JP2007019723A - 画像処理装置及び画像処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 管理対象が印刷物か電子データかを問わず同じシステム上でコピー履歴管理を行うことを可能とする。
【解決手段】 元原稿から複写された印刷物やオリジナルデータからコピーされた画像データに対して、複写履歴を示す管理情報を付加する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタル画像を入力、または印刷画像をスキャンするなどして取り込む装置を備え、入力データを処理・保存し、印刷または送信などのデータ出力機能を備える画像処理装置及び、画像処理システムに関するものである。
紙などの印刷媒体上に画像データを印刷する装置には、同じ印刷物をスキャナなどで読み取ったデータを入力データとする複写機や、印刷装置に接続されたホストコンピュータからデジタル画像データを受け取り、これを入力データとするプリンタ、電話回線を経由して送信されてくる画像データを入力データとするFAXなどがある。これらの装置はいずれも入力データを元情報として、画像データに対する処理を行った後、出力物としてデジタル画像データや印刷物を生成するものである。
印刷物をスキャナなどで読み取ったデータを入力データとする複写機においては、レーザスキャナの走査面上に原稿を設置し、レーザでスキャンすることにより取得した原稿の所定位置の光学情報をデジタル画像データに変換する。変換されたデジタル画像データは複写機内の画像処理部を経て印刷部へ出力され複写印刷物となる。
紙などの印刷媒体に印刷された画像データは、これを元原稿として上記装置を用いて容易に複製物を生成することが可能である。
元原稿が紙幣や有価証券など複製物の生成が許されない印刷物に対しては、該当すると認識した場合に特殊な画像処理を施し複製物の生成を防止する偽造防止機能や、元原稿生成時に非可視の透かし模様などを埋め込み、複製物に対して模様を顕在化させることにより無価値化させる地紋機能などを実現する様々な手法が考案されている。
一方、上記のように複写を完全に禁止するものではなく、複製物生成自体は行うが、当該印刷物が複製物であるか否かの情報を印刷物に付加することで、元原稿か否かの判断が可能となる手法についても様々な考案がなされている。この場合、印刷物に付加されている複写情報を解析することにより、元原稿と複製物の判別を行うことが可能となる。これらの機能は、複製された印刷物であることを明確に示す情報が必要な印刷文書を管理する利用者にとって有用なものである。
以上は、従来元原稿として最も一般的な形態である紙などの印刷媒体に印刷された印刷物をその対象とした機能であるが、近年では印刷物と同様に電子情報の形態を取るデジタルデータも、印刷物の元原稿と同等の扱いがなされる事が期待されている。現在でも、オリジナルデータの所有権を保持する者が第3者に対してオリジナルデータのデジタルコピーを不許可とするため、オリジナルデータ中にデータコピー禁止情報を埋め込むなどの手法は、音楽情報などの有価情報配信を行うシステムで実現されている。これらは、印刷物に対する偽造防止や地紋機能などと同様、オリジナルデータに対するデジタルコピーを生成することを防止する効果がある。
又、別の従来例としては、特許文献1をあげることが出来る。
特開2004−102549号公報
従来技術においては、先に述べたように、元原稿の素性に応じた画像処理の切り替えを行い出力印刷物を生成することにより、複製物の生成を実質的に防止し、あるいは複写を実施する際に生じる履歴情報(元原稿が何であるか、何次コピーであるか、など)を複製物である印刷物に持たせる事が可能であるが、現在このような複写機能を備える画像処理装置は、複写機としての機能だけでなく既存のデジタルデータを入力データとして印刷処理を実行するプリンタ機能や、電話回線を経由して画像データの送受信を行うFAX機能、またスキャナなどから取り込んだ画像データや外部ホストコンピュータから受信した画像データをデジタルデータの形で内部に保存し、自身が備える印刷装置ではなくネットワークを介して他の画像処理装置などへ送信する格納・送信機能など、複数の機能を備える複合機の形態を取るものも多い。
これらの画像処理装置において処理される画像データは、元原稿が印刷物である場合と、ホストコンピュータなどから受信するデジタルデータがオリジナルとなる場合があり、いずれの場合も画像処理装置の中で一旦デジタルデータに変換される。このデジタルデータは通常のコピー動作の場合は印刷物となり、データの外部転送などを行った場合はコピーされたデジタルデータとなる。
元原稿またはオリジナルデータからの複写を完全に許可しない場合は、いずれも複製物の生成自体を行わない手法を用いることにより目的を達成することは可能であるが、複写自体は制限付で許可し、複写の際に複写情報を履歴として残す複写履歴管理を実施する場合、上記のように複合的な機能を備える画像処理装置からの出力結果に対して、印刷物に対する複写情報の生成・付加のみでは不十分である。すなわち、印刷物として出力はされないが、元原稿またはオリジナルデータのコピー情報であるデジタルデータは画像処理装置内に保持することができ、また外部に取り出すことで再利用が可能である。
このような画像処理装置によってデータ複写がなされるシステムにおいては、複写元となる物が印刷物であるかデジタルデータであるかに関わらず、同じデータからの複写印刷物またはコピーデータは同じ複製物として扱える必要がある。
上記問題を解決するために、複写元となり得る画像データの入力手段と、入力画像データに画像処理を施した後、処理後データをなんらかの形で出力する機能をそれぞれ複数備える画像処理装置、及びネットワークを介して前記画像処理装置を接続した画像処理システムにおいて、
新規に入力された第1の画像データが複写履歴情報を保持しているか否かを判定する手段と、前記手段により複写履歴情報が存在しないと判定された場合にオリジナル(親)データとして複写履歴情報を新規に作成する手段と、前記手段により作成した複写履歴情報を予め定められた情報格納場所に格納する手段と、前記手段において複写履歴情報が存在すると判定された場合に予め定められた情報格納場所から該当する複写履歴情報を取得する手段と、前記手段により新規に作成あるいは取得した複写履歴情報に対し第1の画像データを複製して生成した第2の画像データに対応する複写履歴情報を付加する手段と、前記生成した第2の画像データに対する新たな情報を付加した複写履歴情報を所定の格納場所に格納する手段とを有する機能1を備え、
機能1において、
画像処理装置に付帯するあるいはネットワークにより接続されたスキャナなどの画像読み取り装置により第1の画像データを入力する手段と、画像処理装置に直接接続またはネットワーク経由で接続されたホストコンピュータなどのデータ入力装置により第1の画像データを入力する手段と、画像処理装置に付帯するFAX機能により電話回線などを介して第1の画像データを入力する手段と、前記異なる手段によって入力された画像データを装置内に格納しデジタルデータとして同一の処理及び管理を施す手段とを有する機能2を備え、
さらに機能1において、
画像読み取り装置により第1の画像データにおいて読み取られた、元原稿中に予め定められた形式に従って付加されている複写履歴情報を認識・解析する手段と、画像入力装置から第1の画像データを取得する際に、入力データ中に予め定められた形式に従って付加されている複写履歴情報を認識・解析する手段とを有する機能3を備え、
さらに機能1において、
第1の画像データに対して生成された第2の画像データに対する複写履歴情報を、第2の画像データを出力して印刷物を生成する際、新規作成または更新した複写履歴情報を所定の形式に従って付加する手段と、第2の画像データをデジタルデータとして外部に取り出す際、新規作成または更新した複写履歴情報を所定の形式に従って付加する手段とを有する機能4を備え、
さらに機能1において、
第2の画像データを出力して印刷物を生成或いはデジタルデータとして外部へ取り出す際に付加する複写履歴情報として、前記情報が格納される場所への参照先アドレスなどのアクセスキーを複写履歴情報本体の代わりに付加する手段と、同様に前記複写履歴情報を所定の形式により暗号化した状態で付加する手段とを有する機能5を備え、
さらに機能1において、
第1の画像データに付帯するあるいは第2の画像データに付加する複写履歴情報は、同一システム内の異なる画像処理装置においても同様に解析・生成・更新することが可能な予め定められた形式にのっとって記述される手段と、前記複写履歴情報は同一システム内の異なる画像処理装置によってもネットワークなどを介して参照可能な場所に格納する手段とを有する機能6を備え、
さらに機能1において、
第2の画像データに対する複写履歴情報として、複写制限情報を指定する手段と、第2の画像データがさらに異なる画像処理装置において読み取られまたは入力データとして取り込まれた際、前記複写制限情報に基づいて第3の画像データを生成するか否かを判定する手段と、複写制限に該当すると判定された場合は第3の画像データの生成を制限する手段とを有する機能7を備えることにより、
複写自体は制限付で許可し、複写の際に複写情報を履歴として残す複写履歴管理を実施する目的を達成するために、複合的な機能を備える画像処理装置からの出力結果に対して、印刷物に対する複写情報の生成・付加と、印刷物として出力はされないが、画像処理装置内に保持することが可能であり、外部に取り出すことで再利用が可能な、元原稿またはオリジナルデータのコピー情報であるデジタルデータに対する複写情報の生成・付加を同時に行い、一貫した複写履歴管理を行うことを目的とする。
本発明にかかる画像処理装置及びシステムによってなされるデータ複写に対しては、複写元が印刷物であるかデジタルデータであるかに関わらず、同じデータからの複写印刷物またはコピーデータは同じ複製物として扱うことが可能となる。
以上説明したように、複写元となり得る画像データの入力手段と、入力画像データに画像処理を施した後、処理後データをなんらかの形で出力する機能をそれぞれ複数備える画像処理装置、及びネットワークを介して前記画像処理装置を接続した画像処理システムにおいて、新規に入力された第1の画像データが複写履歴情報を保持しているか否かを判定する手段と、前記手段により複写履歴情報が存在しないと判定された場合にオリジナル(親)データとして複写履歴情報を新規に作成する手段と、前記手段により作成した複写履歴情報を予め定められた情報格納場所に格納する手段と、前記手段において複写履歴情報が存在すると判定された場合に予め定められた情報格納場所から該当する複写履歴情報を取得する手段と、前記手段により新規に作成あるいは取得した複写履歴情報に対し第1の画像データを複製して生成した第2の画像データに対応する複写履歴情報を付加する手段と、前記生成した第2の画像データに対する新たな情報を付加した複写履歴情報を所定の格納場所に格納する手段とを有する機能1を備え、機能1において、画像処理装置に付帯するあるいはネットワークにより接続されたスキャナなどの画像読み取り装置により第1の画像データを入力する手段と、画像処理装置に直接接続またはネットワーク経由で接続されたホストコンピュータなどのデータ入力装置により第1の画像データを入力する手段と、画像処理装置に付帯するFAX機能により電話回線などを介して第1の画像データを入力する手段と、前記異なる手段によって入力された画像データを装置内に格納しデジタルデータとして同一の処理及び管理を施す手段とを有する機能2を備え、さらに機能1において、画像読み取り装置により第1の画像データにおいて読み取られた、元原稿中に予め定められた形式に従って付加されている複写履歴情報を認識・解析する手段と、画像入力装置から第1の画像データを取得する際に、入力データ中に予め定められた形式に従って付加されている複写履歴情報を認識・解析する手段とを有する機能3を備え、さらに機能1において、第1の画像データに対して生成された第2の画像データに対する複写履歴情報を、第2の画像データを出力して印刷物を生成する際、新規作成または更新した複写履歴情報を所定の形式に従って付加する手段と、第2の画像データをデジタルデータとして外部に取り出す際、新規作成または更新した複写履歴情報を所定の形式に従って付加する手段とを有する機能4を備え、さらに機能1において、第2の画像データを出力して印刷物を生成或いはデジタルデータとして外部へ取り出す際に付加する複写履歴情報として、前記情報が格納される場所への参照先アドレスなどのアクセスキーを複写履歴情報本体の代わりに付加する手段と、同様に前記複写履歴情報を所定の形式により暗号化した状態で付加する手段とを有する機能5を備え、さらに機能1において、第1の画像データに付帯するあるいは第2の画像データに付加する複写履歴情報は、同一システム内の異なる画像処理装置においても同様に解析・生成・更新することが可能な予め定められた形式にのっとって記述される手段と、前記複写履歴情報は同一システム内の異なる画像処理装置によってもネットワークなどを介して参照可能な場所に格納する手段とを有する機能6を備え、さらに機能1において、第2の画像データに対する複写履歴情報として、複写制限情報を指定する手段と、第2の画像データがさらに異なる画像処理装置において読み取られまたは入力データとして取り込まれた際、前記複写制限情報に基づいて第3の画像データを生成するか否かを判定する手段と、複写制限に該当すると判定された場合は第3の画像データの生成を制限する手段とを有する機能7を備えることにより、複写自体は制限付で許可し、複写の際に複写情報を履歴として残す複写履歴管理を実施する目的を達成するために、複合的な機能を備える画像処理装置からの出力結果に対して、印刷物に対する複写情報の生成・付加と、印刷物として出力はされないが、画像処理装置内に保持することが可能であり、外部に取り出すことで再利用が可能な、元原稿またはオリジナルデータのコピー情報であるデジタルデータに対する複写情報の生成・付加を同時に行い、一貫した複写履歴管理を行うことが可能となる。
これにより、本発明にかかる画像処理装置及びシステムによってなされるデータ複写に対しては、複写元が印刷物であるかデジタルデータであるかに関わらず、同じデータからの複写印刷物またはコピーデータは同じ複製物として扱うことが可能となる。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
図1は,本発明が機能する画像処理装置を示すブロック図である。
画像処理装置は,スキャナなどの画像入力部100,UIパネルなどの動作環境設部101,ビデオコントローラなどの画像処理部102、HDなどの外部記憶装置103、ネットワークI/FボードやFaxなどの画像送受信部104、プリンタなどの画像出力部105から構成される。上記はコピーやFax、プリンタなどが一体となる複合型画像出力装置を想定しているが、本発明の構成として全てを要求するものではない。
画像処理部102は、入力部I/F110、設定部I/F111、出力部I/F112、送受信I/F113、記憶装置I/F114を備え、内部バスによって、画像処理・制御用プログラムROM106、データROM107、CPU108、内部記憶領域であるRAM109などに接続される。
入力画像は、スキャナなどの画像入力部100で画像をスキャンしたり、外部ホストコンピュータ、外部Faxやネットワーク経由で送られた画像データを画像送受信部104を介して受信することにより画像処理部102に取り込まれる。
102に取り込まれた画像データは、101で設定された動作環境、または外部からの画像データに含まれる動作環境情報に従って処理され、処理後の画像データを目的とする動作に応じて、当該画像印刷装置で印刷する場合は105、外部ネットワークへ画像データを送信する場合は104、当該画像印刷装置内に保存する場合は103へそれぞれ渡される。
102における画像データ処理時は、必要に応じてデータROM107の情報などを使用しながら111を経由して取得した処理動作環境に従って、プログラムROM106からプログラムを読み出し、内部記憶領域109などを利用しながら処理を実行する。
図2は、本発明が機能する画像処理装置及びシステムと、画像データの流れ及び複写履歴の付加状況を示す概念図である。
ホストコンピュータから入力された「元画像データ」(履歴情報非登録の状態)は、最初に入力された画像処理装置の中でデータ解析され、元原稿としてサーバなど所定の場所に登録されると共に、出力指示が「印刷」の場合、描画情報に管理番号を付加して印刷する。(画像データ1)
さらに画像データ1を画像処理装置で読み込むと、画像データ1に印刷されている管理番号などの履歴情報を読み取り、情報が登録されているサーバに問い合わせを行う。取得した管理情報に対して新たに孫コピーを行った履歴を追加し、再登録を行うと共に、出力指示が「印刷」の場合、描画情報に管理番号を付加して印刷する。(画像データ1−A)
以下、図3、図7及び図4、図8、図9、図10を用いて、請求項1から5にかかる実施例を詳細に説明する。
図4では、請求項1にかかる手段を説明する。
本発明にかかる複写履歴管理機能を備える画像処理(印刷)装置に対し、s111において画像入力部100から読み込んだ、もしくは入力部II/F110を介してホストコンピュータから送られる第1の画像データを取得し、s112で画像データの解析を行う。s113で第1の画像データ中に複写履歴情報が含まれているか否かを判定し、含まれている場合は前記情報を解析して該当する履歴情報を取得し、s117へ移行する。
履歴情報が組まれていない場合は、s115で新規原稿として新たに履歴情報を作成し、s116で作成した情報を所定の場所に新規に登録し、s117へ移行する。
s117において、第1の画像データに対して、これから作成する第2の画像データ(第1の画像データの複製物)に対する複写実施時の情報を作成し、該当する画像の複写履歴情報に追加する。s118で所定の場所に保持されている複写履歴情報を更新し、s119で第1の画像データに対する第2の画像データを生成する。
s120で画像データ入力時に指定された複製データの出力方法に従って出力を行う。
図8では、請求項1における請求項2にかかる手段を説明する。
図4のs111で入力された画像データ1に対して、この画像データの入力にどのような形態が取られたかを識別し、それぞれに応じて画像処理装置内部で処理するためのデータ形式を踏まえた情報を付加する。
s121で、元々画像処理装置内に保存されていた画像(以下、BOX画像)の場合、画処理装置にこのデータ入力された段階で必要な情報付加は行われているため何もせずs127に移行する。
BOX画像でなく外部から入力されたデータの場合、図7の画像データの「画像付加情報―独自情報」の製品依存情報がないため、これを付加する。さらに、s123で(ホストコンピュータなどから送信された)プリント画像であるか否かを判定し、プリント画像の場合は製品非依存の基本情報を対応ドライバが付加してくるとして、そのままs127へ移行する。(入力経路による付加情報のつけ方は上記以外にも様々な場合が考えられる。プリント画像であっても、ドライバを介さない場合などはs125へ移行するとしても良い)
プリント画像でもない場合は、s125で電話回線を経由した画像を受信するFAXからの入力画像か否かを判定し、FAX画像の場合は付帯画像データの基本情報は付加されているとして、そのままs127へ移行する。本実施例では、FAX画像でもない場合は生画像であるとして、画像データのヘッダ部エリアにデータの基本情報(サイズ、データ種など)を設定し、画処理装置内のデータ形式となったファイルを所定の場所へ保管する(s127)。
上記工程において、入力形態別に内部処理に必要な情報を付加し、どの経路からの入力データであっても画像処理装置内では同じ形式のデータとして扱うことが可能となる。
図9では、請求項1における請求項3にかかる手段を説明する。
図4のs112での画像データ解析に際し、s131で画像処理装置内で処理可能なデータ形式となった第1の画像ファイルを取り出し、s132で画像ファイル中の「画像付加情報―独自情報」の複写履歴情報エリアに情報を持つか否かを判定する。保持している場合はそのままs137に移行して履歴情報を保持している状態に移行する。保持していない場合、s133で画像データエリアのデータを解析し、s134でデータ中に属性情報が存在するか否かを判定する。画像データ内にも履歴情報が無い場合は、s135で履歴情報を非保持の状態に移行する。画像データ内に情報が存在する場合は、s136で取得した情報を画像データ中の「画像付加情報―独自情報―複写履歴情報」エリアにセットし、s137で履歴情報を保持している状態に移行する。
s137からは図4のs113に移行し、複写情報の有無を判定する処理を実施する。
図10は、請求項1における請求項4にかかる手段を説明する。
図4のs117において第2の画像に対する履歴情報を更新した後、s141で第2の画像データの出力形態を判別し、このまま当該画像処理装置から印刷を実行する場合はs143に移行し、第2の画像データに対してさらに複写履歴情報を記述する描画命令を付加する。出力形態が印刷実行ではなく、第2の画像データを画像処理装置外部へ送信するなどデータの状態で画像処理装置外へ出る場合は、s142で第2の画像データの「画像付加情報―独自情報―複写履歴情報」エリアに情報をセットする。
これにより、第1の画像データの複製である第2の画像データの出力物に複写履歴情報がセットされ、s118へ移行する。
さらに、請求項5において、複写履歴情報の表示(記述)形態は、様々なものが考えられる。
図3は、印刷物上に記載された複写履歴情報を示す概念図である。
図7は、画像データ内部に保持する複写履歴情報を示す概念図である。
複写履歴情報(登録番号や管理元、作成日付など)を複写印刷物にあるいは複写データの複写履歴情報エリアに直接記述しても良いし、情報の秘匿性を高めるために暗号化した状態(バーコードなど)で記述しても良い。
さらに、複写履歴情報が登録されている場所情報(サーバのURLなど)を記載することも可能である。
例えば、登録先へのアクセス情報をデータに持たせる場合は、図10において第2の画像データに対する複写履歴情報を生成する際、登録先の情報管理サーバのURLをデータへの付加情報とする。
また、図4のs114で複写履歴情報を取得する場合も、このURLに従ってサーバへアクセスし、情報の内容を取得する。
以下、図5を用いて請求項6および7にかかる実施例を説明する。
本実施例では、第2の画像データを、ネットワークを介して接続された他の画像処理装置へ出力する際に、第2の画像データに対して作成した複写履歴情報を利用するための手段を説明する。
図4のs118で第2の画像データに対する複写履歴情報を更新・登録した後、s211で第2の画像データの出力先を判定する。
s212で現在処理中の画像処理装置へ出力すると判断された場合は、第2の画像データに持たせる複写履歴情報または情報へのアクセスキーなどを変更する必要はないので、そのままs119へ移行する。
他の画像処理装置への出力が指定されていると判断した場合は、s213で出力先の画像処理装置が、本発明にかかる複写履歴情報管理機能を有するか否かを判定し、可能な場合はs214で出力先画処理装置の履歴情報保持形態を確認し、s215で前記形態に即した形式に第2の画像データの履歴情報を変換する。出力先画像処理装置が履歴管理機能を持たない場合は何も行わずs119へ移行する。
これにより、ネットワークを介して構築される画像処理システムにおける複写履歴情報管理機能の相互利用を可能にする。
本実施例ではさらに、第2の画像データに対する複写履歴情報中に複写制限情報を持たせ、これによって複写処理を切り替える手段について説明する。
図4のs118で第2の画像データに対する複写履歴情報を更新・登録した後、s311で第1の画像データの複写履歴情報を解析する。
s312で解析した履歴情報から第2の画像データを生成することが許可されているかどうかを判定し、許可されている場合はs117移行して第2の画像データ生成処理を行う。許可されていない場合は、s313で第1の画像データに対する履歴情報を元に戻し、第2の画像データに対する履歴情報を削除し、s117以降の第2の画像データ生成/出力処理を行わずに終了する。
複写を許可するか否かを規定する手段は、単純な許可/不許可のフラグによる判定でも良いし、複写の回数に一定の制限を設けて、N次コピーまでは可とするが、N+1次コピー以降は不許可とするなどの制限を設けても良い。
また、本発明にかかる画像処理装置の使用者を登録制にし、複写履歴情報に複写を行った使用者情報を持たせることで、使用者による複写制限を行うことも可能である。
本発明が機能する画像印刷装置を示すブロック図である。 本発明が機能する画像処理装置及びシステムと、画像データの流れ及び複写履歴の付加状況を示す概念図である。 印刷物に対する複写履歴情報を示す概念図である。 実施例1で請求項1の構成を示すフローチャートである。 実施例2の構成を示すフローチャートである。 実施例3の構成を示すフローチャートである。 デジタルデータに対する複写履歴情報を示す概念図である。 実施例1で請求項2構成を示すフローチャートである。 実施例1で請求項3の構成を示すフローチャートである。 実施例1で請求項4の構成を示すフローチャートである。

Claims (7)

  1. 新規に入力された第1の画像データが複写履歴情報を保持しているか否かを判定する手段と、前記手段により複写履歴情報が存在しないと判定された場合にオリジナルデータとして複写履歴情報を新規に作成する手段と、前記手段により作成した複写履歴情報を予め定められた情報格納場所に格納する手段と、前記手段において複写履歴情報が存在すると判定された場合に予め定められた情報格納場所から該当する複写履歴情報を取得する手段と、前記手段により新規に作成あるいは取得した複写履歴情報に対し第1の画像データを複製して生成した第2の画像データに対応する複写履歴情報を付加する手段と、前記生成した第2の画像データに対する新たな情報を付加した複写履歴情報を所定の格納場所に格納する手段とを有することを特徴とする、画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置を備え、画像処理装置に付帯する、あるいはネットワークにより接続されたスキャナなどの画像読み取り装置により第1の画像データを入力する手段と、画像処理装置に直接接続またはネットワーク経由で接続されたホストコンピュータなどのデータ入力装置により第1の画像データを入力する手段と、画像処理装置に付帯するFAX機能により電話回線などを介して第1の画像データを入力する手段と、前記異なる手段によって入力された画像データを装置内に格納し、デジタルデータとして同一の処理及び管理を施す手段とを有することを特徴とする、画像処理システム。
  3. 請求項1に記載の画像処理装置であって、画像読み取り装置により第1の画像データにおいて読み取られた、元原稿中に予め定められた形式に従って付加されている複写履歴情報を認識・解析する手段と、画像入力装置から第1の画像データを取得する際に、入力データ中に予め定められた形式に従って付加されている複写履歴情報を認識・解析する手段とを有することを特徴とする、画像処理装置。
  4. 請求項1に記載の画像処理装置であって、第1の画像データに対して生成された第2の画像データに対する複写履歴情報を、第2の画像データを出力して印刷物を生成する際、新規作成または更新した複写履歴情報を所定の形式に従って付加する手段と、第2の画像データをデジタルデータとして外部に取り出す際、新規作成または更新した複写履歴情報を所定の形式に従って付加する手段とを有することを特徴とする、画像処理装置。
  5. 請求項1に記載の画像処理装置であって、第2の画像データを出力して印刷物を生成或いはデジタルデータとして外部へ取り出す際に付加する複写履歴情報として、前記情報が格納される場所への参照先アドレスなどのアクセスキーを複写履歴情報本体の代わりに付加する手段と、同様に前記複写履歴情報を所定の形式により暗号化した状態で付加する手段とを有することを特徴とする、画像処理装置。
  6. 請求項1に記載の印刷装置であって、第1の画像データに付帯するあるいは第2の画像データに付加する複写履歴情報は、同一システム内の異なる画像処理装置においても同様に解析・生成・更新することが可能な、予め定められた形式にのっとって記述される手段と、前記複写履歴情報は同一システム内の異なる画像処理装置によってもネットワークなどを介して参照可能な場所に格納する手段とを有することを特徴とする、画像処理装置。
  7. 請求項1に記載の画像処理装置であって、第2の画像データに対する複写履歴情報として、複写制限情報を指定する手段と、第2の画像データがさらに異なる画像処理装置において読み取られまたは入力データとして取り込まれた際、前記複写制限情報に基づいて第3の画像データを生成するか否かを判定する手段と、複写制限に該当すると判定された場合は第3の画像データの生成を制限する手段とを有することを特徴とする、画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010018770A1 (ja) * 2008-08-11 2010-02-18 コニカミノルタホールディングス株式会社 画像表示装置

Cited By (1)

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WO2010018770A1 (ja) * 2008-08-11 2010-02-18 コニカミノルタホールディングス株式会社 画像表示装置

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