JP2015095736A - 車載装置用通信システム、車載装置、通話障害提示方法及び通話障害提示プログラム - Google Patents

車載装置用通信システム、車載装置、通話障害提示方法及び通話障害提示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 音声通話の障害の要因を提示することができる、「車載装置用通信システム、車載装置、通話障害提示方法及び通話障害提示プログラム」を提供する。
【解決手段】 本発明の車載装置用通信システムは、車載装置20と当該車載装置20に情報を提供する情報センター30とを含む。車載装置20と情報センター30との間に音声通話を可能にする音声通話用回線40とデータ通信を可能にするデータ通信用回線50とが形成される。音声通信用回線40に通話障害が発生したとき、情報センター30において通話障害の要因を解析し、その解析結果をデータ通信用回線50を介して車載装置20へ送信する。車載装置20は、受信した解析結果に基づき通話障害の要因を表したメッセージを表示する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、音声通話により遠隔操作サービスを依頼可能な車載装置用通信システムに関し、特に、音声通話により通話エラーが生じたとき、その原因に応じたメッセージを提示する技術に関する。
現在、自動車向けの次世代情報提供サービスとして、携帯電話または車両に搭載された電子装置(以下、車載装置)をインターネット等に接続することで、ナビゲーション機能などと連動可能な各種サービスを提供するテレマティクスサービスの実用化が進んでいる。このようなサービスの1つに、携帯電話を用いてオペレータに要望を伝えると、オペレータを介して車載装置の操作に必要な情報が提供される。例えば、ユーザーが目的地の設定をオペレータに伝えると、オペレータが目的地を設定する方法を音声通話で案内したり、あるいはオペレータの指示に応答した情報センターが車載装置に目的地を設定するための必要なデータを提供する。
その他にも、ユーザーが自車位置周辺にあるガソリンスタンドの検索を要求すると、オペレータの指示に応答した情報センターが車載装置にガソリンスタンドを示すPOIのデータを提供する。このように、ユーザーは音声通話を利用して要望をオペレータに伝えることで、煩雑な操作をすることなく簡単に車載装置を利用することができる。
音声通話を利用したテレマティクスサービスでは、音声通話が確立されていなければならない。特許文献1は、無線回線の切断を検出した場合に、相手電話番号を自動的に再発呼することが可能な無線電話装置を開示している。また、特許文献2は、受信電話の電界強度が劣化したため通話が切断されたときに、自動的に再発呼したり、通話圏外であることを使用者に知らせる携帯電話装置を開示している。
特許第2781100号公報 特開平10−3274465号公報
従来のテレマティクスサービスを利用する典型的な構成は、車載装置にスマートフォン等の携帯電話機をブルーツースハンズフリーにより接続し、携帯電話機の音声通話によりオペレータに要求を伝え、他方、通信モジュールを使ったデータ通信により車載装置と情報センターとを接続し、車載装置から自車位置情報等を情報センターに伝え、オペレータから指示を受けた情報センターがユーザーからの要求に応じた必要な情報を車載装置へ提供している。しかしながら、たとえ音声通話のサービスエリア内であっても、何らかの理由(電波状態の不良、回線の混雑など)により音声通話の接続に失敗し、発信や着信をすることができない状態になったり、通話開始後に通話が途中で中断するなどの障害が発生することがある。このようなとき、車載装置には、予め用意された固定文のエラーメッセージが表示されるが、ユーザーには、接続失敗の理由が不明であるという課題がある。
図7は、音声通話が切断されたときのメッセージが表示された画面500であり、例えば、「接続できませんでした。再度、LINKボタンを押して下さい。」などが報知される。ユーザーは、エラーメッセージに従い、再度コール(発呼)するが、それでも電話回線が接続されないことがあった。音声通話切断時のメッセージの内容は、単に再コールを促す固定文あり、再コールしても繋がらなかった場合、ユーザーはその原因を知ることができず、どのように対処して良いかも分からず、フラストレーションを感じてしまう。
本発明は、このような従来の課題を解決し、音声通話の障害の原因を提示することができる、車載装置用通信システム、車載装置、通話障害提示方法及び通話障害提示プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る車載装置用通信システムは、車載装置と当該車載装置に情報を提供する情報センターとを含むものであって、車載装置と情報センターとの間で音声通話を可能にする音声通話手段と、車載装置と情報センターとの間でデータ通信を可能にするデータ通信手段と、前記音声通話手段に通話障害が発生したとき、情報センターにおいて前記通話障害の要因を解析する解析手段と、前記解析手段による解析結果を前記データ通信手段を介して車載装置へ送信する送信手段とを有する。
好ましくは車載装置は、前記送信手段から送信された解析結果を受信する受信手段と、当該受信手段によって受信された解析結果を出力する出力手段とを有する。好ましくは前記出力手段は、通話障害の要因を表したメッセージを画像または音声により出力する。好ましくは車載装置は、情報センターに通話障害の要因の解析を要求する解析要求手段を含み、前記解析手段は、車載装置からの要求に応じて通話障害の要因を解析する。好ましくは車載装置は、通話障害の発生を検出する検出手段を含み、前記検出手段により通話障害が検出されたとき、前記解析要求手段は、情報センターに解析を要求する。好ましくは前記解析手段は、通話障害の要因が予め規定された判定テーブルを用いて通話障害の要因を特定する。好ましくは前記解析手段は、オペレータからの指示に基づき通話障害の要因を特定する。好ましくは前記送信手段は、通話障害の要因に対応するメッセージ情報を車載装置に送信する。好ましくは前記送信手段は、通話障害の要因に対応する障害コードを車載装置に送信する。好ましくは車載装置は、音声通話機能およびデータ通信機能を有する端末装置を接続する接続手段を含む。
本発明に係る車載装置は、情報センターが提供する情報を受信可能なものであって、情報センターとの間で音声通話を可能にする音声通話手段と、情報センターとの間で、データ通信を可能にするデータ通信手段と、前記音声通信手段に通話障害が発生したとき、前記通信障害の要因の解析を要求する解析要求手段と、前記データ通信手段を介して情報センターから解析結果を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した解析結果を提示する提示手段とを有する。
好ましくは車載装置はさらに、通話障害の発生を検出する検出手段を含み、前記検出手段により通話障害が検出されたとき、前記解析要求手段は、情報センターに解析を要求する。好ましくは前記提示手段は、受信した解析結果に基づき、通話障害の要因を表したメッセージを画像または音声により出力する。
本発明に係る通話障害提示方法は、車載装置と当該車載装置に情報を提供する情報センターとを含む車載装置用通信システムにおけるものであって、車載装置と情報センターとの間で音声通話を可能にするステップと、車載装置と情報センターとの間でデータ通信を可能にするステップと、前記音声通信に通信障害が発生したとき、情報センターにおいて前記通信障害の要因を解析するステップと、前記解析するステップによる解析結果を前記データ通信を介して車載装置へ送信するステップとを有する。
好ましくは通話障害提示方法はさらに、車載装置において解析結果を受信するステップと、受信された解析結果を出力するステップとを有する。好ましくは前記出力するステップは、通話障害の要因を表したメッセージを画像または音声により出力する。好ましくは通話障害提示方法はさらに、通話障害の発生を検出するステップと、通話障害が検出されたとき、情報センターに通話障害の解析を要求するステップとを含む。
本発明に係る通話障害提示プログラムは、車載装置と当該車載装置に情報を提供する情報センターとを含む車載装置用通信システムにおいて実行されるものであって、車載装置と情報センターとの間で音声通話を可能にするステップと、車載装置と情報センターとの間でデータ通信を可能にするステップと、前記音声通信に通信障害が発生したとき、情報センターにおいて前記通信障害の要因を解析するステップと、前記解析するステップによる解析結果を前記データ通信を介して車載装置へ送信するステップとを有する。
本発明によれば、車載装置と情報センター間の音声通信に通話障害が発生したとき、情報センターにおいて通話障害の要因が解析され、その解析結果がデータ通信手段を介して車載装置へ送信されるようにしたので、ユーザーは、通話障害の要因を知ることができ、それに応じた対処を取ることができる。
本発明の実施例に係る車載装置用通信システムの一構成例を示す図である。 本発明の実施例に係る車載装置の構成を示すブロック図である。 本実施例による通信プログラムの機能的な構成を示す図である。 本実施例に係るメッセージ画面を例示する図である。 本実施例に係るサーバー装置の主要な機能を示したブロック図を示す。 本実施例の通話障害の要因を判定するテーブルの一例を示す図である。 本実施例に係る車載装置用通信システムによる通信エラー提示動作を説明する動作フローである。 従来の車載装置において、通話エラーが発生した際に表示されるメッセージ画面を示す図である。
本発明の好ましい形態では、車載装置用通信システムは、車載装置と、当該車載装置に情報を提供する情報センターとを含み、車載装置と情報センターとの間に音声通話を可能にする音声通話手段とデータ通信を可能にするデータ通信手段とが形成される。音声通信手段に通話障害が発生したとき、情報センターにおいて通話障害の要因が解析され、その解析結果が有効なデータ通信手段を介して車載装置へ送信される。車載装置では、解析結果に基づき通話障害の要因を表したメッセージを画像または音声によりユーザーに提示する。
車載装置は、概して車両に搭載されまたは持ち込まれた電子装置であり、種々の機能を備えることができる。例えば、車載装置は、目的地までの経路を案内するナビゲーション機能、オーディオデータやビデオデータを再生する機能、電話回線を利用し、音声通話を可能にする音声通話機能、インターネットなどのネットワークに接続し、外部とデータ通信を可能にするデータ通信機能、表示機能などを有することができる。さらに車載装置は、他のデバイス、例えば端末装置を接続することも可能である。
本発明の好ましい態様では、車載装置に、音声通話機能およびデータ通信機能を備えた端末装置が接続される。接続方法は、例えば、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、USB(登録商標)などである。端末装置は、例えば、携帯電話機、多機能型携帯電話(スマートフォン)、タブレット端末、データ通信用モジュール、その他の通信用携帯端末であることができる。車載装置は、それ自身が情報センターと通信することも可能であるが、接続された端末装置を介して音声通信およびデータ通信を行うことができる。
情報センターは、オペレータが存在するコールセンターと、多数のユーザーの車載装置に関する情報の管理および蓄積を行い、かつ必要な情報を提供するサーバー装置とを備える。オペレータは、ユーザーと音声通話を介してユーザーからの要望を受け取り、サーバー装置に対する指示を与える。サーバー装置は、車載装置とデータ通信することができ、車載装置から情報の提供のために必要な情報(例えば、位置情報)を受け取ったり、オペレータからの指示に応じて車載装置に必要な情報(例えば、目的地情報)を提供することができる。また、サーバー装置は、ユーザーとオペレータとの音声通話において通話障害が生じたとき、オペレータからの指示に応答してまたは車載装置からの要求等に応じて、通話障害の要因を解析し、その解析結果をデータ通信により車載装置へ送信する。車載装置は、データ通信を介して受信した解析結果の内容をディスプレイに表示する。好ましくは、解析結果は、通話障害の要因を含み、その要因は、エラーメッセージまたはエラーコードを含む。車載装置は、受信したエラーメッセージまたはエラーコードに対応するメッセージをユーザーに提示し、通話障害の原因を知らせ、ユーザーは、通話障害の要因に応じた対処を実行することができる。
次に、本発明の実施例に係る車載装置用通信システムについて図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施例に係る車載装置用通信システムの一構成例を示す図である。本実施例の車載装置用通信システム10は、車載装置20と情報センター30とを含み、車載装置20と情報センター30との間には、音声通話を可能にする音声通話用回線40と、データ通信を可能にするデータ通信用回線50とが形成される。
車載装置20は、携帯電話22やデータ通信用モジュール24などを外部接続することができる。例えば、携帯電話22は、情報センター30との間に音声通信用回線40を確立し、データ通信用モジュール24は、データ通信用回線50を確立することができる。但し、車載装置20が音声通話用回線40およびデータ通信用回線50を確立するようにしてもよい。
情報センター30には、音声通話によりユーザーからの要望を聞き取るオペレータ32が控えており、オペレータ32は、ユーザー及び車載装置20に関する情報を管理/蓄積するサーバー装置34を操作することができる。サーバー装置34は、データ通信用回線50を介して車両の自車位置情報や車両を識別する識別情報を取得することができ、オペレータ32からの指示に応じて車載装置20に操作情報、設定情報、エラーメッセージを含む解析情報を提供することができる。
図2は、車載装置の構成例を示すブロック図である。車載装置20は、自車位置周辺の道路地図を表示したり、目的地までの誘導経路を案内するナビゲーション部100と、CD、DVD、ブルーレイディスク、ハードディスク装置などから得られたオーディオデータやビデオデータを再生するマルチメディア再生部102と、外部との音声通話を可能する音声通話部104と、外部とのデータ通信を可能にするデータ通信部106と、音声通話機能やデータ通信機能を持つ端末装置などに接続する接続部108と、ユーザーからの指示を受け取る各種スイッチやタッチパネルなどの入力部110と、画像や音声を出力する出力部112と、プログラムやデータ等を記憶する記憶部114と、各部を制御する制御部116を含んで構成される。
音声通信部104は、音声通話を可能にするため電話回線に接続することができる。電話回線への接続は、車内に持ち込まれた携帯電話22を介して電話回線に接続してもよい。音声通信部104により電話回線が接続すると、情報センター30との間に音声通話用回線40が確立する。
データ通信手段106は、外部とのデータ通信を可能にするためインターネットなどのネットワークに接続することができる。これ以外にも、例えば、情報センター30との間でピアツーピアでデータ通信をしてもよい。データ通信手段106により情報センター30との間にデータ通信用回線50が確立される。
接続部108は、車内に持ち込まれた端末装置、例えば、携帯電話22やデータ通信用モジュール24を車載装置20に接続することができる。例えば、ハンズフリー機能用の接続方式「Bluetooth HFP」により車載装置20と携帯電話22とを接続する。
入力部110は、各種スイッチやタッチパネルなど、ユーザーからの指示を受け取る。入力部110は、例えば、オペレータ32との音声通話を実行するための音声通話ボタン「LINKボタン」を含む。音声通話ボタンは、ディスプレイ上に操作ボタンとして表示されるが、これに限らず、ハードスイッチであってよい。
出力部112は、例えば、自車の周辺地図、目的地までの案内経路を示すナビゲーション画像やDVD、テレビ放送などの再生画像、案内音声や再生音声等を出力することができる。出力部112は、これら以外にも、情報センター30との接続するためのコール画面、情報センター30からの遠隔操作用画面や遠隔操作用音声、メッセージ等を表示することができる。
記憶部114には、システム動作に必須のプログラム以外にも、ナビゲーションに必要な道路地図データ、メディア再生に必要な楽曲データなどを記憶することができる。また、携帯電話22やデータ通信用モジュール24など端末装置を接続するためのデータ、情報センター30などと接続するための接続先データなど、各種データが記憶されている。
制御部116は、好ましい態様では、ROM、RAMなどを含むマイクロコントローラから構成され、ROMまたはRAMは、車載装置の各部の動作を制御するための種々のプログラムを格納することができる。さらに本実施例では、オペレータとの音声通話において通話障害が発生したとき、通話障害の解析を要求するための障害解析プログラムが含まれる。
本実施例による障害解析プログラムの機能的な構成を図3に示す。障害解析プログラム120は、情報センター30との間で音声通信用回線40を確立する音声通話手段122と、情報センター30との間でデータ通信用回線50を確立するデータ通信手段124と、音声通話手段122に通話障害が発生したか否かを検出する通話障害検出手段126と、通話障害検出手段126によって通話障害が検出されたとき、通話障害の原因の解析を要求する解析要求手段128と、情報センター30から送信される解析結果を受信する解析結果受信手段130と、受信した解析結果に基づき出力部112にメッセージを出力させるメッセージ出力手段132とを備える。
通話障害検出手段126は、音声通話用回線40を監視し、その切断または中断を検出すると、解析要求手段126は、データ通信手段124を介して音声通話用回線40の通話エラーの原因の解析をサーバー装置34に要求する。
解析結受信得手段130は、サーバー装置34から送信される解析結果を取得し、解析結果に含まれる通話障害の要因を抽出する。通話障害の要因には、例えば、デバイス接続不要、回線不良(電波環境が悪い)、回線故障などが含まれる。解析結果受信手段128は、解析結果として通話障害の要因を識別する障害コードを受け取るものであってもよい。
メッセージ出力手段132は、受信した解析結果に基づき通話障害の原因となるメッセージをユーザーに提示する。ある態様では、解析結果の内容を示したテキストデータを受信し、これを定型のフォーマットにてディスプレイに表示させ、必要に応じてテキストを音声出力させる。他の態様では、解析結果として障害コードを受信したとき、記憶部114から障害コードに対応するメッセージ情報を抽出し、これをディスプレイに表示させ、あるいは音声により出力する。
図4は、通話障害の原因を示すメッセージ画面の一例である。図4(a)は、車載装置20と携帯電話22とが接続不良であるときのメッセージであり、車載装置20と携帯電話22とのBluetooth接続の確認を促すようなメッセージが132が表示される。また、解析結果が回線不良であったとき、メッセージ出力手段130は、図4(b)に示すように、電波環境が改善された後、再度コールを促すようなメッセージ134を表示する。
図4(c)は、回線故障であるときメッセージであり、修復後、コールセンターより電話をする旨のメッセージ136が表示される。このように、通話障害ーの解析結果に応じたメッセージがユーザーに提示される。
次に、本発明の実施例に係るサーバー装置について説明する。図5に、サーバー装置の主要な機能を示したブロック図を示す。サーバー装置34は、ユーザーまたは車載装置30に関する情報を管理/蓄積するデータベース部150と、オペレータ32からの指示を受け付ける指示受付部152と、受け付けた指示に基づき車載装置20に必要な操作または設定のためのサービス情報を提供するサービス情報提供部154と、オペレータ32からの指示等に基づき、音声通話の障害の原因を解析する通話障害解析部156と、解析結果を車載装置20に送信する解析結果送信部158とを備えている。
通話障害解析部156は、オペレータ32の指示、通話エラーの自動検知、または車載装置20の解析結果要求手段128からの要求に基づき、音声通話通信において発生した障害を解析することができる。好ましい態様では、通話障害解析部156は、予め用意された複数の通話障害の要因の中から可能性の高い要因を特定する。通話障害解析部156は、例えば図5Aに示すように、通話障害の要因を判定するためのテーブルを記憶しており、この中から要因を特定する。通話障害の要因には、例えば、車載装置20と携帯電話22とのBluetooth接続等に関するデバイス接続不良、電波環境の悪化による回線不良、電話回線の故障等による回線故障などがある。通話障害解析部156は、自身の能力によって音声通話用回線40の障害を解析できる場合には、その解析結果に対応する要因をテーブルの中から選択する。自身の能力によって解析することができない場合には、オペレータからの指示によって要因を特定することができる。通話障害の要因が複数推定される場合、そのすべての要因を特定してもよいし、最も可能性の高い要因を特定するようにしてもよい。
解析結果送信部158は、通話障害解析部156によって特定された通話障害の要因を解析結果として車載装置20に送信する。解析結果は、通話障害の要因を表したテキスト情報等であってもよいし、あるいは図5Aに示すような通話障害の要因に対応する障害コードであってもよい。
図6は、本発明の実施例における車載装置用通信システムにおいて通話障害が発生したときのの動作を説明するフローである。例えばユーザーは、ナビゲーション機能において目的地の設定を要求するため、音声通話用回線40によりオペレータ32にコールする。ユーザーが音声通話ボタン「LINKボタン」が押下すると、音声通信手段122によって情報センター30のオペレータ32と音声通話が開始される(S100)。このとき、車載装置20は、データ通信用回線50によって情報センター30のサーバー装置34に接続され、自車の位置情報等や電話番号などの情報がサーバー装置34へ提供される。
音声通話が開始されないとき、あるいはオペレータ32との音声通話中に通話障害が発生したとき(S102)、解析要求手段128は、データ通信用回線50を介してサーバー装置34に通話障害の解析を要求する(S104)。但し、この要求は必須ではなく、情報センター30の通話障害解析部156が通話障害の発生に応答して自動的に、あるいはオペレータ32の指示に応答して通話障害の解析を行うことも可能である。
情報センター30の通話障害解析部156は、解析の要求を受けると、通話障害を解析し、その要因を特定する(S106)。通話障害の要因が解析されると、解析結果送信部158は、データ通信用回線50を介して解析結果を車載装置20へ送信する(S108)。
車載装置の解析結果受信手段130は、サーバー装置34からの解析結果を受信し、(S110)、メッセージ出力手段132は、解析結果に応じたメッセージをディスプレイや音声で提示する(S112)。
このように、本実施例に係る車載装置用通信システムは、音声通話に障害が発生したとき、情報センターにおいて障害の要因を解析し、有効なデータ通信用回線を介して解析結果を車載装置へ送信する。車載装置は、その解析結果に基づき通話障害の要因を表したメッセージを提示することができる。従って、ユーザーは、通話障害の要因を把握し、それに対応した対処を取ることができストレスが緩和される。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
10:車載装置用通信システム 20:車載装置
22:携帯電話 24:データ通信用モジュール
30:情報センター 32:オペレータ
34:サーバー装置 40:音声通信用回線
50:データ通信用回線 100:ナビゲーション部
102:マルチメディア再生部 104:音声通信部
106:データ通信部 108:接続部
110:入力部 112:出力部
114:記憶部 116:制御部
120:通話障害プログラム 122:音声通話手段
124:データ通信手段 126:通話障害検出手段
128:解析要求手段 130:解析結果受信手段
132:メッセージ出力手段 132〜136:メッセージ画面
150:データベース部 152:指示受付部
154:サービス情報提供部 156:通話障害解析部
158:解析結果送信部

Claims (21)

  1. 車載装置と当該車載装置に情報を提供する情報センターとを含む車載装置用通信システムであって、
    車載装置と情報センターとの間で音声通話を可能にする音声通話手段と、
    車載装置と情報センターとの間でデータ通信を可能にするデータ通信手段と、
    前記音声通話手段に通話障害が発生したとき、情報センターにおいて前記通話障害の要因を解析する解析手段と、
    前記解析手段による解析結果を前記データ通信手段を介して車載装置へ送信する送信手段と、
    を有する車載装置用通信システム。
  2. 車載装置は、前記送信手段から送信された解析結果を受信する受信手段と、当該受信手段によって受信された解析結果を出力する出力手段とを有する、請求項1に記載の車載装置用通信システム。
  3. 前記出力手段は、通話障害の要因を表したメッセージを画像または音声により出力する、請求項2に記載の車載装置用通信システム。
  4. 車載装置は、情報センターに通話障害の要因の解析を要求する解析要求手段を含み、前記解析手段は、車載装置からの要求に応じて通話障害の要因を解析する、請求項1ないし3いずれか1つに記載の車載装置用通信システム。
  5. 車載装置は、通話障害の発生を検出する検出手段を含み、前記検出手段により通話障害が検出されたとき、前記解析要求手段は、情報センターに解析を要求する、請求項1ないし4いずれか1つに記載の車載装置用通信システム。
  6. 前記解析手段は、通話障害の要因が予め規定された判定テーブルを用いて通話障害の要因を特定する、請求項1ないし5いずれか1つに記載の車載装置用通信システム。
  7. 前記解析手段は、オペレータからの指示に基づき通話障害の要因を特定する、請求項1ないし6いずれか1つに記載の車載装置用通信システム。
  8. 前記送信手段は、通話障害の要因に対応するメッセージ情報を車載装置に送信する、請求項1ないし7いずれか1つに記載の車載装置用通信システム。
  9. 前記送信手段は、通話障害の要因に対応する障害コードを車載装置に送信する、請求項1ないし7いずれか1つに記載の車載装置用通信システム。
  10. 車載装置は、音声通話機能およびデータ通信機能を有する端末装置を接続する接続手段を含む、請求項1ないし9いずれか1つに記載の車載装置用通信システム。
  11. 情報センターが提供する情報を受信可能な車載装置であって、
    情報センターとの間で音声通話を可能にする音声通話手段と、
    情報センターとの間で、データ通信を可能にするデータ通信手段と、
    前記音声通信手段に通話障害が発生したとき、前記通信障害の要因の解析を要求する解析要求手段と、
    前記データ通信手段を介して情報センターから解析結果を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した解析結果を提示する提示手段と、
    を有する車載装置。
  12. 車載装置はさらに、通話障害の発生を検出する検出手段を含み、前記検出手段により通話障害が検出されたとき、前記解析要求手段は、情報センターに解析を要求する、請求項11に記載の車載装置。
  13. 前記提示手段は、受信した解析結果に基づき、通話障害の要因を表したメッセージを画像または音声により出力する、請求項11または12に記載の車載装置。
  14. 車載装置と当該車載装置に情報を提供する情報センターとを含む車載装置用通信システムの通話障害の要因を提示する通話障害提示方法であって、
    車載装置と情報センターとの間で音声通話を可能にするステップと、
    車載装置と情報センターとの間でデータ通信を可能にするステップと、
    前記音声通信に通信障害が発生したとき、情報センターにおいて前記通信障害の要因を解析するステップと、
    前記解析するステップによる解析結果を前記データ通信を介して車載装置へ送信するステップと、
    を有する通話障害提示方法。
  15. 通話障害提示方法はさらに、車載装置において解析結果を受信するステップと、受信された解析結果を出力するステップとを有する、請求項14に記載の通話障害提示方法。
  16. 前記出力するステップは、通話障害の要因を表したメッセージを画像または音声により出力する、請求項15に記載の通話障害提示方法。
  17. 通話障害提示方法はさらに、通話障害の発生を検出するステップと、通話障害が検出されたとき、情報センターに通話障害の解析を要求するステップとを含む、請求項14ないし16いずれか1つに記載の通話障害提示方法。
  18. 車載装置と当該車載装置に情報を提供する情報センターとを含む車載装置用通信システムにおいて実行される通話障害提示プログラムであって、
    車載装置と情報センターとの間で音声通話を可能にするステップと、
    車載装置と情報センターとの間でデータ通信を可能にするステップと、
    前記音声通信に通信障害が発生したとき、情報センターにおいて前記通信障害の要因を解析するステップと、
    前記解析するステップによる解析結果を前記データ通信を介して車載装置へ送信するステップと、
    を有する通話障害提示プログラム。
  19. 通話障害提示プログラムはさらに、車載装置において解析結果を受信するステップと、受信された解析結果を出力するステップとを有する、請求項18に記載の通話障害提示プログラム。
  20. 前記出力するステップは、通話障害の要因を表したメッセージを画像または音声により出力する、請求項19に記載の通話障害提示プログラム。
  21. 通話障害提示プログラムはさらに、通話障害の発生を検出するステップと、通話障害が検出されたとき、情報センターに通話障害の解析を要求するステップとを含む、請求項18ないし20いずれか1つに記載の通話障害提示プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015216595A (ja) * 2014-05-13 2015-12-03 三菱電機株式会社 無線通信装置
CN107343039A (zh) * 2017-06-30 2017-11-10 百度在线网络技术(北京)有限公司 信息交互方法、装置、设备以及存储介质

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