JP2007021633A - ギアプーラ - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明に係るギアプーラは、取り外しをするギアが、スポーク部を有したギアであっても、押込螺杆を軸に対して垂直に当てることができるため、押込螺杆の軸に対して作用する力は直接伝達され、また、押込螺杆が軸の先端面に対して滑らず、さらに、挾持爪がギアからはずれにくくなるギアプーラを得る。
【解決手段】この発明に係るギアプーラは、保持腕基体1と、この保持腕基体1に貫通して設けられ、回動することでこの保持腕基体1に対して垂直方向に進退可能な押込螺杆2と、前記保持腕基体1の周縁に形成された周縁部3に周方向に摺動可能に設けられ、中心軸に軸12が圧入された綱車11を挾持する挾持腕体6とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】この発明に係るギアプーラは、保持腕基体1と、この保持腕基体1に貫通して設けられ、回動することでこの保持腕基体1に対して垂直方向に進退可能な押込螺杆2と、前記保持腕基体1の周縁に形成された周縁部3に周方向に摺動可能に設けられ、中心軸に軸12が圧入された綱車11を挾持する挾持腕体6とを備えている。
【選択図】図1
Description
この発明は、ギアの取り外しに用いられるギアプーラに関する。
従来のギアプーラとして、保持腕基体の中央部に、押込螺杆を回動自在に螺着し、この保持腕基体の各端部に当接状態にして複数個の挾持腕体を保持腕基体に連結杆を介して垂設し、この挾持腕体の下端部にギアを挾持する挾持爪を連設したギアプーラが知られている。
このものの場合、ギアの中心軸に圧入された軸の先端面に、押込螺杆の先端面を押し当て、押込螺杆を回動させることで、ギアを取り出している。(例えば、特許文献1参照)
このものの場合、ギアの中心軸に圧入された軸の先端面に、押込螺杆の先端面を押し当て、押込螺杆を回動させることで、ギアを取り出している。(例えば、特許文献1参照)
しかしながら、上記構成のギアプーラでは、スポーク部を有するギアのとき、スポーク部の配置によっては、押込螺杆の先端部をギアに圧入された軸の先端面に対して傾けて当てなければならず、この場合には、次のような問題点があった。
(1)押込螺杆の軸に対して作用する力は分散され、軸をギアから抜くためには、より大きな力が必要となり、また、押込螺杆が軸の先端面に対してすべりが発生し易くなり、ギアの取り出し作業性が悪い。
(2)挾持爪がギアから外れ易くなる。
(1)押込螺杆の軸に対して作用する力は分散され、軸をギアから抜くためには、より大きな力が必要となり、また、押込螺杆が軸の先端面に対してすべりが発生し易くなり、ギアの取り出し作業性が悪い。
(2)挾持爪がギアから外れ易くなる。
この発明は、上述のような問題点を解決することを課題とするもので、その目的は、取り外しをするギアが、スポーク部を有したギアであっても、押込螺杆の先端部を軸の先端面に対して垂直に当てることができるため、押込螺杆の軸に対して作用する力は直接伝達され、また、押込螺杆が軸の先端面に対して滑らず、さらに、挾持爪がギアから外れにくくなるギアプーラを提供することである。
この発明に係るギアプーラは、保持腕基体と、この保持腕基体に貫通して設けられ、回動することでこの保持腕基体に対して垂直方向に進退可能な押込螺杆と、保持腕基体の周縁に形成された周縁部に周方向に摺動可能に設けられ、中心軸に軸が圧入されたギアを挾持する挾持腕体とを備えたものである。
この発明に係るギアプーラによれば、取り外しをするギアが、スポーク部を有したギアであっても、押込螺杆の先端部を軸の先端面に対して垂直に当てることができるため、押込螺杆の軸に対して作用する力は直接伝達され、また、押込螺杆が軸の先端面に対して滑らず、さらに、挾持爪がギアから外れにくくなるという効果がある。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1に係るギアプーラについて図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1に係るギアプーラの全体斜視図である。
図2は、図1におけるII−II線に沿った矢視断面図である。
このギアプーラは、円盤状の保持腕基体1を有している。この保持腕基体1の中央部には、その面に対して垂直方向に穴が形成されている。その穴には、押込螺杆2が螺着されている。保持腕基体1の周縁部3には、摺動可能な3個の挾持腕体6が、等間隔に嵌着している。
以下、この発明の実施の形態1に係るギアプーラについて図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1に係るギアプーラの全体斜視図である。
図2は、図1におけるII−II線に沿った矢視断面図である。
このギアプーラは、円盤状の保持腕基体1を有している。この保持腕基体1の中央部には、その面に対して垂直方向に穴が形成されている。その穴には、押込螺杆2が螺着されている。保持腕基体1の周縁部3には、摺動可能な3個の挾持腕体6が、等間隔に嵌着している。
保持腕基体1において、周縁部3には、挾持腕体6を嵌着させるために、上方に突出したガイド部4およびこのガイド部4と反対側で切りかかれた段部5を有している。
周縁部3には、挾持腕体6を出し入れするための、溝状に切りかかれた出し入れ部9が形成されている。
周縁部3の外側面には、周方向に延びた溝7が形成されている。この溝7には、挾持腕体6の動きを抑制するOリング8が設けられている。
周縁部3には、挾持腕体6を出し入れするための、溝状に切りかかれた出し入れ部9が形成されている。
周縁部3の外側面には、周方向に延びた溝7が形成されている。この溝7には、挾持腕体6の動きを抑制するOリング8が設けられている。
押込螺杆2の上部には、治具を用いて回動する六角形状をした頭部10が形成されており、押込螺杆2を回動することで、保持腕基体1の面に対して垂直方向へ、進退自在に動かすことが可能である。押込螺杆2の下部には、ギアである綱車11の中心に圧入された軸12と接触するための先端部13が設けられている。
挾持腕体6は、一端部が周縁部3と嵌着する挾持腕体本体14と、この挾持腕体本体14の他端部と一端部が第一の軸17を通じて回動自在に設けられている連結杆15と、この連結杆15の他端部と一端部が第二の軸18を通じて回動自在に設けられている挾持爪16からなる。
挾持腕体本体14には、保持腕基体1のガイド部4および段部5と嵌着する略C型形状が形成されている。
挾持爪16の先端は、綱車11を係止するために突出した爪部19が形成されている。
挾持腕体本体14には、保持腕基体1のガイド部4および段部5と嵌着する略C型形状が形成されている。
挾持爪16の先端は、綱車11を係止するために突出した爪部19が形成されている。
以下、上記構成のギアプーラを用いてギアから軸を取り出す手順について説明する。
まず、押込螺杆2の先端部13を、綱車11の軸12に合わせ、さらに、綱車11の面に対して、押込螺杆2を垂直線上に配置する。
次に、図3に示すように、保持腕基体1の出し入れ部9から、複数の挾持腕体6をそれぞれ挿入し、保持腕基体1に嵌着した挾持腕体6を、保持腕基体1の周縁部3の所定の位置まで摺動する。
次に、挾持爪16を、保持腕基体1の半径方向に回動させて、綱車11の形状に合わせ、爪部19を用いて、綱車11の外径下端部を挾持するとともに、押込螺杆2の先端部13を綱車11の軸12に垂直に当てる。
その後、押込螺杆2の頭部10に対して、治具を用いて回動させ、押込螺杆2を綱車11の軸12に対して押込む。
その結果、綱車11から軸12が押し出される。
まず、押込螺杆2の先端部13を、綱車11の軸12に合わせ、さらに、綱車11の面に対して、押込螺杆2を垂直線上に配置する。
次に、図3に示すように、保持腕基体1の出し入れ部9から、複数の挾持腕体6をそれぞれ挿入し、保持腕基体1に嵌着した挾持腕体6を、保持腕基体1の周縁部3の所定の位置まで摺動する。
次に、挾持爪16を、保持腕基体1の半径方向に回動させて、綱車11の形状に合わせ、爪部19を用いて、綱車11の外径下端部を挾持するとともに、押込螺杆2の先端部13を綱車11の軸12に垂直に当てる。
その後、押込螺杆2の頭部10に対して、治具を用いて回動させ、押込螺杆2を綱車11の軸12に対して押込む。
その結果、綱車11から軸12が押し出される。
以上、説明したように、この実施の形態1のギアプーラによれば、スポーク部を有した綱車11であっても、周方向に摺動可能な挟持腕体6を適所に移動しセッティングすることで、押込螺杆2を軸12に対して垂直に当てることが可能となり、押込螺杆2の軸12に対して作用する力は直接伝達され、大きな力を要しなくても綱車11から軸12を押し出すことができる。
また、押込螺杆2が軸12の先端面に対して滑らず、さらに、挾持爪16が綱車11からはずれにくくなり、綱車11の取外し作業性が向上する。
また、押込螺杆2が軸12の先端面に対して滑らず、さらに、挾持爪16が綱車11からはずれにくくなり、綱車11の取外し作業性が向上する。
また、このギアプーラは、挾持爪16が回動自在に設けられているため、大きさの異なる綱車11にも使用することができる。
また、保持腕基体1の周縁部3に、出し入れ部9が設けられているため、挾持腕体6は保持腕基体1に容易に出し入れすることができる。
また、周縁部3にはOリングが設けられているので、保持腕基体1に対する挾持腕体6の周方向の動きが抑制され、綱車11を安定して挾持することができるため、作業性が向上する。
なお、上記実施の形態1では、ギアとして綱車11を例にして説明したが、勿論このものに限定されるものではなく、他のものであってもよい。
また、図1において挾持腕体6の数を3個として説明したが、勿論この数に限定するものではない。
さらに、上記実施の形態1では、挾持腕体6の取付け位置を等間隔として説明したが、勿論不等間隔であってもよい。
さらにまた、溝7は周縁部3の外側面に形成されているが、勿論、外側面に限定されるものではなく、周縁部3の上面または下面に形成されていてもよい。
また、図1において挾持腕体6の数を3個として説明したが、勿論この数に限定するものではない。
さらに、上記実施の形態1では、挾持腕体6の取付け位置を等間隔として説明したが、勿論不等間隔であってもよい。
さらにまた、溝7は周縁部3の外側面に形成されているが、勿論、外側面に限定されるものではなく、周縁部3の上面または下面に形成されていてもよい。
1 保持腕基体、2 押込螺杆、3 周縁部、4 ガイド部、5 段部、6 挾持腕体、7 溝、8 Oリング、9 出し入れ部、10 頭部、11 綱車、12 軸、13 先端部、14 挾持腕体本体、15 連結杆、16 挾持爪、17 第一の軸、18 第二の軸、19 爪部。
Claims (4)
- 保持腕基体と、
この保持腕基体に貫通して設けられ、回動することでこの保持腕基体に対して垂直方向に進退可能な押込螺杆と、
前記保持腕基体の周縁に形成された周縁部に周方向に摺動可能に設けられ、中心軸に軸が圧入されたギアを挾持する挾持腕体と、
を備えたことを特徴とするギアプーラ。 - 前記挾持腕体は、一端部が前記周縁部と嵌着する挾持腕体本体と、この挾持腕体本体の他端部と一端部が回動自在に設けられている連結杆と、この連結杆の他端部と一端部が回動自在に設けられている挾持爪とからなることを特徴とする請求項1に記載のギアプーラ。
- 前記周縁部は、軸方向に突出しており、この周縁部には、前記挾持腕体を径方向に出し入れ可能にする出し入れ部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のギアプーラ。
- 前記周縁部には、周方向に延びて溝が形成され、この溝にOリングが設けられていることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のギアプーラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005205841A JP2007021633A (ja) | 2005-07-14 | 2005-07-14 | ギアプーラ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200446136Y1 (ko) * | 2007-10-29 | 2009-09-28 | 현대제철 주식회사 | 기어 해체용 지그 |
CN102284923A (zh) * | 2011-06-30 | 2011-12-21 | 天津雷沃动力股份有限公司 | 一种多用齿轮捋具 |
CN104117964A (zh) * | 2014-08-09 | 2014-10-29 | 安徽省宁国市东波紧固件有限公司 | 一种新型轴承专用拉马 |
CN104708585A (zh) * | 2015-03-24 | 2015-06-17 | 南通永大管业股份有限公司 | 一种锁死孔轴分离工具 |
CN105747260A (zh) * | 2016-05-03 | 2016-07-13 | 季建国 | 饲料制粒机传动杆拆卸器 |
KR20210150039A (ko) * | 2020-06-03 | 2021-12-10 | 삼성전자서비스 주식회사 | 세탁기 펄세이터 및 보스 분해 장치 |
JP2021187630A (ja) * | 2020-06-01 | 2021-12-13 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベーターのブレーキホイールの引き抜き治具 |
-
2005
- 2005-07-14 JP JP2005205841A patent/JP2007021633A/ja active Pending
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JP2021187630A (ja) * | 2020-06-01 | 2021-12-13 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベーターのブレーキホイールの引き抜き治具 |
JP7113868B2 (ja) | 2020-06-01 | 2022-08-05 | 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 | エレベーターのブレーキホイールの引き抜き治具 |
KR20210150039A (ko) * | 2020-06-03 | 2021-12-10 | 삼성전자서비스 주식회사 | 세탁기 펄세이터 및 보스 분해 장치 |
KR102385028B1 (ko) * | 2020-06-03 | 2022-04-12 | 삼성전자서비스 주식회사 | 세탁기 펄세이터 및 보스 분해 장치 |
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