JP2007019843A - 情報提供システム、情報提供装置、および、情報提供方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】音声通信回線を介して要求された情報を、データ通信回線を介して接続してきた同一の車載端末に送信する。
【解決手段】情報端末20が音声通信回線51を介して情報センター10に呼を発して情報の提供を要求した際に、呼び出し時間、通話時間、会話の音声データをメモリ20に記録しておく。音声通信回線51の切断後に、データ通信回線52を介して、情報センター10に再接続し、メモリ20に記録した呼び出し時間、通話時間、会話の音声データを情報センター10に送信する。情報センター10は、情報端末20ごとに、メモリ19に記憶した呼び出し時間、通話時間、会話の音声データと、情報端末20から送信されてきた呼び出し時間、通話時間、会話の音声データとを照らし合わせて、音声通信回線の接続時に要求してきた情報を特定し、特定した情報を送信する。
【選択図】図1
【解決手段】情報端末20が音声通信回線51を介して情報センター10に呼を発して情報の提供を要求した際に、呼び出し時間、通話時間、会話の音声データをメモリ20に記録しておく。音声通信回線51の切断後に、データ通信回線52を介して、情報センター10に再接続し、メモリ20に記録した呼び出し時間、通話時間、会話の音声データを情報センター10に送信する。情報センター10は、情報端末20ごとに、メモリ19に記憶した呼び出し時間、通話時間、会話の音声データと、情報端末20から送信されてきた呼び出し時間、通話時間、会話の音声データとを照らし合わせて、音声通信回線の接続時に要求してきた情報を特定し、特定した情報を送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報端末に情報を送信する情報提供システム、情報提供装置、および、情報提供方法に関する。
従来、無線通信を介して、情報センターから車載情報端末に様々な情報を送信する情報提供システムが知られている(特許文献1参照)。この情報提供システムでは、利用者は音声通信回線を介して情報センターに発呼して、希望する情報を情報センターのオペレータに伝え、回線を一旦切断した後、データ通信回線を介して再び接続し直して、希望する情報をダウンロードする。従来の情報提供システムでは、発信者番号通知サービスを利用して、情報センター側で発信者番号を識別することにより、音声通信回線を介しての発呼とデータ通信回線を介しての発呼とを対応付けて、音声通信回線を介して要求された情報を、データ通信回線を介して送信している。
しかしながら、電話会社や国によっては、発信者番号通知サービスを提供していないことがあるため、発信者番号が情報センターに通知されない場合には、音声通信回線を介しての発呼とデータ通信回線を介しての発呼とを対応付けることができず、音声通信回線を介して要求された情報を送信することができないという問題があった。
(1)本発明による情報提供システムは、音声通信回線を介して、情報端末から情報センターに呼を発して情報の提供を要求し、音声通信回線の切断後に、データ通信回線を介して、情報端末から情報センターに接続があると、要求された情報を情報センターから情報端末に送信するシステムにおいて、情報端末は、音声通信回線を介して情報センターに呼を発した際に、情報端末を特定するための第1のデータを記録して、記録したデータを、データ通信回線を介して情報センターに送信し、情報センターは、音声通信回線を介して情報端末から呼が発せられた際に、情報端末を特定するための第2のデータを、情報端末から要求された情報と対応付けて保存しておき、情報端末から受信した第1のデータと、情報端末ごとに保存されている第2のデータとに基づいて、情報端末が要求してきた情報を特定することを特徴とする。
(2)本発明による情報提供装置は、音声通信回線を介して接続してきた情報端末から要求された情報を、音声通信回線の切断後に、データ通信回線を介して、再び接続してきた情報端末に送信する装置において、情報端末が音声通信回線を介して接続してきた際に、情報端末を特定するために記録した第1のデータと、情報提供装置側で記録した第2のデータとに基づいて、データ通信回線を介して接続してきた情報端末が音声通信回線を接続してきた際に要求した情報を特定することを特徴とする。
(3)本発明による情報提供方法は、音声通信回線を介して、情報端末から情報センターに呼を発して情報の提供を要求し、音声通信回線の切断後に、データ通信回線を介して、情報端末から情報センターに接続があると、要求された情報を情報センターから情報端末に送信する方法において、情報端末は、音声通信回線を介して情報センターに呼を発した際に、情報端末を特定するための第1のデータを記録して、記録したデータを、データ通信回線を介して情報センターに送信し、情報センターは、音声通信回線を介して情報端末から呼が発せられた際に、情報端末を特定するための第2のデータを、情報端末から要求された情報と対応付けて保存しておき、情報端末から受信した第1のデータと、情報端末ごとに保存されている第2のデータとに基づいて、情報端末が要求してきた情報を特定することを特徴とする。
(2)本発明による情報提供装置は、音声通信回線を介して接続してきた情報端末から要求された情報を、音声通信回線の切断後に、データ通信回線を介して、再び接続してきた情報端末に送信する装置において、情報端末が音声通信回線を介して接続してきた際に、情報端末を特定するために記録した第1のデータと、情報提供装置側で記録した第2のデータとに基づいて、データ通信回線を介して接続してきた情報端末が音声通信回線を接続してきた際に要求した情報を特定することを特徴とする。
(3)本発明による情報提供方法は、音声通信回線を介して、情報端末から情報センターに呼を発して情報の提供を要求し、音声通信回線の切断後に、データ通信回線を介して、情報端末から情報センターに接続があると、要求された情報を情報センターから情報端末に送信する方法において、情報端末は、音声通信回線を介して情報センターに呼を発した際に、情報端末を特定するための第1のデータを記録して、記録したデータを、データ通信回線を介して情報センターに送信し、情報センターは、音声通信回線を介して情報端末から呼が発せられた際に、情報端末を特定するための第2のデータを、情報端末から要求された情報と対応付けて保存しておき、情報端末から受信した第1のデータと、情報端末ごとに保存されている第2のデータとに基づいて、情報端末が要求してきた情報を特定することを特徴とする。
本発明による情報提供システム、情報提供装置、および、情報提供方法によれば、発信者番号通知サービスを利用しなくても、音声通信回線を介しての発呼と、データ通信回線を介しての発呼とを対応付けることができるので、音声通信回線を介して要求のあった情報を、データ通信回線を介して確実に送信することができる。
図1は、一実施の形態における情報提供システムの全体構成を示す図である。この情報提供システムでは、車載情報端末20からの要求に応じて、情報センター10から車載情報端末20に様々な情報を送信する。なお、図1では、車載情報端末20を1つだけ示しているが、同様の車載情報端末20が多くの車両に搭載されており、情報センター10は、複数の車載情報端末20と通信を行うことができる。
情報センター10は、情報提供処理を行う処理装置11、各種情報コンテンツを記憶している情報データベース12、利用契約者情報を記憶している利用者データベース13、オペレーター用の端末装置14、車載情報端末20と無線電話回線を介して通信を行う通信装置15、利用者とオペレータとの間の会話を録音する録音装置18、メモリ19とを備えている。情報センター10はまた、インターネットを介して外部情報源30から情報を取得するサーバー16と、道路交通情報センターや気象協会などの外部情報源40から直接、道路交通情報や気象情報を取得するサーバー17とを備えている。
車載情報端末20は、情報センター10から情報を入手して再生する処理装置21、画像情報を再生してモニター23に表示する画像再生回路22、音声情報を再生してスピーカー25から放送する音声再生回路24、利用契約者が操作および情報入力を行う入力装置26、利用者と情報センター10のオペレータとの間の会話を録音する録音装置27、メモリ28、情報センター10と無線電話回線を介して通信を行う通信装置29などを備えている。
入力装置26には、音声通信回線51またはデータ通信回線52を介して、情報センター10に接続するためのアクセススイッチを含む各種スイッチやジョイスティックなどの操作部材の他に、ハンズフリー操作および通話を行うためのマイクロフォンなどが含まれる。
この情報提供システムでは、以下の手順により、情報センター10から車載情報端末20に情報が送信される。利用者が入力装置26に含まれるアクセススイッチを操作すると、音声通信回線51を介して、情報センター10に呼が発せられる。利用者は、情報センター10に待機しているオペレータと会話することによって、希望する情報をオペレータに伝える。オペレータは、端末装置14を操作して、利用者が希望する情報を情報データベース12から検索する。この時に、利用者が希望する情報が情報データベース12に無い場合には、外部情報源30,40から取得する。
利用者は、希望する情報を情報センター10のオペレータに伝えると、音声通信回線51を切断し、今度は、データ通信回線52を介して、情報センター10に発呼する。情報センター10では、データ通信回線52を介しての着呼と音声通信回線51を介しての着呼とを対応付ける処理、すなわち、データ通信回線52を介して接続してきた車載情報端末20に送信する情報を特定する処理を行い、特定した情報を、データ通信回線52を介して送信する。
図2および図3は、音声通信回線51を介しての着呼と、データ通信回線52を介しての着呼とを対応付ける処理内容を示すフローチャートである。ステップS10〜ステップS130までの処理は、車載情報端末20側によって行われ、ステップS200〜ステップS380までの処理は、情報センター10側によって行われる。
利用者が入力装置26に含まれるアクセススイッチを操作すると、車載情報端末20の処理装置21は、ステップS10の処理を開始する。ステップS10では、通信装置29、および、音声通信回線51を介して、情報センター10に発呼する。
情報センター10の処理装置11は、ステップS200において、通信装置15に着呼があるか否かを判定する。車載情報端末20からの着呼がないと判定するとステップS200で待機し、着呼があると判定すると、ステップS210に進む。情報センター10に着呼があると、情報センター10の電話の呼び出し音を鳴らし始める処理が行われるが、ステップS210では、情報センター10の電話の呼び出し音を鳴らし始めることを示す呼び出し開始信号を、通信装置15を介して、車載情報端末20に送信する。
車載情報端末20の処理装置21は、ステップS20において、通信装置29を介して、呼び出し開始信号を受信したか否かを判定する。呼び出し開始信号を受信していないと判定するとステップS20で待機し、受信したと判定すると、ステップS30に進む。ステップS30では、呼び出し開始信号を受信した時刻をメモリ28に記録して、ステップS40に進む。
情報センター10の処理装置11は、ステップS220において、呼び出し開始信号を送信した時刻をメモリ19に記録して、ステップS230に進む。ステップ230では、情報センター10のオペレータが着呼に応答したか否かを判定する。例えば、オペレータが電話の受話器を持ち上げると、着呼に応答したと判定する。着呼に応答していないと判定するとステップS230で待機し、着呼に応答したと判定すると、ステップS240に進む。ステップS240では、オペレータが着呼に応答したことを示す応答信号を、通信装置15を介して、車載情報端末20に送信する。
ステップS240に続くステップS250では、応答信号を送信した時刻をメモリ19に記録して、ステップS260に進む。ステップ260では、呼び出し時間を演算する。呼び出し時間は、ステップS210において、呼び出し開始信号を車載情報端末20に送信してから、ステップS240において、応答信号を送信するまでの時間である。すなわち、ステップS240で記録した、応答信号を送信した時刻と、ステップS210で記録した、呼び出し開始信号を送信した時刻との差を求めることにより、呼び出し時間を算出する。呼び出し時間を算出すると、メモリ19に記録して、ステップS270に進む。
一方、車載情報端末20の処理装置21は、ステップS40において、通信装置29を介して、応答信号を受信したか否かを判定する。応答信号を受信していないと判定するとステップS40で待機し、受信したと判定すると、ステップS50に進む。ステップS50では、応答信号を受信した時刻をメモリ28に記録して、ステップS60に進む。ステップS60では、呼び出し時間を演算する。呼び出し時間は、ステップS20において、呼び出し開始信号を受信してから、ステップS40において、応答信号を受信するまでの時間である。すなわち、ステップS50で記録した、応答信号を受信した時刻と、ステップS30で記録した、呼び出し開始信号を受信した時刻との差を求めることにより、呼び出し時間を算出する。呼び出し時間を算出すると、メモリ28に記録して、ステップS70に進む。
情報センター10のオペレータが着呼に応答することにより、利用者とオペレータとの間で会話が開始されるので、利用者は、希望する情報をオペレータに伝える。車載情報端末20の処理装置21は、ステップS70において、利用者とオペレータとの間で会話が開始されてから所定時間の間、利用者とオペレータとの間の会話を録音装置27に録音する。録音した音声データは、メモリ28に保存する。利用者とオペレータとの間の会話を所定時間、録音装置27に録音し、録音した音声データをメモリ28に保存すると、ステップS80に進む。
上述したように、利用者が希望する情報をオペレータに伝えると、データ通信回線52で接続し直して、情報をダウンロードするために、音声通信回線51を切断する。ステップS80において、処理装置21は、音声通信回線51が切断されたか否かを判定する。音声通信回線51が切断されていないと判定するとステップS80で待機し、切断されたと判定すると、ステップS90に進む。
ステップS90において、処理装置21は、音声通信回線51が切断されたことを示す音声切断信号を、通信装置29を介して、情報センター10に送信する。ステップS90に続くステップS100において、処理装置21は、通話時間を演算する。通話時間は、ステップS40において、情報センター10から応答信号を受信してから、ステップS90において、情報センター10に音声切断信号を送信するまでの時間である。通話時間を演算すると、ステップS60で演算した呼び出し時間のデータ、および、ステップS70で録音した音声データとともに、メモリ28に記録して、図3に示すフローチャートのステップS110に進む。
一方、情報センター10の処理装置11は、ステップS270において、利用者とオペレータとの間で会話が開始されてから所定時間の間、利用者とオペレータとの間の会話を録音装置18に録音する。ステップS70において、車載情報端末20の録音装置27は、所定時間の間、利用者とオペレータとの間の会話を録音したが、情報センター10の録音装置18も、同一の会話を同一の時間だけ録音する。録音された会話の音声データは、メモリ19に保存される。
ステップS270に続くステップS280では、通信装置15を介して、音声切断信号を受信したか否かを判定する。音声切断信号を受信していないと判定するとステップS280で待機し、受信したと判定すると、ステップS290に進む。ステップS290において、処理装置11は、通話時間を演算する。通話時間は、ステップS240において、車載情報端末20に応答信号を送信してから、ステップS280において、音声切断信号を受信するまでの時間である。通話時間を演算すると、メモリ19に記録して、図3に示すフローチャートのステップS300に進む。
なお、情報センター10のオペレータは、利用者が希望する情報を端末装置14を用いて検索する。検索された情報(車載情報端末20に送信する情報)は、ステップS260で演算した呼び出し時間のデータ、ステップS290で演算した通話時間のデータ、および、ステップS270で録音した会話の音声データとともに、同一の車載情報端末20のデータとして、まとめてメモリ28に保存しておく。
ステップS110において、車載情報端末20の処理装置21は、利用者が入力装置26に含まれるアクセススイッチを操作したか否かを判定する。アクセススイッチが操作されていないと判定するとステップS110で待機し、操作されたと判定すると、ステップS120に進む。ステップS120では、通信装置29およびデータ通信回線52を介して、情報センター10に発呼して、ステップS130に進む。ステップS130では、ステップS60で演算した呼び出し時間のデータ、ステップS100で演算した通話時間のデータ、および、ステップS70で録音した会話の音声データを、メモリ28から読み出して、データ通信回線52を介して、情報センター10に送信する。
情報センター10の処理装置11は、ステップS300において、通信装置15に着呼があるか否かを判定する。車載情報端末20からの着呼がないと判定するとステップS300で待機し、着呼があると判定すると、ステップS310に進む。ステップS310では、呼び出し時間のデータ、通話時間のデータ、および、録音された会話の音声データを車載情報端末20から受信したか否かを判定する。これらのデータを車載情報端末20から受信していないと判定するとステップS310で待機し、受信したと判定すると、ステップS320に進む。
ステップS320では、メモリ19に記録されている、呼び出し時間のデータ、および、通話時間のデータと、ステップS310で受信した呼び出し時間のデータ、および、通話時間のデータとに基づいて、対応する時間の差が最も小さい組み合わせのデータを抽出する。ここでは、メモリ19に記録されている呼び出し時間と、ステップS310で受信した呼び出し時間の差を算出するとともに、呼び出し時間のデータとともにメモリ19に記録されている通話時間と、ステップS310で受信した通話時間との差を算出し、両者の差を加算した値が最も小さい組み合わせを抽出する。
ステップS330では、ステップS320で抽出した呼び出し時間および通話時間のデータの組み合わせに対し、ステップS310で受信した呼び出し時間および通話時間との差がそれぞれ所定時間以内であるか否かを判定する。呼び出し時間の差、および、通話時間の差がそれぞれ所定時間以内であると判定するとステップS340に進み、所定時間以内にないと判定すると、ステップS370に進む。
ステップS340において、処理装置11は、車載情報端末20と情報センター10との間の音声通信回線51が切断されてから(ステップS280)、データ通信回線52が接続されるまで(ステップS300)の時間間隔を算出する。ステップS350では、ステップS340で算出した時間間隔が所定時間間隔以内であるか否かを判定する。音声通信回線51が切断されてからデータ通信回線52が接続されるまでの時間間隔が所定時間間隔以内に無いと判定するとステップS370に進み、所定時間間隔以内であると判定すると、ステップS360に進む。
ステップS360において、処理装置11は、ステップS320で抽出したデータと共にメモリ19に記録されている音声データ(ステップS270で録音した会話の音声データ)と、ステップS310において、車載情報端末20から受信した音声データとが一致するか否かを判定する。ここでは、両音声データが完全に一致しなくても、一致する度合が所定値以上であれば、両音声データが一致していると判定する。両音声データが一致していないと判定するとステップS370に進み、一致していると判定すると、ステップS380に進む。
ステップS370では、車載情報端末20が記録したデータと、情報センター10が記録したデータとの間で、相関性の高いデータは存在しないと判断する。この場合には、情報センター10から車載情報端末20に情報を送信することはできない。一方、ステップS360では、ステップS130において記録データを送信してきた車載情報端末20と、ステップS320で抽出したデータに対応する車載情報端末20とは同一であると判断する。この場合には、ステップS320で抽出したデータと一緒にメモリ28に保存されている情報を車載情報端末20に送信する。
一実施の形態における情報提供システムは、音声通信回線を介して、情報端末20から情報センター10に呼を発して情報の提供を要求し、音声通信回線の切断後に、データ通信回線を介して、情報端末20から情報センター10に接続があると、要求された情報を情報センター10から情報端末20に送信するシステムに適用される。このような情報提供システムにおいて、情報端末20側において、情報端末を特定するためのデータを記録して、データ通信回線を介しての接続時に、情報センター10に送信する。情報センター10においても、音声通信回線を介して情報端末20から要求された情報とともに、情報端末を特定するためのデータをメモリ19に記録しており、情報端末20がデータ通信回線を介して送信してきたデータと、メモリ19に記録されているデータとに基づいて、情報端末20に送信する情報を特定する。一実施の形態における情報提供システムによれば、情報端末20から情報センター10に呼を発する際に、電話の発信者通知サービスを利用しなくても、データ通信回線を介しての接続してきた情報端末20に送信する情報を特定することができる。すなわち、音声通信回線を介して接続してきた情報端末と、データ通信回線を介して接続してきた情報端末とを対応付けることができる。
一実施の形態における情報提供システムでは、情報端末を特定するためのデータを、音声通信回線を介して情報端末20から情報センター10に呼を発した際の呼び出し時間のデータ、通話時間のデータ、および、利用者と情報センター10のオペレータとの間の会話の音声データとした。これにより、音声通信回線を介して接続してきた情報端末と、データ通信回線を介して接続してきた情報端末とを確実に対応付けることができるので、音声通信回線を介して要求してきた情報を、データ通信回線を介して接続してきた情報端末20に確実に送信することができる。
一実施の形態における情報提供システムによれば、情報端末20側で記録された呼び出し時間、および、通話時間と、情報センター10側で記録された呼び出し時間、および、通話時間の差をそれぞれ算出し、算出した時間差の合計値が最も小さい組み合わせのデータにおいて、算出した時間差がそれぞれ所定時間以内の場合に、時間差の合計値が最も小さい組み合わせのデータと対応してメモリ19に記録されている情報を情報端末20に送信するようにした。これにより、算出した時間差の合計値が最も小さい組み合わせのデータであっても、呼び出し時間の差、または、通話時間の差が所定時間より大きいデータは除外することができるので、誤った情報が情報端末20に送信されるのを防ぐことができる。
一実施の形態における情報提供システムによれば、情報端末20側で記録された呼び出し時間、および、通話時間と、情報センター10側で記録された呼び出し時間、および、通話時間の差をそれぞれ算出し、算出した時間差の合計値が最も小さい組み合わせのデータにおいて、音声通信回線の切断からデータ通信回線の接続までの時間間隔が所定の時間間隔以内の場合に、時間差の合計値が最も小さい組み合わせのデータと対応してメモリ19に記録されている情報を情報端末20に送信するようにした。これにより、算出した時間差の合計値が最も小さい組み合わせのデータであっても、音声通信回線の切断からデータ通信回線の接続までの時間間隔が所定の時間間隔より大きいデータは除外することができる。すなわち、音声通信回線が切断されてから、データ通信回線の接続までの時間が長く、同一の情報端末20と認定できないような場合に、誤った情報が情報端末20に送信されてしまうのを防ぐことができる。
本発明は、上述した一実施の形態に限定されることはない。例えば、情報センター10から情報を受信する情報端末は、車両に搭載される車載情報端末に限定されることはなく、携帯情報端末(PDA;Personal Digital Assistants)や携帯型のパーソナルコンピューターであってもよい。
上述した一実施の形態では、車載情報端末20および情報センター10において、呼び出し時間および通話時間をそれぞれ記録し、双方で記録されている呼び出し時間および通話時間の差の加算値が最小となる組み合わせデータを抽出した。しかし、呼び出し時間、または、通話時間のいずれか一方のみを記録し、車載情報端末20および情報センター10でそれぞれ記録された時間の差が最小となるデータを抽出するようにしてもよい。また、呼び出し時間および通話時間を記録せず、利用者と情報センターのオペレータとの間の会話の音声データの一致度合に基づいて、車載情報端末20に送信する情報を特定するようにしてもよい。
情報センター10において、車載情報端末20からの着呼に応答する時間をユーザごとに調節するようにしてもよい。この場合、異なる車載情報端末20において、呼び出し時間が同一となる可能性を低減することができるので、車載情報端末20に送信する情報を確実に特定することができる。
特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、メモリ28が第1の記録手段を、通信装置29が送信手段を、メモリ19が第2の記録手段および情報保存手段を、通信装置15が受信手段を、処理装置11が特定手段および再接続時間検出手段を、録音装置27が第1の録音手段を、録音装置18が第2の録音手段をそれぞれ構成する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する上で、上記の実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係に何ら限定されるものではない。
10…情報センター、11…処理装置、12…情報データベース、13…利用者データベース13、14…オペレーター用の端末装置、15…通信装置、16,17…サーバー、18…録音装置、19…メモリ、20…車載情報端末、21…処理装置、22…画像再生回路、23…モニタ、24…音声再生回路、25…スピーカー、26…入力装置、27…録音装置、28…メモリ、30,40…外部情報源、51…音声通信回線、52…データ通信回線
Claims (17)
- 音声通信回線を介して、情報端末から情報センターに呼を発して情報の提供を要求し、音声通信回線の切断後に、データ通信回線を介して、情報端末から情報センターに接続があると、要求された情報を情報センターから情報端末に送信する情報提供システムにおいて、
情報端末は、前記音声通信回線を介して情報センターに呼を発した際に、情報端末を特定するための第1のデータを記録する第1の記録手段と、
前記第1の記録手段によって記録された第1のデータを、前記データ通信回線を介して情報センターに送信する送信手段とを備え、
情報センターは、前記音声通信回線を介して情報端末から呼が発せられた際に、情報端末を特定するための第2のデータを記録する第2の記録手段と、
前記音声通信回線を介して情報端末から呼が発せられた際に要求された情報を、前記第2の記録手段に記録されている第2のデータと対応付けて保存する情報保存手段と、
前記送信手段によって送信される第1のデータを受信する受信手段と、
前記第2の記録手段によって情報端末ごとに記録されている第2のデータと、前記受信手段によって受信された第1のデータとに基づいて、前記データ通信回線を介して接続してきた情報端末が前記音声通信回線を介して接続してきた際に要求した情報を、前記情報保存手段に保存されている複数の情報の中から特定する特定手段とを備えることを特徴とする情報提供システム。 - 請求項1に記載の情報提供システムにおいて、
前記第1の記録手段が記録する第1のデータは、前記音声通信回線を介して情報センターに呼を発した際の呼び出し時間のデータであり、
前記第2の記録手段が記録する第2のデータは、前記音声通信回線を介して情報端末から呼が発せられた際の呼び出し時間のデータであって、
前記特定手段は、前記第2の記録手段によって情報端末ごとに記録されている複数の呼び出し時間のデータの中から、前記受信手段によって受信された呼び出し時間との時間差が最も小さい呼び出し時間のデータと対応付けて前記情報保存手段に保存されている情報を、前記音声通信回線を介して接続してきた際に要求してきた情報として特定することを特徴とする情報提供システム。 - 請求項1に記載の情報提供システムにおいて、
前記第1の記録手段が記録する第1のデータは、前記音声通信回線を介して情報センターとの間で通話が行われた時間のデータであり、
前記第2の記録手段が記録する第2のデータは、前記音声通信回線を介して情報端末との間で通話が行われた時間のデータであって、
前記特定手段は、前記第2の記録手段によって情報端末ごとに記録されている複数の通話時間のデータの中から、前記受信手段によって受信された通話時間との時間差が最も小さい通話時間のデータと対応付けて前記情報保存手段に保存されている情報を、前記音声通信回線を介して接続してきた際に要求してきた情報として特定することを特徴とする情報提供システム。 - 請求項1に記載の情報提供システムにおいて、
前記第1の記録手段が記録する第1のデータは、前記音声通信回線を介して情報センターに呼を発した際の呼び出し時間、および、通話時間のデータであり、
前記第2の記録手段が記録する第2のデータは、前記音声通信回線を介して情報端末から呼が発せられた際の呼び出し時間、および、通話時間のデータであって、
前記特定手段は、前記第2の記録手段によって情報端末ごとに記録されている呼び出し時間、および、通話時間と、前記受信手段によって受信された呼び出し時間、および、通話時間との差をそれぞれ算出し、算出した時間差を加算した値が最も小さいデータと対応付けて前記情報保存手段に保存されている情報を、前記音声通信回線を介して接続してきた際に要求してきた情報として特定することを特徴とする情報提供システム。 - 請求項4に記載の情報提供システムにおいて、
前記特定手段は、前記呼び出し時間および通話時間の時間差を加算した値が最も小さいデータについて、それぞれの時間差が所定の時間差以内であれば、前記時間差を加算した値が最も小さいデータと対応付けて前記情報保存手段に保存されている情報を、前記音声通信回線を介して接続してきた際に要求してきた情報として特定することを特徴とする情報提供システム。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の情報提供システムにおいて、
情報センターは、前記音声通信回線が切断されてから前記データ通信回線が接続されるまでの再接続時間を検出する再接続時間検出手段と、
前記特定手段によって特定された情報を送信する情報端末の再接続時間が所定の時間以内でない場合には、前記特定手段によって特定された情報を情報端末に送信しない送信禁止手段とをさらに備えることを特徴とする情報提供システム。 - 請求項1に記載の情報提供システムにおいて、
情報端末は、前記音声通信回線を介して利用者と情報センターのオペレータとの間で行われる会話を録音する第1の録音手段をさらに備え、
前記第1の記録手段が記録する第1のデータは、前記第1の録音手段によって録音される会話の音声データであり、
情報センターは、前記音声通信回線を介してオペレータと利用者との間で行われる会話を録音する第2の録音手段をさらに備え、
前記第2の記録手段が記録する第2のデータは、前記第2の録音手段によって録音される会話の音声データであって、
前記特定手段は、前記第2の記録手段によって情報端末ごとに記録されている音声データの中から、前記受信手段によって受信された音声データと一致する度合が最も高い音声データと対応付けて前記情報保存手段に保存されている情報を、前記音声通信回線を介して接続してきた際に要求してきた情報として特定することを特徴とする情報提供システム。 - 請求項1〜6のいずれかに記載の情報提供システムにおいて、
情報端末は、前記音声通信回線を介して利用者と情報センターのオペレータとの間で行われる会話を録音する第1の録音手段をさらに備え、
情報センターは、前記音声通信回線を介してオペレータと利用者との間で行われる会話を録音する第2の録音手段をさらに備え、
前記第1の記録手段が記録する第1のデータは、前記音声通信回線を介して情報センターに呼を発した際の呼び出し時間、通話時間、および、前記第1の録音手段によって録音される会話の音声データであり、
前記第2の記録手段が記録する第2のデータは、前記音声通信回線を介して情報端末から呼が発せられた際の呼び出し時間、通話時間、および、前記第2の録音手段によって録音される会話の音声データであって、
前記特定手段は、前記第2の記録手段によって情報端末ごとに記録されている呼び出し時間、および、通話時間と、前記受信手段によって受信された呼び出し時間、および、通話時間との差をそれぞれ算出し、算出した時間差を加算した値が最も小さく、かつ、前記第2の記録手段によって記録されている音声データと、前記受信手段によって受信された音声データとの一致する度合が所定度合以上であれば、前記第2のデータと対応付けて前記情報保存手段に保存されている情報を、前記音声通信回線を介して接続してきた際に要求してきた情報として特定することを特徴とする情報提供システム。 - 音声通信回線を介して接続してきた情報端末から要求された情報を、前記音声通信回線の切断後に、データ通信回線を介して、再び接続してきた情報端末に送信する情報提供装置において、
情報端末が前記音声通信回線を介して接続してきた際に、情報端末を特定するために記録して、前記データ通信回線を介して送信してきた第1のデータを受信する受信手段と、
前記音声通信回線を介して情報端末から呼が発せられた際に、情報端末を特定するための第2のデータを記録する記録手段と、
前記音声通信回線を介して情報端末から呼が発せられた際に要求された情報を、前記第2の記録手段に記録されている第2のデータと対応付けて保存する情報保存手段と、
前記第2の記録手段によって情報端末ごとに記録されている第2のデータと、前記受信手段によって受信された第1のデータとに基づいて、前記データ通信回線を介して接続してきた情報端末が前記音声通信回線を介して接続してきた際に要求してきた情報を、前記情報保存手段に保存されている複数の情報の中から特定する特定手段とを備えることを特徴とする情報提供装置。 - 請求項9に記載の情報提供装置において、
前記第1のデータは、情報端末が前記音声通信回線を介して呼を発してきた際の呼び出し時間のデータであり、
前記記録手段が記録する第2のデータは、前記音声通信回線を介して情報端末から呼が発せられた際の呼び出し時間のデータであって、
前記特定手段は、前記記録手段によって情報端末ごとに記録されている複数の呼び出し時間のデータの中から、前記受信手段によって受信された呼び出し時間との時間差が最も小さい呼び出し時間のデータと対応付けて前記情報保存手段に保存されている情報を、前記音声通信回線を介して接続してきた際に要求してきた情報として特定することを特徴とする情報提供装置。 - 請求項9に記載の情報提供装置において、
前記第1のデータは、前記音声通信回線を介して情報端末から呼が発せられた際に通話が行われた時間のデータであり、
前記第2の記録手段が記録する第2のデータは、前記音声通信回線を介して情報端末との間で通話が行われた時間のデータであって、
前記特定手段は、前記第2の記録手段によって情報端末ごとに記録されている複数の通話時間のデータの中から、前記受信手段によって受信された通話時間との時間差が最も小さい通話時間のデータと対応付けて前記情報保存手段に保存されている情報を、前記音声通信回線を介して接続してきた際に要求してきた情報として特定することを特徴とする情報提供装置。 - 請求項9に記載の情報提供装置において、
前記第1のデータは、前記音声通信回線を介して情報端末から呼が発せられた際の呼び出し時間、および、通話時間のデータであり、
前記記録手段が記録する第2のデータは、前記音声通信回線を介して情報端末から呼が発せられた際の呼び出し時間、および、通話時間のデータであって、
前記特定手段は、前記記録手段によって情報端末ごとに記録されている呼び出し時間、および、通話時間と、前記受信手段によって受信された呼び出し時間、および、通話時間との差をそれぞれ算出し、算出した時間差を加算した値が最も小さいデータと対応付けて前記情報保存手段に保存されている情報を、前記音声通信回線を介して接続してきた際に要求してきた情報として特定することを特徴とする情報提供装置。 - 請求項12に記載の情報提供装置において、
前記特定手段は、前記呼び出し時間、および、通話時間の時間差を加算した値が最も小さいデータについて、それぞれの時間差が所定の時間差以内であれば、前記時間差を加算した値が最も小さいデータと対応付けて前記情報保存手段に保存されている情報を、前記音声通信回線を介して接続してきた際に要求してきた情報として特定することを特徴とする情報提供装置。 - 請求項9〜13のいずれかに記載の情報提供装置において、
前記音声通信回線が切断されてから前記データ通信回線が接続されるまでの再接続時間を検出する再接続時間検出手段と、
前記特定手段によって特定された情報を送信する情報端末の再接続時間が所定の時間以内でない場合には、前記特定手段によって特定された情報を情報端末に送信しない送信禁止手段とをさらに備えることを特徴とする情報提供装置。 - 請求項9に記載の情報提供装置において、
前記第1のデータは、情報端末が前記音声通信回線を介して接続してきた際の利用者の会話の音声データであり、
情報端末が前記音声通信回線を介して接続してきた際の利用者の会話を録音する録音手段をさらに備え、
前記記録手段が記録する第2のデータは、前記録音手段によって録音される会話の音声データであって、
前記特定手段は、前記記録手段によって情報端末ごとに記録されている音声データの中から、前記受信手段によって受信された音声データと一致する度合が最も高い音声データと対応付けて前記情報保存手段に保存されている情報を、前記音声通信回線を介して接続してきた際に要求してきた情報として特定することを特徴とする情報提供装置。 - 請求項9〜14のいずれかに記載の情報提供装置において、
前記第1のデータは、情報端末が前記音声通信回線を介して呼を発してきた際の呼び出し時間、通話時間のデータ、および、前記音声通信回線を介して接続してきた際の利用者の会話の音声データであり、
情報端末が前記音声通信回線を介して接続してきた際の利用者の会話を録音する録音手段をさらに備え、
前記第2のデータは、前記音声通信回線を介して情報端末から呼が発せられた際の呼び出し時間、通話時間のデータ、および、前記録音手段によって録音される会話の音声データであって、
前記特定手段は、前記記録手段によって情報端末ごとに記録されている呼び出し時間、および、通話時間と、前記受信手段によって受信された呼び出し時間、および、通話時間との差をそれぞれ算出し、算出した時間差を加算した値が最も小さく、かつ、前記記録手段によって記録されている音声データと、前記受信手段によって受信された音声データとの一致する度合が所定度合以上であれば、前記第2のデータと対応付けて前記情報保存手段に保存されている情報を、前記音声通信回線を介して接続してきた際に要求してきた情報として特定することを特徴とする情報提供装置。 - 音声通信回線を介して、情報端末から情報センターに呼を発して情報の提供を要求し、音声通信回線の切断後に、データ通信回線を介して、情報端末から情報センターに接続があると、要求された情報を情報センターから情報端末に送信する情報提供方法において、
情報端末は、前記音声通信回線を介して情報センターに呼を発した際に、情報端末を特定するための第1のデータを記録して、記録したデータを、前記データ通信回線を介して情報センターに送信し、
情報センターは、前記音声通信回線を介して情報端末から呼が発せられた際に、情報端末を特定するための第2のデータを、前記音声通信回線を介して情報端末から呼が発せられた際に要求された情報と対応付けて保存しておき、情報端末から受信した前記第1のデータと、情報端末ごとに保存されている第2のデータとに基づいて、前記データ通信回線を介して接続してきた情報端末が要求してきた情報を特定することを特徴とする情報提供方法。
Priority Applications (1)
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JP2005199006A JP2007019843A (ja) | 2005-07-07 | 2005-07-07 | 情報提供システム、情報提供装置、および、情報提供方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005199006A JP2007019843A (ja) | 2005-07-07 | 2005-07-07 | 情報提供システム、情報提供装置、および、情報提供方法 |
Publications (1)
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Cited By (1)
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-
2005
- 2005-07-07 JP JP2005199006A patent/JP2007019843A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2011038762A1 (en) * | 2009-09-30 | 2011-04-07 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Network fault detection |
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