JP2007021636A - 産業用ロボットの線条体処理構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、線条体の挙動を安定させることができると共に、前腕上方及び/又は前腕後方で線条体の余長の張り出しを抑制でき、これにより線条体の干渉を防止することができる産業用ロボットの線条体処理構造を提供する。
【解決手段】 一端が第2手首要素6に固定され、他端が第2手首要素6から第1手首要素5に向かう方向で、第1手首要素5及び第2手首要素6に沿って湾曲して延在する自由端であり、線条体20を一端と他端との間でガイドする可撓性の板状ガイド部材10と、板状ガイド部材10の他端側に取り付けられ、板状ガイド部材10の他端の変形範囲を、主として板状ガイド部材10の板厚方向に制限し、板状ガイド部材10が線条体20と共に板厚方向に直交する長手方向に往復移動できるようにするガイド制限部材15と、前腕4上で板状ガイド部材の手前側に設けられ、板状ガイド部材にガイドされる線条体を挿通させる挿通部材14とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ロボットアームの先端側に設けられた作業ツールに相互接続する線条体を、ロボットアームに沿って配索した産業用ロボットの線条体処理構造に関する。
従来、位置や姿勢を変えることができる作業ツールに相互接続する線条体としてのロボット用ケーブルハーネスを、ロボットアームの上方に沿って配索した産業用ロボットの線条体処理構造において、ロボットアームの手首要素が大きく動作した場合に、ケーブルハーネスの挙動が安定せず、ケーブルハーネスが周囲と干渉を起こしたり、ケーブルハーネスに引張力が作用したりして断線などの破損を生じることがあった。例えば、アーク溶接ロボットを用いた実際の作業では、作業ツールとしての溶接トーチをワークや治具や周辺機器などの間の狭いスペースに入り込ませて溶接作業を行わなければならず、ロボットアームの上方で緩やかに取り回しされたトーチケーブルが、溶接トーチの動きに伴って周囲と干渉するという問題があった。
そこで、周囲との干渉の防止を図ると共に、トーチケーブルの挙動の安定化を図った従来技術として、図9に示すように、6軸の自由度を持つ多関節型のアーク溶接ロボット50の前腕52上にスプリングバランサー(図示せず)を備えたリニアガイド51が搭載されたものがある。
図9に示すように、アーク溶接ロボット50は、ロボットアームとしての前腕52の先端側に、前腕長手方向の第1軸線J4回りに回転可能に設けられた第1手首要素53と、この第1手首要素53の先端側に、第1軸線J4と略垂直に交わる第2軸線J5回りに回転可能に設けられた第2手首要素54と、第2手首要素54に続き、第2軸線J5と略垂直なロボット最終軸としての第3軸線J6に一定量オフセットした平行な軸線回りで回転可能に設けられた溶接トーチ55とを備えている。
リニアガイド51は、第1手首要素53の基部側(上腕寄り)に搭載され、リニアモータやサーボモータとボールねじとの組み合わせなどによる駆動力で往復移動するようになっている。すなわち、従来のトーチケーブル56は、前腕52基部の上方でリニアガイド51に中間部分が保持されており、このリニアガイド51を介して溶接トーチ55側にトーチケーブル56が配索され、手首要素の動きに合わせてトーチケーブル56が前後に往復移動し、前腕52上方及び/又は前腕52後方にトーチケーブル56が膨らんで、周囲と干渉することが防止されている。
この種のアーク溶接ロボットの線条体処理構造の他の一例として、特許文献1に開示されているものが知られている。この従来例は、リニアガイドを介して、前腕上で溶接トーチに溶接ワイヤを送るワイヤ送給装置を搭載したものである。ワイヤ送給装置は、リニアガイドによって往復移動できるようになっている。
特開2004−223576号公報
しかしながら、上記従来例では、リニアガイド51が前腕52基部側で上方及び/又は後方に出っ張るため、リニアガイド51が周囲と干渉する心配があった。リニアガイド51はトーチケーブル56と違って固いため、干渉により周囲の周辺機器を破壊したり、リニアガイド51自身が破損したりする心配があった。
また、リニアガイド51は、ワイヤ送給装置やリニアモータやサーボモータを備えているため、前腕が重くなり前腕の動きが悪くなるという問題があった。また、ロボットの重心が高くなるため、安定性や耐振動性が低下するなどといった問題があった。
そこで、本発明は、前腕上にリニアガイドを設けることなく、手首要素の動きに応じてトーチケーブルが前腕に沿って前後に往復移動できる別の構成を設けることで、線条体の挙動を安定させることができると共に、前腕上方及び/又は前腕後方で線条体の余長の張り出しを抑制でき、これにより線条体の干渉を防止することができる産業用ロボットの線条体処理構造を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明の請求項1の発明は、前腕の先端側に、該前腕長手方向の第1軸線回りで回転可能に設けられた第1手首要素と、該第1手首要素の先端側に、前記第1軸線と略垂直に交わる第2軸線回りで回転可能に設けられ、前記第1手首要素に対して所定の屈曲角度で交差する第2手首要素と、該第2手首要素に続き、前記第2軸線と略垂直なロボット最終軸に一定量オフセットした平行な軸線回りで回転可能に設けられた作業ツールと、を備えた産業用ロボットの線条体処理構造において、一端が前記第2手首要素に固定され、他端が前記第2手首要素から前記第1手首要素に向かう方向で、前記第1手首要素及び前記第2手首要素に沿って湾曲して延在する自由端であり、前記線条体を前記一端と前記他端との間でガイドする可撓性の板状ガイド部材と、該板状ガイド部材の前記他端側に取り付けられ、該板状ガイド部材の他端の変形範囲を、主として該板状ガイド部材の板厚方向に制限し、該板状ガイド部材が前記線条体と共に該板厚方向に直交する長手方向に往復移動できるようにするガイド制限部材と、前記前腕上で前記板状ガイド部材の手前側に設けられ、該板状ガイド部材にガイドされる前記線条体を挿通させる挿通部材と、を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の産業用ロボットの線条体処理構造において、前記ガイド制限部材が、前記第1の手首要素に設けられ、前記板状ガイド部材の幅方向両側に配置された一対の規制片であり、該一対の規制片の相対向する内面に、前記板状ガイド部材が自身の弾性復元力で外側に弾性復帰するのを防止する爪部が突設されたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の産業用ロボットの線条体処理構造において、前記挿通部材は、前記挿通部材は、枢軸回りで回動自在に設けられ、前記線条体の動きに応じてその向きを変えることができることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3記載の産業用ロボットの線条体処理構造において、前記挿通部材を通過した前記線条体は、前記前腕から上方に所定量オフセットした位置に配索されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載の産業用ロボットの線条体処理構造において、前記作業ツールは溶接用トーチであることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載の産業用ロボットの線条体処理構造において、前記線条体は、溶接ワイヤ用ライナ、アシストガス用チューブ及び溶接電源用ケーブルなどから成り、前記線条体の外周が可撓性の導管によって覆われていることを特徴とする。
本願の請求項1記載の発明によれば、作業ツールが、例えば歯車伝動機構を介し、ロボット最終軸に対して一定量オフセットした平行な軸回りで回転するようになっているから、ロボット最終軸の回転運動が歯車伝動機構を介して作業ツールの回転動作に変換され、ロボット最終軸周りで線条体が大きく振れ回ることが防止され、線条体の挙動を安定させることができる。
また、一端が第2手首要素に固定され、他端が第2手首要素から第1手首要素に向かう方向で、第1手首要素及び第2手首要素に沿って湾曲して延在する自由端であり、線条体を前記一端と他端との間でガイドする可撓性の板状ガイド部材を備えることで、線条体が恒に板状ガイド部材にガイドされるから、線条体の挙動を安定化させることができ、線条体が手首要素に絡まったりすることを防止することができる。
また、板状ガイド部材の他端側に取り付けられ、板状ガイド部材の他端の変形範囲を、主として板状ガイド部材の板厚方向に制限し、板厚方向に直交する長手方向に往復移動できるようにするガイド制限部材を備えることで、第2の手首要素が内側に回転して第1の手首要素と第2の手首要素の屈曲角度が小さくなる場合に、板状ガイド部材が自身の弾性復元力で外側に膨れることを防止することができ、これによって、板状ガイド部材の上面にガイドされる線条体を上方に膨らませることなく、第1手首要素及び/又は第2手首要素に沿って線条体を配索することができる。
また、前腕上で板状ガイド部材の手前側に設けられ、板状ガイド部材にガイドされる線条体を挿通させる挿通部材を備えているから、手首要素の動きに応じて板状ガイド部材にガイドされつつ往復移動する線条体が、前腕上をスムーズに移動することができる。
したがって、作業ツールに相互接続される線条体の挙動を安定させることができると共に、前腕上方及び/又は前腕後方で線条体の余長の張り出しを抑制でき、これにより線条体の周囲との干渉を防止することができる。
線条体の寿命も向上可能となる。
請求項2記載の発明によれば、ガイド制限部材が一対のガイド片であり、一対のガイド片の相対向する内面に爪部が突設されているから、板状ガイド部材の自由端部分の幅方向への横ずれを防止することができると共に、板状ガイド部材が自身の弾性復元力で外側に弾性復帰するのを防止することができる。したがって、板状ガイド部材は、板厚方向と、板厚方向に直交する幅方向の2方向にその移動が規制されることとなり、線条体の挙動をより安定させることができる。
請求項3記載の発明によれば、挿通部材は、枢軸回りで回動自在に設けられ、線条体の動きに応じてその向きを自由に変えることができるから、前腕の上方に配索される線条体の動きに自由度を持たせることができ、線条体の挙動が安定化する。また、線条体が曲がったり捩じれたりして、線条体の局部に応力が集中することが回避され、断線などの破損を防止することができる。
請求項4記載の発明によれば、挿通部材を通過した線条体は、前腕から上方に所定量オフセットした位置に配索されているから、線条体を前腕基部後方に張り出すことなく線条体に余長を形成することができ、上腕と前腕の相対移動や、第1手首要素や第2手首要素の位置や姿勢の変化による線条体の移動量を吸収することができる。したがって、線条体に作用する曲げや捩じりによるストレスを軽減することができると共に、コンパクトで安定した線条体処理を実現することができる。
請求項5記載の発明によれば、作業ツールは溶接用トーチであるから、スペースの狭い場所で溶接作業を行う場合に、線条体の周囲との干渉などを有効に防止することができる。
請求項6記載の発明によれば、線条体は、溶接ワイヤ用ライナ、アシストガス用チューブ及び溶接電源用ケーブルから構成され、線条体の外周が可撓性の導管によって覆われることで、溶接ワイヤ用ライナ、アシストガス用チューブ及び溶接電源用ケーブルなどが1本に纏められるから、電線やチューブ毎に可撓性の導管で覆う場合と比較して、線条体を小径化・軽量化することができ、これにより線条体の取り扱い性が向上すると共に、線条体の寿命が延長する。また、可撓性の導管で覆うことにより、線条体の自由度が高まり線条体の挙動を安定させることが可能となる。
以下に本発明の実施の形態の具体例を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る産業用ロボットの線条体処理構造の第1の実施形態である。この産業用ロボットの構成は、本発明の特徴部分である一対の規制片(ガイド制限部材)15,15及び挿通部材14を除き従来の産業用ロボット50の構成と略同一であるので、概略的に示されている。なお、作業ツールには、溶接トーチ8が用いられているが、本発明は作業ツールを溶接トーチ8に限定するものではなく、吸盤を備えたハンドリングツールや他の作業ツールを用いることもできる。
図1は、溶接トーチ8を備えたアーク溶接ロボットシステムの構成を示している。ロボット1は6軸の自由度を持つ多関節型のアーク溶接ロボットであり、ロボット制御装置21からの指令に従い、手首先端に装着された溶接トーチ8を溶接する図示しないワーク(部品)の位置に、指定された姿勢で、目標位置まで移動する様、制御用ケーブル22を介して、6軸の駆動部に各々装着された図示しないサーボモータで駆動・制御されている。溶接電源23からは、溶接電源用ケーブル20aが導出している。
ロボット1は上記サーボモータへの動作指令と同時に溶接機を介して溶接トーチ8への溶接電流(またはワイヤ送給量)および溶接電圧も出力し、溶接トーチ8はロボット1の動作と同期し、溶接電源23を介し、規定の溶接条件に従って溶接を行うようになっている。
このロボット1は、本体ベース25に載置されている旋回胴2と、旋回胴2に回動自在に連結された上腕3と、上腕3の先端側に回動自在連結された前腕4と、前腕4の先端側に複数の手首要素5,6,7を介して連結された溶接トーチ8とから構成されている。旋回胴2、上腕3、前腕4は、それぞれJ1軸(不図示)、J2軸(不図示)、J3軸(不図示)を回動軸として回動自在になっている。
前腕4に連結された複数の手首要素は、前腕4の長手方向でJ4軸(第1軸)回りで回転可能に設けられた第1手首要素5と、この第1手首要素5の先端側に、J4軸と略垂直に交わるJ5軸(第2軸)回りで回転可能に設けられ、第1手首要素5に対して所定の屈曲角度γで交差する第2手首要素6と、第2手首要素6の先端側に、J4軸と略垂直なJ6軸(第3軸)回りで回転可能に設けられた第3手首要素7とからなっている。J6軸は、6軸のアーク溶接ロボット1の最終軸となっている。溶接トーチ(作業ツール)8は、伝動機構を介して、第3手首要素7の先端側でJ6軸に一定量オフセットした平行な軸線回りで回転可能に取り付けられている。
溶接トーチ8を支持し、回転させる図示しない伝動機構については、以下のようになっている。第3手首要素先端7にある第6のサーボモータには、出力フランジを支持するベアリングを内臓した減速装置が結合され、この減速装置にはJ6軸の回りで回転制御される入力ギヤが結合されている。出力フランジベース部分にはギヤボックス筐体が装着されており、溶接トーチ8が出力フランジから所定距離隔ててベアリングを介し回転可能に装着されており、溶接トーチ8の回転軸と一体化された出力ギヤが入力ギヤと噛合う様、装着されている。これにより、ロボット制御装置21からの指令に応じ、溶接トーチ8を自由に回転できるようになっている。なお、この伝動機構については、周知であるため(特許文献1などで開示されている)詳細な説明を省略することとする。
溶接トーチ8には、線条体としてのトーチケーブル20を構成する溶接電流を流す為のパワーケーブル(溶接電源用ケーブル)20a、溶接ワイヤ20dを供給するライナ(溶接ワイヤ用ライナ)20c、アシストガスを供給するエアチューブ(アシストガス用チューブ)20bなどが相互接続されている(図8参照)。さらに、溶接トーチ8には冷却用の水冷チューブなどが接続されている場合もある。ロボット1は適宜溶接位置に応じてアームの姿勢を変え、溶接トーチ8の位置と姿勢を制御しながら、溶接作業を行うものであるが、位置や姿勢を変えた際に、トーチケーブル20が周囲と干渉したり、絡まったり、断線したりしないような工夫が、以下に説明する本発明によって成されている。
本願発明では、溶接電流、溶接ワイヤ、アシストガスを供給するトーチケーブル20を第1,2手首要素5,6に沿わせた状態にガイドする板状ガイド部材10を第2手首要素6に設け、板状ガイド部材10の自由端10bには、トーチケーブル20を板状ガイド部材10に摺動可能に保持する挿通ガイド12を設け、前腕4後部には、トーチケーブル20の途中部分をトーチケーブル20の長手方向に摺動自在に保持する挿通部材14を設け、さらに板状ガイド部材10の自由端10bに、この自由端10bの動作範囲を板状ガイド部材10の長手方向に往復移動自在な状態で制限する一対の規制片(ガイド制限部材)15,15を設けることで、前腕4後方の干渉領域を大きくすることなく、かつ、トーチケーブル20を上腕3に対し大きく張り出すことなく、トーチケーブル20の挙動が安定するように処理されている。
板状ガイド部材10は、テフロン(登録商標)などの低摩擦係数で可撓性を有する材料から板状に形成され、一端が第2手首要素6に固定された固定端10aであり、他端が第2手首要素6から第1手首要素5に向かう方向で、第1手首要素5及び第2手首要素6に沿って湾曲して延在する自由端10bである。固定端10a側には、J6軸と平行に延びる真直部分を有し、第1手首要素5と略同等の幅寸法を有している。真直部分に湾曲部を介して続く自由端10b側は、第1手首要素5からオフセットされた状態で第1手首要素5に平行に延びる真直部分を有している。このため、トーチケーブル20が、板状ガイド部材10にガイドされることで、第1、第2手首要素5,6に沿って配索されるようになっている。
挿通ガイド12は、筒状をなし、板状ガイド部材10の自由端10bの端部で、幅方向の中心位置に、設けられている。挿通ガイド12は、トーチケーブル20を摺動自在に挿通させる寸法に形成されているが、トーチケーブル20が不必要にばたついたりしないようになっている。このような挿通ガイド12が設けられることで、トーチケーブル20が板状ガイド部材10上にガイドされ、しかも板状ガイド部材10上でトーチケーブル20が第1、第2手首要素5,6に沿って配索されるようになっている。なお、挿通ガイド12の位置は挿通部材14にできるだけ近い方が好ましい。つまり、挿通ガイド12と挿通部材14の間隔が広がりすぎると、トーチケーブル20のガイドがない部分の長さが大きくなり、安定したトーチケーブル20の処理が困難になる場合があるからである。従って、ロボット1の動作範囲を考慮し、挿通ガイド12と挿通部材14が干渉しない範囲で近づける設計が好ましい。
一対の規制片15,15は、板状ガイド部材10の自由端10b側に取り付けられ、自由端10bの変形範囲を、板状ガイド部材10の板厚方向及びこの板厚方向に直交する幅方向に制限し、板状ガイド部材10がトーチケーブル20と共に第1の手首要素5の長手方向に往復移動させるためのものである。一対の規制片15,15は、板状ガイド部材10の両側に配置された状態で、その基部側が第1手首要素5にねじなどの締結手段により固定され、先端側が板状ガイド部材10の上面から突出するように設けられている。一対の規制片15,15の内面には、内向きに突出する爪部15aが突出形成されていて、板状ガイド部材10が一対の規制片15,15と爪部15aの内側に位置するようになっている。一対の規制片15,15により板状ガイド部材10の幅方向の横ずれが規制され、爪部15aにより板状ガイド部材10の弾性復元力により板厚方向の撓みが規制されるようになっている。
挿通部材14は、筒状をなし、前腕4の後方側で板状ガイド部材10の手前側に、回動自在に設けられている。この挿通部材14と板状ガイド部材10との組み合わせにより、トーチケーブル20が前腕4上をその長手方向に往復移動することができるようになり、従来例のリニアガイド51(図9)が不要となり、簡易な構成でコストをかけずに、トーチケーブル20の挙動を安定化させることが可能となる。
図2は、図1に対しガイド制限部材の変形例を示したものである。このガイド制限部材は、第1手首要素5と板状ガイド部材10の間をばね17で接続したものである。ばね17のバネ定数や長さは板状ガイド部材10の可撓性やトーチケーブル20の挙動に応じて任意に選定されており、恒にトーチケーブル20を第1手首要素5側にひきつける力を保つようになっている。今回の例では第1手首要素5の両側で一対のばね17,17を配置した例を示したが、もちろん、第1手首要素5の中心部に1つのばねを配置し、板状ガイド部材10を恒に引く構造をとることもできる。その他のロボット1′の構成は、図1と同様であるため、説明を省略することとする。
図3は、図1の実施例において、上腕3と前腕4が相対回転した場合のトーチケーブル20の挙動を示す図である。トーチケーブル20は前腕4上部にある挿通部材14でトーチケーブル20の長手方向に摺動可能に支持された後、図3の(b)、(d)に示すようにロボット側面から見て、右側に折り曲げられた状態で配索され、上腕3の途中部分で保持される。保持はトーチケーブル20を直接上腕3に保持しても構わないし、ワイヤ送給装置30を介して上腕3に保持しても構わない。ロボット1のアーム構成上、上腕3は前腕4に対し、ロボット側面から見て右側にオフセットした位置に配置されている。このような構成からトーチケーブル20は前腕4と上腕3の相対回転時にも、線条体に発生する応力を曲げとねじりの両方で吸収することができるようになり、トーチケーブル20そのものの寿命の確保および安定したケーブル処理を可能としている。
図4は、第1手首要素5回転時のトーチケーブル20の挙動を示す図である。第1手首要素5が回転した場合、第2手首要素6に固定された板状ガイド部材10も第1手首要素5と一緒に回転する。板状ガイド部材10はトーチケーブル20を挿通ガイド12でトーチケーブル20の動きを拘束している。板状ガイド部材10は、一対の規制片15,15で横ずれが規制されている。これにより、板状ガイド部材10はトーチケーブル20を前腕4に巻き付けるように処理する。トーチケーブル20を前腕4基部上部でトーチケーブル20の長手方向に往復移動自在な状態で保持している挿通部材14は、トーチケーブル20の長手方向に直角な軸まわりで回転可能に支持されており、トーチケーブル20が手首要素に巻き付くのに合せ、その向きを変更することができる。これにより、トーチケーブル20に無理な力を作用させることなく、スムーズに処理することが可能となる。勿論、挿通部材14の後方のトーチケーブル20は、前腕4回転に合せ、その長さを調整すべく上腕3と前腕4の間にある余長を利用し、必要な長さ分出入することで位置が調整される。
図5は、第2手首要素6揺動時のトーチケーブル20の挙動を示す図である。第2手首要素6が揺動した場合、第2手首要素6に固定された板状ガイド部材10も第2手首要素6と一緒に回転する。板状ガイド部材10は可撓性の部材であり、トーチケーブル20を挿通ガイド12で横方向の動きを拘束しながら、第2手首要素6の揺動に合せ、トーチケーブル20を必要な長さ分出入させ位置を調整している。板状ガイド部材10は、一対の規制片15,15により弾性復元力で外方向に膨れだす変形(板厚方向の変形)が規制され、板状ガイド部材10が手首要素に沿って長手方向に往復移動できるようになっている。すなわち、板状ガイド部材10は第2手首要素6の外周部を回り込むように変形し、板状ガイド部材10が第1手首要素5および第2手首要素6から大きく張り出すことはなく、トーチケーブル20をスムースに処理することが可能となる。勿論、挿通部材14の後方のトーチケーブル20は、前腕4回転に合せ、その長さを調整すべく上腕3と前腕4の間にある余長を利用し、必要な長さ分出入することで位置を調整される。
図6は、上腕3揺動時のトーチケーブル20の挙動を示す図である。トーチケーブル20は、上腕3途中の保持部で保持され(図示せず)、旋回胴2後部のクランプ28で固定される。上腕3途中での保持部と旋回胴2後部のクランプ28の間に、適切な余長を持たせることで、上腕3の揺動を適切に吸収することが可能となる。
図7は、ロボット旋回胴2回転時のトーチケーブル20の挙動を示す図である。トーチケーブル20は、旋回胴2後方で固定され、その後で溶接電源23やロボット制御装置21に接続される。ロボット旋回胴2は回転する場合、トーチケーブル20を床に立てたハンガ27などで吊るすことで、図6のように、旋回胴2後方の固定部29とハンガ27間でトーチケーブル20に予め適切な余長を持たせることで、旋回胴2の回転を適切に吸収することが可能である。なお、ハンガ27は本体ベース25に固定することも可能である。これにより、ロボット外部にハンガ27を立てる必要はなくなり、現場での作業を減らすことが可能となるとともに、作業スペースを狭小化することが可能となる。
ロボット1は6軸の自由度を有しており、それぞれの軸は複雑な動作を行う。本願発明の線条体処理構造では、これら6軸の動作にも柔軟に対応できる線条体処理を実現している。第3手首要素7の回転動作は、溶接トーチ8をロボット最終軸としてのJ6軸からオフセットして装着することで、トーチケーブル20はその位置を変えることなく、トーチケーブル20の全長にわたって、トーチケーブル20に作用するねじりを吸収する。第1、2手首要素5,6は図4、5の説明で記述した通りとなる。第1〜3手首要素5〜7が同時に動作する場合でも、前腕4部の線条体処理構造でスムーズに処理することが可能である。前腕4揺動時の線条体処理は図3、上腕3揺動時の線条体処理は図6、旋回胴2回転時の線条体処理は図7の説明で記述した内容で処理可能である。特に上腕3揺動と旋回胴2回転以外の4つの軸(J3軸〜J6軸)については、今回の線条体処理を用いることで、様々なロボットの動作形態にもこの線条体処理構造でその動作を吸収できるようになっている。
図8はトーチケーブル20の断面図である。この構造において、ワイヤ20d、アシストガス用チューブ20bは導管20eのおおむね軸芯を通り、溶接電源ケーブル20aは軸芯から所定量オフセットした位置を通っている。トーチケーブル20にねじり力が作用しても、線径が細い為、ケーブル20の全長でねじりを吸収することが可能である。ねじりに対しては、アシストガス用チューブ20bの周りに螺旋状に巻き付くことで、ねじれを吸収する構造も可能である。溶接電源用ケーブル20aを複数の電線に分けることで、更にその電線の線径を細くし、更なる長寿命化を計ることも可能である。また、より細い素線の集合体をねじって束ねた導体を多芯にねじって束ねた可動用のものを用いることで、さらなる長寿命化を計ることも可能である。
トーチケーブル20は導管20eで覆われているから、図4,5に示すロボット動作時にも、内部の電線類が直接前腕に接触することはなく、トーチケーブル20の寿命をさらに改善することもできる。
以上のように、本実施形態の発明によれば、簡単な構成で、溶接トーチ8に接続するトーチケーブル20を、前腕4上方及び後方に対し大きく張り出させることなく、安定した挙動で前腕4に沿って配索することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々変形して実施することができる。
本発明に係る産業用ロボットの線条体処理構造の第1の実施形態を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。 図1に示す産業用ロボットの線条体処理構造の変形例を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。 本発明に従った上腕と前腕が相対回転した時の線条体の挙動の例であり、(a)、(b)は前腕が屈んだ状態の正面図と側面図をそれぞれ示し、(c)、(d)は前腕が伸びた状態の正面図と側面図をそれぞれ示す。 本発明に従った第1手首要素回転時の前腕上方に配索された線条体の挙動の例であり、(a)は基準位置(b)に対して第1手首要素が第1軸線回りで反時計方向に90゜回転した状態、(b)は第1手首要素の基準位置、(c)は基準位置(b)に対して第1手首要素が第1軸線回りで時計方向に90゜回転した状態をそれぞれ示す正面図である。 本発明に従った第2手首要素揺動時の前腕上方に配索された線条体の挙動の例であり、(a)は第1手首要素と第2手首要素が一直線になった状態、(b)は第1手首要素に対して第2手首要素が直角に曲がった状態、(c)は第2手首要素が内向き(反時計方向)に強く曲がった状態をそれぞれ示す正面図である。 本発明に従った上腕揺動時の上腕後方に配索された線条体の挙動の例であり、(a)は上腕が基準位置(b)に対して反時計方向に約50゜回転した状態、(b)は上腕が垂直になった状態、(c)は上腕が基準位置(b)に対して時計方向に約50゜回転した状態をそれぞれ示す正面図である。 本発明に従った旋回胴回転時の上腕後方に配索された線条体の挙動の例であり、(a)は旋回動が基準位置(b)に対して反時計方向に約55゜回転した状態、(b)は旋回胴の基準位置、(c)は旋回胴が基準位置(b)に対して時計方向に約55゜回転した状態をそれぞれ示す平面図である。 本発明に従った線条体の断面図である。 産業用ロボットの線条体処理構造の一例を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
符号の説明
1 ロボット
2 旋回胴
3 上腕
4 前腕
5 第1手首要素
6 第2の手首要素
7 第3の手首要素
8 溶接トーチ(作業ツール)
10 板状ガイド部材
12 挿通ガイド
14 挿通部材
16 規制片(ガイド制限部材)
20 トーチケーブル(線条体)

Claims (6)

  1. 前腕の先端側に、該前腕長手方向の第1軸線回りで回転可能に設けられた第1手首要素と、該第1手首要素の先端側に、前記第1軸線と略垂直に交わる第2軸線回りで回転可能に設けられ、前記第1手首要素に対して所定の屈曲角度で交差する第2手首要素と、該第2手首要素に続き、前記第2軸線と略垂直なロボット最終軸に一定量オフセットした平行な軸線回りで回転可能に設けられた作業ツールと、を備えた産業用ロボットの線条体処理構造において、
    一端が前記第2手首要素に固定され、他端が前記第2手首要素から前記第1手首要素に向かう方向で、前記第1手首要素及び前記第2手首要素に沿って湾曲して延在する自由端であり、前記線条体を前記一端と前記他端との間でガイドする可撓性の板状ガイド部材と、
    該板状ガイド部材の前記他端側に取り付けられ、該板状ガイド部材の他端の変形範囲を、主として該板状ガイド部材の板厚方向に制限し、該板状ガイド部材が前記線条体と共に該板厚方向に直交する長手方向に往復移動できるようにするガイド制限部材と、
    前記前腕上で前記板状ガイド部材の手前側に設けられ、該板状ガイド部材にガイドされる前記線条体を挿通させる挿通部材と、を備えたことを特徴とする産業用ロボットの線条体処理構造。
  2. 前記ガイド制限部材が、前記第1の手首要素に設けられ、前記板状ガイド部材の幅方向両側に配置された一対の規制片であり、該一対の規制片の相対向する内面に、前記板状ガイド部材が自身の弾性復元力で外側に弾性復帰するのを防止する爪部が突設されたことを特徴とする請求項1記載の産業用ロボットの線条体処理構造。
  3. 前記挿通部材は、枢軸回りで回動自在に設けられ、前記線条体の動きに応じてその向きを変えることができることを特徴とする請求項1又は2記載の産業用ロボットの線条体処理構造。
  4. 前記挿通部材を通過した前記線条体は、前記前腕から上方に所定量オフセットした位置に配索されていることを特徴とする請求項3記載の産業用ロボットの線条体処理構造。
  5. 前記作業ツールは溶接用トーチであることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の産業用ロボットの線条体処理構造。
  6. 前記線条体は、溶接ワイヤ用ライナ、アシストガス用チューブ及び溶接電源用ケーブルなどから成り、前記線条体の外周が可撓性の導管によって覆われていることを特徴とする請求項5に記載の産業用ロボットの線条体処理構造。
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