JP2007018980A - スパッタリング方法及びスパッタリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加工歩留まりを低下させることなく、回路修正個所におけるスパッタ加工を意図した加工形状にて行うことのできるスパッタリング方法を提供する。
【解決手段】回路修正を行う範囲に対応して設定されるメイン加工エリア22の近傍位置にサブ加工エリア23を設定し、メイン加工エリア22に先立ってサブ加工エリア23を事前にスパッタする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スパッタリング方法及びスパッタリング装置に係り、詳しくは、回路修正を行う際における集束イオンビームを使用したスパッタ加工を好適に行うための技術に関する。
近年、半導体装置(LSI)は高集積化、高機能化が進められると同時にコストダウンが要求されている。このため、LSIの製造工程において、生産性の向上とコストダウンが求められている。
LSIは、その製造工程において出荷前に動作試験が行われる。この動作試験において動作不良が発見されたLSIは、集束イオンビーム加工装置(FIB:Focused Ion Beam)を用いて不具合個所が修正される。
例えば2つの配線を接続する修正を行う場合、図7に示すように、FIB装置51は、矩形状にパターン設定したLSI52上の加工エリア53(回路修正範囲)をイオンビームによりスパッタし、LSI52表面の絶縁膜(図8に示すカバー膜54や配線間絶縁膜55等)を削ることにより目的の配線を露出させる。その後、この加工エリア53を含むLSI52表面にタングステンガス等を吹き付けながら導電体を貼り付けることにより2つの配線を接続する。
特開2000−36273号公報 特開2000−47371号公報 特開平7−29819号公報
ところで、上記スパッタリング方法においては、図8に示すように、加工エリア53のスパッタに伴いLSI52表面付近に蓄積された電荷がカバー膜54や配線間絶縁膜55の耐電圧を超えて導電体部分(例えば配線56)にリークすると、そのリークエネルギーによって加工エリア53内のカバー膜54にピンホール57が発生する。このピンホール57が発生すると、その周辺に蓄積されている電荷が該ピンホール57へと流れ込み、その部分が局所的にスパッタされるようになる。その結果、加工エリア53内にて、意図した加工を行うことができない(目的とする配線56を露出させることができない)という問題があり、このことが加工歩留まりの低下を招く要因となっていた。
この対策として、例えば、特許文献1には、電荷の蓄積される範囲に紫外線を照射して絶縁膜を導電化させることにより、ピンホールの発生要因となる電荷を逃がす方法が開示されている。しかし、プログラム等のデータが電気的に書き込まれたEEPROMを搭載するLSIの場合、その回路修正加工にこの方法を適用すると、記憶データが消失するといった問題がある。
また、特許文献2には、帯電中和用の電子(以下、これを便宜上、中和電子という)を照射して電荷蓄積を中和させることにより、電荷を除去する方法が開示されている。しかし、電荷の蓄積量は、絶縁膜の厚みや配線密度の違いにより加工エリアに応じて異なる。このため、電荷を除去し得る最適な中和電子量を加工エリアに応じて的確に判断することは難しいという問題がある。
また、特許文献3には、イオンビームを照射する試料表面に薄い導電層を塗布し、その導電層から接地へのリーク経路を確保することで、電荷の蓄積を防止する方法が開示されている。しかし、この方法では、回路修正後に、不要となった上記導電層を剥がす作業(工程)が必要となるため、余分な工程と工数が発生するという問題が生じる。
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、加工歩留まりを低下させることなく、回路修正個所におけるスパッタ加工を意図した加工形状にて行うことのできるスパッタリング方法及びスパッタリング装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、請求項1又は5に記載の発明では、回路修正を行う範囲として設定するメイン加工エリアの近傍位置にサブ加工エリアを設定し、メイン加工エリアに先立ってサブ加工エリアを事前にスパッタするようにした。このようにすれば、メイン加工エリアのスパッタに伴い該メイン加工エリア内に蓄積される電荷をサブ加工エリアを通じて逃がすことができ、メイン加工エリア内に電荷が蓄積されることを抑制することができる。これにより、メイン加工エリア内におけるピンホールの発生を抑制して、メイン加工エリアのスパッタ加工を意図した加工形状にて行うことができる。従って、加工歩留まりの低下も抑制される。
請求項2に記載の発明では、サブ加工エリアをスパッタして該サブ加工エリア内にピンホールを少なくとも1つ発生させた状態でメイン加工エリアをスパッタするようにした。このようにすれば、メイン加工エリア内に蓄積される電荷をサブ加工エリア内に予め発生させたピンホールを経由してリークさせることができる。
請求項3に記載の発明では、サブ加工エリア内における半導体装置表面の絶縁膜には、ピンホールを誘発させるための穴を予め形成するようにした。このようにすれば、ピンホールを任意の特定個所(穴位置)に発生させることができる。
請求項4に記載の発明では、サブ加工エリアを、メイン加工エリアの周囲を囲む態様で設けるようにした。このようにすれば、メイン加工エリアに蓄積される電荷のリーク経路をメイン加工エリアの周囲に確保することができる。
上記の発明によれば、加工歩留まりを低下させることなく、回路修正個所におけるスパッタ加工を意図した加工形状にて行うことのできるスパッタリング方法及びスパッタリング装置を提供することができる。
以下、本発明のスパッタリング方法を半導体装置(LSI)の回路修正加工に適用した一実施の形態を図1〜図4に従って説明する。
図2は、スパッタリング装置として使用する集束イオンビーム加工装置(以下、FIB装置という)の概略構成を示すブロック図である。
FIB装置1は真空容器2を備え、該真空容器2内には、イオン源3、電子系4、アパーチャ5、デフレクタ6及びステージ7が設けられている。イオン源3から引き出されたイオンビームB1は、電子系4により所定の加速電圧が印加されて集束され、アパーチャ5を通してさらに絞り込まれる。そして、そのイオンビームB1は、デフレクタ6を通して偏向された後、ステージ7上に載置されている試料(回路修正を行うLSI8)に照射される。デフレクタ6は、走査偏向器であって、コントローラ9から出力される走査制御信号に基づいて、イオンビームB1の照射位置を調整する。
コントローラ9は、制御部11、メモリ12、入力部13及び出力部14を備えている。制御部11は、中央処理装置(CPU)により構成され、メモリ12に格納されている制御プログラムに従いFIB装置1の動作を制御する。メモリ12には、制御プログラムの他に、イオンビームB1を照射してLSI8表面をスパッタ加工するスパッタエリア21(図1)の加工パターンに応じたパターンデータが記憶されている。
入力部13は、図示しない操作パネルを含み、制御部11による制御プログラムの起動や各種パラメータを入力する為のユーザからの要求や指示に用いられる。出力部14は、制御部11から通知されるパターンデータに基づいて、スパッタエリア21の加工パターンに応じた走査制御信号を生成し出力する。この走査制御信号に基づいて、デフレクタ6が作動されることにより、イオンビームB1の走査方向、走査量などが調整され、LSI8上のスパッタエリア21がイオンビームB1によりスパッタされる。なお、図示は割愛しているが、FIB装置1は、LSI8に照射した電子の帰り電子である二次電子を検出することにより、走査イオン像(SIM:Scanning Ion Microscope )として結像させたLSI8の断面形状を示すイメージ画像(SIM画像)を、図示しないディスプレイ上に表示させる。これにより、スパッタリング作業はSIM画像を観察しながら行われる。
図1は、スパッタエリア21の加工パターンを示す説明図である。
スパッタエリア21は、メイン加工エリア22と、サブ加工エリア23とから構成されている。メイン加工エリア22は、修正すべきLSI8の回路個所(回路修正を行う範囲)に対応して設定される。なお、本実施の形態では、メイン加工エリア22を正方形状の加工パターンとしたが、正方形状に限らず、矩形状又はその他の形状としてもよい。
サブ加工エリア23は、メイン加工エリア22の範囲及びメイン加工エリア22の周辺の配線密度に基づいて、該メイン加工エリア22の近傍位置にて配線密度が低い粗密度の位置、換言すれば、サブ加工エリア23内にピンホール24(図3参照)を誘発させるに適した位置に設定される。
具体的には、本実施の形態ではサブ加工エリア23は、メイン加工エリア22の周囲を囲む態様で、該メイン加工エリア22の各辺に沿った近傍位置に設定されている。なお、この際、より好ましくは、メイン加工エリア22に極力近い位置、且つ、許容電流が極力大きい配線(例えば電源配線)の近傍位置にサブ加工エリア23を設定するのがよい。メイン加工エリア22に極力近い位置とすれば、メイン加工エリア22内に蓄積される電荷を、サブ加工エリア23内に発生させるピンホール24を通じて好適に逃がすことができる。また、許容電流が極力大きい配線の近傍位置とすれば、ピンホール24を通じて流れる電荷リークによってLSI8がダメージ(配線や素子等の損傷)を受ける影響を極力小さくすることができる。なお、本実施の形態ではサブ加工エリア23を矩形状の加工パターンとしたが、矩形状に限定されない。
図3は、上記スパッタエリア21の加工方法を示す工程説明図である。
図3(a)に示すように、FIB装置1は、まず、メイン加工エリア22の周辺のサブ加工エリア23をスパッタリングして、同エリア23内にピンホール24(図3(b))を少なくとも1つ発生させる。この際、サブ加工エリア23をスパッタする深さは、配線や素子等の導電体部分を削ることのないように、LSI8表面の絶縁膜(後述するカバー膜25)を浅く削る程度とする(図4参照)。そして、FIB装置1は、このようにサブ加工エリア23内にピンホール24を発生させた後、続いて、図3(c)に示すように、メイン加工エリア22をスパッタリングする。即ち、本実施の形態に係るFIB装置1は、メイン加工エリア22に先立って事前にサブ加工エリア23を加工し、サブ加工エリア23内にピンホール24を予め発生させた状態でメイン加工エリア22を加工する。これにより、サブ加工エリア23内に、メイン加工エリア22内に蓄積される電荷を逃がすためのリーク経路を確保することができる。
図4は、上記メイン加工エリア22の加工後の状態を示す要部断面図である。
同図に示すように、カバー膜25及び該カバー膜25の下層の配線間絶縁膜26には、サブ加工エリア23から配線27への電荷リークによって生じたピンホール24が形成されている。配線28は、回路修正すべき目的とする配線であって、サブ加工エリア23の加工後に、メイン加工エリア22内のカバー膜25及び配線間絶縁膜26がスパッタされて削られることにより露出される。本実施の形態では、このメイン加工エリア22の加工時、同エリア22内のカバー膜25及び配線間絶縁膜26に蓄積される電荷が、その近傍位置(サブ加工エリア23)にて予め形成されたより抵抗の低いピンホール24へと流れ込むことで、メイン加工エリア22内における電荷蓄積が抑制される。これにより、メイン加工エリア22内におけるピンホールの発生を抑制して、メイン加工エリア22の加工形状が意図しない形状となることを防止することができる。
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)回路修正を行う範囲として設定されるメイン加工エリア22の近傍位置に、該メイン加工エリア22に先立って事前加工するサブ加工エリア23を設定し、該サブ加工エリア23内にピンホール24を発生させた状態でメイン加工エリア22を加工するようにした。このようにすれば、メイン加工エリア22内に蓄積される電荷を、サブ加工エリア23内に予め発生させたピンホール24を経由してリークさせることができる。これにより、メイン加工エリア22内におけるピンホールの発生を抑制して、該メイン加工エリア22のスパッタ加工を意図した加工形状にて行うことができる。
(2)メイン加工エリア22のスパッタ加工を意図した加工形状にて行うことができるため、加工歩留まりを向上させることができる。
(3)メイン加工エリア22内での電荷蓄積が抑制されることにより、イオンビームB1のドリフト現象(ビーム照射位置のずれ)を抑制することができる。これにより、メイン加工エリア22内におけるスパッタ加工精度を向上させることができる。
(4)メイン加工エリア22内での電荷蓄積が抑制されることにより、イメージ画像(SIM画像)の乱れを抑制することができる。これにより、回路修正作業を好適に行うことができる。
(5)メイン加工エリア22内でのピンホールの発生が抑制されるため、該メイン加工エリア22内の配線や素子が損傷を受けることを回避することができる。
(6)メイン加工エリア22内に蓄積される電荷を誘導させるためのピンホール24をサブ加工エリア23内に発生させておくことで、メイン加工エリア22のスパッタ加工を強度のビーム照射で行うことが可能となる。これにより、メイン加工エリア22のスパッタ加工を効率化することができる。
なお、上記実施の形態は、以下の変形例の態様で実施してもよい。
・図5(a)〜(d)に示すようにサブ加工エリアを設定してもよい。(a)はメイン加工エリア22の周囲を囲む態様でサブ加工エリア31を略環状に設けたもの、(b)はメイン加工エリア22の対角上の位置にサブ加工エリア32を設けたもの、(c)はメイン加工エリア22の一つの辺に対してサブ加工エリア33を設けたもの、(d)はメイン加工エリア22の一つの角に対してサブ加工エリア34を設けたものである。即ち、サブ加工エリアは、メイン加工エリア22内に蓄積される電荷を、該サブ加工エリア内に発生させるピンホール24を通じて上手く逃がすことができる位置であれば、メイン加工エリア22の近傍位置にて任意の位置に設けることができる。
・図6(a)〜(d)に示すようにサブ加工エリアを設定してもよい。なお、この図6に示すサブ加工エリア41〜44は、図5に示すサブ加工エリア31〜34と同じ配置である。図5との違いは、サブ加工エリア41〜44に穴41a,42a,43a,44aが設けられている点である。穴41a,42a,43a,44aは、カバー膜25を薄くしておくことでサブ加工エリア41〜44内の特定の位置(つまり各穴の位置)にピンホール24を発生させるためのものであり、サブ加工エリア41〜44の加工に先立って、前もって形成される。この形成方法としては、弱いイオンビームB1を照射する、あるいは、物理的にカバー膜25に穴をあける、等により形成することができる。なお、必ずしも各サブ加工エリア41〜44内に形成することに限定されない。各サブ加工エリア41〜44外の近傍位置に設けるようにしてもよい。
・メイン加工エリア22の加工時に、サブ加工エリア23内に必ずしもピンホール24が発生していなくてもよい。サブ加工エリア23をスパッタしてカバー膜25を単に薄くするのみでも、それをメイン加工エリア22内に蓄積される電荷のリーク経路とすることができる。これにより、メイン加工エリア22内における電荷の蓄積を抑制させることができる。
以下、上記実施の形態及び上記変形例から把握できる技術的思想を付記する。
(付記1) 回路修正を行う範囲にイオンビームを照射して半導体装置表面をスパッタするスパッタリング方法において、
前記回路修正を行う範囲に対応して設定されるメイン加工エリアの近傍位置にサブ加工エリアを設定し、前記メイン加工エリアに先立って前記サブ加工エリアを事前にスパッタすることを特徴とするスパッタリング方法。
(付記2) 前記サブ加工エリアをスパッタして該サブ加工エリア内にピンホールを少なくとも1つ発生させた後に、前記メイン加工エリアをスパッタする、
付記1記載のスパッタリング方法。
(付記3) 前記サブ加工エリア内又は該サブ加工エリア外の近傍位置にて、前記半導体装置表面の絶縁膜には、前記ピンホールを誘発させるための穴が予め形成される、
付記2記載のスパッタリング方法。
(付記4) 前記サブ加工エリアは、前記メイン加工エリアの周辺にて許容電流が大きい配線の近傍位置に設定される、
付記1乃至3のいずれか一記載のスパッタリング方法。
(付記5) 前記サブ加工エリアをスパッタする深さは、前記半導体装置表面の絶縁膜を浅く削る深さである、
付記1乃至4のいずれか一記載のスパッタリング方法。
(付記6) 前記サブ加工エリアは、前記メイン加工エリアの周囲を囲む態様で設けられる、
付記1乃至5のいずれか一記載のスパッタリング方法。
(付記7) 回路修正を行う範囲にイオンビームを照射して半導体装置表面をスパッタするスパッタリング装置において、
前記回路修正を行う範囲に対応して設定されるメイン加工エリアの近傍位置にサブ加工エリアを設定し、前記メイン加工エリアに先立って前記サブ加工エリアを事前にスパッタすることを特徴とするスパッタリング装置。
(付記8) 付記1乃至6のいずれか一記載のスパッタリング方法により作成された半導体装置。
一実施の形態のスパッタエリアを示す説明図。 一実施の形態のFIB装置の概略構成を示すブロック図。 (a)〜(c)はスパッタエリアの加工方法を示す工程説明図。 メイン加工エリアの加工後の状態を示す要部断面図。 (a)〜(d)は別のサブ加工エリアの設定例を示す説明図。 (a)〜(d)は別のサブ加工エリアの設定例を示す説明図。 従来のスパッタエリアを示す説明図。 従来の加工エリアの加工後の状態を示す断面図。
符号の説明
1 FIB装置(スパッタリング装置)
8 LSI(半導体装置)
21 スパッタエリア
22 メイン加工エリア
23,31〜34,41〜44 サブ加工エリア
24 ピンホール
25 カバー膜(絶縁膜)
41a,42a,43a,44a 穴
B1 イオンビーム

Claims (5)

  1. 回路修正を行う範囲にイオンビームを照射して半導体装置表面をスパッタするスパッタリング方法において、
    前記回路修正を行う範囲に対応して設定されるメイン加工エリアの近傍位置にサブ加工エリアを設定し、前記メイン加工エリアに先立って前記サブ加工エリアを事前にスパッタすることを特徴とするスパッタリング方法。
  2. 前記サブ加工エリアをスパッタして該サブ加工エリア内にピンホールを少なくとも1つ発生させた状態で、前記メイン加工エリアをスパッタする、
    請求項1記載のスパッタリング方法。
  3. 前記サブ加工エリア内における前記半導体装置表面の絶縁膜には、前記ピンホールを誘発させるための穴が予め形成される、
    請求項2記載のスパッタリング方法。
  4. 前記サブ加工エリアは、前記メイン加工エリアの周囲を囲む態様で設けられる、
    請求項1乃至3のいずれか一項記載のスパッタリング方法。
  5. 回路修正を行う範囲にイオンビームを照射して半導体装置表面をスパッタするスパッタリング装置において、
    前記回路修正を行う範囲に対応して設定されるメイン加工エリアの近傍位置にサブ加工エリアを設定し、前記メイン加工エリアに先立って前記サブ加工エリアを事前にスパッタすることを特徴とするスパッタリング装置。
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