JP2007018918A - 接続装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
テープレコーダ等のポータブル型電子機器において、電池収納部18内に電池ケース20を挿入したときに、その端子43、44が本体側の接点板53に確実に接続される接続装置を提供する。
【解決手段】
電池ケース20の保持部42に保持される端子43、44を、その側端が折曲げ片48によって折曲げられた構造とし、これに対して接点板53はその両端のアーム54の先端側の上下にそれぞれ直角三角形状の接点55を取付けるようにし、電池ケース20を電池収納部18に装着すると、保持部42内の端子43、44の折曲げ片48によって折曲げられた部分が、接点板53の接点55間に挿入されるようにし、端子43、44がそれぞれ4つずつの接点55に接触するようにしたものである。
【選択図】 図14
テープレコーダ等のポータブル型電子機器において、電池収納部18内に電池ケース20を挿入したときに、その端子43、44が本体側の接点板53に確実に接続される接続装置を提供する。
【解決手段】
電池ケース20の保持部42に保持される端子43、44を、その側端が折曲げ片48によって折曲げられた構造とし、これに対して接点板53はその両端のアーム54の先端側の上下にそれぞれ直角三角形状の接点55を取付けるようにし、電池ケース20を電池収納部18に装着すると、保持部42内の端子43、44の折曲げ片48によって折曲げられた部分が、接点板53の接点55間に挿入されるようにし、端子43、44がそれぞれ4つずつの接点55に接触するようにしたものである。
【選択図】 図14
Description
本発明は接続装置に係り、とくに端子を接点板の接点と接触させて電気的な接続を行なう接続装置に関する。
例えば実用新案登録第2551493号公報や、実公平3−38953号公報に開示されているように、電気的な接続を達成するために着脱コネクタや電気的な接点機構が広く用いられている。このような接続装置は、接点と端子とを機械的に接続し、これによって電気的な接続を達成するものである。
従来の技術において一般的な電子機器では、電池や電池ボックスの接点機構のほとんどが、電池側の端子と本体側のばね接点とが一方向のばねの撓みを使って接触させるようにしている。また、接点ばねの撓み方向と電池や電池ボックスの挿入方向とが同一であるために、端子や接点が腐食した場合に、セルフクリーニングが不完全になる可能性が高く、これによって接触不良を起し易い。また接点が1箇所あるいは一方向である場合には、その部分の接点圧に変化が生じた場合等にも、接触が不安定になり、安定化電源が得られなくなってしまう。とくにポータブル機器においては、外圧やショック等の影響で、接点部の接点圧等に変化を生ずる可能性が高く、より安定した接点構造が必要になる。
なお上述の実用新案登録第2551493号公報や実公平3−38953号公報においては、互いに対向する一対のばね接点を用いて接続を行なうようにしているものの、面同士の接触であって、必ずしもセルフクリーニングが十分に行なわれず、これによって接続不良を起し易いという欠点が解消されない。さらに端子の挿入方向に対して接点ばねが所定の角度で傾斜しているために、接点ばねの弾性復元力が変化し易く、接触が不安定になる問題がある。
実用新案登録第2551493号公報
実公平3−38953号公報
本願発明の課題は、接触部がセルフクリーニング機能を有効に発揮するようにした接続装置を提供することである。
本願発明の別の課題は、接触部の酸化や腐食が、セルフクリーニング機能によって解消されるようにした接続装置を提供することである。
本願発明のさらに別の課題は、ポータブル式録音機器等の安定した電源供給を必要とする機器に有効な接続装置を提供することである。
本願発明のさらに別の課題は、電源のプラス側とマイナス側とで、ともに接点板と端子とを共通化し、共通部品とすることが可能な接続装置を提供することである。
本願発明の上記の課題および別の課題は、以下に述べる本願発明の技術的思想、およびその実施の形態によって明らかにされる。
本願の主要な発明は、端子を接点板の接点と接触させて電気的接続を行なう接続装置において、
前記接点板には前記端子の挿入位置に対してその両側にそれぞれ複数の接点が設けられ、該接点が前記端子をその両側から狭着するように圧着されることを特徴とする接続装置に関するものである。
前記接点板には前記端子の挿入位置に対してその両側にそれぞれ複数の接点が設けられ、該接点が前記端子をその両側から狭着するように圧着されることを特徴とする接続装置に関するものである。
ここで、前記接点板は両側にアームを有する弾性板から構成され、前記アームにはその先端側の上下にそれぞれ接点が形成され、該接点をアームに対して延出方向に直角に折曲げるとともに、前記両側のアームを前記両側の端子が互いに対向するように折曲げて形成されてよい。また前記両側のアームの接点は前記アームの延出方向と直角な方向において互いにずれており、しかも両側のアームの接点は互いに反対側の接点の先端部よりも反対側に突出していてよい。また前記接点板はりん青銅板から構成され、貴金属メッキが施されていてよい。また端子を構成する端子板は前記接点板の接点間に挿入される先端部が折返されており、折返された先端部が前記接点板の接点間に弾性的に圧入されてよい。また前記端子板はりん青銅板から構成され、貴金属メッキが施されていてよい。
また前記端子が電池を収納する電池ケースの外側に設けられ、前記電池ケースを機器の収納部に収納すると、前記端子が機器の収納位置に設けられている接点板の接点と接触して電気的な接続が達成されるようにしてよい。また前記電池ケースを収納する機器の収納部の開口が開閉自在な蓋体を備えるとともに、該蓋体が一対のヒンジ部を有するヒンジ板によって機器の外筐に回動自在に取付けられ、前記ヒンジ板の第1のヒンジ部によってほぼ90度開かれ、第2のヒンジ部によってさらにほぼ90度開かれるようにしてよい。
本願発明の好ましい態様は、例えば半導体メモリを記録媒体として用いる録音機器において、着脱可能な電池ボックスと本体側接点との安定した接触を得るための接続装置であって、複数の接点を有する接点板の該複数の接点間に、先端が折返された折返し部を有する端子板を挿入して接続を行なうようにしたものである。
このような態様によると、とくに録音機器等の安定化した電源供給を必要とする機器のとくに電源部に用いて好適な接続装置を提供できるようになる。また端子部の酸化や腐食に対するセルフクリーニング機能に有効に作用する。また電源の取出し部におけるプラス側とマイナス側との端子と接点板とを共通部品とすることによって、部品の種類を少くし、低コストの接続装置を提供できるようになる。
本願の主要な発明は、端子を接点板の接点と接触させて電気的接続を行なう接続装置において、接点板には端子の挿入位置に対してその両側にそれぞれ複数の接点が設けられ、該接点が端子をその両側から狭着するように圧着されるようにしたものである。
従ってこのような接続装置によると、端子を接点板の複数の接点間に相対的に挿入すると、端子がその両側から接点によって狭着されて圧着されるようになり、これによって安定な電気的接続が確立される。このような接続は、複数の接触点を有するために、接触不良を起すことがなくしかも端子を接点間に挿入するために、セルフクリーニング効果が働いて、酸化や腐食に対するセルフクリーニング機能が有効に作用することになる。
以下本願発明を図示の実施の形態によって説明する。図1〜図5は、本願発明の一実施の形態に係るテープレコーダを示しており、このテープレコーダは、内蔵する半導体メモリや外部に着脱可能に装着される半導体メモリを記録媒体として、音声を録音するテープレコーダである。図1に示すように偏平な直方体状の外筐10を備え、その先端側の部分には一対のマイクロホン11をほぼV字状に交差するように配しており、しかも一対のマイクロホン11の外側をほぼ円弧状をなす上下一対のガード12によって保護するようにしている。
外筐10の一側部にはヘッドホンの音量を調整するボリュームつまみ13が設けられている。これに対して外筐10の反対側の側面には、録音の際のボリュームを調整するボリュームつまみ14が設けられている。ボリュームつまみ14は、左右の録音レベルを別々に調整できるように、一対の調整つまみから構成されている。またボリュームつまみ14の近傍において、外筐10にはカバー15が設けられ、このカバー15の内側のスロットの部分に半導体メモリを接続できるようにしている。
外筐10の後端側には図2に示すように電池収納部18が設けられており、しかもこの電池収納部18の入口部分を開閉自在に覆うように蓋体19が取付けられている。図3および図4に示すように、上記蓋体19を開いて電池ケース20を電池収納部18に収納できるようにしており、この電池ケース20内の乾電池によって、このテープレコーダを駆動できるようにしている。
ここでとくに電池収納部18に取付けられている蓋体19は、図1に示すように後方にこの蓋体19をスライドさせ、この後にヒンジ板24の一対のヒンジ部によって回動させ、これによってほぼ180度開くことができるようにしている。図2に示すように蓋体19をほぼ180度開いた状態において、乾電池を収納した電池ケース20を図3に示すように電池収納部18に挿入する。図4は電池ケース20が電池収納部18内に完全に押込まれた状態を示している。このような状態において、蓋体19によって電池収納部18の入口を図5に示すように閉じる。すなわちヒンジ板24によってまず90度回転させ、この後さらに90度回転させることによって図1に示す姿勢になる。従ってこの後にさらに蓋体19を前方側へスライドさせると、この蓋体19によって電池収納部18の入口部分が完全に閉じられることになる。
このように蓋体19は図5に示すように90度開かれた姿勢と、図2〜図4に示すように180度開かれた状態の2つの状態をとることができるようになっている。その機構を図6〜図8によって説明する。図6および図7に示すように、電池収納部18の入口側の下面には取付け板22が取付けられている。この取付け板22はその両側の直角に折曲げられた壁部によってピン23を保持し、しかもこのピン23がヒンジ板24の前方側のピン挿通孔25に挿通される。従ってヒンジ板24はピン23を介して取付け板22に回動自在に連結される。しかもヒンジ板24のもう1つのピン挿通孔26には別のピン27が挿通される。ピン27の両端は、摺動板28の両側の折曲げ部29によって係止されるようになっている。従ってピン27を介してヒンジ板24に対して摺動板28が回動自在に支持される。そして上記摺動板28には摺動孔30が形成され、この摺動孔30に、連結板31のビス32が摺動可能に係止される。連結板31は蓋体19の内側に固着されるとともに、この連結板31に螺着されたビス32が上記摺動孔30に係合されているために、摺動板28は連結板31に対して摺動可能に取付けられる。
図8はこのような一対のヒンジ部を有するヒンジ板24による回動動作を示している。図8Aは、蓋体19が完全に閉じられた状態であって、しかも蓋体19は前方側へ摺動された状態を示している。これに対して図8Bは、蓋体19を後方に摺動させることによって、連結板31のビス32が摺動板28の摺動孔30内を摺動し、これによって蓋体19が後方に移動した状態を示している。この状態は、図1に対応する。
このように蓋体19が後方に摺動された状態で、図18Cに示すように、蓋体19を90度開く動作が可能になる。すなわち摺動板28に対して相対的に連結板31および蓋体19が後方に移動しているために、連結板31を保持している蓋体19は外筐10に干渉することなく90度開かれる。このときの回動中心は、ヒンジ板24のピン挿通孔26内を挿通するピン27である。そしてこのような状態で、さらにヒンジ板24のピン挿通孔25を挿通するピン23を中心として、蓋体19を図8Dに示すようにさらに90度回転させることが可能になる。蓋体19は連結板31および摺動板28とともに、ヒンジ板24のヒンジピン23を中心として図8Cに示す状態からさらに90度回転される。なおこのときに、水平な姿勢をとっていたヒンジ板24は垂直な姿勢に変化する。この状態が図2、図3、および図4に対応する。
とくに本実施の形態においては、蓋体19を後方にずらした後に回動させることによって、まず90度開き、さらに90度開くことによって、合計180度開かれることになる。従って蓋体19は図2に示すように、電池収納部18の入口部分を完全に露出させる。従ってこのことから、電池収納部18に対する電池ケース20の装着および取出し動作が、図3に示すように蓋体19に全く邪魔されないで行なうことが可能になり、電池ケース20の交換の操作性が改善される。
次に上記電池収納部18内に収納される電池ケース20の構成について説明する。図9に示すように電池ケース20は偏平な合成樹脂製の直方体状の箱体から構成され、上部が上蓋35によって閉じられるようになっており、ビス36で電池ケース20に固定されるようにしている。そして電池ケース20内の各電池の保持部には、その両側にプラス側端子37とマイナス側端子38とがそれぞれ取付けられる。これらのプラス側端子37とマイナス側端子38とによって、電池ケース20内の4本の乾電池は、互いに直列に接続されるようになる。しかも一端側のプラス側端子37にはプラス側の引出し部39が形成され、反対側の他端のマイナス側端子38にはマイナスの引出し部40が形成される。これらの引出し部39、40は小さなプリント基板41の対応する導電性パターンに接続されるようになっている。そしてこのようなプリント基板41が電池ケース20の保持部42の上部に取付けられるようになっている。しかも保持部42内には、一対の端子43、44がそれぞれ収納されるようになっている。これらの端子43、44の後述するピンが上記プリント基板41の導電性パターンに接続され、これによって端子43、44がそれぞれプラス側の引出し部39とマイナス側の引出し部40とに接続されることになる。従って端子43、44がこの電池ケース20のプラス側とマイナス側の出力端を構成する。
図10および図11はこのような端子板43、44の構造を示している。端子板43、44は同一の構造なので、端子板43を例にとって説明する。図10Aは端子43を製作するための所定の形状に打抜かれた端子板47を示している。このような端子板47の両側端の部分であって折曲げ片48の部分を、図10Bおよび図10Cに示すようにそれぞれ互いに同一の方向に折曲げる。そしてこの端子板47の上端側の部分を背面側に折曲げることにより、打抜きによって形成された突部でピン49を形成する。このピン49が上記プリント基板41の挿通孔に挿通されて導電性パターンに半田付けされる部分である。図11Aはこのような端子43の平面図、側面図、および正面図を示している。なおこのような端子43は、例えばりん青銅から成る端子板47を用い、外表面に金メッキを施して成るものである。
次に図12および図13によって、接点板53の構成を説明する。上記電池ケース20の保持部42に取付けられる一対の端子43、44と接続されるように、このテープレコーダの所定の位置には接点板53が配される。
図2Aに示すように、所定の形状に打抜かれた端子板53は、その両側に側方に延びる比較的長いアーム54を備えている。このようなアーム54はその先端側であって上下にそれぞれほぼ直角三角形の形状をなす接点55を有している。また接点板53はその中央の部分の上端に端子56を有するとともに、この端子56の下側には取付け孔57が形成される。
このような端子板53のアーム54の先端側の接点55を図12Bに示すようにアーム54に対して直角に折曲げる。そしてこの後に両側のアーム54を図12Cに示すように互いに近接するように折曲げるとともに、アーム54の先端側の接点55の先端部が互いに交差するようにアーム54の根元部分と中間部分とをそれぞれ屈曲させる。
このときに図13Aおよび図13Bに示すように、アーム54の一対の接点55は両側のアーム54によってその高さ方向の位置が互いにずれるようになっており、これによってアーム54の先端側の接点55は、反対側のアーム54の接点55の先端部よりもさらに奥の方に侵入するようになっている。従って図3Aに示すように平面視において、両側のアーム54の接点55の先端部は互いにオーバーラップすることになる。なおこのような接点板53としては、例えばりん青銅が用いられる。そしてその外表面には金メッキが施されてよい。
図14はこのような接点板53に対する電池ケース20の端子43、44の接続の動作を示す。上記電池収納部18内に電池ケース20を押込むと、電池収納部18の最奥部に設けられている一対の接点板53と電池ケース20の保持部42に保持されている端子43、44とが互いに、図14Bに示すように接続され、これによって電池ケース20内の乾電池60からの電源の出力の引出しを可能にしている。
上述の如く電池収納部18の最奥部には、プリント基板上に端子板53が固定した状態で取付けられている。従って電池収納部18内に乾電池60を収納した電池ケース20を挿入すると、電池ケース20の保持部42に保持されている一対の端子43、44が、図15に示すように、接点板53のアーム54の両側の接点55を押広げるように挿入されることになる。従ってこのような挿入動作によって、端子板47の両面には接点板53の接点55が弾性的に圧着されることになる。接点板53はそのアーム54にそれぞれ一対ずつの接点55を備えるために、図15に示すように端子43、44が接点板53に挿入されると、4つの接点55が端子43に接触することになり、確実な電気的接続が確立される。
このように本実施の形態の接続装置は、電池ケース20を電池収納部18にセットする際に、電池ケース20の保持部42に保持された端子43、44が機器側の接点板53の接点55の間に滑込むようになっている。その際に接点板53の接点55は外側に広がり、各接点55が端子43と44と接触することになる。ここで電池ケース20が電池収納部18に完全に収納された状態において、各接点55に加わる力量を、ここでは、例えば0.55N/個に設定している。
このような電気的接続において、端子43、44が接点板53の接点55に接触する際の摺動性をよくするために、端子43、44の両端の折曲げ片48を折返し、これによって端子板47の端面が直接当接しないようにした。すなわち端子43、44の端面が直接摺動方向から接触するように構成すると、食い付きや摺動ロスが発生する不具合を生ずる。このような不具合は、端子板47の折曲げ片48を折曲げることによって回避される。また単に端子43、44と端子板53との間の平面と平面との接触によると、セルフクリーニング効果が薄くなるために、接点板53の接点55の端面と端子43、44の平面とをスライド方向から接触させるようにしている。
また本実施の形態の接続装置は、接点板53の左右のアーム54の2つずつの接点55が互いに相反する方向に力をかけるようにしており、これによって接点55と端子43、44との間の位置関係に変化が生じた場合においても、4つの接点55の内のどれか1個あるいは一対のばねが端子板43、44に追随することを可能にしている。なおここで位置の変化とは、端子43、44の傾きや捩じれ、偏りが発生した場合である。あるいはまたこのテープレコーダに振動やショック等の外圧が作用した場合である。そしてこのような場合においても、電池ケース20内の乾電池60の出力を、一対の端子43、44および接点板53を通して確実に取出すことができ、このために動作不良を回避できる。
また本実施の形態においては、電池ケース20側のプラス側端子43とマイナス側端子44の構造が全く同一になっている。また本体側のプラス側の接点板53とマイナス側の接点板53とが同一の構成になっている。従ってプラス側とマイナス側とで互いに別部品を用意する必要がなく、これによって部品の共通化を図って、接続装置を安価に構成することが可能になる。
以上本願発明を図示の実施の形態によって説明したが、本願発明は上記実施の形態によって限定されることなく、本願発明の技術的思想の範囲内で各種の変更が可能である。例えば上記実施の形態における接点55の数は必ずしも4つである必要はなく、接点ばねを複数使用することによって、接点板53の接点55の数を任意に増加することができる。また接点55を形成する接点板53を板ばねではなく線材ばねにすることによって、接続装置を安価にすることが可能になる。また接点板53と端子43、44の両方にカエリを設けることによってロックの機能をも保持させることが可能になる。また上記実施の形態はテープレコーダの電源の接続装置に関するものであるが、本願発明はその他各種の機器の電源の接続装置に広く利用可能である。
本願発明は、ポータブル型電子機器の電源装置における接続装置として広く利用可能である。
10…外筐、11…マイクロホン、12…カード、13…ボリュームつまみ(ヘッドホン)、14…ボリュームつまみ(録音用)、15…カバー、18…電池収納部、19…蓋体、20…電池ケース、22…取付け板、23…ピン、24…ヒンジ板、25、26…ピン挿通孔、27…ピン、28…摺動板、29…折曲げ部、30…摺動孔、31…連結板、32…ビス、35…上蓋、36…ビス、37…プラス側端子、38…マイナス側端子、39…引出し部(プラス側)、40…引出し部(マイナス側)、41…プリント基板、42…保持部、43…端子(プラス側)、44…端子(マイナス側)、47…端子板、48…折曲げ片、49…ピン、53…接点板、54…アーム、55…接点、56…端子、57…取付け孔、60…乾電池
Claims (8)
- 端子を接点板の接点と接触させて電気的接続を行なう接続装置において、
前記接点板には前記端子の挿入位置に対してその両側にそれぞれ複数の接点が設けられ、該接点が前記端子をその両側から狭着するように圧着されることを特徴とする接続装置。 - 前記接点板は両側にアームを有する弾性板から構成され、前記アームにはその先端側の上下にそれぞれ接点が形成され、該接点をアームに対して延出方向に直角に折曲げるとともに、前記両側のアームを前記両側の端子が互いに対向するように折曲げて形成されることを特徴とする請求項1に記載の接続装置。
- 前記両側のアームの接点は前記アームの延出方向と直角な方向において互いにずれており、しかも両側のアームの接点は互いに反対側の接点の先端部よりも反対側に突出していることを特徴とする接続装置。
- 前記接点板はりん青銅板から構成され、貴金属メッキが施されていることを特徴とする請求項1に記載の接続装置。
- 端子を構成する端子板は前記接点板の接点間に挿入される先端部が折返されており、折返された先端部が前記接点板の接点間に弾性的に圧入されることを特徴とする請求項1に記載の接続装置。
- 前記端子板はりん青銅板から構成され、貴金属メッキが施されていることを特徴とする請求項5に記載の接続装置。
- 前記端子が電池を収納する電池ケースの外側に設けられ、前記電池ケースを機器の収納部に収納すると、前記端子が機器の収納位置に設けられている接点板の接点と接触して電気的な接続が達成されることを特徴とする請求項1に記載の接続装置。
- 前記電池ケースを収納する機器の収納部の開口が開閉自在な蓋体を備えるとともに、該蓋体が一対のヒンジ部を有するヒンジ板によって機器の外筐に回動自在に取付けられ、前記ヒンジ板の第1のヒンジ部によってほぼ90度開かれ、第2のヒンジ部によってさらにほぼ90度開かれることを特徴とする請求項7に記載の接続装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011114623A (ja) * | 2009-11-27 | 2011-06-09 | Teac Corp | 音声レコーダ |
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