JP2007022730A - 給紙機構および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アクティブリタード方式の給紙機構において、通紙時におけるリタードローラでの「鳴き」と呼ばれる異音の発生を効果的に低減でき、かつ紙葉類が詰まったり、しわが発生したりすることなく紙葉類がスムーズに一枚ずつ画像形成機構へと搬送される給紙機構を提供する。
【解決手段】 アクティブリタード方式の給紙機構において、ピックアップローラ、フィードローラまたはリタードローラに接触することなく、ピックアップローラに摺接した紙葉類のみをフィードローラとリタードローラとの間に進入させる分離シートが、紙葉類の搬送経路上のピックアップローラとフィードローラとの間の位置に設けられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ等の給紙機構に関し、詳しくは、アクティブリタード方式の給紙機構において紙葉類の重送を防止して、給紙時の鳴きの低減を図るものである。
複写機やプリンターなどの給紙機構では、PPC用紙、OHP用紙等の紙葉類がトレイに積載され、この紙葉類が給紙ローラ等によって画像形成機構に送られる。
紙葉類を一枚ずつ分離して画像形成機構に搬送するための方式として、特開2001−348132号公報(特許文献1)に開示されているような分離シート方式が挙げられる。この方式は、図4に示すように、給紙ローラ1と、分離シート3との間に紙葉類2を通過させることにより、紙葉類2が一枚ずつ分離されて画像形成機構に送られる仕組みとなっている。このとき、重送防止と紙残り防止の両立のため、給紙ローラ1と紙葉類2との摩擦係数μF、分離シート3と紙葉類2との摩擦係数μR、紙葉類2同士の摩擦係数をμSとすると、μF>μR>μSの関係を満たす必要がある。
この分離シート方式による給紙機構は、ある程度の給紙スピードまではさまざまな紙種を安定して分離することが可能であるが、より高速な紙分離が可能なアクティブリタード方式による給紙機構が近年多くの複写機やレーザープリンターなどに採用されるようになっている。
前記アクティブリタード方式の給紙機構は、図5に示すように、カセットに積載された紙葉類13を送り出すピックアップローラ12、該ピックアップローラ12で送り出された紙葉類13を画像形成機構へと搬送するためのフィードローラ10と共に、該フィードローラ10と紙葉類13を挟んでリタードローラ11を対向配置している。
上記ピックアップローラ12、フィードローラ10およびリタードローラ11は共に駆動源であるモータにより回転駆動され、ピックアップローラ12およびフィードローラ10は紙葉類13の搬送方向に回転される一方、リタードローラ11には紙葉類13の重送を防止するために搬送方向と逆方向の回転トルクが負荷されている。
前記リタードローラ11と駆動源との間にはトルクリミッタ(図示せず)が設けられ、図5(A)に示すように、フィードローラ10とリタードローラ11との間にピックアップローラ12により送り出された紙葉類13が一枚だけ進入した場合には、フィードローラ10およびリタードローラ11の高い摩擦力のためにトルクリミッタ(図示せず)が作動して、リタードローラ11の駆動が制限され、リタードローラ11はフィードローラ10に従動回転して一枚の紙葉類13を搬送方向である矢印Aの方向に搬送する。
一方、図5(B)に示すように、フィードローラ10とリタードローラ11との間に紙葉類13が二枚以上進入した場合には、紙葉類13同士の摩擦力は比較的低いためにトルクリミッタによる制限が解除されリタードローラ11は搬送方向と逆方向に回転駆動される。よって、重送された紙葉類は搬送方向と反対の矢印Bの方向へ押し戻され、ピックアップローラ12に摺接して送り出された最上層の紙葉類のみが搬送方向の矢印Aの方向へ搬送される。
上記のように、アクティブリタード方式による給紙機構は、高速で紙葉類を一枚ずつ分離して搬送することができるが、フィードローラとリタードローラとの間に複数枚の紙葉類が進入したとき、トルクリミッタが釣り合ってリタードローラの回転が停止するときがある。このような時、リタードローラと紙葉類との間でスティックスリップが発生し、ブッ・ブッ・ブッという「鳴き」と呼ばれる不快な異音が発生することが多いという問題がある。
一方、特開平8−208042号公報(特許文献2)には、図6に示すように、ピックアップローラ12(引き出しローラ)により送り出された紙葉類13がフィードローラ10(送り出しローラ)と分離シート4との間で1〜2枚に分離され、更にリタードローラ(ブレーキ付きローラ)11とによって1枚に分離されてプリンターに送り込まれる構成が開示されている。
しかし、特許文献2の構成では、フィードローラ10と分離シート4とが摺接した状態であるので、重送された紙葉類13を十分に戻し切れず、紙葉類13が詰まったり、紙葉類にしわが発生したりしやすいという問題がある。
また、重送された紙葉類13が十分戻し切れずに、フィードローラ10とリタードローラ11との間に進入すれば、上記したような「鳴き」が発生してしまう可能性がある。
特開2001−348132号公報 特開平8−208042号公報
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、アクティブリタード方式の給紙機構において、通紙時におけるリタードローラでの「鳴き」と呼ばれる異音の発生を抑制し、かつ紙葉類が詰まったり、しわが発生したりすることなく紙葉類がスムーズに一枚ずつ画像形成機構へと搬送される給紙機構を提供することを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、紙葉類を積載する紙葉類積載部と、該紙葉類積載部の上部に配置されて紙葉類を送り出すピックアップローラと、該ピックアップローラより紙葉類の搬送方向に配置されて搬送方向に回転駆動されるフィードローラと、該フィードローラと対向配置され該フィードローラとの間に紙葉類が一枚進入してきた時にはフィードローラに従動回転して紙葉類を搬送方向に搬送する一方、紙葉類が二枚以上進入してきた時には逆方向に回転駆動されて重送された紙葉類を搬送方向と反対方向へ押し戻すリタードローラとを備えた給紙機構において、
前記ピックアップローラ、フィードローラおよびリタードローラと接触させることなく、該ピックアップローラと上記フィードローラとの間の紙葉類搬送経路上に下方から分離シートを突出させ、該分離シートの紙葉類搬送経路への突出量および突出角度は最上層の紙葉類のみを搬送可とすると共に下層の重送される紙葉類の搬送を防止できるように設定していることを特徴とする給紙機構を提供している。
前記のように、紙葉類の搬送経路上のピックアップローラとフィードローラとの間の搬送経路上に分離シートを設けると、ピックアップローラに摺接した紙葉類のみが一枚ずつフィードローラとリタードローラとの間に進入するため、リタードローラはフィードローラに従動して回転を続け、回転が停止することはない。よって、リタードローラと紙葉類との間にスティックスリップが発生することを防止でき、「鳴き」の発生を効果的に低減することができる。
また、分離シートは、特許文献2とは相違して、フィードローラに接触させないため、紙葉類がフィードローラに押圧され、重送された紙葉類を十分に戻し切れないといった問題も回避でき、紙葉類の詰まりやしわを発生させることなく高速で紙葉類を一枚ずつ分離してフィードローラとリタードローラとの間に進入させることができる。
前記分離シートとしては、重送防止と紙残り防止の両立のため、ピックアップローラと紙葉類との摩擦係数μP、分離シートと紙葉類との摩擦係数μR、紙葉類同士の摩擦係数をμSとすると、μP>μR>μSの関係を満たす必要がある。紙葉類がPPC用紙である場合、μPは1.5〜2.5程度、μSは0.3〜0.35程度であるため、分離シートと紙葉類との摩擦係数μRは、分離シート上を紙葉類が通過することで重送を防止し、かつピックアップローラに摺接した紙葉類のみをスムーズ搬送方向に搬送されるようにするために0.5〜1.0程度であることが好ましい。
前記分離シートは搬送方向に向けて10〜70度に傾斜させていると共に、その突出端を前記紙葉類搬送経路上に搬送される最上層の紙葉類より2〜3mm突出させていることが好ましい。
前記分離シートは、ピックアップローラにより送り出されるすべての紙葉類の先端部に当接させて、重送される紙葉類の搬送を防止する必要がある一方、該当接する紙葉類うちピックアップローラに摺接する最上層の紙葉類のみは分離シートを乗り越えてフィードローラとリタードローラとの間に搬送させる必要がある。
よって、最上層の紙葉類に対しては分離シートの接触面積が少なくなるように傾斜させ、かつ、その下層の重送される紙葉類の先端には全て接触させるように傾斜させ、搬送方向と反対方向の摩擦力を作用させて重送を防止している。
分離シートの傾斜角度が10度より小さいと、分離シートがピックアップローラにより送り出されるすべての紙葉類の先端部に当接しにくくなり、紙葉類の重送が確実に防止できなくなる恐れがある。一方、分離シートの傾斜角度が70度を超えると分離シートが紙葉類の搬送の障害となる恐れがある。なお、前記傾斜角度は15〜50度が好ましく、より好ましくは20〜40度程度である。
さらに、分離シートの先端は、最上層の紙葉類より僅か2〜3mm程度だけ突出させ、最上層の紙葉類に確実に接触させると共に、接触した最上層の紙葉類が先端がフィードローラとリタードローラの間に挿入されて搬送方向の駆動力が負荷されると、分離シートの先端と接触しながらスムーズに乗り越えて搬送されるようにしている。
前記紙葉類を積載する紙葉類積載部を構成するカセットの紙葉類送り出し側の端部に、前記分離シートを傾斜して突設していることが好ましい。
該構成とすることで、複写機やプリンター本体の構成を変えることなくカセットに分離シートを取り付けるだけで、紙葉類の重送を防止し、「鳴き」の発生を低減させることができる。
なお、分離シートは、紙葉類の搬送経路上のピックアップローラとフィードローラとの間であれば、カセットではなく複写機やプリンター本体側に取り付けてもよい。
前記分離シートは、幅5〜30mm、長さ20〜100mm、厚み0.5〜3.0mm程度の分離シートを用いることが好ましい。
前記分離シートは、樹脂架橋剤によって動的架橋されたゴムの粒子が熱可塑性ポリマー中に分散しているポリマー組成物から形成されていることが好ましい。
分散質として好適なゴムは、EPDMである。EPDMの主鎖は飽和炭化水素からなり、この主鎖には二重結合が含まれない。このため、高濃度オゾン雰囲気、光線照射等の環境下に長期間曝されても、分子主鎖切断が起こりにくく、耐候性に優れるものである。したがって、このEPDMは画像形成時にオゾンが発生する複写機等の分離シートに好適である。また、EPDMは、熱可塑性ポリマーへの分散性も比較的良好である。
分散質には、EPDMとともに他のゴムが併用されてもよい。用いられるゴムとしては、天然ゴム、ポリブタジエン、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリイソプレン、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、クロロプレンゴム、アクリルゴム、クロロスルホン化ポリエチレン等が挙げられる。他のゴムがEPDMと併用される場合でも、分離シートの耐候性維持等の観点から、全ゴムに占めるEPDMの比率が50質量%以上、特には80質量%以上とされるのが好ましい。耐候性の観点からは全ゴム中においてEPDMの占める比率は高いほど好ましいので、本発明ではこの上限値は特には規定されない。
EPDMには、ゴム成分のみからなる非油展タイプのEPDMとゴム成分とともに親展油を含む油展タイプのEPDMとが存在するが、本発明ではいずれのタイプのEPDMも用いることができる。なお、油展タイプのEPDMが用いられる場合は、親展油を除いたゴム成分が全ゴム中に占める比率が、上記の50質量%以上(好ましくは80質量%以上)とされればよい。
ゴムは、樹脂架橋剤によって架橋されている。樹脂架橋剤が用いられることにより、硫黄と加硫促進剤とが用いられた場合にありがちなブルーミングが抑制される。従って、ブルーミングによる分離シートの摩擦係数低下が防止される。好ましい樹脂架橋剤として、ベンゼンのオルト位又はパラ位にアルキル基が結合したアルキルフェノールとホルムアルデヒドとの反応によって得られる、アルキルフェノール・ホルムアルデヒド樹脂が挙げられる。また、このアルキルフェノール・ホルムアルデヒド樹脂のハロゲン化物も好適に用いられる。これらの樹脂架橋剤はゴムとの相溶性に優れており、また、反応性に富んでいて架橋反応開始時間が早くなるので好ましい。
樹脂架橋剤の配合量は、ゴム100部に対して1部以上20部以下が好ましく、3部以上15部以下が特に好ましく、5部以上10部以下がさらに好ましい。配合量が上記範囲未満であると、架橋不足が起こり、分離シートの耐久性が低下してしまうことがある。逆に、配合量が上記範囲を越えると、過剰架橋となって動的架橋時の異常発熱によるポリマー組成物の熱劣化が生じてしまうことがある。なお、本明細書において「部」で示される数値は、質量が基準とされたときの比を意味する。
マトリックスである熱可塑性ポリマーには、ポリオレフィンが好適である。ポリオレフィンは分子鎖が飽和状態であるので、動的架橋時に架橋させてしまうことがない。また、ポリオレフィンは一般的に安価で入手が容易なので、これが用いられることにより分離シートの製造コストが抑えられる。ポリオレフィンの具体例としては、例えばポリプロピレン、ポリエチレン、エチレン−エチルアクリレート樹脂、エチレン−ビニルアセテート樹脂、エチレン−メタクリル酸樹脂、アイオノマー樹脂等が挙げられる。これらは単独で用いられてもよく、また、2種以上が混合されて用いられてもよい。
ポリオレフィンに代えて、又はポリオレフィンとともに、ソフトセグメントとハードセグメントとを備えた熱可塑性エラストマーが用いられてもよい。好適な熱可塑性エラストマーとしては、水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーが挙げられる。水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーは、ポリスチレン末端ブロックとエラストマー中間ブロックとからなるブロック共重合体を主成分としているものである。中間ブロックが水素添加されることによって二重結合が消滅しており、動的架橋時に架橋させてしまうことがない。用いられる水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーとしては、例えば、スチレン−エチレン−スチレン共重合体、スチレン−エチレン/プロピレン−スチレン共重合体、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体等が挙げられる。
マトリックスである熱可塑性ポリマーに特に好適な樹脂は、分離シートの耐摩耗性が向上すること、成形性が良好であること、安価であること等の観点から、ポリプロピレンである。特に、メルトフローレートが0.5以上10以下(特には0.5以上5.0以下)であるポリプロピレンが用いられれば、分離シートの耐摩耗性がさらに良好となる。メルトフローレートは、JIS−K−6758に準拠して測定される。
ポリプロピレンが他の熱可塑性ポリマーと併用される場合でも、ポリプロピレンが主成分とされるのが好ましい。具体的には、全熱可塑性ポリマーに占めるポリプロピレンの比率が50質量%以上、特には75質量%以上とされるのが好ましい。ポリプロピレンの比率は多いほど好ましいので、その上限は特には定められない。すなわち、理想的には、全ての熱可塑性ポリマーがポリプロピレン(特にメルトフローレートが0.5以上5.0以下のポリプロピレン)とされる。
ゴムと熱可塑性ポリマーとの質量比は30/70以上80/20以下が好ましく、40/60以上80/25以下が特に好ましく、50/50以上75/25以下がさらに好ましい。質量比が上記範囲未満であると、分離シートの摩擦係数が小さくなってしまうことがある。逆に、質量比が上記範囲を超えると、熱可塑性ポリマーがマトリックスでなくなってしまい、ポリマー組成物の可塑化が困難となってしまうことがある。
ポリマー組成物には、オイル、可塑剤等の軟化剤が配合されてもよい。これにより、分離シートが低硬度となって、その摩擦係数が向上する。配合されるオイルとしては、例えばパラフィン系鉱物油、ナフテン系鉱物油、芳香族系鉱物油、炭化水素系オリゴマー等が挙げられる。また、配合される可塑剤としては、ジオクチルフタレート、ジブチルフタレート、ジオクチルセパケート、ジオクチルアジペート等が挙げられる。なお、油展タイプのゴムが用いられる場合は親展油が軟化剤として作用するので、他の軟化剤の配合が省略されてもよい。もちろん、必要に応じ、油展タイプのゴムにさらに軟化剤が添加されてもよい。
ポリマー組成物には、必要に応じて充填剤、老化防止剤、ワックス、着色剤、架橋助剤、補強繊維等が適量添加されてもよい。
ポリマー組成物は、ゴム、熱可塑性ポリマー、樹脂架橋剤、各種添加剤等が、例えばオープンロール、バンバリーミキサー、ニーダー、単軸押出機、二軸押出機等の既知の混練機にて混練されることにより得られる。混練時にゴムが架橋され、微細粒子となって熱可塑性ポリマーマトリックス中に分散する(いわゆる動的架橋)。得られたポリマー組成物は、押出成形、射出成形、圧縮成形等の既知の成形手段により、分離シートとされる。なお、混練機としては、ゴムの配合量が熱可塑性ポリマーの配合量を多少上回った場合でも熱可塑性ポリマーがマトリックスとされ得るとの理由より、二軸押出機が好ましい。
さらに、本発明は、前記本発明の給紙機構を備えた画像形成装置を提供している。本発明の給紙機構を備えた複写機、プリンター等の画像形成装置は、給紙機構における「鳴き」と呼ばれる異音の発生が低減されるので、装置全体として騒音や振動の少ない画像形成装置を得ることができる。また、紙葉類の重送が防止できるとともに、紙葉類の詰まりやしわの発生も低減させることで、高速で、高品質な画像形成が可能になる。
上記したように、本発明によれば、アクティブリタードローラの給紙機構において、上記ピックアップローラ、上記フィードローラまたは上記リタードローラに接触することなく、上記ピックアップローラに摺接した紙葉類のみを上記フィードローラと上記リタードローラとの間に進入させる分離シートを、上記紙葉類の搬送経路上の上記ピックアップローラと上記フィードローラとの間の位置に設けていることにより、通紙時におけるリタードローラでの「鳴き」と呼ばれる異音の発生を効果的に低減でき、かつ紙葉類の詰まりやしわが発生することなく紙葉類をスムーズに一枚ずつ画像形成機構へ搬送できる給紙機構が得られる。
さらに、本発明の給紙機構を備えた画像形成装置は、騒音や振動が少なく、かつ紙葉類の詰まりやしわの発生も防止できるので、高速で、高品質な画像形成が可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の給紙機構を備えた画像形成装置の構造を示す概略図である。この画像形成装置はカラー用プリンターであって、画像形成機構に紙葉類の搬送を行う給紙機構と、搬送された紙葉類に画像形成を行う画像形成機構から構成される。このカラー用プリンターによって画像が形成される場合、まず、感光体18が図中の矢印の方向に回転し、帯電ローラ17によって感光体18が帯電された後に、鏡22を介してレーザー23が感光体18の非画線部を露光して除電され、画線部に相当する部分が帯電した状態になる。次に、トナー21aが感光体18上に供給されて、帯電画線部にトナー21aが付着し1色目の画像が形成される。このトナー画像は一次転写ローラ16aに電界がかけられることにより中間転写ベルト19上へ転写される。同様にして、感光体18上に形成されたトナー21b〜21dの各色の画像が中間転写ベルト19上に転写され、中間転写ベルト上に4色のトナー21(21a〜21d)からなるフルカラー画像が一旦形成される。このフルカラー画像は二次転写ローラ16bに電界がかけられることにより被転写体である紙葉類13の表面へ転写され、所定の温度に加熱されている定着ローラ20を通過することで紙葉類13の表面へ定着される。なお、両面印刷を行う場合には、定着ローラ20を通過した紙葉類13がプリンター内部で反転され、上記画像形成工程を繰り返し、再度裏面に画像が形成される。
上記画像形成機構における紙葉類を搬送する給紙機構としては、紙葉類13を積載するカセット14と、カセット14の上部に配置され紙葉類13に摺接しながらカセット14から紙葉類13を送り出すピックアップローラ12と、紙葉類13を紙葉類の搬送方向(矢印の方向)に回転駆動するフィードローラ10と、フィードローラ10に所定の圧力で摺接し回転方向を反転させることにより紙葉類の重送が防止できるリタードローラ11とから構成される、いわゆるアクティブリタード方式の給紙機構であり、ピックアップローラ12とフィードローラ10との間に位置する紙葉類送り出し側のカセット端部には、分離シート15が設けられている。
ピックアップローラ12、フィードローラ10およびリタードローラ11は共に駆動源であるモータにより回転駆動し、ピックアップローラ12およびフィードローラ10は紙葉類の搬送方向に回転する一方、リタードローラ11には紙葉類の重送を防止するために搬送方向と逆方向の回転トルクが負荷される。ここで、リタードローラ11と駆動源との間にはトルクリミッタ(図示せず)が設けられており、フィードローラ10とリタードローラ11との間にピックアップローラ12により送り出された紙葉類13が一枚だけ進入した場合には、フィードローラ10およびリタードローラ11の高い摩擦力のためにトルクリミッタが作動してリタードローラ11の駆動が制限され、リタードローラ11はフィードローラ10に従動回転して一枚の紙葉類13を搬送方向に搬送する。
一方、フィードローラ10とリタードローラ11との間に紙葉類13が二枚以上進入した場合には、紙葉類13同士の摩擦力は比較的低いためにトルクリミッタによる制限が解除され、リタードローラ11は搬送方向と逆方向に回転駆動する。よって、重送された紙葉類は搬送方向と反対方向へ押し戻され、ピックアップローラ12に摺接して送り出された最上層の紙葉類のみが搬送方向へ搬送される。
分離シート15は、図2に示すように、カセット14の紙葉類送り出し側の端部14aに傾斜させて設けられている。分離シート15はピックアップローラ12によって送り出されたすべての紙葉類13の先端部に当接するように設けられており、分離シート15と紙葉類搬送方向線とのなす角θは30度とし、分離シート15の上側先端部15aからピックアップローラ12に摺接して送り出された最上層の紙葉類13までの距離hが約2mmとなるように分離シート15をカセット14に接着剤で貼着した。
分離シート15は、EPDMゴムと熱可塑性ポリマーであるポリプロピレンおよび樹脂架橋剤を二軸押し出し機で混練し、リボン状に押し出すことにより得られる。混練することによりEPDMゴムが架橋され、微細粒子となって熱可塑性ポリマーマトリックス中に分散する(いわゆる樹脂架橋)。なお、分離シート15の摩擦係数μRは、0.5<μR<1.0(本実施例では0.8)である。
ピックアップローラ12、フィードローラ10およびリタードローラ11は、共にEPDMゴムに従来公知の架橋剤、軟化剤、その他の充填剤を配合して混練し、得られた混練物をチューブ状の金型に充填してプレス架橋することにより得られる。得られたローラのJIS K6253に準拠するショアA硬度は25である。
カラー用プリンターに上記構成の給紙機構を設けることにより、通紙時におけるリタードローラ11での「鳴き」と呼ばれる異音の発生を効果的に低減でき、かつ紙葉類の詰まりやしわが発生することなく紙葉類をスムーズに一枚ずつ画像形成機構へ搬送できるため、カラー用プリンター全体としての騒音や振動も少なく、高速で、高品質な画像形成が可能となる。
以下、本発明の給紙機構の実施例1および比較例1について詳述する。
実施例1および比較例1で用いられるピックアップローラ12、フィードローラ10およびリタードローラ11は、表1に示す配合に基づき作製した。EPDMゴムは住友化学製「エスプレン670F」を用いた。このEPDMゴムは、EPDMポリマー100重量部に対して進展油100重量部を含有する。よって、表中の数値の半分が実際のポリマー成分(ゴム分)である。酸化珪素は日本シリカ製「ニプシールVN3」を用いた。炭酸カルシウムは備北粉化製「BF300」を用いた。パラフィンオイルは出光興産製「PW−380」を用いた。酸化亜鉛は三井金属製「酸化亜鉛2種」を用いた。ステアリン酸は日本油脂製「つばき」を用いた。カーボンブラックは東海カーボン製「シーストSO」を用いた。粉末硫黄は鶴見化学工業製のものを用いた。加硫促進剤としてテトラエチルチウラムジスルフィドおよびジベンゾチアジルスルフィドは大内新興化学製の「ノクセラーTET」および「ノクセラーDM」を用いた。
Figure 2007022730
表中の各配合の数値単位はゴムポリマーを100とした場合の重量部である。
これらの全ての原料を混練機により約80℃で10分間混練し、得られた混練物をプレス加硫により、170℃で20分間かけて成形と同時に架橋して内径9mm、外径21mm、長さ38mmのチューブ状のコットを作製した。このコットを円筒研削盤で外径20mmに研磨し、10mm幅に定寸カットしてピックアップローラ12、フィードローラ10およびリタードローラ11とした。
(実施例1)
実施例1の給紙機構では、さらに図2に示すようにカセット14の端部14aに分離シート15を貼着した。分離シート15の作製については、まず、50質量%の親展油が油展されたEPDM(住友化学製「エスプレン670F」)を二軸押出機(モリヤマ社「2TR−75」)により押し出し、ペレットを得た。このペレット140部(ゴム成分70部)と、ポリプロピレン(日本ポリケム製「ノバテックPP
BC6」)30部とをタンブラーにて混合し、二軸押出機(アイベック製「HTM38」)に投入した。別の投入口より樹脂架橋剤(田岡化学製「タッキロール 250−III」)8.4部を投入し、180℃で混練して動的架橋を行わせ、リボン状(幅30mm、厚み3mm)に押し出した。これを冷却後、厚みが1.2mmになるように研磨し、幅10mm、長さ60mmの長方形に裁断して、実施例1の分離シート15を得た。なお、分離シート15の摩擦係数μRは0.8であった。
(比較例1)
比較例1では給紙機構に分離シートを設けなかった。
上記実施例1および比較例1の給紙機構を備えたカラー用プリンターについて、後述する方法により評価を行った。評価結果を表2および図3、図4に示す。
Figure 2007022730
(「鳴き」の官能評価)
カラー用プリンター「VIVACE455」(富士ゼロックス製)に上記ピックアップローラ、フィードローラ、リタードローラを装着し、実施例1および比較例1について、60mm×210mmサイズのP紙(普通紙)(富士ゼロックス製)1000枚を通紙して「鳴き」の有無の官能評価を行った。
(通紙状況の観察)
上記P紙を5万枚通紙し、紙詰まりやしわの有無等の通紙状況を目視で確認した。
(音測定)
フィードローラから5cm離れた所に騒音計を設置して音圧を測定した。
図3は、可聴周波数域(20Hz〜20KHz)である80Hzおよび240Hzにおける音圧(db)を、実施例1と比較例1とで比較したグラフである。
表2に示すように、分離シートを設けた実施例1は官能評価において「鳴き」の発生がなく、また、通紙中の紙詰まりやしわの発生もなく良好な通紙状態を示した。
一方、分離シートを設けていない比較例1では通紙状態は良好であったものの、紙葉類の重送に伴う「鳴き」が発生した。
また、図3に示すように、80Hz、240Hzのいずれの周波数についても分離シートを設けた実施例1の方が比較例1より低い音圧を示した。
以上の結果から、ピックアップローラ、フィードローラまたはリタードローラに接触することなく、分離シートをピックアップローラとフィードローラとの間の位置に設けたことにより、通紙時におけるリタードローラでの「鳴き」と呼ばれる不快な異音の発生を効果的に低減でき、かつ紙葉類の詰まりやしわが発生することなく、紙葉類をスムーズに一枚ずつ画像形成機構へ搬送できるため、カラー用プリンター全体としても騒音や振動が低減でき、高速で、高品質な画像形成が可能になることが確認された。
本発明の給紙機構を備えた画像形成装置の構造を示す概略図である。 (A)は本発明の給紙機構を示す概略図であり、(B)は分離シートを貼着したカセットを示す概略図である。 音測定の結果を示すグラフである。 従来の給紙機構を示す概略図である。 アクティブリタード方式の給紙機構を示し、(A)は紙葉類が一枚フィードローラとリタードローラとの間に進入した場合の概略図、(B)は紙葉類が二枚以上進入した場合の概略図である。 従来の給紙機構を示す概略図である。
符号の説明
10 フィードローラ
11 リタードローラ
12 ピックアップローラ
13 紙葉類
14 カセト
14a カセット端部
15 分離シート
15a 分離シート上側先端部
16a 一次転写ローラ
16b 二次転写ローラ
17 帯電ローラ
18 感光体
19 中間転写ベルト
20 定着ローラ
21 トナー
22 鏡
23 レーザー

Claims (5)

  1. 紙葉類を積載する紙葉類積載部と、該紙葉類積載部の上部に配置されて紙葉類を送り出すピックアップローラと、該ピックアップローラより紙葉類の搬送方向に配置されて搬送方向に回転駆動されるフィードローラと、該フィードローラと対向配置され該フィードローラとの間に紙葉類が一枚進入してきた時にはフィードローラに従動回転して紙葉類を搬送方向に搬送する一方、紙葉類が二枚以上進入してきた時には逆方向に回転駆動されて重送された紙葉類を搬送方向と反対方向へ押し戻すリタードローラとを備えた給紙機構において、
    前記ピックアップローラ、フィードローラおよびリタードローラと接触させることなく、該ピックアップローラと上記フィードローラとの間の紙葉類搬送経路上に下方から分離シートを突出させ、該分離シートの紙葉類搬送経路への突出量および突出角度は最上層の紙葉類のみを搬送可とすると共に下層の重送される紙葉類の搬送を防止できるように設定していることを特徴とする給紙機構。
  2. 前記分離シートは搬送方向に向けて10〜70度に傾斜させていると共に、その突出端を前記紙葉類搬送経路上に搬送される最上層の紙葉類より2〜3mm突出させている請求項1に記載の給紙機構。
  3. 前記紙葉類を積載する紙葉類積載部を構成するカセットの紙葉類送り出し側の端部に、前記分離シートを傾斜して突設している請求項1または請求項2に記載の給紙機構。
  4. 前記分離シートは、ゴムの粒子が熱可塑性ポリマー中に分散しているポリマー組成物から形成され、摩擦係数μRが0.5〜1.0に設定されている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の給紙機構。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の給紙機構を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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