、位相シフト干渉縞取得部において、参照光と物体光とを異なる位相で干渉させて位相の異なる複数の干渉縞を同時に得ることができる。
このように本発明によれば、フィゾー型の干渉計であるので、幅広の光束で被検面の表面形状を測定することができ、かつ、参照光と物体光とを異なる位相で干渉させて同時に複数の干渉縞を得ることができるので位相シフト干渉計であっても測定時間を短縮することができる。そして、参照光と物体光とを無干渉光束とするために波長板(1/4波長板)を用いなくてもいいので、現実的な構成とすることができる。
本発明では、前記照明光学系は、前記第1偏光と前記第2偏光とを所定間隔離間させて発射し、前記参照ハーフミラーは、前記コリメートレンズの光軸に対して所定角度傾斜して配設されていることが好ましい。
このような構成において、第1偏光と第2偏光とが参照ハーフミラーに入射すると、第1偏光も第2偏光も参照ハーフミラーにて反射されるところ、参照ハーフミラーが所定角度傾斜して配設されているので、第1偏光および第2偏光の参照光は参照ハーフミラーの角度に応じた方向に向けて反射される。そして、この第1偏光と第2偏光との参照光がコリメートレンズを通過すると、第1偏光と第2偏光とが所定距離離間して発射されていることから、第1偏光の参照光と第2偏光の参照光とはコリメートレンズによって互いに異なる位置に結像する。また、第1偏光と第2偏光とが参照ハーフミラーに入射すると、第1偏光および第2偏光の一部は共に参照ハーフミラーを透過して被検面に照射される。そして、被検面に照射された第1偏光および第2偏光は、被検面により反射され、第1偏光および第2偏光の物体光はコリメートレンズを通過する。すると、第1偏光と第2偏光とが所定間隔離間して発射されていることから第1偏光の物体光と第2偏光の物体光とはコリメートレンズにより互いに異なる位置に結像する。
ここで、第1偏光の参照光と第2偏光の参照光とは、所定角度傾斜した参照ハーフミラーにて反射されているのに対して、第1偏光の物体光と第2偏光の物体光とは被検面に対して略垂直に照射された光の反射光である。したがって、第1偏光の参照光、第2偏光の参照光、第1偏光の物体光および第2偏光の物体光がコリメートレンズによって結像する位置は、総て異なることになる。よって、ピンホールの配設位置およびピンホールの径を調整することにより、第1偏光については参照光のみ、第2偏光については物体光のみがピンホールを通過するようにできる。
その結果、第1偏光の参照光と第2偏光の物体光とを無干渉の状態で位相シフト干渉縞取得部に入射させることができる。そして、ピンホールによって位相シフト干渉縞取得部に入射する光束を選択するにあたって、第1偏光と第2偏光とを所定間隔離間して発射するとともに、参照ハーフミラーの角度を調整するだけでよいので簡便である。
本発明では、前記照明光学系は、第1偏光を前記コリメートレンズの光軸からずれた点から発射し、かつ、第2偏光を前記コリメートレンズの光軸に沿って発射することが好ましい。
このような構成において、照明光学系から発射された第1偏光はまずコリメートレンズに入射するところ、第1偏光はコリメートレンズの光軸からずれた点から発射されているので、コリメートレンズを通過したのち、コリメートレンズの光軸に対して所定角度傾斜した光束として参照ハーフミラーに入射する。
参照ハーフミラーは所定角度傾斜しているところ、参照ハーフミラーの傾斜角度に所定の調整がなされることで、参照ハーフミラーによる第1偏光の反射光である参照光は、コリメートレンズの光軸に対して平行に反射される。すると、この第1偏光の参照光は、コリメートレンズによってピンホールの位置に焦点を結んで、ピンホールを通過する。
その一方、第1偏光のうち参照ハーフミラーを透過した光は、被検面に照射されるところ、第1偏光は被検面にて所定角度傾斜した光束として照射される。そのため、被検面による第1偏光の反射光である物体光は、コリメートレンズの光軸に対して傾斜した方向に向けて反射される。すると、ピンホールはコリメートレンズの焦点位置に配設されているので、第1偏光の物体光がコリメートレンズによって結像する位置はピンホールからずれた位置となり、第1偏光の物体光はピンホールプレートにて遮断される。
また、照明光学系から発射された第2偏光はコリメートレンズの光軸上の点から発射され、コリメートレンズによってコリメートレンズの光軸に平行な平行光束として参照ハーフミラーに入射する。すると、参照ハーフミラーに入射した第2偏光のうち参照ハーフミラーにて反射される参照光は、参照ハーフミラーが傾斜していることによってコリメートレンズの光軸からずれた方向に反射される。よって、第2偏光が参照ハーフミラーにて反射された参照光は、コリメートレンズによってピンホールからずれた位置に結像し、ピンホールプレートにて遮断される。
その一方、第2偏光のうち参照ハーフミラーを透過した光は、被検面に照射され、コリメートレンズの光軸に平行な光束として反射される。
よって、第2偏光の物体光は、コリメートレンズによってピンホール位置に結像し、ピンホールを通過する。
このような構成によれば、ピンホールを通過させるべき第1偏光の参照光と第2偏光の物体光とはコリメートレンズの焦点位置にて結像するので、ピンホールはコリメートレンズの焦点位置に合わせて配設すればよい。したがって、ピンホール位置の調整を始めとして干渉計の組立てが簡単化される。
本発明では、前記位相シフト干渉縞取得部は、前記ピンホールを通過した光の光路上に配設された1/4波長板と、光路中に配設され、透過軸角度が互いに異なる3以上の偏光板と、を備えることが好ましい。
このような構成において、第1偏光の参照光と第2偏光の物体光との無干渉光束から位相シフト干渉縞取得部によって複数の異なる干渉縞を得るところ、無干渉光束はまず1/4波長板に入射する。すると、例えば、第1偏光と第2偏光とが互いに直交する偏光方向を有する偏光であった場合、1/4波長板を通過することによって、無干渉光束に含まれる物体光と参照光とが互いに回転方向が異なる円偏光となる。そして、この物体光と参照光との無干渉光束を透過軸角度が異なる偏光板に通すことにより、物体光と参照光とが異なる位相で干渉し、複数の干渉縞が同時に得られる。このような構成によれば、偏光板の透過軸角度を異ならせることで干渉縞の位相を位相シフトさせることができるので、位相が異なる複数の干渉縞を同時に得ることができる。
ここで、透過軸角度が互いに異なる偏光板を光路中に配設するにあたっては、透過軸角度が互いに異なる複数の偏光板を一枚の板状にした複合偏光板を光束中に挿入して、光束の各部分が複合偏光板中の異なる透過軸角度の偏光板部分を通過するようにしてもよい。
あるいは、複数のハーフミラーやプリズムで光束を分割して三つ以上の光束にしてから、それぞれの光束が透過軸角度の異なる偏光板を通過するようにして異なる位相の干渉縞を得てもよい。
本発明では、前記照明光学系は、一つのレーザー光源と、レーザー光源からの光を偏光にする偏光板と、半波長板と、前記レーザー光源からの光を互いに直交する偏光方向を有する前記第1偏光と前記第2偏光とに分割する光束分割手段と、を備え、前記半波長板を回転させることにより半波長板の主軸角度を前記光束分割手段の主軸角度に対して相対的に調整可能であることが好ましい。
このような構成において、半波長板を回転させて半波長板の主軸の角度を調整する。すると、半波長板によって偏光の偏光方向が所定角度回転され、光束分割手段の光軸に対する偏光の偏光方向が変わる。
これにより、光束分割手段による光束の分割によって生成される第1偏光と第2偏光との相対強度を調整することができる。例えば、反射率の低いワークを測定対象とする場合には、物体光が弱すぎて望ましい干渉縞が得られないおそれもあるが、分割される第1偏光と第2偏光との強度を調整してワークからの反射光である物体光の強度とリファレンス面からの反射光である参照光の強度とを略等しくすることで干渉縞を明瞭にすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図示するとともに図中の各要素に付した符号を参照して説明する。
(第1実施形態)
本発明の位相シフト干渉計に係る第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態の全体構成を示す図である。
この位相シフト干渉計100は、フィゾー型の干渉計であり、互いに直交する偏光であるS波(第1偏光)とP波(第2偏光)とを発射する照明光学系200と、照明光学系200からの光を平行光束にしてワーク表面(被検面)に照射するコリメートレンズ110と、コリメートレンズ110とワークとの間において所定角度傾斜して配設された参照面としての参照ハーフミラー120と、コリメートレンズ110を間にしてワークとは反対側においてコリメートレンズ110の焦点位置に配設されたピンホール131を有するピンホールプレート130と、ピンホール131を通過した光束を異なる位相で干渉させて異なる位相の複数の干渉縞を得る位相シフト干渉縞取得部300と、照明光学系200からの光をワーク表面に向けて反射するとともにワーク表面および参照ハーフミラー120からの反射光を位相シフト干渉縞取得部300に向けて透過させるハーフミラー140と、を備える。
照明光学系の構成について図2を参照して説明する。
照明光学系200は、レーザー光源210と、レーザー光源210からの光を偏光にする偏光板220と、半波長板230と、レーザー光源210からの光をP波とS波とに分ける光束分割手段240と、光束分割手段240からのP波とS波とを平行光束にする平行光束生成手段250と、を備える。
光束分割手段240は、偏光ビームスプリッタ241と、二枚の反射ミラー242、243と、を備える。
なお、偏光ビームスプリッタ241は、P波を通過させ、S波を反射する。
ここで、レーザー光源210から発射された光が偏光ビームスプリッタ241と2枚の反射ミラー242、243とによってP波とS波とに分離され、かつ、所定間隔だけ離間した二光束になるところまでの光路について説明する。
レーザー光源210から発射された光(L1)は、偏光板220を通過することで所定の偏光方向を有する偏光となる。そして、半波長板230によって偏光方向が所定角度で回転された状態で偏光ビームスプリッタ241に入射(L2)する。すると、偏光ビームスプリッタ241に入射した光(L2)のうち、P波は偏光ビームスプリッタ241を通過し、S波は偏光ビームスプリッタ241にて反射される。2枚の反射ミラー242、243は、偏光ビームスプリッタ241からの光(P波およびS波)を三角形状の経路で反射させて偏光ビームスプリッタ241に戻すように配設されている。
偏光ビームスプリッタ241を透過したP波は、第1反射ミラー242で反射された後にさらに第2反射ミラー243で反射されて偏光ビームスプリッタ241に再帰するところ、偏光ビームスプリッタ241に再帰する位置は光源から偏光ビームスプリッタ241に光が入射する際の入射位置からずれた位置である。そして、第2反射ミラー243からのP波は偏光ビームスプリッタ241を通過して平行光束生成手段250に入射する。
また、偏光ビームスプリッタ241にて反射されたS波は、前述のP波とは逆の経路をたどって偏光ビームスプリッタ241に再帰される。すなわち、偏光ビームスプリッタ241にて反射されたS波は、第2反射ミラー243で反射された後にさらに第1反射ミラー242で反射されて偏光ビームスプリッタ241に再帰する。
このとき、第1反射ミラー242から偏光ビームスプリッタ241に再帰する位置は光源210から偏光ビームスプリッタ241に光(L2)が入射する入射位置からずれており、かつ、前述のP波とは反対の側にずれる。
そして、第1反射ミラー242からのS波は偏光ビームスプリッタ241にて反射されて平行光束生成手段250に入射する。
このように、偏光ビームスプリッタ241を透過したP波と偏光ビームスプリッタ241にて反射されるS波とが反対方向の経路で三角形状に反射されることにより、所定間隔離間した二光束となる。
平行光束生成手段250は、ウォラストンプリズム251と、レンズ252と、を備えている。偏光ビームスプリッタ241からのP波とS波とは、互いに平行な光束としてウォラストンプリズム251に入射する。すると、このP波とS波とは直進経路に対して5度ほど傾斜した射出角でウォラストンプリズム251から射出される。ウォラストンプリズム251から射出されたP波およびS波は、レンズ252を通過することによって、一旦絞られた後に拡散光束として照明光学系200から発射される。
さらに、レンズ252は、ウォラストンプリズム251から射出される光が交差する位置に焦点位置を合わせて配設されているところ、レンズ252を通過した後のP波とS波との光軸は互いに平行となる。
このような構成を備える照明光学系200によって、図3に示されるように、P波とS波とが所定間隔(d)離間された状態で発射される。
次に、照明光学系200から発射されたP波とS波とが参照ハーフミラー120およびワーク表面に照射されて、参照ハーフミラー120およびワーク表面から反射されたそれぞれの光がピンホール131を通過するまでの光路について説明する。
まず、照明光学系200から発射されたP波の光路について図4を参照して説明する。
図4は、P波の光路を示す図である。
照明光学系200から発射されたP波は、ハーフミラー140にて反射された後、コリメートレンズ110を通過して参照ハーフミラー120およびワーク表面に向けて照射される。
参照ハーフミラー120にて反射されたP波は、まず、コリメートレンズ110を通過するところ、P波の中心軸がハーフミラー140に入射する位置はコリメートレンズ110の光軸上にある。よって、ハーフミラー140にて反射されてコリメートレンズ110を通過したP波は、平行光束となって参照ハーフミラー120およびワーク表面に照射される。
ここで、参照ハーフミラー120に照射されたP波のうち、一部はこの参照ハーフミラー120で反射される。
この参照ハーフミラー120で反射される光をP波の参照光(P)と称する。
また、参照ハーフミラー120に照射されたP波のうち、一部はこの参照ハーフミラー120を透過してワーク表面に照射され、ワーク表面から反射される。
このワーク表面にて反射される光をP波の物体光(P)と称する。
参照ハーフミラー120で反射されたP波の参照光(P)も、ワーク表面で反射されたP波の物体光(P)も、コリメートレンズ110からハーフミラー140を通過してピンホール131に向かう。
ここで、参照ハーフミラー120は、所定角度傾斜して配設されているので、参照ハーフミラー120からの反射光であるP波の参照光(P)は、コリメートレンズ110の光軸に対して所定角度をなす方向に向けて参照ハーフミラー120から反射される。そのため、このP波の参照光(P)がコリメートレンズ110によって結像する位置は、コリメートレンズ110の焦点位置からずれた位置になる。その一方、ワーク表面にて反射されたP波の物体光(P)は、コリメートレンズ110を通過した後、コリメートレンズ110の焦点位置に結像する。
コリメートレンズ110を通過したP波の参照光(P)は、ピンホール131からずれた位置に焦点を結ぶのでピンホール131を通過せずにピンホールプレート130にて遮蔽される(図5参照)。
その一方、コリメートレンズ110を通過したP波の物体光(P)は、ピンホール131内に焦点を結ぶので(図5参照)、ピンホール131を通過して位相シフト干渉縞取得部300に向かう。
次に、照明光学系200から発射されたS波の光路について説明する。
図6は、S波の光路を示す図である。
照明光学系200から発射されたS波は、ハーフミラー140にて反射された後、コリメートレンズ110を通過して参照ハーフミラー120およびワーク表面に向けて照射される。ハーフミラー140にて反射されたS波は、まず、コリメートレンズ110を通過するところ、S波はP波から所定間隔離間しており、S波の中心軸がハーフミラー140に入射する位置はコリメートレンズ110の主軸からずれる。よって、ハーフミラー140にて反射されてコリメートレンズ110を通過した光は、所定の傾斜角度をもって参照ハーフミラー120およびワーク表面に照射される。
参照ハーフミラー120に照射されたS波のうち、一部はこの参照ハーフミラー120で反射される。
この参照ハーフミラー120で反射される光をS波の参照光(S)と称する。また、参照ハーフミラー120に照射されたS波のうち、一部はこの参照ハーフミラー120は透過してワーク表面に照射され、ワーク表面から反射される。このワーク表面にて反射される光をS波の物体光(S)と称する。
参照ハーフミラー120で反射されたS波の参照光(S)も、ワーク表面で反射されたS波の物体光(S)も、コリメートレンズ110からハーフミラー140を通過してピンホール131に向かう。
ここで、コリメートレンズ110から参照ハーフミラー120に入射するS波は所定角度をもって参照ハーフミラー120に入射するところ、参照ハーフミラー120が所定角度傾斜している。このとき、参照ハーフミラー120は、コリメートレンズ110の光軸に対して略平行にS波の参照光(S)を反射する角度で配設されている。
すなわち、S波の参照光(S)はコリメートレンズ110を通過した後にコリメートレンズ110の焦点位置に結像する。そして、このコリメートレンズ110の焦点位置にピンホール131が配設されているので、S波の参照光(S)はピンホール131を通過して位相シフト干渉縞取得部300に向かう(図5参照)。
その一方、コリメートレンズ110から参照ハーフミラー120を通過してワーク表面に照射されるS波は、コリメートレンズ110の光軸に対して所定角度をなしているので、ワーク表面にて反射されたS波の物体光(S)はコリメートレンズ110の光軸に対して所定角度をなす。よって、S波の物体光(S)はピンホール131からずれた位置に焦点を結び、ピンホール131を通過せずにピンホールプレート130で遮蔽される(図5参照)。
つまり、照明光学系200からP波とS波とが発射されるところ、P波についてはワーク表面での反射光であるP波の物体光(P)がピンホール131を通過し、S波については参照ハーフミラー120での反射光であるS波の参照光(S)がピンホール131を通過する(図5参照)。
ここで、P波の物体光(P)とS波の参照光(S)とは、互いに直交する偏光方向を有するので、共通の光路をたどってコリメートレンズ110からピンホール131を通過する際でもP波の物体光(P)とS波の参照光(S)とが互いに干渉することはなく、無干渉光束としてピンホール131を通過する。
次に、位相シフト干渉縞取得部300について図7を参照して説明する。
位相シフト干渉縞取得部300は、レンズ310と、1/4波長板320と、複合偏光板330と、撮像手段としての複合CCDカメラ340と、を備えている。
レンズ310は、ピンホール131に焦点位置を合わせて配設されている。1/4波長板320は、ピンホール131からレンズ310を介して入射するS波の参照光とP波の物体光とを互いに回転方向が異なる円偏光にする。複合偏光板330は、図8に示されるように、透過軸角度が互いに異なる4つの偏光板331〜334を一枚の板状にした偏光板であり、光路中に配設されることによって、光束の4つの部分が複合偏光板330の異なる透過軸角度の偏光板部分331〜334を通過する。
複合偏光板330を構成する4つの偏光板331〜334の透過軸角度は45度ずつ異なり、各偏光板331〜334の透過軸角度は0度、45度、90度、135度である。複合CCDカメラ340は、複合偏光板330を構成する各偏光板331〜334に対応して4つのCCDカメラ341〜344からなる。
ピンホール131を通過した光(S波の参照光S、P波の物体光P)が複合CCDカメラ340にて撮像されるまでの光路について説明する。
ピンホール131を通過した光は、レンズ310を通過することによって平行光束となり、1/4波長板320に入射する。すると、P波の物体光PとS波の参照光Sとは、1/4波長板320を通過することにより、回転方向が反対の円偏光となる。そして、回転方向が反対である円偏光の無干渉光束が複合偏光板330に入射し、光束の4つの部分がそれぞれ複合偏光板330の各偏光板部分331〜334を通過する。無干渉光束が各偏光板部分331〜334を通過すると、この無干渉光束に含まれる参照光Sと物体光Pとが干渉して干渉縞の像が生成される。このとき、複合偏光板330を構成する各偏光板331〜334の透過軸角度は45度ずつ異なるところ、干渉縞としては90度ずつ位相が異なる4つの干渉縞が生成される。
干渉縞の像は複合CCDカメラ340に入射し、複合CCDカメラ340の各カメラ341〜344によって撮像される。すると、図9に示されるように、光束を4分割して、各分割部分で異なる位相の干渉縞が取得される。
そして、所定の解析手段に各干渉縞の画像を入力して、干渉縞上の各点における画像強度を4つの干渉縞で対比することにより、ワーク表面の位相情報が得られる。これにより、ワークの表面形状が求められる。
なお、干渉縞を得るにあたっては、参照光(P波)と物体光(S波)との強度が略等しいことが好ましいところ、ワーク表面と参照ハーフミラー120とで反射率が違う場合に、ワーク表面と参照ハーフミラー120とに同じ強度の光を照射していてはワークからの反射光であるP波の物体光Pと参照ハーフミラー120からの反射光であるS波の参照光Sとで強度が異なることになる。特に、反射率の低いワークを測定対象とする場合には、P波の物体光Pが弱すぎて望ましい干渉縞が得られないこともある。
このような場合、照明光学系200において、半波長板230を回転させて半波長板230の主軸の角度を調整する。すなわち、半波長板230によって偏光の偏光方向を回転させ、例えば、偏光ビームスプリッタ241における光の分割において透過光(P波)の成分が多く、反射光(S波)の成分が少なくなるようにする。
このように偏光ビームスプリッタ241における光の分割においてS波とP波との割合を調整して、ワークからの反射光であるP波の物体光Pの強度と参照ハーフミラー120からの反射光であるS波の参照光Sの強度とを略等しくすることで干渉縞を明瞭にする。
このような構成を備える第1実施形態によれば、次の効果を奏する。
(1)従来は、フィゾー型の位相シフト干渉計において物体光と参照光とを無干渉の光束とするために1/4波長板を使用する構成が考案されていたところ、幅広の光束に対応するように開口の広い波長板を用意することは困難であったが、本実施形態では、照明光学系200からP波とS波とを発射するので、物体光と参照光とを無干渉光束とするために開口の広い波長板を必要としない。よって、被検面の表面形状を測定するフィゾー型の干渉計において、S波の参照光SとP波の物体光Pとを異なる複数の位相で干渉させて、位相が異なる複数の干渉縞を同時に得るフィゾー型の位相シフト干渉計100を実現することができる。
(2)照明光学系200から発射されるP波とS波とを所定間隔離間させており、さらに、参照ハーフミラー120を所定角度傾斜させることによってS波の参照光(S)、P波の参照光(P)、S波の物体光(S)およびP波の物体光(P)がコリメートレンズ110によって結像する位置を総て異ならせることができる。そして、ピンホール131によってS波については参照光(S)のみ、P波については物体光(P)のみを選択的に位相シフト干渉縞取得部300に入射させることができる。
このようにピンホール131によって位相シフト干渉縞取得部300に入射する光束を選択するので、S波の参照光(S)とP波の物体光(P)とが無干渉光束として位相シフト干渉縞取得部300に入射し、位相シフト干渉縞取得部300において、参照光(P)と物体光(S)とを異なる位相で干渉させて位相の異なる複数の干渉縞を同時に得ることができる。
(3)半波長板230を回転させて半波長板230の主軸の角度を調整することにより偏光ビームスプリッタ241に入射する光(L2)の偏光方向を調整することができるので、偏光ビームスプリッタ241による光の分割によって生成されるP波とS波との相対強度を調整することができる。例えば、反射率の低いワークを測定対象とする場合には、物体光(P)が弱すぎて望ましい干渉縞が得られないおそれもあるが、P波とS波との強度を調整してワークからの反射光である物体光(P)の強度と参照ハーフミラー120からの反射光である参照光(S)の強度とを略等しくすることで干渉縞を明瞭にすることができる。
(変形例1)
次に、本発明の変形例1について図10を参照して説明する。
変形例1の基本的構成は第1実施形態に同様であるが、照明光学系の構成に特徴を有する。
図10において、照明光学系400は、レーザー光源410と、レーザー光源410からの光を偏光にする偏光板420と、半波長板430と、レーザー光源410からの光をP波とS波とに分ける光束分割手段440と、光束分割手段440からのP波とS波とを平行光束にする平行光束生成手段450と、を備える。
ここで、光束分割手段440は、偏光ビームスプリッタ441であり、平行光束生成手段450は、2つのレンズ451、453と、2本の光ファイバ452、454と、を備えて構成されている。
レーザー光源410から発射された光(L1)は、偏光板420を通過することで所定の偏光方向を有する偏光となり、半波長板430によって偏光方向が所定角度で回転された状態で偏光ビームスプリッタ441に入射する(L2)。すると、偏光ビームスプリッタ441に入射した光のうち、P波は偏光ビームスプリッタ441を通過し、S波は偏光ビームスプリッタ441にて反射される。そして、P波とS波とはそれぞれレンズ451、453を通して光ファイバ452、454に導入される。光ファイバ452、454の末端部452A、454Aは、所定間隔を隔てて互いに平行に配設されている。これにより、光ファイバ452、454の末端部452A、454Aから発射されたP波とS波とは所定間隔離間して平行に発射される。
(変形例2)
次に、本発明の変形例2について図11を参照して説明する。
変形例2の基本的構成は、第1実施形態に同様であるが、照明光学系の構成に特徴を有する。
図11において、照明光学系500は、レーザー光源510と、レーザー光源510からの光を偏光にする偏光板520と、半波長板530と、レーザー光源510からの光をP波とS波とに分ける光束分割手段540と、光束分割手段540からのP波とS波とを平行光束にする平行光束生成手段550と、を備える。
ここで、光束分割手段540は、サバールプレート541であり、平行光束生成手段550は、ウォラストンプリズム551と、レンズ552と、を備えている。
レーザー光源510から発射された光は、偏光板520を通過することで所定の偏光方向を有する偏光となる。そして、半波長板530によって偏光方向が所定角度で回転された状態でサバールプレート541に入射する。サバールプレート541に光が入射すると、互いに直交する成分を有するP波とS波とが所定間隔離間するようにずれる。
そして、P波とS波とが所定間隔離間した状態でサバールプレート541から射出されてウォラストンプリズム551に入射する。すると、このP波とS波とは直進経路に対して5度ほど傾斜した射出角でウォラストンプリズム551から射出される。
ウォラストンプリズム551から射出されたP波およびS波は、レンズ552を通過することによって、焦点位置にて一旦絞られた後に拡散光束として照明光学系500から発射される。さらに、レンズ552は、ウォラストンプリズム551から射出される光が交差する位置に焦点位置を合わせて配設されているところ、レンズ552を通過した後のP波とS波との光軸は互いに平行となる。
(変形例3)
次に、本発明の変形例3について図12を参照して説明する。
変形例3の基本的構成は、第1実施形態に同様であるが、照明光学系の構成に特徴を有する。
図12において、照明光学系600は、レーザー光源610と、レーザー光源610からの光を偏光にする偏光板620と、半波長板630と、レンズ640と、サバールプレート650と、を備えている。
レーザー光源610から発射された光は、偏光板620を通過することで所定の偏光方向を有する偏光となる。そして、半波長板630によって偏光方向が所定角度で回転された状態でレンズ640に入射し、このレンズ640によって焦点位置に絞られ、サバールプレート650に入射する。サバールプレート650に光が入射すると、互いに直交する成分を有するP波とS波とが所定間隔離間するようにずれる。そして、P波とS波とが所定間隔離間した状態でサバールプレート650から射出される。
ここに、サバールプレート650により、光束分割手段と平行光束生成手段とが構成される。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
例えば、照明光学系の構成としては、上記に説明した構成に限られず、光源からの光をP波とS波とに分割して所定間隔離間した状態で発射できる構成であればよい。
また、照明光学系から発射する光は直線偏光であるP波とS波である場合を例にして説明したが、例えば、互いに反対方向の回転方向を有する円偏光であってもよい。
位相シフト干渉縞取得部において、複合偏光板を光束中に挿入して、光束の各部分が複合偏光板中の異なる透過軸角度の偏光板部分を通過することで異なる位相の干渉縞を生成する場合を例にして説明したが、ピンホールを通過してきた無干渉光束を複数枚のハーフミラー等やプリズム等を用いて複数の光束に分割した上で、波長板および偏光板等を用いて各光束が異なる位相で干渉するようにしてもよい。
本発明は、位相シフト干渉計に利用できる。
本発明の位相シフト干渉計に係る第1実施形態の構成を示す図。 第1実施形態において照明光学系の構成を示す図。 照明光学系から発射されるP波とS波との離間状態を示す図。 第1実施形態において、P波の光路を示す図。 ピンホールを通過する光とピンホールプレートにて遮断される光とを示す図。 第1実施形態において、S波の光路を示す図。 第1実施形態において、位相シフト干渉計の構成を示す図。 第1実施形態において、複合偏光板の構成を示す図。 第1実施形態において、位相シフト干渉縞取得部によって取得される干渉縞の例を示す図。 変形例1において、照明光学系の構成を示す図。 変形例2において、照明光学系の構成を示す図。 変形例3において、照明光学系の構成を示す図。 従来技術としてのフィゾー型の位相シフト干渉計を示す図。
符号の説明
100…位相シフト干渉計、110…コリメートレンズ、120…参照ハーフミラー、130…ピンホールプレート、131…ピンホール、140…ハーフミラー、200…照明光学系、210…レーザー光源、220…偏光板、230…半波長板、240…光束分割手段、241…偏光ビームスプリッタ、242…第1反射ミラー、243…第2反射ミラー、250…平行光束生成手段、251…ウォラストンプリズム、252…レンズ、300…位相シフト干渉縞取得部、310…レンズ、320…1/4波長板、330…複合偏光板、331、332、333、334…偏光板、340…複合CCDカメラ、341、342、343、344…CCDカメラ、400…照明光学系、410…レーザー光源、420…偏光板、430…半波長板、440…光束分割手段、441…偏光ビームスプリッタ、450…平行光束生成手段、451、453…レンズ、452、454…光ファイバ、452A、454A…光ファイバの末端部、500…照明光学系、510…レーザー光源、520…偏光板、530…半波長板、540…光束分割手段、541…サバールプレート、550…平行光束生成手段、551…ウォラストンプリズム、552…レンズ、600…照明光学系、610…レーザー光源、620…偏光板、630…半波長板、640…レンズ、650…サバールプレート。

Claims (5)

  1. 互いに直交する偏光方向を有するかもしくは互いに逆方向の回転方向を有する第1偏光と第2偏光とを発射する照明光学系と、
    前記照明光学系から被検面への光路中に配設されたコリメートレンズと、
    前記コリメートレンズと前記被検面との間の光路中に配設され、前記第1偏光および前記第2偏光の一部を反射するとともに前記第1偏光および前記第2偏光の一部を前記被検面に向けて透過させる参照ハーフミラーと、
    前記コリメートレンズを間にして前記被検面とは反対側において前記コリメートレンズから焦点距離の位置に配設されたピンホールを有するピンホールプレートと、
    前記被検面からの反射光である物体光および前記参照ハーフミラーからの反射光である参照光のうち前記ピンホールを通過する光束に含まれる前記物体光と前記参照光とを3以上の異なる位相で干渉させて異なる位相の干渉縞を得る位相シフト干渉縞取得部と、を備え、
    前記第1偏光については前記参照ハーフミラーからの反射光である参照光のみが前記ピンホールを通過して前記被検面からの反射光である物体光は前記ピンホールプレートにて遮断され、かつ、前記第2偏光については前記被検面からの反射光である物体光のみが前記ピンホールを通過して前記参照ハーフミラーからの反射光である参照光は前記ピンホールプレートにて遮断される
    ことを特徴とする位相シフト干渉計。
  2. 請求項1に記載の位相シフト干渉計において、
    前記照明光学系は、前記第1偏光と前記第2偏光とを所定間隔離間させて発射し、
    前記参照ハーフミラーは、前記コリメートレンズの光軸に対して所定角度傾斜して配設されている
    ことを特徴とする位相シフト干渉計。
  3. 請求項2に記載の位相シフト干渉計において、
    前記照明光学系は、第1偏光を前記コリメートレンズの光軸からずれた点から発射し、かつ、第2偏光を前記コリメートレンズの光軸に沿って発射する
    ことを特徴とする位相シフト干渉計。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の位相シフト干渉計において、
    前記位相シフト干渉縞取得部は、
    前記ピンホールを通過した光の光路上に配設された1/4波長板と、
    光路中に配設され、透過軸角度が互いに異なる3以上の偏光板と、を備える
    ことを特徴とする位相シフト干渉計。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の位相シフト干渉計において、
    前記照明光学系は、
    一つのレーザー光源と、
    レーザー光源からの光を偏光にする偏光板と、
    半波長板と、
    前記レーザー光源からの光を互いに直交する偏光方向を有する前記第1偏光と前記第2偏光とに分割する光束分割手段と、を備え、
    前記半波長板を回転させることにより半波長板の主軸角度を前記光束分割手段の主軸角度に対して相対的に調整可能である
    ことを特徴とする位相シフト干渉計。
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