JP2007022725A - エレベータ用押釦の自動診断装置及びそれを用いたエレベータ用押釦の異常通報システム - Google Patents

エレベータ用押釦の自動診断装置及びそれを用いたエレベータ用押釦の異常通報システム Download PDF

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【課題】押釦の動作状況の点検が自動的に実施可能となるエレベータ用押釦の自動診断装置を提供する。
【解決手段】手指等で操作される押釦操作部と、この押釦操作部に向かって光を照射するように設けられた発光部52と、発光部からの光を受光するように設けられた受光部55とを備えてなる押釦42であって、押釦は、通常状態では受光部が発光部の光を感知しており、押釦操作部が操作された時に、発光部からの光が遮られて受光部が動作し押釦が操作されたことを登録するとともに発光部を応答ランプとして点灯させ、押釦の自動点検時には、電気的に発光部を消灯して受光部以降の信号回路の動作状況を確認し、更に、電気的に発光部を点灯させて応答ランプの点灯確認を行う。
【選択図】図1

Description

この発明は、エレベータ用押釦の動作点検を自動診断可能にしたエレベータ用押釦の自動診断装置及びそれを用いたエレベータ用押釦の異常通報システムに関するものである。
一般にエレベータを活用する場合に、乗客は呼び押釦の操作が必須であり、呼び押釦が故障すると、エレベータ全体の運行に支障を来たす。押釦の故障には、押釦の破損、押釦の押し込まれ、押釦のセリによる動作故障、応答ランプ不点灯(球切れ)、インターフェース故障等、様々な故障が発生する。
そのため、押釦の保守点検では、乗場呼び押釦、かご内の呼び押釦、戸開押釦、戸閉押釦の点検は、現場作業時には必ず実施する作業である。この点検のためには、全階床の乗場へ保守技術者が出向いて押釦の動作確認、応答ランプの点灯確認を実施する必要があった。
また、現状のエレベータの押釦は、夜間にビルのフロアーの照明が消されている場合には、何処に呼びの押釦があるのかが判らず、不便を感じることがあった。
従来一般のエレベータの乗場操作盤は、図14に示す構造である。すなわち、乗場操作盤1には、乗場の方向灯12、乗場インジケータ13、UP方向の押釦14、DOWN方向の押釦15が設けられている。押釦の構造は、図15に示すように、乗場操作盤1の背面側に設けられたハウジング部25の中に押釦14の釦体14aが設置されており、この釦体14aがバネ32の付勢力に抗して後ろ方向に押されることにより、電気接点21〜24が閉じ、乗場呼び信号がエレベータ制御回路に送られる。エレベータ制御回路が乗場呼び発生を感知した場合には、呼び応答ランプ33が点灯される。
このような構造の押釦を点検する場合には、実際に押釦14をの釦体14a押して、押釦の動作状況、応答ランプの点灯状態(球切れの有無)を全階床点検する必要があった。また、かご内の各階の呼び押釦、戸開押釦、戸閉押釦も同様に動作点検が必要であった。押釦の故障によっては、粉塵が付着して押釦が汚れた状態で押釦が押されっ放しの状況になる場合も発生し、エレベータがその階で戸開したまま動けなくなるケースも発生している。
また、従来技術としては、コンピュータ化されたエレベータ制御装置において、エレベータの点検プログラム格納メモリを中央演算装置に接続し、エレベータの点検時にエレベータのかご又は乗場に設置されたスイッチ手段を操作して点検プログラム格納メモリ内に格納されている点検プログラムに従って点検を実行し、この点検結果を応答ランプ或いはかご位置インジケータなどに表示するものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭56−145081号公報
従来の特許文献1記載のものでは、通常のエレベータ制御プログラムから点検プログラムに切り換わると、押釦スイッチ群、ランプ群のチェックを行う。これは押釦スイッチ群を決められたシーケンス例えば、1階の押釦スイッチより順に押すことにより、押された階に対応するかご位置表示器及び応答ランプに一定時間点灯し、消灯する。この動作を順次繰り返すことにより、押釦スイッチ群、そのインターフェース、ランプ群、そのインターフェースがチェックできるものであるが、実際の点検時には、保守技術者が全階床のインジケータや応答ランプの点灯を常に目視で確認しなければならず、単なる作業支援にしかならなかった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、押釦の動作状況の点検が自動的に実施可能となるエレベータ用押釦の自動診断装置を提供するものである。 また、押釦の故障を検出すると、自動的にエレベータ保守会社に通報し、保守技術者を早期に故障対応に巡回させるようにするエレベータ用押釦の異常通報システムを提供するものである。
この発明に係るエレベータ用押釦の自動診断装置においては、手指等で操作される押釦操作部と、この押釦操作部に向かって光を照射するように設けられた発光部と、発光部からの光を受光するように設けられた受光部とを備えてなるエレベータ用押釦であって、押釦は、通常状態では受光部が発光部の光を感知しており、押釦操作部が操作された時に、発光部からの光が遮られて受光部が動作し押釦が操作されたことを登録するとともに発光部を応答ランプとして点灯させ、押釦の自動点検時には、電気的に発光部を消灯して受光部以降の信号回路の動作状況を確認し、更に、電気的に発光部を点灯させて応答ランプの点灯確認を行うものである。
また、この発明に係るエレベータ用押釦の異常通報システムにおいては、押釦故障の異常通報を可能にするために、上記のようなエレベータ用押釦の自動診断装置を備え、押釦故障検出が検出された時、通信装置を通して接続されている電話回線によりエレベータ保守会社の受信システムに通報し、受信システムにより最寄の保守技術者に故障修理のための出動を要請するものである。
この発明によれば、押釦の動作状況が自動的に実施可能となり、しかも故障を検出すると自動的にエレベータ保守会社に通報することが可能となる。したがって、押釦回路の故障のために、エレベータが停止したままになり、故障対応のために保守会社を呼び出す必要がなくなる。また、自動点検が可能となるため、押釦の点検のための作業時間の低減を図ることができる。更に、押釦の構造に機械的な可動部が無いため、機械的な故障が半減でき、塵埃の堆積、ゴミ詰まり、イタズラによる破損等も半減できる。また、乗場押釦の通常状態の状況が、LEDランプが点灯している状況になるため、押釦の位置が分かり易く、省エネのために部屋や通路の照明が暗い場合にも、エレベータの押釦の位置が利用者に分かりやすい。また、弱視の利用者にも押釦の位置が分かりやすく、人に優しい操作装置を提供できる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ用押釦の構造を示す正面図と断面図、図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ用押釦の配置状況を示す正面図、図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ用押釦の簡易回路図、図4は押釦回路の通常時の信号状態を示す説明図、図5は押釦回路の点検時の信号状態を示す説明図、図6はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ用押釦の自動診断装置の点検動作を説明するためのフローチャート、図7はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ用押釦の自動診断装置を用いた異常通報システムを示すシステム構成図である。
図1、図2において、1は乗場操作盤、41はDOWN方向の押釦、42はUP方向の押釦である。この押釦41、42の正面片側の一側面は凹面状となっており、その凹面部には釦ラベル43が貼られ、釦ラベル43の背面側下部には光を感知するフォトダイオードからなる受光部55が装備されている。また、上記押釦41、42の正面片側の他側面は凸面状となっており、その内部には通常時に上記釦ラベル43を照らすように配置された発光ダイオード(以下LEDという)からなる発光部52が装備されている。通常状態では、フォトダイオード55がLED52の光を感知しており、乗場呼びを作るために、利用者の手指が釦ラベル43を押すと、LED52からの光を遮り、フォトダイオード55をOFFさせる。このように、手指によりLED52からの光を遮るか否かにより、乗場呼びを発生させる。
図3は押釦の簡易回路図を示し、50は入力端子IN 、51はトランジスタTR 、52はLED、53、54、56は抵抗、55はフォトダイオードFD、57はトランジスタTR、58はV+端子、59は出力端子OUT、60は0V端子である。また、図4は通常時の呼び発生の信号状態を示し、図5は点検時の信号状態を示している。
通常時、入力端子IN50に信号が印加されており、トランジスタTR51はONして、LED52もONで、釦ラベル43の下部にあるフォトダイオードFD55を照らし、フォトダイオードFD55をONさせる。これにより、トランジスタTR57もONしているので、出力端子OUT59は0Vとなっている。ここで、押釦を押して乗場呼びを作ろうとして、釦ラベル43を手指で押すと、LED52からの光が遮られ、フォトダイオードFD55がOFFし、トランジスタTR57がOFFして、出力端子OUT59はV+となる。そして、押釦の乗場呼びが登録されると、エレベータ制御回路が認識したことを利用者に知らせるために、LED52を点滅させる。
次に、押釦の自動点検回路の説明をする。押釦が手指で押される(覆う)代わりに、入力端子IN50の信号をOFFすると、トランジスタTR51はOFFして、LED52が消灯する。これにより、LED52の光が届かないことになり、手指で押されたと同様に、フォトダイオードFD55以降の信号回路を確認することができる。すなわち、フォトダイオードFD55はOFF、トランジスタTR57はOFF、出力端子OUT59はV+となり、乗場呼び登録を確認することができる。
次に、応答ランプが点灯可能か否かの点検試験を行うために、上記の動作の後に、入力端子IN50をONして、トランジスタTR51をONし、LED52を点灯させる。そして、フォトダイオードFD55はON、トランジスタTR57はONとなり、正常にLED52が点灯できることが確認できる。
上記の説明では、単体の押釦の点検試験モードについての説明であるが、自動点検システムとしての機能について、図6の点検試験システムプログラムにより説明する。
乗場の押釦を最下階(1階)から、最上階のDOWN方向の押釦までの自動試験のプログラムを説明する。先ず、ステップS1で予め決められた押釦点検のスケジュール時間か否かを判断する。通常は深夜に試験運転を実施する。ステップS1で深夜の設定時間であれば、ステップS2で押釦点検を当日実施済みか否かを判断し、未実施であれば試験モード時にエレベータが運行状態か否かを判断し、エレベータが運行中であれば、一時的に終了し、エレベータが停止中であるまで待ち、試験できるまで試みる(ステップS3)。試験が可能であると、次のステップS4に進み、まずは最下階(1階)のUP方向の押釦の点検から開始し、順次上部の階の押釦の点検を繰り返す。ステップS5で最初に入力端子IN50をOFFして、乗場呼びが登録できたか否かを判断する(ステップS6)。ステップS6で乗場呼びが登録できない不具合の場合には、メモリ等に記録する(ステップS7)。当該押釦の乗場呼び登録ができた場合は、ステップS8に進み、入力端子IN50をONして、LED52の点灯試験、すなわち応答ランプの確認を実施する。次にステップS9で当該押釦の呼び登録信号が解除されると試験はOKであり、当該押釦試験を完了する(ステップS10)。また押釦の呼び登録信号が解除されないと、不具合の記録をメモリ等に記録する(ステップS7)。上記動作を繰り返し行い、最上階の押釦まで全ての押釦の試験を終了し(ステップS11)、ステップS12で不具合記録のデータがあれば、その不具合記録をエレベータ保守会社に通報する(ステップS13)。
上記説明では、乗場押釦の自動点検方法を説明したが、かご内の呼び押釦、戸開押釦、戸閉押釦も同様なプログラムにて実施可能である。また、自動試験を深夜の時間帯にスケジュール運転にて実施する例を説明したが、保守点検時に自動試験を実施し、その結果を確認することも当然可能である。
また、図7はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ用押釦の自動診断装置を用いた異常通報システムを示すシステム構成図である。図において、2はエレベータ装置であり、押釦回路3、押釦故障検出回路4、エレベータ制御回路5及び通信装置6等を備えている。7は電話回線8によりエレベータ装置2と接続されているエレベータ保守会社の受信システムであり、通信装置9、受信端末10等を備えている。11は保守技術者である。
押釦回路3は、押釦故障検出回路4を介してエレベータ制御回路5に接続されており、押釦の試験を実施する。押釦の不具合が発生、検出された場合には、通信装置6を通して、接続されている電話回線8によりエレベータ保守会社の受信システム7に通報される。この受信システム7では、通信装置9経由で、受信端末10により、不具合情報が通知され、最寄の保守技術者12に連絡をとって即座に故障修理のための出動を要請する。
実施の形態1によれば、押釦の動作状況が自動的に実施可能となり、しかも故障を検出すると自動的にエレベータ保守会社に通報することが可能となる。したがって、押釦回路の故障のために、エレベータが停止したままになり、故障対応のために保守会社を呼び出す必要がなくなる。また、自動点検が可能となるため、押釦の点検のための作業時間の低減を図ることができる。更に、押釦の構造に機械的な可動部が無いため、機械的な故障が半減でき、塵埃の堆積、ゴミ詰まり、イタズラによる破損等も半減できる。また、乗場押釦の通常状態の状況が、LEDランプが点灯している状況になるため、押釦の位置が分かり易く、省エネのために部屋や通路の照明が暗い場合にも、エレベータの押釦の位置が利用者に分かりやすい。また、弱視の利用者にも押釦の位置が分かりやすく、人に優しい操作装置を提供できる。
実施の形態2.
図8はこの発明の実施の形態2におけるエレベータ用押釦の構造を示す正面図と断面図、図9はこの発明の実施の形態2におけるエレベータ用押釦の簡易回路図、図10は押釦回路の通常時の信号状態を示す説明図、図11は押釦回路の点検時の信号状態を示す説明図、図12はこの発明の実施の形態2におけるエレベータ用押釦の自動診断装置の点検動作を説明するためのフローチャートである。なお、図中、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して、説明を省略する。
この実施の形態2においては、押釦の応答ランプを、LEDの色を変えて分かり易くした例である。
図8において、押釦42の正面片側の他側面は凸面状となっており、その内部には例えばオレンジ色に発光するLED52と、グリーン色に発光するLED63が装備されている。
図9は押釦の簡易回路図を示し、61は入力端子IN 、62はトランジスタTR 、63はグリーン色に発光するLED、64は抵抗である。また、図10は通常時の呼び発生の信号状態を示し、図11は点検時の信号状態を示している。
通常時、入力端子IN50に信号が印加されており、トランジスタTR51はONして、LED52もONで、釦ラベル43の下部にあるフォトダイオードFD55を照らし、フォトダイオードFD55をONさせる。これにより、トランジスタTR57もONしているので、出力端子OUT59は0Vとなっている。ここで、押釦を押して乗場呼びを作ろうとして、釦ラベル43を手指で押すと、LED52からの光が遮られ、フォトダイオードFD55がOFFし、トランジスタTR57がOFFして、出力端子OUT59はV+となる。そして、押釦の乗場呼びが登録されると、エレベータ制御回路が認識したことを利用者に知らせるために、入力端子IN50をOFFし、入力端子IN61をONして、オレンジ色のLED52が消灯し、グリーン色のLED63を点灯させる。このように、LEDの光が変化することにより、押釦の登録状況が判り易くなる。
自動点検システムとしての機能について、図12の点検試験システムプログラムにより説明する。
乗場の押釦を最下階(1階)から、最上階のDOWN方向の押釦までの自動試験のプログラムを説明する。先ず、ステップS21で予め決められた押釦点検のスケジュール時間か否かを判断する。通常は深夜に試験運転を実施する。ステップS21で深夜の設定時間であれば、ステップS22で押釦点検を当日実施済みか否かを判断し、未実施であれば試験モード時にエレベータが運行状態か否かを判断し、エレベータが運行中であれば、一時的に終了し、エレベータが停止中であるまで待ち、試験できるまで試みる(ステップS23)。試験が可能であると、次のステップS24に進み、まずは最下階(1階)のUP方向の押釦の点検から開始し、順次上部の階の押釦の点検を繰り返す。ステップS25で最初に入力端子IN50をOFFして、乗場呼びが登録できたか否かを判断する(ステップS26)。ステップS26で乗場呼びが登録できない不具合の場合には、メモリ等に記録する(ステップS27)。当該押釦の乗場呼び登録ができた場合は、ステップS28に進み、入力端子IN50をONして、LED52の点灯試験、すなわち応答ランプの確認を実施する。次にステップS29で当該押釦の呼び登録信号が解除されたか確認し、解除されていないと、不具合の記録をメモリ等に記録する(ステップS27)。ステップS29で当該押釦の呼び登録信号が解除されると、ステップS30に進み、入力端子IN61をON、入力端子IN50をOFFして、LED63の点灯試験、すなわち応答ランプの確認を実施する。次にステップS31で当該押釦の呼び登録信号が解除されたか確認し、解除されていないと、不具合の記録をメモリ等に記録する(ステップS27)。ステップS31で当該押釦の呼び登録信号が解除されると試験はOKであり、当該押釦試験を完了する(ステップS32)。上記動作を繰り返し行い、最上階の押釦まで全ての押釦の試験を終了し(ステップS33)、ステップS34で不具合記録のデータがあれば、その不具合記録をエレベータ保守会社に通報する(ステップS35)。
上記説明では、乗場押釦の自動点検方法を説明したが、かご内の呼び押釦、戸開押釦、戸閉押釦も同様なプログラムにて実施可能である。また、自動試験を深夜の時間帯にスケジュール運転にて実施する例を説明したが、保守点検時に自動試験を実施し、その結果を確認することも当然可能である。
実施の形態3.
図13はこの発明の実施の形態3におけるエレベータ用押釦の各種構造を示す正面図と斜視図である。
図13において、110は乗場UP方向の呼び押釦、111は乗場DOWN方向の呼び釦、112は乗場UP方向の呼び釦の斜視図、113はかご内戸開押釦、114はかご内呼び押釦、115はかご内呼び押釦の斜視図を示す。
この発明の実施の形態1におけるエレベータ用押釦の構造を示す正面図と断面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ用押釦の配置状況を示す正面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ用押釦の簡易回路図である。 押釦回路の通常時の信号状態を示す説明図である。 押釦回路の点検時の信号状態を示す説明図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ用押釦の自動診断装置の点検動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ用押釦の自動診断装置を用いた異常通報システムを示すシステム構成図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータ用押釦の構造を示す正面図と断面図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータ用押釦の簡易回路図である。 押釦回路の通常時の信号状態を示す説明図である。 押釦回路の点検時の信号状態を示す説明図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータ用押釦の自動診断装置の点検動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態3におけるエレベータ用押釦の各種構造を示す正面図と斜視図である。 従来のエレベータの乗場操作盤を示す正面図である。 従来のエレベータの乗場操作盤の押釦の構造を示す断面図である。
符号の説明
1 乗場操作盤
2 エレベータ装置
3 押釦回路
4 押釦故障検出回路
5 エレベータ制御回路
6、9 通信装置
7 エレベータ保守会社の受信システム
8 電話回線
10 受信端末
11 保守技術者
41、42 押釦
43 釦ラベル
50、61 入力端子
51、57、62 トランジスタ
52、63 発光ダイオードからなる発光部(LED)
55 フォトダイオードからなる受光部(FD)
59 出力端子

Claims (5)

  1. 手指等で操作される押釦操作部と、この押釦操作部に向かって光を照射するように設けられた発光部と、前記発光部からの光を受光するように設けられた受光部とを備えてなるエレベータ用押釦であって、
    前記押釦は、通常状態では前記受光部が前記発光部の光を感知しており、前記押釦操作部が操作された時に、前記発光部からの光が遮られて前記受光部が動作し前記押釦が操作されたことを登録するとともに前記発光部を応答ランプとして点灯させ、前記押釦の自動点検時には、電気的に前記発光部を消灯して前記受光部以降の信号回路の動作状況を確認し、更に、電気的に前記発光部を点灯させて応答ランプの点灯確認を行うことを特徴とするエレベータ用押釦の自動診断装置。
  2. 手指等で操作される押釦操作部と、この押釦操作部に向かって光を照射するように設けられた発光部と、前記発光部からの光を受光するように設けられた受光部とを備えてなるエレベータ用押釦であって、
    前記押釦は、通常状態では前記受光部が前記発光部の光を感知しており、前記押釦操作部が操作された時に、前記発光部からの光が遮られて前記受光部が動作し前記押釦が操作されたことを登録するとともに前記発光部を応答ランプとして点灯させ、前記押釦の自動点検時には、電気的に前記発光部を消灯して前記受光部以降の信号回路の動作状況を確認し、更に、電気的に前記発光部を点灯させて応答ランプの点灯確認を行い、前記押釦の自動点検による不具合データを記録し、不具合記録のデータをエレベータ保守会社に通報することを特徴とするエレベータ用押釦の自動診断装置。
  3. 押釦は、乗場呼び押釦、かご内呼び押釦、戸開押釦及び戸閉押釦の内の少なくとも一つであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエレベータ用押釦の自動診断装置。
  4. 押釦は乗場呼び押釦であり、最下階の押釦から最上階の押釦まで又は最上階の押釦から最下階の押釦まで順次点検を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエレベータ用押釦の自動診断装置。
  5. 押釦故障の異常通報を可能にするために、請求項2〜請求項4のいずれかに記載のエレベータ用押釦の自動診断装置を備え、押釦故障検出が検出された時、通信装置を通して接続されている電話回線によりエレベータ保守会社の受信システムに通報し、前記受信システムにより最寄の保守技術者に故障修理のための出動を要請することを特徴とするエレベータ用押釦の異常通報システム。
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